JPS6335135Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6335135Y2 JPS6335135Y2 JP1983054034U JP5403483U JPS6335135Y2 JP S6335135 Y2 JPS6335135 Y2 JP S6335135Y2 JP 1983054034 U JP1983054034 U JP 1983054034U JP 5403483 U JP5403483 U JP 5403483U JP S6335135 Y2 JPS6335135 Y2 JP S6335135Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- oil
- oil pan
- counterweight
- full plate
- plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Lubrication Details And Ventilation Of Internal Combustion Engines (AREA)
- Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本考案は、自動車用エンジンのオイルパン内に
設けられた、クランクシヤフトによるオイル撹拌
を防止するためのバツフルプレートに関する。
設けられた、クランクシヤフトによるオイル撹拌
を防止するためのバツフルプレートに関する。
[従来の技術]
通常、エンジン停止時にはオイルはオイルパン
内にあり、エンジン運転中にはオイルパン内のオ
イルは、オイルポンプによつてエンジン各部に圧
送される。
内にあり、エンジン運転中にはオイルパン内のオ
イルは、オイルポンプによつてエンジン各部に圧
送される。
ところが、エンジン運転中には、クランクシヤ
フトのカウンタウエイト部が高回転でオイルの油
面に当たりオイルを撹拌するので、オイルパン内
のオイルが泡立ち、油面が上昇する。そして、油
面が上昇するとカウンタウエイト部によるオイル
の撹拌が強まり、油面がさらに上昇するという悪
循環を来たす。このオイル撹拌は、エンジンのパ
ワーロスを招くとともに、ブローバイガスの還元
装置であるポジテイブクランクケースベンチレー
シヨンシステム(以下本明細書ではPCVとい
う。)系へ逃げるオイルの量を増大させ、オイル
消費量の増大を招く。さらに、オイルの泡が
PCV系の通路を塞ぐと、PCV系による排気浄化
機能が十分に発揮されないという問題も発生す
る。
フトのカウンタウエイト部が高回転でオイルの油
面に当たりオイルを撹拌するので、オイルパン内
のオイルが泡立ち、油面が上昇する。そして、油
面が上昇するとカウンタウエイト部によるオイル
の撹拌が強まり、油面がさらに上昇するという悪
循環を来たす。このオイル撹拌は、エンジンのパ
ワーロスを招くとともに、ブローバイガスの還元
装置であるポジテイブクランクケースベンチレー
シヨンシステム(以下本明細書ではPCVとい
う。)系へ逃げるオイルの量を増大させ、オイル
消費量の増大を招く。さらに、オイルの泡が
PCV系の通路を塞ぐと、PCV系による排気浄化
機能が十分に発揮されないという問題も発生す
る。
[考案が解決しようとする問題点]
本考案は、上記の問題を解消するために、クラ
ンクシヤフトのカウンタウエイト部によるオイル
の撹拌を極力抑えて、オイルパン内オイルの泡立
ちおよび油面上昇を防止することを目的とする。
ンクシヤフトのカウンタウエイト部によるオイル
の撹拌を極力抑えて、オイルパン内オイルの泡立
ちおよび油面上昇を防止することを目的とする。
[問題点を解決するための手段]
この目的に沿う本考案のオイルパンバツフルプ
レートは、多気筒エンジンのオイルパンの横断面
全域にわたつて拡がる板状体から成り、クランク
シヤフトのカウンタウエイト部の回転軌跡に近接
させて設けられ、カウンタウエイト部の回転域の
下方でエンジン幅方向両側に対応する位置にそれ
ぞれエンジンの長手方向に延びる長穴が設けら
れ、該長穴のうちカウンタウエイト部回転方向に
みてカウンタウエイト部が早く到達する側の長穴
の少なくとも一部がシリンダヘツド側からのオイ
ルの戻し穴の下方に位置しており、カウンタウエ
