JPH06220768A - 超極細繊維の植毛品の製造方法 - Google Patents

超極細繊維の植毛品の製造方法

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JPH06220768A
JPH06220768A JP31654392A JP31654392A JPH06220768A JP H06220768 A JPH06220768 A JP H06220768A JP 31654392 A JP31654392 A JP 31654392A JP 31654392 A JP31654392 A JP 31654392A JP H06220768 A JPH06220768 A JP H06220768A
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fiber
polymer
flocked
pile
producing
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JP31654392A
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Hiroshi Ueda
博 上田
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NAKASHIBA SEISAKUSHO YUGEN
Shinwa Kogyo Inc
Shinwa Industry Co Ltd
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NAKASHIBA SEISAKUSHO YUGEN
Shinwa Kogyo Inc
Shinwa Industry Co Ltd
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  • Treatment Of Fiber Materials (AREA)
  • Chemical Or Physical Treatment Of Fibers (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 超極細繊維の植毛品の製造方法で、張り、腰
が強く、毛倒れしない上に、高級外観と柔軟性を付与す
る。 【構成】 3種の繊維形成性ポリマ−が接合されてなる
複合繊維であって、第1ポリマ−と第2ポリマ−とが両
ポリマ−より溶解性の大きい第3ポリマ−を介して接合
されている。第1ポリマ−は複合繊維のほぼ中心部を占
める1個の芯セグメントAをなし、第2ポリマ−は前記
芯セグメントAを取り囲むように配置された複数の花弁
状セグメントBをなす。更に、第3ポリマ−の少なくと
も一部が複合繊維表面に露出している割繊性複合繊維を
パイルとし、接着剤が塗布されている基材の面に植毛
し、乾燥した後、パイル表面に繊維軸の根元方向が先端
方向よりも保護剤の付着量が多くなる様に保護層Dを形
成し、その後に分割処理を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、超極細繊維の植毛品の
製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、極細繊維からなるパイルが立毛し
た植毛布の製造法としては、溶解性の異なる二種以上の
合成高分子からなる海−島構造の混合紡糸繊維から構成
されているパイルを植毛した後、パイルの海島相の海成
分又は島成分を溶剤で溶解除去し、その後に熱処理する
方法(特開昭47−14462号公報)、及び溶解除去
後に乾燥し次いでブラッシングする方法(英国特許第1
30028号明細書)が知られている。
【0003】また、2成分系の分割型複合繊維の1成分
ポリマ−を溶解除去し極細繊維を得る方法は公知であ
る。例えば特公昭48−2805号公報に第7図の様な
断面を有する2成分系繊維が提案されている。
【0004】さらに、近年、3成分ポリマ−からなる割
繊性複合繊維(例えば特開平2−26912号公報)が
知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし乍ら、上記の海
−島構造の混合紡糸繊維からなるパイルは、海成分の溶
解除去した後に残る島成分の極細繊維は非常に細く(約
0.05デニ−ル以下)、その根元の接着面積が極小で
あるため摩擦すると剥離し易い。また、島成分を溶解し
