JPH06211548A - 合わせガラス - Google Patents
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- JPH06211548A JPH06211548A JP668093A JP668093A JPH06211548A JP H06211548 A JPH06211548 A JP H06211548A JP 668093 A JP668093 A JP 668093A JP 668093 A JP668093 A JP 668093A JP H06211548 A JPH06211548 A JP H06211548A
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- glass
- film
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- B32—LAYERED PRODUCTS
- B32B—LAYERED PRODUCTS, i.e. PRODUCTS BUILT-UP OF STRATA OF FLAT OR NON-FLAT, e.g. CELLULAR OR HONEYCOMB, FORM
- B32B17/00—Layered products essentially comprising sheet glass, or glass, slag, or like fibres
- B32B17/06—Layered products essentially comprising sheet glass, or glass, slag, or like fibres comprising glass as the main or only constituent of a layer, next to another layer of a specific material
- B32B17/10—Layered products essentially comprising sheet glass, or glass, slag, or like fibres comprising glass as the main or only constituent of a layer, next to another layer of a specific material of synthetic resin
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- B32B17/1055—Layered products essentially comprising sheet glass, or glass, slag, or like fibres comprising glass as the main or only constituent of a layer, next to another layer of a specific material of synthetic resin laminated safety glass or glazing characterized by the resin layer, i.e. interlayer
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- Joining Of Glass To Other Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 合わせガラス周辺部の白化を防止する。ま
た、合わせガラス周辺部の白化を防止し、しかも耐貫通
性及びガラスの飛散防止性を改善する。 【構成】 ガラス板10の間に、可塑化ポリビニルアセ
タール樹脂からなる中間膜20を接着させて合わせガラ
スを得る。この中間膜20としては、例えば、次のいず
れかの中間膜を用いる。(1)中間膜の両面の周辺部2
0’にシランカップリング剤によるシール層30が設け
られている。(2)中間膜の両面の周辺部20’シラン
カップリング剤によるシール層30が設けられ、その面
の残りの表面部分に接着力調整層40が設けられてい
る。(3)中間膜の両面にその面の周辺部20’を残し
て接着力調整層40が設けられている。接着力調整層と
しては、例えば、カルボン酸のアルカリ金属塩又はアル
カリ土類金属塩、変成シリコンオイル等から形成され、
好ましくは変成シリコンオイルから形成されている。
た、合わせガラス周辺部の白化を防止し、しかも耐貫通
性及びガラスの飛散防止性を改善する。 【構成】 ガラス板10の間に、可塑化ポリビニルアセ
タール樹脂からなる中間膜20を接着させて合わせガラ
スを得る。この中間膜20としては、例えば、次のいず
れかの中間膜を用いる。(1)中間膜の両面の周辺部2
0’にシランカップリング剤によるシール層30が設け
られている。(2)中間膜の両面の周辺部20’シラン
カップリング剤によるシール層30が設けられ、その面
の残りの表面部分に接着力調整層40が設けられてい
る。(3)中間膜の両面にその面の周辺部20’を残し
て接着力調整層40が設けられている。接着力調整層と
しては、例えば、カルボン酸のアルカリ金属塩又はアル
カリ土類金属塩、変成シリコンオイル等から形成され、
好ましくは変成シリコンオイルから形成されている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、特に、耐湿性に優
れ、合わせガラスの周辺部の白化を防止した合わせガラ
スに関する。
れ、合わせガラスの周辺部の白化を防止した合わせガラ
スに関する。
【0002】
【従来の技術】ガラス板の間に、可塑化ポリビニルアセ
タール樹脂からなる中間膜が接着された合わせガラス
は、透明性、耐候性、耐貫通性及びガラスの飛散防止性
に優れ、自動車、航空機、建築物等のフロント窓ガラス
に広く使用されている。
タール樹脂からなる中間膜が接着された合わせガラス
は、透明性、耐候性、耐貫通性及びガラスの飛散防止性
に優れ、自動車、航空機、建築物等のフロント窓ガラス
に広く使用されている。
【0003】この種の合わせガラスには、高度の耐貫通
性及びガラスの飛散防止性が要求されている。これ等の
性能を改善するには、ガラス板と中間膜との接着力を適
度に調整する必要がある。
性及びガラスの飛散防止性が要求されている。これ等の
性能を改善するには、ガラス板と中間膜との接着力を適
度に調整する必要がある。
【0004】すなわち、ガラス板と中間膜との接着力が
小さ過ぎる合わせガラスでは、外部からの衝撃によって
ガラスが膜より剥がれて飛散し、逆にガラス板と中間膜
との接着力が大き過ぎる合わせガラスでは、外部からの
衝撃によってガラスと膜が共に破れて貫通する。
小さ過ぎる合わせガラスでは、外部からの衝撃によって
ガラスが膜より剥がれて飛散し、逆にガラス板と中間膜
との接着力が大き過ぎる合わせガラスでは、外部からの
衝撃によってガラスと膜が共に破れて貫通する。
【0005】ガラス板と中間膜との接着力を適度に調整
するには、通常、接着力調整剤(衝撃強度増加剤と呼ば
れることもある)を中間膜に練り込んで含有させるか、
或いは接着力調整剤を中間膜の表面に層状に付着させる
方法が採用されている。もちろん、中間膜中の含水量も
調節される。
するには、通常、接着力調整剤(衝撃強度増加剤と呼ば
れることもある)を中間膜に練り込んで含有させるか、
或いは接着力調整剤を中間膜の表面に層状に付着させる
