JPH0341978Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0341978Y2 JPH0341978Y2 JP1986187858U JP18785886U JPH0341978Y2 JP H0341978 Y2 JPH0341978 Y2 JP H0341978Y2 JP 1986187858 U JP1986187858 U JP 1986187858U JP 18785886 U JP18785886 U JP 18785886U JP H0341978 Y2 JPH0341978 Y2 JP H0341978Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- clutch
- brake
- actuator
- ball
- disc
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Non-Deflectable Wheels, Steering Of Trailers, Or Other Steering (AREA)
- Braking Arrangements (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(イ) 産業上の利用分野
本考案は、クローラ型作業機の操向駆動装置の
改良に関する。
改良に関する。
(ロ) 従来の技術
クローラ走行装置によつて走行するクローラ型
作業機の方向転換は操向駆動装置によつてなされ
るが、該操向駆動装置は方向転換すべき側のクラ
ツチを切ると同時に、同側のブレーキを作用さ
せ、他側のクローラの回転によつて機体を所望の
方向へ転換するものである。
作業機の方向転換は操向駆動装置によつてなされ
るが、該操向駆動装置は方向転換すべき側のクラ
ツチを切ると同時に、同側のブレーキを作用さ
せ、他側のクローラの回転によつて機体を所望の
方向へ転換するものである。
ところで、斯かる操向駆動装置の駆動方式、特
にクラツチ及びブレーキの駆動方式には油圧式
(例えば実公昭60−2349号公報参照)、機械式等が
ある。特に機械式のものの中には、クラツチ及び
ブレーキにボール式のデイスククラツチ及びデイ
スクブレーキを使用し、ボールが係合すべきボー
ル溝を設けて成るクラツチ用及びブレーキ用の各
アクチユエータの回動によつてこれらアクチユエ
ータを所定のタイムラグをもつて移動させ、先ず
デイスククラツチを切り、次にデイスクブレーキ
を作用させるようにしたものが知られている。
にクラツチ及びブレーキの駆動方式には油圧式
(例えば実公昭60−2349号公報参照)、機械式等が
ある。特に機械式のものの中には、クラツチ及び
ブレーキにボール式のデイスククラツチ及びデイ
スクブレーキを使用し、ボールが係合すべきボー
ル溝を設けて成るクラツチ用及びブレーキ用の各
アクチユエータの回動によつてこれらアクチユエ
ータを所定のタイムラグをもつて移動させ、先ず
デイスククラツチを切り、次にデイスクブレーキ
を作用させるようにしたものが知られている。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点
しかしながら、上記従来の操向駆動方式にあつ
ては、クラツチ用、ブレーキ用アクチユエータ共
に同一形状のボール溝を有していたため、クラツ
チが切れてブレーキが作用するまでクラツチ用の
アクチユエータが押し上げられたままであり、こ
のため次のような問題がある。即ち、ブレーキの
作動に至るまでの操作力が大きく、クラツチ用ア
クチユエータの押し上げ量が多く、このため余分
なスペースが必要であるとともに、クラツチスプ
リングの応力の余裕や部品強度を上げる必要があ
る。又、操作時にクラツチOFFとブレーキONと
の境界が明確でなく、緩旋回が困難であるという
問題がある。尚、第6図にアクチユエータ駆動用
のクラツチ・ブレーキカムの操作量に対するクラ
ツチ用アクチユエータの押し上げ量(図中、直線
Aにて示す)、ブレーキ用アクチユエータの押し
上げ量(図中、直線Bにて示す)及び操作力(図
中、破線Cにて示す)との関係を示す。
ては、クラツチ用、ブレーキ用アクチユエータ共
に同一形状のボール溝を有していたため、クラツ
