JPH06219795A - 水硬性無機質組成物 - Google Patents
水硬性無機質組成物Info
- Publication number
- JPH06219795A JPH06219795A JP1170993A JP1170993A JPH06219795A JP H06219795 A JPH06219795 A JP H06219795A JP 1170993 A JP1170993 A JP 1170993A JP 1170993 A JP1170993 A JP 1170993A JP H06219795 A JPH06219795 A JP H06219795A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- hydraulic inorganic
- soluble polymer
- powder
- polymer substance
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C04—CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
- C04B—LIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
- C04B28/00—Compositions of mortars, concrete or artificial stone, containing inorganic binders or the reaction product of an inorganic and an organic binder, e.g. polycarboxylate cements
- C04B28/02—Compositions of mortars, concrete or artificial stone, containing inorganic binders or the reaction product of an inorganic and an organic binder, e.g. polycarboxylate cements containing hydraulic cements other than calcium sulfates
- C04B28/04—Portland cements
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W30/00—Technologies for solid waste management
- Y02W30/50—Reuse, recycling or recovery technologies
- Y02W30/91—Use of waste materials as fillers for mortars or concrete
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Ceramic Engineering (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Inorganic Chemistry (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 少ない水量でしかも少量の水溶性高分子物質
の添加で成形でき、高強度な硬化体を得ることのでき
る、水硬性無機質組成物を提供する。 【構成】 普通ポルトランドセメント、フライアッシ
ュ、ポリプロピレン繊維をドライブレンドし、混合し
た。さらにヒドロキシプロピルメチルセルロースを混合
し、得られた混合物にメカノケミストリーを起こさせ、
水溶性高分子物質の粉末が固着されている水硬性無機質
粉末を得た。さらに所定量の水を添加して混合し、土練
機で混練した後、真空押出成形機で連続成形体を得た。
得られた成形体を硬化して硬化体を得た。
の添加で成形でき、高強度な硬化体を得ることのでき
る、水硬性無機質組成物を提供する。 【構成】 普通ポルトランドセメント、フライアッシ
ュ、ポリプロピレン繊維をドライブレンドし、混合し
た。さらにヒドロキシプロピルメチルセルロースを混合
し、得られた混合物にメカノケミストリーを起こさせ、
水溶性高分子物質の粉末が固着されている水硬性無機質
粉末を得た。さらに所定量の水を添加して混合し、土練
機で混練した後、真空押出成形機で連続成形体を得た。
