JPH0621127Y2 - 可撓導体 - Google Patents
可撓導体Info
- Publication number
- JPH0621127Y2 JPH0621127Y2 JP1990017301U JP1730190U JPH0621127Y2 JP H0621127 Y2 JPH0621127 Y2 JP H0621127Y2 JP 1990017301 U JP1990017301 U JP 1990017301U JP 1730190 U JP1730190 U JP 1730190U JP H0621127 Y2 JPH0621127 Y2 JP H0621127Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- conductor
- child
- parent
- flexible conductor
- hose
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Insulated Conductors (AREA)
- Non-Insulated Conductors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [考案の技術分野] 本考案は、自動車等のロボット溶接機の給電用導体とし
て使用する場合に有用な可撓導体に関する。
て使用する場合に有用な可撓導体に関する。
[考案の技術的背景とその問題点] 従来、ポータブルスポット溶接機用の水冷ケーブル用導
体としては、第1図に示すように、中心に右方向により
合わせた子より導体1aを配置し、その上に右方向によ
り合わせた7条の子より導体1bを左方向により合わ
せ、更にその上に左方向により合わせた12条の子より
導体1cを右方向により合わせて成る親より導体2が知
られている。
体としては、第1図に示すように、中心に右方向により
合わせた子より導体1aを配置し、その上に右方向によ
り合わせた7条の子より導体1bを左方向により合わ
せ、更にその上に左方向により合わせた12条の子より
導体1cを右方向により合わせて成る親より導体2が知
られている。
しかしながら、かかる水冷ケーブル用導体においては、
子より導体1b、1cが各層相互に反対方向により合わ
せられているので、すなわち、子より導体のより合わせ
層間が点接触になっているので屈曲や捩り運動を受ける
と、子より導体のより合わせ層間で子より導体1b、1
cどうしが摩擦し、ついには約2日間程度で、子より導
体を構成する素線が摩耗断線する難点があった。
子より導体1b、1cが各層相互に反対方向により合わ
せられているので、すなわち、子より導体のより合わせ
層間が点接触になっているので屈曲や捩り運動を受ける
と、子より導体のより合わせ層間で子より導体1b、1
cどうしが摩擦し、ついには約2日間程度で、子より導
体を構成する素線が摩耗断線する難点があった。
一方、かかる水冷ケーブル用導体においては、第2図に
示すように親より導体2の端末に、冷却孔3を有する直
線状の端子4(以下「I型端子」という。)が取付けら
れているが、かかる構成においては親より導体2にI型
端子4が直線状に接続されているので、激しい屈曲を受
けると端子口元5に過大な応力集中が加わり、当該端子
口元部分で親より導体2が断線する難点があった。
示すように親より導体2の端末に、冷却孔3を有する直
線状の端子4(以下「I型端子」という。)が取付けら
れているが、かかる構成においては親より導体2にI型
端子4が直線状に接続されているので、激しい屈曲を受
けると端子口元5に過大な応力集中が加わり、当該端子
口元部分で親より導体2が断線する難点があった。
[考案の目的] 本考案はこのような点に着目してなされたもので、子よ
り導体相互の接触面積を大きくし、ひいては可撓導体に
加わるテンションを小さくして寿命を増大しうる可撓導
体を提供せんとするものである。
り導体相互の接触面積を大きくし、ひいては可撓導体に
加わるテンションを小さくして寿命を増大しうる可撓導
体を提供せんとするものである。
[考案の概要] 本考案の可撓導体は、多数本の素線をより合わせた子よ
り導体の多数条を更に同心状により合わせて成る親より
導体を、冷却水充填用のホース内に遊嵌し、もしくは前
記ホース内に遊嵌せずにそのまま使用するする可撓導体
