JPH06218439A - 金属パネルの製造方法 - Google Patents

金属パネルの製造方法

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JPH06218439A
JPH06218439A JP1200893A JP1200893A JPH06218439A JP H06218439 A JPH06218439 A JP H06218439A JP 1200893 A JP1200893 A JP 1200893A JP 1200893 A JP1200893 A JP 1200893A JP H06218439 A JPH06218439 A JP H06218439A
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pressed
press
panel
metal plate
pressing
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JP1200893A
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Hiroshi Shida
弘 志田
Kimizumi Ikeda
仁純 池田
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YAMAMOTO KINZOKU KK
Sky Aluminium Co Ltd
Original Assignee
YAMAMOTO KINZOKU KK
Sky Aluminium Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 長尺な金属板に、低コストで、かつ、高精度
にプレス加工を行う。 【構成】 プレス加工を行う上下のプレス金型11、12
は、そのプレス面11a、12aの左右両端部に、金属板10に
同じパターンの凹凸を形成するように凹凸が成形されて
いる。プレス面11a、12aの一方の端部の凹凸は、他方の
端部の凹凸より浅く形成されている。金属板10を上記プ
レス金型11、12で、プレス加工する際には、金属板10の
一端部から他端部に向かって順次プレス加工を複数回に
分けて行うようにする。この際には、先にプレス面11a、
12aの一方の端部によりプレスされた部分を、プレス面1
1a、12aの他方の端部により重複してプレスするようにす
る。したがって、金属板10のプレス金型11、12に隣接し
てプレスされる部分は、プレス面11a、12aの一方の端部
により一度浅くプレスされた後に、プレス面11a、12aの
他方の端部により深くプレスされることになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、屋根材や屋根の役物
あるいは外壁の外装用等の金属パネルの製造方法に係わ
り、特に長尺な金属パネルにプレス加工を施すのに好適
な金属パネルの製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、従来の窯業系の屋根瓦やスレート
板に代えて、アルミニウム系、鋼系、銅系等の金属から
なる屋根パネルの適用が多くなりつつある。このような
屋根パネルは、その雨仕舞を考慮して水勾配上端部およ
び/または下端部に折曲部が設けられることにより互い
に嵌合可能な形状とされ、また、その意匠効果を狙って
板面に凹凸模様が形成されたり、あるいは構造的補強の
ためのリブが形成されたりしている。
【0003】ところで、本出願人は、先に、上記のよう
な構成の屋根パネルを高精度にかつ生産性よく製造する
金属性屋根パネルの製造方法について出願した(特願平
1−196020号)。これは、ロールフォーミング加
工とプレス加工の双方の利点を生かしたもので、金属性
屋根パネルの折曲部を一対の回転ロールの間を通過させ
ることにより成形すると共に、他の屋根パネルの部分を
プレス成形するようにしたものである。
【0004】図8および図9は、ロールフォーミング加
工を施された屋根パネル1に上記プレス加工を施す一例
を示すもので、図中符号2、3はそれぞれ上下のプレス
金型を示す。これらプレス金型2、3はそのプレス面2
