JPH06210272A - 水中の溶存酸素除去装置 - Google Patents
水中の溶存酸素除去装置Info
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- JPH06210272A JPH06210272A JP2163193A JP2163193A JPH06210272A JP H06210272 A JPH06210272 A JP H06210272A JP 2163193 A JP2163193 A JP 2163193A JP 2163193 A JP2163193 A JP 2163193A JP H06210272 A JPH06210272 A JP H06210272A
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Landscapes
- Degasification And Air Bubble Elimination (AREA)
- Physical Water Treatments (AREA)
- Removal Of Specific Substances (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 水道水中の溶存酸素を効率よく除去し、赤水
の発生を防止すると共に、メインテナンスの不要な寿命
の長い水中の溶存酸素除去装置を提供する。 【構成】 多数の粒子より成る濾過材4を容器5内に配
置し、その上部から、ノズル部材6によって水道水を拡
散して吹きかけ、その水道水を濾過材4中に通すと共
に、容器5内を真空ポンプ7によって減圧する。
の発生を防止すると共に、メインテナンスの不要な寿命
の長い水中の溶存酸素除去装置を提供する。 【構成】 多数の粒子より成る濾過材4を容器5内に配
置し、その上部から、ノズル部材6によって水道水を拡
散して吹きかけ、その水道水を濾過材4中に通すと共
に、容器5内を真空ポンプ7によって減圧する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、水中の溶存酸素除去装
置に関するものである。
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ビル、マンション、ホテル、工場或いは
病院などには給水管や給湯管が設置されているが、この
ような配管が水中に含まれた溶存酸素によって腐食する
と、その赤錆によって赤水が発生し、また配管中にスケ
ールや錆コブ或いはスライムができ、これが著しくなる
と、管が詰まったり管に穴があくおそれもある。
病院などには給水管や給湯管が設置されているが、この
ような配管が水中に含まれた溶存酸素によって腐食する
と、その赤錆によって赤水が発生し、また配管中にスケ
ールや錆コブ或いはスライムができ、これが著しくなる
と、管が詰まったり管に穴があくおそれもある。
【0003】そこで、従来より水中の溶存酸素を除去
し、上述した不具合の発生を防止している。従来の溶存
酸素除去装置は、気体分離膜と、この膜の外側を減圧す
る真空ポンプより成り、該ポンプによって減圧された気
体分離膜中に水を通し、このとき水中に含まれた酸素を
回収するようにしている。ところが、気体分離膜は目詰
まりを起こすため、日常のメインテナンスが必要であ
り、また定期的に気体分離膜を新たなものと交換しなけ
ればならず、装置のランニングコストが高くならざるを
得ない。
し、上述した不具合の発生を防止している。従来の溶存
酸素除去装置は、気体分離膜と、この膜の外側を減圧す
る真空ポンプより成り、該ポンプによって減圧された気
体分離膜中に水を通し、このとき水中に含まれた酸素を
回収するようにしている。ところが、気体分離膜は目詰
まりを起こすため、日常のメインテナンスが必要であ
り、また定期的に気体分離膜を新たなものと交換しなけ
ればならず、装置のランニングコストが高くならざるを
得ない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上記
従来の欠点を除去し、日常のメインテナンスをなくすこ
とができると共に、長期に亘って構成部品の交換を不要
とした水中の溶存酸素除去装置を提供することにある。
