JPH0621956Y2 - 杭打ち用ドロップハンマ - Google Patents

杭打ち用ドロップハンマ

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JPH0621956Y2
JPH0621956Y2 JP1987140068U JP14006887U JPH0621956Y2 JP H0621956 Y2 JPH0621956 Y2 JP H0621956Y2 JP 1987140068 U JP1987140068 U JP 1987140068U JP 14006887 U JP14006887 U JP 14006887U JP H0621956 Y2 JPH0621956 Y2 JP H0621956Y2
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JP
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flow path
ram
cylinder
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throttle valve
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JP1987140068U
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JPS6447844U (ja
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照夫 古川
敬次郎 中山
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明和機械株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、シリンダから外部へ排出される空気が通る流
路の途中に絞り弁を設けることにより大きな騒音や震動
を発生することなく充分な打撃力を得るようにした杭打
ち用ドロップハンマに関するものである。
〈従来の技術〉 ドロップハンマは、ラムが落下したときの打撃力を利用
して杭等を打ち込むので、大きな騒音や震動を伴う欠点
があった。この騒音や震動の発生を少なくし杭打ち用ド
ロップハンマとしては、例えば特開昭56-34826号公報に
記載のものがある。このドロップハンマは、シリンダの
下部側面に排気管の一端を接続するとともに、該排気管
の他端に適宜細管等を接続してなる。そして、このドロ
ップハンマにおいては、ラムが落下するときシリンダ内
の空気を排気管を通して排出するが、排気管の排出容量
又は開口部に設けた複数個の空気流量調節プラグの増減
によってラムの落下速度を減速し、更にラムが排気管を
通過するとラムによって排気管が塞がれるので、その後
ラムが残存空気を圧縮したときの反力により一種の空気
ダンパーを形成しラムのハウジング底面への衝突を阻止
しようとするものである。
〈考案が解決しようとする問題点〉 しかしながら、上記した従来のドロップハンマは、ラム
の落下開始時点からラム直下の空気の圧縮によるダンピ
ング抵抗によってラムの落下速度、即ち落下エネルギー
を消耗させるので、ラムがシリンダの底部に衝突しない
ようにすると、ラムの打ち込み力が非常に弱くなり実用
に供することができないものとなってしまう、という欠
点があった。
〈課題を解決するための手段〉 本考案は上記欠点を解決すべく提案されたもので、 底部(2)を有するシリンダ(3)内にラム(4)を上
下方向に摺動自在に設け、当該シリンダ(3)の下部側
面に第1流路(7)の一端を接続するとともに、当該第
1流路(7)の接続位置よりも低い位置に第2流路
(8)の一端を接続し、前記第1流路(7)の他端を消
音器(9)に接続し、前記第2流路(8)の途中に絞り
弁(11)を設けて前記第2流路(8)の他端を前記消音
器(9)に接続し、 吊り上げた前記ラムが前記第1流路(7)のシリンダ接
続位置まで落下するときには前記シリンダ(3)内の空
気を主として前記第1流路(7)を通して外部へ排出
し、落下する前記ラム(4)が前記第1流路(7)のシ
リンダ接続位置を通過した後は前記シリンダ(3)内の
空気を前記第2流路(8)を通して外部へ排出すること
により、前記ラム(4)は前記第1流路(7)のシリン
ダ接続位置に到達するまでは前記ラム(4)を略自由落
下させ、前記ラム(4)が前記第1流路(7)のシリン
ダ接続位置を通過した後は前記第2流路(8)内に設け
られた前記絞り弁(11)の排気抵抗により前記ラム
(4)の落下を制動し、大騒音又は大震動を発生するこ
となく被打込物を打ち込むようにしたものである。
〈作用〉 上記構成を有する本考案によれば、吊り上げたラム
(4)が第1流路(7)の接続位置まで落下するときに
はシリンダ(3)内の空気は主として第1流路(7)を
通って外部へ排出される。第1流路(7)には排気抵抗
が殆どないので、ラム(4)の位置エネルギーの消耗が
なく、ラム(4)は略自由落下状態となり、勢いよく落
下する。そして、ラム(4)が第1流路(7)の接続位
置を通過すると、シリンダ(3)内の空気は第2流路
(8)を通って外部へ排出される。第2流路(8)の途
中には絞り弁(11)が設けられており、この絞り弁(1
1)が排気抵抗として作用し、シリンダ(3)内の圧力
は急上昇する。したがって、ラム(4)はラム(4)直
下の圧縮された空気により制動を受け、その落下速度が
