JPH0622169A - クロック生成回路及びゴーストモニタ - Google Patents

クロック生成回路及びゴーストモニタ

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JPH0622169A
JPH0622169A JP4172827A JP17282792A JPH0622169A JP H0622169 A JPH0622169 A JP H0622169A JP 4172827 A JP4172827 A JP 4172827A JP 17282792 A JP17282792 A JP 17282792A JP H0622169 A JPH0622169 A JP H0622169A
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JP
Japan
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signal
circuit
phase
correlation
clock
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JP4172827A
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English (en)
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Hideki Akimoto
秀樹 秋本
Shingo Takano
真吾 高野
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Faurecia Clarion Electronics Co Ltd
Original Assignee
Clarion Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 安定したクロックを生成するクロック生成回
路を提供する。 【構成】 同期分離回路1によって映像信号から同期信
号を抽出する。第1のPLL回路Aによって前記同期信
号から第1のクロックを生成する。Y/C分離回路5に
よって映像信号から輝度信号を抽出する。高域信号抽出
回路Bによって前記輝度信号から該信号の立上がり高域
信号を抽出する。反転信号生成回路Cによって前記高域
信号から水平同期信号を抽出し、この水平同期信号を所
定時間反転させて反転信号を生成する。位相信号生成回
路Dによって前記水平同期信号から前記反転信号と略位
相合わせした位相信号を生成する。相関器21によって
前記反転信号と前記位相信号との相関信号を生成する。
基本波相関信号抽出回路Eによって前記相関信号から該
信号の基本波成分の自己相関信号を抽出する。第2のP
LL回路Fによって前記自己相関信号から第2のクロッ
クを生成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は安定したクロックの生成
によるテレビジョン受信の改善に関するもので、特に、
受像機のクロック生成回路の改良、及びこのクロック生
成回路の主要部を応用したゴーストモニタに係る。
【0002】
【従来の技術】従来から、テレビジョン受像機に用いら
れるクロック生成回路として、PLL方式の回路が知ら
れている。この回路は図6に示すように、同期分離回路
1と位相比較器2とVCO3と分周器4から構成され、
同期分離回路1で映像信号から同期信号を抽出し、この
同期信号に基づいて映像信号に同調したクロックを生成
するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
このタイプのクロック生成回路には、次のような問題点
があった。すなわち、従来のクロック生成回路では、ク
ロックの生成を入力信号に依存して行い、しかも、ジッ
タやゴーストなどの外乱に対してクロックを安定させる
措置が不十分であった。このため、このタイプのクロッ
ク生成回路を有するテレビジョン受像機には、映像信号
に含まれるジッタやゴーストの影響によってクロックが
不安定化し、同期が不完全になるという問題点があっ
た。特に、この種の受像機を車載テレビジョンとして用
い、移動受信を行うと、車両の移動や振動によって一層
ジッタが生じやすく、この影響で受信状態が悪化しやす
いという問題点があった。
【0004】また、このようにクロックが不安定である
ため、受信障害のゴーストを測定するゴーストモニタに