方法が採用されている。もちろん、中間膜中の含水量も
調節される。
【0006】接着力調整剤としては、一般にカルボン酸
のアルカリ金属塩又はアルカリ土類金属塩、変成シリコ
ンオイル等が使用されている(例えば、特公昭45−3
2071号公報及び特公昭55−29950号公報参
照)。
のアルカリ金属塩又はアルカリ土類金属塩、変成シリコ
ンオイル等が使用されている(例えば、特公昭45−3
2071号公報及び特公昭55−29950号公報参
照)。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この種の従
来の合わせガラスはいずれも耐湿性が充分でない。すな
わち、接着力調整剤(特にカルボン酸の金属塩)は吸湿
性があり、これを練り込むか或いは表面に付着させたも
のは、合わせガラスを水分や湿気の多い環境下で使用す
ると、合わせガラスの周縁のガラス板と中間膜との界面
から内方へ大気中の水分や湿気が侵入し、合わせガラス
の周辺部が白化するという問題がある。
来の合わせガラスはいずれも耐湿性が充分でない。すな
わち、接着力調整剤(特にカルボン酸の金属塩)は吸湿
性があり、これを練り込むか或いは表面に付着させたも
のは、合わせガラスを水分や湿気の多い環境下で使用す
ると、合わせガラスの周縁のガラス板と中間膜との界面
から内方へ大気中の水分や湿気が侵入し、合わせガラス
の周辺部が白化するという問題がある。
【0008】また、変性シリコンオイルはポリビニルア
セタール樹脂や可塑剤と完全には相溶せず、これを中間
膜に練り込んだものは、温度により変性シリコンオイル
が周縁のガラス板と中間膜の界面から徐々にブリードし
ていき接着力の経時変化が大きくなり、周縁から大気中
の水分や湿気が侵入して合わせガラスの周辺部が白化
し、また衝撃などでガラスが膜より飛散しやすくなる。
セタール樹脂や可塑剤と完全には相溶せず、これを中間
膜に練り込んだものは、温度により変性シリコンオイル
が周縁のガラス板と中間膜の界面から徐々にブリードし
ていき接着力の経時変化が大きくなり、周縁から大気中
の水分や湿気が侵入して合わせガラスの周辺部が白化
し、また衝撃などでガラスが膜より飛散しやすくなる。
【0009】この発明は、上記の問題を解決するもので
あり、その目的とするところは、合わせガラスの周辺部
の白化を防止した合わせガラスを提供することにある。
もう一つの目的は、合わせガラスの周辺部の白化を防止
し、しかも耐貫通性及びガラスの飛散防止性の優れた合
わせガラスを提供することにある。
あり、その目的とするところは、合わせガラスの周辺部
の白化を防止した合わせガラスを提供することにある。
もう一つの目的は、合わせガラスの周辺部の白化を防止
し、しかも耐貫通性及びガラスの飛散防止性の優れた合
わせガラスを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、この発明は三つの発明から構成されている。請求項
1の発明の合わせガラスは、ガラス板の間に、可塑化ポ
リビニルアセタール樹脂からなる中間膜が接着された合
わせガラスであって、中間膜の少なくとも片面の周辺部
にシランカップリング剤によるシール層が設けられてい
る。
め、この発明は三つの発明から構成されている。請求項
1の発明の合わせガラスは、ガラス板の間に、可塑化ポ
リビニルアセタール樹脂からなる中間膜が接着された合
わせガラスであって、中間膜の少なくとも片面の周辺部
にシランカップリング剤によるシール層が設けられてい
る。
【0011】請求項2の発明の合わせガラスは、ガラス
板の間に、可塑化ポリビニルアセタール樹脂からなる中
間膜が接着された合わせガラスであって、中間膜の少な
くとも片面の周辺部にシランカップリング剤によるシー
ル層が設けられ、その面の残りの表面部分に接着力調整
層が設けられている。
板の間に、可塑化ポリビニルアセタール樹脂からなる中
間膜が接着された合わせガラスであって、中間膜の少な
くとも片面の周辺部にシランカップリング剤によるシー
ル層が設けられ、その面の残りの表面部分に接着力調整
層が設けられている。
【0012】請求項3の発明の合わせガラスは、ガラス
板の間に、可塑化ポリビニルアセタール樹脂からなる中
間膜が接着された合わせガラスであって、中間膜の少な
くとも片面にその面の周辺部を残して接着力調整層が設
けられている。
板の間に、可塑化ポリビニルアセタール樹脂からなる中
間膜が接着された合わせガラスであって、中間膜の少な
くとも片面にその面の周辺部を残して接着力調整層が設
けられている。
【0013】この発明に用いる中間膜は、ポリビニルア
セタール樹脂に可塑剤を含有させた可塑化ポリビニルア
セタール樹脂からなる。このポリビニルアセタール樹脂
としては、従来合わせガラスの中間膜に用いられている
種類の樹脂、例えば、ポリビニルアルコールを炭素数4
〜10のアルデヒドでアセタール化した樹脂が使用され
る。
セタール樹脂に可塑剤を含有させた可塑化ポリビニルア
セタール樹脂からなる。このポリビニルアセタール樹脂
としては、従来合わせガラスの中間膜に用いられている
種類の樹脂、例えば、ポリビニルアルコールを炭素数4
〜10のアルデヒドでアセタール化した樹脂が使用され
る。
【0014】特に、ブチラール化度60〜70モル%、
重合度1000〜2000のポリビニルブチラール樹脂
を用いた中間膜が好適に使用される。中間膜の厚さは、
一般に0.5〜1.5mmである。
重合度1000〜2000のポリビニルブチラール樹脂
を用いた中間膜が好適に使用される。中間膜の厚さは、
一般に0.5〜1.5mmである。
【0015】可塑剤としては、この種の中間膜に用いら
れている公知の可塑剤、例えば、トリエチレングリコー
ルジ−2−エチルヘキソエート、トリエチレングリコー
ルジカプリレート、トリエチレングリコールジ−n−ヘ
プトエート、トリエチレングリコールジ−2−エチルブ
チレート、テトラエチレングリコールジ−n−ヘプトエ
ート等が好適に用いられる。
れている公知の可塑剤、例えば、トリエチレングリコー
ルジ−2−エチルヘキソエート、トリエチレングリコー
ルジカプリレート、トリエチレングリコールジ−n−ヘ
プトエート、トリエチレングリコールジ−2−エチルブ
チレート、テトラエチレングリコールジ−n−ヘプトエ
ート等が好適に用いられる。
【0016】このような可塑剤は、一般に樹脂100重
量部に対して20〜60重量部が混合される。可塑剤の
含有量が20重量部未満であると、合わせガラスの耐貫
通性が低下する。逆に、可塑剤の含有量が60重量部を
越えると、可塑剤が滲み出し、合わせガラスの接着性な
どに悪影響がある。
量部に対して20〜60重量部が混合される。可塑剤の
含有量が20重量部未満であると、合わせガラスの耐貫
通性が低下する。逆に、可塑剤の含有量が60重量部を
越えると、可塑剤が滲み出し、合わせガラスの接着性な
どに悪影響がある。
【0017】なお、請求項1及び2の発明に用いる中間
膜には、必要に応じて、カルボン酸のアルカリ金属塩又
はアルカリ土類金属塩、変性シリコンオイル等の接着力
調整剤を練り込んで含有させておいてもよい。
膜には、必要に応じて、カルボン酸のアルカリ金属塩又
はアルカリ土類金属塩、変性シリコンオイル等の接着力
調整剤を練り込んで含有させておいてもよい。
【0018】中間膜に接着力調整剤を練り込んで含有さ
せる場合、接着力調整剤の含有量は、ポリビニルアセタ
ール樹脂100重量部に対して、通常、0.01〜0.