た後に残る海成分からなる蓮根状の短繊維はブラッシュ
ングしても良好な感触は得られない。
【0006】また、上記のフィラメントの放射状部ポリ
マ−を溶解解除し割繊する場合は、割繊された残セグメ
ントが再収束し嵩高性が劣りソフトな風合いを得難い傾
向がある。
【0007】この様に、上記二つの何れの方法でもモト
リング効果及びライティングエフェクトが認められる独
特の高級外観と柔軟性を付与することができず、しかも
植毛の耐久性の悪い製品を与える欠点がある。
【0008】ここで言う、モトリング効果とは、立毛の
不規則な方向性(毛並の乱れ)によって生じる立毛層の
部分的な色相(色の濃淡)の差異または光沢の差異が無
定型の模様となって見える外観を意味する。また、ライ
ティングエフェクトとは、立毛を有する表面を指先で撫
でた時、立毛が一定方向に揃って寝る結果、光の反射方
向が変化して撫でた軌跡が表面に残って見える天然スェ
−ドに独特の外観効果である。
【0009】さらに、上記の3成分ポリマ−からなる割
繊性複合繊維でもこれを基材の面に植毛し第3ポリマ−
を溶解処理すればパイルの根元部まで分割されてしま
い、このため、張り、腰の弱い植毛製品が出来上がると
いう問題がある。
【0010】本発明は、上記した従来の技術の有するこ
のような問題点を解消するために、近年提案されている
3成分ポリマ−からなる割繊性複合繊維をパイルとし、
これを接着剤が塗布されている基材の面に植毛し、乾燥
した後、パイル表面に繊維軸の根元方向が先端方向より
も保護剤の付着量が多くなる様に保護層を形成し、その
後に分割処理を行うことにより前記パイルの根元以外の
部分を前記横断面の各セグメントに実質的に分割するこ
とで、以って上記各欠点を解消した超極細繊維の植毛品
の製造方法を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の超極細繊維の植毛品の製造方法は、3種の
繊維形成性ポリマ−が接合されてなる複合繊維であっ
て、第2ポリマ−と第2ポリマ−より熱水収縮率が大き
い第1ポリマ−とが両ポリマ−より溶解性の大きい第3
ポリマ−を介して接合されており、第1ポリマ−は複合
繊維のほぼ中心部を占める1個の芯セグメントAをな
し、第2ポリマ−は前記芯セグメントAを取り囲むよう
に配置された複数の花弁状セグメントBをなし、更に、
第3ポリマ−の少なくとも一部が複合繊維表面に露出し
ている割繊性複合繊維をパイルとし、接着剤が塗布され
ている基材の面に植毛し、乾燥した後、パイル表面に繊
維軸の根元方向が先端方向よりも保護剤の付着量が多く
なる様に保護層を形成し、その後に分割処理を行うこと
により前記パイルの根元部以外の部分の横断面を各セグ
メントに実質的に分割することを特徴とする。
【0012】本発明で用いる割繊性複合繊維の第1及び
第2繊維形成性ポリマ−としては、第1ポリマ−の熱水
収縮率が第2ポリマ−より5%、好ましくは7%以上大
きければ特に限定されず、第1ポリマ−としては、例え
ばイソフタル酸を3〜10mo1%、さらに好ましくは
5〜8mo1%共重合させたポリエチレンテレフタレ−
トが挙げられる。
【0013】又、第2ポリマ−としては、ポリアミド、
ポリエステル、ポリオレフィン等が有用である。ポリア
ミドとしては、例えばナイロン6、ナイロン66、ナイ
ロン11、ナイロン12、ナイロン610及びそれらを
主成分とするポリアミドがある。ポリエステルとして
は、例えばポリエチレンテレフタレ−ト、ポリブチレン
テレフタレ−ト、ポリエチレンオキシベンゾエ−ト、ポ
リ1−4ジメチルシクロヘキサンテレフタレ−ト、ポリ
ピバロラクトン及びそれらを主成分とするコポリエステ
ルがあり、特にポリエチレンテレフタレ−トが好まし
い。ポリオレフィンとしては、ポリエチレン、ポリプロ
ピレンが有用である。上記以外のポリマ−でも繊維形成
性ポリマ−で、第1ポリマ−より熱水収縮率が5%以上
小さければ本発明に適用できる。
【0014】熱水収縮差が5%よりも少ないとパイルと
して植毛した際、後述するペアリング作用が生じず、柔
軟な風合いが発現しない。溶解性の大きい第3ポリマ−
は、第1及び第2ポリマ−との組合せを考慮して選ぶ。
第1及び第2ポリマ−がポリアミド、ポリエステル、ポ
リオレフィンの場合には、第3ポリマ−としてアルカリ
加水分解性の大きい共重合ポリエステル、例えばポリア
ルキレングリコ−ルや金属スルホネ−ト基を有するテレ
フタル酸以外のジカルボン酸の1種または2種を共重合