チが切れてブレーキが作用するまでクラツチ用の
アクチユエータが押し上げられたままであり、こ
のため次のような問題がある。即ち、ブレーキの
作動に至るまでの操作力が大きく、クラツチ用ア
クチユエータの押し上げ量が多く、このため余分
なスペースが必要であるとともに、クラツチスプ
リングの応力の余裕や部品強度を上げる必要があ
る。又、操作時にクラツチOFFとブレーキONと
の境界が明確でなく、緩旋回が困難であるという
問題がある。尚、第6図にアクチユエータ駆動用
のクラツチ・ブレーキカムの操作量に対するクラ
ツチ用アクチユエータの押し上げ量(図中、直線
Aにて示す)、ブレーキ用アクチユエータの押し
上げ量(図中、直線Bにて示す)及び操作力(図
中、破線Cにて示す)との関係を示す。
本考案は上記問題に鑑みてなされたもので、そ
の目的とする処は、ブレーキ作動に至るまでの操
作力を低く抑えてオペレータの疲労を軽減するこ
とができるとともに、クラツチ用アクチユエータ
の押し上げ量を小さくして小型・コンパクト化を
図り、更にクラツチOFFとブレーキONとの堺の
明確化によつて緩旋回を可能とするクローラ型作
業機の操向駆動装置を提供するにある。
の目的とする処は、ブレーキ作動に至るまでの操
作力を低く抑えてオペレータの疲労を軽減するこ
とができるとともに、クラツチ用アクチユエータ
の押し上げ量を小さくして小型・コンパクト化を
図り、更にクラツチOFFとブレーキONとの堺の
明確化によつて緩旋回を可能とするクローラ型作
業機の操向駆動装置を提供するにある。
(ニ) 問題点を解決するための手段
上記目的を達成すべく本考案は、ボール式のク
ラツチ及びブレーキを備え、これらクラツチ、ブ
レーキを駆動するクラツチ用、ブレーキ用アクチ
ユエータをボールを介して蓋体にて支持して構成
され、上記クラツチ用、ブレーキ用アクチユエー
タ及び蓋体にボールが係合すべきボール溝を形成
して成るクローラ型作業機の操向駆動装置におい
て、前記クラツチ用アクチユエータのボール溝及
び該ボール溝に対応する前記蓋体のボール溝に平
行部を設けた。
ラツチ及びブレーキを備え、これらクラツチ、ブ
レーキを駆動するクラツチ用、ブレーキ用アクチ
ユエータをボールを介して蓋体にて支持して構成
され、上記クラツチ用、ブレーキ用アクチユエー
タ及び蓋体にボールが係合すべきボール溝を形成
して成るクローラ型作業機の操向駆動装置におい
て、前記クラツチ用アクチユエータのボール溝及
び該ボール溝に対応する前記蓋体のボール溝に平
行部を設けた。
(ホ) 作用
而して、クラツチ側のボール溝に設けられた平
行部によつてクラツチの押し上げ量は一定値以下
に抑れられるため、装置の小型・コンパクト化が
図れ、ブレーキ作動に至るまでの操作力が軽減さ
れるとともに、クラツチOFFとブレーキONとの
堺が明確になり、緩旋回が可能となる。
行部によつてクラツチの押し上げ量は一定値以下
に抑れられるため、装置の小型・コンパクト化が
図れ、ブレーキ作動に至るまでの操作力が軽減さ
れるとともに、クラツチOFFとブレーキONとの
堺が明確になり、緩旋回が可能となる。
(ヘ) 実施例
以下に本考案の一実施例を添付図面に基づいて
説明する。
説明する。
第1図は本考案に係る操向駆動装置の部分断面
図、第2図は第1図の−線断面図、第3図、
第4図はそれぞれ第1図の−線、−線拡
大断面図、第5図はクラツチ・ブレーキカムの動
きに対するアクチユエータの押し上げ量及び操作
力の関係を示すグラフである。
図、第2図は第1図の−線断面図、第3図、
第4図はそれぞれ第1図の−線、−線拡
大断面図、第5図はクラツチ・ブレーキカムの動
きに対するアクチユエータの押し上げ量及び操作
力の関係を示すグラフである。
第1図において、1はミツシヨンケースであつ
て、これの中央部には不図示のエンジンにて回転
駆動される入力軸2がボールベアリング3,3に
て垂直に、且つ回転自在に支承されており、該入
力軸2のミツシヨンケース1内に臨む端部にはベ
ベルギヤ4が設けられている。又、ミツシヨンケ
ース1内には伝動軸5が前記入力軸2と軸直角を
なして、且つボールベアリング6,7にて回転自
在に支承されて設けられており、該伝動軸5には
前記ベベルギヤ4に噛合するベベルギヤ8が結着
されている。そして、この伝動軸5の端部にはデ
