JPH0622059B2 - 光学的記録再生装置 - Google Patents

光学的記録再生装置

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JPH0622059B2
JPH0622059B2 JP4463490A JP4463490A JPH0622059B2 JP H0622059 B2 JPH0622059 B2 JP H0622059B2 JP 4463490 A JP4463490 A JP 4463490A JP 4463490 A JP4463490 A JP 4463490A JP H0622059 B2 JPH0622059 B2 JP H0622059B2
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coil
seek
optical recording
magnetic yoke
magnetic field
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孝 野見山
朱実 村上
昭治 山口
薫 安川
大介 井口
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Fuji Xerox Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、光ディスク、光磁気ディスク等光記録媒体を
使用して情報の記録・再生、若しくは記録・再生・消去
を行う光学的記録再生装置に係わり、特に、正確なシー
ク、トラッキング制御を確実に行える光学的記録再生装
置の改良に関するものである。
[従来の技術] この種の光学的記録再生装置としては、第16図の構成概
略図に示されるように光源としての半導体レーザ(a)
と、この半導体レーザ(a)からの拡散レーザ光を平行
レーザ光に変換するコリメータレンズ(b)と、このレ
ーザ光のスポット形状を楕円形状から略円形状に変換す
るビーム整形プリズム(c)と、光記録媒体(d)に入
射する入射レーザ光と光記録媒体(d)から反射してく
る反射レーザ光とを分離するビームスプリッタ(e)
と、このビームスプリッタ(e)を通過し直線偏光であ
るレーザ光を円偏光に変換させる1/4 波長板(f)と、
移動可能に設けられ上記1/4 波長板(f)を通過したレ
ーザ光を光記録媒体(d)の収束面に収束させる対物レ
ンズ(g)と、上記ビームスプリッタ(e)により分離
された反射レーザ光をトラッキングエラー信号、フォー
カスエラー信号、並びに再生RF信号を得るための四分
割PIN フォトダイオード(h)へ入射させるシリンドリ
カルレンズ(j)とでその主要部を構成する装置が知ら
れている。
そして、この光学的記録再生装置においては上記光記録
媒体(d)の偏心、並びに、表面の波打ち、反り等に対
処するため、上記四分割PIN フォトダイオード(h)に
て求められたトラッキングエラー信号やフォーカスエラ
ー信号に基づいて光学ヘッドのトラッキング制御やフォ
ーカス制御を行ったり、あるいは、記録情報の読出しの
ためにあるトラックから他のトラックへ光学ヘッドを移
動させるシーク制御等を行う必要があり、例えば、特開
昭63-50927号公報等に記載されているような駆動系が組
込まれている。
すなわち、この駆動系は第17図〜第18図に示すように、
その筒部内にヨーク(k)が挿通され外周面にフォーカ
スコイル(fc)とシークコイル(sc)とが巻回されたボ
ビン(m)と、このボビン(m)に保持部材(n)を介
して取付けられた対物レンズ(g)とから成るフォーカ
ス調整可能部(p)と、このフォーカス調整可動部
(p)を搭載し光記録媒体(d)の半径方向に沿って配
置されたレール(q)上をベアリング(r)を介し移動
可能に設けられたキャリッジ部(s)と、一端が上記フ
ォーカス調整可動部(p)に他端がキャリッジ部(s)
に固定され上記フォーカス調整可動部(p)を光記録媒
体(d)面の略垂直方向へ移動可能な状態で支持する板
ばね(t)とでその主要部が構成されるもので、上記シ
ークコイル(sc)への通電に伴いこのシークコイル(s
c)に作用する電磁力、すなわちシーク駆動力を上記板
ばね(t)を介してキャリッジ部(s)に伝達し、キャ
リッジ部(s)を光記録媒体(d)の半径方向に沿って
移動操作してシーク制御とトラッキング制御とを行う一
方、上記フォーカスコイル(fc)への通電に伴いこのフ
ォーカスコイル(fc)に作用する電磁力、すなわちフォ
ーカス駆動力によりフォーカス調整可動部(p)を光記
録媒体(d)面の略垂直方向へ移動操作してフォーカス
制御を行うものであった。
尚、図中(u)は上記シークコイル(sc)とフォーカス
コイル(fc)側へ向う磁力線を形成する永久磁石であ
る。また、第19図は第17図〜第18図に示された光学的記
録再生装置における駆動系の機械的等価図で、図中、
(f)はフォーカス調整可動部(p)に作用するシー
ク駆動力を、また、(f)はフォーカス調整可動部
(p)に作用するフォーカス駆動力を夫々示している。
ところで、上述したように従来の光学的記録再生装置に
おける駆動系は、上記フォーカス調整可動部(p)のシ
ークコイル(sc)に作用する電磁力を板ばね(t)を介
してキャリッジ部(s)に伝達し、フォーカス調整可動
部(p)とキャリッジ部(s)とを光記録媒体(d)の
半径方向に沿って一体的に移動操作してシーク制御トラ
ッキング制御とを行っているため、シークコイル(sc)
に流す電流の周波数をある周波数値より高くした場合、
すなわち、フォーカス調整可動部(p)とキャリッジ部
(s)とを微細振動させてトラッキング制御を行うよう