おいても、次のような問題点があった。すなわち、従来
のゴーストモニタでは、ゴースト測定の基準は、間隔が
長く比較的安定した垂直同期信号を基準に測定されてい
た。例えば、映像信号の垂直同期信号の前縁から順次サ
ンプルホールドし、検波位相を回転させながら同期検波
を行うことにより、ゴーストの遅延時間、ゴーストの程
度(D/U比)を測定していた。しかし、従来のこの種
のゴーストモニタは、測定基準が垂直同期信号のみであ
るため、1フィールドより短い時間内にゴーストが高速
に変化した場合、この変化を水平同期信号との関係で測
定することができず、変化が確認できないという問題点
を有していた。
【0005】本発明は、上記の従来技術の問題点を解決
するために提案されたもので、その目的は、安定したク
ロックを生成するクロック生成回路を提供することであ
る。また、本発明の他の目的は、このクロック生成回路
の主要部を応用し、ゴーストの高速な変化をモニタ可能
なゴーストモニタを提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達するた
め、本発明のクロック生成回路は、映像信号から輝度信
号を抽出する輝度信号抽出手段と、前記輝度信号から該
信号の立上がり高域信号を抽出する高域信号抽出手段
と、前記高域信号から水平同期信号を抽出し、この水平
同期信号を所定時間反転させて反転信号を生成する反転
信号生成手段と、前記水平同期信号から前記反転信号と
略位相合わせした位相信号を生成する位相信号生成手段
と、前記反転信号と前記位相信号との相関信号を生成す
る相関信号生成手段と、前記相関信号から該信号の基本
波成分の自己相関信号を抽出する基本波相関信号抽出手
段と、前記自己相関信号からクロックを生成するクロッ
ク生成手段とを備えたことを特徴とする。
【0007】また、請求項2記載のゴーストモニタは、
映像信号から輝度信号を抽出する輝度信号抽出手段と、
前記映像信号から複合同期信号を抽出する同期信号抽出
手段と、前記輝度信号から該信号の立上がり高域信号を
抽出する高域信号抽出手段と、前記高域信号から水平同
期信号を抽出し、この水平同期信号を所定時間反転させ
て反転信号を生成する反転信号生成手段と、前記水平同
期信号から前記反転信号と略位相合わせした位相信号を
生成する位相信号生成手段と、前記反転信号と前記位相
信号との相関信号を生成する相関信号生成手段と、前記
相関信号と前記複合同期信号とを合成し、モニタ表示の
ための表示信号を生成する合成手段とを有することを特
徴とする。
【0008】
【作用】上記のような構成を有する本発明は、次のよう
な作用を有する。すなわち、請求項1のクロック生成回
路では、反転信号生成手段が水平同期信号を所定時間反
転させて反転信号を、同時に、位相信号生成手段が前記
水平同期信号を前記反転信号と略位相合わせして位相信
号を、それぞれ生成する。そして、相関信号生成手段が
前記反転信号と前記位相信号との相関信号を生成する。
このとき、前記反転信号と前記位相信号とは時間的方向
性が反転しているので、映像信号のジッタによる前記水
平同期信号の間隔のずれは、相関信号生成時に反転信号
と位相信号の間で相殺される。したがって、安定したク
ロックを生成することができる。
【0009】また、同回路では、基本波相関信号抽出手
段が前記相関信号から該信号の基本波成分の自己相関信
号を抽出するので、基本波同士に比べて基本波との相関
性が弱いゴーストの影響をクロックから排除することが
できる。
【0010】また、請求項2のゴーストモニタでは、請
求項1のクロック生成回路と同様に、基本波を示す基本
波相関信号の生成が水平同期信号に基づいて行われるの
で、1フィールドより短い期間内に生じたゴーストの変
化をモニタすることができる。
【0011】また、請求項1のクロック生成回路と同様
に、水平同期信号の間隔のずれが相殺されるので、安定
した正確な基本波との関係でゴーストの遅延時間やD/
U比を確認することができる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を、図面に従って具体
的に説明する。
【0013】A.第1実施例 (1)第1実施例の構成…図1 [全体的構成]本実施例は、テレビジョン受像機のクロ
ック生成回路であり、前記映像信号から同期信号を抽出
する同期分離回路1と、前記同期信号から第1のクロッ
クを生成する第1のPLL回路Aと、映像信号から輝度
信号を抽出するY/C分離回路5と、前記輝度信号から
該信号の立上がり高域信号を抽出する高域信号抽出回路
