JPH06210860A - インク噴射装置の製造方法及びインク噴射装置 - Google Patents

インク噴射装置の製造方法及びインク噴射装置

Info

Publication number
JPH06210860A
JPH06210860A JP5007654A JP765493A JPH06210860A JP H06210860 A JPH06210860 A JP H06210860A JP 5007654 A JP5007654 A JP 5007654A JP 765493 A JP765493 A JP 765493A JP H06210860 A JPH06210860 A JP H06210860A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ink
piezoelectric ceramic
manifold
ceramic plate
introducing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5007654A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuru Muto
満 武藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
Priority to JP5007654A priority Critical patent/JPH06210860A/ja
Priority to US08/159,685 priority patent/US5650810A/en
Priority to DE69320766T priority patent/DE69320766T2/de
Priority to EP93309719A priority patent/EP0600748B1/en
Publication of JPH06210860A publication Critical patent/JPH06210860A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2202/00Embodiments of or processes related to ink-jet or thermal heads
    • B41J2202/01Embodiments of or processes related to ink-jet heads
    • B41J2202/10Finger type piezoelectric elements

Landscapes

  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 大量生産性に優れたインク噴射装置を提供す
ること。 【構成】 溝8、側壁11、インク導入口21及びマ
ニホールド22が形成された圧電セラミックスプレート
72が射出成形法により形成され、カバープレート73
が平板状であるので、切削加工等の工程が必要なく、圧
電セラミックスプレート72及びカバープレート73の
製造速度が速い。従って、インクジェットプリンタヘッ
ド1の製造速度が速くなり、大量生産性に優れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、インク供給源からイン
クを導入するインク導入口と、前記インク導入口に連通
され、前記導入されたインクを複数のインク流路に供給
するマニホールドと、電圧が印加されて変形する駆動部
を含み、その駆動部の変形によりインク流路内のインク
を噴射する圧電セラミックス部材とを有するインク噴射
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、圧電セラミックス素子を用いたイ
ンク噴射装置として、例えば、ドロップオンデマンド方
式のインク噴射装置が提案されている。これは、圧電セ
ラミックスの変形によってインク流路の容積を変化させ
ることにより、その容積減少時にインク流路内のインク
をノズルから液滴として噴射し、容積増大時にインク導
入口から溝内にインクを導入するようにしたものであ
る。そして、所要の印字データに従って所要の位置のイ
ンク噴射装置からインク滴を噴射させることにより、イ
ンク噴射装置と対向する紙面上等に所望する文字や画像
を形成するものである。
【0003】この種のインク噴射装置としては、例えば
特開昭63−247051号公報、特開昭63−252
750号公報及び特開平2−150355号公報に記載
されているものがある。かかる第一の従来例を図面を参
照して説明する。
【0004】図7に示すように、インクジェットプリン
タヘッド1は、圧電セラミックスプレート2とカバープ
レート3とノズルプレート31と基板41とから構成さ
れている。
【0005】製法としては、まず、圧電セラミックス粉
末を用いてシート成形法、押し出し成形法などにより圧
電セラミックスのシートが成形され、所定の大きさに切
断加工されて圧電セラミックス板が形成される。そし
て、圧電セラミックス板が所定の温度で焼結され、圧電
セラミックス焼結体が得られる。ここで、圧電セラミッ
クス板の表面の平面度を一定にするために圧電セラミッ
クス板の表面の研削加工が行われる。次に、その圧電セ