したポリエチレンテレフタレ−トが有用である。ポリエ
ステル、ポリオレフィンに対するポリアミド、またポリ
エステル、ポリアミドに対するポリオレフィン等も有用
である。例えば第1ポリマ−にイソフタル酸を共重合し
たポリエチレンテレフタレ−ト、第2ポリマ−にポリエ
チレンテレフタレ−ト、第3ポリマ−にポリエチレンを
用いた場合、トルエン等の有機溶剤で処理することがで
きる。
【0015】又、水溶性(熱水溶性を含む)ポリマ−も
汎用性があり好ましい。水溶性ポリマ−としてはポリオ
キシエチレン、ポリビニルアルコ−ル、水溶性ポリアミ
ド等が有用である。ポリオキシエチレンについては分子
量の比較的大きいもの、例えば10万以上、特に50万
以上が好ましいことが多く、ポリビニルアルコ−ルは融
点が150〜180℃程度のものが好ましい。水溶性ポ
リアミドとしてはピペラジン環の一端または両端をアル
キルアミノ化したジアミンとカルボン酸よりなるポリア
ミド及びそれにラクタム等を共重合したポリアミド等が
挙げられる。例えばN−N、ビスアミノプロピルピペラ
ジンとアジピン酸よりなるポリアミドは熱水溶性であり
好ましい。
【0016】
【作用】本発明のパイル表面に保護層を形成した植毛品
に用いる複合繊維の第3ポリマ−を溶解除去したときの
各セグメントの作用について述べる。芯セグメントA
は、花弁状セグメントBが中心部に集まり体積減少を起
こし風合いを損なうのを防ぐ役目をするためのものであ
り、芯セグメントAがあるために花弁状セグメントBが
中心に集まること無く且つ保護層によって個々の花弁状
セグメントBが外側に倒れ込んでへたる事なく自由度が
保たれ嵩高でソフトな風合いが得られる。
【0017】第2に、芯セグメントAは、第3ポリマ−
を分解または溶解除去した時に、花弁状セグメントBよ
り熱水収縮率が大きいため花弁状セグメントBの内部に
位置し、このため隣接するフィブリル化した複合繊維の
芯セグメントAとの間には花弁状セグメントBが必ず存
在する形態となるため、ペアリング作用を生じソフトな
風合いが増大する。
【0018】第3に、芯セグメントAを設けた繊維で
は、植毛した後第3ポリマ−の溶解処理時間が短時間で
すむため、特にアルカリ加水分解により割繊する場合、
花弁状セグメントBの減量が少なくてすみ好都合であ
る。
【0019】第4に、芯セグメントAの大きさ及び保護
層の付着量は、植毛品の張り、腰の目的に応じ調節する
ものである。
【0020】
【実施例】以下、本発明の実施例を詳細に説明する。図
1は本発明に使用する複合繊維の断面の1例を示すもの
である。同図において溶解性の大きい第3ポリマ−C
は、繊維形成性ポリマ−を、第1ポリマ−よりなる1個
の芯セグメントAと第2ポリマ−よりなる8個の花弁状
セグメントBに分断している。即ち、芯セグメントAは
断面のほぼ中心に位置する高収縮ポリマ−から成り、花
弁状セグメントBは芯セグメントAを取り囲むように配
置されている低収縮ポリマ−から成る。本発明の複合繊
維では、芯セグメントAの繊度が大きい程、後述する第
3ポリマ−Cの溶解処理を短時間で済ませることがで
き、パイルとして植毛して分割した際、張り、腰を付与
することができる。このため、同繊度は1.2デニ−ル
以上とすることが好ましく、特に2〜4デニ−ルとする
ことが好ましい。
【0021】花弁状セグメントBは繊度が0.5デニ−
ル以下とすることがソフトな風合いを得るために必要で
ある。このため通常は、セグメント数が6個以上となり
特に6〜20個、更には8〜16個が好ましい。花弁状
セグメントBの個数が5個以下の場合は、割繊後部分的
に芯セグメントAの隣接を生じ、ソフトな風合いが不足
気味となる。また、花弁状セグメントBの個数が20個
より多い場合は、口金の構造が複雑になり過ぎて製造が
困難となり、且つ割繊後個々の花弁状セグメントBの強
度が小さくなり過ぎて単糸切れしやすく、風合いが長持
ちしない事が多い。
【0022】花弁状セグメントBの形状は、図1、図3
の様な膨らみのある扇形や図2、図4の様な台形や図5
の様な中心部にとがった扇形が好ましい。1本のフィラ
メントを構成する個々の花弁状セグメントBの大きさ及
び/又は形は、同じでも良く変わっても良い。但し、個
々の花弁状セグメントBの大きさを変える場合は図6の
様に回転対称に成るほうが生産上好ましい。
【0023】一般に溶解性の大きいポリマ−は繊維形成
性ポリマ−に比べ軟化点が低く、吸水性や吸油性等が大
きく、生産工程中にフィラメント同志が膠着しがちであ