5重量部であり、好ましくは0.02〜0.2重量部で
ある。添加量が0.01重量部未満の場合、良好な接着
力調整効果が得られず、一方、0.5重量部を超える場
合、接着力が低くなりすぎ、膜の透明性も低下する。
せる場合、接着力調整剤の含有量は、ポリビニルアセタ
ール樹脂100重量部に対して、通常、0.01〜0.
5重量部であり、好ましくは0.02〜0.2重量部で
ある。添加量が0.01重量部未満の場合、良好な接着
力調整効果が得られず、一方、0.5重量部を超える場
合、接着力が低くなりすぎ、膜の透明性も低下する。
【0019】このように、中間膜に接着力調整剤を練り
込んで含有させる場合は、これにシランカップリング剤
によるシール層を設けても、このシール層の強固な接着
力により接着力調整剤のブリードが防止され、シール層
のシール性は殆ど低下せず、周辺部の白化現象は発生し
ない。接着力調整剤を中間膜周辺部の表面に付着させた
ものでは良好なシール性が得られず白化現象が発生す
る。
込んで含有させる場合は、これにシランカップリング剤
によるシール層を設けても、このシール層の強固な接着
力により接着力調整剤のブリードが防止され、シール層
のシール性は殆ど低下せず、周辺部の白化現象は発生し
ない。接着力調整剤を中間膜周辺部の表面に付着させた
ものでは良好なシール性が得られず白化現象が発生す
る。
【0020】請求項3の発明に用いる中間膜には、シラ
ンカップリング剤によるシール層を設けないので、中間
膜に接着力調整剤を練り込んで含有させることはできな
い。接着力調整剤を練り込んで含有させると、接着力調
整剤のブリードにより接着性の経時変化が大きくなって
周辺部のガラス板と中間膜との接着力が低下し、白化現
象が発生する。
ンカップリング剤によるシール層を設けないので、中間
膜に接着力調整剤を練り込んで含有させることはできな
い。接着力調整剤を練り込んで含有させると、接着力調
整剤のブリードにより接着性の経時変化が大きくなって
周辺部のガラス板と中間膜との接着力が低下し、白化現
象が発生する。
【0021】なお、白化現象が発生しない程度に少量の
接着力調整剤を含有させることは許される。この場合、
合わせガラスの周辺部の耐貫通性及びガラスの飛散防止
性は殆ど改善されない。しかし、耐貫通性及びガラスの
飛散防止性は、合わせガラスの周辺部以外の部分が重要
なので、実用上の支障はない。
接着力調整剤を含有させることは許される。この場合、
合わせガラスの周辺部の耐貫通性及びガラスの飛散防止
性は殆ど改善されない。しかし、耐貫通性及びガラスの
飛散防止性は、合わせガラスの周辺部以外の部分が重要
なので、実用上の支障はない。
【0022】また、この発明においては、いずれの中間
膜でも膜中の含水量が調節される。また、いずれの中間
膜にも、紫外線吸収剤、光安定剤、酸化防止剤等の公知
の添加剤を含有させてもよい。
膜でも膜中の含水量が調節される。また、いずれの中間
膜にも、紫外線吸収剤、光安定剤、酸化防止剤等の公知
の添加剤を含有させてもよい。
【0023】上記中間膜は、ポリビニルアセタール樹脂
に所要量の可塑剤を配合し、さらに必要に応じて接着調
整剤やその他の添加剤を配合し、これを例えば押出機に
より混練溶融しシート状に成形して得ることができる。
また、ロールで混練溶融した後プレスすることにより得
ることもできる。
に所要量の可塑剤を配合し、さらに必要に応じて接着調
整剤やその他の添加剤を配合し、これを例えば押出機に
より混練溶融しシート状に成形して得ることができる。
また、ロールで混練溶融した後プレスすることにより得
ることもできる。
【0024】請求項1の発明では、中間膜の少なくとも
片面の周辺部、一般に中間膜の端縁から内方へ2〜10
cmの部分に、シランカップリング剤によるシール層が設
けられる。この場合、シール層は両面に設けるのが好ま
しい。
片面の周辺部、一般に中間膜の端縁から内方へ2〜10
cmの部分に、シランカップリング剤によるシール層が設
けられる。この場合、シール層は両面に設けるのが好ま
しい。
【0025】シランカップリング剤としては、ビニルト
リエトキシシラン、γ−(メタクリロキシプロピル)ト
リメトキシシラン、γ−アミノプロピルトリエトキシシ
ラン、β−(3,4エポキシシクロヘキシル)エチルト
リメトキシシラン、γ−グリシドキシプロピルトリメト
キシシラン、γ−メルカプトプロピルトリメトキシシラ
ン等が挙げられる。
リエトキシシラン、γ−(メタクリロキシプロピル)ト
リメトキシシラン、γ−アミノプロピルトリエトキシシ
ラン、β−(3,4エポキシシクロヘキシル)エチルト
リメトキシシラン、γ−グリシドキシプロピルトリメト
キシシラン、γ−メルカプトプロピルトリメトキシシラ
ン等が挙げられる。
【0026】これ等のシランカップリング剤は、一般に
適当な溶剤に溶解し、中間膜の少なくとも片面の周辺部
に、通常、10-6〜1g/m2 、好ましくは10-5〜5
×10-1g/m2 塗布量で塗工され乾燥されて、シラン
カップリング剤によるシール層が形成される。シランカ
ップリング剤の塗布量が10-6g/m2 未満の場合は充
分なシール性が得られず、逆に1g/m2 を超える場合
は増量にしたがってシール性が増大しない。
適当な溶剤に溶解し、中間膜の少なくとも片面の周辺部
に、通常、10-6〜1g/m2 、好ましくは10-5〜5
×10-1g/m2 塗布量で塗工され乾燥されて、シラン
カップリング剤によるシール層が形成される。シランカ
ップリング剤の塗布量が10-6g/m2 未満の場合は充