イト部の直下を避けた位置でかつ隣接気筒間に相
当する各位置にクランクシヤフトの回転方向に延
びる凹溝が設けられたものから成る。
レートは、多気筒エンジンのオイルパンの横断面
全域にわたつて拡がる板状体から成り、クランク
シヤフトのカウンタウエイト部の回転軌跡に近接
させて設けられ、カウンタウエイト部の回転域の
下方でエンジン幅方向両側に対応する位置にそれ
ぞれエンジンの長手方向に延びる長穴が設けら
れ、該長穴のうちカウンタウエイト部回転方向に
みてカウンタウエイト部が早く到達する側の長穴
の少なくとも一部がシリンダヘツド側からのオイ
ルの戻し穴の下方に位置しており、カウンタウエ
イト部の直下を避けた位置でかつ隣接気筒間に相
当する各位置にクランクシヤフトの回転方向に延
びる凹溝が設けられたものから成る。
[作用]
このようなオイルパンバツフルプレートにおい
ては、バツフルプレートがオイルパン横断面全域
に拡がる板状体から構成されるので、オイルパン
内のオイルとオイルパンバツフルプレート上のオ
イルとは明確に区別される。そして、エンジン幅
方向両側に設けられる長穴のうち一方の長穴は、
シリンダヘツド側からのオイルの戻し穴の下方に
位置されるので、落下してきたオイルの大部分は
該長穴を通してそのままバツフルプレート下方の
オイルパン内へと戻される。したがつて、オイル
パンバツフルプレート上へと供給されるオイルの
量は元々極く少量に抑えられる。
ては、バツフルプレートがオイルパン横断面全域
に拡がる板状体から構成されるので、オイルパン
内のオイルとオイルパンバツフルプレート上のオ
イルとは明確に区別される。そして、エンジン幅
方向両側に設けられる長穴のうち一方の長穴は、
シリンダヘツド側からのオイルの戻し穴の下方に
位置されるので、落下してきたオイルの大部分は
該長穴を通してそのままバツフルプレート下方の
オイルパン内へと戻される。したがつて、オイル
パンバツフルプレート上へと供給されるオイルの
量は元々極く少量に抑えられる。
オイルパンバツフルプレート上においては、オ
イルパンバツフルプレートがカウンタウエイト部
の回転軌跡に近接させて設けられるので、この間
の間隙が少に抑えられてこの間にあるオイル量も
少に抑えられる。そして、オイルパンバツフルプ
レート上のオイルは、カウンタウエイト部の回転
によつて前記少なる間隙を膜状に掻き上げられる
が、オイルが上記と反対側の長穴に到達するとそ
の長穴から下方のオイルパン内へと落下される。
したがつてオイルパンバツフルプレート上では、
過大な量のオイルの流入が防止されるとともに常
時新旧のオイルが入れ替えられる。
イルパンバツフルプレートがカウンタウエイト部
の回転軌跡に近接させて設けられるので、この間
の間隙が少に抑えられてこの間にあるオイル量も
少に抑えられる。そして、オイルパンバツフルプ
レート上のオイルは、カウンタウエイト部の回転
によつて前記少なる間隙を膜状に掻き上げられる
が、オイルが上記と反対側の長穴に到達するとそ
の長穴から下方のオイルパン内へと落下される。
したがつてオイルパンバツフルプレート上では、
過大な量のオイルの流入が防止されるとともに常
時新旧のオイルが入れ替えられる。
さらにオイルパンバツフルプレートのカウンタ
ウエイト部直下を避けた位置でかつ隣接気筒間に
相当する各位置には、クランクシヤフト回転方向
に延びる凹溝が設けられているので、オイルパン
バツフルプレート上に溜つたオイルがカウンタウ
エイト部により掻き上げられ、その際側方つまり
エンジン前後方向に逃げようとするオイルが容易
に凹溝内に逃がされ、側方に押しやられたオイル
が再び隣接する気筒のカウンタウエイト部と干渉
することが防止される。その結果、オイルパンバ
ツフルプレート上に流入するオイルは元々少量に
抑えられているにもかかわらずそのオイルとクラ
ンクシヤフトのカウンタウエイト部との干渉がさ
らに強力に防止され、オイル撹拌によるオイルの
泡立ち、油面上昇がより一層確実に抑制される。
ウエイト部直下を避けた位置でかつ隣接気筒間に
相当する各位置には、クランクシヤフト回転方向
に延びる凹溝が設けられているので、オイルパン
バツフルプレート上に溜つたオイルがカウンタウ
エイト部により掻き上げられ、その際側方つまり
エンジン前後方向に逃げようとするオイルが容易