る。このため特に、膠着性の大きいポリマ−を第3ポリ
マ−Cとして使用する場合は花弁状セグメントBがフィ
ラメント表面を占める割合を出来るだけ大きくすること
が好ましく、50%以上特に70%以上にすることが好
ましい。ただ、第3ポリマ−Cの少なくとも一部は複合
繊維表面に露出して溶剤と接触し易くすることが必要で
ある。
【0024】本発明ではこの様な複合繊維を用いて植毛
を行った後に図7の様に、パイルの表面に繊維軸方向の
根元部に保護成分の付着量が多くなるように保護層Dを
形成してから第3ポリマ−Cの溶解処理を行って、複数
の花弁状セグメントBと芯セグメントAにフィブリル化
し、次いで、乾燥し、その後にブラッシングをすると、
図8の様にパイルの根元部が分割されず基材との接着面
積の大きな、しかも上方部は分割された植毛品を得る事
が出来る。また、公知の柔軟、静電等の後加工を施して
もよい。
【0025】3成分型割繊性複合繊維は適度の長さに切
断して植毛用のパイル(短繊維)を調製し、基材に植毛
されるが、パイルの長さは通常0.3〜2.0mm(好ま
しくは0.5〜1.5mm)である。
【0026】基材としては、例えば木綿、ビスコ−スレ
−ヨン、アセテ−ト繊維、ポリアミド系繊維、ポリエス
テル系繊維からなる群から選択された繊維の少なくとも
一つを含有してなる不織布、織物、または編物または、
プラスチック、金属、その他、植毛加工及び後処理が可
能なシ−ト状もしくは形状物を挙げることができる。
【0027】基材に前記パイルを接着するための接着剤
は処理剤等に安定でかつポリアミドやポリエステルの繊
維を強力に接着し得る公知の接着剤である。かゝる接着
剤としては、高温加熱により硬化(架橋化、網状化)し
て、熱水、有機溶剤、薬品等に不溶性となる熱硬化型接
着剤が好ましい。例えばメラミン−ポルムアルデヒド初
期縮合物、尿素−ホルムアルデヒド初期縮合物等の水溶
性の熱硬化性樹脂と、アクリルアミド、メチロ−ルアク
リルアミド、メチレンビスアクリルアミド、グリシジル
アクリレ−ト、グリシジルメタアクリレ−ト等の官能性
ビニルモノマ−とアクリル酸アルキルエステル、メタク
リル酸アルキルエステル、2−ヒドロキシアルキルアク
リレ−ト等のアクリル酸エステルまたはメタクリル酸エ
ステルとアクリル酸またはメタアクリル酸とからなる共
重合体との混合組成物を挙げることができる。そのほか
にメチロ−ル化ポリアミド、イソシアネ−ト基を有する
ポリウレタン等も使用することができるが前記のものに
限定されない。接着剤は溶液やエマルジョンの形で使用
される。
【0028】植毛加工は基布に接着剤を均一な薄膜状に
塗布した後、静電気植毛機等の植毛機を用いて、3成分
型割繊性複合繊維のパイルを植毛することによって行わ
れ、その後加熱乾燥して接着剤を硬化すると、本発明に
使用する植毛布が得られる。
【0029】この様にして得られる植毛品は、基材の上
面に接着剤を介して該分割繊維のパイルが均一に分布し
てほぼ垂直に立毛した構造を形成しているが、モトリン
グ効果、ライティングエフェクトを全く有していない。
【0030】次に、この植毛品のパイルに対して保護層
Dを形成後薬品または溶剤により前記横断面の各セグメ
ントに実質的に分割せしめる。植毛品のパイルに対する
保護層Dの形成はディッピング、スプレ−等の装置を用
いて行われ、その後その成分をパイルが上向きになるよ
う乾燥させるとパイルの先端部よりも根元部の方が付着
量が多くその後の分割処理の時に先端部が先に処理され
るので根元部が分割される前に処理を完了させると、繊
維軸方向の中央部から先端部にかけて分割した植毛品が
得られる。付着量が多いと該パイルの分割が充分起こり
難い場合が多く、付着量が少ないと処理剤が接着剤層を
膨潤したりパイルのへたりが発生し植毛耐久性が低下し
やすい場合がある。
【0031】保護層Dの成分としては、パイルの分割化
を遅延させ、また接着剤層を保護するものであって、ジ
メチルポリシロキサン、メチルハイドロジエンポリシロ
キサン、アミノ変性シリコン、カルボキシル変性シリコ
ン、エポキシ変性シリコン、フッソ系高分子共重合体、
多価アルコ−ル脂肪酸エステル、ポリアミン脂肪酸アミ
ド化合物、エステル系ウレタン樹脂、エ−テル系ウレタ
ン樹脂、エステル−エ−テル系ウレタン樹脂、N−メト
キシメチル化ナイロン、特殊ポリエステル樹脂等を挙げ
ることが出来る。
【0032】また、保護層Dは、成分、用途、パイルの
長さ等で成分の濃度等設定する必要がある。保護層Dを
形成し分割処理を行い乾燥した植毛品はブラッシング装
