JPH06210988A - 磁気記録媒体およびその製造方法 - Google Patents

磁気記録媒体およびその製造方法

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JPH06210988A
JPH06210988A JP5024640A JP2464093A JPH06210988A JP H06210988 A JPH06210988 A JP H06210988A JP 5024640 A JP5024640 A JP 5024640A JP 2464093 A JP2464093 A JP 2464093A JP H06210988 A JPH06210988 A JP H06210988A
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JP
Japan
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layer
magnetic
recording medium
silver
magnetic recording
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Pending
Application number
JP5024640A
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English (en)
Inventor
Yutaka Takagi
豊 高木
Mitsuhiro Matsuda
光裕 松田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sakuranomiya Chemical Co Ltd
Kyodo Printing Co Ltd
Original Assignee
Sakuranomiya Chemical Co Ltd
Kyodo Printing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sakuranomiya Chemical Co Ltd, Kyodo Printing Co Ltd filed Critical Sakuranomiya Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 磁気層および磁気バーコードに対する隠蔽性
および密着性に優れた隠蔽層を有する磁気記録媒体およ
びその製造方法を提供する。 【構成】 所定の粒径に粉砕され、樹脂との密着性向上
のための表面処理を施されたアルミ粉を含むシルバーイ
ンキを用いてスクリーン印刷またはコーティングを行う
ことにより、磁気バー16上にシルバー層20を形成す
る。シルバー層20は磁気バー16に対する隠蔽性およ
び基材12との密着性に優れている。また、シルバーイ
ンキに硬化剤を使用していないためインキの経時安定性
が良く分散性にも優れ、シルバー層20は色目の安定性
も良い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気記録媒体およびそ
の製造方法に関し、特に磁気層、磁気バーコードに対す
る隠蔽性および密着性に優れた隠蔽層を有する磁気記録
媒体およびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】各種のプリペイドカードにおいては、磁
気層や、磁気バーによるバーコード、さらに非磁性イン
キによるダミーバーが設けられている。これらの磁気
層、磁気バー、ダミーバーは磁気記録の不正読み取りを
困難にし、また美観を保ち着色を施すために、例えばア
ルミ粉を含んだシルバーインキによるシルクスクリーン
印刷によって隠蔽されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このようなシルバーイ
ンキとしては、樹脂にリーフィングタイプのアルミ粉を
混合したものが用いられている。リーフィングタイプの
アルミ粉は塗膜面に浮き上がるため、シルバー層は薄い
膜で隠蔽性があるが、塗膜の密着性が乏しいという問題
がある。一方、ノンリーフィングタイプのアルミ粉を用
いる場合には、アルミ粉がバインダ中に均一に分散され
るため、塗膜の密着性は大きいが、膜厚を厚くしなけれ
ば充分な隠蔽性が得られないという問題がある。
【0004】現在、各種プリペイドカードに使用されて
いるシルバーインキは、リーフィングタイプのアルミ粉
が用いられ、例えば樹脂とアルミ粉の比を1:0.3
(固形分比)として製造され、乾燥膜厚1〜2μmにな
るように印刷されている。このようなシルバーインキに
おいては通常、塗膜の密着性を向上させるため、硬化剤
を使用している。したがって、硬化剤によってインキの
粘度が上がり、貯蔵安定性がなくなるため、隠蔽層形成
時の作業性およびその後の安定性に問題があり、また、
アルミ粉の浮き方や密度により隠蔽層の色目が不安定に
なる場合があった。
【0005】本発明は、上記のような問題点を解消し、
隠蔽性および基材に対する密着性に優れ、かつ隠蔽層形
成時の作業性を向上させ、色目安定性に優れた隠蔽層を
有する磁気記録媒体およびその製造方法を提供すること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、磁気
層、磁気バーコードおよび磁気層、磁気バーコードを隠
蔽するための隠蔽層を有する磁気記録媒体において、隠
蔽層は、所定の粒径に粉砕され樹脂との密着性向上のた
めの表面処理を施されたアルミ粉を含むシルバーインキ
によって形成されているものである。
【0007】また本発明によれば、磁気層、磁気バーコ
ードおよび磁気層、磁気バーコードを隠蔽するための隠
蔽層を有する磁気記録媒体の製造方法において、所定の
粒径に粉砕され樹脂との密着性向上のための表面処理を
施されたアルミ粉を含むシルバーインキによって隠蔽層
を形成する工程を含むものである。
【0008】
【実施例】次に本発明による磁気記録媒体およびその製
造方法の実施例を説明する。図1には、本発明による磁
気記録媒体をカードに適用した一実施例が示されてい
る。このカードは、基材12上に磁気層14が形成され
ている。基材12は、紙やPET、PVC、PC等の合
成樹脂フイルムなどにより形成される。磁気層14は磁
性材料によって形成され、所定の磁気記録が行われる。
磁気層14上には、磁気材料によってバーコードを形成
するための磁気バー16が形成されるとともに、磁気バ
ー16によるバーコードを容易に認識されないようにす
るため、非磁性材料によるダミーバー18が形成されて
いる。磁気バー16の形成は、たとえばシルクスクリー
ン用磁気インキで粘度が所定の値以上の磁気インキを用