に凹溝内に逃がされ、側方に押しやられたオイル
が再び隣接する気筒のカウンタウエイト部と干渉
することが防止される。その結果、オイルパンバ
ツフルプレート上に流入するオイルは元々少量に
抑えられているにもかかわらずそのオイルとクラ
ンクシヤフトのカウンタウエイト部との干渉がさ
らに強力に防止され、オイル撹拌によるオイルの
泡立ち、油面上昇がより一層確実に抑制される。
[実施例]
以下に本考案のオイルパンバツフルプレートの
望ましい実施例を図面を参照して説明する。
望ましい実施例を図面を参照して説明する。
第1図ないし第4図は、本考案の第1実施例に
係るオイルパンバツフルプレートを示しており、
4気筒エンジンに適用したものを示している。
係るオイルパンバツフルプレートを示しており、
4気筒エンジンに適用したものを示している。
第1図はオイルパンバツフルプレート1、オイ
ルパン2、およびオイルパンバツフルプレート1
とオイルパン2との間に組込まれるオイルストレ
ーナ3を分解して示している。
ルパン2、およびオイルパンバツフルプレート1
とオイルパン2との間に組込まれるオイルストレ
ーナ3を分解して示している。
オイルパンバツフルプレート1は、プレス加工
等により成形した板状体から成つており、オイル
パン2内のオイルパン2横断面の全域にわたつて
拡がり上方に向けてゆるやかな凹面になつている
凹面プレート部1aと、凹面プレート部1aの外
周全周にわたつて延びオイルパン2のフランジ2
a上に重ねられるフランジ部1bとから成つてい
る。
等により成形した板状体から成つており、オイル
パン2内のオイルパン2横断面の全域にわたつて
拡がり上方に向けてゆるやかな凹面になつている
凹面プレート部1aと、凹面プレート部1aの外
周全周にわたつて延びオイルパン2のフランジ2
a上に重ねられるフランジ部1bとから成つてい
る。
凹面プレート部1aは、第3図に示すように、
クランクシヤフトのカウンタウエイト部の回転軌
跡4に近接させて設けられる。本実施例では、カ
ウンタウエイト部の回転軌跡4と凹面プレート部
1a間の最狭部の間隔が約5mm以下に抑えられて
いる。
クランクシヤフトのカウンタウエイト部の回転軌
跡4に近接させて設けられる。本実施例では、カ
ウンタウエイト部の回転軌跡4と凹面プレート部
1a間の最狭部の間隔が約5mm以下に抑えられて
いる。
オイルパンバツフルプレート1には、4気筒エ
ンジンの各気筒の下方で、クランクシヤフトのカ
ウンタウエイト部の回転域の下方でかつエンジン
の幅方向A−A′両側に対応する位置に、エンジ
ンの長手方向B−B′に延びる長穴5a,5bが
設けられている。本実施例では、この長穴5a,
5bのうち、カウンタウエイト部の回転方向Cに
みて、カウンタウエイト部が遅く到達する側の長
穴5aの外縁には、カウンタウエイト部の回転に
対向して突出するリブ6が設けられている。リブ
6は、凹面プレート部1aと一体に形成され、長
穴5aの外縁に相当する部位の凹面プレート部1
aを上方に折り曲げることにより形成されてい
る。そして、リブ6は、長穴5aの長手方向のほ
ぼ全長にわたつて設けられている。カウンタウエ
イト部が早く到達する側に設けられた長穴5b側
には、リブは設けられていない。この長穴5b
は、シリンダヘツド側からのオイルの戻し穴(図
示略)の下方に位置している。
ンジンの各気筒の下方で、クランクシヤフトのカ
ウンタウエイト部の回転域の下方でかつエンジン
の幅方向A−A′両側に対応する位置に、エンジ
ンの長手方向B−B′に延びる長穴5a,5bが
設けられている。本実施例では、この長穴5a,
5bのうち、カウンタウエイト部の回転方向Cに
みて、カウンタウエイト部が遅く到達する側の長
穴5aの外縁には、カウンタウエイト部の回転に
対向して突出するリブ6が設けられている。リブ
6は、凹面プレート部1aと一体に形成され、長
穴5aの外縁に相当する部位の凹面プレート部1
aを上方に折り曲げることにより形成されてい
る。そして、リブ6は、長穴5aの長手方向のほ
ぼ全長にわたつて設けられている。カウンタウエ
イト部が早く到達する側に設けられた長穴5b側
には、リブは設けられていない。この長穴5b
は、シリンダヘツド側からのオイルの戻し穴(図
示略)の下方に位置している。
オイルパンバツフルプレート1の各長穴5aお