な場合、上記板ばね(t)を介してシークコイル(sc)
に作用する電磁力がキャリッジ部(s)に伝達されなく
なることがあった。
このため、上記フォーカス調整可動部(p)とキャリッ
ジ部(s)とが一体的に移動しなくなって相対変位を起
こし、共振が発生して上記トラッキング制御を正確に行
えなくなる欠点があった。
尚、第20図〜第21図はある周波数値(数 100〜数kHZ )
において共振を起こすことを示したグラフ図であり、第
20図はフォーカス調整可動部(p)並びにキャリッジ部
(s)とが振動している場合におけるフォーカス調整可
動部(p)のフォーカス方向の振幅と周波数との関係を
示したグラフ図、第21図はフォーカス調整可動部(p)
並びにキャリッジ部(s)とが振動している場合におけ
るフォーカス調整可動部(p)の位相と上記周波数との
関係を示したグラフ図である。
そこで、この様な欠点を解消するため第22図〜第23図に
示すように、上記フォーカス調整可動部(p)とキャリ
ッジ部(s)に第一シークコイル(s1)と第二シークコ
イル(s2)を夫々組込んだ光学的記録再生装置が提案さ
れている。
すなわち、この光学的記録再生装置においては第24図に
示すように、上記フォーカス調整可動部(p)に第一シ
ーク駆動力(fs1)が作用する一方、キャリッジ部
(s)には第二シーク駆動力(fs2)が直接作用するこ
とになり、上記板ばね(t)を介しこのキャリッジ部
(s)にシーク駆動力を伝達させる必要性がなくなるた
め、第一シークコイル(s1)と第二シークコイル(s2)
に流す電流の周波数値に拘らず上記共振現象を防止でき
るというものであった。
[発明が解決しようとする課題] ところで、この光学的記録再生装置においては、第22図
〜第23図に示すように上記第一シークコイル(s1)を支
持する第一コイル支持部(m1)と第二シークコイル(s
2)を支持する第二コイル支持部(m2)の挿通部(m3)
(m4)に挿通されたセンター磁気ヨーク(kc)の長さ方
向に沿って夫々板状の永久磁石(u)を配設し、上記第
一シークコイル(s1)並びに第二シークコイル(s2)へ
向けて均一な磁界が形成されるように調整されており、
かつ、上記センター磁気ヨーク(kc)と、このセンター
磁気ヨーク(kc)の長さ方向に沿って夫々配線されたバ
ック磁気ヨーク(kb)と、これ等センター磁気ヨーク
(kc)とバツク磁気ヨーク(kb)の両端側に設けられた
センター磁気ヨーク(kc)とバック磁気ヨーク(kb)と
を連接する一対のサイド磁気ヨーク(ks)(ks)とで無
端磁気ヨーク(k)を構成し、この無端磁気ヨーク
(k)により磁界の分散を防止して上記永久磁石(u)
からの磁界形成率が高められるような構造となってい
る。
しかし、このような構造にした場合、上記第一シークコ
イル(s1)と第二シークコイル(s2)への通電に伴って
これ等第一シークコイル(s1)と第二シークコイル(s
2)側から発生するコイル磁界によりセンター磁気ヨー
ク(kc)が磁化され、この磁化されたセンター磁気ヨー
ク(kc)側からのヨーク側通電磁界により永久磁石
(u)の均一磁界が乱され易くなってトラッキング制御
やシーク制御が正確に行えなくなる問題点があった。
すなわち、上記センター磁気ヨーク(kc)側からのヨー
ク側通電磁界は第25図に示すような磁気回路(α)を形
成しているが、この磁気回路(α)のサイド磁気ヨーク
(ks)(ks)に近い領域においてはその磁力線がサイド
磁気ヨーク(ks)(ks)内を通過することから永久磁石
(u)の均一磁界に影響を及ぼすことが少ないのに対
し、上記サイド磁気ヨーク(ks)(ks)から離れた領域
においてはその磁力線がセンター磁気ヨーク(kc)とバ
ック磁気ヨーク(kb)間の空隙を通過することから永久
磁石(u)の均一磁界に大きな影響を及ぼすとになるた
め、上記センター磁気ヨーク(kc)の中央部領域とサイ
ド磁気ヨーク(ks)(ks)側領域とで永久磁石(u)均
一磁界に乱れを生じさせる欠点があり、しかも、このヨ
ーク側通電磁界の磁界の向きが第一シークコイル(s1)
と第二シークコイル(s2)の通電方向の反転に伴って常
に変化するため、永久磁石(u)の均一磁界の乱れが一
層大きくなる欠点があった。
従って、上記センター磁気ヨーク(kc)の中央部領域と
サイド磁気ヨーク(ks)(ks)側領域と第一シークコイ
ル(s1)並びに第二シークコイル(s2)に作用する電磁
力強度が変動し易くなるため、要求される機械的振動特
性を得ることが困難となってシーク、トラッキング制御
が以前として正確に行えなくなる問題点があった。
尚、上記無端磁気ヨーク(k)におけるセンター磁気ヨ
ーク(kc)とバック磁気ヨーク(kb)の長さを大きく設
定し、上記キャリッジ部(s)の移動範囲をセンター磁
気ヨーク(kc)の中央部領域に特定させることにより上
記弊害を防止する方法も考えられるが、このような方法
を採った場合、その分無端磁気ヨーク(k)の配置スペ
ースが大きくなって記録装置の小型化に適さなくなるた
め、現実的な解決策にはなり得なかった。
[課題を解決するための手段] 本発明は以上の問題点に着目してなされたもので、その
課題とするこころは、正確なシーク、トラッキング制御
を確実に行える光学的記録再生装置を提供することにあ
る。
すなわち請求項1に係る発明は、光記録媒体の近傍に配
置され光源からの集束光を光記録媒体の収束面に収束さ
せる対物レンズと、この対物レンズを通電に伴う電磁力
により光記録媒体面の略垂直な方向へ駆動するフォーカ
スコイルと、上記対物レンズを通電に伴う電磁力により
光記録媒体の半径方向へ駆動する第一シークコイルと、
上記フォーカスコイルと第一シークコイルとを支持する