イスククラツチ9が設けられている。
て、これの中央部には不図示のエンジンにて回転
駆動される入力軸2がボールベアリング3,3に
て垂直に、且つ回転自在に支承されており、該入
力軸2のミツシヨンケース1内に臨む端部にはベ
ベルギヤ4が設けられている。又、ミツシヨンケ
ース1内には伝動軸5が前記入力軸2と軸直角を
なして、且つボールベアリング6,7にて回転自
在に支承されて設けられており、該伝動軸5には
前記ベベルギヤ4に噛合するベベルギヤ8が結着
されている。そして、この伝動軸5の端部にはデ
イスククラツチ9が設けられている。
上記デイスククラツチ9において、10はボー
ルベアリング7,11にてミツシヨンケース1及
び伝動軸5に対して相対回転自在に支承されるド
ラムであり、該ドラム10の内周部に削設された
軸方向内歯には複数枚(図示例では4枚)のデイ
スク12…が所定の軸方向隙間を設けて取付けら
れている。一方、前記伝動軸5の端部の外周には
複数枚(図示例では3枚)のプレート13…が前
記デイスク12…の間に挟持される如くして交互
に、且つ軸方向に摺動自在にスプライン嵌合され
ている。そして、これらプレート13…には複数
のスリーブ14が挿通しており、各スリーブ14
はこれの中に縮装されたスプリング15にて第1
図中、左方に付勢されて押圧板16に当接してい
る。このとき、このスリーブ14はこれに係合す
る押圧板17を同方向(第1図中、左方)に付勢
している。尚、上記両押圧板16,17は伝動軸
5の端部外周に軸方向に移動自在にスプライン嵌
合しており、一方の押圧板16は前記ボールベア
リング6を保持している。
ルベアリング7,11にてミツシヨンケース1及
び伝動軸5に対して相対回転自在に支承されるド
ラムであり、該ドラム10の内周部に削設された
軸方向内歯には複数枚(図示例では4枚)のデイ
スク12…が所定の軸方向隙間を設けて取付けら
れている。一方、前記伝動軸5の端部の外周には
複数枚(図示例では3枚)のプレート13…が前
記デイスク12…の間に挟持される如くして交互
に、且つ軸方向に摺動自在にスプライン嵌合され
ている。そして、これらプレート13…には複数
のスリーブ14が挿通しており、各スリーブ14
はこれの中に縮装されたスプリング15にて第1
図中、左方に付勢されて押圧板16に当接してい
る。このとき、このスリーブ14はこれに係合す
る押圧板17を同方向(第1図中、左方)に付勢
している。尚、上記両押圧板16,17は伝動軸
5の端部外周に軸方向に移動自在にスプライン嵌
合しており、一方の押圧板16は前記ボールベア
リング6を保持している。
又、デイスククラツチ9に隣接してデイスクブ
レーキ18が設けられるが、このデイスクブレー
キ18は、ミツシヨンケース1に取付けられたブ
レーキ部材19の軸方向内歯に噛合するデイスク
20,20の間に前記ドラム10の一端部外周に
軸方向に移動自在に取付けられたプレート21,
21を交互に配して構成される。尚、ドラム10
の他端部外周にはギヤ22が一体に形成されてお
り、該ギヤ22は伝動軸5に平行に配された別の
伝動軸(図示せず)に嵌着されたギヤ24に噛合
している。そして、不図示の伝動軸は出力軸たる
車軸(図示せず)にギヤ機構等を介して連結され
ている。
レーキ18が設けられるが、このデイスクブレー
キ18は、ミツシヨンケース1に取付けられたブ
レーキ部材19の軸方向内歯に噛合するデイスク
20,20の間に前記ドラム10の一端部外周に
軸方向に移動自在に取付けられたプレート21,
21を交互に配して構成される。尚、ドラム10
の他端部外周にはギヤ22が一体に形成されてお
り、該ギヤ22は伝動軸5に平行に配された別の
伝動軸(図示せず)に嵌着されたギヤ24に噛合
している。そして、不図示の伝動軸は出力軸たる
車軸(図示せず)にギヤ機構等を介して連結され
ている。
ところで、ミツシヨンケース1の側部を被う蓋
体1aの内壁にはボール24…,25…を介して
クラツチ用アクチユエータ26、ブレーキ用アク
チユエータ27がそれぞれ回動自在に支承されて
おり、これらクラツチ用アクチユエータ26、ブ
レーキ用アクチユエータ27はそれぞれスプリン
グ28,29によつて蓋体1a側に付勢されてい
る。そして、クラツチ用アクチユエータ26、蓋