得られた成形体を硬化して硬化体を得た。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、水硬性無機質組成物に
関する。
関する。
【0002】
【従来の技術】セメント、モルタル、石膏等の水硬性無
機物質と水を用いた成形体は、古くから種々の構造材に
好適に使用されている。これらの水硬性無機質成形体を
製造するには、押出成形法が生産性の面で優れている。
しかし、押出成形法においては特に流動性が要求される
ので流動性を確保するために、セメントに大量の水が添
加されてきた。このような水硬性無機質成形体を硬化し
て得られた硬化体は、余剰水により空隙が形成され、強
度、耐水性等が低いという問題があった。
機物質と水を用いた成形体は、古くから種々の構造材に
好適に使用されている。これらの水硬性無機質成形体を
製造するには、押出成形法が生産性の面で優れている。
しかし、押出成形法においては特に流動性が要求される
ので流動性を確保するために、セメントに大量の水が添
加されてきた。このような水硬性無機質成形体を硬化し
て得られた硬化体は、余剰水により空隙が形成され、強
度、耐水性等が低いという問題があった。
【0003】そこで高強度の水硬性化無機質硬化体を得
るために、セメントと細骨材とを主材とし、大量の水溶
性高分子物質を配合して少ない水比でセメントを分散さ
せ、成形体を得る方法(特公平3−21324号公報)
が提案されている。
るために、セメントと細骨材とを主材とし、大量の水溶
性高分子物質を配合して少ない水比でセメントを分散さ
せ、成形体を得る方法(特公平3−21324号公報)
が提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
方法においては、最終的に得られた硬化体中の水溶性高
分子物質が水により流出し、強度が低下するなどの問題
があった。
方法においては、最終的に得られた硬化体中の水溶性高
分子物質が水により流出し、強度が低下するなどの問題
があった。
【0005】本発明の目的は、上記の課題を解決し、少
量の水でしかも少量の水溶性高分子物質の添加で成形で
き、高強度な硬化体を得ることのできる、水硬性無機質
組成物を提供することにある。
量の水でしかも少量の水溶性高分子物質の添加で成形で
き、高強度な硬化体を得ることのできる、水硬性無機質
組成物を提供することにある。
【0006】
【0007】本発明において用いられる水硬性無機質粉
末は、水硬性無機物質の粉末の実質的に全表面に水溶性
高分子物質が固着されているものである。本発明におい
て用いられる水硬性無機物質は、水で練ったとき硬化性
を示す無機物質ならば特に限定されず、たとえば普通ポ
ルトランドセメント、特殊ポルトランドセメント、アル
ミナセメント、ローマンセメント等の単味セメント、耐
酸セメント、耐火セメント、水ガラスセメント等の特殊
セメント、石膏、石灰、マグネシアセメント等の気硬性
セメントなどがあげられ、特に強度、耐水性の点で、ポ
ルトランドセメント、アルミナセメントが好適に使用さ
れる。これらは単独で使用されてもよいし、2種類以上
併用されてもよい。
末は、水硬性無機物質の粉末の実質的に全表面に水溶性
高分子物質が固着されているものである。本発明におい
て用いられる水硬性無機物質は、水で練ったとき硬化性
を示す無機物質ならば特に限定されず、たとえば普通ポ
ルトランドセメント、特殊ポルトランドセメント、アル
ミナセメント、ローマンセメント等の単味セメント、耐
酸セメント、耐火セメント、水ガラスセメント等の特殊
セメント、石膏、石灰、マグネシアセメント等の気硬性
セメントなどがあげられ、特に強度、耐水性の点で、ポ
ルトランドセメント、アルミナセメントが好適に使用さ
れる。これらは単独で使用されてもよいし、2種類以上
併用されてもよい。
【0008】水硬性無機物質の粉末の平均粒径は、小さ
くなると実質的に全表面を覆うためには大量の水溶性高
分子物質が必要となるので、30〜100μmが好まし
い。
くなると実質的に全表面を覆うためには大量の水溶性高
分子物質が必要となるので、30〜100μmが好まし
い。
【0009】本発明において用いられる水溶性高分子物
質は、水に溶解して粘性を付与し、水硬性無機物質と水
から得られる組成物の流動性を高めて賦形性を良好なも
のとし、又、セメント硬化体中の過剰な水分を吸収しセ
メント粒子間中の空隙を埋める接合剤となりうる高分子
物質ならば特に限定されず、たとえばメチルセルロー
ス、ヒドロキシメチルセルロース、ヒドロキシエチルセ