分なシール性が得られず、逆に1g/m2 を超える場合
は増量にしたがってシール性が増大しない。
【0027】シランカップリング剤の塗工方法として
は、例えば、中間膜の所定の部分にシランカップリング
剤或いはその溶液を、スプレー又は塗布する方法、ロー
ル表面から転写又は印刷する方法、シランカップリング
剤或いはその溶液に浸漬する方法等が挙げられる。
は、例えば、中間膜の所定の部分にシランカップリング
剤或いはその溶液を、スプレー又は塗布する方法、ロー
ル表面から転写又は印刷する方法、シランカップリング
剤或いはその溶液に浸漬する方法等が挙げられる。
【0028】脱気性を良くするために、中間膜の押出工
程において、エンボスロールにより膜面にエンボスを付
ける場合は、エンボスロールにシランカップリング剤或
いはその溶液を連続的に付けることにより、膜面にエン
ボス加工処理と同時にシランカップリング剤を塗工する
ことも可能である。
程において、エンボスロールにより膜面にエンボスを付
ける場合は、エンボスロールにシランカップリング剤或
いはその溶液を連続的に付けることにより、膜面にエン
ボス加工処理と同時にシランカップリング剤を塗工する
ことも可能である。
【0029】膜面にエンボスが付けられている場合に
は、例えば、表面のエンボスを変形させないために膜面
をあまり溶解しない溶剤を用いるか、又はある程度膜面
に馴染ませるために膜と相溶する溶剤を用いることもあ
る。
は、例えば、表面のエンボスを変形させないために膜面
をあまり溶解しない溶剤を用いるか、又はある程度膜面
に馴染ませるために膜と相溶する溶剤を用いることもあ
る。
【0030】請求項2の発明では、中間膜の少なくとも
片面の周辺部にシランカップリング剤によるシール層が
設けられ、その面の残りの表面部分に接着力調整層が設
けられる。この場合、シール層及び接着力調整層は両面
に設けるのが好ましい。
片面の周辺部にシランカップリング剤によるシール層が
設けられ、その面の残りの表面部分に接着力調整層が設
けられる。この場合、シール層及び接着力調整層は両面
に設けるのが好ましい。
【0031】中間膜の少なくとも片面の周辺部にシラン
カップリング剤によるシール層を形成し、また、その面
の残りの部分に接着力調整層を形成するには、上記請求
項1の発明で説明した塗工方法と同様な塗工方法が採用
される。
カップリング剤によるシール層を形成し、また、その面
の残りの部分に接着力調整層を形成するには、上記請求
項1の発明で説明した塗工方法と同様な塗工方法が採用
される。
【0032】接着力調整剤としては、公知の接着力調整
剤、例えば変性シリコンオイル、カルボン酸のアルカリ
金属塩又はアルカリ土類金属塩が、単独で或いは両方を
併用して使用される。この発明では、特に、変性シリコ
ンオイルが、カルボン酸金属塩に比べて耐湿性がよいの
で好ましい。
剤、例えば変性シリコンオイル、カルボン酸のアルカリ
金属塩又はアルカリ土類金属塩が、単独で或いは両方を
併用して使用される。この発明では、特に、変性シリコ
ンオイルが、カルボン酸金属塩に比べて耐湿性がよいの
で好ましい。
【0033】変性シリコンオイルとしては、ポリエーテ
ル変性シリコンオイル、エポキシ変性シリコンオイル、
エステル変性シリコンオイル、アミン変性シリコンオイ
ル、α−メチルスチレン変性シリコンオイル、α−オレ
フィン変性シリコンオイル、アルコール変性シリコンオ
イル、カルボキシル変性シリコンオイル、高級脂肪酸変
性シリコンオイル、カルナバ変性シリコンオイル及びそ
の共変性タイプ(例えば、ポリエーテルエポキシ変性シ
リコンオイル)等が挙げられる。これ等の変性シリコン
オイルは、ポリシロキサンに変性すべき化合物を反応さ
せて得られる粘綢な液体である。
ル変性シリコンオイル、エポキシ変性シリコンオイル、
エステル変性シリコンオイル、アミン変性シリコンオイ
ル、α−メチルスチレン変性シリコンオイル、α−オレ
フィン変性シリコンオイル、アルコール変性シリコンオ
イル、カルボキシル変性シリコンオイル、高級脂肪酸変
性シリコンオイル、カルナバ変性シリコンオイル及びそ
の共変性タイプ(例えば、ポリエーテルエポキシ変性シ
リコンオイル)等が挙げられる。これ等の変性シリコン
オイルは、ポリシロキサンに変性すべき化合物を反応さ
せて得られる粘綢な液体である。
【0034】また、カルボン酸のアルカリ金属塩又はア
ルカリ土類金属塩としては、炭素数が12以下の脂肪族
モノ又はジカルボン酸のアルカリ金属塩又はアルカリ土
類金属塩が好ましく、カルボン酸としては、酢酸、プロ
ピオン酸、酪酸、カプロン酸、カプリル酸、蓚酸、琥珀
酸、アジピン酸等が挙げられ、またアルカリ金属又はア
ルカリ土類金属としては、カルシウム、マグネシウム、
亜鉛などが挙げられる。
ルカリ土類金属塩としては、炭素数が12以下の脂肪族
モノ又はジカルボン酸のアルカリ金属塩又はアルカリ土
類金属塩が好ましく、カルボン酸としては、酢酸、プロ
ピオン酸、酪酸、カプロン酸、カプリル酸、蓚酸、琥珀
酸、アジピン酸等が挙げられ、またアルカリ金属又はア
ルカリ土類金属としては、カルシウム、マグネシウム、
亜鉛などが挙げられる。
【0035】これ等の変性シリコンオイル或いはカルボ
ン酸金属塩は、一般に適当な溶剤に溶解し、中間膜の基
膜の残りの部分に、通常10-6〜10-1g/m2 、好ま
しくは10-5〜5×10-2g/m2 の塗布量で塗工され
乾燥されて、接着調整剤層が形成される。変性シリコン
オイル或いはカルボン酸金属塩の塗布量が10-6g/m
