JPH0622081Y2 - ローター表面温度計測熱電対取付構造 - Google Patents

ローター表面温度計測熱電対取付構造

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JPH0622081Y2
JPH0622081Y2 JP1988152342U JP15234288U JPH0622081Y2 JP H0622081 Y2 JPH0622081 Y2 JP H0622081Y2 JP 1988152342 U JP1988152342 U JP 1988152342U JP 15234288 U JP15234288 U JP 15234288U JP H0622081 Y2 JPH0622081 Y2 JP H0622081Y2
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Japan
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rotor
hole
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thermocouple
collar
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浩和 野元
和弘 一ノ瀬
政太 山添
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Yamari Industries Ltd
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Yamari Industries Ltd
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は蒸気タービン,ガスタービン,コンプレッサー
等のローター表面温度計測熱電対取付構造に関する。
〔従来の技術〕
例えば、蒸気タービンではそのローターの表面のメタル
温度を知ることはローターの強度や熱応力を解折するう
えで非常に重要である。
そこで、例えば、第4図部分縦断面図に示すように、ロ
ーター中心孔02及び軸部に貫設された半径方向細孔0
3を経て熱電対シース線04を通し、これをローター0
1の外周05に導いてそのメタル温度を計測する手段が
提案されている。
しかしながら、ローターは大きな遠心力を受ける高速回
転体であるため、またローター表面は動翼やシールフィ
ンを植込むため複雑な形状をしているため、表面に長い
距離にわたって熱電対を貼りめぐらせることには種々の
問題がある。
また、ローター中心孔を利用して熱電対を所要の軸方向
位置まで配設し、ここからローター表面の動翼植設部へ
貫通する半径方向の細孔を明けて熱電対をこの細孔を通
して表面の測定部位へ取出すことも考えられるのである
が、ローターの半径方向に長い細孔を設けることは低温
におけるローターの強度を低下することになるという大
きな問題があった。
ところで、その後の研究により、低温脆性破壊強度KIC
は次式で示されることが判明している。
α:定数 δ:作用応力 a:細孔の太さ Q:細孔の形状による定数 また、最近開発された12Cr材によれば、低温時の破
壊靱性値が従来材の約3倍に達するものが得られるよう
になり、細孔を11mmψ程度とすれば安全率を考慮して
上記脆性破壊強度に充分耐抗できることが判明した。
〔考案が解決しようとする課題〕
これで、ローターの起動時の低温脆性破壊の問題の対策
は大きく前進したのであるが、ローター中心孔に半径方
向細孔を明けてローター表面温度計測用の熱電対を、こ
の細孔を通してローター表面へ取出す場合、この細孔の
ローター表面への開口部のシールが問題となる。
なぜならば、この細孔のローター表面への開口部はター
ビン運転時には高温,高圧の蒸気に曝されるので、この
部分のシールが不完全であると蒸気が細孔を経て中心孔
へ漏れ込み、ローターを不均等に加熱あるいは冷却し、
曲りを生じて振動の原因となり、大事故を起こす惧れが
あるからである。
本考案は、このような事情に鑑みて提案されたもので、
半径方向細孔を経て高温高圧の蒸気がローター中心孔へ
漏入する惧れのない安全かつ強固なローター表面温度計
測熱電対取付構造を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
そのために本考案は、ローター中心孔に内端が開口し外
端がローター外周に開口する細孔を穿設し、上記ロータ
ー中心孔及び細孔を通して熱電対シース線を導設し、そ
の先端を上記細孔の外端開口部に設けられた温度計測穴
に挿入してなるローター表面温度計測熱電対取付構造に
おいて、上記細孔の外端開口部に刻設され上記細孔より
も若干大径のめねじ部と、中心孔が上記シース線に外挿
されるとともに外周が上記めねじ部に螺合し、上記シー
ス線の先端寄りに突設されたパッキン付つばを上記めね
じ部の先端の当接座に気密に圧接し外端外周が上記めね
じ部の外端開口部にシール溶接される中心孔付きプラグ
と、上記つばの中心孔の上端に同心的に突設され中心孔
に上記シース線が挿通する比較的短い小径円筒状突起
と、上記小径円筒状突起に外挿され内端が上記つばの外
端面にシール溶接された比較的長い保護筒を特徴とす
る。
〔作用〕
熱電対シース線に突設されたつばは、中心孔付きプラグ
の内端で強く細孔の当接座に気密に圧接され、中心孔付
きプラグの外端外周は細孔のめねじ部の開口端にシール
溶接されるから、外部の高温高圧の蒸気が細孔及びロー
ター中心孔に浸入する惧れはなくなる。
〔実施例〕
本考案の一実施例を図面について説明すると、第1図は
ローターの全体縦断面図、第2図は第1図のII部を示す
部分拡大図、第3図は第2図の変形例を示す同じく部分
拡大図である。
まず、第1〜2図において、ローター1の中心孔2から
ローター表面へシース線の挿入を容易にするために、ロ
ーター中心線に対して斜めに傾斜する半径方向の細孔3
が貫設されている。
細孔3に熱電対4を通し、ローター中心孔2を経て熱電
対4の先端が細孔3の外端開口の近傍に穿設された温度
計測穴5に挿入されている。熱電対4の他端はローター
中心孔2を通して軸端部6に取出してテレメーター装置
あるいはスリップリング等の適当な装置を用いてその計
測値が検出される。
熱電対4が細孔3の外端開口からローター表面へ出る部
