JPH06220599A - 溶融亜鉛メッキ鋼管の製造方法 - Google Patents

溶融亜鉛メッキ鋼管の製造方法

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JPH06220599A
JPH06220599A JP1191193A JP1191193A JPH06220599A JP H06220599 A JPH06220599 A JP H06220599A JP 1191193 A JP1191193 A JP 1191193A JP 1191193 A JP1191193 A JP 1191193A JP H06220599 A JPH06220599 A JP H06220599A
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JP
Japan
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steel pipe
dip galvanized
galvanized steel
gas
zinc
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Pending
Application number
JP1191193A
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English (en)
Inventor
Tsutomu Shibuta
勉 渋田
Yuji Sugimoto
祐二 杉本
Toshiyuki Kurosawa
利幸 黒沢
Tetsuaki Sugamasa
徹朗 菅昌
Koichi Kaida
耕一 海田
Katsumi Omori
克己 大森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Engineering Corp
Original Assignee
NKK Corp
Nippon Kokan Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 溶融亜鉛メッキ鋼管の製造において、トップ
ドロスの発生を防止し、または無用な厚メッキを防止す
る。 【構成】 亜鉛浴から引き出された直後の鋼管の内外面
を、不活性ガスでガスワイピングし、または先端部から
後端部に向かって入熱を逓減するように加熱することを
特徴とする溶融亜鉛メッキ鋼管の製造方法。 【効果】 亜鉛の歩留が向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、溶融亜鉛メッキ鋼管
のメッキ厚さの均一化、およびドロス発生量の逓減に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来溶融亜鉛メッキ鋼管の製造は、図4
に示すような方法で行われる。すなわち、鋼管21を亜
鉛浴22に浸漬した後、引き出し装置23を構成するマ
グネットローラー24で引き上げる。鋼管21を引き上
げると同時に、噴射ノズル25により、圧縮空気26a
を鋼管21の外面に吹き付け、外面に余分に付着した亜
鉛をワイピングする。さらに引き出し装置23の前方に
設けられた噴射ノズル27により、圧縮空気26bを鋼
管21の内面に吹き付け、内面に余分に付着した亜鉛が
吹き落とし、溶融亜鉛メッキ鋼管を製造する。さらに、
特開昭52−129636号公報には加熱して合金層の
形成を促すとともにメッキ厚さの均一化することが記載
されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の溶融亜鉛メッキ鋼管の製造方法においては、亜
鉛浴に浸漬後の鋼管の内外面に圧縮空気を吹き付けて、
余分の亜鉛を除去するようにしているので、除去される
亜鉛は酸化されてZnOとなり、亜鉛浴の表面に浮かん
で亜鉛浴には還元されず亜鉛ロスとなるという問題点が
ある。
【0004】また、このZnOを回収するのに手間がか
かるという問題点もある。さらには、鋼管内面のワイピ
ングは固定した噴射ノズルにより行っているので、鋼管
長手方向の温度が不均一な状態のワイピングとなり、鋼
管長手方向で亜鉛の付着量が不均一になるという問題点
もある。さらには、鋼管内面に滞留する空気がメッキ浴
槽に持ち込まれ、メッキ浴槽内の溶融亜鉛が酸化されて
トップドロスとなるという問題点もある。
【0005】この発明は、従来技術の上述のような問題
点を解消するためになされたものであり、吹き落とされ
た亜鉛が酸化しないので亜鉛ロスが発生せず、かつZn
O回収の手間が省ける溶融亜鉛メッキ鋼管の製造方法お
よび装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係る溶融亜鉛
メッキ鋼管の製造方法は、亜鉛浴から引き出された直後
の鋼管の内外面を、不活性ガスでガスワイピングするも
のである。また、上記発明に係る溶融亜鉛メッキ鋼管の
製造方法の実施態様としての発明は、上記発明において
