JPH062204Y2 - ラベルジャケット式筒形電池 - Google Patents

ラベルジャケット式筒形電池

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JPH062204Y2
JPH062204Y2 JP15665587U JP15665587U JPH062204Y2 JP H062204 Y2 JPH062204 Y2 JP H062204Y2 JP 15665587 U JP15665587 U JP 15665587U JP 15665587 U JP15665587 U JP 15665587U JP H062204 Y2 JPH062204 Y2 JP H062204Y2
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JP
Japan
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label
metal case
jacket
label jacket
battery
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JP15665587U
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JPH0162655U (ja
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健一 篠田
廣彦 太田
義博 前田
隆 松尾
清英 筒井
Original Assignee
富士電気化学株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 《産業上の利用分野》 この考案は、ラベルジャケット式筒形電池に関し、特に
金属ケースとラベルジャケット間の密着性改良技術に関
する。
《従来の技術》 例えば、筒形アルカリ電池では、従来の金属外装ジャケ
ットに替る外装構造として、ラベルジャケットを用いて
外装を完成するようにしている。
このラベルジャケット式筒形電池にあっては、従来の金
属外装ジャケットを用いた電池に比較して、以下の利点
がある。
これら利点の一つは、まず、金属ケースの外周に直接ラ
ベルジャケットを被抱することで電池の外周部の絶縁と
外装を完成するので、従来の金属外装缶方式に比べて製
造工程が簡素化する点である。
次の利点は、従来の金属外装ジャケットの厚み分に相当
して電池内容物をより多く充填できるので、同一寸法、
規格の電池であれば、電池容量を増すことができること
である。
《考案が解決しようとする問題点》 しかし、前記ラベルジャケットは一般に塩ビシートなど
の比較的強度の低い熱収縮性シートからなっており、金
属ケースに対する密着度合いが悪いと簡単に金属ケース
外周から剥離したり、破れやすい。
そして、甚だしい場合にはこの種の剥離現象によって、
金属ケースが剥き出しになり、外部の負極と接触して短
絡するなどの不具合が生ずることもあった。
この種の不具合を改良するためには、ラベルジャケット
自体の強度を高めると同時に金属ケースに対するラベル
ジャケットの密着度合いを高めることが必要である。
しかし、前記ラベルジャケット側の接着強度を高めたと
しても、金属ケース側が接着に適した表面でないと、素
材変更の割りには接着強度を増すことは出来ず、小さな
効果しか得られないものとなる。
接着強度を高める構造として、従来から表面粗さを粗く
して接着面積を増大するとともに、粗面の投錨効果によ
り、食付き易くすることが一般に考えられている。
しかしながら、実際には表面粗さを粗くする方向では接
着強度が増すことがなく、反って接着性が低下すること
が本考案者により判明している。
また、金属ケースの外表面には成形による抜き方向に沿
って状痕などの微細な傷が生じており、この傷もラベル
ジャケットとの密着性が低下する要因となっていた。
この考案は以上の背景に基づきなされたものであり、そ
の目的とするところは、被接着面の表面粗さを接着に適
した平滑度合とすることによって、接着強度を増し、ラ
ベルジャケットの剥離や破れ現象を可及的に防止できる
ようにしたラベルジャケット式筒形電池を提供するもの
である。
《問題点を解決するための手段》 前記目的を達成するため、この考案は、筒形の金属ケー
ス外周を熱収縮性ラベルで被抱し、該ラベルを外装ケー
スに兼用したものにおいて、前記金属ケースの外表面を
平滑化処理し、その粗さが基準長さL=8mmにおいて4
μRZ以下に設定したことを特徴とする。
《作 用》 以上の構成によれば、金属ケースのラベルジャケットに
対する密着性が増し、ラベルジャケットの接着性が向上
する。
《実 施 例》 以下、この考案の一実施例を図面を用いて詳細に説明す
る。
第1図はこの考案に係るラベルジャケット式筒形アルカ
リ電池を示し、1は正極缶を兼用した一端開口の筒形の
金属ケース、2は金属ケース1の開口面に封口ガスケッ
ト3を介してカシメ付けられた負極端子板であり、ケー
ス1の内部に図示しない発電要素を含む電池内容物を充
填した状態で封口ガスケット3によりケース1の開口部
を気密に封止し、前記発電要素中の正極および負極側を
それぞれ封口ガスケット3および内部絶縁機構により絶
縁した状態で金属ケース1および負極端子板2に接続し
ている。
そして、前記金属ケース1の外周部は転動などの手段に
よってラベルジャケット4が巻回され、加熱によって収
縮し、金属ケース1の外周を緊縛状態に被抱する。
このラベルジャケット4は、第2図に示すように塩ビフ
ィルムなどの熱収縮性フィルム4aを基材とし、その裏
面側に金属蒸着層4bおよびアクリル酸エステル系粘着