従来の欠点を除去し、日常のメインテナンスをなくすこ
とができると共に、長期に亘って構成部品の交換を不要
とした水中の溶存酸素除去装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、多数の粒子より成る濾過材と、該濾過材を
内部に収容した容器と、前記濾過材に対して水を拡散さ
せて吹き付けるノズル部材と、前記容器内を減圧する真
空ポンプと、前記濾過材を通った水を容器外に排出させ
る容器の排水口とを具備して成る水中の溶存酸素除去装
置を提案する。
成するため、多数の粒子より成る濾過材と、該濾過材を
内部に収容した容器と、前記濾過材に対して水を拡散さ
せて吹き付けるノズル部材と、前記容器内を減圧する真
空ポンプと、前記濾過材を通った水を容器外に排出させ
る容器の排水口とを具備して成る水中の溶存酸素除去装
置を提案する。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に従って詳細に
説明する。
説明する。
【0007】図1は、本発明一実施例の溶存酸素除去装
置1を用いた給水システムの系統図である。このシステ
ムは、その最上位、例えばビルの屋上などに設置された
高置水槽2を有し、この水槽2には、水道水を貯留した
図示していない受水槽から揚水管3を通して水道水が供
給される。
置1を用いた給水システムの系統図である。このシステ
ムは、その最上位、例えばビルの屋上などに設置された
高置水槽2を有し、この水槽2には、水道水を貯留した
図示していない受水槽から揚水管3を通して水道水が供
給される。
【0008】高置水槽2に供給された水道水中には酸素
が含まれており、その溶存酸素は通常8ppm(25℃)
の飽和状態で水中に存在する。従って、このような水道
水をそのまま給水して使用すると、前述のように赤水、
スケース或いは錆コブなどが発生する。このような不具
合を防止するため、本発明に係る溶存酸素除去装置1が
用いられている。
が含まれており、その溶存酸素は通常8ppm(25℃)
の飽和状態で水中に存在する。従って、このような水道
水をそのまま給水して使用すると、前述のように赤水、
スケース或いは錆コブなどが発生する。このような不具
合を防止するため、本発明に係る溶存酸素除去装置1が
用いられている。
【0009】図1に一例として示した溶存酸素除去装置
1は、多数の粒子の集合体より成る濾過材4と、この濾
過材4を内部に収容した密閉状態の容器5と、濾過材4
に対し、水道水を拡散させて吹き付けるノズル部材6
と、容器5内を減圧する真空ポンプ7とを有し、容器5
の下部には、濾過材4を通った水道水を容器外に排出さ
せる排水口8が設けられている。
1は、多数の粒子の集合体より成る濾過材4と、この濾
過材4を内部に収容した密閉状態の容器5と、濾過材4
に対し、水道水を拡散させて吹き付けるノズル部材6
と、容器5内を減圧する真空ポンプ7とを有し、容器5
の下部には、濾過材4を通った水道水を容器外に排出さ
せる排水口8が設けられている。
【0010】容器5は高置水槽2よりも下方に配置され
ていて、この水槽2内の水道水は供給導管9を通して溶
存酸素除去装置1の容器5に送り込まれる。すなわち、
この供給導管9の、容器5側の端部に、容器5内に配置
された前述のノズル部材6が接続され、このノズル部材
6に送り込まれた水道水は、その多数のノズル孔から容
器5内にシャワー状に吐き出される。
ていて、この水槽2内の水道水は供給導管9を通して溶
存酸素除去装置1の容器5に送り込まれる。すなわち、
この供給導管9の、容器5側の端部に、容器5内に配置
された前述のノズル部材6が接続され、このノズル部材
6に送り込まれた水道水は、その多数のノズル孔から容
器5内にシャワー状に吐き出される。
【0011】一方、濾過材4は、図2に示すように網体
から成る有底ケース10内に収容され、該ケース10が
図1に示す如く容器5内の上下方向のほぼ中間位置に配
置されている。ノズル部材6は、容器5の最上位領域の
空間S1内に配置され、その下方に濾過材4が位置して
いる。また濾過材4よりも下方の容器内領域にも空間S
2が存在する。
から成る有底ケース10内に収容され、該ケース10が
図1に示す如く容器5内の上下方向のほぼ中間位置に配
置されている。ノズル部材6は、容器5の最上位領域の