管内面のガスワイピングを、管軸方向に移動可能な噴射
ノズルにより行うこと、または亜鉛浴から引き出された
直後の鋼管へ長さ方向に次第に入熱が下がる加熱を行う
ものである。さらには、この発明に係る他の溶融亜鉛メ
ッキ鋼管の製造方法は、亜鉛浴に投入される前の鋼管内
面の空気を、不活性ガスで置換するものである。
【0007】
【作用】この発明に係る溶融亜鉛メッキ鋼管の製造方法
においては、亜鉛浴から引き出された直後の鋼管の内外
面を、不活性ガスでガスワイピングする。このようにす
ると、不活性ガスにより吹き落とされた亜鉛が酸化しな
いので、亜鉛ロスが発生せずZnOを回収する手間も省
ける。
【0008】また、この発明に係る溶融亜鉛メッキ鋼管
の製造方法の実施態様としての発明により、溶融亜鉛メ
ッキ鋼管を製造するときには、鋼管内面をガスワイピン
グする不活性ガスの噴射ノズルを、管軸方向に移動させ
て鋼管内面をガスワイピングする。また、亜鉛浴から引
き出された直後の鋼管へ、先端から後端に向かう長さ方
向に次第に入熱が下がるように加熱する。このようにす
ると、鋼管内面の長手方向の温度が同じ状態でガスワイ
ピングできるので、亜鉛付着量を長手方向で均一にし、
無用な厚メッキを防止することができる。
【0009】さらには、この発明に係る他の溶融亜鉛メ
ッキ鋼管の製造方法で溶融亜鉛メッキ鋼管を製造すると
きには、亜鉛浴に投入される前の鋼管内面の空気を不活
性ガスで置換するので、鋼管内面の空気により亜鉛が酸
化されてトップドロスの発生が逓減される。
【0010】
【実施例】本発明の第一の実施例の溶融亜鉛メッキ鋼管
の製造方法を図1により説明する。この溶融亜鉛メッキ
鋼管の製造方法においては、鋼管21を亜鉛浴22に浸
漬した後、引き出し装置23を構成するマグネットロー
ラー24で引き上げる。鋼管21を引き上げると同時
に、窒素ガス1を噴射する噴射ノズル2により、窒素ガ
ス1aを鋼管21の外面に吹き付け、外面に余分に付着
した亜鉛をワイピングする。
【0011】さらに引き出し装置23の上方に設けた噴
射ノズル3により、窒素ガス1bを鋼管21の内面に吹
き付け、内面に余分に付着した亜鉛を吹き落とし、溶融
亜鉛メッキ鋼管を製造する。窒素ガス1aおよび1bに
より鋼管21から吹き落とされた亜鉛は酸化されないの
で、直ちに亜鉛浴22内に還元される。呼び径50A、
長さ5、5mの溶融亜鉛メッキ鋼管を浴温470℃でメ
ッキし、その後窒素ガスでワイピングした。その結果、
トップドロスの発生量を5%減少させることができた。
【0012】次に、本発明の第二の実施例の溶融亜鉛メ
ッキ鋼管の製造方法を図2(a)および(b)により説
明する。この溶融亜鉛メッキ鋼管の製造方法において
は、鋼管21を亜鉛浴22に浸漬した後、引き出し装置
23を構成するマグネットローラー24で引き上げる。
鋼管21を引き上げると同時に、窒素ガス11aを噴射
する噴射ノズル12により、窒素ガス11aを鋼管21
の外面に吹き付け、外面に余分に付着した亜鉛をワイピ
ングすることは第一の発明と相違しない。
【0013】窒素ガス11bを鋼管21の内面に吹き付
ける噴射ノズル13は、鋼管21の管軸方向に移動可能
になっており、鋼管21が亜鉛浴22から引き上げられ
た直後の温度が降下しない時点から内面のガスワイピン
グができるように、噴射ノズル13を亜鉛浴22の直近
まで近づけ、鋼管21が亜鉛浴22から引き上げられる
長さが長くなるにつれて、噴射ノズル13は図2(b)
に示すように後退するようになっている。したがって、
鋼管21の温度降下が僅少な状態で、常に内面のガスワ
イピングが行え、内面の亜鉛の付着量が鋼管21の長手
方向でバラ付くことが極めて少なくできる。
【0014】この場合も、本発明の第一の実施例の溶融
亜鉛メッキ鋼管の製造方法の製造条件と同じように、呼
び径50A、長さ5、5mの溶融亜鉛メッキ鋼管を浴温
470℃でメッキし、本方法によるガスワイピングを実
施した。その結果、トップドロスの発生量を第一の実施
例の場合に比較して、さらに1%減少させることができ
た。
【0015】次に、本発明の第三の実施例の溶融亜鉛メ
ッキ鋼管の製造方法を図2(c)により説明する。この
溶融亜鉛メッキ鋼管の製造方法においては、鋼管21は
亜鉛浴22に浸漬した後、引き出し装置23を構成する
マグネットローラー24で引き上げられるとき、噴射ノ
ズル2により、窒素ガス1aを鋼管21の外面に吹き付
け、外面に余分に付着した亜鉛をワイピングする。その
直後の鋼管を誘導加熱装置4により、先端から後端にな
るに従って次第に入熱が下がるように加熱する。
【0016】この結果、メッキされた鋼管21は全長に
わたって温度が均一となり、引き出し装置23の上方に
設けられた噴射ノズル3により、窒素ガス1bを鋼管2
1の内面に吹き付け、内面に余分に付着した亜鉛を吹き
落とす際に、無用に厚くメッキされることがなく全長に
わたってメッキ厚さが均一なものを製造できる。この実
施例では、従来は管先端部の亜鉛付着量=500g/m
(長さ)、管後端部の亜鉛付着量=300g/m(長