ラミックス焼結体に、分極処理が施され、圧電セラミッ
クス素子が形成される。そして、その圧電セラミックス
素子が薄い円板状のダイヤモンドブレード等により切削
加工され、圧電セラミックスプレート2が形成される。
【0006】その圧電セラミックスプレート2には、複
数の溝8が形成されている。また、その溝8の側面とな
る側壁11は矢印5の方向に分極されている。それら溝
8は同じ深さであり、かつ平行である。それら溝8の深
さは圧電セラミックスプレート2の一端面15に近づく
につれて徐々に浅くなっており、一端面15付近には浅
溝16が形成されている。そして、溝8の内面には、そ
の両側面の上半分に金属電極13がスパッタリング等に
よって形成されている。また、浅溝16の内面には、そ
の側面及び底面に金属電極9がスパッタリング等によっ
て形成されている。これにより、溝8の両側面に形成さ
れた金属電極13は浅溝16に形成された金属電極9に
よって電気的に接続されている。
【0007】次に、カバープレート3は、セラミックス
材料または樹脂材料等から形成されている。そして、カ
バープレート3には、研削または切削加工等によって、
インク導入口21及びマニホールド22が形成されてい
る。そして、圧電セラミックスプレート2の溝8加工側
の面とカバープレート3のマニホールド22加工側の面
とがエポキシ系接着剤等によって接着される。従って、
インクジェットプリンタヘッド1には、溝8の上面が覆
われて横方向に互いに間隔を有する複数のインク流路
(図示せず)が構成される。そのインク流路は長方形断
面の細長い形状であり、全てのインク流路内には、イン
クが充填される。
【0008】圧電セラミックスプレート2及びカバープ
レート3の端面に、各インク流路の位置に対応した位置
にノズル32が設けられたノズルプレート31が接着さ
れている。このノズルプレート31は、ポリアルキレン
(例えばエチレン)、テレフタレート、ポリイミド、ポ
リエーテルイミド、ポリエーテルケトン、ポリエーテル
スルホン、ポリカーボネイト、酢酸セルロース等のプラ
スチックによって形成されている。
【0009】そして、圧電セラミックスプレート2の溝
8の加工側に対して反対側の面には、基板41が、エポ
キシ系接着剤等によって接着されている。その基板41
には各インク流路の位置に対応した位置に導電層のパタ
ーン42が形成されている。その導電層のパターン42
と浅溝16の底面の金属電極9とは、ワイヤボンディン
グによって導線43で接続されている。
【0010】また、前記特開平2−150355号公報
には、他の構成のインク噴射装置が記載されている。そ
の概略構成を第二の従来例として、図8を参照して説明
する。但し、第一の従来例と同一部位、及び均等部位に
は同一符号をつけ、その説明を省略する。
【0011】図8に示すように、インクジェットプリン
タヘッド1は、圧電セラミックスプレート62と基層部
材60とカバープレート63と前記ノズルプレート31
と前記基板41とから構成されている。
【0012】その圧電セラミックスプレート62には、
インク流路12を構成する溝8及び浅溝16が形成され
ている。溝8の底面には貫通孔が設けられている。ま
た、基層部材60には、マニホールド22が形成されて
いる。次に、カバープレート63にはインク導入口21
が形成されている。そして、圧電セラミックスプレート
62の溝8加工側の面とカバープレート63とが接着さ
れている。また、圧電セラミックスプレート62の貫通
孔加工側の面と、基層部材60のマニホールド22加工
側の面とが接着されている。この時、貫通孔とマニホー
ルド22とは対応しているので、マニホールド22と複
数の溝8とが連通されている。更に、圧電セラミックス
プレート62、カバープレート63及び基層部材60の
端面にノズルプレート31が接着されている。そして、
基層部材60のマニホールド22の加工側に対して反対
側の面には、基板41が接着されている。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た第一の従来例のインク噴射装置では、図示しないイン
ク供給源からインクを導入するインク導入口21及び導
入されたインクを複数のインク流路に供給するマニホー
ルド22がカバープレート3に形成されているので、カ
バープレート3の形状が複雑になって、切削加工におけ
る制御が複雑となる。また、切削加工方向を変化させて
溝8及び浅溝9を圧電セラミックスプレート2に形成し
ているので、その加工制御が複雑となる。従って、カバ
ープレート3及び圧電セラミックスプレート2の製造に
時間がかかり、大量生産性が悪いといった問題があっ
た。
【0014】また、第二の従来例のインク噴射装置で
は、平板状のカバープレート63にインク導入口21が
形成され、圧電セラミックスプレート62に溝8、浅溝
16及び前記貫通孔が形成され、基層部材60にマニホ
ールド22が形成されている。このため、カバープレー
ト63の形状は単純になって、カバープレート63の製
造速度が第一の従来例より速くなったが、圧電セラミッ
クスプレート62の溝8の底面に貫通孔が形成されるの
で、圧電セラミックスプレート2の形状が第一の従来例
より複雑になり、切削加工に時間がかかる。また、マニ
ホールド22を形成するために基層部材60が必要とな
り、部品点数が増えるので、製造コストが高くなる。従