Bと、前記高域信号から水平同期信号を抽出し、この水
平同期信号を所定時間反転させて反転信号を生成する反
転信号生成回路Cと、前記水平同期信号から前記反転信
号と略位相合わせした位相信号を生成する位相信号生成
回路Dと、前記反転信号と前記位相信号との相関信号を
生成する相関器21と、前記相関信号から該信号の基本
波成分の自己相関信号を抽出する基本波相関信号抽出回
路Eと、前記自己相関信号から第2のクロックを生成す
る第2のPLL回路Fとを有する。
【0014】[同期分離回路]同期分離回路1の入力側
はクロック生成回路外部の映像信号入力線に接続されて
いる。また、同期分離回路1の出力側は第1のPLL回
路Aの入力側に接続されている。
【0015】[第1のPLL回路]第1のPLL回路A
は、位相比較器2と、VCO3と、分周器4とを有す
る。この位相比較器2の第1の入力側は第1のPLL回
路Aの入力側として、同期分離回路1の出力側に接続さ
れている。また、位相比較器2の出力側はVCO3の入
力側に接続されている。また、VCO3の出力側は、分
周器4の入力側に接続されていると同時に、第1のPL
L回路Aの出力側として、後述のA/D変換回路9のサ
ンプリングクロック入力ポートに接続されている。ま
た、分周器4の出力側は位相比較器2の第2の入力側に
接続されている。
【0016】[Y/C分離回路]Y/C分離回路5の入
力側は前記同期分離回路1と同時に、前記映像信号入力
線に接続されている。また、Y/C分離回路5の出力側
は高域信号抽出回路Bの入力側に接続されている。
【0017】[高域信号抽出回路]高域信号抽出回路B
は、LPF6と、微分回路7と、クリップ回路8とを有
する。このLPF6の入力側は高域信号抽出回路Bの入
力側として、Y/C分離回路5の出力側に接続されてい
る。また、LPF6の出力側は微分回路7の入力側に接
続されている。また、微分回路7の出力側はクリップ回
路8の入力側に接続されている。また、クリップ回路8
の出力側は高域信号抽出回路Bの出力側として、反転信
号生成回路C及び位相信号生成回路Dの入力側であるA
/D変換回路9の入力側に接続されている。
【0018】[反転信号生成回路]反転信号生成回路C
は、前記高域成分信号から水平同期信号を抽出するA/
D変換回路9及び水平同期期間抜出回路11と、この水
平同期信号を所定時間反転させて反転信号を生成する時
間軸反転回路13・D/A変換回路15・振幅変調回路
17及びBPF20とを有する。このうちA/D変換回
路9は、反転信号生成回路Cのみならず位相信号生成回
路Dを構成する役割をも併有する。すなわち、A/D変
換回路9の入力側は反転信号生成回路C及び位相信号生
成回路Dの入力側として、高域信号抽出回路Bの出力側
に接続されている。また、A/D変換回路9の出力側は
2系統に分配され、その一方が反転信号生成回路Cを構
成する水平同期期間抜出回路11の入力側に接続され、
他方が位相信号生成回路Dを構成する水平同期期間抜出
回路10の入力側に接続されている。
【0019】また、このA/D変換回路9のサンプリン
グクロック入力ポートは、前記第1のPLL回路の出力
側に接続されている。また、水平同期期間抜出回路11
の出力側は時間軸反転回路13の入力側に接続されてい
る。また、時間軸反転回路13の出力側はD/A変換回
路15の入力側に接続されている。また、D/A変換回
路15の出力側は振幅変調回路17の入力側に接続され
ている。ここで、この振幅変調回路17と後述の振幅変
調回路16の変調周波入力ポートには発振器18が接続
されている。また、振幅変調回路17の出力側はBPF
20の入力側に接続されている。また、BPF20の出
力側は反転信号生成回路Cの出力側として、相関器21
の第1の入力側に接続されている。
【0020】[位相信号生成回路]位相信号生成回路D
は、A/D変換回路9・水平同期期間抜出回路10・D
/A変換回路14・振幅変調回路16・BPF19を有
し、反転信号生成回路Cと略同一に構成されているが、
時間軸反転回路13の代りに、前記反転信号と略位相合
わせした位相信号を生成する遅延回路12が設けられて
いる。位相信号生成回路Dを構成する水平同期期間抜出
回路10の入力側はA/D変換回路9の出力側に接続さ
れている。また、BPF19の出力側は位相信号生成回
路Dの出力側として、相関器21の第2の入力側に接続
されている。
【0021】[相関器]相関器21は弾性表面遅延線を
用いたものであり、この相関器21の第1と第2の入力
側は、それぞれ、反転信号生成回路Cと位相信号生成回