a、3aがほぼ水平な面に形成され、これらプレス面2
a、3aにそれぞれ突条2bと凹溝3bが形成されたも
のである。そして、上プレス金型2が下プレス金型3に
対して上下に接離することによって、プレス面2a、3
aで屋根パネル1を押圧するとともに、凸条2bが凹溝
3bに係合することによって当該屋根パネル1にリブ4
が成形されるようになっている。
【0005】ここで、屋根パネル1について簡単に説明
すると、当該屋根パネル1は、図8および図9に示すよ
うに、アルミニウム合金製の板状パネル本体5の左縁
部、すなわち水勾配上端部に、内方に折曲する折曲部6
がパネル本体5の長手方向(紙面と直交する方向)に延
在して形成され、パネル本体5の右縁部、すなわち、水
勾配下端部に上記折曲部6と反対側に折曲する折曲部7
がパネル本体5の長手方向に延在して形成されたもので
ある。そして、上記構成の屋根パネル1では、これらを
多数、建物の屋根部に配設した状態で、上記折曲部6の
凸部6aに、折曲部7の鉤部7aを係合させることによ
って、上下に連なる屋根パネル1が高い水密性を維持し
た状態で屋根部に設けられるようになっている。
【0006】以上のように製造される上記屋根パネル1
は、上記窯業系の屋根瓦やスレート板と異なり、長尺な
パネルを製造することが可能であり、また、屋根の施工
性の面からも長尺なものが求められていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
屋根パネルの製造方法においては、ロールフォーミング
加工とプレス加工とが用いられており、ロールフォーミ
ング加工においては、長尺な金属板の加工を容易に行う
ことができるが、プレス加工により長尺な金属板の加工
を行おうとした場合には、以下のような問題があった。
【0008】例えば、長尺な板体を一度にプレス加工し
ようとした場合には、大きなプレス金型が必要になり、
プレス金型に大きなコストを必要とすると共に、プレス
装置自体も大型なものとなり、大きな設備コストを必要
とする。また、一枚の長尺な金属板をプレス加工する際
には、小さなプレス金型に対して、金属板を移動可能に
配置し、金属板の一端側から他端側に向かって順次金属
板をプレスすると共に金属板を移動していくことによ
り、一枚の金属板を複数回に分けてプレスすることが可
能である。
【0009】このようにプレス加工を行えば、大きなプ
レス金型やプレス装置を必要としなので、設備コストを
上げずにすむ。しかし、金属板をプレス加工した際に
は、金属板のプレスされた部分の縁部において、歪みが
できてしまう場合がる。そして、一枚の金属板を複数回
に分けてプレス加工した際には、先のプレス加工と後の
プレス加工との境目部分は、2回のプレス加工とも縁部
となるので、この境目部分において、2回のプレス加工
により、二重に歪みができてしまい、一回のプレスで
は、製品として問題のない小さな歪みでも金属板を複数
回に分けてプレスすることにより、大きな歪みとなる可
能性があった。
【0010】したがって、金属板を複数回に分けてプレ
ス加工した際には、高精度のプレス加工が困難なものと
なるとともに、外観的にも複数回のプレス加工の痕がで
きてしまい好ましくないという問題があった。本発明
は、上記事情に鑑みてなされたものであり、一枚の金属
板を複数回に分けてプレスしてもプレス同士の境目部分
に歪みのでることがない金属パネルの製造方法を提供す
ることを目的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の金属パネルの製
造方法は、長尺な金属板に、該金属板の一端部側から他
端部側に向かって複数回に分けて順次プレス加工を施す
ことにより、長さ方向に繰り返して同様の形状の凹凸を
有する金属パネルを製造するものであり、上記金属板に
プレス加工を施すプレス金型のプレス面の左右両端部
に、前記金属パネルに同様の形状の凹凸を形成するよう
に凹凸を成形しておくとともに、一方の端部の凹凸を他
方の端部の凹凸より浅く成形しておき、上記金属板の前
記プレス金型に先にプレスされる部分のうちの前記プレ
ス面の一方の端部にプレスされる部分を、前記プレス面
の他方の端部により重複してプレスするようにして上記
金属板に順次プレス加工を施すことを前記課題の解決手
段とした。