置でブラッシングを行うと立毛部の短繊維が殆ど完全に
分割され、柔軟な感触、しっとりした風合い、及びモト
リング効果、ライティングエフェクトを有する超極細繊
維の植毛品Eが得られる。
【0033】実施例1 繊度が3デニ−ルで芯セグメントAの回りに8個の花弁
状セグメントBを有する3成分ポリマ−Cからなる割繊
性複合繊維を1.2mmにカットし染色、電着処理を行い
パイルとした。アクリル共重合体を主成分とする接着剤
にメラミン樹脂(スミテックスレジン M3:住友化
学)5部、架橋剤(ACX:住友化学)0.5 部を添加し
てこれをレ−ヨン基布に300g/ 平方mコ−ティングし植
毛加工(アップ方式、電圧30KV、時間30秒)し乾燥後ブ
ラッシングを行った。この植毛布に保護層D(ポロンM
F23 5%:信越化学)をディッピングで形成し乾燥、
熱処理(150 ℃×1分)を行った。これをアルカリ処理
(80℃ 3% NaoH水溶液に8分浸漬)後、中和、水洗を
行い乾燥後ブラッシングをして仕上げて超極細繊維の植
毛品Eを得た。
【0034】
【発明の効果】以上の実施例の方法にて得られる本発明
に係る植毛品は、超極細繊維のモトリング効果及びライ
ティングエフェクトが認められる独特の高級外観と柔軟
性を有するものであった。尚、保護層Dを形成しないで
同条件のアルカリ処理をしたものは、毛倒れしやすく経
時の圧縮作用によってパイルのへたりの見られるもので
あった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に使用する3成分系溶解割繊維型複合繊
維の断面図である。
【図2】第2の例を示す同断面図である。
【図3】第3の例を示す同断面図である。
【図4】第4の例を示す同断面図である。
【図5】第5の例を示す同断面図である。
【図6】第6の例を示す同断面図である。
【図7】分割前の本発明植毛品の斜視図である。
【図8】分割後の本発明植毛品の斜視図である。
【符号の説明】
A 芯セグメント B 花弁状セグメント C 第3ポリマ− D 保護層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 D04H 11/08 7199−3B D06M 11/38 // D06M 101:16

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 3種の繊維形成性ポリマ−が接合されて
    なる複合繊維であって、第2ポリマ−と第2ポリマ−よ
    り熱水収縮率が大きい第1ポリマ−とが両ポリマ−より
    溶解性の大きい第3ポリマ−を介して接合されており、
    第1ポリマ−は複合繊維のほぼ中心部を占める1個の芯
    セグメントAをなし、第2ポリマ−は前記芯セグメント
    Aを取り囲むように配置された複数の花弁状セグメント
    Bをなし、更に、第3ポリマ−の少なくとも一部が複合
    繊維表面に露出している割繊性複合繊維をパイルとし、
    接着剤が塗布されている基材の面に植毛し、乾燥した
    後、パイル表面に繊維軸の根元方向が先端方向よりも保
    護剤の付着量が多くなる様に保護層を形成し、その後に
    分割処理を行うことにより前記パイルの根元以外の部分
    の横断面を各セグメントに実質的に分割することを特徴
    とする超極細繊維の植毛品の製造方法。
  2. 【請求項2】 基材が木綿、ビスコ−スレ−ヨン、アセ
    テ−ト繊維、ポリアミド系繊維、ポリエステル系繊維か
    らなる群から選択された繊維の少なくとも一つを含有し
    てなる不織布、織物、または編物である請求項1記載の
    超極細繊維の植毛品の製造方法。
  3. 【請求項3】 基材がプラスチック、金属、その他、植
    毛加工及び分割処理等の後処理が可能なシ−ト状もしく
    は形状物である請求項1記載の超極細繊維の植毛品の製
    造方法。
  4. 【請求項4】 植毛が、静電気植毛法によって行われる
    請求項1記載の超極細繊維の植毛品の製造方法。
  5. 【請求項5】 接着剤が熱硬化型接着剤である請求項1
    記載の超極細繊維の植毛品の製造方法。
  6. 【請求項6】 複数色に染色したパイルを混合し植毛し
    て斑模様を有する植毛品を得る請求項1記載の超極細繊
    維の植毛品の製造方法。
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