よび5b間で、各気筒間に対応する位置すなわち
カウンタウエイト部の回転域直下を避けた位置で
かつ隣接気筒間位置には、凹面プレート部1aを
横断する方向に、すなわちエンジンの幅方向A−
A′に延びる凹溝7が形成されている。凹溝7は、
プレス加工等によつて形成され、第4図に示すよ
うに、下方に向けて板面を突出させ上方に向かつ
て凹状の凹溝に形成されている。そして、凹溝7
は、第3図に示すように、凹面プレート部1aに
沿つて、凹面プレート部1aの湾曲度が大になつ
たフランジ部1bにつながる湾曲部1cまで延び
ており、剛性の高められた湾曲部1cには設けら
れていない。凹溝7の断面形状は、第4図に示す
ようななべ底形のものでなく、半円形状のもので
あつてもよく任意でよい。
よび5b間で、各気筒間に対応する位置すなわち
カウンタウエイト部の回転域直下を避けた位置で
かつ隣接気筒間位置には、凹面プレート部1aを
横断する方向に、すなわちエンジンの幅方向A−
A′に延びる凹溝7が形成されている。凹溝7は、
プレス加工等によつて形成され、第4図に示すよ
うに、下方に向けて板面を突出させ上方に向かつ
て凹状の凹溝に形成されている。そして、凹溝7
は、第3図に示すように、凹面プレート部1aに
沿つて、凹面プレート部1aの湾曲度が大になつ
たフランジ部1bにつながる湾曲部1cまで延び
ており、剛性の高められた湾曲部1cには設けら
れていない。凹溝7の断面形状は、第4図に示す
ようななべ底形のものでなく、半円形状のもので
あつてもよく任意でよい。
オイルパンバツフルプレート1のエンジン前部
方向Bに対応する部位には、穴8,9,10が設
けられている。穴8,10には、オイルパンバツ
フルプレート1下方に組込まれるオイルストレー
ナ3の取付用の足3a,3bが挿通され、穴9に
は、オイルストレーナ3のオイル管3cが挿通さ
れる。また、オイルパンバツフルプレート1のエ
ンジン後部方向B′に対応する部位には、穴11
が設けられている。
方向Bに対応する部位には、穴8,9,10が設
けられている。穴8,10には、オイルパンバツ
フルプレート1下方に組込まれるオイルストレー
ナ3の取付用の足3a,3bが挿通され、穴9に
は、オイルストレーナ3のオイル管3cが挿通さ
れる。また、オイルパンバツフルプレート1のエ
ンジン後部方向B′に対応する部位には、穴11
が設けられている。
上記のように構成されたオイルパンバツフルプ
レートにおいては、オイルパンバツフルプレート
1がオイルパン2の横断面の全域にわたつて拡が
るように設けられているので、オイルパン2内の
空間はオイルパンバツフルプレート1によつてそ
の上方と下方とに区画される。そして、クランク
シヤフトのカウンタウエイト部の回転域下方にお
いては、オイルパンバツフルプレート1の上下を
連通する穴として、クランクシヤフトの直下部に
は開口部が設けられず、エンジン幅方向の両側、
すなわちカウンタウエイト部の回転域下方の両側
にだけ長穴5a,5bが設けられるので、カウン
タウエイト部は、その回転によつて直接にはオイ
ルパン2内のオイルには当たらず、カウンタウエ
イト部が撹拌するオイルは、オイルパンバツフル
プレート1上にあるオイルに限られる。
レートにおいては、オイルパンバツフルプレート
1がオイルパン2の横断面の全域にわたつて拡が
るように設けられているので、オイルパン2内の
空間はオイルパンバツフルプレート1によつてそ
の上方と下方とに区画される。そして、クランク
シヤフトのカウンタウエイト部の回転域下方にお
いては、オイルパンバツフルプレート1の上下を
連通する穴として、クランクシヤフトの直下部に
は開口部が設けられず、エンジン幅方向の両側、
すなわちカウンタウエイト部の回転域下方の両側
にだけ長穴5a,5bが設けられるので、カウン
タウエイト部は、その回転によつて直接にはオイ
ルパン2内のオイルには当たらず、カウンタウエ
イト部が撹拌するオイルは、オイルパンバツフル
プレート1上にあるオイルに限られる。
また、オイルパンバツフルプレート1は、カウ
ンタウエイト部の回転軌跡4に近接させて設けら
れているので、オイルパンバツフルプレート1上
面とカウンタウエイト部の回転軌跡4間の間隙は
小に抑えられる。そして、エンジン運転中は、カ
ウンタウエイト部はその回転軌跡4内でオイルパ
