JPH0621154U - 蓄電池用端子並に蓄電池の端子固定構造 - Google Patents

蓄電池用端子並に蓄電池の端子固定構造

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JPH0621154U
JPH0621154U JP9421991U JP9421991U JPH0621154U JP H0621154 U JPH0621154 U JP H0621154U JP 9421991 U JP9421991 U JP 9421991U JP 9421991 U JP9421991 U JP 9421991U JP H0621154 U JPH0621154 U JP H0621154U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 蓄電池に、はんだ付け作業を省略し、簡単に
端子を該蓄電池の電槽に固定し得る蓄電池用端子を提供
する。 【構成】 蓄電池の極板群の耳から蓄電池の電槽の端壁
の外面に設けた囲枠内の挿通孔を挿通するに足る長手の
長矩形状板から成る端子1の下部に該囲枠3内の該挿通
孔4内で、該電槽の該端壁の外面と該囲枠の内面との間
に挟圧固定される屈曲突板部2を形成して成る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、蓄電池用端子並に蓄電池の端子固定構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の蓄電池用端子は、図10に示す如く、その上端を蓄電池Aの一端の極板 群Bの外端に位置する陽極板耳群又は陰極板耳群のいずれか一方の耳群の耳bに はんだ付けした後、その下端をそのモノブロック電槽Cの一方の端壁の外面に突 設した規制用囲枠Dの挿通孔Eに挿通する長さを有する矩形状端子板Fから成り 、図11示の如く、その上端部を該耳bに溶接した後、その下端部fを該蓄電 池の該規制用囲枠Dの該挿通孔Eに挿通して、該長尺端子板Fを該蓄電池の一端 壁外面に導出し、その導出端子を該囲枠Dでその陽動を規制し、その所定位置に セットしその下端部Fをリード栓接続に用いた。 同様にして、そのモノブロック電槽Cの他端の極板群の外端に位置する陰極板 耳群Gについても該端子を設け、次で該蓄電池を逆さにして全ての極板群の耳群 を、鉛溶湯を入れた鋳型凹部へ挿入していわゆるCOS鋳造により鋳造ストラッ プにより接続し、セル間接続、端子接続行い、次でこれら極板群を電槽内に完全 に押し込み、次で該蓄電池を逆さにして上向きに置いたモノブロック電池蓋に冠 せて、蓋に設けた接着剤を入れた封口用溝にその上端周縁及び仕切壁を挿入して 接着封口された該電槽の両端壁外面に、リード線を接続する両異極端子が導出し た状態の気密な蓄電池を製造していた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし乍ら、上記従来の蓄電池用端子を用いるときは、その上端を極板群の耳 にはんだ付けする作業が必要であり煩わしく、此種蓄電池の製造能率が悪かった 。
【0004】
【課題を解決するための手段】 本考案は、上記従来の蓄電池用端子の課題を解消し、はんだ付け作業を省略し 得る蓄電池用端子に係り、上端を蓄電池の一端又は他端の極板群の耳に接続し、 下端を電槽の端壁の外面に突設した囲枠内の挿通孔に挿通する長さを有する長矩 形状の板から成る蓄電池用端子において、該端子板の下部に該囲枠内面と該電槽 の端壁の外面との間に挟圧固定される屈曲突板部を形成して成る。
【0005】
【作用】
本考案の該端子を、蓄電池電槽の端壁の外面に突設した該囲枠の挿通孔に、下 方から或いはその上方から挿入し挿通せしめ、その上端又は下端を持ち強く引張 るときは、該端子に予め設けてある該屈曲突板部が、該電槽の端壁の外面と該囲 枠の内面との間に挟圧固定され、それ以上の挿通が自動的に阻止されるので、そ の上方に所定の長さ延びる端子が得られるので、その上端を蓄電池の電槽内の端 に位置する極板群の最外端の耳群の耳に当接し得られる。かくしてこの状態で蓄 電池を逆さにしてCOSによる各極板群の耳群に鋳造ストラップによる接続が得 られる。 この場合、該電槽の端壁の外面に、該端子の該屈曲突板部の背面の凹部と嵌合 する嵌合用突起を設けるときは、該突起により該端子の固定は更に強化され、該 蓄電池の電槽の外面に該端子を更に安定強固に固定することができる。