第一コイル支持部とでその主要部が構成され、これ等対
物レンズ、フォーカスコイル、第一シークコイル、及び
第一コイル支持部とが一体的に固定されたフォーカス調
整可動部と、 このフォーカス調整可動部が搭載され光記録媒体の半径
方向へ移動可能に設けられたキャリッジ本体と、このキ
ャリッジ本体の第二コイル支持部に設けられ導電に伴う
電磁力によりキャリッジ本体を光記録媒体の半径方向へ
駆動する第二シークコイルでその主要部が構成されるキ
ャリッジ部と、 一端がフォーカス調整可動部に他端が上記キャリッジ部
に固定され、上記フォーカス調整可動部を光記録媒体面
の略垂直な方向へ移動可能な状態で支持する板ばねと、 上記フォーカス調整可動部の第一コイル支持部とキャリ
ッジ部の第二コイル支持部に形成された挿通部に挿通さ
れ光記録媒体の半径方向に亘って配設されたセンター磁
気ヨークと、このセンター磁気ヨークの長さ方向に沿っ
て配設されたバック磁気ヨークと、これ等センター磁気
ヨークとバック磁気ヨークの両端側に設けられセンター
磁気ヨークとバック磁気ヨークとを連接する一対のサイ
ド磁気ヨークから成る無端磁気ヨークと、 上記センター磁気ヨークの長さ方向に沿って配設されこ
のセンター磁気ヨーク側へ向かう磁力線を形成する磁
石、 とを備える光学的記録再生装置を前提とし、 上記無端磁気ヨークにおけるセンター磁気ヨークに、第
一シークコイル及び第二シークコイルへの通電に伴って
このセンター磁気ヨーク側から生ずるヨーク側通電磁界
を低減させる通電磁界低減手段を設けたことを特徴とす
るものである。
また、請求項2に係る発明は、上記通電磁界低減手段
を、センター磁気ヨークの外周面にその長さ方向に亘っ
て設けられた導電性の樋覆体にて構成したことを特徴と
し、 一方、請求項3に係る発明は、上記通電磁界低減手段
を、 電気絶縁体を介しセンター磁気ヨークの外周面にその長
さ方向に亘って一様に巻回された一の線状導体と、 この線状導体へ上記第一シークコイル及び第二シークコ
イルへの通電方向と逆向きの電流を通電する磁界調整駆
動回路とで構成したことを特徴とし、 また、請求項4に係る発明は、上記通電磁界低減手段
を、 電気絶縁体を介しセンター磁気ヨークの外周面にその長
さ方向に亘って分割して巻回された複数の線状導体と、 各線状導体に対応して設けられ各線状導体へ上記第一シ
ークコイル及び第二シークコイルへの通電方向と逆向き
の電流を通電する複数の磁界調整駆動回路とで構成した
ことを特徴とするものである。
上述した様な技術的手段において、上記センター磁気ヨ
ークの外周面に設けられる導電性の被覆体及び線状導体
の構成材料としては、銅、銀、白金、及び、銅系合金、
鉄系合金、アルミニウム系合金等の金属材料が適用でき
る。
また、上記被覆体の形成方法としては、例えば、蒸着法
等の皮膜形成手段によりセンター磁気ヨークの外周面に
直接形成してもよいし、上記金属材料を筒状体に加工し
この筒状体を上記センター磁気ヨークに嵌込む方法であ
ってもよく、その形成方法については任意である。
次に、トラッキングエラー信号やシーク制御信号に基づ
いて第一シークコイルと第二シークコイルへ通電を行う
場合、各コイル中を流れる電流の位相がずれているとフ
ォーカス調整可動部とキャリッジ部の移動タイミングも
づれ易くなり、フォーカス調整可動部とキャリッジ部と
の共振が起こることがある。そこで、この共振現象を防
止するためには、第一シークコイルへ通電する第一駆動
回路と第二シークコイルへ通電する第二駆動回路とを設
け、第一シークコイルと第二シークコイル間において閉
回路が形成されないようにするか、あるいは、第一シー
クコイルと第二シークコイルへ通電する共通駆動回路を
設け、この共通駆動回路に対し第一シークコイルと第二
シークコイルとを各々直列に接続させて上記電流の位相
がずれないようにするとよい。
また、第一シークコイルへの通電に伴いフォーカス調整
可動部に作用する第一駆動力(fs1)と第二シークコイ
ルへの通電に伴いキャリッジ部に作用する第二駆動力
(fs2)を設定する場合、上記フォーカス調整可動部と
キャリッジ部との共振現象をより確実に防止するために
は以下の条件を具備させるように設定するとよい。
すなわち、フォーカス調整可動部の重量をm、キャリッ
ジ部の重量をMとした場合、 fs1/fs2=m/M の関係式を具備するように設定するとよい。
この場合、各シークコイルへの通電を2つの独立した第
一並びに第二駆動回路で行う装置においては、各シーク
コイルの巻数、夫々のシークコイルへ流す電流の振幅
値、及び、各シーク調整用磁石の磁力強度等を適宜調整
することで上記の関係に設定可能であり、一方、1つの
共通駆動回路で行う装置においては、前者の装置と違っ
て各シークコイルへ流す電流の振幅値等を別々に調整で
きないため、各シークコイルの巻数や各シーク調整用磁
石の磁力強度を適宜調整することで上記の関係に設定可
能である。
また、フォーカス調整可動部に設けられるフォーカスコ
イル並びに第一シークコイルと、キャリッジ部に設けら
れる第二シークコイルに対しては、夫々、フォーカス調
整用磁石とシーク調整用磁石とを配設し、各コイルへ向
う磁力線を形成することを要するが、これ等磁力線につ
いては1の共通磁石によって形成する構成を採ってもよ
い。この様な構成を採ることで部品点数が低減され、装
置の小型化を図ることが可能となる。
尚、上記フォーカス調整可動部とキャリッジ部とを組立
てて光学的記録再生装置を構成する場合、各フォーカス
調整可動部とキャリッジ部の形状上の制限、並びに加工
精度上の制限等からフォーカス調整可動部とキャリッジ
部間に不均一な間隙が生ずることあり、上記第一シーク
コイルと第二シークコイルとをフォーカス調整可動部と