路Dの出力側に接続されている。また、相関器21の出
力側は基本波相関信号抽出回路Eの入力側に接続されて
いる。
【0022】[基本波相関信号抽出回路]基本波相関信
号抽出回路Eは、BPF22と、検波回路23と、クリ
ップ回路24と、fHパルス生成回路25とを有する。
このうち、BPF22の入力側は基本波相関信号抽出回
路Eの入力側として、相関器21の出力側に接続されて
いる。また、BPF22の出力側は検波回路23の入力
側に接続されている。また、検波回路23の出力側はク
リップ回路24の入力側に接続されている。また、クリ
ップ回路24の出力側はfHパルス生成回路25の出力
側に接続されている。また、fHパルス生成回路25の
出力側は基本波相関信号抽出回路Eの出力側として、第
2のPLL回路Fの入力側に接続されている。
【0023】[第2のPLL回路]第2のPLL回路F
は、位相比較器26と、VCO27と、分周器28とを
有し、この位相比較器26の第1の入力側は第2のPL
L回路Fの入力側として、fHパルス生成回路25の出
力側に接続されている。また、位相比較器26の出力側
はVCO27の入力側に接続されている。また、VCO
27の出力側は分周器28の入力側に接続されている。
このVCO27の出力側は、同時に、第2のPLL回路
Fの出力側として、クロック生成回路外部のクロック出
力線に接続されている。また、分周器28の出力側は位
相比較器26の第2の入力側に接続されている。
【0024】(2)第1実施例の作用及び効果…図2 以上のような構成を有する本実施例のクロック生成回路
によるクロック生成は、次のように行われる。
【0025】[映像信号の入力]外部の映像信号入力線
から本クロック生成回路に入力された映像信号は2系統
に分配され、それぞれ、同期分離回路1とY/C分離回
路5に同時に入力される。
【0026】[第1のクロックの生成]同期分離回路1
は入力された映像信号から水平同期信号を抽出し、これ
を第1のPLL回路Aに対して出力する。第1のPLL
回路Aは入力された水平同期信号から第1のクロックを
生成し、これをサンプリングクロックとしてA/D変換
回路9に対して出力する。
【0027】[輝度信号の抽出]一方、Y/C分離回路
5は入力された映像信号から輝度信号を抽出し、これを
高域信号抽出回路Bの入力側であるLPF6に対して出
力する。この輝度信号は、遅延時間tτを伴うゴースト
が付加されたものである(図2のア)。
【0028】[立上がり高域信号の抽出]高域信号抽出
回路Bは入力された輝度信号から次のように立上がり高
域信号を抽出し、これを反転信号生成回路Cと位相信号
生成回路Dに出力する。すなわち、LPF6は入力され
た輝度信号を帯域制限してS/N比を改善し、これを微
分回路7に対して出力する。微分回路7は、この信号か
ら輪郭部分である立上がりと立下がり部分を抽出し(図
2のイ)、これをクリップ回路8に対して出力する。ク
リップ回路8は、この信号から−側の信号を除去し、+
側の高域部分を抽出して立上がり高域信号とし(図2の
ウ)、これを反転信号生成回路C及び位相信号生成回路
Dの入力側であるA/D変換回路9に対して出力する。
【0029】[反転信号の生成]反転信号生成回路Cは
入力された立上がり高域信号から次のように水平同期信
号を抽出し、この水平同期信号を所定時間反転させて反
転信号を生成し、これを相関器21に対して出力する。
すなわち、A/D変換回路9は第1のクロックをサンプ
リングクロックとして立上がり高域信号(ウ)をデジタ
ル信号に変換する。このデジタル信号は2系統に分配さ
れ、それぞれ、反転信号生成回路Cの水平同期期間抜出
回路11と位相信号生成回路Dの水平同期期間抜出回路
10に入力される。反転信号生成回路Cの水平同期期間
抜出回路11は、入力されたデジタル信号から水平同期
信号の時間幅を含む水平同期期間を抽出してこの期間以
外の信号を除去し、これを時間軸反転回路13に対して
出力する。時間軸反転回路13は入力されたデジタル信
号の時間的方向性を反転させ、この信号をD/A変換回
路15に対して出力する。D/A変換回路15は入力さ
れたデジタル信号をアナログ信号に変換し、これを振幅
変調回路17に対して出力する。この信号は振幅変調回
路17とBPF20を経由して反転信号となり(図2の
オ)、相関器21の第1の入力側に対して出力される。
【0030】[位相信号の生成]位相信号生成回路D
は、反転信号生成回路Cと略同一の動作順序で、入力さ
れた立上がり高域信号から水平同期信号を抽出し、遅延