い、シルクスクリーン印刷によって行われる。ダミーバ
ー18の形成は非磁性インキを用いて同様に行われる。
【0009】さらに、磁気バー16およびダミーバー1
8を隠蔽するため、アルミ粉を含むシルバー層20が形
成されている。シルバー層20を形成するためのシルバ
ーインキおよびその形成方法については後に詳述する。
シルバー層20上には印刷層22および保護層24が積
層されている。印刷層22は所定の文字模様等の可視情
報が印刷により形成される。保護層24は印刷層等の下
層を保護する透明な層であり、必要な厚みに形成され
る。なお、印刷層22および保護層24は省略してもよ
い。
【0010】図3、図4には、上記の磁気記録媒体に使
用される、アルミ粉を含有するシルバーインキの製造工
程が示されている。これらの図に示されるように、シル
バーインキの製造においては、図3に示すようにアルミ
ペーストの製造を行い、さらに図4に示すように、アル
ミペーストを用いてインキ化を行い、シルバーインキを
製造する。
【0011】まず、図3に示すように、アルミニウム隣
片粉、ステアリン酸、ミネラルスピリットを混合し、粉
砕処理を行う。ステアリン酸はアルミニウム隣片粉の酸
化防止のため、また、ミネラルスピリットは溶媒として
用いられる。アルミニウム隣片粉の粉砕処理はボールミ
ルを使用し、所定の粒径になるように行われる。この粒
径としては、水面拡散面積で15000〜25000cm
2 /gの範囲が望ましい。粉砕されたアルミ粉はメッシュ
等によって分級が行われ、分級後、粒径測定を行い、所
定の粒径に揃っているか否かを調べる。粗粒粉は取り除
かれて再び粉砕工程へ送られる。
【0012】次に、所定の粒径にされたアルミ粉にカッ
プリング剤を添加する。これは、インキ化時の樹脂との
密着性を良好にするためである。カップリング剤として
は、チタン系、シラン系があるが、例えばオルガノシラ
ンを添加することにより樹脂との密着性が改善される。
添加したカップリング剤を、攪拌機によって攪拌するこ
とにより、アルミ粉に混合、吸着させる。これにより、
アルミペーストが作製される。
【0013】次にインキ化工程としては、図4に示すよ
うに、アルミペーストをスラリー化して樹脂との混合を
スムーズにするため、上記アルミペースト中にシルクス
クリーン用溶剤を1:1(重量比)の割合になるように
少量ずつ加え、プロペラ型の攪拌羽を有する攪拌機によ
り例えば300回転/分で30分間混合する。これによ
り、アルミスラリーが作製される。
【0014】一方、ポリウレタン、フェノキシ樹脂をシ
ルクスクリーン用溶剤とともにディスパー型の攪拌羽を
有する攪拌機によって1.5時間攪拌する。
【0015】その後、ポリウレタン、フェノキシ樹脂、
溶剤を攪拌したものと、上記アルミスラリーを混合、攪
拌する。この攪拌は、プロペラ型攪拌機により例えば3
00〜500回転/分で約1時間行われる。この工程に
おける攪拌は、プロペラ型攪拌機によるせん断力の小さ
い攪拌とすることにより、アルミ粉の酸化促進を防止す
る。
【0016】この攪拌により作製されたものを例えば3
00メッシュのフィルタによって濾過し、シルバーイン
キが作製される。
【0017】このようにして製造されたシルバーインキ
においては、樹脂固形分とアルミ粉の比率が隠蔽性、密
着性、色目に影響を与える。この比率としては、樹脂固
形分1に対し、アルミ固形分0.3〜0.7とするのが
良い。特にアルミ固形分を0.5とした場合には隠蔽
性、密着性、色目に安定した状態が得られる。
【0018】このようにして製造されるシルバーインキ
の組成の一例を以下に示す。 アルミ粉 東洋アルミ65−878 10.95重量% 樹脂 ユニオンカーバイド社 PKHH 13.75重量% 日本ポリウレタン ウレタンN2304 26.60重量% シルク用速乾性シンナー 48.90重量%
【0019】このようにして製造されたシルバーインキ
を用いてシルクスクリーン印刷またはコーティングを行
い、シルバー層20を形成する。
【0020】シルクスクリーン印刷は、たとえば下記の
条件で行う。 インキ粘度 3.0〜3.5ポイズ ブリッジ(基材と刷版との高さ) 1.5〜2.0mm スキージ(インキの掻き取り) 緑色(軟質) 65〜
70度の角度 刷版種類 T300B、T355B 乾燥温度 80〜90℃ 乾燥時間 5〜10分 乾燥後の膜厚 1〜2μm
【0021】コーティングは、たとえば下記の条件で行
う。 インキ粘度 ザンカップ#4 11〜12sec 塗工方式 リバースコーティング、グラビアリバース、
ダイレクトコーティング、キスコーティング 乾燥温度 100〜140℃ 乾燥時間 1〜2分 乾燥風量 400〜1700rpm(風速20〜60m
/分) 乾燥後の膜厚 1〜2μm
【0022】このようにして形成されたシルバー層の塗
膜は、隠蔽性が良好で、セロテープによる剥離がなく、
刷出しから刷了まで色目が安定であった。
【0023】図2には、本発明による磁気記録媒体をカ
ードに適用した他の実施例が示されている。この実施例
においては、シルバー層20上には感熱記録層26が設
けられ、感熱記録層26上に印刷層22および保護層2
4が設けられている。感熱記録層26は加熱によって発
色し、所定の文字等を表示するものである。
【0024】なお、上記の実施例においては、シルバー
層20によって磁気層14全体を隠蔽するようにしてい
るが、磁気バー16およびダミーバー18の部分のみを
シルバー層20によって隠蔽するようにしてもよい。ま
た、基材12表面に直接磁気バー16およびダミーバー
18を設けてもよい。
【0025】
【発明の効果】本発明によれば、バーコードを隠蔽する
ための隠蔽層が、樹脂との密着性の向上のために表面処
理されたアルミ粉を含むインキによって形成されている
から、隠蔽性が高く、基材に対する密着性も良好であ
る。したがって、隠蔽層形成時にブロッキングを抑える
ことができる。また、隠蔽層を形成するインキに硬化剤
を使用していないためインキの経時安定性が良く分散性
にも優れ、隠蔽層は色目の安定性にも優れている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による磁気記録媒体の一実施例を示す図
である。
【図2】本発明による磁気記録媒体の他の実施例を示す
図である。
【図3】図1のシルバー層を形成するためのシルバーイ
ンキの製造工程を示す図である。
【図4】図1のシルバー層を形成するためのシルバーイ
ンキの製造工程を示す図である。
【符号の説明】
12 基材 14 磁気層 16 磁気バー 18 ダミーバー 20 シルバー層 22 印刷層 24 保護層
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G11B 5/80 7303−5D