【0006】 この場合、該端子板の上端部を耳係止用の屈曲突板部に形成するときは、該耳 との係止が安定良好に行われる。
【0007】 尚、該端子の該屈曲突板部の下方に延びる下端板部を、該囲枠の下縁と当接す るべく垂直面に対し傾斜する係止用板部に形成するときは、該端子を該囲枠の下 から挿通し上方へ引張る作業において、該屈曲突板部での挟圧固定加え、その引 上げストッパーとして作用する。
【0008】 又、該端子の該屈曲突板部の下方に垂直に延びる該下端板部の1側縁又は両側 縁から突出した係止用板部を設けるときも、上記の作業においてストッパーとし て作用する。
【0009】
【実施例】
次に本考案の実施例を添付図面に基づいて説明する。 図1乃至図3において、1は、本考案実施の1例の鋼材などから成る端子を示 し、図1は該端子1の正面図を示し、該端子1は、所定の長さの長矩形状板から 成り、その上端部1aはやゝ下向きに弯曲せしめて、その上端が蓄電池の電槽内 に収容した一端又は他端に位置する極板群の外側に並ぶ耳群の耳に係止し得るよ うにした。この場合、該鋼板は肉薄で適度の弾性を有することが好ましい。
【0010】 更に、本考案の端子1は、その下端部1bの所定位置で、例えば図示の御2く 断面V字条に屈曲して屈曲突板部2に形成し、該端子1を蓄電池の電槽の両端壁 の外面に夫々突設して成る囲枠の挿通孔にその上方から或いはその下方から挿通 しその引張り操作において、その屈曲突板部2はその電槽の隔壁の外面と該囲枠 の内面との間に挟圧固定されるようにした。即ち、該端子1は、その下端側が該 囲枠内にその挿通作業で固定されるようにした。 該端子1は、該屈曲突板部2から下方に延びる下端板部1cは、図2の一点鎖 線で示す如く垂直に延ばしたまゝでもよい。この場合は、該端子1を、該挿通枠 の挿通孔にその上端から或いは下端から挿通することができる。尚、その実線示 のように、1側方向へ折り曲げ、該下端板部1cを垂直面に対し傾斜した係止用 板部1cとするときは、該端子1を該囲枠にその下方から挿通し、該端子1を上 方へ引張り引上げたとき、該囲枠の下縁に当接して、ストッパーとして作用する こともできる。
【0011】 次に、図4及び図5を参照し更に詳細に説明する。 本考案の上記端子1は、上記の構成を有するので、下記詳述するように蓄電池 の電槽の両端かべ外面の囲枠内に簡単に取り付けられる。即ち、図4及び図5に 明示のように、本考案の蓄電池用端子1を用い、蓄電池Aのモノブロック電槽C の両端壁a,aの各外面に、所定高さに予め一体形成により突設した囲枠3、図 示の例では一対の対向するL字状枠から成る囲枠3により端壁aの外面との間に 形成された挿通孔4に、該端子1を下から挿通してその挿通した上端部1aを把 持し、上方に引張り上げ、その下端部に設けた該断面V字状の屈曲突板部2を該 囲枠3内に強制的に収納し、該端壁aの外面と該囲枠3の内面との間に挟圧固定 する。かくして該端子1は、その囲枠3内により保持されると共にそのストップ 点より上端部1aの耳と所定長さの長尺板部が上方に延びた状態で得られる。而 してその端子1の上端部1aは適当に極板群Bの耳bに掛け止めるように内側に 弯曲しているので、これを蓄電池Aの電槽C内の一端に位置する極板群Bの最外 端に並ぶ一方の極柱の極板耳群の耳bに斜め上方から当接状態に係止せしめる。 同様にして、その反対側に設けた囲枠3に、別個に用意した本考案の端子1を挿 通し、同様にしてその屈曲突板部2を該囲枠3内に固定保持させた後、その上端 部1aを電槽内の他端に位置する極板群Bの最外端に並ぶ他方の極柱の極板耳群 の耳bに係止せしめる。