ンバツフルプレート1上にあるオイルを掻き上げ
て、油面を回転軌跡4外に抑えようとするので、
回転軌跡4とオイルパンバツフルプレート1間の
小なる間隙でカウンタウエイト部によつて撹拌さ
れるオイル量は少に抑えられている。
ンタウエイト部の回転軌跡4に近接させて設けら
れているので、オイルパンバツフルプレート1上
面とカウンタウエイト部の回転軌跡4間の間隙は
小に抑えられる。そして、エンジン運転中は、カ
ウンタウエイト部はその回転軌跡4内でオイルパ
ンバツフルプレート1上にあるオイルを掻き上げ
て、油面を回転軌跡4外に抑えようとするので、
回転軌跡4とオイルパンバツフルプレート1間の
小なる間隙でカウンタウエイト部によつて撹拌さ
れるオイル量は少に抑えられている。
また、シリンダヘツド等からのオイル戻し穴
が、リブの設けられていない長穴5b上方に設け
られることにより、戻されてくるオイルは、その
大部分が長穴5bを通してオイルパン2内に戻さ
れ、その一部がオイルパンバツフルプレート1上
に供給される。長穴5b側にはリブが設けられて
いないのでオイルパン2内へのオイルの戻りが害
されることは少なく、オイルパンバツフルプレー
ト1上に大量のオイルが流れることは防止され
る。つまり本装置においては、オイルパンバツフ
ルプヘレート上に供給されるオイルの量は元々極
めて少ない。
が、リブの設けられていない長穴5b上方に設け
られることにより、戻されてくるオイルは、その
大部分が長穴5bを通してオイルパン2内に戻さ
れ、その一部がオイルパンバツフルプレート1上
に供給される。長穴5b側にはリブが設けられて
いないのでオイルパン2内へのオイルの戻りが害
されることは少なく、オイルパンバツフルプレー
ト1上に大量のオイルが流れることは防止され
る。つまり本装置においては、オイルパンバツフ
ルプヘレート上に供給されるオイルの量は元々極
めて少ない。
オイルパンバツフルプレート1上に流入したオ
イルは、クランクシヤフトのカウンタウエイト部
の回転によつて、前記小なる間隙を膜状に長穴5
a方向に向けて掻き上げられるが、その流れが長
穴5aに到達するとリブ6に当たつて流れが堰止
められ、オイルは長穴5aから下方のオイルパン
2内に落下する。したがつて、オイルパンバツフ
ルプレート1上に流入したオイルは、カウンタウ
エイト部の回転によつて回転方向にほぼ層状に流
されるとともに順次長穴5aからオイルパン2内
に戻され、オイルパンバツフルプレート1上には
常に少量のオイルだけしか存在しないとともに常
時新旧のオイルが少量づつ入れ替えられる。
イルは、クランクシヤフトのカウンタウエイト部
の回転によつて、前記小なる間隙を膜状に長穴5
a方向に向けて掻き上げられるが、その流れが長
穴5aに到達するとリブ6に当たつて流れが堰止
められ、オイルは長穴5aから下方のオイルパン
2内に落下する。したがつて、オイルパンバツフ
ルプレート1上に流入したオイルは、カウンタウ
エイト部の回転によつて回転方向にほぼ層状に流
されるとともに順次長穴5aからオイルパン2内
に戻され、オイルパンバツフルプレート1上には
常に少量のオイルだけしか存在しないとともに常
時新旧のオイルが少量づつ入れ替えられる。
さらに、上述の如くカウンタウエイト部がオイ
ルパンバツフルプレート1上のオイルを掻き上げ
る際、プレート上のオイルは回転軌跡4外に押し
やられ、カウンタウエイト部とともにその回転方
向に掻き上げられるオイル以外は、側方、つまり
第2図のB−B方向に押しやられる。このオイル
をそのまま放置すれば、該オイルは隣接する気筒
のカウンタウエイト部に再び干渉するおそれがあ
るが、オイルパンバツフルプレート1のカウンタ
ウエイト部直下を避けた位置でかつ隣接気筒間に
は凹溝7が設けられているので、上記のように少
量に保たれるオイルパンバツフルプレート1上の
オイイルは凹溝7内に逃がされ、凹溝7以外のオ
イルパンバツフルプレート1上に溜まるオイルは
さらに少量に抑えられる。そして、凹溝7はクラ
ンクシヤフト回転方向に長く延びているので、カ
ウンタウエイト部回転方向各位置にて、カウンタ
ウエイト部回転に伴なつて押しやられくるオイル
を順次効果的に捕捉していく。しかも、クランク
シヤフトのカウンタウエイト部の回転軌跡4は、
平面的にみた場合凹溝7以外の部分にあるので、