【0012】
【作用】上記構成によれば、一枚の金属板をその一端側
から順次プレス加工を施す際には、まず、プレス金型に
より金属板の一端部側をプレスする。次に、金属板の既
にプレスされ部分に隣接する部分をプレスするが、この
際には、プレス金型のプレス面の一方の端部にプレスさ
れた部分とプレス金型のプレス面の他方の端部とが重な
るようにプレスする。
【0013】すなわち、金属板のプレス面の一方の端部
にプレスされた部分は、次に、プレス面の他方の端部に
よって重複してプレスされることになる。そして、上述
のように金属板の先にプレスされる部分と後からプレス
される部分との一部が、重複してプレスされるようにし
てプレス加工を金属板の一端部側から他端部側に向かっ
て繰り返し行う。
【0014】そして、プレス面の左右両端部は、金属板
に同様の凹凸を形成するように凹凸が成形されていると
共に、一方の端部の方が他方の端部より浅く凹凸が成形
されているので、金属板の先のプレスと後のプレスとで
重複してプレスされる部分は、最初、プレス面の一方の
端部により、浅く凹凸がプレスされ、次に、他方の端部
で深く凹凸がプレスされることになる。
【0015】すなわち、金属板の重複してプレスされる
部分は、一回目のプレスで最終的な完成品の金属パネル
の凹凸の深さよりも浅く凹凸が形成され、2回目のプレ
スで完成品の金属パネルの凹凸の深さに形成される。し
たがって、金属板の重複してプレスされる部分は、一回
のプレスによる金属板の変形量が少ないので、プレス面
の端部によってプレスされるにもかかわらず歪みができ
にくくなる。
【0016】
【実施例】以下に、本発明の金属パネルの製造方法の一
実施例を図1ないし図7を参照して説明する。 1、ロールフォーミング加工、 ロールフォーミング加工は、従来と同様の周知の方法で
行われる。まず、コイル状のアルミ薄板であるフープ材
(図示略)をアンコイラで板状のフープ材に戻した後
に、屋根パネル1(図5ないし図7に図示)の左右両端
部の折り返し部(図示略)を形成するための切欠部(図
示略)の形成および屋根パネルの長さに対応したフープ
材の切断を行う。
【0017】次にこのフープ材に、図示しないロールフ
ォーミング機によって、図1に示すような折曲部6、7
を該フープ材の長手方向に延在する形態で成形すること
によって、折曲部6、7とパネル本体5とからなるパネ
ル材(金属板)10を形成する。折曲部6、7の形状
は、パネル本体5の各縁部で異なっており、パネル本体
5の左縁部(図1中)、すなわち水勾配上端部に形成さ
れた折曲部6は、内方に鋭角的に折曲された凸部6a
と、この凸部6aの根本部から外側に延びて先端側を折
り返してなる折り返し部6bとで構成されている。
【0018】また、パネル本体5の右縁部(図1中)、
すなわち水勾配下端部に形成された折曲部7は、上記折
曲部6と反対側に折曲され、かつパネル本体5とほぼ平
行に湾曲しつつ折曲されてなる鉤部7aと、この鉤部7
aの先端側を折り返してなる折り返し部7bとで構成さ
れている。そして、上記構成のパネル材10は、後述す
るプレス加工によって屋根パネル(金属パネル)1とし
て成形されると共に断熱材13が取付けられ、図7に示
すように、これら屋根パネル1を、建物の屋根部Pに配
設した状態で、上記折曲部6の凸部6aに、折曲部7の
鉤部7aを係合させることによって、上下に連なる屋根
パネル1が高い水密性を維持した状態で屋根部に設けら
れるようになっている。
【0019】2、プレス加工 上記のようにしてパネル材10を形成した後に、このパ
ネル材10のパネル本体5に、本発明に係る製造方法に
よってプレス加工を施して補強リブともなる凹凸模様を
形成する。ここで、プレス加工方法を説明する前にプレ
ス加工により形成される凹凸模様の形状について説明す
る。
【0020】図5に示された屋根パネル1の完成図に示
されるように、パネル本体5には、下に向かって凸の複
数の凹溝5a…が屋根パネル1の長さ方向に所定間隔で
形成されている。該凹溝5a…は、パネル本体5の水勾
配の方向に沿って設けられると共に、水勾配の上端側か
ら下端側に向かって拡がると共に深くなるように形成さ
れ、平面視して三角形状に形成されている。また、凹溝
5a…は、断面視してほぼV字状に形成されている。
