JPH06219983A - オルトアルキルフェノールの製造方法 - Google Patents

オルトアルキルフェノールの製造方法

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JPH06219983A
JPH06219983A JP5010919A JP1091993A JPH06219983A JP H06219983 A JPH06219983 A JP H06219983A JP 5010919 A JP5010919 A JP 5010919A JP 1091993 A JP1091993 A JP 1091993A JP H06219983 A JPH06219983 A JP H06219983A
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JP5010919A
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Makoto Takiguchi
眞 滝口
Atsushi Kasai
厚志 河西
Koji Komori
宏治 小森
Masashi Inaba
正志 稲葉
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Mitsubishi Chemical Corp
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Mitsubishi Petrochemical Co Ltd
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    • Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00—Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50—Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/52—Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts

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  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 フェノール類と低級アルコールとをマンガン
酸化物触媒の存在下に反応させてオルトアルキルフェノ
ールを製造する方法において、触媒の膨張、崩壊による
反応上のトラブルを防止し、長時間に亙り安定した運転
が可能で、反応後の触媒の抜き出しが容易な方法の提
供。 【構成】 触媒として、0.1mm以上の空隙により形
成された空間を有し、触媒表面の外接面で囲まれた容積
(占有容積)に対する該空間容積の割合が10〜40容
量%の範囲にあり、且つ触媒充填時における該触媒の占
有容量と当該他の触媒の占有容積との重畳部分が該触媒
の占有容積の5容量%以下となる形状を有するもの、例
えばリング形状、C字型形状の触媒を使用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マンガン酸化物触媒の
存在下、フェノール類とアルコール類とからオルトアル
キルフェノールを製造する方法に関するものである。さ
らに詳しくは、フェノール類をアルキル化する際に用い
られるマンガン酸化物触媒の形状に関するものである。
本発明の方法により得られるオルトアルキルフェノール
類は、酸化防止剤、消毒剤、防腐剤として、また、農
薬、医薬、フェノール樹脂、可塑剤等の原料として有用
な化合物である。
【0002】
【従来の技術】フェノール類をアルコール類によりアル
キル化する際に、各種の金属酸化物を含む触媒を用いる
ことは既に知られている。例えば、酸化マグネシウムを
使用する方法(特公昭42−6894号公報)では、触
媒活性を高めるために高温で反応を行う必要があり、触
媒寿命が短くなるなどの欠点があった。これらの欠点を
改善するために、酸化マグネシウムと他の金属酸化物か
らなる多元系触媒を使用する方法も数多く提案されてい
るが(例えば、特開昭56−138133号、同57−
204228、同59−228939号、同59−22