回路12がこの水平同期信号をtd遅延させ、前記反転
信号と略位相合わせして位相信号(図2のエ)を生成
し、これを相関器21の第2の入力側に対して出力す
る。
【0031】[相関信号の生成]相関器21は入力され
た反転信号と位相信号との相関信号を生成し(図2の
カ)、これを基本波相関信号抽出回路Eに対して出力す
る。ここで、位相信号をf(t)、反転信号をg(t)
とすると、相関信号c(t)は次式のようになる。
【0032】
【数1】 すなわち、t=0の瞬間に自己相関出力ピークを得るこ
とができる。
【0033】なお、相関器21は弾性表面遅延線を用い
ており、相関器21内部での反転信号と位相信号の伝搬
方向は逆になる。そして、前記反転信号と前記位相信号
とは時間的方向性が反転しているので、映像信号のジッ
タによる前記水平同期信号の間隔のずれは、相関信号生
成時に反転信号と位相信号の間で相殺される。
【0034】[基本波相関信号の抽出]基本波相関信号
抽出回路Eは、入力された相関信号から該信号の基本波
成分の自己相関信号を抽出して基本波相関信号とし、こ
れを第2のPLL回路に対して出力する。すなわち、入
力された相関信号はBPF22と検波回路23を介して
クリップ回路24に入力される。ここで、クリップ回路
24は、基本波の自己相関は基本波とゴーストの相関よ
りも通常大きくなることを利用して、入力された信号か
ら基本波自己相関信号のみを抽出し、ゴーストの影響を
信号から排除する(図2のキ)。この基本波自己相関信
号はfHパルス生成回路25に対して出力され、fHパ
ルス生成回路25は1/fH周期のパルスを生成し、こ
れを第2のPLL回路Fに対して出力する。
【0035】[第2のクロックの生成]第2のPLL回
路Fは入力された基本波自己相関信号から第2のクロッ
クを生成し、クロック出力線からクロック生成回路外部
に出力する。ここで第2のクロック生成の基礎となる基
本波自己相関信号(図2のキ)からは、上記のように、
ジッタの影響が反転信号生成回路C、位相信号生成回路
D及び相関器21によって、ゴーストの影響は基本波相
関信号抽出回路Eによって、除去されている。したがっ
て、本実施例のクロック生成回路によれば、安定したク
ロックを生成することができる。
【0036】B.第2実施例 (1)第2実施例の構成…図3 [全体的構成]本実施例は、テレビジョン受像機のクロ
ック生成回路であり、同期分離回路1と、水平同期信号
からクロックを生成するPLL回路Aと、前記クロック
から複合同期信号を生成する同期生成回路29と、Y/
C分離回路5と、高域信号抽出回路Bと、反転信号生成
回路Cと、位相信号生成回路Dと、相関器21と、相関
信号と前記複合同期信号とを合成し、モニタ表示のため
の表示信号を生成する加算器30と、モニタ31とを有
する。
【0037】[第1実施例との共通点]以上のうち、同
期分離回1路、PLL回路A、Y/C分離回路5、高域
信号抽出回路B、反転信号生成回路C、位相信号生成回
路D及び相関器21については、第1実施例と同様に構
成されている。
【0038】[同期生成回路]一方、第2実施例固有の
同期生成回路29の入力側はPLL回路Aの出力側に接
続されている。また、同期生成回路29の出力側は加算
器30の第1の入力側に接続されている。なお、クロッ
クについては、A/D変換回路9において、サンプリン
グクロックとして利用してもよい。
【0039】[加算器]加算器の第2の入力側はBPF
32と検波回路33とを介して、相関器21の出力側に
接続されている。また、加算器30の出力側はモニタ3
1に接続されている。
【0040】(2)第2実施例の作用及び効果…図4 本実施例においては、同期分離回路1が映像信号から水
平同期信号を抽出し、PLL回路Aが前記水平同期信号
からクロックを生成し、同期生成回路29が前記クロッ
クから複合同期信号を生成する一方、第1実施例と略同
様に、Y/C分離回路5が映像信号から輝度信号(図4
のク)を抽出し、高域信号抽出回路Bが前記輝度信号か
ら該信号の立上がり(図4のケ)高域信号(図4のコ)
を抽出し、反転信号生成回路Cが前記高域信号から水平
同期信号を抽出し(図4のサ)、この水平同期信号を所
定時間反転させて反転信号(図4のシ)を生成すると同
時に、位相信号生成回路Dが前記水平同期信号から前記
反転信号と略位相合わせした位相信号(図4のサ、本実
施例では遅延時間0)を生成し、相関器21がこれら反
転信号と位相信号との相関信号(図4のス)を生成し、
加算器30が入力された相関信号と前記複合同期信号を