分には、特殊なつば7の中心孔外端に同心的に突設され
た比較的短い小径円筒状突起21の外端を熱電対のシー
ス線にシール溶接し、中心孔付きプラグ8を用いてこの
つば7がパッキン9を介して、細孔3の開口部に設けた
座10に密着するように締付ける。
また、つば7と熱電対4のシース線との溶接部を保護す
るために溶接された突起21に外挿された保護筒11の
内端を溶接され、プラグ8の外周部12はシール溶接さ
れる。熱電対4をローター1の表面に沿って温度計測穴
5まで導く部分はステンレス製の薄板(図示しない)等
をローター表面にスポット溶接して熱電対を固定する。
ここで、熱電対4のシース線とつば7の溶接部の信頼性
を増すために、第3図に示すように、保護筒11の形状
を工夫し、保護筒11と熱電対4のシース線を溶接して
溶接を二重化し、かつ保護筒11の外側にもう一つの保
護筒13を取付けた構造を採用しても良い。
〔考案の効果〕
このような構造によれば、下記の効果が奏せられる。
(1)ローターの表面温度が計測できるので、ローターの
強度,熱応力解析の精度が向上し、ローターの信頼性を
高めることができる。
(2)熱電対の大部分をローターの中心孔を通して配設す
ることにより高速回転による大きな遠心力を受けるにも
かかわらず、高温,高圧の蒸気に曝されるローターの表
面温度計測の信頼性を高めることができる。
(3)熱電対がローター表面へ出る部分に特殊構造を採用
し、シール溶接を施すことにより熱電対貫通部の蒸気漏
洩を防止することができ、蒸気漏洩によるローターの振
動発生等を防止できる。
要するに本考案によれば、ローター中心孔に内端が開口
し外端がローター外周に開口する細孔を穿設し、上記ロ
ーター中心孔及び細孔を通して熱電対シース線を導設
し、その先端を上記細孔の外端開口部に設けられた温度
計測穴に挿入してなるローター表面温度計測熱電対取付
構造において、上記細孔の外端開口部に刻設され上記細
孔よりも若干大径のめねじ部と、中心孔が上記シース線
に外挿されるとともに外周が上記めねじ部に螺合し、上
記シース線の先端寄りに突設されたパッキン付つばを上
記めねじ部の先端の当接座に気密に圧接し外端外周が上
記めねじ部の外端開口部にシール溶接される中心孔付き
プラグと、上記つばの中心孔の上端に同心的に突設され
中心孔に上記シース線が挿通する比較的短い小径円筒状
突起と、上記小径円筒状突起に外挿され内端が上記つば
の外端面にシール溶接された比較的長い保護筒により、
半径方向細孔を経て高温高圧の蒸気がローター中心孔へ
漏入する惧れのない安全かつ強固なローター表面温度計
測熱電対取付構造を得るから、本考案は産業上極めて有
益なものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す蒸気タービンローター
の全体縦断面図、第2図は第1図のII部を示す部分拡大
図、第3図は第2図の変形例を示す同じく部分拡大図で
ある。 第4図は公知のローターの表面温度計測熱電対取付構造
を示す説明図である。 1……ローター、2……ローター中心孔、3……細孔、
4……熱電対シース線、5……温度計測穴、6……ロー
ター軸端部、7……つば、8……プラグ、9……パッキ
ン、10……座、11……保護筒、12……プラグ周辺
部、13……保護筒、21……筒状突起
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F04D 29/32 J 7314−3H G01K 13/08 A 7267−2F (72)考案者 一ノ瀬 和弘 長崎県長崎市飽の浦町1番1号 三菱重工 業株式会社長崎研究所内 (72)考案者 山添 政太 長崎県長崎市元船町12―10 山里産業株式 会社長崎営業所内 (56)参考文献 特開 昭62−131901(JP,A) 特開 昭54−162009(JP,A) 特開 昭53−95678(JP,A)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ローター中心孔に内端が開口し外端がロー
    ター外周に開口する細孔を穿設し、上記ローター中心孔
    及び細孔を通して熱電対シース線を導設し、その先端を
    上記細孔の外端開口部に設けられた温度計測穴に挿入し
    てなるローター表面温度計測熱電対取付構造において、
    上記細孔の外端開口部に刻設され上記細孔よりも若干大
    径のめねじ部と、中心孔が上記シース線に外挿されると
    ともに外周が上記めねじ部に螺合し、上記シース線の先
    端寄りに突設されたパッキン付つばを上記めねじ部の先
    端の当接座に気密に圧接し外端外周が上記めねじ部の外
    端開口部にシール溶接される中心孔付きプラグと、上記
    つばの中心孔の上端に同心的に突設され中心孔に上記シ
    ース線が挿通する比較的短い小径円筒状突起と、上記小
    径円筒状突起に外挿され内端が上記つばの外端面にシー
    ル溶接された比較的長い保護筒とを具えたことを特徴と
    するローター表面温度計測熱電対取付構造。
JP1988152342U 1988-11-22 1988-11-22 ローター表面温度計測熱電対取付構造 Expired - Fee Related JPH0622081Y2 (ja)

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JPH0272301U JPH0272301U (ja) 1990-06-01
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5395678A (en) * 1977-02-01 1978-08-22 Toshiba Corp Vibration detector of turbine blades
JPS54162009A (en) * 1978-06-14 1979-12-22 Hitachi Ltd Turbine moving-vane protective device
JPH0639881B2 (ja) * 1985-12-03 1994-05-25 株式会社日立製作所 タ−ビンロ−タ

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JPH0272301U (ja) 1990-06-01

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