8940号、同59−501784号、同60−347
35号、同60−34923号、および同60−155
145号公報等)、充分に満足できる結果が得られてい
ない。
【0003】酸化アルミニウムを触媒として使用する方
法も数多く提案されてるが(例えば、特開昭52−27
731号、同52−39635号、同56−11063
6号、および特公昭55−42055号公報等)、酸化
アルミニウムは400℃程度の温度で充分な触媒活性を
示すものの、選択性に劣るので実用に供し得るものでは
ない。酸化鉄を触媒に使用する方法は、反応の際にメタ
ノールの分解が多く、しかも触媒の活性低下が大きく、
触媒寿命が短いなどの欠点がある。これらの欠点を改善
する目的で、酸化鉄と他の金属酸化物からなる多元系触
媒を使用する方法も提案されている(例えば、特開昭4
7−38936号、同50−76032号、同53−9
0229号、および同53−101318号公報)。特
開昭51−12610号公報には酸化クロム−酸化鉄系
の触媒が開示されている。
【0004】一方、マンガン系触媒についても数多くの
提案がなされている(例えば、特公昭51−11101
号、特開昭54−32425号、同54−81231
号、同55−30494号、同55−76830号、同
57−58422、同57−81425号、同57−8
1426、同57−81427号、同57−85332
号、同60−34923号、および同60−21834
5号公報など)。しかしながら、マンガン系の触媒は反
応の選択性は良いものの、その機械的強度は鉄系触媒と
比較し不充分であった。このためマンガン酸化物の外側
を、連通細孔を有する外殻で覆う方法が提案されている
(特公昭58−31978号、同58−33017号、
および同58−44412号公報)。しかし、この方法
では外殻の分だけ触媒量が減少するため反応管内の容積
を充分有効に使えず活性がその分低くなってしまう。特
公昭58−22088号公報には、酸化マンガンに酸化
ケイ素、および酸化マグネシウム、酸化カルシウム、酸
化ストロンチウム及び酸化バリウムの少なくとも1種を
添加すると、成型性および成型触媒の機械的安定性が高
い触媒が得られると述べられている。特開昭56−43
230号、同57−81425号、および同57−81
427号公報にも機械的強度の安定性改善の提案がなさ
れている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】フェノール類のアルキ
ル化触媒として工業的に使用するためには、活性、選択
性、寿命、機械的強度および取り扱い易さの全てに関し
て優れた性能を有したものでなければならない。従来か
ら提案されているマンガン酸化物触媒は、機械的強度に
ついて未だ充分ではなく、該酸化物は反応により膨張す
るために、反応後の触媒の反応管からの抜き出しが容易
でないという問題点を有している。本発明は、より優れ
た選択性と活性とを有するマンガン酸化物触媒を用いて
前記問題点を解決し、オルソアルキルフェノール類を製
造する方法を提供するものである。このように高活性、
高選択性であるマンガン酸化物触媒を、反応による膨張
を反応器の有効容積を減少させることなく吸収し、触媒
の取り扱いを容易にすることができるならば、工業的な
見地からその意義は大きい。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、オルト位に水
素原子を有するフェノール類とアルコール類とをマンガ
ン酸化物を含有する成型触媒の存在下に反応させてオル
トアルキルフェノール類を製造する方法において、該成
型触媒として、0.1mm以上の空隙により形成された
空間を有し、触媒表面の外接面で囲まれた容積(占有容
積)に対する該空間容積の割合が10〜40容量%の範
囲にあり、且つ触媒充填時における該触媒の占有容積と
当該他の触媒の占有容積との重畳部分が該触媒の占有容
積の5容量%以下となる形状を有するものを使用するこ
とにより、該フェノール類を安定にアルキル化する方法
を提案しようとするものである。
【0007】本発明で用いられるフェノール類は、オル
ト位に少なくとも1個の水素原子を有するフェノール化
合物で、下記一般式(1)で示される。
【0008】
【化1】
【0009】(式中、R1 、R2 、R3 及びR4 は、そ
れぞれ独立に水素原子、ヒドロキシル基、炭素数1〜1
0のアルキル基、または置換基を有していてもよい芳香