【0021】そして、これら連続して設けられた凹溝5
a…同士の間が、凸部5b…となっている。該凸部5b
…は、凹溝5a…とは逆に、パネル本体5の水勾配の下
端側から上端側に向かって拡がるように形成されてい
る。これら凹溝5a…および凸部5b…が補強リブとな
ると共に、屋根パネル1の外観上の装飾となっている。
【0022】このような凹溝5a…および凸部5b…を
プレス加工で加工する際には、図2及び図4(A)
(B)に示すような上下のプレス金型11、12を用い
る。上プレス金型11は、上下に移動自在に設けられた
ブロック状のもので、その長さ(図4に示される上プレ
ス金型11の左右方向の長さ)が、パネル材10の長さ
の1/4よりも僅かに広く形成され、上下のプレス金型
11、12に対してパネル材10をその長さ方向に移動
することにより、図3に示すように、パネル材10を4
回に分けてプレスするようになっている。なお、図3に
おいては、パネル材10において、上下のプレス金型1
1、12に隣接してプレスされる部分を逆方向の斜線で
分けて示している。
【0023】上プレス金型11の下面は、図2に示すよ
うに、プレス面11aとされ、このプレス面11aは、
上プレス金型11の押圧方向(上下方向)に対して所定
角度で傾斜せしめられている。上記プレス面11には、
図4に示すように、突条11b…が複数形成されてい
る。この突条11b…は、上記凹溝5a…をプレス成形
するものであり、上プレス金型11の長さ方向(図4に
おいて左右方向)に所定間隔で形成されている。
【0024】すなわち、プレス面11aには、上記完成
品の屋根パネル1の三角形状の凹溝5a…に対応した形
状の突条11b…が形成されている。また、上プレス金
型11のプレス面11aの左端(図4中)から所定距離
a以内に設けられた突条11bは、他の突条11bに比
較して低く形成されている。また、上プレス金型11の
右端(図4中)から所定距離b(所定距離aと等しい距
離)以内に設けられた突条11bは、前記プレス面11
aの左端から所定距離a以内に設けられた突条11bと
基本的には同じパターンとなっていると共に凸部が高く
形成されたものである。
【0025】一方、上記下プレス金型12は、ブロック
状のもので、その長さ(図4中左右方向)は、上記上プ
レス金型11と同様に形成されている。下プレス金型1
2の上面はプレス面12aとされ、このプレス面12a
は、上プレス金型11のプレス面11aと平行にかつプ
レス面11aとほぼ同形、同面積に形成されている。そ
して、プレス面12aには、上記突条11b…と係合す
る凹溝12b…が突条11b…に対向して複数形成され
ている。
【0026】この凹溝12b…は上記突条11b…とと
もにパネル材10に上記三角形状の凹溝5a…および凸
部5b…をプレス成形するものであり、下プレス金型1
2の長さ方向(図4中左右方向)に所定間隔で形成され
ている。また、下プレス金型12の左端から上記上プレ
ス金型12と同じ所定距離a以内のプレス面12aに設
けられた凹溝12bは、上プレス金型11の左端部の突
条11bに対応して、他の凹溝12b…より浅く形成さ
れている。
【0027】また、下プレス金型12の右端(図4中)
から所定距離b(所定距離aと等しい距離)以内に設け
られた凹溝12bは、前記プレス面12aの左端から所
定距離a以内に設けられた凹溝12bと基本的には同じ
パターンとなっていると共に溝が深く形成されたもので
ある。そして、上下のプレス金型11、12は、以上の
ようなプレス面11a、12aの形状からパネル材10
をプレスして凹凸を形成した際に、プレス金型11、1
2の左端に対応する部分に他の部分と比較して浅い凹凸
が形成されるようになっている。
【0028】次、このような上下のプレス金型11、1
2を用いたパネル材10のプレス方法について説明す
る。まず、プレスされるパネル材10は、図4(A)に
示すように、プレス金型11、12に対して、その長さ
方向を、上プレス面11aの突条11b…の方向と直
角、すなわち図4中の左右方向に合わせて配置されると
共に、長さ方向に沿って移動自在に配置される。
【0029】そして、パネル材10の右端部側を上プレ
ス金型11を上に上げた状態で、下プレス金型12の右
端部に合わせて、下プレス金型12上に配置する。そし