空間S1内に配置され、その下方に濾過材4が位置して
いる。また濾過材4よりも下方の容器内領域にも空間S
2が存在する。
【0012】真空ポンプ7は、容器5の最上部に連結さ
れた吸気導管11を介して容器5に接続され、該ポンプ
7の作動によって容器5内の空気を吸引し、容器内を減
圧する。容器5内の圧力は、例えば700乃至720mm
Hg程度に維持される。
れた吸気導管11を介して容器5に接続され、該ポンプ
7の作動によって容器5内の空気を吸引し、容器内を減
圧する。容器5内の圧力は、例えば700乃至720mm
Hg程度に維持される。
【0013】ノズル部材6の各ノズル孔の径は0.5mm
程度であり、かかる小径の多数のノズル孔から大気圧で
連続して噴出される水道水は、前述のようにシャワー状
に拡散する。そしてこの水道水が濾過材4に連続的に衝
突し、その衝撃で霧状に飛散する。このようにして容器
5の上部空間S1内には霧状の水道水が充満するが、こ
のとき容器内は真空ポンプ7によって減圧されているの
で、かかる水道水に含まれた溶存酸素は効果的に除去さ
れる。すなわち、水道水を脱気し易い霧状にし、かかる
水道水から、減圧作用によって酸素を効率よく取り除く
のである。
程度であり、かかる小径の多数のノズル孔から大気圧で
連続して噴出される水道水は、前述のようにシャワー状
に拡散する。そしてこの水道水が濾過材4に連続的に衝
突し、その衝撃で霧状に飛散する。このようにして容器
5の上部空間S1内には霧状の水道水が充満するが、こ
のとき容器内は真空ポンプ7によって減圧されているの
で、かかる水道水に含まれた溶存酸素は効果的に除去さ
れる。すなわち、水道水を脱気し易い霧状にし、かかる
水道水から、減圧作用によって酸素を効率よく取り除く
のである。
【0014】容器5の上部空間S1を通った水道水は、
次いで濾過材4中を通って降下する。濾過材4は多数の
粒子より成るが、この粒子としては、例えば、5mm程の
径のものであって、その表面に多数の微小な凹凸のある
ものを用いることが望ましく、特に麦飯材と称せられて
いる濾過材を使用すると有利である。
次いで濾過材4中を通って降下する。濾過材4は多数の
粒子より成るが、この粒子としては、例えば、5mm程の
径のものであって、その表面に多数の微小な凹凸のある
ものを用いることが望ましく、特に麦飯材と称せられて
いる濾過材を使用すると有利である。
【0015】このような粒子の集合体より成る濾過材4
中を水道水が流下すると、その水は各粒子の表面を薄い
膜をなしてゆっくりと流れる。各粒子の表面に微小な凹
凸があると、その表面積が拡大し、当該表面上を流れる
水道水は極く薄い膜をなす。このように水を薄膜化する
ことにより、真空ポンプ7の減圧作用で効果的に水中の
酸素を除去することができるのである。
中を水道水が流下すると、その水は各粒子の表面を薄い
膜をなしてゆっくりと流れる。各粒子の表面に微小な凹
凸があると、その表面積が拡大し、当該表面上を流れる
水道水は極く薄い膜をなす。このように水を薄膜化する
ことにより、真空ポンプ7の減圧作用で効果的に水中の
酸素を除去することができるのである。
【0016】上述のように、ノズル部材6から噴出する
水道水を濾過材4に打ち当ててこれを霧状にし、かつこ
の水道水を濾過材4の各粒子表面にて薄膜化させて流下
させることにより、脱気効果を高めることができる。濾
過材4を通過した後の水道水中の溶存酸素は、例えば2
乃至3ppmまで減少する。
水道水を濾過材4に打ち当ててこれを霧状にし、かつこ
の水道水を濾過材4の各粒子表面にて薄膜化させて流下
させることにより、脱気効果を高めることができる。濾
過材4を通過した後の水道水中の溶存酸素は、例えば2
乃至3ppmまで減少する。
【0017】水道水が濾過材4中を通過するとき、濾過
材4の持つ吸着作用によって水中の不純物を吸着除去
し、また溶存酸素の酸化反応を抑制することも可能であ
る。
材4の持つ吸着作用によって水中の不純物を吸着除去
し、また溶存酸素の酸化反応を抑制することも可能であ
る。
【0018】濾過材4を通った水道水は、容器下部の排
水口8から容器外に流出し、戻し導管12及び給水管1
3を通して所定の給水個所、例えばビルやマンションの
個々の蛇口へと供給される。また給水されなかった水
