JPH0620934Y2 - 歯車式変速機のリバース構造 - Google Patents

歯車式変速機のリバース構造

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JPH0620934Y2
JPH0620934Y2 JP4492588U JP4492588U JPH0620934Y2 JP H0620934 Y2 JPH0620934 Y2 JP H0620934Y2 JP 4492588 U JP4492588 U JP 4492588U JP 4492588 U JP4492588 U JP 4492588U JP H0620934 Y2 JPH0620934 Y2 JP H0620934Y2
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output shaft
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悦夫 白井
教秀 山根
実 岸本
明彦 桑田
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Mazda Motor Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、自動車等に用いられる歯車式変速機のリバー
ス構造に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、歯車式変速機において、入力軸と連動するカウン
タシャフトの回転を出力軸へリバース方向に伝達する構
造としては、上記カウンタシャフトにカウンタリバース
ギヤを、出力軸にメインリバースギヤをそれぞれ配設す
るとともに、上記カウンタリバースギヤおよびメインリ
バースギヤの双方に噛合するリバースアイドルギヤを備
えたものがある。このような構造においては、上記カウ
ンタシャフトの回転が、順次、カウンタリバースギヤ、
リバースアイドルギヤ、およびメインリバースギヤを介
して出力軸に伝達されることとなる。
ところで、このようなリバースの運転状態においては、
一般に高速運転の必要は少なく、逆にパワーを必要とす
る場合が多い。このため、従来は、上記カウンタシャフ
トの回転を減速した状態で出力軸へ伝達すべく、上記構
造におけるリバースアイドルギヤとして、上記カウンタ
リバースギヤに噛合する大径の入力ギヤおよび上記メイ
ンリバースギヤに噛合する小径の出力ギヤからなる二重
構造のギヤを用いたものがすでに知られている(特公昭
60−581号公報参照)。このような構造によれば、
上記メインリバースギヤの直径を極端に大きく設定しな
くても、カウンタシャフトの回転を十分に減速した状態
で出力軸に伝達することができ、これによって各軸に垂
直な方向の構造のコンパクト化を図ることができる利点
がある。
〔考案が解決しようとする課題〕
上記のようにリバースアイドルギヤを二重ギヤ構造とし
た場合には、単独ギヤ構造に比べて軸方向に大きな設置
スペースが必要となる。しかも、一般に、上記メインリ
バースギヤは出力軸に対して回転可能に取付けられ、こ
のメインリバースギヤと出力軸とが相対的に回転する状
態と一体に回転する状態とに切換えるリバースシンクロ
が設けられることが多く(例えば特開昭60−4464
0号公報参照)、このようなリバースシンクロを設ける
場合にも出力軸の軸方向にスペースが必要となる。よっ
て、このようなリバースアイドルギヤおよびリバースシ
ンクロの双方を備えた構造において、その軸方向のコン
パクト化を実現することが課題とされていた。
本考案はこのような事情に鑑み、二重ギヤ構造のリバー
スアイドルギヤおよびリバースシンクロの双方を備えな
がら、カウンタシャフトおよび出力軸の軸方向のコンパ
クト化を図ることができる歯車式変速機のリバース構造
を提供することも目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、出力軸に対して相対的に回転可能に取付けら
れたメインリバースギヤと、上記出力軸に平行に配列さ
れるカウンタシャフトに設けられたカウンタリバースギ
ヤと、上記メインリバースギヤおよびカウンタリバース
ギヤの双方に噛合し、カウンタシャフトの回転を出力軸
に伝達するリバースアイドルギヤと、上記出力軸および
メインリバースギヤを相対的に回転可能な状態および一
体に回転する状態に切換えるリバースシンクロとを備え
た歯車式変速機のリバース構造において、上記リバース
アイドルギヤを、上記カウンタリバースギヤに噛合する
入力ギヤと上記メインリバースギヤに噛合する出力ギヤ
とが軸方向に配列された減速型の二重ギヤ構造とすると
ともに、上記入力ギヤおよびカウンタリバースギヤと略
同一平面上となる位置に上記リバースシンクロを配設し
たおのである。
〔作用〕 上記構造によれば、カウンタリバースギヤ、入力ギヤ、
およびリバースシンクロが略同一平面上に配設されてい