体1aには第3図に示す如くボール24が係合す
べきボール溝30,30が形成されているが、各
ボール溝30はボール24の略1/4球面を受ける
べき深さh1の係合保持部30aと該係合保持部3
0aに連続する深さh2(<h1)の平行部30bと
を有している。尚、斯かるボール溝30はクラツ
チ用アクチユエータ26、蓋体1a各々の同一円
周上に等角度ピツチで3個形成されている。同様
にブレーキ用アクチユエータ27、蓋体1aには
第4図に示す如きボール25が係合すべきボール
溝31が同一円周上に等角度ピツチで5個形成さ
れているが、各ボール溝31は従来と同様の形状
を有しており、これはボール25の略1/4球面を
受けるべき深さh1の係合保持部31aと該係合保
持部31aに連続するテーパ部31bとを有して
いる。
体1aの内壁にはボール24…,25…を介して
クラツチ用アクチユエータ26、ブレーキ用アク
チユエータ27がそれぞれ回動自在に支承されて
おり、これらクラツチ用アクチユエータ26、ブ
レーキ用アクチユエータ27はそれぞれスプリン
グ28,29によつて蓋体1a側に付勢されてい
る。そして、クラツチ用アクチユエータ26、蓋
体1aには第3図に示す如くボール24が係合す
べきボール溝30,30が形成されているが、各
ボール溝30はボール24の略1/4球面を受ける
べき深さh1の係合保持部30aと該係合保持部3
0aに連続する深さh2(<h1)の平行部30bと
を有している。尚、斯かるボール溝30はクラツ
チ用アクチユエータ26、蓋体1a各々の同一円
周上に等角度ピツチで3個形成されている。同様
にブレーキ用アクチユエータ27、蓋体1aには
第4図に示す如きボール25が係合すべきボール
溝31が同一円周上に等角度ピツチで5個形成さ
れているが、各ボール溝31は従来と同様の形状
を有しており、これはボール25の略1/4球面を
受けるべき深さh1の係合保持部31aと該係合保
持部31aに連続するテーパ部31bとを有して
いる。
斯かるボール溝30…,31…を各々形成して
成るクラツチ用アクチユエータ26、ブレーキ用
アクチユエータ27には、第2図に示す如くアー
ム32,33がそれぞれ一体に延出しており、ア
ーム32の先部は略半円状の係合溝32aが、ア
ーム33の先部には係合片33aがそれぞれ形成
されている。尚、クラツチ用アクチウエータ2
6、ブレーキ用アクチユエータ27はそれぞれボ
ールベアリング6の端面、デイスクブレーキ18
のプレート21に当接している。
成るクラツチ用アクチユエータ26、ブレーキ用
アクチユエータ27には、第2図に示す如くアー
ム32,33がそれぞれ一体に延出しており、ア
ーム32の先部は略半円状の係合溝32aが、ア
ーム33の先部には係合片33aがそれぞれ形成
されている。尚、クラツチ用アクチウエータ2
6、ブレーキ用アクチユエータ27はそれぞれボ
ールベアリング6の端面、デイスクブレーキ18
のプレート21に当接している。
一方、ミツシヨンケース1の上部には支持ピン
34が回動自在に挿通保持されており、該支持ピ
ン34の一端部にはレバー35が結着されてお
り、他端部には側面L字状を成すクラツチ・ブレ
ーキカム36が結着されている。そして、レバー
35はワイヤー37を介して不図示の操作部に連
結されており、クラツチ・ブレーキカム36はク
ラツチ用アクチユエータ26のアーム32先部に
形成された前記係合溝32aに常時係合してい
る。尚、ブレーキ用アクチユエータ27のアーム
33はデイスクブレーキ18の非作動時において
は、第2図に示す如くその係合片33aがクラツ
チ・ブレーキカム36に対して離間している。
34が回動自在に挿通保持されており、該支持ピ
ン34の一端部にはレバー35が結着されてお
り、他端部には側面L字状を成すクラツチ・ブレ
ーキカム36が結着されている。そして、レバー
35はワイヤー37を介して不図示の操作部に連
結されており、クラツチ・ブレーキカム36はク
ラツチ用アクチユエータ26のアーム32先部に
形成された前記係合溝32aに常時係合してい
る。尚、ブレーキ用アクチユエータ27のアーム
33はデイスクブレーキ18の非作動時において
は、第2図に示す如くその係合片33aがクラツ
チ・ブレーキカム36に対して離間している。
尚、以上は機体の左右に設けられる一対のクロ