2 未満の場合は接着力調整の効果が得られず、逆に10
-1g/m2 を超える場合は接着力が低下する。
ン酸金属塩は、一般に適当な溶剤に溶解し、中間膜の基
膜の残りの部分に、通常10-6〜10-1g/m2 、好ま
しくは10-5〜5×10-2g/m2 の塗布量で塗工され
乾燥されて、接着調整剤層が形成される。変性シリコン
オイル或いはカルボン酸金属塩の塗布量が10-6g/m
2 未満の場合は接着力調整の効果が得られず、逆に10
-1g/m2 を超える場合は接着力が低下する。
【0036】請求項3の発明では、中間膜の少なくとも
片面に、その面の周辺部を残して接着力調整層が設けら
れる。この場合、接着力調整層は両面に設けるのが好ま
しい。
片面に、その面の周辺部を残して接着力調整層が設けら
れる。この場合、接着力調整層は両面に設けるのが好ま
しい。
【0037】中間膜の少なくとも片面に、その面の周辺
部を残して接着力調整層を形成するには、前記請求項1
の発明で説明した塗工方法と同様な塗工方法が採用され
る。この場合、請求項1及び2の発明のように、中間膜
の少なくとも片面の周辺部にはシランカップリング剤に
よるシール層は設けない。
部を残して接着力調整層を形成するには、前記請求項1
の発明で説明した塗工方法と同様な塗工方法が採用され
る。この場合、請求項1及び2の発明のように、中間膜
の少なくとも片面の周辺部にはシランカップリング剤に
よるシール層は設けない。
【0038】その理由は、中間膜の周辺部が可塑化ポリ
ビニルアセタール樹脂で構成され、その表面部分に接着
力調整層がないので、接着力の調整作用はなく、ポリビ
ニルアセタール樹脂自体の強い接着力によりガラス板と
中間膜とが強固に接着され、シール層を設けなくても水
分や湿気の進入が防止されるからである。
ビニルアセタール樹脂で構成され、その表面部分に接着
力調整層がないので、接着力の調整作用はなく、ポリビ
ニルアセタール樹脂自体の強い接着力によりガラス板と
中間膜とが強固に接着され、シール層を設けなくても水
分や湿気の進入が防止されるからである。
【0039】こうして得られる上記の各中間膜を用いて
合わせガラスを製造するには、二枚のガラス板の間に、
このガラス板と同じ広さの中間膜を挟持する。次いで、
オートクレーブなどの装置を用いてこの積層体を加熱、
加圧し、ガラス板と中間膜とを接着する。こうして、請
求項1〜3に記載するこの発明の合わせガラスが製造さ
れる。
合わせガラスを製造するには、二枚のガラス板の間に、
このガラス板と同じ広さの中間膜を挟持する。次いで、
オートクレーブなどの装置を用いてこの積層体を加熱、
加圧し、ガラス板と中間膜とを接着する。こうして、請
求項1〜3に記載するこの発明の合わせガラスが製造さ
れる。
【0040】
【作用】請求項1の発明では、中間膜の少なくとも片面
の周辺部にシランカップリング剤によるシール層が設け
られており、このシール層は、シランカップリング剤の
有する有機官能基及び加水分解基の作用により、ガラス
板と中間膜とを強固に接着し、合わせガラスの周辺部か
らの水分や湿気の侵入を防止する。
の周辺部にシランカップリング剤によるシール層が設け
られており、このシール層は、シランカップリング剤の
有する有機官能基及び加水分解基の作用により、ガラス
板と中間膜とを強固に接着し、合わせガラスの周辺部か
らの水分や湿気の侵入を防止する。
【0041】請求項2の発明では、中間膜の少なくとも
片面の周辺部にシランカップリング剤によるシール層が
設けられ、その面の残りの部分に接着力調整層が設けら
れており、上記第1の発明のシール層によるシール作用
に加えて、接着力調整層により残りの部分の接着力が適
度に調整され、合わせガラスの耐貫通性及びガラスの飛
散防止性が向上する。
片面の周辺部にシランカップリング剤によるシール層が
設けられ、その面の残りの部分に接着力調整層が設けら
れており、上記第1の発明のシール層によるシール作用
に加えて、接着力調整層により残りの部分の接着力が適
度に調整され、合わせガラスの耐貫通性及びガラスの飛
散防止性が向上する。
【0042】請求項3の発明では、中間膜の少なくとも
片面にその面の周辺部を残して接着調力整層が設けられ
ており、周辺部に接着力調整層がないので、この周辺部
のガラス板と中間膜とが強固に接着し、合わせガラスの
周辺部からの水分や湿気の侵入を防止する。また、接着
調力整層により残りの部分の接着力が適度に調整され、
合わせガラスの耐貫通性及びガラスの飛散防止性が向上
する。
片面にその面の周辺部を残して接着調力整層が設けられ
ており、周辺部に接着力調整層がないので、この周辺部
のガラス板と中間膜とが強固に接着し、合わせガラスの
周辺部からの水分や湿気の侵入を防止する。また、接着
調力整層により残りの部分の接着力が適度に調整され、
合わせガラスの耐貫通性及びガラスの飛散防止性が向上
する。
【0043】また、請求項2及び3の発明では、中間膜
の表面に接着力調整層が設けられており、接着力調整剤
は中間膜に練り込んだものではないので、ブリードによ
る経時変化の起こる余地はなく、常に一定量が層状に存
在し、合わせガラスの温度による耐貫通性及びガラスの
飛散防止性の変化が防止できる。
の表面に接着力調整層が設けられており、接着力調整剤
は中間膜に練り込んだものではないので、ブリードによ
る経時変化の起こる余地はなく、常に一定量が層状に存
在し、合わせガラスの温度による耐貫通性及びガラスの
飛散防止性の変化が防止できる。
【0044】
【実施例】以下、この発明の実施例及び比較例を示す。実施例1 ポリビニルアセタール樹脂として、ブチラール化度65