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気層、磁気バーコードおよび該磁気
    層、磁気バーコードを隠蔽するための隠蔽層を有する磁
    気記録媒体において、 前記隠蔽層は、所定の粒径に粉砕され樹脂との密着性向
    上のための表面処理を施されたアルミ粉を含むシルバー
    インキによって形成されていることを特徴とする磁気記
    録媒体。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の磁気記録媒体におい
    て、前記シルバーインキは、樹脂固形分と前記アルミ粉
    との比が1:0.3〜1:0.7であることを特徴とす
    る磁気記録媒体。
  3. 【請求項3】 磁気層、磁気バーコードおよび該磁気
    層、磁気バーコードを隠蔽するための隠蔽層を有する磁
    気記録媒体の製造方法において、 所定の粒径に粉砕され樹脂との密着性向上のための表面
    処理を施されたアルミ粉を含むシルバーインキによって
    前記隠蔽層を形成する工程を含むことを特徴とする磁気
    記録媒体の製造方法。
JP5024640A 1993-01-20 1993-01-20 磁気記録媒体およびその製造方法 Pending JPH06210988A (ja)

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JPH06210988A true JPH06210988A (ja) 1994-08-02

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6308991B1 (en) * 1995-10-16 2001-10-30 Oberthur Gaming Technologies, Inc. Printed document including bar code authentication system

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6308991B1 (en) * 1995-10-16 2001-10-30 Oberthur Gaming Technologies, Inc. Printed document including bar code authentication system

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20020702