剤から成る粘着層4cを積層し、表面側には商品のマー
ク、規格等を表示した印刷層4dを形成したもので、前
記金属ケース1をラベルジャケット4の粘着層4c側に
位置させた状態でこれを巻き込むように転動させ、次い
で加熱によって熱収縮させ、金属ケース1の外周および
負極端子板2の外周縁部に密着させたものである。
以上の構成において、前記ラベルジャケット4の金属ケ
ース1に対する接着強度は、前記粘着層4c自体の接着
強度に依存するほか、被接着面である金属ケース1の表
面状態が重要な要素となっている。
したがって、前記金属ケース1の外表面は成形の後に平
滑状態に表面処理される。
表面処理方法としては、例えばメッキ、バフ研磨、或い
は塗装などの方法があり、またはバフ研磨した後メッキ
或いは塗装するなどこれらの組み合わせであっても良
い。
要は前記金属ケースの外表面はこれらの加工によって粗
面状態から平滑状態となり、この平滑面に前記粘着層4
cが密着することによって、接合面に接着性が弱い部分
を生ずることなく、均一かつ強固に接着することにな
り、これによってラベルジャケット4の剥離現象や、破
れ現象を未然に防止することになるのである。
第3図(a)は以上の如く平滑化処理した金属ケース1
の表面粗さとはりつき強度との関係を示している。な
お、測定に当たっては、第3図(b)に示すごとく前記
金属ケースと同一材料からなる平板上の試験片A(例え
ばニッケルメッキ鋼板)の表面にラベルジャケット4を
貼り付け、試験片Aの垂直方向にラベルジャケット4を
引っ張った際の荷重を測定した。
そしてグラフ上ではその最大荷重を指数の100として
縦軸に示し、横軸にJIS規格B0601によって規定
される表面十点粗さを示している。
図において、表面十点平均粗さが4μRZ(基準長さL
=8mm)を境としてそれ以上表面粗さが粗い場合にはり
つき強度が低下している。なお、基準長さL、表面十点
平均粗さについては上記JIS規格B0601に記載さ
れている。また、表面十点平均粗さは触針法により求め
た。
したがって、この考案では、少くても金属ケース1の表
面粗さが基準長さL=8mmにおいて4μRZ以下である
ことが必須要件であり、この値を上回ると指数関数的に
接着強度が低下し、目的とする接着強度を得られないも
のとなる。
また、表面粗さの下限は事実上は規定できるものではな
いが、理想的な平滑度に近付くほど接着強度が増すこと
は図からも明らかである。
《効 果》 以上実施例によって詳細に説明したように、この考案に
よるラベルジャケット式筒形電池にあっては、金属ケー
スのラベルジャケットに対する密着性が増し、ラベルジ
ャケットの接着性が向上する。
したがって、この考案にあっては、接着強度不足による
ラベルジャケットの剥離や、破れがなく、これらによる
外部短絡などを未然に防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係るラベルジャケット式筒形アルカ
リ電池の分解斜視図、第2図は金属ケースとラベルジャ
ケットとの接合部分を示す部分拡大断面図、第3図
(a)は平滑化処理した金属ケースの表面粗さとはりつ
き強度との関係を示すグラフ、第3図(b)は同測定値
を求めるための試験方法を示す説明図である。 1…金属ケース、4…ラベルジャケット 4c…粘着層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 松尾 隆 東京都港区新橋5丁目36番11号 富士電気 化学株式会社内 (72)考案者 筒井 清英 東京都港区新橋5丁目36番11号 富士電気 化学株式会社内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】筒形の金属ケースの外周を熱収縮性ラベル
    ジャケットで被抱し、該ラベルジャケットを外装ケース
    に兼用したものにおいて、前記金属ケースの外表面を平
    滑化処理することによってその粗さを基準長さL=8mm
    において4μRZ以下に設定したことを特徴とするラベ
    ルジャケット式筒形電池。
JP15665587U 1987-10-15 1987-10-15 ラベルジャケット式筒形電池 Expired - Lifetime JPH062204Y2 (ja)

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JP15665587U JPH062204Y2 (ja) 1987-10-15 1987-10-15 ラベルジャケット式筒形電池

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JP15665587U JPH062204Y2 (ja) 1987-10-15 1987-10-15 ラベルジャケット式筒形電池

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JPH0162655U JPH0162655U (ja) 1989-04-21
JPH062204Y2 true JPH062204Y2 (ja) 1994-01-19

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JP7431089B2 (ja) * 2020-03-31 2024-02-14 三洋電機株式会社 電源装置及びこれを備える車両並びに蓄電装置

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JPH0162655U (ja) 1989-04-21

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