て、上プレス金型11を降下させ、パネル材10の1/
4より僅かに長い部分をプレス加工する。
【0030】この際に、パネル材10のプレスされた部
分の左端から所定距離aまでの部分は、プレス面11
a、12aの低い突条11bおよび浅い凹溝12bに対
応し、浅くプレスされ、従来のように、プレス面11
a、12aの端部を他の部分と同様の深さにプレスした
場合に比較して、プレス材10に歪みが発生しにくくな
っている。
【0031】次に、パネル材10を矢印D方向に移動す
る(図4(A)(B)においては、説明しやすいように
上下のプレス金型11、12の位置を移動して図示し
た)。この際のパネル材10の移動距離は、上下のプレ
ス金型の長さより所定距離a、b分だけ短く、上下のプ
レス金型11、12に浅くプレスされた部分(所定距離
aの部分)が重複してプレスされる長さとなっている。
すなわち、プレス面11a、12aの左端から所定距離
aまでの部分でプレスされたパネル材10の部分は、プ
レス面11a、12aの右端から所定距離bまでの部分
により重複してプレスされることになる。
【0032】そして、重複してプレスされる部分は、先
のプレスにおいて、プレス面11a、12aの左端から
所定距離aまでの部分によって他の部分に比較して浅く
プレスされ、後のプレスにおいて、プレス面11a、1
2aの右端から所定距離bまでの部分によって他の部分
と同じ深さまでプレスされることになる。
【0033】したがって、先のプレスと後のプレスとの
境目の重複してプレスされる部分は、一回のプレスによ
るパネル材の変形量が小さいので、最終的に他の部分と
同様の変形量となっても、歪みができにくい。すなわ
ち、重複してプレスされる部分に、歪みができやすいプ
レス面11a、12aの端部によるプレスが2回行われ
ても、歪みができることがない。
【0034】そして、上述のように先のプレスと後のプ
レスとの境目部分が、図3に示すように所定距離a、b
だけ重複してプレスされるように、3回目および4回目
のプレス加工を行い、屋根パネル1を完成する。
【0035】3、断熱材取付け 完成された屋根パネル1には、その裏面に、図5ないし
図7に示すように、断熱材13を取付ける。この断熱材
13の取付方法は、任意であり、例えば軟質の発砲プラ
スチックからなる断熱材13であれば、若干厚めの発砲
プラスチック体をプレス加工により屋根パネル1の裏面
形状に合致する形状に成形し、これを屋根パネル1の裏
面に貼付する方法や、硬質のウレタンフォームやフェノ
ール発砲体等からなる断熱材13であれば、これを屋根
パネル1の裏面に吹き付け、または裏面を離型処理した
型で抑さえ注入発砲させた後、外して所定厚の断熱材1
3を得る方法等が好適に上げられる。
【0036】以上のように屋根パネル1を製造すれば、
屋根パネル1の長さに対応したプレス加工装置及びプレ
ス金型を必要とせず、屋根パネル1のプレス加工の設備
コストを低減することができると共に、屋根パネル1を
複数回に分けてプレス加工する構成としても、プレス加
工同士の境目部分に歪みができることがなく、プレス加
工の精度を向上することができる。
【0037】なお、上記実施例では、本発明を屋根パネ
ル1の製造に適用し、フープ材の板状化、切欠部の形
成、フープ材の切断、フープ材のロールフォーミング加
工等を行った後にプレス加工を行う構成としたが、上記
プレス加工は、屋根パネルの製造以外にも適用できるも
のであり、比較的長尺な金属板にその長さ方向に沿って
同じ凹凸模様が繰り返されるようにプレス加工を施す必
要がある金属パネルの製造ならば、どのような金属パネ
ルの製造にも応用できるものである。
【0038】また、上記実施例においては、プレス金型
11、12のプレス面11a、12aを傾斜したものと
したが、これは、屋根パネル1に折曲部7があることに
より、パネル本体5の一部が折曲部7に隠れることにな
るので、プレス面11a、12aを水平にしてしまうと
上プレス金型11の上下移動だけでは、図8、図9に示
すように、パネル本体5の折曲部7に隠れた部分にプレ
ス加工を施すことが不可能なためである。すなわち、プ
レス面11a、12aを斜面とすることにより、図2に
示すように、パネル本体5の折曲部7に隠れた部分に
も、上プレス金型11の上下動により、プレス加工を施