は、戻し導管12を通して高置水槽2に戻される。図1
に符号14で示すものは、戻し導管12中に設けられた
循環ポンプであり、その作動によって容器5を出た水道
水が戻し導管12及び給水管13中を流動する。
水口8から容器外に流出し、戻し導管12及び給水管1
3を通して所定の給水個所、例えばビルやマンションの
個々の蛇口へと供給される。また給水されなかった水
は、戻し導管12を通して高置水槽2に戻される。図1
に符号14で示すものは、戻し導管12中に設けられた
循環ポンプであり、その作動によって容器5を出た水道
水が戻し導管12及び給水管13中を流動する。
【0019】以上のように、本例における溶存酸素除去
装置1は、水道水をノズル部材6によって拡散させ、か
つ濾過材4によって薄膜化させて溶存酸素を除去するの
で、その除去効率を高めることができ、赤水、スライ
ム、スケール及び錆コブの発生を効果的に防止すること
ができる。しかも目詰まりを起こすような部材を何ら用
いていないので、日常のメインテナンスを行う必要がな
く、また濾過材4も長期に亘って使用することができ
る。
装置1は、水道水をノズル部材6によって拡散させ、か
つ濾過材4によって薄膜化させて溶存酸素を除去するの
で、その除去効率を高めることができ、赤水、スライ
ム、スケール及び錆コブの発生を効果的に防止すること
ができる。しかも目詰まりを起こすような部材を何ら用
いていないので、日常のメインテナンスを行う必要がな
く、また濾過材4も長期に亘って使用することができ
る。
【0020】ところで、濾過材4から容器5内の下部空
間S2に落下した水道水中には、多数の気泡が含まれて
いる。この水道水は酸素を除去されたものであるが、全
ての酸素が除去されている訳ではないので、気泡を含ん
だままの水道水が戻し導管12や給水管13にそのまま
送り込まれると、その気泡中の酸素によって、これらの
配管の内面が腐食するおそれがある。
間S2に落下した水道水中には、多数の気泡が含まれて
いる。この水道水は酸素を除去されたものであるが、全
ての酸素が除去されている訳ではないので、気泡を含ん
だままの水道水が戻し導管12や給水管13にそのまま
送り込まれると、その気泡中の酸素によって、これらの
配管の内面が腐食するおそれがある。
【0021】そこで本例では、容器5の下部空間S2に
濾過材4から落下した水道水を溜め、その水面の高さレ
ベルを、例えば図1にL1で示したように高く維持する
ようにしている。このようにすれば、空間S2内に存在
する水道水中の気泡が上昇するので、排水口8から流出
する水道水中には気泡が含まれておらず、よって戻し導
管12や給水管13の腐食を効果的に防止できる。この
ように、空間S2は気泡を浮上させる「気泡浮上室」の
働きをなすのである。
濾過材4から落下した水道水を溜め、その水面の高さレ
ベルを、例えば図1にL1で示したように高く維持する
ようにしている。このようにすれば、空間S2内に存在
する水道水中の気泡が上昇するので、排水口8から流出
する水道水中には気泡が含まれておらず、よって戻し導
管12や給水管13の腐食を効果的に防止できる。この
ように、空間S2は気泡を浮上させる「気泡浮上室」の
働きをなすのである。
【0022】また何らかの理由で空間S2内の水道水の
高さレベルが図1にL2で示したところまで低下したと
きは、これを図示していないレベルセンサが検知し、そ
の検知信号によって循環ポンプ14の作動を停止させる
ように構成されている。これにより、空間S2内の水道
水の高さレベルは再び上昇し、気泡の除去効果を維持す
ることができる。また空間S2内の水道水の高さレベル
がL1で示したところまで戻ると、これを他のレベルセ
ンサが検知し、その検知信号によって循環ポンプ14が
再び作動を開始して容器5内の水道水を戻し導管12に
送り込む。
高さレベルが図1にL2で示したところまで低下したと
きは、これを図示していないレベルセンサが検知し、そ
の検知信号によって循環ポンプ14の作動を停止させる
ように構成されている。これにより、空間S2内の水道
水の高さレベルは再び上昇し、気泡の除去効果を維持す
ることができる。また空間S2内の水道水の高さレベル
がL1で示したところまで戻ると、これを他のレベルセ
ンサが検知し、その検知信号によって循環ポンプ14が