族炭化水素基である) このような化合物の具体例としては、フェノール、クレ
ゾール類、キシレノール類、トリメチルフェノール類、
エチルフェノール類、ブチルフェノール類、フェニルフ
ェノール類、ナフチルフェノール類などが挙げられる。
また、ヒドロキシル基のような官能基が芳香族環に少な
くとも1個置換したフェノール化合物、例えばヒドロキ
ノンも使用することができる。本発明の方法に使用され
るアルコール類としては、メタノール、エタノール、n
−プロパノール、i−プロパノール、n−ブタノール、
i−ブタノール、t−ブタノール、ペンタノール、ヘキ
サノールなどの低級アルコールが挙げられる。
【0010】本発明に使用される触媒組成は、マンガン
酸化物またはマンガン酸化物を主成分として含有するも
のであれば特に制限はない。主成分とは、触媒の主活性
成分がマンガン酸化物であることを意味する。一般に
は、触媒中のマンガン酸化物の量が30重量%以上であ
る。他の成分としては、アルカリ金属、アルカリ土類金
属、第3族および第4族の金属の酸化物が好ましいが、
特に制限はされない。
【0011】マンガン酸化物としては、例えば、一酸化
マンガン、三二酸化マンガン、二酸化マンガン、四三酸
化マンガン等のマンガン酸化物からなる触媒を挙げるこ
とができる。更に、これらの触媒は、アルミナ、シリカ
等の担体、水ガラス、ホウ酸、リン酸、粘土系成分等の
粘結材、活性炭などが含まれていてもよい。
【0012】本発明の方法で使用される触媒は、上記の
マンガン酸化物および必要に応じて添加される他の成分
を含有する触媒組成物を成型してなるものである。本発
明の成型触媒は、最大差渡し長さが20mm以下、通常
2〜10mm程度のものであるが、反応管が管式の場合
は反応管径の1/5〜1/10程度が好ましい。該成型
触媒は、触媒成型体に囲まれた、0.1mm以上の空隙
により形成された空間を有する。触媒成型体に囲まれた
空間とは、触媒成型体の外接面で囲まれた容積から触媒
成型体自体の容積を差し引いた残りの空間部のことであ
る。該空間部の容積は、触媒成型体の外表面の接面で囲
まれる容積(占有容積)に対し、10〜40容量%,好
ましくは10〜30容量%である。逆にいえば、触媒の
占有容積に対する触媒成型体自体の容積が60〜90容
量%,好ましくは70〜90容量%である。空間容積が
少なすぎると触媒が変形して反応管から抜き出せなくな
るし、多すぎると触媒活性が低下するので好ましくな
い。また、該空間を形成する空隙が0.1mm未満の場
合は、反応後の抜き出しが困難となる。当然のことなが
ら、触媒成型体自体が有している細孔は、0.1mmよ
り小さく、これら細孔が占める空間は触媒成型体自体の
容積に含まれるものであって、上記の空間容積には含ま
れない。
【0013】このような特定の形状を有する成型触媒の
具体例としては、例えばリング型触媒、中空触媒、また
はC字型触媒等が挙げられる。リング型触媒を例にとっ
て説明すると、該触媒は外径、内径、高さで定義され、
触媒成型体に囲まれた空間とは、内側リング内の上下面
に囲まれた空間を指す。空間容積が占有容積に対し10
〜40容積%とは、具体的には下記式で示されるもので
ある。
【0014】
【数1】
【0015】リング型触媒の場合の外径は3〜10mm
程度、内径は1〜5mm程度および高さは2〜10mm
程度が一般的である。
【0016】中空触媒とは、球状触媒の内部に空間部を
有する構造の触媒を指す。従って、この場合触媒成型体
によって囲まれた空間とは、触媒内部の空間そのもので
ある。中空触媒の空間部は必ずしも閉鎖空間である必要
はなく、開口部を有するものであってもよい。C字型触
媒とは、リング型触媒の一部に切り欠きを有する構造の
ものである。本発明の触媒の形状は、上記形状であって
且つ充填時に充填密度の減少が実質的にないものであ
る。触媒の充填密度は、一定容量の容器、一般的にはメ
スシリンダーのような容器に触媒を入れ、その時の重量
を測定して算出されるが、空間部を有する触媒において
は、触媒充填時において触媒同士の接触による重なり合
いが起こり、その占有容積の減少がみられるが、本発明
の触媒は触媒1個についてみた場合、その重畳部分の割
合がその占有容積の5容量%以下、好ましくは3容量%
以下のものである。従って、個々の触媒粒子の空間部に
互いに入り込みあって個々の粒子の空間部を減少させる