って、大量生産性が悪いといった問題があった。
【0015】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、大量生産性に優れたインク噴射
装置を提供することを目的とするものである。
【0016】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の請求項1のインク噴射装置の製造方法では、
インク供給源からインクを導入するインク導入口と、前
記インク導入口に連通され、前記導入されたインクを複
数のインク流路に供給するマニホールドと、電圧が印加
されて変形する駆動部を含み、その駆動部の変形により
インク流路内のインクを噴射する圧電セラミックス部材
とを有するインク噴射装置において、前記インク導入口
及び前記マニホールド或は何れか一方と前記圧電セラミ
ックス部材とを射出成形法により一体に形成する。
【0017】また、請求項2のインク噴射装置では、イ
ンク供給源からインクを導入するインク導入口と、前記
インク導入口に連通され、前記導入されたインクを複数
のインク流路に充填するマニホールドと、電圧が印加さ
れて変形する駆動部を含み、その駆動部の変形によりイ
ンク流路内のインクを噴射する圧電セラミックス部材と
を備え、前記インク導入口及び前記マニホールド或は何
れか一方と前記圧電セラミックス部材とが射出成形法に
より一体に形成されている。
【0018】更に、請求項3のインク噴射装置では、イ
ンク供給源からインクを導入するインク導入口と、前記
インク導入口に連通され、前記導入されたインクを複数
のインク流路に充填するマニホールドと、電圧が印加さ
れて変形する駆動部を含み、その駆動部の変形によりイ
ンク流路内のインクを噴射する圧電セラミックス部材と
を備え、前記インク導入口及び前記マニホールドと前記
圧電セラミックス部材とが射出成形法により一体に形成
されている。
【0019】
【作用】上記の構成を有する本発明の請求項1のインク
噴射装置の製造方法によれば、インク供給源からインク
を導入するインク導入口と、前記インク導入口に連通さ
れ、前記導入されたインクを複数のインク流路に供給す
るマニホールドと、電圧が印加されて変形する駆動部を
含み、その駆動部の変形によりインク流路内のインクを
噴射する圧電セラミックス部材とを有するインク噴射装
置において、前記インク導入口及び前記マニホールド或
は何れか一方と前記圧電セラミックス部材とを射出成形
法により一体に形成するので、インク噴射装置の製造速
度が速くなる。
【0020】また、請求項2のインク噴射装置では、イ
ンク導入口がインク供給源からインクを導入し、前記イ
ンク導入口に連通されたマニホールドが前記導入された
インクを複数のインク流路に充填し、電圧が印加されて
変形する駆動部を含んだ圧電セラミックス部材がその駆
動部の変形によりインク流路内のインクを噴射し、前記
インク導入口及び前記マニホールド或は何れか一方と前
記圧電セラミックス部材とが射出成形法により一体に形
成される。従って、インク噴射装置の製造速度が速くな
る。
【0021】更に、請求項3のインク噴射装置では、イ
ンク導入口がインク供給源からインクを導入し、前記イ
ンク導入口に連通されたマニホールドが前記導入された
インクを複数のインク流路に充填し、電圧が印加されて
変形する駆動部を含んだ圧電セラミックス部材がその駆
動部の変形によりインク流路内のインクを噴射し、前記
インク導入口及び前記マニホールドと前記圧電セラミッ
クス部材とが射出成形法により一体に形成される。従っ
て、インク噴射装置の製造速度が速い。
【0022】
【実施例】以下、本発明の第一の実施例を図面を参照し
て説明する。なお都合上、従来例と同一部位、及び均等
部位には同一符号をつけ、その説明を省略する。
【0023】まず、図1に示す圧電セラミックスプレー
ト72の製造方法を説明する。
【0024】仮焼処理された圧電セラミックス粉末と熱
可塑性樹脂、ワックス、可塑剤などのバインダ類とが混
練される。
【0025】熱可塑性樹脂としては、ポリエチレン、ポ
リプロピレン、ポリスチレン、エチレン−酢酸ビニル共
重合体、ポリアクリル酸、ポリアクリル酸エステル、ポ
リメタクリル酸、ポリメタクリル酸エステルなどが使用
可能である。
【0026】ワックスとしては、みつろう、カルナバワ
ックス、木ろう、パラフィンワックス、マイクロクリス
タリンワックスなどの天然ワックスやポリエチレングリ
コール、モンタンワックス誘導体、パラフィンワックス
誘導体、マイクロクリスタリンワックス誘導体などの合
成ワックスが使用可能である。
【0027】可塑剤としては、ジエチルフタレート、ジ
ブチルフタレート、ジオクチルフタレート、脂肪酸エス
テル類などが使用可能である。
【0028】また、上記バインダの他にステアリン酸な
どの滑剤が添加されてもよい。
【0029】なお、圧電セラミックス粉末とバインダ類
の添加量との比は通常、50:50〜60:40容量%
である。
【0030】本実施例では、850℃で仮焼処理した前
記圧電セラミックス粉末であるチタン酸ジルコン酸鉛粉
末を90重量%、前記熱可塑性樹脂であるポリメタクリ
ル酸エステル5重量%、前記ワックスであるパラフィン
ワックス2重量%及びマイクロクリスタリンワックス2
重量%、前記可塑剤であるジオクチルフタレート1重量
%が秤量され、それらが加圧ニーダにより2時間混練さ