ーラの一方のみに対する操向駆動装置の構成のみ
を説明したが、他方のクローラに対する同様の操
向駆動装置が入力軸2を中心とした対称位置に設
けられている。
ーラの一方のみに対する操向駆動装置の構成のみ
を説明したが、他方のクローラに対する同様の操
向駆動装置が入力軸2を中心とした対称位置に設
けられている。
次に、本操向駆動装置の作用を説明する。
クローラ型作動機の直進走行時においては、ク
ラツチ用アクチユエータ26及びブレーキ用アク
チユエータ27は第2図に示す状態にあり、この
ときボール24,25のボール溝30,31への
係合状態は第3図、第4図に示され、クラツチ用
アクチユエータ26及びブレーキ用アクチユエー
タ27は第1図中、左限位置にあつて、デイスク
クラツチ9はON状態、デイスクブレーキ18は
OFF状態にある。従つて不図示のエンジンから
入力軸2の伝達される伝達動力はベベルギヤ4,
8、伝動軸5、デイスククラツチ9、ギヤ22,
24、不図示の伝動軸等を経て不図示の車軸へ伝
達され、クローラが回転駆動される。
ラツチ用アクチユエータ26及びブレーキ用アク
チユエータ27は第2図に示す状態にあり、この
ときボール24,25のボール溝30,31への
係合状態は第3図、第4図に示され、クラツチ用
アクチユエータ26及びブレーキ用アクチユエー
タ27は第1図中、左限位置にあつて、デイスク
クラツチ9はON状態、デイスクブレーキ18は
OFF状態にある。従つて不図示のエンジンから
入力軸2の伝達される伝達動力はベベルギヤ4,
8、伝動軸5、デイスククラツチ9、ギヤ22,
24、不図示の伝動軸等を経て不図示の車軸へ伝
達され、クローラが回転駆動される。
そして、機体の方向転換に当つては不図示の操
作部を操作してレバー35を第2図中、矢印イ方
向に回動させれば、クラツチ・ブレーキカム36
も同方向に回動し、これに係合するクラツチ用ア
クチユエータ26を第2図中、矢印ロ方向に回動
し、各ボール24の係合はボール溝30の係合保
持部30aから平行部30bに移り、該クラツチ
用アクチユエータ26は△h1=2(h2−h1)だけ
押し上げられて同量△h1だけ軸方向に移動し、押
圧板16、スリーブ14…及び押圧板17を第1
図中、同量△h1だけ右動せしめてデイスククラツ
チ9を切る。このときのクラツチ・ブレーキカム
36の動き(回動角)に対するクラツチ用アクチ
ユエータ26の押し上げ量(軸方向変位)は第5
図の折線aにて示され、この押し上げ量はボール
24がボール溝30の平行部30bに係合した後
は一定値△h1に保たれる。
作部を操作してレバー35を第2図中、矢印イ方
向に回動させれば、クラツチ・ブレーキカム36
も同方向に回動し、これに係合するクラツチ用ア
クチユエータ26を第2図中、矢印ロ方向に回動
し、各ボール24の係合はボール溝30の係合保
持部30aから平行部30bに移り、該クラツチ
用アクチユエータ26は△h1=2(h2−h1)だけ
押し上げられて同量△h1だけ軸方向に移動し、押
圧板16、スリーブ14…及び押圧板17を第1
図中、同量△h1だけ右動せしめてデイスククラツ
チ9を切る。このときのクラツチ・ブレーキカム
36の動き(回動角)に対するクラツチ用アクチ
ユエータ26の押し上げ量(軸方向変位)は第5
図の折線aにて示され、この押し上げ量はボール
24がボール溝30の平行部30bに係合した後
は一定値△h1に保たれる。
斯くてデイスクブレーキ9が切られた後もクラ
ツチ・ブレーキカム36を回動させれば、該クラ
ツチ・ブレーキカム36はやがてブレーキ用アク
チユエータ27の係合片33aに係合し、該ブレ
ーキ用アクチユエータ27を第2図中、矢印ロ方
向に回動せしめる。すると、各ボール25の係合
はボール溝31の係合保持部31aからテーパ部
31bに移り、ブレーキ用アクチユエータ27が
押し上げられて軸方向に変位するが、この押し上
げ量は第5図の直線bにて示す如く直線的に増大
する。そして、ブレーキ用アクチユエータ27が
押し上げられて第1図中、右動すれば、デイスク
ブレーキ18が作動して制動がかかり、他側のク
ローラのみが回転して機体の方向転換がなされ
る。
ツチ・ブレーキカム36を回動させれば、該クラ
ツチ・ブレーキカム36はやがてブレーキ用アク
チユエータ27の係合片33aに係合し、該ブレ