【0012】 この場合、この各端子1は、その屈曲突板部2の下方の下端板部1cが図2の 実線示の如く傾斜板部に屈曲形成されたときは、該囲枠3の下縁に当接するので 、その端子1を上方に引張り上げる際のストッパーとして作用する。
【0013】 このように、本考案の端子1の一対を、該蓄電池の両端にセットした状態で、 常法により、これを逆さにしてキャストオン鋳造鋳型により全ての極板耳群に鉛 溶融鋳造ストラップにより接続し、セル間接続、端子接続を行い、次で、これら 極板群B,B,Bを各セル室内に押し込み、その後、裏面を上向きにしたモノブ ロック電池蓋に冠せて接続剤を介し電槽と蓋を気密に結着して密閉蓄電池に製造 される。
【0014】 尚、図6に示すように、電槽Cの端壁aの外面に該囲枠3の内面と対面する個 所に、係止用突起7を設け、本考案の端子1を該囲枠3に挿入したとき、そのV 字状屈曲突板部2の背面の凹部8内に該係止用突起7が嵌合せしめられ、更にそ の所定の位置での該端子1の挿通作業を停止せしめることができ、更に、該屈曲 突板部2の該囲枠3内での固定を強化することができる。この場合、該嵌合用突 起7の上下面は、傾斜面7a,7aとすることが好ましい。
【0015】 図7、図8及び図9はいずれも、本考案の端子1の変形例を示し、その下端板 部1cは、垂直に下方に延びているが、その両側縁又は1側縁にこれから突出し た係止用板部1dを設けたもので、該端子1を該囲枠3に挿通したとき、該係止 用板部1dの上縁は、該囲枠3の下面に係合して、ストッパーとして作用する。
【0016】 上記の実施例は、端子1に設けたV字状の屈曲突板部2は、その突条部が該囲 枠3の内面と係合するように屈曲形成したが、図示しないが、反対に屈曲突出さ せて、該端子1を該挿通孔4内に挿通したとき、該屈曲突板部2の突条部が電槽 Cの端壁aの外面と係合するようにしてもよいことは勿論である。尚又、V字状 に代え、W状の2垂の屈曲突板部としてもよい。
【0017】
【考案の効果】
このように本考案によるときは、長矩形状板から成る端子において、その下端 側に屈曲突板部を設けたので、これを蓄電池の電槽の端壁の外面に突設した囲枠 内の挿通孔に挿通したとき、その屈曲突板部は該挿通孔内で該囲枠の内面と電槽 の端壁の外面との間に挟圧固定されるので、該端子は簡単に該電槽に固定するこ とができ、従来の端子では、その上端部を電槽に収容した極板群の耳にはんだ付 けにより固定する作業を省くことができ、蓄電池の製造が容易且つ安価に得られ る等の効果をもたらす。
【0018】 この場合、該端子の上端部を耳係止用に屈曲せしめるときは、該端子の上端部 を極板群の耳に掛け止めることができる。
【0019】 又、該端子の該屈曲突板部の下方に延びる下端板部を、該囲枠の下縁と当接す るべく垂直面に対し傾斜する係止用板部に形成するときは、該端子の挿通作業時 ストッパー作用として働き、蓄電池電槽に対して端子の固定位置が適確にセット できる。
【0020】 更に、該端子の該屈曲突板部の下方に垂直に延びる下端板部の1側縁又は両側 縁から突出した係止用板部を設けるときも、ストッパー作用が行われ、蓄電池電 槽に対する端子の固定位置を適確にセットできる。
【0021】 又、該電槽の端壁の外面に、その囲枠の内面と対向する位置に、該端子の該屈 曲突板部の背面の凹部と嵌合する嵌合用突板部を設けるときは、該屈曲突板部は 、その背面側でも固定され、2重に強固に固定され好ましい。
【提出日】平成4年11月24日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0002
【補正方法】変更
【補正内容】
【0002】
【従来の技術】