ものは本発明に用いられる成型触媒の形状としては好ま
しくない。例えば、リング型触媒粒径の幅が大きく内径
の大きい触媒の空間部に外径の小さい触媒粒子が入り込
んで該空間部を減少させたり、触媒形状がC字型で切り
欠き部が大きかったり、くの字型のように開口部の大き
な空間を有する構造の場合は、充填時に空間が減少する
ので好ましくない。
【0017】本発明に用いられる成型触媒は、マンガン
酸化物を主成分とする触媒成分に結着剤を加えて混練し
たものを上記形状に成型し乾燥した後に、焼成すること
により製造される。焼成は250〜800℃で予熱した
後、1000℃以上に加熱すことにより行うのが好まし
い。触媒の成型方法としては、打錠成型、押出成型、転
動造粒成型等が一般的であるが、本発明の目的に合致し
たものであるならば、どのような成型方法でも良い。打
錠成型ではサイズおよび密度が均一な触媒を得ることが
できる。従って、打錠成型品は反応管に充填し易く、反
応流体の流れも均一となり、触媒の活性もばらつきがな
い。また、耐摩耗性も優れた成型品が得易いという特徴
がある。但し成型コストは、成型機の値段が高い割りに
は処理能力が低く、一般には高めである。押出成型は成
型コストは一般に安価であるが、成型品の機械的強度が
低く、また成型品のサイズにばらつきを生じ易い。転動
造粒成型は工業的に最も安価な造粒方法であるが、手工
業的な作業が多く、成型品の品質、特に粒度分布にばら
つきを生じ易い。
【0018】オルトアルキルフェノールの製造は、フェ
ノール類とアルコール類とを、酸素含有ガスを供給して
活性化処理した触媒の存在下に、300〜500℃の温
度で、反応させることにより行われる。その際、フェノ
ール類に対するアルコール類のモル比は、1〜10倍、
好ましくは3〜7倍程度である。原料の供給速度は、液
空間速度で0.1〜5hr-1程度が好ましく、一般に
反応温度が高いところでは液空間速度は大きく、また反
応温度の低い側では液空間速度は小さくすることが好ま
しい。
【0019】また、反応系に水を共存させることも可能
である。この際の、フェノール類に対する水のモル比
は、5モル倍程度までが好ましい。反応圧力は、減圧、
常圧、加圧のいずれでも可能であるが、通常1〜10kg
/cm2G程度である。反応は、液相でも気相でも可能であ
るが、反応圧力の点から気相の方が反応が容易である。
反応の形式は、固定床、移動床のいずれでも可能であ
る。反応に供された触媒は、適宜酸素含有ガスと300
〜700℃で接触させることにより、再生することがで
きる。反応生成物はガス成分をを除去した後、常法によ
り目的物が分離回収される。比較的沸点に低い物質が目
的成分である場合は、蒸留により分離し必要成分を回収
する。また沸点の高い物質が目的成分である場合は、晶
析等の手段が有効である。
【0020】
【発明の効果】球状、柱状等の通常の形状のマンガン酸
化物触媒を用いた場合、反応により酸化マンガン粒子が
膨張するため、反応後に該触媒を反応管から抜き出すこ
とが極めて困難あったが、本発明による特定形状の触媒
を使用することにより、反応管からの触媒の抜き出しが
容易しなり、且つ触媒の粉化を大幅に低下することがで
き、工業的に安定で且つ効率的な運転が可能である。
【0021】
【実施例】以下、実施例により本発明をさらに詳しく説
明する。 実施例1 (触媒の調製)電解二酸化マンガンを1000℃で加熱
処理して得たマンガン酸化物100部に、アビセル(旭
化成社製)5部及び少量の水を加えて混練したものを、
押出成形し、リング状に成形した。これを80〜120
℃で乾燥した後、匣鉢に入れ焼成炉で徐々に加熱し、2
50℃から600℃まで特に緩やかに昇温するようにし
て、1250℃まで温度を上げ、この温度で1時間保持
して焼成し、外径5mm、内径2.5mm、高さ3mm
のマンガン酸化物のリング型成形体を得た。得られた触
媒成型体に囲まれた空間容積は、該成型体の占有容積の
25%、成型体自体の容積の33%であった。得られた
触媒をメスシリンダーを用いて充填密度を測定したとこ
ろ、充填した触媒の個数は同一外径、同一高さの柱状押
出成型触媒を充填したときの個数と同じであった。
【0022】(アルキル化反応)上記で得られた触媒4
6ml(80g)を用いて、反応温度:390℃、反応圧
力:2kg/cm2、LHSV:1.0hr-1の条件下に、
メタノール:フェノール:水(モル比)=6:1:0.