調整され、大きな騒音や震動を発生することなく、被打
込物への充分な打ち込み力を得ることができる。
したがって、第1流路(7)の接続位置を調整すること
により、ラム(4)が被打込物に当接する直前にのみ急
激な空気制動力を作用させることが可能であり、打込力
を充分確保しつつ、騒音と震動のみを低減させるように
調整することが可能である。
〈実施例〉 以下、本考案の実施例を図面にもとづいて説明する。
ドロップハンマ1は、第1図に示すように、底部2を有
する縦長なシリンダ3と、該シリンダ3内に上下方向に
摺動自在に設けたラム4とからなり、下端には鋼矢板等
の被打込物の上端に係止するアンビル5を設けてなる。
シリンダ3は、上面が開放し、下面を底部2で閉塞した
円筒有底管であり、底部2の下部にアンビル5を設け、
側面の上部にラム4の摺動範囲を規制するワイヤ6′を
取付けるための腕部6…を突設し、側面の下部に開設し
た通気孔には第1流路7の一端を接続するとともに、該
第1流路7の接続位置よりも低い位置に開設した通気孔
に第2流路8の一端を接続してある。
第1流路7は、L字状の管材からなり、下端開口部を前
記したようにシリンダ3に接続し、上端開口部を消音器
9に接続してなる。なお、図面に示す消音器9は、小孔
を多数開設した内管と外管との二重管構造であるが、排
気管を低減させる機能を有したものであればどのような
構成でもよい。
第2流路8は、一方の開口部に蓋10を螺合して塞いだ
横方向の第1管8aと、該第1管8aの一端から上方に
延出する第2管8bとからなるL字状の管材からなり、
第1管8aの開口部をシリンダ3に接続し、第2管8b
の上端開口部を前記した第1流路7の途中に接続するこ
とにより消音器9に連通させ、第1管8aの途中に絞り
弁11を設けてある。絞り弁11は、第2図に示すよう
に、第1管8aの途中に区画部材12を固定し、ほぼ中
央に貫通孔13を開設するとともに周囲にテーパー雄ネ
ジ部を形成したプラグ14を上記区画部材12の雌ネジ
開口部に螺合してなる。なお、この絞り弁11は、蓋1
0を外して貫通孔13の内径が異なるプラグ14と交換
することにより絞り率、即ち、空気の通過抵抗を調節す
ることができる。また、図面の実施例では第1流路7の
消音器9に第2流路8を連通させて消音器9を共用した
が、第1、第2流路7,8に個別に消音器を設けるよう
にしてもよい。
ラム4は、シリンダ3の上端開口部分に設けたリング状
のガイド3′に案内されてシリンダ3内を自在に上下動
し得る太さの円柱体であり、上端にはクレーンのワイヤ
15で吊り下げる吊部16を設け、下端よりも僅か上部
にはシリンダ3の内周面に摺動してラム4の下端を案内
するとともに気密性を保持する摺動リング17を取付け
てなる。
上記した構成から成るドロップハンマ1により、例えば
鋼矢板aを打ち込むには、第1図に示すように、クレー
ンによりドロップハンマ1を吊り下げてアンビル5を鋼
矢板aの上端に係止する。そして、この状態でワイヤ1
5を巻き上げてラム4を適宜な高さまで上昇した後、ワ
イヤ15をリリースしてラム4を自由落下させる。ラム
4がシリンダ3のガイド3′とラム4の摺動リング17
により案内されて落下すると、ラム4により圧縮された
シリンダ3内の空気が主として第1流路7から外部に排
出される。この状態においては、第1流路7には排気抵
抗が殆どないので、ラム4が自然落下速度に近い速度で
勢いよく落下する。なお、シリンダ3内の空気が第1流
路7を通って外部に排出される際、消音器9が排気音を
緩和するので、大量の空気が排出されても大きな騒音は
発生しない。
ラム4が落下して摺動リング17がシリンダ3と第1流
路7との接続部分を通過すると、ラム4の落下により圧
縮された空気は、第2流路8から外部に排出される。こ
の状態においては、絞り弁11が排気抵抗として作用す
るので、シリンダ3内の空気がラム4に圧縮されて気圧
が上昇し、この圧縮抵抗によりラム4の落下速度が削減
される。したがって、自然落下により勢いよく落下して
きたラム4は、ラム4直下の圧縮された空気により制動
を受け、その落下速度が調整され、シリンダ3の底部2
に当接する。この場合、ラム4の落下速度が調整されて
いるので、ラム4がシリンダ3の底部2に当接した時の
打撃力と圧縮空気の力により鋼矢板aが地中に打ち込ま
れるが、大きな騒音や震動が発生することはない。ま
た、シリンダ3内の空気が第2流路8を通って外部に排
出される際、消音器9が排気音を緩和するので、大量の
空気が排出されても大きな騒音は発生しない。
なお、ラム4の当接により打撃力は大きい方が望ましい
が、騒音や震動の発生を低減させるために、打ち込む杭
の種類や地盤を考慮して絞り弁11のプラグ14を適宜
に選択し、ラム4の落下速度を調節する。
ラム4がシリンダ3の底部2に落下して停止したら、ワ
イヤ15を巻き上げてラム4を上昇する。ラム4が上昇
すると、シリンダ3内が減圧されるので、摺動リング1
7が第1流路7の接続位置よりも下方に位置していると
きには第2流路8を介して外部の空気がシリンダ3内に
吸引され、摺動リング17が第1流路7の接続位置を通
過して上昇すると第1流路7及び第2流路8から外部の
空気を吸引する。なお、第2流路8のみから吸気する場
合に抵抗があるので、これを解消するために逆止弁を有
する吸気路を設けるようにしてもよい。
ラム4が適宜な高さまで上昇したら、前記と同様にワイ
ヤ15をリリースして再度ラム4を落下させる。そし
て、この様な操作を繰り返すと、大きな騒音や震動を発