モル%、アセチル化度1モル%、残存ビニルアルコール
34モル%で重合度1700のポリビニルブチラール樹
脂100重量部に、可塑剤としてトリエチレングリコー
ル−ジ−2−エチルブチレート40重量部、紫外線吸収
剤0.2重量部、酸化防止剤0.2重量部、接着調整剤
として酢酸マグネシウム0.2重量部及び下記式(1)
で表されるポリエーテル変性シリコンオイル(m=10
〜20、n=10〜20、x=2〜8)0.025重量
部をそれぞれ加える。これらの混合物を押出機により溶
融混練してシートに押出て厚さ0.76mmの中間膜の基
膜を得た。
モル%、アセチル化度1モル%、残存ビニルアルコール
34モル%で重合度1700のポリビニルブチラール樹
脂100重量部に、可塑剤としてトリエチレングリコー
ル−ジ−2−エチルブチレート40重量部、紫外線吸収
剤0.2重量部、酸化防止剤0.2重量部、接着調整剤
として酢酸マグネシウム0.2重量部及び下記式(1)
で表されるポリエーテル変性シリコンオイル(m=10
〜20、n=10〜20、x=2〜8)0.025重量
部をそれぞれ加える。これらの混合物を押出機により溶
融混練してシートに押出て厚さ0.76mmの中間膜の基
膜を得た。
【0045】
【化1】
【0046】この中間膜の基膜を縦305mm×横305
mmに裁断し、その周縁から内方へ約75mmまでの周辺部
の両面に、シランカップリング剤(γ−アミノプロピル
トリエトキシシラン)のアセトン溶液を塗布量約10-3
g/m2 の厚みに塗布し乾燥した。この中間膜を恒温恒
湿室で含水量が0.4〜0.5重量%になるように調整
した。
mmに裁断し、その周縁から内方へ約75mmまでの周辺部
の両面に、シランカップリング剤(γ−アミノプロピル
トリエトキシシラン)のアセトン溶液を塗布量約10-3
g/m2 の厚みに塗布し乾燥した。この中間膜を恒温恒
湿室で含水量が0.4〜0.5重量%になるように調整
した。
【0047】得られた中間膜をこの中間膜と同じ寸法の
二枚のフロートガラス(厚さ2.5mm)の間に挟み、ロ
ールにより予備接着し、次いで130℃のオートクレー
ブで13 kg/cm2 の圧力で接着して合わせガラスを製
造した。この合わせガラスは、図1(A)に断面図で示
すように、二枚のガラス板10の間に中間膜20が接着
され、中間膜の両面の周辺部20' にシランカップリン
グ剤によるシール層30が設けられてなる。
二枚のフロートガラス(厚さ2.5mm)の間に挟み、ロ
ールにより予備接着し、次いで130℃のオートクレー
ブで13 kg/cm2 の圧力で接着して合わせガラスを製
造した。この合わせガラスは、図1(A)に断面図で示
すように、二枚のガラス板10の間に中間膜20が接着
され、中間膜の両面の周辺部20' にシランカップリン
グ剤によるシール層30が設けられてなる。
【0048】この合わせガラスについて、次ぎの方法で
耐湿試験とパンメル試験(中央部)とを行った。その結
果、耐湿試験では、合わせガラスの周辺部に白化は見ら
れなかった。また、パンメル試験では、中央部のパンメ
ル値は6で良好であった。
耐湿試験とパンメル試験(中央部)とを行った。その結
果、耐湿試験では、合わせガラスの周辺部に白化は見ら
れなかった。また、パンメル試験では、中央部のパンメ
ル値は6で良好であった。
【0049】(1)耐湿試験 合わせガラスを温度50℃、相対湿度95%の条件で4
週間保管し、その後合わせガラスを取り出し、その周辺
部の白化状態を目視により判定した。 (2)パンメル試験 合わせガラスを−18℃±0.6℃の温度に16時間調
整し、この合わせガラスの中央部(縦150mm×横15
0mmの部分)を0.45 kgのヘッドを有するハンマー
で打って、ガラスの粒径が6mm以下になるまで粉砕し、
ガラスが部分剥離した後の膜の露出度を、表1によって
パンメル値で判定した。
週間保管し、その後合わせガラスを取り出し、その周辺
部の白化状態を目視により判定した。 (2)パンメル試験 合わせガラスを−18℃±0.6℃の温度に16時間調
整し、この合わせガラスの中央部(縦150mm×横15
0mmの部分)を0.45 kgのヘッドを有するハンマー
で打って、ガラスの粒径が6mm以下になるまで粉砕し、
ガラスが部分剥離した後の膜の露出度を、表1によって
パンメル値で判定した。
【0050】
【表1】
【0051】この発明においては、パンメル値3〜7の
範囲の合わせガラスが、耐貫通性及びガラスの飛散防止
性が優れるので好ましい。パンメル値が3未満では接着
力が低くなり、衝撃等によるガラスの飛散防止性が低下
する。逆に、パンメル値が7を越えると接着力が高くな
り、衝撃等による合わせガラスの耐貫通性が低下する。
範囲の合わせガラスが、耐貫通性及びガラスの飛散防止
性が優れるので好ましい。パンメル値が3未満では接着
力が低くなり、衝撃等によるガラスの飛散防止性が低下
する。逆に、パンメル値が7を越えると接着力が高くな
り、衝撃等による合わせガラスの耐貫通性が低下する。
【0052】実施例2 ポリビニルアセタール樹脂として、ブチラール化度65
モル%、アセチル化度1モル%、残存ビニルアルコール
34モル%で重合度1700のポリビニルブチラール樹
脂100重量部に、可塑剤としてトリエチレングリコー
ル−ジ−2−エチルブチレート40重量部、紫外線吸収
剤0.2重量部、酸化防止剤0.2重量部、接着力調整
剤として酢酸マグネシウム0.05重量部及び前記式
(1)で表されるポリエーテル変性シリコンオイル0.