キャリッジ部に設けても上述した不均一な間隙を原因と
する共振が発生することがある。
このような場合、フォーカス調整可動部とキャリッジ部
間にこれ等フォーカス調整可動部とキャリッジ部の間隙
を埋める磁性流体を設けるとよい。そして、この磁性流
体は、アルキルナフタリン、合成油、パラフィン等の液
体と、この液体内に混入されたFe、強磁性金属
・合金等の磁性粉体とでその主要部が構成されるもので
あり、具体的には、商品明『マーポマグナ』(松本油脂
製薬株式会社製)等が適用できる。また、磁性流体を保
持する手段としては、上記キャリッジ部又はフォーカス
調整可動部に取付けられた永久磁石等により保持する方
法が利用できる。
[作用] 請求項1に係る発明によれば、 無端磁気ヨークにおけるセンター磁気ヨークに通電磁界
低減手段を設け、第一シークコイル及び第二シークコイ
ルへの通電に伴ってこのセンター磁気ヨーク側から生ず
るヨーク側通電磁界を低減させているため、このヨーク
側通電磁界の影響が軽減され上記第一シークコイル及び
第二シークコイルに作用する磁石からの磁界分布をこれ
等第一シークコイル及び第二シークコイルへの通電の有
無に拘らず均等に保持することが可能となる。
また、請求項2に係る発明によれば、 上記通電磁界低減手段をセンター磁気ヨークの外周面に
その長さ方向に亘って設けられた導電性の被覆体にて構
成している。
すなわち、上記第一シークコイル及び第二シークコイル
への通電に伴い各シークコイル側からコイル磁界が発生
し、かつ、これ等第一シークコイル及び第二シークコイ
ルが搭載されたキャリッジ部の移動に伴う電磁誘導作用
により上記被覆体表面に各シークコイルの通電方向とは
逆向きの電流が流れるため、この逆向きの電流に伴って
上記被覆体からヨーク側通電磁界とは逆向きの通電磁界
が発生し、この結果、ヨーク側通電磁界が低減され上記
第一シークコイル及び第二シークコイルに作用する磁石
からの磁界分布をこれ等第一シークコイル及び第二シー
クコイルへの通電の有無に拘らず均等に保持することが
可能となる。
一方、請求項3に係る発明によれば、 上記通電磁界低減手段を、電気絶縁体を介しセンター磁
気ヨークの外周面にその長さ方向に亘って一様に巻回さ
れた一の線状導体と、 この線状導体へ上記第一シークコイル及び第二シークコ
イルへの通電方向と逆向きの電流を通電する磁界調整駆
動回路とで構成しているため、 上記線状導体からヨーク側通電磁界とは逆向きの通電磁
界が発生し、この結果、ヨーク側通電磁界が低減され上
記第一シークコイル及び第二シークコイルに作用する磁
石からの磁界分布をこれ等第一シークコイル及び第二シ
ークコイルへの通電の有無に拘らず均等に保持すること
が可能となり、 また、請求項4に係る発明によれば、 上記通電磁界低減手段を、電気絶縁体を介しセンター磁
気ヨークの外周面にその長さ方向に亘って分割して巻回
された複数の線状導体と、 各線状導体に対応して設けられた各線状導体へ上記第一
シークコイル及び第二シークコイルへの通電方向と逆向
きの電流を通電する複数の磁界調整駆動回路とで構成し
ているため、 上記線状導体からヨーク側通電磁界とは逆向きの通電磁
界が発生し、この結果、ヨーク側通電磁界が低減され上
記第一シークコイル及び第二シークコイルに作用する磁
石からの磁界分布をこれ等第一シークコイル及び第二シ
ークコイルへの通電の有無に拘らず均等に保持すること
が可能となる。
[実施例] 以下、本発明の実施例について図面を参照して詳細に説
明する。
◎第一実施例 この実施例に係る光学的記録再生装置は、第1図、第3
図に示すようにフォーカス調整可動部(p)と、このフ
ォーカス調整可動部(p)を搭載するキャリッジ部
(s)と、このキャリッジ部(s)とフォーカス調整可
動部(p)とを接続する板ばね(t)と、図示外の光記
録媒体の半径方向に亘って配設された一対の無端磁気ヨ
ーク(5)並びに永久磁石(6)とでその主要部を構成
するものである。
まず、上記フォーカス調整可動部(p)は、対物レンズ
(1)と、この対物レンズ(1)を保持する円筒状のレ
ンズ保持体(2)と、このレンズ保持体(2)の外周面
に嵌込んで取付けられた一対のボビン(31)と、これ等
ボビン(31)の外周面に巻回された第一シークコイル
(41)と、この第一シークコイル(41)上に貼着された
フォーカスコイル(40)とでその主要部が構成され、こ
れ等が一体的に固定されているものである。
また、上記無端磁気ヨーク(5)は、上記ボビン(31)
の筒部内に挿通されフォーカス移動量を確保する隙間を
介して配設されたセンター磁気ヨーク(51)と、このセ
ンター磁気ヨーク(51)の長さ方向に沿って配設された
バック磁気ヨーク(52)と、これ等センター磁気ヨーク
(51)とバック磁気ヨーク(52)の両端側に設けられセ
ンター磁気ヨーク(51)とバック磁気ヨーク(52)とを
連接する一対のサイド磁気ヨーク(53)(54)とで構成
され、かつ、上記バック磁気ヨーク(52)のセンター磁
気ヨーク(51)側には、上記第一シークコイル(41)と
第二シークコイル(42)へ向けて均一な磁界を形成する
永久磁石(6)が配設されていると共に、上記センター
磁気ヨーク(51)の外周面にはその長さ方向に亘って銅
系の金属に形成された通電磁界低減手段としての筒状シ
ョートリング(55)が嵌込まれている。
一方、上記キャリッジ部(s)は上下両面の略中央が開
放されたキャリッジ本体(7)と、このキャリッジ本体
(7)の前後両端部に取付けられたボビン(32)と、こ
れ等ボビン(32)に巻回された第二シークコイル(42)
とでその主要部が構成され、かつ、ボビン(32)の筒部
内には上記センター磁気ヨーク(51)が挿通されてい