一旦凹溝7に溜つたオイルとカウンタウエイト部
との干渉は回避される。オイルパンバツフルプレ
ート1上のオイルが凹溝7に逃がされて少に抑え
られることにより、カウンタウエイト部とオイル
との干渉は一層確実に防止され、オイルの撹拌が
防止されて、オイルの泡立ち、泡立ちによる油面
上昇が防止される。
ルパンバツフルプレート1上のオイルを掻き上げ
る際、プレート上のオイルは回転軌跡4外に押し
やられ、カウンタウエイト部とともにその回転方
向に掻き上げられるオイル以外は、側方、つまり
第2図のB−B方向に押しやられる。このオイル
をそのまま放置すれば、該オイルは隣接する気筒
のカウンタウエイト部に再び干渉するおそれがあ
るが、オイルパンバツフルプレート1のカウンタ
ウエイト部直下を避けた位置でかつ隣接気筒間に
は凹溝7が設けられているので、上記のように少
量に保たれるオイルパンバツフルプレート1上の
オイイルは凹溝7内に逃がされ、凹溝7以外のオ
イルパンバツフルプレート1上に溜まるオイルは
さらに少量に抑えられる。そして、凹溝7はクラ
ンクシヤフト回転方向に長く延びているので、カ
ウンタウエイト部回転方向各位置にて、カウンタ
ウエイト部回転に伴なつて押しやられくるオイル
を順次効果的に捕捉していく。しかも、クランク
シヤフトのカウンタウエイト部の回転軌跡4は、
平面的にみた場合凹溝7以外の部分にあるので、
一旦凹溝7に溜つたオイルとカウンタウエイト部
との干渉は回避される。オイルパンバツフルプレ
ート1上のオイルが凹溝7に逃がされて少に抑え
られることにより、カウンタウエイト部とオイル
との干渉は一層確実に防止され、オイルの撹拌が
防止されて、オイルの泡立ち、泡立ちによる油面
上昇が防止される。
また、凹溝7は、板状体であるオイルパンバツ
フルプレート1の凹面プレート部1aの補強のた
めのリブの機能も果たし、オイルパンバツフルプ
レート1の所定の形状を維持するとともに、車両
の振動等に対してカウンタウエイト部の回転軌跡
4とオイルパンバツフルプレート1上面間の間隙
を所定の寸法以下に維持している。この寸法が維
持される結果、この間のオイル量の増大も抑えら
れ、前述の泡立ち防止、油面上昇防止機能が安定
して発揮される。
フルプレート1の凹面プレート部1aの補強のた
めのリブの機能も果たし、オイルパンバツフルプ
レート1の所定の形状を維持するとともに、車両
の振動等に対してカウンタウエイト部の回転軌跡
4とオイルパンバツフルプレート1上面間の間隙
を所定の寸法以下に維持している。この寸法が維
持される結果、この間のオイル量の増大も抑えら
れ、前述の泡立ち防止、油面上昇防止機能が安定
して発揮される。
つぎに、第5図および第6図に本考案の第2実
施例に係るオイルパンバツフルプレートを示す。
本実施例においては、オイルパンバツフルプレー
ト1に設けられる凹溝7に、オイルパンバツフル
プレート1の上下を連通する穴12が設けられて
いる。穴12には、本実施例では、凹溝7の長手
方向中央部に設けられ、凹溝7の最下部の位置に
設けられている。
施例に係るオイルパンバツフルプレートを示す。
本実施例においては、オイルパンバツフルプレー
ト1に設けられる凹溝7に、オイルパンバツフル
プレート1の上下を連通する穴12が設けられて
いる。穴12には、本実施例では、凹溝7の長手
方向中央部に設けられ、凹溝7の最下部の位置に
設けられている。
このようなオイルパンバツフルプレートにおい
ては、オイルパンバツフルプレート1の上面上で
凹溝7に逃がされたオイルは、さらに穴12から
下方のオイルパン2内に落下するので、オイルパ
ンバツフルプレート1上面にオイルが溜まること
が防止され、オイルとカウンタウエイト部との干
渉がさらに抑止されて、オイルの撹拌が防止され
る。その他の構成、作用は第1実施例に準じる。
ては、オイルパンバツフルプレート1の上面上で
凹溝7に逃がされたオイルは、さらに穴12から
下方のオイルパン2内に落下するので、オイルパ
ンバツフルプレート1上面にオイルが溜まること
が防止され、オイルとカウンタウエイト部との干
渉がさらに抑止されて、オイルの撹拌が防止され
る。その他の構成、作用は第1実施例に準じる。
[考案の効果]
以上説明したように、本考案のオイルパンバツ
フルプレートによるときは、クランクシヤフトの
