JPH0620955Y2 - 流体用配管継手 - Google Patents

流体用配管継手

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JPH0620955Y2
JPH0620955Y2 JP1989141687U JP14168789U JPH0620955Y2 JP H0620955 Y2 JPH0620955 Y2 JP H0620955Y2 JP 1989141687 U JP1989141687 U JP 1989141687U JP 14168789 U JP14168789 U JP 14168789U JP H0620955 Y2 JPH0620955 Y2 JP H0620955Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、一般産業機械の油圧、水圧配管の自動着脱
に使用される配管継手に関する。
〔従来の技術〕
この種の配管継手として、本願出願人が先に提案した実
願昭63-42175号に示すものがあり、これを第3図を用い
て説明する。この継手は、固定面板1に固定された第1
本体2側と移動面板3に固定された第2本体4側とから
なる。第1本体2は先端面に接続口5を有する筒状のも
ので後端に配管接続口6を設けてある。第2本体4は第
1本体2の接続口5に嵌入する外径の先端部を有し、先
端面7に第2弁孔8を有し、後端に配管接続口9を設け
てある。第1本体2と第2本体4とは面板1、3に夫々
に固定された状態で同一軸線上にあり、移動面板3の移
動によりその軸線に沿って第2本体4が第1本体2側に
移動するようになっている。第1本体2内には前記軸線
に沿って摺動自在に弁シート10が設けられている。
弁シート10は、前端壁に円孔35を形成され、この円孔35
に円筒状のスライドリング(第3逆止弁)31を摺動自在
にかつ流体密に嵌挿されている。その第3逆止弁31の内
孔が第1弁孔11であり、前端寄りに弁座36を形成され、
第1逆止弁14で閉じるようになっている。スライドリン
グ(第3逆止弁)31は外周に形成された突部37と弁シー
ト10の内孔38に嵌合したばね受39との間にばね40を介在
させられて前方へ付勢されており、第1ばね12で付勢さ
れて前進位置にある弁シート10と、定位置にある第1逆
止弁14との間の隙間を閉じている。図中41は保持リング
で、弁シート10の内孔38に嵌合してばね受39に当接し、
連通孔42を有し、内孔が棒状部18を摺動自在に嵌挿され
ている。
第2本体4内には第2弁孔8を内側から第2ばね19で押
して閉鎖する第1逆止弁14よりも大径の第2逆止弁20を
設けてある。別に、弁シート10の先端面の第2本体4の
先端面と対向する位置に環状シール部材21を設けてあ
る。このシール部材21は第2本体4の先端面7が弁シー
ト10の先端に当接したとき、第1、第2弁孔11、8の外
側を包囲するようになっており、その接続状態において
弁シート10に作用する流体圧は、弁シート10とシール部
材21との直径差により第2本体4側へ弁シート10を押圧
してシール状態を維持する。
この配管継手は第3図の分離状態から接続するとき、移
動面板3が右方へ前進すると、まず第2本体4の先端面
が弁シート10の先端面に環状シール部材21を介して当接
し、第2逆止弁20の先端面と第1逆止弁14の先端面と
が当接して第2逆止弁20が停止し、さらに移動面板3が
移動して所定位置に停止することで第2本体4が前進し
て弁シート10が第1ばね12に抗して後退移動させられる
から、第2弁孔8が開くと共に第1弁孔11が開いて接続
状態となる。
この第3図に示す従来の配管継手において、スライドリ
ング(第3逆止弁)31を設けてある構成は、弁シート10
を第1本体2の段部13と第1逆止弁14との2箇所に同時
に当接させることができないため、第1弁孔11を持つス
ライドリング31を弁シート10の円孔35に摺動自在とする
ことで、本来弁シート10に第1逆止弁14が当接すべきと
ころをスライドリング31に形成した弁座36に当接させて
第1弁孔11を閉じるようにしたものである。
この構成では、弁シート10に作用する流体圧力による押
圧力は第1本体2の段部13によって受けられており、第
1逆止弁14を固定する弁軸18にはスライドリング31に作
用する流体圧力による押圧力が作用し、この押圧力はス
ライドリング31の有効受圧面積が小さいものであること
から小さく、従って高圧の油圧配管の継手として用いて
も弁軸18に働く力はそれほど大きなものとはならない。
つまり、弁軸18に働く力と軽減できる構成になってい
る。
〔考案が解決しょうとする課題〕
前述した従来の配管継手では、小流量の液体を流す配管
に適用する場合、当然本体の外径が小さくなり、径方向
の寸法が制約されるから、スライドリング31を弁シート
10と第1逆止弁14との間に組込むことができなくなる。
従って、スライドリング31を省いて弁シート10に直接弁
座を設けて第1逆止弁14によって閉鎖する構造とするこ
とが考えられるが、このようにすると継手の分離状態に
おいて弁シート10に作用する流体圧力による押圧力が弁