る。また、上記キャリッジ本体(7)の上下各四個所の
端部にはベアリング(71)が取付けられており、このベ
アリング(71)が上記センター磁気ヨーク(51)と平行
に配置されたレール(50)に係合してキャリッジ部
(s)が光記録媒体の半径方向に沿って移動するように
なっている。
また、上記板ばね(t)は、渦巻き状の金属材にて構成
され、その内側をフォーカス調整可動部(p)における
レンズ保持体(d)に、その外側をキャリッジ部(s)
におけるキャリッジ本体(7)の上下開放部に固定して
取付けられており、この板ばね(t)の作用により上記
フォーカス調整可動部(p)が上下方向へ移動できるよ
うになっている。
更に、上記フォーカス調整部(p)における第一シーク
コイル(41)とキャリッジ部(s)における第二シーク
コイル(42)には、第4図に示すような第一駆動回路
(81)と第二駆動回路(82)が夫々設けられている。
すなわち、これ等第一駆動回路(81)と第二駆動回路
(82)は、トラッキングエラー信号やシーク制御信号を
出力する制御信号発生回路(80)に対して並列に接続さ
れており、かつ、第一駆動回路(81)と第一シークコイ
ル(41)との間並びに第二駆動回路(82)と第二シーク
コイル(42)との間には、これ等第一駆動回路(81)と
第二駆動回路(82)より供給される電流の振幅値を増減
するゲイン調整第一回路(91)とゲイン調整第二回路
(92)が設けられており、これ等ゲイン調整第一回路
(91)とゲイン調整第二回路(92)により上記フォーカ
ス調整可動部(p)とキャリッジ部(s)に作用する第
一駆動力(fs1)と第二駆動力(fs2)の値を適宜調整
できるようになっている。
このように構成された光学的記録再生装置においては、
装置本体側に設けられた図示外の光源からの集束光が反
射プリズム(72)を介して対物レンズ(1)に入射さ
れ、この対物レンズ(1)により上記集束光が光記録媒
体(図示せず)の収束面に収束されて情報の記録、再
生、並びに消去等がなされるものである。
そして、この光学的記録再生装置においては上記第一駆
動回路(81)と第二駆動回路(82)から第一シークコイ
ル(41)と第二シークコイル(42)へ導通すると、各ボ
ビン(31)(32)に巻回された第一シークコイル(41)
と第二シークコイル(42)に永久磁石(6)による電磁
力が作用し、第7図の機械的等価図に示すようにフォー
カス調整可動部(p)に対して第一駆動力(fs1)が、
また、キャリッジ部(s)には第二駆動力(fs2)が作
用してシーク制御やトラッキング制御がなされる一方、
上記フォーカスコイル(40)に通電すると永久磁石
(6)による電磁力がこのフォーカスコイル(40)に作
用し、第7図の機械的等価図に示すようにフォーカス調
整可動部(p)にフォーカス駆動力(f)が作用して
フォーカス制御がなされるものである。
ここで、この光学的記録再生装置においては、上記セン
ター磁気ヨーク(51)の外周面に通電磁界低減手段とし
てのショートリング(55)を備えているため、シーク制
御やトラッキング制御時における永久磁石(6)からの
均等磁界の乱れ現象を防止できる利点を有している。
すなわち、シーク制御やトラッキング制御時において、
上記第一駆動回路(81)と第二駆動回路(82)から夫々
第一シークコイル(41)と第二シークコイル(42)へ通
電すると、この通電に伴って各シークコイル(41)(4
2)側からコイル磁界が発生する。そして、このコイル
磁界によりセンター磁気ヨーク(51)が磁化され、この
センター磁気ヨーク(51)側からヨーク側通電磁界が発
生するため、このヨーク側通電磁界により永久磁石
(6)からの均一磁界が乱され易くなる。
しかし、この実施例に係る光学的記録再生装置において
は、上述したようにセンター磁気ヨーク(51)にショー
トリング(55)を具備しているため、上記コイル磁界が
形成された状態下で第一シークコイル(41)と第二シー
クコイル(42)を搭載したキャリッジ部(s)が移動操
作されると、この移動に伴うで電磁誘電作用により、第
5図に示すように上記ショートリグ(55)表面に各シー
クコイル(41)(42)の通電方向とは逆向きの電流が流
れ、この逆向きの電流によりショートリング(55)から
上記ヨーク側通電磁界とは逆向きの通電磁界が発生す
る。そして、このショートリング(55)からの通電磁界
と上記ヨーク側通電磁界とが打消し合うことから、第6
図に示すように上記ヨーク側通電磁界を低減できるた
め、第一シークコイル(41)と第二シークコイル(42)
に作用する永久磁石(6)からの磁界分布をこれ等第一
シークコイル(41)と第二シークコイル(42)への通電
の有無に拘らず均等に保持することが可能となる利点を
有している。
従って、各第一シークコイル(41)並びに第二シークコ
イル(42)と、第一駆動回路(81)並びに第二駆動回路
(82)間に設けられたゲイン調整第一回路(91)とゲイ
ン調整第二回路(92)を適宜調整して、上記第一駆動力
(fs1)と第二駆動力(fs2)との駆動力の比(fs1
/fs2)が、 fs1/fs2=m/M (但し、mはフォーカス調整可動部の質量、Mはキャリ
ッジ部の質量を示している)となるよう設定した場合、
上記センター磁気ヨーク(51)の中央部領域において
も、また、サイド磁気ヨーク(53)(54)側領域におい
ても常に上記関係が維持されるため、フォーカス調整可
動部(p)、キャリッジ部(s)、及び、板ばね(t)
により発生する共振現象を防止することが可能となり、
トラッキング、シーク制御等に要求される機械的振動特
性が得られる利点を有している。
しかも、この実施例に係る光学的記録再生装置において