ーキ用アクチユエータ27を第2図中、矢印ロ方
向に回動せしめる。すると、各ボール25の係合
はボール溝31の係合保持部31aからテーパ部
31bに移り、ブレーキ用アクチユエータ27が
押し上げられて軸方向に変位するが、この押し上
げ量は第5図の直線bにて示す如く直線的に増大
する。そして、ブレーキ用アクチユエータ27が
押し上げられて第1図中、右動すれば、デイスク
ブレーキ18が作動して制動がかかり、他側のク
ローラのみが回転して機体の方向転換がなされ
る。
以上において、クラツチ用アクチユエータ26
の押し上げ量はボール溝30の平行部30bによ
つて一定値△h1以下に抑えられるため、第5図
中、破線cにて示す如くデイスクブレーキ18の
作動に至るまでの操作力が小さくなり、オペレー
タの負担が軽減される。又、第5図の破線cにて
示す如く、ボール24がボール溝30の平行部3
0bに係合してデイスククラツチ9が切れた時点
で操作力が一旦小さくなるため、デイスククラツ
チ9のOFF状態(「切」状態)とデイスクブレー
キ18のON状態(「効」状態)との境が明確と
なり、機体の所謂緩旋回が可能となる。更に、ク
ラツチ用アクチユエータ26の押し上げ量及び操
作荷重を小さく抑えることができる結果、装置を
小型・コンパクトに構成することができ、各部品
も小さく設計することができる。
の押し上げ量はボール溝30の平行部30bによ
つて一定値△h1以下に抑えられるため、第5図
中、破線cにて示す如くデイスクブレーキ18の
作動に至るまでの操作力が小さくなり、オペレー
タの負担が軽減される。又、第5図の破線cにて
示す如く、ボール24がボール溝30の平行部3
0bに係合してデイスククラツチ9が切れた時点
で操作力が一旦小さくなるため、デイスククラツ
チ9のOFF状態(「切」状態)とデイスクブレー
キ18のON状態(「効」状態)との境が明確と
なり、機体の所謂緩旋回が可能となる。更に、ク
ラツチ用アクチユエータ26の押し上げ量及び操
作荷重を小さく抑えることができる結果、装置を
小型・コンパクトに構成することができ、各部品
も小さく設計することができる。
(考案の効果)
以上の説明で明らかな如く本考案によれば、ボ
ール式のクラツチ9及びブレーキ18を備え、こ
れらクラツチ9、ブレーキ18を駆動するクラツ
チ用、ブレーキ用アクチユエータ26,27をボ
ール24,25を介して蓋体1aにて支持して構
成され、上記クラツチ用、ブレーキ用アクチユエ
ータ26,27及び蓋体1aにボール24,25
が係合すべきボール溝30,31を形成して成る
クローラ型作業機の操向駆動装置において、前記
クラツチ用アクチユエータ26のボール溝30及
び該ボール溝30に対応する前記蓋体1aのボー
ル溝30に平行部30bを設けたため、ブレーキ
18の作動に至るまでの操作力を低く抑えてオペ
レータの疲労を軽減することができるとともに、
クラツチ用アクチユエータ26の押し上げ量を小
さくして装置の小型・コンパクト化が図れ、更に
はクラツチ9のOFFとブレーキ18のONとの境
の明確化によつて機体の緩旋回を可能とすること
ができるという効果が得られる。
ール式のクラツチ9及びブレーキ18を備え、こ
れらクラツチ9、ブレーキ18を駆動するクラツ
チ用、ブレーキ用アクチユエータ26,27をボ
ール24,25を介して蓋体1aにて支持して構
成され、上記クラツチ用、ブレーキ用アクチユエ
ータ26,27及び蓋体1aにボール24,25
が係合すべきボール溝30,31を形成して成る
クローラ型作業機の操向駆動装置において、前記
クラツチ用アクチユエータ26のボール溝30及
び該ボール溝30に対応する前記蓋体1aのボー
ル溝30に平行部30bを設けたため、ブレーキ
18の作動に至るまでの操作力を低く抑えてオペ
レータの疲労を軽減することができるとともに、
クラツチ用アクチユエータ26の押し上げ量を小
さくして装置の小型・コンパクト化が図れ、更に
はクラツチ9のOFFとブレーキ18のONとの境
の明確化によつて機体の緩旋回を可能とすること
ができるという効果が得られる。
第1図は本考案に係る操向駆動装置の部分断面
図、第2図は第1図の−線断面図、第3図、
第4図はそれぞれ第1図の−線、−線拡
大断面図、第5図はクラツチ・ブレーキカムの動