025重量部をそれぞれ加える。これらの混合物を押出
機により溶融混練してシートに押出て厚さ0.76mmの
中間膜の基膜を得た。
モル%、アセチル化度1モル%、残存ビニルアルコール
34モル%で重合度1700のポリビニルブチラール樹
脂100重量部に、可塑剤としてトリエチレングリコー
ル−ジ−2−エチルブチレート40重量部、紫外線吸収
剤0.2重量部、酸化防止剤0.2重量部、接着力調整
剤として酢酸マグネシウム0.05重量部及び前記式
(1)で表されるポリエーテル変性シリコンオイル0.
025重量部をそれぞれ加える。これらの混合物を押出
機により溶融混練してシートに押出て厚さ0.76mmの
中間膜の基膜を得た。
【0053】この中間膜の基膜を縦305mm×横305
mmに裁断し、その周縁から内方へ約75mmまでの周辺部
の両面に、シランカップリング剤(γ−アミノプロピル
トリエトキシシラン)のアセトン溶液を塗布量約10-2
g/m2 の厚みに塗布し、またその残りの両面部分に前
記式(1)で表されるポリエーテル変性シリコンオイル
のアセトン溶液を塗布量約10-3g/m2 の厚みに塗布
し乾燥した。この中間膜を恒温恒湿室で含水量が0.4
〜0.5重量%になるように調整した。
mmに裁断し、その周縁から内方へ約75mmまでの周辺部
の両面に、シランカップリング剤(γ−アミノプロピル
トリエトキシシラン)のアセトン溶液を塗布量約10-2
g/m2 の厚みに塗布し、またその残りの両面部分に前
記式(1)で表されるポリエーテル変性シリコンオイル
のアセトン溶液を塗布量約10-3g/m2 の厚みに塗布
し乾燥した。この中間膜を恒温恒湿室で含水量が0.4
〜0.5重量%になるように調整した。
【0054】この中間膜を使用すること以外は実施例1
と同様に行って、合わせガラスを製造した。この合わせ
ガラスは、図1(B)に断面図で示すように、二枚のガ
ラス板10の間に中間膜20が接着され、中間膜の両面
の周辺部20' にシランカップリング剤によるシール層
30が設けられ、その残りの部分にポリエーテル変性シ
リコンオイルからなる接着力調整層40が設けられてな
る。
と同様に行って、合わせガラスを製造した。この合わせ
ガラスは、図1(B)に断面図で示すように、二枚のガ
ラス板10の間に中間膜20が接着され、中間膜の両面
の周辺部20' にシランカップリング剤によるシール層
30が設けられ、その残りの部分にポリエーテル変性シ
リコンオイルからなる接着力調整層40が設けられてな
る。
【0055】この合わせガラスの耐湿試験では、合わせ
ガラスの周辺部に白化は見られなかった。また、パンメ
ル試験では、中央部のパンメル値は5で良好であった。
ガラスの周辺部に白化は見られなかった。また、パンメ
ル試験では、中央部のパンメル値は5で良好であった。
【0056】実施例3 ポリビニルアセタール樹脂として、ブチラール化度65
モル%、アセチル化度1モル%、残存ビニルアルコール
34モル%で重合度1700のポリビニルブチラール樹
脂100重量部に、可塑剤としてトリエチレングリコー
ル−ジ−2−エチルブチレート40重量部、紫外線吸収
剤0.2重量部、酸化防止剤0.2重量部をそれぞれ加
える。これらの混合物を押出機により溶融混練してシー
トに押出て厚さ0.76mmの中間膜の基膜を得た。
モル%、アセチル化度1モル%、残存ビニルアルコール
34モル%で重合度1700のポリビニルブチラール樹
脂100重量部に、可塑剤としてトリエチレングリコー
ル−ジ−2−エチルブチレート40重量部、紫外線吸収
剤0.2重量部、酸化防止剤0.2重量部をそれぞれ加
える。これらの混合物を押出機により溶融混練してシー
トに押出て厚さ0.76mmの中間膜の基膜を得た。
【0057】この中間膜の基膜を縦305mm×横305
mmに裁断し、周縁から内方へ約75mmまでの周辺部を残
してその両面部分に、前記式(1)で表されるポリエー
テル変性シリコンオイルのアセトン溶液を塗布量約10
-3g/m2 の厚みに塗布し乾燥した。この中間膜を、恒
温恒湿室で含水量が0.4〜0.5重量%になるように
調整した。
mmに裁断し、周縁から内方へ約75mmまでの周辺部を残
してその両面部分に、前記式(1)で表されるポリエー
テル変性シリコンオイルのアセトン溶液を塗布量約10
-3g/m2 の厚みに塗布し乾燥した。この中間膜を、恒
温恒湿室で含水量が0.4〜0.5重量%になるように
調整した。
【0058】この中間膜を使用すること以外は実施例1
と同様に行って、合わせガラスを製造した。この合わせ
ガラスは、図1(C)に断面図で示すように、二枚のガ
ラス板10の間に中間膜20が接着され、中間膜の両面
にその周辺部20' を残して、ポリエーテル変性シリコ
ンオイルからなる接着力調整層40が設けられてなる。
と同様に行って、合わせガラスを製造した。この合わせ
ガラスは、図1(C)に断面図で示すように、二枚のガ
ラス板10の間に中間膜20が接着され、中間膜の両面
にその周辺部20' を残して、ポリエーテル変性シリコ
ンオイルからなる接着力調整層40が設けられてなる。
【0059】この合わせガラスの耐湿試験では、合わせ
ガラスの周辺部に白化は見られなかった。また、パンメ
ル試験では中央部のパンメル値は5.5で良好であっ
た。
ガラスの周辺部に白化は見られなかった。また、パンメ
ル試験では中央部のパンメル値は5.5で良好であっ
た。
【0060】比較例1 実施例1において、シランカップリング剤(γ−アミノ
プロピルトリエトキシシラン)の溶液を塗布しなかっ
た。それ以外は実施例1と同様に行って、合わせガラス
を製造した。この合わせガラスの耐湿試験では、合わせ
ガラスの周辺部に白化が見られた。なお、パンメル試験
では、中央部のパンメル値は6で良好であった。
プロピルトリエトキシシラン)の溶液を塗布しなかっ
た。それ以外は実施例1と同様に行って、合わせガラス
を製造した。この合わせガラスの耐湿試験では、合わせ
ガラスの周辺部に白化が見られた。なお、パンメル試験
では、中央部のパンメル値は6で良好であった。
【0061】比較例2 実施例1において、シランカップリング剤(γ−アミノ
プロピルトリエトキシシラン)の溶液を中間膜の全面に
塗布した。それ以外は実施例1と同様に行って、合わせ
ガラスを製造した。この合わせガラスの耐湿試験では、
合わせガラスの周辺部に白化は見られなかった。しか
し、パンメル試験では、中央部のパンメル値は10で不
良であった。
プロピルトリエトキシシラン)の溶液を中間膜の全面に
塗布した。それ以外は実施例1と同様に行って、合わせ
ガラスを製造した。この合わせガラスの耐湿試験では、