ルロース、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシプ
ロピルメチルセルロース等のセルロースエーテル、ポリ
ビニルアルコール、ポリアクリル酸、リグニンスルホン
酸塩などがあげられる。
質は、水に溶解して粘性を付与し、水硬性無機物質と水
から得られる組成物の流動性を高めて賦形性を良好なも
のとし、又、セメント硬化体中の過剰な水分を吸収しセ
メント粒子間中の空隙を埋める接合剤となりうる高分子
物質ならば特に限定されず、たとえばメチルセルロー
ス、ヒドロキシメチルセルロース、ヒドロキシエチルセ
ルロース、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシプ
ロピルメチルセルロース等のセルロースエーテル、ポリ
ビニルアルコール、ポリアクリル酸、リグニンスルホン
酸塩などがあげられる。
【0010】水溶性高分子物質の粉末の平均粒径は小さ
くなると水硬性無機物質の表面に固着された水溶性高分
子物質の粉末の厚みが薄くなるので、得られる組成物の
流動性が低下し、大きくなると水硬性無機物質の実質的
に全表面に固着するためには、大量の水溶性高分子物質
の粉末が必要となり、最終的に得られる硬化体の耐水性
が低下するので、水硬性無機物質の粉末より小さいこと
が好ましく、さらに好ましくは0.01〜30μmであ
る。
くなると水硬性無機物質の表面に固着された水溶性高分
子物質の粉末の厚みが薄くなるので、得られる組成物の
流動性が低下し、大きくなると水硬性無機物質の実質的
に全表面に固着するためには、大量の水溶性高分子物質
の粉末が必要となり、最終的に得られる硬化体の耐水性
が低下するので、水硬性無機物質の粉末より小さいこと
が好ましく、さらに好ましくは0.01〜30μmであ
る。
【0011】水溶性高分子物質の添加量は、少なくなる
と得られる組成物の流動性が低下し、多くなると、最終
的に得られる硬化体の耐水性が低下するので水硬性無機
物質100重量部に対し、0.3〜1重量部が好まし
い。
と得られる組成物の流動性が低下し、多くなると、最終
的に得られる硬化体の耐水性が低下するので水硬性無機
物質100重量部に対し、0.3〜1重量部が好まし
い。
【0012】水硬性無機物質に水溶性高分子物質を固着
する方法は、水硬性無機物質と水溶性高分子物質を混合
し、メカノケミストリーを起こさせるのが好ましい。
する方法は、水硬性無機物質と水溶性高分子物質を混合
し、メカノケミストリーを起こさせるのが好ましい。
【0013】メカノケミストリーとは、固体物質に磨
砕、摩擦、延伸、圧縮などの機械的エネルギーを加える
ことによってひきおこされる構造、相転移、反応性、吸
着性、触媒活性などの変化をいう。メカノケミストリー
を起こさせる方法としては、高速流動攪拌機により回転
数500〜10000rpmで5〜20分間処理するこ
とが好ましい。高速流動攪拌機としては、ヘンシェルミ
キサー、細川ミクロン社製;メカノフュージョンシステ
ム、奈良機械製作所社製;ナラハイブリタイゼーション
システム、岡田製作所社製;メカノミルなどがある。
砕、摩擦、延伸、圧縮などの機械的エネルギーを加える
ことによってひきおこされる構造、相転移、反応性、吸
着性、触媒活性などの変化をいう。メカノケミストリー
を起こさせる方法としては、高速流動攪拌機により回転
数500〜10000rpmで5〜20分間処理するこ
とが好ましい。高速流動攪拌機としては、ヘンシェルミ
キサー、細川ミクロン社製;メカノフュージョンシステ
ム、奈良機械製作所社製;ナラハイブリタイゼーション
システム、岡田製作所社製;メカノミルなどがある。
【0014】本発明において用いられる水の量は、少な
くなると水硬性無機物質の硬化が十分になされず、又、
組成物の分散性が低下し、多くなると最終的に得られる
硬化体の強度が低下するので、水硬性無機物質100重
量部に対して15〜65重量部が好ましい。
くなると水硬性無機物質の硬化が十分になされず、又、
組成物の分散性が低下し、多くなると最終的に得られる
硬化体の強度が低下するので、水硬性無機物質100重
量部に対して15〜65重量部が好ましい。
【0015】本発明においてさらに必要に応じて無機質
充填材が添加されてもよい。無機質充填材は、水に溶解
せず、水硬性無機物質の硬化反応を阻害せず、本発明で
用いられるあらゆる構成材料の作用を著しく阻害しない
ものならば特に限定されず、たとえば珪砂、川砂等のセ