加算して表示信号(図4のセ)に合成し、モニタ31が
これを画面表示する。
【0041】このときのモニタ表示では、図5に示すよ
うに、(a)(b)の時間差が遅延時間(tτ/2)を
表し、(a)(b)の輝度の差がD/U比((exp
(−ar cosh(1/2n)))を表す。以上のよ
うに、本実施例によれば、基本波を示す基本波相関信号
の生成が、水平同期信号に基づいて行われるので、1フ
ィールドより短い期間内に生じたゴーストの高速な変化
をモニタすることができる。また、第1実施例と同様、
基本波相関信号からゴースト自体やジッタの影響が除去
されるので、安定した正確な基本波との関係でゴースト
の遅延時間やD/U比を確認することができる。
【0042】C.他の実施例 なお、本発明は、上記の実施例に限定されるものではな
く、次のような他の実施例を包含する。例えば、第1及
び第2実施例において、相関信号はベースバンド信号を
変調せずに映像信号から直接生成してもよい。すなわ
ち、振幅変調器14,19を通さずに相関信号を生成し
てもよい。
【0043】
【発明の効果】以上のように、請求項1の本発明によれ
ば、安定したクロックを生成するクロック生成回路を提
供することができる。また、これを応用した請求項2の
発明によれば、高速なゴーストの変化をモニタ可能なゴ
ーストモニタを提供することができる。特に、請求項2
の発明は、車載用テレビジョン受像機のゴースト除去に
利用することができる。したがって、以上の本発明によ
れば、テレビジョン受像機の受信状態を改善することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例のクロック生成回路のブロ
ック図。
【図2】同回路内の各信号の波形図。
【図3】本発明の第2実施例のゴーストモニタの回路ブ
ロック図。
【図4】同回路内の各信号の波形図。
【図5】同ゴーストモニタによるモニタ表示の図。
【図6】従来のクロック生成回路のブロック図。
【符号の説明】 A:(第1の)PLL回路 B:高域信号抽出回路 C:反転信号生成回路 D:位相信号生成回路 E:基本派相関信号抽出回路 F:第2のPLL回路 1: 同期分離回路 2,26: 位相比較器 3,27: VCO 4,28: 分周器 5: Y/C分離回路 6: LPF 7: 微分回路 8,24: クリップ回路 9: A/D変換回路 10,11: 水平同期期間抜出回路 12: 遅延回路 13: 時間軸反転回路 14,15: D/A変換回路 16,17: 振幅変調回路 18: 発振器 19,20,22: BPF 21: 相関器 23: 検波回路 25: fH パルス生成回路 29: 同期生成回路 30: 加算器 31: モニタ 32: BPF 33: 検波器

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 映像信号から輝度信号を抽出する輝度信
    号抽出手段と、 前記輝度信号から該信号の立上がり高域信号を抽出する
    高域信号抽出手段と、 前記高域信号から水平同期信号を抽出し、この水平同期
    信号を所定時間反転させて反転信号を生成する反転信号
    生成手段と、 前記水平同期信号から前記反転信号と略位相合わせした
    位相信号を生成する位相信号生成手段と、 前記反転信号と前記位相信号との相関信号を生成する相
    関信号生成手段と、 前記相関信号から該信号の基本波成分の自己相関信号を
    抽出する基本波相関信号抽出手段と、 前記自己相関信号からクロックを生成するクロック生成
    手段とを備えたことを特徴とするクロック生成回路。
  2. 【請求項2】 映像信号から輝度信号を抽出する輝度信
    号抽出手段と、 前記映像信号から複合同期信号を抽出する同期信号抽出
    手段と、 前記輝度信号から該信号の立上がり高域信号を抽出する
    高域信号抽出手段と、 前記高域信号から水平同期信号を抽出し、この水平同期
    信号を所定時間反転させて反転信号を生成する反転信号
    生成手段と、 前記水平同期信号から前記反転信号と略位相合わせした
    位相信号を生成する位相信号生成手段と、 前記反転信号と前記位相信号との相関信号を生成する相
    関信号生成手段と、 前記相関信号と前記複合同期信号とを合成し、モニタ表
    示のための表示信号を生成する合成手段とを有すること
    を特徴とするゴーストモニタ。
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