さ)であったものを、全長にわたって200g/mの付
着量に均一化できる。
【0017】次に、本発明の第四の実施例の溶融亜鉛メ
ッキ鋼管の製造方法を図3により説明する。図3はこの
溶融亜鉛メッキ鋼管の製造方法を実施するための設備の
平面図である。メッキ槽22に直ちに投入出来る位置に
鋼管21を置き、窒素貯蔵タンク14からブロアー15
により窒素ガスを引込み、ブローパイプ16を通して鋼
管21の内面に吹き込む。このとき窒素ガスが鋼管21
の内面に充満して、内面に滞留する空気と十分に置換す
るように、窒素ガスを吹き込む側とは反対側の管端にじ
ゃま板17を配置する。なお、図中符号18はフラック
ス塗布・乾燥装置、符号19は鋼管21をメッキ槽13
から引き上げる引き上げ装置である。
【0018】この場合も同じように、呼び径50A、長
さ5.5mの鋼管を、浴温470℃の亜鉛浴で溶融亜鉛
メッキした。その結果、トップドロスの全使用亜鉛に対
する発生率は7%となり、空気を置換しない従来の方法
の場合の11%と比較して大きく減少した。
【0019】
【発明の効果】この発明により、トップドロスの発生量
が減少し、亜鉛の歩留が向上するとともに、トップドロ
スを除去する手間が省ける。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施例の溶融亜鉛メッキ鋼管の
製造方法の説明図である。
【図2】本発明の第二の実施例の溶融亜鉛メッキ鋼管の
製造方法の説明図であり、(a)は鋼管引き上げ当初、
(b)は鋼管引き上げ完了時の状態を示し、(c)は第
三の実施例の溶融亜鉛メッキ鋼管の製造方法の説明図で
あり、鋼管引き上げ当初の位置で加熱する状態を示す。
【図3】本発明の第四の実施例の溶融亜鉛メッキ鋼管の
製造方法を実施するための設備の平面図である。
【図4】従来の溶融亜鉛メッキ鋼管の製造方法の説明図
である。
【符号の説明】
1a 窒素ガス 1b 窒素ガス 2 噴射ノズル 3 噴射ノズル 4 誘導加熱装置 11a 窒素ガス 11b 窒素ガス 12 噴射ノズル 13 噴射ノズル 14 窒素ガス貯蔵タンク 15 ブロアー 16 ブローパイプ 17 じゃま板 18 フラックス塗布・乾燥装置 19 引き上げ装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 菅昌 徹朗 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 日 本鋼管株式会社内 (72)発明者 海田 耕一 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 日 本鋼管株式会社内 (72)発明者 大森 克己 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 日 本鋼管株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 亜鉛浴から引き出された直後の鋼管の内
    外面を、不活性ガスでガスワイピングすることを特徴と
    する溶融亜鉛メッキ鋼管の製造方法。
  2. 【請求項2】 鋼管内面のガスワイピングを、管軸方向
    に移動可能な噴射ノズルにより行うことを特徴とする請
    求項1に記載の溶融亜鉛メッキ鋼管の製造方法。
  3. 【請求項3】 亜鉛浴から引き出された直後の鋼管へ長
    さ方向に次第に入熱が下がる加熱を行うことを特徴とす
    る請求項1または2に記載の溶融亜鉛メッキ鋼管の製造
    方法。
  4. 【請求項4】 亜鉛浴に投入される前の鋼管内面の空気
    を、不活性ガスで置換することを特徴とする溶融亜鉛メ
    ッキ鋼管の製造方法。
JP1191193A 1993-01-27 1993-01-27 溶融亜鉛メッキ鋼管の製造方法 Pending JPH06220599A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002105616A (ja) * 2000-07-26 2002-04-10 Kawasaki Steel Corp めっき鋼管の内面清浄装置
CN106244966A (zh) * 2016-08-31 2016-12-21 浙江金洲管道科技股份有限公司 一种钢管热浸镀高倾传送装置
JP2019120381A (ja) * 2018-01-10 2019-07-22 大成建設株式会社 亜鉛めっき鋼管

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CN106244966B (zh) * 2016-08-31 2018-11-16 浙江金洲管道科技股份有限公司 一种钢管热浸镀高倾传送装置
JP2019120381A (ja) * 2018-01-10 2019-07-22 大成建設株式会社 亜鉛めっき鋼管

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