は、第一シークコイル(41)へ通電する第一駆動回路
(81)と第二シークコイル(42)へ通電する第二駆動回
路(82)とを設け、第一シークコイル(41)と第二シー
クコイル(42)間において閉回路が形成されないように
なっており、各シークコイル(41)(42)中を流れる電
流の位相がずれないため、上記フォーカス調整可動部
(p)とキャリッジ部(s)の共振現象をより確実に防
止できる利点を有している。
従って、各シークコイル(41)(42)に流す電流の周波
数値に拘らずフォーカス調整可動部(p)とキャリッジ
部(s)とを常に一体的に移動操作することが可能とな
るため、正確なシーク、トラッキング制御を確実に行え
る利点を有している。
尚、第8図は、フォーカス調整可動部(p)並びにキャ
リッジ部(s)とが振動している場合におけるフォーカ
ス調整可動部(p)のシーク方向の振動と周波数との関
係を示したグラフ図を、また、第9図は、フォーカス調
整可動部(p)並びにキャリッジ部(s)とが振動して
いる場合におけるフォーカス調整可動部(p)の位相と
上記周波数との関係を示したグラフ図であり、これ等の
グラフ図から共振現象が発生してないことが確認でき
る。
◎第二実施例 この実施例に係る光学的記録再生装置は、第10図〜第11
図に示すように通電磁界低減手段としてのショートリン
グ(55)に替えてセンター磁気ヨーク(51)の外周面に
線状導体(56)を設けた点と、この線状導体(56)へ通
電する磁界調整駆動回路(85)を設けた点を除き第一実
施例に係る光学的記録再生装置と略同一である。
すなわち、上記線状導体(56)は銅系の線状金属により
構成され、上記センター磁気ヨーク(51)の外周面に図
示外の電気絶縁層を介しその長さ方向に亘って一様に巻
回されて設けられており、また、上記磁界調整駆動回路
(85)については第一駆動回路(81)や第二駆動回路
(82)と同様、上記制御信号発生回路(80)に対し並列
に接続されこの制御信号発生回路(80)からの出力信号
を反転させる信号反転回路(84)と、上記線状導体(5
6)へ第一シークコイル(41)及び第二シークコイル(4
2)への通電方向と逆向きの電流を通電する線状導体駆
動回路(83)と、この線状導体駆動回路(83)より供給
される電流の振幅値を増減するゲイン調整第三回路(9
3)とで構成されているものである。
そして、この実施例に係る光学的記録再生装置において
は、上記センター磁気ヨーク(51)の外周面に巻回され
た線状導体(56)と、この線状導体(56)へ各シークコ
イル(41)(42)への通電方向とは逆向きの電流を通電
する磁界調整駆動回路(85)を具備しているため、第一
実施例に係る光学的記録再生装置と同様にシーク制御や
トラッキング制御時における永久磁石(6)からの均一
磁界の乱れ現象を防止できる利点を有している。
すなわち、シーク制御やトラッキング制御時において、
第一シークコイル(41)と第二シークコイル(42)への
通電に伴い上記センター磁気ヨーク(51)が磁化されこ
のセンター磁気ヨーク(51)側からヨーク側通電磁界が
生じても、これと同期して第12図に示すように磁界調整
駆動回路(85)から線状導体(56)へ各シークコイル
(41)(42)への通電方向とは逆向きの電流が供給さ
れ、この通電に伴って線状導体(56)からヨーク側通電
磁界とは逆向きの通電磁界が発生するため、この通電磁
界とヨーク側通電磁界との打消し合いによりヨーク側通
電磁界を低減でき、第一シークコイル(41)と第二シー
クコイル(42)に作用する永久磁石(6)からの磁界分
布をこれ等第一シークコイル(41)と第二シークコイル
(42)への通電の有無に拘らず均等に保持することが可
能となる利点を有している。
しかも、この実施例に係る光学的記録再生装置において
は、上記線状導体(56)への通電量を適宜調整すること
によりヨーク側通電磁界を最小に設定できるため、第一
シークコイル(41)と第二シークコイル(42)に作用す
る永久磁石(6)からの磁界分布をより均等に保持する
ことが可能となる利点を有している。
従って、上記センター磁気ヨーク(51)の中央部領域に
おいてもサイド磁気ヨーク(53)(54)側領域において
も、常に、上記駆動力の比、すなわち、 fs1/f
s2=m/M の関係が維持されるため、フォーカス調整可動部
(p)、キャリッジ部(s)、及び、板ばね(t)によ
り発生する共振現象を防止することが可能となり、シー
ク、トラッキング制御等に要求される機械的振動特性が
得られる利点を有している。
◎第三実施例 この実施例に係る光学的記録再生装置は、第13図〜第15
図に示すように通電磁界低減手段としてのショートリン
グ(55)に替えてセンター磁気ヨーク(51)の外周面に
複数の線状導体(56)を設けた点と、これ等線状導体
(56)へ通電する複数の磁界調整駆動回路(85)を設け
た点を除き第一実施例に係る光学的記録再生装置と略同
一である。
すなわち、上記各々の線状導体(56)は銅系の線状金属
により構成され、上記センター磁気ヨーク(51)外周面
の所定領域に各々図示外の電気絶縁層を介してその長さ
方向に亘って巻回されて設けられており、また、上記各
々の磁気調整駆動回路(85)は、第一駆動回路(81)や
第二駆動回路(82)と同様上記制御信号発生回路(80)
に対し並列に接続されこの制御信号発生回路(80)から
の出力信号を反転させる信号反転回路(84)と、上記線
状導体(56)へ第一シークコイル(41)及び第二シーク
コイル(42)への通電方向と逆向きの電流を通電する線
状導体駆動回路(83)と、この線状導体駆動回路(83)
により供給される電流の振幅値を増減するゲイン調整第