れる。
【0031】圧電セラミックス粉末とバインダ類との混
練方法は、特に制約はなく、バンバリーミキサーなどに
より混練してもよい。
【0032】混練した後、混練物がペレタイザーにより
ペレットにされ、そのペレットが射出成形用原料とな
る。
【0033】また、上記の混練物を必ずしもペレタイザ
ーによりペレットにする必要はなく、粉砕機により造粒
するだけでもよい。
【0034】次に、射出成形用原料が射出成形機に投入
されて、700kgf/cm2の射出圧力で圧電セラミ
ックス成形体が成形される。その圧電セラミックス成形
体は金型の形状が転写される。
【0035】なお、射出成形機には通常の樹脂用射出成
形機、或はセラミックス、金属用の耐摩耗性を向上させ
た射出成形機が使用される。
【0036】そして、圧電セラミックス成形体は、脱脂
炉に入れられて圧電セラミックス成形体内に含まれる熱
可塑性樹脂及びその他の有機材料を除去するための脱脂
処理が行われる。この際、脱脂炉内には、アルゴン、窒
素などの不活性ガスや水素などの還元性ガス、或は酸
素、空気などの支燃性ガスが入れられており、脱脂炉内
は常圧または加圧状態である。また、脱脂炉内は減圧状
態であってもよい。
【0037】本実施例では、室温〜120℃は50℃/
時、120〜160℃は10℃/時、160〜200℃
は4℃/時、200〜350℃は5℃/時、350〜4
50℃は10℃/時、450〜500℃は50℃/時で
脱脂炉内が順次昇温される。
【0038】尚、脱脂炉内は、略2〜100℃/時で室
温から500〜600℃の任意の温度に昇温されれば、
上述したように昇温されなくてもよい。
【0039】その後、炉冷されて圧電セラミックス脱脂
体が形成される。この際、エアーコンプレッサにより圧
縮空気が脱脂炉のガス導入口から導入される。そして、
この圧縮空気は、圧電セラミックス成形体内から除去さ
れた熱可塑性樹脂及びその他の有機材料と共に脱脂炉の
ガス排出口から排出される。
【0040】次いで、熱可塑性樹脂及びその他の有機材
料が除去された圧電セラミックス脱脂体が大気焼結炉に
入れられて焼結処理される。
【0041】本実施例では、大気焼結炉内は、室温から
1200℃までを150℃/時で昇温され、1200℃
で2時間保持された後、700℃まで300℃/時で降
温される。その後、炉冷されて圧電セラミックス焼結体
である圧電セラミックスプレート72(図1)が形成さ
れる。この圧電セラミックス焼結体は、圧電セラミック
ス成形体の大きさより収縮されている。
【0042】尚、大気焼結炉内は、室温から900〜1
400℃の任意の温度まで昇温され、その昇温された温
度で0〜2時間程度、保持されれば、上述したように昇
温されなくてもよい。
【0043】図1に示すように、このように形成された
圧電セラミックスプレート72には、溝8、側壁11、
インク導入口21及びマニホールド22が形成されてい
る。そのインク導入口21は圧電セラミックスプレート
72の側面に設けられている。また、マニホールド22
はそのインク導入口21に連通している。マニホールド
22の深さは、側壁11の上面から側壁11の高さの3
分の1である。
【0044】そして、圧電セラミックスプレート72が
矢印5の方向に分極処理される。圧電セラミックスプレ
ート72の一端面15(図7参照)付近には浅溝16
(図7参照)が形成されている。そして、溝8の内面に
は、その両側面の上半分に金属電極13(図7参照)が
スパッタリング等によって形成されている。また、浅溝
16の内面には、その側面及び底面に金属電極9(図7
参照)がスパッタリング等によって形成されている。こ
れにより、溝8の両側面に形成された金属電極13は浅
溝16に形成された金属電極9によって連結されてい
る。
【0045】そして、圧電セラミックスプレート72の
溝8及びマニホールド22形成側の面と平板状のカバー
プレート73とがエポキシ系接着剤等によって接着され
る。従って、インクジェットプリンタヘッド1には、溝
8の上面が覆われて横方向に互いに間隔を有する複数の
インク流路12(図3参照)が構成される。
【0046】そして、圧電セラミックスプレート72に
は基板41(図7参照)が接着されている。その基板4
1には導電層のパターン42が形成されている。その導
電層のパターン42と浅溝16の底面の金属電極9と
は、ワイヤボンディングによって導線43で接続されて
いる。
【0047】次に、制御部のブロック図を示す図2によ
って、制御部の構成を説明する。基板41に形成された
導電層のパターン42は各々個々にLSIチップ51に
接続されている。また、クロックライン52、データラ
イン53、電圧ライン54及びアースライン55もLS
Iチップ51に接続されている。LSIチップ51は、
クロックライン52から供給される連続したクロックパ
ルスに基づいて、データライン53上に現れるデータに
応じて、どのノズル32からインク液滴の噴射を行うべ
きかを判断する。そして、駆動するインク流路12内の
金属電極13に導通する導電層のパターン42に、電圧
ライン54の電圧Vを印加する。また、駆動するインク
流路12以外の金属電極13に導通する導電層のパター
ン42にはアースライン55の電圧0Vを印加する。
【0048】次に、図3,図4によって、インクジェッ
トプリンタヘッド1の動作を説明する。