メントモルタル用骨材、フライアッシュ、シリカフラワ
ー、シリカフューム、ベントナイト、高炉スラグ等の混
合セメント用混合材、セピオライト、ウォラストナイ
ト、マイカ等の天然鉱物、炭酸カルシウム、珪藻土など
があげられる。さらに軽量化を図る目的でシリカバルー
ン、パーライト、フライアッシュバルーン、シラスバル
ーン、ガラスバルーン、発泡焼生粘土等の無機質天然発
泡体などを使用してもよい。これらは単独で使用されて
もよいし、2種類以上併用されてもよい。
充填材が添加されてもよい。無機質充填材は、水に溶解
せず、水硬性無機物質の硬化反応を阻害せず、本発明で
用いられるあらゆる構成材料の作用を著しく阻害しない
ものならば特に限定されず、たとえば珪砂、川砂等のセ
メントモルタル用骨材、フライアッシュ、シリカフラワ
ー、シリカフューム、ベントナイト、高炉スラグ等の混
合セメント用混合材、セピオライト、ウォラストナイ
ト、マイカ等の天然鉱物、炭酸カルシウム、珪藻土など
があげられる。さらに軽量化を図る目的でシリカバルー
ン、パーライト、フライアッシュバルーン、シラスバル
ーン、ガラスバルーン、発泡焼生粘土等の無機質天然発
泡体などを使用してもよい。これらは単独で使用されて
もよいし、2種類以上併用されてもよい。
【0016】上記無機質充填材は、平均粒径が小さくな
ると製造が困難となり、大きくなると無機質充填材の粒
子が分散し難くなるので、0.03〜500μmが好ま
しい。上記無機質充填材は、少なくなると補強繊維の分
散性が低下し、多くなると最終的に得られる硬化体の強
度が低下するので水硬性無機物質100重量部に対し2
00重量部以下が好ましい。
ると製造が困難となり、大きくなると無機質充填材の粒
子が分散し難くなるので、0.03〜500μmが好ま
しい。上記無機質充填材は、少なくなると補強繊維の分
散性が低下し、多くなると最終的に得られる硬化体の強
度が低下するので水硬性無機物質100重量部に対し2
00重量部以下が好ましい。
【0017】本発明においては、さらに必要に応じて補
強繊維が添加されてもよい。補強繊維は、成形体に付与
したい性能に応じ任意のものが使用でき、たとえば、ビ
ニロン、ポリアミド、ポリエステル、ポリプロピレン、
カーボン、アラミド等の合成繊維、ガラス繊維、チタン
酸カリウム、鋼等の無機繊維、パルプなどが使用でき
る。特に合成繊維を用いた場合には、可撓性の向上が著
しい。上記補強繊維の繊維径は、細くなると混合時に再
凝集し、交絡によりファイバーボールが形成されやすく
なり、最終的に得られる硬化体の強度はそれ以上改善さ
れず、太くなるか又は短くなると引張強度向上などの補
強効果が小さく、又、長くなると繊維の分散性及び配向
性が低下するので、繊維径0.1〜40デニール、繊維
長1〜15mmが好ましい。上記補強繊維の量は少なく
なると補強効果が得られず、多くなると繊維の分散性が
低下するので、水硬性無機物質100重量部に対し、2
0重量部以下が好ましい。
強繊維が添加されてもよい。補強繊維は、成形体に付与
したい性能に応じ任意のものが使用でき、たとえば、ビ
ニロン、ポリアミド、ポリエステル、ポリプロピレン、
カーボン、アラミド等の合成繊維、ガラス繊維、チタン
酸カリウム、鋼等の無機繊維、パルプなどが使用でき
る。特に合成繊維を用いた場合には、可撓性の向上が著
しい。上記補強繊維の繊維径は、細くなると混合時に再
凝集し、交絡によりファイバーボールが形成されやすく
なり、最終的に得られる硬化体の強度はそれ以上改善さ
れず、太くなるか又は短くなると引張強度向上などの補
強効果が小さく、又、長くなると繊維の分散性及び配向
性が低下するので、繊維径0.1〜40デニール、繊維
長1〜15mmが好ましい。上記補強繊維の量は少なく
なると補強効果が得られず、多くなると繊維の分散性が
低下するので、水硬性無機物質100重量部に対し、2
0重量部以下が好ましい。
【0018】又、上記無機質充填材及び補強繊維に水溶
性高分子物質が固着されていてもよい。無機質充填材及
び補強繊維に水溶性高分子物質を固着する方法は、上記
したメカノケミストリーによるのが好ましい。
性高分子物質が固着されていてもよい。無機質充填材及
び補強繊維に水溶性高分子物質を固着する方法は、上記
したメカノケミストリーによるのが好ましい。
【0019】本発明の水硬性無機質組成物から成形体を
得る方法は特に限定されず、押出成形、押圧成形、注型
成形などが適用される。しかし、機械的強度の点で水溶
性高分子物質の粉末が固着されている水硬性無機質粉