カウンタウエイト部の回転軌跡に近接させて、オ
イルパン横断面全域に拡がり、エンジン幅方向両
側に長穴を有し、一方側の長穴がシリンダヘツド
側からのオイルの戻し穴の下方に位置するオイル
パンバツフルプレートを設け、カウンタウエイト
部が直接オイルパン内のオイルを撹拌することを
防止するとともに、オイルパンバツフルプレート
上に供給されるオイルの量を元々極く少量に抑
え、さらにオイルパンバツフルプレート上の隣接
気筒間に凹溝を設けて、カウンタウエイト部回転
に伴ないオイルパンバツフルプレート上を押しや
られてくるオイルを凹溝に効率よく逃がして上面
には極く少量のオイルしか存在しないようにした
ので、クランクシヤフトによるオイルの撹拌を大
幅に抑制することができ、オイル撹拌によるオイ
ルの泡立ちおよび油面上昇を防止することができ
る。
フルプレートによるときは、クランクシヤフトの
カウンタウエイト部の回転軌跡に近接させて、オ
イルパン横断面全域に拡がり、エンジン幅方向両
側に長穴を有し、一方側の長穴がシリンダヘツド
側からのオイルの戻し穴の下方に位置するオイル
パンバツフルプレートを設け、カウンタウエイト
部が直接オイルパン内のオイルを撹拌することを
防止するとともに、オイルパンバツフルプレート
上に供給されるオイルの量を元々極く少量に抑
え、さらにオイルパンバツフルプレート上の隣接
気筒間に凹溝を設けて、カウンタウエイト部回転
に伴ないオイルパンバツフルプレート上を押しや
られてくるオイルを凹溝に効率よく逃がして上面
には極く少量のオイルしか存在しないようにした
ので、クランクシヤフトによるオイルの撹拌を大
幅に抑制することができ、オイル撹拌によるオイ
ルの泡立ちおよび油面上昇を防止することができ
る。
また、凹溝はオイルパンバツフルプレートの補
強のためのリブ機能を発揮するので、オイルパン
バツフルプレートの振動、さらにはそれによる騒
音発生を抑え、しかもカウンタウエイト部の回転
軌跡とプレート上面間寸法を小に維持してこの間
のオイル量を安定して小に抑えることができる。
強のためのリブ機能を発揮するので、オイルパン
バツフルプレートの振動、さらにはそれによる騒
音発生を抑え、しかもカウンタウエイト部の回転
軌跡とプレート上面間寸法を小に維持してこの間
のオイル量を安定して小に抑えることができる。
そして、オイルの泡立ちおよび油面上昇の防止
により、エンジンのパワーロスの抑制、PCV系
に逃げるオイル量抑制によるオイル消費量の抑
制、およびPCV系の排気浄化性能の維持をはか
ることができる。
により、エンジンのパワーロスの抑制、PCV系
に逃げるオイル量抑制によるオイル消費量の抑
制、およびPCV系の排気浄化性能の維持をはか
ることができる。
第1図は本考案の第1実施例に係るオイルパン
バツフルプレートの分解斜視図、第2図は第1図
の装置の平面図、第3図は第2図の装置の−
線に沿う縦断面図、第4図は第2図の装置の−
線に沿う縦断面図、第5図は本考案の第2実施
例に係るオイルパンバツフルプレートの平面図、
第6図は第5図の装置の−線に沿う縦断面図
である。 1……オイルパンバツフルプレート、1a……
凹面プレート部、1b……フランジ部、2……オ
イルパン、4……クランクシヤフトのカウンタウ
エイト部の回転軌跡、5a,5b……長穴、6…
…リブ、7……凹溝、12……穴、A−A′……
エンジンの幅方向、B−B′……エンジンの長手
方向、C……クランクシヤフトのカウンタウエイ
ト部の回転方向。
バツフルプレートの分解斜視図、第2図は第1図
の装置の平面図、第3図は第2図の装置の−
線に沿う縦断面図、第4図は第2図の装置の−
線に沿う縦断面図、第5図は本考案の第2実施
例に係るオイルパンバツフルプレートの平面図、
第6図は第5図の装置の−線に沿う縦断面図
である。 1……オイルパンバツフルプレート、1a……
凹面プレート部、1b……フランジ部、2……オ
イルパン、4……クランクシヤフトのカウンタウ
エイト部の回転軌跡、5a,5b……長穴、6…
…リブ、7……凹溝、12……穴、A−A′……
エンジンの幅方向、B−B′……エンジンの長手
方向、C……クランクシヤフトのカウンタウエイ
ト部の回転方向。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 多気筒エンジンのオイルパンの横断面全域に