であって、隣接する前記子より導体の素線のより方向は
互いに異方向とされ、前記親より導体の同心よりのより
方向は各層同方向とされていることを特徴としている。
り導体の多数条を更に同心状により合わせて成る親より
導体を、冷却水充填用のホース内に遊嵌し、もしくは前
記ホース内に遊嵌せずにそのまま使用するする可撓導体
であって、隣接する前記子より導体の素線のより方向は
互いに異方向とされ、前記親より導体の同心よりのより
方向は各層同方向とされていることを特徴としている。
[考案の実施例] 以下、本考案を一実施例の図面に基づいて説明する。第
3図において、Sは例えば外径が0.26mmの素線を76本右
方向により合わせた子より導体、Zは前記と同一の素線
を同一本数左方向により合わせた子より導体をそれぞれ
示している。
3図において、Sは例えば外径が0.26mmの素線を76本右
方向により合わせた子より導体、Zは前記と同一の素線
を同一本数左方向により合わせた子より導体をそれぞれ
示している。
しかして、これらの子より導体S、Zを円周方向に隣り
合うように交互に配置した上で、これらの各子より導体
S、Zを各層すなわち第1層〜第3層を全て右方向に同
心状により合わせて本考案にかかる親より導体2′を形
成する。この親より導体2′は、これを所要の間隙を有
して囲繞するホース内に水を入れた状態もしくはホース
を設けずにそのままの状態ですなわち水冷もしくは空冷
状態で使用される。
合うように交互に配置した上で、これらの各子より導体
S、Zを各層すなわち第1層〜第3層を全て右方向に同
心状により合わせて本考案にかかる親より導体2′を形
成する。この親より導体2′は、これを所要の間隙を有
して囲繞するホース内に水を入れた状態もしくはホース
を設けずにそのままの状態ですなわち水冷もしくは空冷
状態で使用される。
なお、中心に配置される子より導体は、右方向のものに
限定されず左方向により合わせたものを使用してもよ
い。
限定されず左方向により合わせたものを使用してもよ
い。
次に第4図に基づいて親より導体に対するL型端子の取
付けについて説明する。同図に示すように、先ず、親よ
り導体の端末に銅スリーブ等から成る成型スリーブ6を
被せ、上部に長さ方向に添う凹み7が形成されるように
圧縮して、親より導体の端末に堅固に固定する。
付けについて説明する。同図に示すように、先ず、親よ
り導体の端末に銅スリーブ等から成る成型スリーブ6を
被せ、上部に長さ方向に添う凹み7が形成されるように
圧縮して、親より導体の端末に堅固に固定する。
次に、圧縮した成型スリーブ6を従前と同様のI型端子
4の導体挿通口8に挿入し、半田9にて固定する。
4の導体挿通口8に挿入し、半田9にて固定する。
しかして、I型端子4の先端部10に、鉄板等から成る金
属板11をこれと直交するように配置し、両者の接合部を
ボルト12により堅固に締結する。
属板11をこれと直交するように配置し、両者の接合部を
ボルト12により堅固に締結する。
なお、前述の実施例においては、L型端子として従前の
I型端子と、これに直交するごとく締結した金属板とか
ら成るものを使用しているが、本考案はこれに限定され
ず単一物でL型状に形成したものを使用してもよい。
I型端子と、これに直交するごとく締結した金属板とか
ら成るものを使用しているが、本考案はこれに限定され
ず単一物でL型状に形成したものを使用してもよい。
次に、下表に示すように4種類の供試試料を作成し、こ
れらの試料について屈曲・捩り複合試験を行なった結果
を第5図に基づいて述べる。
れらの試料について屈曲・捩り複合試験を行なった結果
を第5図に基づいて述べる。
なお、上表中、ホース有とは、可撓導体2′の外周に補
強入りゴムホース(天然ゴムとプチレンブタジエンラバ
ーから成るゴムホース中にポリエステル編組を埋入した
もの)を遊嵌したものをいい、またホース無とはかかる
補強入りゴムホースのない可撓導体をいう。
強入りゴムホース(天然ゴムとプチレンブタジエンラバ
ーから成るゴムホース中にポリエステル編組を埋入した
もの)を遊嵌したものをいい、またホース無とはかかる
補強入りゴムホースのない可撓導体をいう。
なお、試験は実際の使用状況を模擬した試験機に、長さ
約1mの試料をセットし、±90℃で2回とする屈曲・
捩り複合運動を約20回/分で実施した。
約1mの試料をセットし、±90℃で2回とする屈曲・
捩り複合運動を約20回/分で実施した。