【0049】LSIチップ51が、所要のデータに従っ
て、インクジェットプリンタヘッド1のインク流路12
bからインクの噴出を行なうと判断する。すると、金属
電極13eと13fとに正の駆動電圧Vが印加され、金
属電極13dと13gとが接地される。図4に示すよう
に、側壁11bには矢印14bの方向の駆動電界が発生
し、側壁11cには矢印14cの方向の駆動電界が発生
する。すると、駆動電界方向14b及び14cは分極方
向4とが直交しているため、側壁11b及び11cは、
圧電厚みすべり効果により、この場合、インク流路12
bの内部方向に急速に変形する。この変形によってイン
ク流路12bの容積が減少してインク圧力が急速に増大
し、圧力波が発生して、インク流路12bに連通するノ
ズル32(図8)からインク滴が噴射される。また、駆
動電圧Vの印加が停止されると、側壁11b及び11c
が変形前の位置(図3参照)に徐々に戻るためインク流
路12b内のインク圧力が徐々に低下する。すると、イ
ンク供給口21(図1)からマニホールド22(図1)
を通してインク流路12b内にインクが供給される。
【0050】以上説明したように、第一の実施例では、
溝8、側壁11、インク導入口21及びマニホールド2
2が形成された圧電セラミックスプレート72が射出成
形法により形成され、カバープレート73が平板状であ
るので、切削加工等の工程が必要なく、圧電セラミック
スプレート72及びカバープレート73の製造速度が速
い。従って、インクジェットプリンタヘッド1の製造速
度が速くなり、大量生産性に優れる。また、インク導入
口21及びマニホールド22が形成された圧電セラミッ
クスプレート72が射出成形法により形成されるので、
マニホールド22及びインク導入口21の形状或はそれ
らの位置に関する設計の自由度が高い。
【0051】次に、本発明の第二の実施例を説明する。
図5に示す圧電セラミックスプレート82を第一の実施
例と同様の方法で射出成形、脱脂処理、焼結処理を行う
ことにより形成する。この圧電セラミックスプレート8
2には、溝8、側壁11及びマニホールド22が形成さ
れている。そして、圧電セラミックスプレート82に、
インク導入口21が形成されたカバープレート83、ノ
ズルプレート31及び基板41が接着される。
【0052】このように、第二の実施例では、カバープ
レート83にインク導入口21が形成されているが、マ
ニホールド22が圧電セラミックスプレート82に形成
されているので、カバープレート83の形状が単純であ
り、製造速度が速くなる。従って、インクジェットプリ
ンタヘッド1の製造速度が速くなり、大量生産性に優れ
る。
【0053】更に、本発明の第三の実施例を説明する。
図6に示す圧電セラミックスプレート92を第一の実施
例と同様の方法で射出成形、脱脂処理、焼結処理を行う
ことにより形成する。この圧電セラミックスプレート9
2には、溝8、側壁11及びマニホールド22が形成さ
れている。そのマニホールド22は、側壁11より下に
設けられ、複数の溝8に連通されている。また、マニホ
ールド22の一端は、圧電セラミックスプレート92の
側面に開口している。その開口部(図示せず)からイン
クが導入される。そして、圧電セラミックスプレート9
2に、前記カバープレート73、前記ノズルプレート3
1及び前記基板41が接着される。
【0054】このように、第三の実施例では、溝8、側
壁11及びインクを導入する開口部を含むマニホールド
22が形成された圧電セラミックスプレート92が射出
成形法により形成され、カバープレート73が平板状で
あるので、切削加工等の工程が必要なく、圧電セラミッ
クスプレート92及びカバープレート73の製造速度が
速い。従って、インクジェットプリンタヘッド1の製造
速度が速くなり、大量生産性に優れる。
【0055】
【発明の効果】以上説明したことから明かなように本発
明によれば、インク導入口がインク供給源からインクを
導入し、前記インク導入口に連通されたマニホールドが
前記導入されたインクを複数のインク流路に充填し、電
圧が印加されて変形する駆動部を含んだ圧電セラミック
ス部材がその駆動部の変形によりインク流路内のインク
を噴射する。そして、前記インク導入口及び前記マニホ
ールド或は何れか一方と前記圧電セラミックス部材とが
射出成形法により一体に形成されるので、インク噴射装
置の製造速度が速くなり、大量生産性に優れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施例の圧電セラミックスプレ
ートを示す斜視図である。
【図2】前記実施例のインクジェットプリンタヘッドの
制御部を示す説明図である。
【図3】前記実施例のインクジェットプリンタヘッドの
構成を示す断面図である。
【図4】前記実施例のインクジェットプリンタヘッドの
作動状態を示す説明図である。
【図5】本発明の第二の実施例の圧電セラミックスプレ
ートを示す斜視図である。
【図6】本発明の第三の実施例の圧電セラミックスプレ
ートを示す断面図である。
【図7】第一の従来例のインクジェットプリンタヘッド
の構成を示す斜視図である。
【図8】第二の従来例のインクジェットプリンタヘッド
の構成を示す説明図である。
【符号の説明】
8 溝 12 インク流路 21 インク導入口 22 マニホールド 72 圧電セラミックスプレート 73 カバープレート