軸18に作用することになる。弁シート10は有効受圧面積
が相当に大きい構造であるから、流体圧が高圧であると
きは弁軸18に大きな力が作用して弁軸18の本体に対する
固定部が破損する問題を生じる。
この考案は、スライドリングを省略し、その結果分離状
態では弁シートから第1逆止弁に力が作用するように流
体圧力が作用する弁シートの有効受圧面積を小さくして
弁軸に働く力を軽減することを課題とする。
〔課題を解決するための手段〕
この考案は、同一軸線上に対向配置され互いに接近・離
隔するように設けられる、先端面に接続口を有する筒状
の第1本体及び前記接続口に嵌入する外径の先端部を有
し先端面に第2弁孔を有する第2本体と、筒状をなし第
1本体内に前記軸線に沿って摺動自在に設けられその内
孔先端部を第1弁孔とされ第1ばねによって前記接続口
側に押圧された弁シートと、この弁シートの第1弁孔を
その外側から閉鎖するように設けられた第1本体に固定
された第2弁孔よりも小径の第1逆止弁と、第2本体の
第2弁孔をその内側から第2ばねで押圧して閉鎖するよ
うに設けられた大径の逆止弁と、前記弁シートの先端面
とこれに対向する第2本体の先端面とのいずれか一方に
設けられた環状シール部材と、からなる流体用配管継手
において、 前記弁シールが、後部外径を先端部外径よりも小径に段
をなして形成され、第1本体の前記接続口に連続する内
孔が、前記弁シートの小径部とシールリングを介して摺
動自在に嵌合しかつ弁シートの後退を許容するように段
をなして小径の内孔部に形成され、その小径の内孔部分
の直径が、前記環状シール部材によってシールされるシ
ール円の内径に等しく又は少し大きく決められていると
共にそのシール円の内径に第1弁孔の内径を近づけて形
成してあることを特徴とする。
〔作用〕
この配管継手の分離状態において、弁シートに作用する
力は、内部流体圧力による力と、第1ばねとによる力と
である。内部流体圧力による力は、弁シートと第1本体
内孔とのシールリングを介して嵌合した小径部と、第1
弁孔と、の断面積の差に、すなわち有効受圧面積に内部
流体圧力を乗じたものとなる。前記小径部は、弁シート
の前端面の直径や第1本体の接続口とは別に小径となる
ように段をなしているものであり、この構造は小径部を
弁シート前端面のシール円の内径と同じ程度に小径に形
成できる構造である。そして、第1弁孔は配管継手の流
量に応じて略決まるものであり、この第1弁孔の直径に
応じてシール円の径も決まる。従って、弁シートの有効
受圧面積は、弁シートの前端面の第1弁孔の外側に可能
な限り近づけて設けられるシール円と第1弁孔との差に
相当する程度に小さくなっているから、弁シートに作用
する内部圧力流体による力は圧力が高圧になってもそれ
ほど大きくはならず、第1逆止弁に働く力を軽減でき
る。
この配管継手の接続状態において、弁シートに作用する
内部圧力流体による押圧力は、弁シートと第1本体内孔
とのシールリングを介して嵌合した小径部断面積とシー
ル円の内側面積との差に流体圧力を乗じたものとなり、
小径部がシール円より大きいと弁シートと前方へ押圧す
る方向の力が作用し、逆の場合は弁シートを後方へ押圧
する。
後方へ押圧する力が第1ばねの前方押圧力に打勝つと、
環状シール部材によるシール作用がなくなるから、前記
小径部をシール円の内径に等しく又は大きく決めてあ
る。つまり等しい場合は流体圧力により弁シートに作用
する前後方向の力が均衡し、第1ばねがシール力を与
え、大きい場合は第1ばねの押圧力に流体圧力による前
方への押圧力が加わる。
〔実施例〕
この考案の1実施例を第1図及び第2図に示す。この配
管継手は、固定面板1に固定された第1本体2と、移動
面板3に固定された第2本体4とからなる。
第1本体2は、先端の接続口5と同一径の内孔50に段部
51を介して小径の内孔52を連設し、この内孔50と小径の
内孔52に段付の筒状の弁シート53を摺動自在に嵌合させ
てある。弁シート53は、内孔52を摺動する先端壁部53a
と、小径の内孔52を摺動する案内筒部53bを有し、先端
壁部53aに第1弁孔11を設け、第1ばね12によって接続
口5側に(図の左側に)押圧されている。前記内孔52と
案内筒部53bの径は環状シール部材21の内径よりも少し
大きい径である。また、第1本体2には、固定キー54に
よって内部通路55を有する弁軸56が固定され、この弁軸
56の先端に設けた第1逆止弁14が弁シート53の第1弁孔
11をその外側から閉鎖するようになっており、弁シート
53は、この第1逆止弁14によって接続口5から出ないよ
うに規制されている。そして、弁シート53の先端壁部53
aの背後には、段部51との間に弁シート53が進退移動す
るための空室57を形成してあり、この空室57は、小径の
内孔52の内面に開口する通気孔58を介して大気に連通
し、弁シート53の先端壁部53aに装着したダストリング5
9と、小径の内孔52の内面に装着したOリング60によっ
て区画されている。なお、61は通気孔58からのちり、ご
み等の侵入を防ぐフイルタである。
なお、第2本体4側は従来例で示したものと同じである
から同一部分を図面符号で示してあり、また第1本体2