るので、リバースアイドルギヤが二重ギヤ構造とされ、
かつリバースシンクロが設けられていても、両部材を設
置するために必要な軸方向のスペースはほぼ最小限に抑
えられる。
〔実施例〕
第2図は、本考案の一実施例における歯車式変速機の全
体構造を示したものである。同図において、1はミッシ
ョンケースであり、このミッションケース1内には、入
力軸2、出力軸3、およびカウンタシャフト4が互いに
平行な状態で配設されている。入力軸2は、クラッチ
(図示せず)を介してエンジンの出力軸に連結されてお
り、エンジンの駆動とともに回動する。この入力軸2お
よび上記出力軸3は同軸上に配置されており、それぞれ
個別に回転できるようになっている。
上記カウンタシャフト4には、入力軸2に近い側から順
に、カウンタドライブギヤ41、カウンタ3速ギヤ4
2、カウンタ2速ギヤ43、カウンタ1速ギヤ44、カ
ウンタリバースギヤ45、オーバドライブ用シンクロ4
6、およびカウンタオーバドライブギヤ47が設けられ
ている。
カウンタオーバドライブギヤ47は、ニードルベアリン
グ5aを介してカウンタシャフト4に外嵌され、このカ
ウンタシャフト4に対して回転自在に取付けられてお
り、上記オーバドライブ用シンクロ46の作動によっ
て、カウンタシャフト4に対して回転する状態と、カウ
ンタシャフト4と一体に回転する状態に切換えられる。
これに対し、カウンタオーバドライブギヤ47以外の各
ギヤ41〜45は、それぞれカウンタシャフト4に一体
に形成され、常時一体に回転する。また、上記カウンタ
ドライブギヤ41は上記入力軸2のドライブギヤ21と
常時噛合された状態にあり、これによってカウンタシャ
フト4は入力軸2と連動して回転駆動されるようになっ
ている。
一方、出力軸3には、入力軸2に近い側から順に、4速
−3速用シンクロ31、3速ギヤ32、2速ギヤ33、
2速−1速用シンクロ34、1速ギヤ35、メインリバ
ースギヤ36、リバースシンクロ37、およびオーバド
ライブギヤ38が設けられており、3速ギヤ32、2速
ギヤ33、1速ギヤ35、およびオーバドライブギヤ3
8は、それぞれ、上記カウンタ3速ギヤ42、カウンタ
2速ギヤ43、カウンタ1速ギヤ44、およびカウンタ
リバースギヤ47と噛合された状態にある。
上記3速ギヤ32、2速ギヤ33、1速ギヤ35、およ
びメインリバースギヤ36は、それぞれニードルベアリ
ング5b,5c,5d,5eを介して出力軸3に外嵌さ
れ、出力軸3に対して回転自在とされており、上記4速
−3速用シンクロ31、2速−1速用シンクロ34、リ
バースシンクロ37の作動によって、出力軸3に対して
回転可能な状態と一体に回転する状態とにそれぞれ切換
えられる。これに対してオーバドライブギヤ38は、出
力軸3に一体的に形成されており、常時一体的に回転す
るようになっている。
なお、上記メインリバースギヤ36およびカウンタリバ
ースギヤ45に関するリバース構造については後に説明
する。
上記シンクロ31,34,37,46は周知の構造のも
のであり、各シンクロ31,34,37,46のカップ
リングスリーブ31a,34a,37a,46aには、
それぞれ、第3図に示される3本のシフトロッド10〜
12に適宜固定されたシフトフォーク6,7,8,9が
係合されている。
各シフトフォーク6〜9は、それぞれボス部6a,7
a,8a,9aを有しており、シフトフォーク6のボス
部6aがシフトロッド10に、シフトフォーク7のボス
部7aがシフトロッド11に、シフトフォーク8のボス
部8aおよびオーバドライブ用シフトフォーク9のボス
部9aがシフトロッド12にそれぞれ固定されている。
なお、図面簡略化のため、第3図においてはシフトフォ
ーク6,7本体の図示を省略している。
一方、上記シフトロッド10〜12は、上記出力軸3お
よびカウンタシャフト4の側方に互いに平行な状態で配
設され、その軸方向にスライド可能とされており、それ
ぞれの後端部に、コントロールロッド13に固定された
シフトアンドセレクトレバー14のレバー部14aが選
択的に係合されるようになっている。
上記コントロールロッド13は、車室内に臨むシフトレ
バー15に連結されており、このシフトレバー15の操
作を受けて、自軸を中心とする回動および軸方向へのス
ライド移動を行うようになっている。そして、このコン
トロールロッド13の作動により、上記シフトアンドセ
レクトレバー14が各シフトロッド10〜12のいずれ
かに選択的に係合する動作(セレクト動作)、および選
択したシフトロッドを軸方向に移動させる動作(シフト
動作)が行われる。
このようなシフトアンドセレクトレバー14の動作によ
り、シフトロッド10が第2図の左右方向にスライドす
ると、これと一体にシフトフォーク6がスライドして4
速−3速用シンクロ31が作動し、同様にして、シフト
ロッド11と一体にシフトフォーク7がスライドするこ
とによって2速−1速用シンクロ34が、シフトロッド
12と一体にシフトフォーク8,9がスライドすること