再び作動を開始して容器5内の水道水を戻し導管12に
送り込む。
【0023】また、図1に示したシステムの故障などに
よって、容器5内の水道水の高さレベルが異常に上昇
し、これが図1にL3で示したところに達すると、これ
を図示していないレベルセンサが検知し、その検知信号
によって真空ポンプ7及び循環ポンプ14の作動を停止
させると共に、供給導管9中に介設された電磁弁15を
作動させてこの導管9を遮断し、容器5への水道水の供
給を中断する。同時に図示していない表示パネルに異常
が発生した表示をなし、オペレータにその事実を報せる
ように構成されている。容器5内の水道水の高さレベル
L3で示した高さよりも上昇することないので、水道水
が真空ポンプ7へ流れ込むおそれはなく、該ポンプ7の
故障を防止することができる。
よって、容器5内の水道水の高さレベルが異常に上昇
し、これが図1にL3で示したところに達すると、これ
を図示していないレベルセンサが検知し、その検知信号
によって真空ポンプ7及び循環ポンプ14の作動を停止
させると共に、供給導管9中に介設された電磁弁15を
作動させてこの導管9を遮断し、容器5への水道水の供
給を中断する。同時に図示していない表示パネルに異常
が発生した表示をなし、オペレータにその事実を報せる
ように構成されている。容器5内の水道水の高さレベル
L3で示した高さよりも上昇することないので、水道水
が真空ポンプ7へ流れ込むおそれはなく、該ポンプ7の
故障を防止することができる。
【0024】また濾過材4を収容したケース10と、容
器5の内壁面との間に、例えば5mm程に微小な隙間Gが
あけられ、容器5の上部空間S1と下部空間S2とを隙間
Gを通して連通状態とし、両者の圧力を一定に保ってい
る。真空ポンプ7は、上部の空間S1から吸気している
ので、上述の隙間Gを設けずに、両空間S1,S2を遮断
してしまうと、上部の空間S1の圧力が下部の空間S2の
圧力よりも大きく低下し、これによって水道水が下部空
間S2に落下しなくなるおそれがあるため、隙間Gを設
け、両空間S1,S2の圧力を一定にして確実に水道水が
下部空間S2へと流下できるようにしているのである。
器5の内壁面との間に、例えば5mm程に微小な隙間Gが
あけられ、容器5の上部空間S1と下部空間S2とを隙間
Gを通して連通状態とし、両者の圧力を一定に保ってい
る。真空ポンプ7は、上部の空間S1から吸気している
ので、上述の隙間Gを設けずに、両空間S1,S2を遮断
してしまうと、上部の空間S1の圧力が下部の空間S2の
圧力よりも大きく低下し、これによって水道水が下部空
間S2に落下しなくなるおそれがあるため、隙間Gを設
け、両空間S1,S2の圧力を一定にして確実に水道水が
下部空間S2へと流下できるようにしているのである。
【0025】また、容器5内の空気は吸気導管11を通
して真空ポンプ7に引かれるが、この空気中に含まれた
水分が凝集し、これが真空ポンプ7に入り込み、その量
が多くなると、該ポンプ7に過大な負荷がかかり、ポン
プ7が故障するおそれがある。
して真空ポンプ7に引かれるが、この空気中に含まれた
水分が凝集し、これが真空ポンプ7に入り込み、その量
が多くなると、該ポンプ7に過大な負荷がかかり、ポン
プ7が故障するおそれがある。
【0026】そこで本例では、図1及び図3に示すよう
に吸気導管11に分岐管11aを設け、ここに電磁弁1
6を配設し、タイマー(図示せず)によってシステムの
作動時間を計測し、その時間が例えば1時間を経過する
毎に電磁弁16を、例えば30秒間だけ開き、この弁1
6を通して外気Pを吸気導管11内に導入し、その外気
Pの勢いによって吸気導管11と真空ポンプ7内にて凝
集した水滴をポンプ7外に排出させるように構成されて
いる。これによって真空ポンプ7の故障を未然に防止す
ることができる。
に吸気導管11に分岐管11aを設け、ここに電磁弁1
6を配設し、タイマー(図示せず)によってシステムの
作動時間を計測し、その時間が例えば1時間を経過する
毎に電磁弁16を、例えば30秒間だけ開き、この弁1
6を通して外気Pを吸気導管11内に導入し、その外気
Pの勢いによって吸気導管11と真空ポンプ7内にて凝
集した水滴をポンプ7外に排出させるように構成されて
いる。これによって真空ポンプ7の故障を未然に防止す