第5図から、子より導体を各層同方向により合わせるこ
とによりI型、L型のいずれの端子についても良好な特
性を示し、また子より導体の各層のより方向の如何にか
かわらず端子をL型にすることにより断線寿命が延びて
いることが判る。
とによりI型、L型のいずれの端子についても良好な特
性を示し、また子より導体の各層のより方向の如何にか
かわらず端子をL型にすることにより断線寿命が延びて
いることが判る。
因に試料2と試料2′を比較すると約11000回の延命と
なっていることが判る。
なっていることが判る。
第6、7図は上記の補強入りゴムホース内に水を入れ第
5図と同様の試験方法で可撓導体の屈曲・捩り複合試験
を行なった場合の結果を示している。同図から、試料1
と試料1′はほぼ同等の特性を示し、試料3、3′すな
わち端子L型にすることにより断線回数を1.85倍延ばし
うることが判る。これは、可撓導体の子より導体のより
方向を各層交互に反対にしたものから、各層同方向によ
り合わせ、かつI型端子からL型端子に変えたために、
導体に加かる応力集中および素線間の摩耗が緩和したた
めと解される。
5図と同様の試験方法で可撓導体の屈曲・捩り複合試験
を行なった場合の結果を示している。同図から、試料1
と試料1′はほぼ同等の特性を示し、試料3、3′すな
わち端子L型にすることにより断線回数を1.85倍延ばし
うることが判る。これは、可撓導体の子より導体のより
方向を各層交互に反対にしたものから、各層同方向によ
り合わせ、かつI型端子からL型端子に変えたために、
導体に加かる応力集中および素線間の摩耗が緩和したた
めと解される。
要するに、以上の試験結果からすると、ホース無しのも
のについては、試料4′の次に試料2′が最も良い性能
を示していることが判る。
のについては、試料4′の次に試料2′が最も良い性能
を示していることが判る。
以上のように、本考案においては、素線のより方向を右
よりとした子より導体の多数条と、素線のより方向を左
よりとした子より導体の多数条とを、円周方向に隣り合
うように交互に配置して、可撓導体の屈曲時の子より導
体間の擦れ合いを線接触としているので、子より導体間
の摩耗を大幅に少なくすることができる。また、親より
導体の同心よりのより方向を全て同方向としているの
で、可撓導体の捩じれに対する層間の応力集中を緩和す
ることができる。すなわち、例えば第3図に示すよう
に、中心に配置された子より導体の外周に、第1層と第
3層が右方向に、中間の第2層が左方向となるように各
層交互に同心よりした場合においては、一方向に可撓導
体が捩じられたときには第1層と第3層のよりが締ま
り、中間の第2層が緩んで層間に部分的な応力集中が起
きて導体の疲労断線が生じ易くなるのに対して、親より
導体の同心よりのより方向を例えば全て右方向に統一し
た場合においては、可撓導体が時計方向に捩じれたとき
には各層のよりが締まり、反時計方向に捩じれたときに
は各層のよりが緩むように動くことになるので、層間の
応力集中を緩和させることができ、これによって可撓導
体の断線寿命を大幅に増大させることができる。
よりとした子より導体の多数条と、素線のより方向を左
よりとした子より導体の多数条とを、円周方向に隣り合
うように交互に配置して、可撓導体の屈曲時の子より導
体間の擦れ合いを線接触としているので、子より導体間
の摩耗を大幅に少なくすることができる。また、親より
導体の同心よりのより方向を全て同方向としているの
で、可撓導体の捩じれに対する層間の応力集中を緩和す
ることができる。すなわち、例えば第3図に示すよう
に、中心に配置された子より導体の外周に、第1層と第
3層が右方向に、中間の第2層が左方向となるように各
層交互に同心よりした場合においては、一方向に可撓導
体が捩じられたときには第1層と第3層のよりが締ま
り、中間の第2層が緩んで層間に部分的な応力集中が起
きて導体の疲労断線が生じ易くなるのに対して、親より
導体の同心よりのより方向を例えば全て右方向に統一し
た場合においては、可撓導体が時計方向に捩じれたとき
には各層のよりが締まり、反時計方向に捩じれたときに
は各層のよりが緩むように動くことになるので、層間の
応力集中を緩和させることができ、これによって可撓導
体の断線寿命を大幅に増大させることができる。
以上から、本考案においては、可撓導体の中間部に屈曲
運動が作用しても素線が容易に磨耗断線する恐れがな