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インク供給源からインクを導入するイン
    ク導入口と、前記インク導入口に連通され、前記導入さ
    れたインクを複数のインク流路に供給するマニホールド
    と、電圧が印加されて変形する駆動部を含み、その駆動
    部の変形によりインク流路内のインクを噴射する圧電セ
    ラミックス部材とを有するインク噴射装置において、 前記インク導入口及び前記マニホールド或は何れか一方
    と前記圧電セラミックス部材とを射出成形法により一体
    に形成することを特徴とするインク噴射装置の製造方
    法。
  2. 【請求項2】 インク供給源からインクを導入するイン
    ク導入口と、 前記インク導入口に連通され、前記導入されたインクを
    複数のインク流路に充填するマニホールドと、 電圧が印加されて変形する駆動部を含み、その駆動部の
    変形によりインク流路内のインクを噴射する圧電セラミ
    ックス部材とを備え、前記インク導入口及び前記マニホ
    ールド或は何れか一方と前記圧電セラミックス部材とが
    射出成形法により一体に形成されたことを特徴とするイ
    ンク噴射装置。
  3. 【請求項3】 インク供給源からインクを導入するイン
    ク導入口と、 前記インク導入口に連通され、前記導入されたインクを
    複数のインク流路に充填するマニホールドと、 電圧が印加されて変形する駆動部を含み、その駆動部の
    変形によりインク流路内のインクを噴射する圧電セラミ
    ックス部材とを備え、前記インク導入口及び前記マニホ
    ールドと前記圧電セラミックス部材とが射出成形法によ
    り一体に形成されたことを特徴とするインク噴射装置。
JP5007654A 1992-12-03 1993-01-20 インク噴射装置の製造方法及びインク噴射装置 Pending JPH06210860A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5007654A JPH06210860A (ja) 1993-01-20 1993-01-20 インク噴射装置の製造方法及びインク噴射装置
US08/159,685 US5650810A (en) 1992-12-03 1993-12-01 Ink jet print head having a manifold wall portion and method of producing the same by injection molding
DE69320766T DE69320766T2 (de) 1992-12-03 1993-12-03 Tintenstrahl-Druckkopf und sein Herstellungsverfahren
EP93309719A EP0600748B1 (en) 1992-12-03 1993-12-03 An ink jet print head and method of producing the same