きに対するアクチユエータの押し上げ量及び操作
力の関係を示すグラフ、第6図は従来の駆動装置
におけるクラツチ・ブレーキカムの動きに対する
アクチユエータの押し上げ量及び操作力の関係を
示すグラフである。 1a……蓋体、9……デイスククラツチ、18
……デイスクブレーキ、24,25……ボール、
26……クラツチ用アクチユエータ、27……ブ
レーキ用アクチユエータ、30,31……ボール
溝、30b……平行部。
図、第2図は第1図の−線断面図、第3図、
第4図はそれぞれ第1図の−線、−線拡
大断面図、第5図はクラツチ・ブレーキカムの動
きに対するアクチユエータの押し上げ量及び操作
力の関係を示すグラフ、第6図は従来の駆動装置
におけるクラツチ・ブレーキカムの動きに対する
アクチユエータの押し上げ量及び操作力の関係を
示すグラフである。 1a……蓋体、9……デイスククラツチ、18
……デイスクブレーキ、24,25……ボール、
26……クラツチ用アクチユエータ、27……ブ
レーキ用アクチユエータ、30,31……ボール
溝、30b……平行部。
Claims (1)
- ボール式のクラツチ9及びブレーキ18を備
え、これらクラツチ9、ブレーキ18を駆動する
デイスク式のクラツチ用、ブレーキ用アクチユエ
ータ26,27をボール24,25を介して蓋体
1aにて支持するとともに、これらアクチユエー
タ26,27を連係せしめ、該クラツチ用、ブレ
ーキ用アクチユエータ26,27及び蓋体1aに
ボール24,25が係合すべきボール溝30,3
1を形成して成るクローラ型作業機の操向駆動装
置において、前記クラツチ用アクチユエータ26
のボール溝30及び該ボール溝30に対応する前
記蓋体1aのボール溝30に平行部30bを設け
たことを特徴とするクローラ型作業機の操向駆動
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986187858U JPH0341978Y2 (ja) | 1986-12-08 | 1986-12-08 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986187858U JPH0341978Y2 (ja) | 1986-12-08 | 1986-12-08 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63108868U JPS63108868U (ja) | 1988-07-13 |
| JPH0341978Y2 true JPH0341978Y2 (ja) | 1991-09-03 |
Family
ID=31138701
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1986187858U Expired JPH0341978Y2 (ja) | 1986-12-08 | 1986-12-08 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0341978Y2 (ja) |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CH546197A (de) * | 1971-09-14 | 1974-02-28 | Fehr & Reist Ag | Wendefoerderer fuer flaechengebilde, insbesondere druckprodukte. |
| JPS5323575A (en) * | 1976-08-17 | 1978-03-04 | Nec Corp | Production of semicondu ctor device |
| JPS54138221U (ja) * | 1978-03-17 | 1979-09-26 |
-
1986
- 1986-12-08 JP JP1986187858U patent/JPH0341978Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63108868U (ja) | 1988-07-13 |
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