わたつて拡がる板状体から成り、クランクシヤ
フトのカウンタウエイト部の回転軌跡に近接さ
せて設けられ、前記カウンタウエイト部の回転
域の下方でエンジンの幅方向両側に対応する位
置にそれぞれエンジンの長手方向に延びる長穴
が設けられ、該長穴のうち前記カウンタウエイ
ト部の回転方向にみてカウンタウエイト部が早
く到達する側の長穴の少なくとも一部がシリン
ダヘツド側からのオイルの戻し穴の下方に位置
しており、かつ前記カウンタウエイト部の直下
を避けた位置で隣接気筒間に相当する各位置に
クランクシヤフトの回転方向に延びる凹溝が設
けられていることを特徴とするオイルパンバツ
フルプレート。 (2) 前記凹溝に、オイルパンバツフルプレートの
上下を連通する穴が設けられている実用新案登
録請求の範囲第1項に記載のオイルパンバツフ
ルプレート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5403483U JPS59159711U (ja) | 1983-04-13 | 1983-04-13 | オイルパンバツフルプレ−ト |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5403483U JPS59159711U (ja) | 1983-04-13 | 1983-04-13 | オイルパンバツフルプレ−ト |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59159711U JPS59159711U (ja) | 1984-10-26 |
| JPS6335135Y2 true JPS6335135Y2 (ja) | 1988-09-19 |
Family
ID=30184383
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5403483U Granted JPS59159711U (ja) | 1983-04-13 | 1983-04-13 | オイルパンバツフルプレ−ト |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59159711U (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0623704Y2 (ja) * | 1987-04-14 | 1994-06-22 | 本田技研工業株式会社 | エンジンのオイルパンにおけるオイルミスト抑制構造 |
| JPH0623694Y2 (ja) * | 1987-07-15 | 1994-06-22 | マツダ株式会社 | エンジンのオイル通路構造 |
| FR2969695B1 (fr) * | 2010-12-23 | 2012-12-21 | Renault Sa | Carter d'huile pour moteur thermique |
| JP6302304B2 (ja) * | 2014-03-18 | 2018-03-28 | 株式会社クボタ | エンジン |
| WO2022172315A1 (ja) * | 2021-02-09 | 2022-08-18 | カワサキモータース株式会社 | 動力装置および移動用推進装置 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5647611A (en) * | 1979-09-25 | 1981-04-30 | Yamaha Motor Co Ltd | Oil pan |
| JPS5888416A (ja) * | 1981-11-21 | 1983-05-26 | Yamaha Motor Co Ltd | ウエツトサンプ式エンジン |
-
1983
- 1983-04-13 JP JP5403483U patent/JPS59159711U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59159711U (ja) | 1984-10-26 |
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