すことが可能となっている。したがって、折曲部7が設
けられていない金属板に本発明の方法を用いてプレス加
工を施す際には、プレス面11a、12aを傾斜させる
必要がない。
【0039】さらに、上記実施例においては、屋根パネ
ル1に4回のプレス加工を施す構成としたが、プレス加
工の回数は、プレス加工を施す金属板の長さ、プレス加
工装置及びプレス金型の大きさ、プレス加工により施さ
れる繰り化しの凹凸模様の形状などにより決められるも
のである。
【0040】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明の
金属パネルの製造方法によれば、長尺な金属板に、その
長さ方向に沿って繰り返される凹凸模様をプレス加工に
より成形する際に、長尺な金属板に対して複数回のプレ
ス加工を施すことにより、金属板より短いプレス金型で
プレス加工を施すようにしても、プレス加工同士の境目
部分に歪みがでることがなく、高精度のプレス加工を施
すことができる。したがって、長尺な金属板に高精度の
プレス加工を施すために、大型のプレス加工装置と大き
なプレス金型を設置する必要がなく、低い設備コストで
高精度なプレス加工を施すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の金属パネルの製造方法にお
いて金属板となるパネル材を示す断面図である。
【図2】上記金属パネルの製造方法において用いられる
プレス加工用のプレス金型を示す断面図である。
【図3】上記金属パネルの製造方法におけるプレス加工
の方法を説明するためのパネル材の平面図である。
【図4】上記プレス加工方法を説明するための上記プレ
ス金型の断面図である。
【図5】上記金属パネルの製造方法により製造された屋
根パネルを示す斜視図である。
【図6】上記屋根パネルを示す断面図である。
【図7】上記屋根パネルにより構成された屋根を示す断
面図である。
【図8】従来の金属パネルの製造方法を説明するための
プレス金型の断面図である。
【図9】従来の金属パネルの製造方法を説明するための
プレス金型の断面図である。
【符号の説明】
1 屋根パネル(金属パネル) 5a 屋根パネルの凹溝(凹凸) 5b 屋根パネルの凸部(凹凸) 11 上プレス金型 11a 上プレス金型のプレス面 11b プレス面の突条(凹凸) 12 下プレス金型 12a 下プレス金型のプレス面 12b プレス面の凹溝(凹凸)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長尺な金属板に、該金属板の一端部側か
    ら他端部側に向かって複数回に分けて順次プレス加工を
    施すことにより、長さ方向に繰り返して同様の形状の凹
    凸を有する金属パネルを製造する金属パネルの製造方法
    であって、 上記金属板にプレス加工を施すプレス金型のプレス面の
    左右両端部に、前記金属パネルに同様の形状の凹凸を形
    成するように凹凸を成形しておくとともに、一方の端部
    の凹凸を他方の端部の凹凸より浅く成形しておき、 上記金属板の前記プレス金型に先にプレスされる部分の
    うちの前記プレス面の一方の端部にプレスされる部分
    を、前記プレス面の他方の端部により重複してプレスす
    るようにして上記金属板に順次プレス加工を施すことを
    特徴とする金属パネルの製造方法。
JP1200893A 1993-01-27 1993-01-27 金属パネルの製造方法 Pending JPH06218439A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20190048036A (ko) * 2017-10-30 2019-05-09 주식회사 포스코 태양광 패널유닛 및, 태양광 패널구조체

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KR20190048036A (ko) * 2017-10-30 2019-05-09 주식회사 포스코 태양광 패널유닛 및, 태양광 패널구조체

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