側の部分も従来例と同一部分は同一図面符号で示して、
説明を省略する。
上記の構成において、配管継手が分離状態にあるとき、
第1本体2の内部に滞留している高圧の流体圧力は、弁
シート53に作用し、弁シート53を第1逆止弁14に押し付
ける。従って、弁シート53の有効受圧面積によって生じ
る押圧力と、第1ばね12のばね力とで弁シート53は第1
逆止弁14に押し付けられることになる。その高圧の流体
圧力による押しつけ力は、従来よりも段部51を設けて小
径としたことにより有効受圧面積が小さくなっている分
小さくなるから、第1逆止弁14を固定する弁軸56に働く
力を軽減することができる。
第2図に示す接続状態では、弁シート53の有効受圧面積
が分離状態における受圧面積よりも小さくなる。すなわ
ち、内部の流体圧力は弁シート53の前面の環状シール部
材21でシールしているシール円の内側位置まで作用する
からである。しかし、前記内孔52と案内筒部53bの径は
環状シール部材21の内径よりも少し大きい径としてある
から、流体圧力による押圧力は弁シート53を前方(図の
左方)へ押圧するように作用し、第2本体4の先端面7
との間のシール力として作用する。
〔考案の効果〕
この考案は、従来のスライドリングを省略して弁シート
の後部と第1本体の内孔との嵌合部を段をなして小径と
すると共にその部分にシールリングを介して前後に摺動
するように構成して、配管継手の分離状態で内部流体圧
が作用する弁シートの有効受圧面積を小さくしたから、
弁シートから第1逆止弁に作用する押圧力を軽減でき、
従って高圧で小流量の流体を流す配管継手に適した流体
配管用継手を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の1実施例の分離状態を示す上半分縦
断側面図、第2図は同実施例の接続状態を示す上半分縦
断側面図、第3図は従来の流体配管用継手の分離状態の
上半分縦断側面図である。 2……第1本体、4……第2本体、5……接続口、8…
…第2弁孔、11……第1弁孔、12……第1ばね、14……
第1逆止弁、19……第2ばね、20……第2逆止弁、21…
…環状シール部材、50……内孔、51……段部、52……内
孔、53……弁シート、54……キー、55……内部通路、56
……弁軸、57……空室、58……通気孔、60……Oリング
(シールリング)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】同一軸線上に対向配置され互いに接近・離
    隔するように設けられる、先端面に接続口を有する筒状
    の第1本体及び前記接続口に嵌入する外径の先端部を有
    し先端面に第2弁孔を有する第2本体と、筒状をなし第
    1本体内に前記軸線に沿って摺動自在に設けられその内
    孔先端部を第1弁孔とされ第1ばねによって前記接続口
    側に押圧された弁シートと、この弁シートの第1弁孔を
    その外側から閉鎖するように設けられ第1本体に固定さ
    れた第2弁孔よりも小径の第1逆止弁と、第2本体の第
    2弁孔をその内側から第2ばねで押圧して閉鎖するよう
    に設けられた大径の逆止弁と、前記弁シートの先端面と
    これに対向する第2本体の先端面とのいずれか一方に設
    けられた環状シール部材と、からなる流体用配管継手に
    おいて、 前記弁シートが、後部外径を先端部外径よりも小径に段
    をなして形成され、第1本体の前記接続口に連続する内
    孔が、前記弁シートの小径部とシールリングを介して摺
    動自在に嵌合しかつ弁シートの後退を許容するように段
    をなして小径の内孔部に形成され、その小径の内孔部分
    の直径が、前記環状シール部材によってシールされるシ
    ール円の内径に等しく又は少し大きく決められていると
    共にそのシール円の内径に第1弁孔の内径を近づけて形
    成してあることを特徴とする流体用配管継手。
JP1989141687U 1989-12-07 1989-12-07 流体用配管継手 Expired - Lifetime JPH0620955Y2 (ja)

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US07/622,475 US5063964A (en) 1989-12-07 1990-12-05 Pipe coupling used with automatic connecting and disconnecting device
EP91305508A EP0519129B1 (en) 1989-12-07 1991-06-18 Pipe coupling used with automatic connecting and disconnecting device

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JPH0380189U JPH0380189U (ja) 1991-08-16
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