三回路(93)とで構成されているものである。
そして、この実施例に係る光学的記録再生装置において
は、上記センター磁気ヨーク(51)の外周面に分割して
巻回された複数の線状導体(56)と、各線状導体(56)
へ第一シークコイル(41)と第二シークコイル(42)へ
の通電方向とは逆向きの電流を通電する複数の磁界調整
駆動回路(85)を具備しているため、第一実施例及び第
二実施例に係る光学的記録再生装置と同様にシーク制御
やトラッキング制御時における永久磁石(6)からの均
一磁界の乱れ現象を防止でき、従って、シーク、トラッ
キング制御等に要求される機械的振動特性が得られる利
点を有している。
特に、この実施例に係る光学的記録再生装置において
は、互いに独立した複数の線状導体(56)とこれに通電
する複数の磁界調整駆動回路(85)を具備し、これ等複
数の磁界調整駆動回路(85)により必要な部位の線状導
体(56)にのみ通電することができるため、消費電力の
低減をも図れる利点を有している。
[発明の効果] 請求項1〜4に係る発明によれば、 ヨーク側通電磁界の影響が軽減され上記第一シークコイ
ル及び第二シークコイルに作用する磁石からの磁界分布
をこれ等第一シークコイル及び第二シークコイルへの通
電の有無に拘らず均等に保持することが可能となる。
従って、上記第一シークコイルに作用する電磁力強度と
第二シークコイルに作用する電磁力強度とを常に所望の
設定値に制御できるため、正確なシーク、トラッキング
制御を確実に行える効果を有している。
また、請求項2に係る発明によれば、 上記通電磁界低減手段をセンター磁気ヨークの外周面に
その長さ方向に亘って設けられた導電性の被覆体にて構
成しているため、 従来の装置に較べ構造を複雑にすることなく正確なシー
ク、トラッキング制御を行える効果を有しており、 一方、請求項3に係る発明によれば、 上記通電磁界低減手段を電気絶縁体を介しセンター磁気
ヨークの外周面にその長さ方向に亘って一様に巻回され
た一の線状導体と、 この線状導体へ上記第一シークコイル及び第二シークコ
イルへの通電方向と逆向きの電流を通電する磁界調整駆
動回路とで構成し、 上記線状導体への通電量を調整することによりヨーク側
通電磁界と逆向きの通電磁界の強度を適宜制御できるた
め、 ヨーク側通電磁界の影響を更に軽減させることが可能と
なり、シーク、トラッキング制御をより正確に行える効
果を有しており、 また、請求項4に係る発明によれば、 上記通電磁界低減手段の電気絶縁体を介しセンター磁気
ヨークの外周面にその長さ方向に亘って分割して巻回さ
れた複数の線状導体と、 各線状導体に対応して設けられ各線状導体へ上記第一シ
ークコイル及び第二シークコイルへの通電方向と逆向き
の電流を通電する複数の磁界調整駆動回路とで構成し、 各線状導体への通電量を調整することによりヨーク側通
電磁界と逆向きの通電磁界の強度を適宜制御できるた
め、 ヨーク側通電磁界の影響を更に軽減させることが可能と
なってシーク、トラッキング制御をより正確に行える効
果を有しており、 かつ、複数の磁界調整駆動回路を備えこれ等磁界調整駆
動回路により必要な部位の線状導体にのみ通電すること
が可能となるため、消費電力の低減が図れる効果を有し
ている。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第15図は本発明の実施例を示しており、第1図
は第一実施例に係る光学的記録再生装置の一部切欠斜視
図、第2図は第1図のII−II面断面図、第3図はフォー
カス調整可動部に設けられた第一シークコイルとフォー
カスコイル、並びにキャリッジ部に設けられた第二シー
クイル、及び、無端磁気ヨークとの位置関係を示す部分
斜視図、第4図は第一シークコイルと第二シークコイル
への通電方法を示す回路図、第5図はセンター磁気ヨー
ク、ショートリング、及び、第一シークコイル又は第二
シークコイルの部分拡大斜視図、第6図は第3図の概略
平面図、第7図はこの装置の機械的等価図、第8図はこ
の装置におけるフォーカス調整可動部のシーク方向の振
幅と周波数との関係を示したグラフ図、第9図はフォー
カス調整可動部のシーク方向の位相と周波数との関係を
示したグラフ図であり、また、第10図は第二実施例に係
る光学的記録再生装置の一部切欠斜視図、第11図は第一
シークコイル、第二シークコイル、及び、線状導体への
通電方法を示回路図、第12図は第一シークコイル、第二
シークコイル、並びに、無端磁気ヨーク、及び、線状導
体の一関係を示す概略平面図であり、また、第13図は第
三実施例に係る光学的記録再生装置の一部切欠斜視図、
第14図は第一シークコイル、第二シークコイル、並び
に、無端磁気ヨーク、及び、線状導体の一関係を示す概
略平面図であり、第15図は第一シークコイル、第二シー
クコイル、及び、線状導体への通電方法を示す回路図で
あり、また、第16図〜第25図は従来例を示しており、第
16図は光学的記録再生装置の構成概略図、第17図は駆動
系が組込まれた光学的記録再生装置の平面図、第18図は
第17図のXVIII−XVIII面断面図、第19図はこの装置の
機械的等価図、第20図はこの装置におけるフォーカス調
整可動部のシーク方向の振幅と周波数との関係を示した
グラフ図、第21図はフォーカス調整可動部のシーク方向
の位相と周波数との関係を示したグラフ図、第22図は第
一シークコイルと第二シークコイルとを具備する従来の
光学的記録再生装置の一部切欠斜視図、第23図はフォー
カス調整可動部に設けられた第一シークコイルとフォー
カスコイル、並びに、キャリッジ部に設けられた第二シ
ークイル、及び、無端磁気ヨークとの位置関係を示す部