末、水及び必要に応じて無機質充填材、補強繊維を土混
機等の混練機で混練した後、得られた混練物を押出機に
供給し、押出成形により連続成形体を成形するのが好ま
しい。連続成形体としては、板状成形体を成形し、得ら
れた板状成形体を所望のサイズに切断したのち、成形す
べき成形品の外面形状に対応する内面形状のキャビティ
を有する押圧成形金型内に供給し、押圧成形してもよい
し、連続成形体として成形すべき成形品の外面形状に対
応する断面形状を有する連続成形体を成形し、得られた
連続成形体を切断してもよい。
得る方法は特に限定されず、押出成形、押圧成形、注型
成形などが適用される。しかし、機械的強度の点で水溶
性高分子物質の粉末が固着されている水硬性無機質粉
末、水及び必要に応じて無機質充填材、補強繊維を土混
機等の混練機で混練した後、得られた混練物を押出機に
供給し、押出成形により連続成形体を成形するのが好ま
しい。連続成形体としては、板状成形体を成形し、得ら
れた板状成形体を所望のサイズに切断したのち、成形す
べき成形品の外面形状に対応する内面形状のキャビティ
を有する押圧成形金型内に供給し、押圧成形してもよい
し、連続成形体として成形すべき成形品の外面形状に対
応する断面形状を有する連続成形体を成形し、得られた
連続成形体を切断してもよい。
【0020】本発明の成形体から硬化体を得るには、時
間をかけて自然養生を行ってもかまわないが、硬化反応
の遅い例えばポルトランドセメントのような水硬性無機
物質を使用する場合には、成形体を加熱、加湿する、オ
ートクレーブ養生を施すなど、従来公知の方法により養
生を行うことにより、硬化反応を促進でき、機械的物性
を向上することができる。
間をかけて自然養生を行ってもかまわないが、硬化反応
の遅い例えばポルトランドセメントのような水硬性無機
物質を使用する場合には、成形体を加熱、加湿する、オ
ートクレーブ養生を施すなど、従来公知の方法により養
生を行うことにより、硬化反応を促進でき、機械的物性
を向上することができる。
【0021】
【実施例】本発明を実施例をもってさらに詳しく説明す
る。 実施例1〜3
る。 実施例1〜3
【0022】表1に示した所定量の、普通ポルトランド
セメント(小野田セメント社製、平均粒径50μm)、
フライアッシュ(JIS A 6201相当品;平均粒
径100μm、真比重2.3、嵩比重0.6;関電化工
社製)、ポリプロピレン繊維(太さ2デニール、長さ5
mm)をドライブレンドし、容量10リットルのアイリ
ッヒミキサー(アイリッヒ社製)で3分間混合した。得
られた混合物に平均粒径10μmのヒドロキシプロピル
メチルセルロース(20℃における2%水溶液の粘度が
30,000cpsのもの)及び平均粒径10μmのポ
リビニルアルコール(信越化学社製、商品名;PA−1
8S)を混合し、得られた混合物をメカノヒュージョン
システム(細川ミクロン社製)に供給し、回転数150
0rpmで20分間処理し、メカノケミストリーを起こ
させ、水溶性高分子物質の粉末が固着されている水硬性
無機質粉末を得た。水硬性無機物質の粉末の実質的に全
表面に、水溶性高分子物質の粉末が固着されていること
を電子顕微鏡写真で確認した後、表2に示した所定量の
水を添加し、さらにアイリッヒミキサーで2分間混合
し、本発明の水硬性無機質組成物を得た。得られた水硬
性無機質組成物を土練機(宮崎鉄工社製、型式MP−1
00型)で混練した後、真空押出成形機(宮崎鉄工社
製、型式MV−FM−A−1型)で、幅400mm、厚
み5mmの連続成形体を得た。得られた成形体を60
℃、90%RHにおいて6時間養生硬化して硬化体を得
た。評価は以下のように行った。
セメント(小野田セメント社製、平均粒径50μm)、
フライアッシュ(JIS A 6201相当品;平均粒
径100μm、真比重2.3、嵩比重0.6;関電化工
社製)、ポリプロピレン繊維(太さ2デニール、長さ5
mm)をドライブレンドし、容量10リットルのアイリ
ッヒミキサー(アイリッヒ社製)で3分間混合した。得
られた混合物に平均粒径10μmのヒドロキシプロピル
メチルセルロース(20℃における2%水溶液の粘度が
30,000cpsのもの)及び平均粒径10μmのポ
リビニルアルコール(信越化学社製、商品名;PA−1
8S)を混合し、得られた混合物をメカノヒュージョン
システム(細川ミクロン社製)に供給し、回転数150
0rpmで20分間処理し、メカノケミストリーを起こ
させ、水溶性高分子物質の粉末が固着されている水硬性
無機質粉末を得た。水硬性無機物質の粉末の実質的に全