によりリバースシンクロ37およびオーバドライブ用シ
ンクロ46がそれぞれ作動することとなる。
次に、この歯車式変速機のリバース構造を第1図も併せ
て参照しながら説明する。上記出力軸3およびカウンタ
シャフト4の側方には、両軸と平行にリバースアイドル
シャフト50が配設されており、このリバースアイドル
シャフト50に対して相対的に回転可能にリバースアイ
ドルギヤ51が取付けられている。詳しくは、上記リバ
ースアイドルシャフト50がボルト16によってミッシ
ョンケース1に固定されており(第3図では図示省
略)、このリバースアイドルシャフト50の周面上に、
ニードルベアリング5fを介してリバースアイドルギヤ
51が嵌合されている。なお、第1図は各軸を同一平面
上に展開した図であり、実際の各軸の配置は第3図に示
される通りである。
上記リバースアイドルギヤ51は、上記リバースカウン
タギヤ45に噛合される入力ギヤ51aと、上記メイン
リバースギヤ36に噛合される出力ギヤ51bとが軸方
向に配列されて一体に形成された二重ギヤ構造となって
いる。しかも、上記入力ギヤ51aは出力ギヤ51bに
比して大径とされており、上記カウンタシャフト4の回
転は、このリバースアイドルギヤ51を介して減速され
た状態で出力軸3に伝達されるようになっている。
さらに、本考案の特徴とするところは、出力軸3とメイ
ンリバースギヤ36との相対的な回転状態を切換える上
記リバースシンクロ37が、上記入力ギヤ51aおよび
カウンタリバースギヤ45と略同一平面上となる位置に
設けられている。すなわち、第1図の場合には、入力ギ
ヤ51aとカウンタリバースギヤ45とを結ぶ線上もし
くはその近傍にリバースシンクロ37が配置されてい
る。
このような構造によれば、上記のようにリバースアイド
ルギヤ51を二重ギヤ構造とし、かつ、リバースシンク
ロ37を設けても、両部材を設置するために必要な軸方
向のスペースは、リバースアイドルギヤ51あるいはリ
バースシンクロ37の一方のみを設けた構造の場合とほ
とんど変わらない。従って、両部材の設置スペースを最
小限に抑えることができ、これによってリバース構造の
コンパクト化を実現することができる。
〔考案の効果〕
以上のように本考案は、カウンタシャフトの回転を出力
軸に伝達するリバースアイドルギヤを、上記カウンタシ
ャフトのカウンタリバースギヤに噛合する入力ギヤ、お
よび上記出力軸のメインリバースギヤに噛合する出力ギ
ヤからなる減速型の二重ギヤ構造とするとともに、上記
入力ギヤおよびカウンタリバースギヤと略同一平面上と
なる位置にリバースシンクロを配設したものであるの
で、二重ギヤ構造のリバースアイドルギヤおよびリバー
スシンクロの双方を設置するための軸方向のスペースを
最小限に抑えることができ、これによって同方向のコン
パクト化を実現することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の一実施例における歯車式変速機のリ
バース構造を示す展開断面図、第2図は同歯車式変速機
の縦断面側面図、第3図は第2図のIII−III線断面図で
ある。 3……出力軸、4……カウンタシャフト、36……メイ
ンリバースギヤ、37……リバースシンクロ、45……
カウンタリバースギヤ、51……リバースアイドルギ
ヤ、51a……入力ギヤ、51b……出力ギヤ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】出力軸に対して相対的に回転可能に取付け
    られたメインリバースギヤと、上記出力軸に平行に配列
    されるカウンタシャフトに設けられたカウンタリバース
    ギヤと、上記メインリバースギヤおよびカウンタリバー
    スギヤの双方に噛合し、カウンタシャフトの回転を出力
    軸に伝達するリバースアイドルギヤと、上記出力軸およ
    びメインリバースギヤを相対的に回転可能な状態および
    一体に回転する状態に切換えるリバースシンクロとを備
    えた歯車式変速機のリバース構造において、上記リバー
    スアイドルギヤを、上記カウンタリバースギヤに噛合す
    る入力ギヤと上記メインリバースギヤに噛合する出力ギ
    ヤとが軸方向に配列された減速型の二重ギヤ構造とする
    とともに、上記入力ギヤおよびカウンタリバースギヤと
    略同一平面上となる位置に上記リバースシンクロを配設
    したことを特徴とする歯車式変速機のリバース構造。
JP4492588U 1988-04-01 1988-04-01 歯車式変速機のリバース構造 Expired - Lifetime JPH0620934Y2 (ja)

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JPH01148143U JPH01148143U (ja) 1989-10-13
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