く、また可撓導体の端子の口元に捩り運動が作用しても
層間に集中する恐れがなく、全体として断線寿命を大幅
に増大しうる可撓導体を提供することができる。
運動が作用しても素線が容易に磨耗断線する恐れがな
く、また可撓導体の端子の口元に捩り運動が作用しても
層間に集中する恐れがなく、全体として断線寿命を大幅
に増大しうる可撓導体を提供することができる。
第1図は従来の可撓導体のより合わせ状況を示す説明
図、第2図は従来のI型端子の取付状況を示す説明図、
第3図は本考案の可撓導体のより合わせ状況を示す説明
図、第4図はL型端子の取付状況を示す説明図、第5図
は屈曲、捩り複合試験における各供試試料の抵抗比と繰
り返し回数の関係を示す説明図、第6図は各供試試料に
I型端子を取付けた場合における第5図と同様の関係を
示す説明図、第7図は各供試試料にL型端子を取付けた
場合における第5図と同様の関係を示す説明図である。 S……右方向の子より導体 Z……左方向の子より導体 2′……親より導体 4……I型端子 4′……L型端子
図、第2図は従来のI型端子の取付状況を示す説明図、
第3図は本考案の可撓導体のより合わせ状況を示す説明
図、第4図はL型端子の取付状況を示す説明図、第5図
は屈曲、捩り複合試験における各供試試料の抵抗比と繰
り返し回数の関係を示す説明図、第6図は各供試試料に
I型端子を取付けた場合における第5図と同様の関係を
示す説明図、第7図は各供試試料にL型端子を取付けた
場合における第5図と同様の関係を示す説明図である。 S……右方向の子より導体 Z……左方向の子より導体 2′……親より導体 4……I型端子 4′……L型端子
Claims (1)
- 【請求項1】多数本の素線をより合わせた子より導体の
多数条を更に同心状により合わせて成る親より導体を、
冷却水充填用のホース内に遊嵌し、もしくは前記ホース
内に遊嵌せずにそのまま使用するする可撓導体であっ
て、隣接する前記子より導体の素線のより方向は互いに
異方向とされ、前記親より導体の同心よりのより方向は
各層同方向とされていることを特徴とする可撓導体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990017301U JPH0621127Y2 (ja) | 1990-02-22 | 1990-02-22 | 可撓導体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990017301U JPH0621127Y2 (ja) | 1990-02-22 | 1990-02-22 | 可撓導体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02141919U JPH02141919U (ja) | 1990-11-30 |
| JPH0621127Y2 true JPH0621127Y2 (ja) | 1994-06-01 |
Family
ID=31520522
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1990017301U Expired - Lifetime JPH0621127Y2 (ja) | 1990-02-22 | 1990-02-22 | 可撓導体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0621127Y2 (ja) |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57101418U (ja) * | 1980-12-13 | 1982-06-22 | ||
| JPS6346984Y2 (ja) * | 1981-03-09 | 1988-12-05 | ||
| JPS5835218U (ja) * | 1981-09-01 | 1983-03-08 | 河陽電線株式会社 | 給電用ケ−ブル |
-
1990
- 1990-02-22 JP JP1990017301U patent/JPH0621127Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02141919U (ja) | 1990-11-30 |
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