表面に、水溶性高分子物質の粉末が固着されていること
を電子顕微鏡写真で確認した後、表2に示した所定量の
水を添加し、さらにアイリッヒミキサーで2分間混合
し、本発明の水硬性無機質組成物を得た。得られた水硬
性無機質組成物を土練機(宮崎鉄工社製、型式MP−1
00型)で混練した後、真空押出成形機(宮崎鉄工社
製、型式MV−FM−A−1型)で、幅400mm、厚
み5mmの連続成形体を得た。得られた成形体を60
℃、90%RHにおいて6時間養生硬化して硬化体を得
た。評価は以下のように行った。
【0023】評価 成形性 安定して成形できたものには○、成形体は得られたが押
出機の圧力が上がり安定に成形できないものには△、金
型内に混練物が詰まり成形体が得られなかったものには
×を記した。
出機の圧力が上がり安定に成形できないものには△、金
型内に混練物が詰まり成形体が得られなかったものには
×を記した。
【0024】曲げ強度 得られた硬化体を切断して試験片を得、曲げ強度をJI
S A 1408の方法に準じて測定し、素材の曲げ強
度とした。以上の結果を表2に示した。
S A 1408の方法に準じて測定し、素材の曲げ強
度とした。以上の結果を表2に示した。
【0025】
【表1】
【0026】
【表2】
【0027】比較例1〜3
【0028】表2に示した所定量の、普通ポルトランド
セメント、フライアッシュ、ポリプロピレン繊維、ヒド
ロキシプロピルメチルセルロースをドライブレンドし、
容量10リットルのアイリッヒミキサー(アイリッヒ社
製)で3分間混合した。得られた混合物を電子顕微鏡写
真で観察した結果、水硬性無機質粉末の一部のみに、水
溶性高分子物質の粉末が付着していた。得られた混合物
に所定量の水を添加した後実施例1と同様に混合、混練
した後押出成形した。成形性の評価は実施例1と同様に
行った。成形体が得られたものについては実施例1と同
様に硬化し、曲げ強度を測定した。
セメント、フライアッシュ、ポリプロピレン繊維、ヒド
ロキシプロピルメチルセルロースをドライブレンドし、
容量10リットルのアイリッヒミキサー(アイリッヒ社
製)で3分間混合した。得られた混合物を電子顕微鏡写
真で観察した結果、水硬性無機質粉末の一部のみに、水
溶性高分子物質の粉末が付着していた。得られた混合物
に所定量の水を添加した後実施例1と同様に混合、混練
した後押出成形した。成形性の評価は実施例1と同様に
行った。成形体が得られたものについては実施例1と同
様に硬化し、曲げ強度を測定した。
【0029】
【発明の効果】本発明の水硬性無機質組成物は、実質的
に全表面に、水溶性高分子物質の粉末が固着されている
水硬性無機質粉末と、水とからなるものであるから、少
量の水でしかも少量の水溶性高分子物質の添加で成形で
き、高強度な硬化体を得ることができる。したがって、
本発明の製造方法により、強度、耐水性等の物性に優れ
た硬化体を安価に得ることができる。
に全表面に、水溶性高分子物質の粉末が固着されている
水硬性無機質粉末と、水とからなるものであるから、少
量の水でしかも少量の水溶性高分子物質の添加で成形で
き、高強度な硬化体を得ることができる。したがって、
本発明の製造方法により、強度、耐水性等の物性に優れ
た硬化体を安価に得ることができる。
Claims (1)
- 【請求項1】 実質的に全表面に、水溶性高分子物質の
粉末が固着されている水硬性無機質粉末と、水とからな
る水硬性無機質組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1170993A JPH06219795A (ja) | 1993-01-27 | 1993-01-27 | 水硬性無機質組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1170993A JPH06219795A (ja) | 1993-01-27 | 1993-01-27 | 水硬性無機質組成物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06219795A true JPH06219795A (ja) | 1994-08-09 |
Family
ID=11785579