合わせガラスの周辺部に白化は見られなかった。しか
し、パンメル試験では、中央部のパンメル値は10で不
良であった。
【0062】比較例3 実施例3において、前記式(1)で表されるポリエーテ
ル変性シリコンオイルの溶液を中間膜の全面に塗布し
た。それ以外は実施例3と同様に行って、合わせガラス
を製造した。この合わせガラスの耐湿試験では、合わせ
ガラスの周辺部に白化が見られた。なお、パンメル試験
では、中央部のパンメル値は6で良好であった。
ル変性シリコンオイルの溶液を中間膜の全面に塗布し
た。それ以外は実施例3と同様に行って、合わせガラス
を製造した。この合わせガラスの耐湿試験では、合わせ
ガラスの周辺部に白化が見られた。なお、パンメル試験
では、中央部のパンメル値は6で良好であった。
【0063】
【発明の効果】上述の通り、この発明の合わせガラス
は、ガラス板の間に、可塑化ポリビニルアセタール樹脂
からなる中間膜が介装された合わせガラスであって、
(1)中間膜の少なくとも片面の周辺部にシランカップ
リング剤によるシール層が設けられているか、或いは
(2)中間膜の少なくとも片面の周辺部にシランカップ
リング剤によるシール層が設けられ、その面の残りの表
面部分に接着力調整層が設けられているか、或いは
(3)中間膜の少なくとも片面にその面の周辺部を残し
て接着力調整層が設けられているので、耐湿性に優れ、
合わせガラスの周辺部の白化が防止され、水分や湿気の
多い環境下でも問題なく使用することができる。
は、ガラス板の間に、可塑化ポリビニルアセタール樹脂
からなる中間膜が介装された合わせガラスであって、
(1)中間膜の少なくとも片面の周辺部にシランカップ
リング剤によるシール層が設けられているか、或いは
(2)中間膜の少なくとも片面の周辺部にシランカップ
リング剤によるシール層が設けられ、その面の残りの表
面部分に接着力調整層が設けられているか、或いは
(3)中間膜の少なくとも片面にその面の周辺部を残し
て接着力調整層が設けられているので、耐湿性に優れ、
合わせガラスの周辺部の白化が防止され、水分や湿気の
多い環境下でも問題なく使用することができる。
【0064】また、接着力調整層を設けると、耐貫通性
及びガラスの飛散防止性の優れた合わせガラスを得るこ
とができ、自動車、航空機、建築物等の窓ガラスに好適
に使用される。
及びガラスの飛散防止性の優れた合わせガラスを得るこ
とができ、自動車、航空機、建築物等の窓ガラスに好適
に使用される。
【図1】(A)は請求項1の発明に係る合わせガラスの
一例を示す断面図である。(B)は請求項2の発明に係
る合わせガラスの一例を示す断面図である。(C)は請
求項3の発明に係る合わせガラスの一例を示す断面図で
ある。
一例を示す断面図である。(B)は請求項2の発明に係
る合わせガラスの一例を示す断面図である。(C)は請
求項3の発明に係る合わせガラスの一例を示す断面図で
ある。
10 ガラス板 20 中間膜 20' 中間膜の周辺部 30 シール層 40 接着力調整層
Claims (3)
- 【請求項1】 ガラス板の間に、可塑化ポリビニルアセ
タール樹脂からなる中間膜が接着された合わせガラスで
あって、中間膜の少なくとも片面の周辺部にシランカッ
プリング剤によるシール層が設けられていることを特徴
とする合わせガラス。 - 【請求項2】 ガラス板の間に、可塑化ポリビニルアセ
タール樹脂からなる中間膜が接着された合わせガラスで
あって、中間膜の少なくとも片面の周辺部にシランカッ
プリング剤によるシール層が設けられ、その面の残りの
表面部分に接着力調整層が設けられていることを特徴と
する合わせガラス。 - 【請求項3】 ガラス板の間に、可塑化ポリビニルアセ
タール樹脂からなる中間膜が接着された合わせガラスで
あって、中間膜の少なくとも片面にその面の周辺部を残
して接着力調整層が設けられていることを特徴とする合
わせガラス。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP668093A JPH06211548A (ja) | 1993-01-19 | 1993-01-19 | 合わせガラス |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP668093A JPH06211548A (ja) | 1993-01-19 | 1993-01-19 | 合わせガラス |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06211548A true JPH06211548A (ja) | 1994-08-02 |
Family
ID=11645086
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP668093A Pending JPH06211548A (ja) | 1993-01-19 | 1993-01-19 | 合わせガラス |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06211548A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2007108506A1 (ja) * | 2006-03-23 | 2007-09-27 | Bridgestone Corporation | 合わせガラス用中間膜、それを用いた合わせガラス及びその製造方法 |
| JP2007254207A (ja) * | 2006-03-23 | 2007-10-04 | Bridgestone Corp | 合わせガラス用中間膜、それを用いた合わせガラス及びその製造方法 |
-
1993
- 1993-01-19 JP JP668093A patent/JPH06211548A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2007108506A1 (ja) * | 2006-03-23 | 2007-09-27 | Bridgestone Corporation | 合わせガラス用中間膜、それを用いた合わせガラス及びその製造方法 |
| JP2007254207A (ja) * | 2006-03-23 | 2007-10-04 | Bridgestone Corp | 合わせガラス用中間膜、それを用いた合わせガラス及びその製造方法 |
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