生することなく鋼矢板aを効率良く地中に打ち込むこと
ができる。
なお、絞り弁11は、上記した構成に限定されるもので
はなく、排気抵抗として作用する機能を有すればどのよ
うな構成でもよい。例えば、第3図に示す絞り弁11′
は、第1管8aのバルブシート18にニードル19の先
端を前後動可能に臨ませてなり、外部に突出したニード
ル19の後端を回転してニードル19の先端をバルブシ
ート18に近づけると排気抵抗が強まり、ニードル19
の先端を離隔すると排気抵抗が弱まる。したがって、上
記したニードル19を調整することにより、何ら部品の
交換を行うことなく、ラム4の落下速度を無段階に調整
することができる。なお、ニードル19はロックネジ2
0により強固にロックできるので、打ち込み作業中に震
動によって絞り率が変化することはない。この場合にお
いて、ニードル19及びバルブシート18は、排気抵抗
調節手段を構成している。
〈考案の効果〉 以上説明したように、上記構成を有する本考案によれ
ば、吊り上げたラム(4)が第1流路(7)の接続位置
まで落下するときにはシリンダ(3)内の空気は主とし
て第1流路(7)を通って外部へ排出される。第1流路
(7)には排気抵抗が殆どないので、ラム(4)の位置
エネルギーの消耗がなく、ラム(4)は略自由落下状態
となり、勢いよく落下する。そして、ラム(4)が第1
流路(7)の接続位置を通過すると、シリンダ(3)内
の空気は第2流路(8)を通って外部へ排出される。第
2流路(8)の途中には絞り弁(11)が設けられてお
り、この絞り弁(11)が排気抵抗として作用し、シリン
ダ(3)内の圧力は急上昇する。したがって、ラム
(4)はラム(4)直下の圧縮された空気により制動を
受け、その落下速度が調整され、大きな騒音や震動を発
生することなく、被打込物への充分な打ち込み力を得る
ことができる。
また、絞り弁の排気抵抗を調整可能な排気抵抗調整手段
を備えると、打ち込む杭等の被打込物の種類及び地盤に
最も適した打撃力を得ることができる。したがって、杭
等の被打込物の打ち込み作業を、大きな騒音や震動を発
生することなく、効率良く行うことができる。
したがって、第1流路(7)の接続位置を調整すること
により、ラム(4)が被打込物に当接する直前にのみ急
激な空気制動力を作用させることが可能であり、打込力
を充分確保しつつ、騒音と震動のみを低減させるように
調整することが可能である、という利点を有している。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図はドロップ
ハンマの一部欠截正面図、第2図は第2流路の絞り弁の
断面図、第3図は絞り弁の他の実施例の断面図である。 図中、1はドロップハンマ、2は底部、3はシリンダ、
4はラム、5はアンビル、7は第1流路、8は第2流
路、9は消音器、11は絞り弁、14はガイド、15は
ワイヤ、17は摺動リングである。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】底部(2)を有するシリンダ(3)内にラ
    ム(4)を上下方向に摺動自在に設け、当該シリンダ
    (3)の下部側面に第1流路(7)の一端を接続すると
    ともに、当該第1流路(7)の接続位置よりも低い位置
    に第2流路(8)の一端を接続し、前記第1流路(7)
    の他端を消音器(9)に接続し、前記第2流路(8)の
    途中に絞り弁(11)を設けて前記第2流路(8)の他端
    を前記消音器(9)に接続し、 吊り上げた前記ラムが前記第1流路(7)のシリンダ接
    続位置まで落下するときには前記シリンダ(3)内の空
    気を主として前記第1流路(7)を通して外部へ排出
    し、落下する前記ラム(4)が前記第1流路(7)のシ
    リンダ接続位置を通過した後は前記シリンダ(3)内の
    空気を前記第2流路(8)を通して外部へ排出すること
    により、前記ラム(4)が前記第1流路(7)のシリン
    ダ接続位置に到達するまでは前記ラム(4)を略自由落
    下させ、前記ラム(4)が前記第1流路(7)のシリン
    ダ接続位置を通過した後は前記第2流路(8)内に設け
    られた前記絞り弁(11)の排気抵抗により前記ラム
    (4)の落下を制動し、大騒音又は大震動を発生するこ
    となく被打込物を打ち込むことを特徴とする杭打ち用ド
    ロップハンマ。
  2. 【請求項2】前記絞り弁(11)の排気抵抗を調節可能な
    排気抵抗調節手段を備えたことを特徴とする実用新案登
    録請求の範囲第1項に記載の杭打ち用ドロップハンマ。
JP1987140068U 1987-09-16 1987-09-16 杭打ち用ドロップハンマ Expired - Lifetime JPH0621956Y2 (ja)

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JPS6447844U JPS6447844U (ja) 1989-03-24
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5634826A (en) * 1979-08-30 1981-04-07 Shinsei Unyu Kk Hammering device
JPS6244935U (ja) * 1985-09-06 1987-03-18

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