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5007654A JPH06210860A (ja) 1993-01-20 1993-01-20 インク噴射装置の製造方法及びインク噴射装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06210860A true JPH06210860A (ja) 1994-08-02

Family

ID=11671812

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5007654A Pending JPH06210860A (ja) 1992-12-03 1993-01-20 インク噴射装置の製造方法及びインク噴射装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06210860A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019089222A (ja) * 2017-11-13 2019-06-13 エスアイアイ・プリンテック株式会社 ヘッドチップ、液体噴射ヘッドおよび液体噴射記録装置

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS605615A (ja) * 1983-06-23 1985-01-12 Matsushita Electric Ind Co Ltd マイクロ波電力増幅器
JPS63153904A (ja) * 1986-07-30 1988-06-27 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 電力増幅器
JPH03211904A (ja) * 1990-01-16 1991-09-17 Fujitsu Ltd 高周波増幅器
JPH04304705A (ja) * 1991-04-01 1992-10-28 Mitsubishi Electric Corp 低雑音増幅器
JPH05243873A (ja) * 1992-02-26 1993-09-21 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 高効率増幅器

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS605615A (ja) * 1983-06-23 1985-01-12 Matsushita Electric Ind Co Ltd マイクロ波電力増幅器
JPS63153904A (ja) * 1986-07-30 1988-06-27 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 電力増幅器
JPH03211904A (ja) * 1990-01-16 1991-09-17 Fujitsu Ltd 高周波増幅器
JPH04304705A (ja) * 1991-04-01 1992-10-28 Mitsubishi Electric Corp 低雑音増幅器
JPH05243873A (ja) * 1992-02-26 1993-09-21 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 高効率増幅器

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019089222A (ja) * 2017-11-13 2019-06-13 エスアイアイ・プリンテック株式会社 ヘッドチップ、液体噴射ヘッドおよび液体噴射記録装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0600748B1 (en) An ink jet print head and method of producing the same
US5639508A (en) Method for producing a layered piezoelectric element
JPH08279631A (ja) 積層型圧電素子の製造方法
EP1456034B1 (en) Low voltage ink jet printing module
JPH05254132A (ja) インクジェットプリンタヘッドの製作方法
JP2009178982A (ja) 圧電アクチュエータの製造方法及び液体移送装置の製造方法
CN1449869A (zh) 液体喷头
JPH06210860A (ja) インク噴射装置の製造方法及びインク噴射装置
JPH0664168A (ja) インクジェットプリンタヘッド及びその製作方法
JPH06171096A (ja) インク噴射装置の製造方法及びインク噴射装置
JPH06171095A (ja) インク噴射装置の製造方法及びインク噴射装置
JP4077344B2 (ja) インクジェットヘッド、インクジェットヘッドモジュール及びその製造方法
JPH0760974A (ja) インク噴射装置の製造方法
JPH07117229A (ja) インクジェットヘッド
JP3006193B2 (ja) インクジェットプリンタヘッド用圧電素子の製造方法
JPH06344563A (ja) インクジェットヘッド
JP3667992B2 (ja) 印刷装置の製造方法
JP2002225291A (ja) インクジェット式記録ヘッド及びその製造方法並びにインクジェット式記録装置
JPH05309841A (ja) インクジェットプリンタヘッドの製作方法
JPH06218918A (ja) 液滴噴射装置
JPH04353463A (ja) パルス滴付着装置用圧電素子の製造方法
JPH07137253A (ja) インクジェットヘッド
JPH04286650A (ja) 液滴噴射装置
JP3212058B2 (ja) ノズルプレートの成形用金型及びその製造方法
JPH11216860A (ja) インクジェットプリンタヘッド