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1170993A Pending JPH06219795A (ja) | 1993-01-27 | 1993-01-27 | 水硬性無機質組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06219795A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2020117414A (ja) * | 2019-01-22 | 2020-08-06 | 日産自動車株式会社 | 燃料改質ユニット |
| JP2020523279A (ja) * | 2017-06-16 | 2020-08-06 | ネーデルランドセ オルガニサティエ フォール トエゲパスト−ナトールヴェテンシャッペリク オンデルゾエク ティエヌオー | フレキシブルコンクリートの乾燥予備混合物、並びにその調製方法及びその使用方法 |
-
1993
- 1993-01-27 JP JP1170993A patent/JPH06219795A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2020523279A (ja) * | 2017-06-16 | 2020-08-06 | ネーデルランドセ オルガニサティエ フォール トエゲパスト−ナトールヴェテンシャッペリク オンデルゾエク ティエヌオー | フレキシブルコンクリートの乾燥予備混合物、並びにその調製方法及びその使用方法 |
| US11396479B2 (en) | 2017-06-16 | 2022-07-26 | Nederlandse Organisatie Voor Toegepast-Natuurwetenschappelijk Onderzoek Tno | Dry premixture for flexible concrete and method for its preparation and use thereof |
| JP2020117414A (ja) * | 2019-01-22 | 2020-08-06 | 日産自動車株式会社 | 燃料改質ユニット |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP3174170B2 (ja) | 無機質発泡体及びその製造方法 | |
| JPH05229859A (ja) | 水硬性無機質組成物の製造方法 | |
| JPH01320243A (ja) | 軽量セメント組成物 | |
| JPH06293546A (ja) | 水硬性無機質成形体の製造方法 | |
| JPH06219795A (ja) | 水硬性無機質組成物 | |
| JPH10330146A (ja) | 水硬性無機質成形体の製造方法 | |
| JP3559687B2 (ja) | 耐水性に優れる高強度セメント硬化体の製造方法 | |
| JPH0624817A (ja) | 水硬性無機質成形体の製造方法 | |
| JPH0733492A (ja) | 水硬性無機質組成物 | |
| JPH05254911A (ja) | 繊維強化水硬性無機質成形体 | |
| JPH01320244A (ja) | セメント組成物およびそれを用いたセメント成形体の製造方法 | |
| JP2908494B2 (ja) | アスベストフリー押出成形品の製造方法 | |
| JPH05254959A (ja) | 水硬性無機質組成物の製造方法及び成形体の製造方法 | |
| JP4198868B2 (ja) | 繊維補強無機質板の製造方法 | |
| JPH026360A (ja) | 軽量セメント組成物及び軽量セメント成形体の製造方法 | |
| JP2755505B2 (ja) | セメント製品の押出成形法 | |
| JP2540190B2 (ja) | 軽量セメント成形体の製造方法 | |
| JP3179909B2 (ja) | セメント硬化体の製造方法 | |
| JPH08133812A (ja) | 繊維強化セメント成形体の製造方法 | |
| JPH10182208A (ja) | 水硬性無機質組成物の製造方法及び無機質硬化体の製造方法 | |
| JPH05154815A (ja) | 水硬性無機質成形体の製造方法 | |
| JPH09136314A (ja) | 繊維強化セメント成形体の製造方法 | |
| JPH0538713A (ja) | 水硬性無機質成形体の製造方法 | |
| JPH0747537A (ja) | 水硬性無機質組成物の製造方法 | |
| JPH05213640A (ja) | 水硬性無機質組成物 |