ることができる。
【0027】また分岐管11aよりも上流側の吸気導管
11の部分には逆止弁17が設けられ、上述のように電
磁弁16を開いたとき、外気が容器5内に流れることを
阻止している。これにより、容器5内の圧力が上昇する
ことを防止できる。
11の部分には逆止弁17が設けられ、上述のように電
磁弁16を開いたとき、外気が容器5内に流れることを
阻止している。これにより、容器5内の圧力が上昇する
ことを防止できる。
【0028】
【発明の効果】請求項1に記載した構成によれば、濾過
材に対して水を拡散させて吹き付け、しかも濾過材の各
粒子の表面を薄い膜をなして水を通し、この間、真空ポ
ンプによって容器を減圧して水中の酸素を除去するの
で、その除去効率を高め、赤水、スケール、錆コブ或い
はスライムの発生を効果的に防止することができる。し
かも目詰まりを起こすような部材が用いられていないの
で、日常のメインテナンスは不要であり、装置の寿命を
大幅に延ばすことも可能である。
材に対して水を拡散させて吹き付け、しかも濾過材の各
粒子の表面を薄い膜をなして水を通し、この間、真空ポ
ンプによって容器を減圧して水中の酸素を除去するの
で、その除去効率を高め、赤水、スケール、錆コブ或い
はスライムの発生を効果的に防止することができる。し
かも目詰まりを起こすような部材が用いられていないの
で、日常のメインテナンスは不要であり、装置の寿命を
大幅に延ばすことも可能である。
【図1】本発明一実施例の溶存酸素除去装置を用いた給
水システムの系統図である。
水システムの系統図である。
【図2】濾過材を収容したケースの斜視図である。
【図3】真空ポンプから水を抜き出すための電磁弁を説
明する図である。
明する図である。
1 溶存酸素除去装置 4 濾過材 5 容器 6 ノズル部材 7 真空ポンプ 8 排水口
Claims (1)
- 【請求項1】 多数の粒子より成る濾過材と、該濾過材
を内部に収容した容器と、前記濾過材に対して水を拡散
させて吹き付けるノズル部材と、前記容器内を減圧する
真空ポンプと、前記濾過材を通った水を容器外に排出さ
せる容器の排水口とを具備して成る水中の溶存酸素除去
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2163193A JPH06210272A (ja) | 1993-01-18 | 1993-01-18 | 水中の溶存酸素除去装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2163193A JPH06210272A (ja) | 1993-01-18 | 1993-01-18 | 水中の溶存酸素除去装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06210272A true JPH06210272A (ja) | 1994-08-02 |
Family
ID=12060420
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2163193A Pending JPH06210272A (ja) | 1993-01-18 | 1993-01-18 | 水中の溶存酸素除去装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06210272A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011177680A (ja) * | 2010-03-03 | 2011-09-15 | Aquas Corp | ボイラ用の脱酸素および脱炭酸水の供給装置 |
-
1993
- 1993-01-18 JP JP2163193A patent/JPH06210272A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011177680A (ja) * | 2010-03-03 | 2011-09-15 | Aquas Corp | ボイラ用の脱酸素および脱炭酸水の供給装置 |
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