分斜視図、第24図はこの装置の機械的等価図、第25図は
第23図の概略平面図を夫々示している。 [符号説明] (1)……対物レンズ (2)……レンズ保持体 (5)……無端磁気ヨーク (6)……永久磁石 (7)……キャリッジ本体 (31)(32)……ボビン (40)……フォーカスコイル (41)……第一シークコイル (42)……第二シークコイル (51)……センター磁気ヨーク (52)……バック磁気ヨーク (53)(54)……サイド磁気ヨーク (55)……ショートリング (56)……線状導体 (85)……磁界調整駆動回路 (p)……フォーカス調整可動部 (s)……キャリッジ部 (t)……板ばね
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 安川 薫 神奈川県海老名市本郷2274番地 富士ゼロ ックス株式会社海老名事業所内 (72)発明者 井口 大介 神奈川県海老名市本郷2274番地 富士ゼロ ックス株式会社海老名事業所内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光記録媒体の近傍に配置され光源からの集
    束光を光記録媒体の収束面に収束させる対物レンズと、
    この対物レンズを通電に伴う電磁力により光記録媒体面
    の略垂直な方向へ駆動するフォーカスコイルと、上記対
    物レンズを通電に伴う電磁力により光記録媒体の半径方
    向へ駆動する第一シークコイルと、上記フォーカスコイ
    ルと第一シークコイルとを支持する第一コイル支持部と
    でその主要部が構成され、これ等対物レンズ、フォーカ
    スコイル、第一シークコイル、及び第一コイル支持部と
    が一体的に固定されたフォーカス調整可動部と、 このフォーカス調整可動部が搭載され光記録媒体の半径
    方向へ移動可能に設けられたキャリッジ本体と、このキ
    ャリッジ本体の第二コイル支持部に設けられ通電に伴う
    電磁力によりキャリッジ本体を光記録媒体の半径方向へ
    駆動する第二シークコイルとでその主要部が構成される
    キャリッジ部と、 一端がフォーカス調整可動部に他端が上記キャリッジ部
    に固定され、上記フォーカス調整可動部を光記録媒体面
    の略垂直な方向へ移動可能な状態で支持する板ばねと、 上記フォーカス調整可動部の第一コイル支持部とキャリ
    ッジ部の第二コイル支持部に形成された挿通部に挿通さ
    れ光記録媒体の半径方向に亘って配設されたセンター磁
    気ヨークと、このセンター磁気ヨークの長さ方向に沿っ
    て配設されたバック磁気ヨークと、これ等センター磁気
    ヨークとバック磁気ヨークの両端側に設けられセンター
    磁気ヨークとバック磁気ヨークとを連接する一対のサイ
    ド磁気ヨークから成る無端磁気ヨークと、 上記センター磁気ヨークの長さ方向に沿って配設されこ
    のセンター磁気ヨーク側へ向かう磁力線を形成する磁
    石、 とを備える光学的記録再生装置において、 上記無端磁気ヨークにおけるセンター磁気ヨークに、第
    一シークコイル及び第二シークコイルへの通電に伴って
    このセンター磁気ヨーク側から生ずるヨーク側通電磁界
    を低減させる通電磁界低減手段を設けたことを特徴とす
    る光学的記録再生装置。
  2. 【請求項2】上記通電磁界低減手段を、センター磁気ヨ
    ークの外周面にその長さ方向に亘って設けられた導電性
    の被覆体にて構成したことを特徴とする特許請求の範囲
    第第1項記載の光学的記録再生装置。
  3. 【請求項3】上記通電磁界低減手段を、電気絶縁体を介
    しセンター磁気ヨークの外周面にその長さ方向に亘って
    一様に巻回された一の線状導体と、 この線状導体へ上記第一シークコイル及び第二シークコ
    イルへの通電方向と逆向きの電流を通電する磁界調整駆
    動回路とで構成したことを特徴とする特許請求の範囲第
    1項記載の光学的記録再生装置。
  4. 【請求項4】上記通電磁界低減手段を、電気絶縁体を介
    しセンター磁気ヨークの外周面にその長さ方向に亘って
    分割して巻回された複数の線状導体と、 各線状導体に対応して設けられ各線状導体へ上記第一シ
    ークコイル及び第二シークコイルへの通電方向と逆向き
    の電流を通電する複数の磁界調整駆動回路とで構成した
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の光学的記
    録再生装置。
JP4463490A 1989-06-30 1990-02-27 光学的記録再生装置 Expired - Lifetime JPH0622059B2 (ja)

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DE69026429T DE69026429T2 (de) 1989-06-30 1990-06-29 Magnetooptisches Aufzeichnungs-/Wiedergabegerät
US07/545,521 US5218587A (en) 1989-06-30 1990-06-29 Magnetic optical recording/reproducing apparatus
EP90112502A EP0405604B1 (en) 1989-06-30 1990-06-29 Magnetic optical recording/reproducing apparatus

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