5の混合物を供給して反応を行った。20時間後のフェ
ノール転化率は86%であった。反応後に抜き出した触
媒は、二つに割れているものもあったが、粉化率は2%
以下であり、反応管からの抜き出しはスムースであっ
た。
【0023】比較例1 (触媒の調製)電解二酸化マンガンを1000℃で加熱
処理して得たマンガン酸化物100部に、アビセル(旭
化成社製)5部及び少量の水を加えて混練したものを、
回転円盤型転動造粒機に入れて、噴霧状の水をふりかけ
ながら、1mm程度の球状物とした。この球状物にさら
に噴霧状の水をふりかけながら、同時に前記混練物をふ
りかけて、雪だるま式に球状物とした、これを80〜1
20℃で乾燥した後、匣鉢に入れ焼成炉で徐々に加熱
し、250℃から600℃まで特に緩やかに昇温するよ
うして、1250℃まで温度を上げ、この温度で1時間
保持して焼成し、粒径が約4.5mmの球状触媒を得
た。 (アルキル化反応)上記で得られた触媒46ml(90
g)を用いて、実施例1と同様の条件で反応を行った。
20時間後のフェノール転化率は90%であった。反応
後に抜き出した触媒は、その10%が粉化していた。
【0024】実施例2 (触媒の調製)電解二酸化マンガンを1000℃で加熱
処理して得たマンガン酸化物100部に、アビセル(旭
化成社製)5部及び少量の水を加えて混練したものを8
0〜120℃で乾燥させた後、適度な粒度の粒子になる
ように粉砕した粉を用いて打錠成型機でリング状に打錠
成型した。次にこれを匣鉢に入れ焼成炉で徐々に加熱
し、250℃から600℃まで特に緩やかに昇温するよ
うにして、1250℃まで温度を上げ、この温度で1時
間保持して焼成し、外径5mm、内径2mm、高さ3m
mのマンガン酸化物のリング型成形体を得た。得られた
触媒成型体に囲まれた空間容積は、該成型体の占有容積
の16%、成型体自体の容積の19%であった。得られ
た触媒をメスシリンダーを用いて充填密度を測定したと
ころ、充填した触媒の個数は同一外径、同一高さの柱状
押出成型触媒を充填したときの個数と同じであった。
【0025】(アルキル化反応)上記で得られた触媒4
6ml(85g)を用いて、反応温度:390℃、反応圧
力:2kg/cm2、LHSV:1.0hr-1の条件下に、
メタノール:フェノール:水(モル比)=6:1:0.
5の混合物を供給して反応を行った。20時間後のフェ
ノール転化率は88%であった。反応後に抜き出しは容
易であり、抜き出した触媒は割れているものもあった
が、粉化率は2%以下であった。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 稲葉 正志 三重県四日市市東邦町1番地 三菱油化株 式会社四日市総合研究所内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オルト位に水素原子を有するフェノール
    類とアルコール類とをマンガン酸化物を含有する成型触
    媒の存在下に反応させてオルトアルキルフェノール類を
    製造する方法において、該成型触媒が、0.1mm以上
    の空隙により形成された空間を有し、触媒表面の外接面
    で囲まれた容積(占有容積)に対する該空間容積の割合
    が10〜40容量%の範囲にあり、且つ触媒充填時にお
    ける該触媒の占有容積と当該他の触媒の占有容積との重
    畳部分が該触媒の占有容積の5容量%以下となる形状を
    有するものであることを特徴とするオルトアルキルフェ
    ノールの製造方法。
JP5010919A 1993-01-26 1993-01-26 オルトアルキルフェノールの製造方法 Pending JPH06219983A (ja)

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