従来の蓄電池用端子は、図10に示す如く、その上端を蓄電池Aの一端の極板 群Bの外端に位置する陽極板耳群又は陰極板耳群のいずれか一方の耳群の耳bに はんだ付けした後、その下端をそのモノブロック電槽Cの一方の端壁の外面に突 設した規制用囲枠Dの挿通孔Eに挿通する長さを有する矩形状端子板Fから成り 、図11示の如く、その上端部を該耳bに溶接した後、その下端部fを該蓄電 池の該規制用囲枠Dの該挿通孔Eに挿通して、該長尺端子板Fを該蓄電池の一端 壁外面に導出し、その導出端子を該囲枠Dでその動を規制し、その所定位置に セットしその下端部Fをリード栓接続に用いた。 同様にして、そのモノブロック電槽Cの他端の極板群の外端に位置する陰極板 耳群Gについても該端子を設け、次で該蓄電池を逆さにして全ての極板群の耳群 を、鉛溶湯を入れた鋳型凹部へ挿入していわゆるCOS鋳造により鋳造ストラッ プにより接続し、セル間接続、端子接続行い、次でこれら極板群を電槽内に完全 に押し込み、次で該蓄電池を逆さにして上向きに置いたモノブロック電池蓋に冠 せて、蓋に設けた接着剤を入れた封口用溝にその上端周縁及び仕切壁を挿入して 接着封口された該電槽の両端壁外面に、リード線を接続する両異極端子が導出し た状態の気密な蓄電池を製造していた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案実施の1例の蓄電池用端子の正面図であ
る。
【図2】該端子の側面図である。
【図3】該端子の斜面図である。
【図4】該端子を蓄電池の電槽構に固定した場合の上面
図である。
【図5】該端子を蓄電池の電槽に固定した場合の一部を
裁断した側面図である。
【図6】本考案の端子を蓄電池の電槽に固定した固定構
造の1例の裁断側面図である。
【図7】本考案の他の実施例の端子の斜面図である。
【図8】本考案の更に他の実施例の端子の斜面図であ
る。
【図9】本考案の更に他の実施例の端子の斜面図であ
る。
【符号の説明】
1 端子 1a 上端部
1b 下端部 1c 下端板部 1d 係止用板部
2 屈曲突板部 3 囲枠 4 挿通孔
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年11月24日
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図10
【補正方法】追加
【補正内容】
【図10】従来の導出端子の揺動を規制する規制用囲枠
を備えた蓄電池電槽と端子板との斜面図である。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図11
【補正方法】追加
【補正内容】
【図11】該蓄電池電槽の規制用枠に挿通した端子板の
接続状態を示す側面図である。

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上端を蓄電池の一端又は他端の極板群の
    耳に接続され、下端を電槽の端壁の外面に突設した規制
    用囲枠内の挿通孔に挿通する長さを有する長矩形状板か
    ら成る蓄電池用端子において、該端子板の下部に該囲枠
    内面と該電槽の端壁の外面との間に圧接固定される屈曲
    突板部を形成して成る蓄電池用端子。
  2. 【請求項2】 該端子板の上端部を耳係止用屈曲突板部
    に形成して成る請求項1記載の蓄電池用端子。
  3. 【請求項3】 該端子の該屈曲突板部の下方に延びる下
    端板部を該囲枠の下縁と当接するべく垂直面に対し傾斜
    する係止用板部に形成して設けて成る請求項1記載の蓄
    電池用端子。
  4. 【請求項4】 該端子の該屈曲突板部の下方に垂直に延
    びる下端板部のにその1側縁又は両側縁から突出した係
    止用板部を設けて成る請求項1記載の蓄電池用端子。
  5. 【請求項5】 蓄電池の該電槽の端壁面の外面に、該端
    子を該囲枠に挿通した際、該端子の該屈曲突板部の背面
    の凹部と嵌合する嵌合用突起を設けて成る蓄電池の端子
    固定構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009289428A (ja) * 2008-05-27 2009-12-10 Keihin Corp 組電池の電源制御装置

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