JPH0622543Y2 - クラッド材の接合部構造 - Google Patents

クラッド材の接合部構造

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JPH0622543Y2
JPH0622543Y2 JP1988109673U JP10967388U JPH0622543Y2 JP H0622543 Y2 JPH0622543 Y2 JP H0622543Y2 JP 1988109673 U JP1988109673 U JP 1988109673U JP 10967388 U JP10967388 U JP 10967388U JP H0622543 Y2 JPH0622543 Y2 JP H0622543Y2
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茂樹 松岡
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東急車輌製造株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案はクラツド材すなわち二以上の金属材料を重ね
合わせ、両者を密着させた合成材の突き合わせ接合にお
ける接合部構造に関するものである。
〔従来の技術〕
従来は例えば第3図に示す3層クラツド材の突き合わせ
接合に際し、母材a、インサート材b及び合材cからな
るクラツド材dと、母材e、インサート材f及び合材g
からなるクラツド材hとを開先溶接するに当つて、前記
母材a,e間及び合材c,g間をそれぞれ溶接金属i,
j(これら溶接金属i,jは母材a,e側は母材用の、
合材c,g側は合材用のものを使用する)で開先溶接を
行なった後、必要に応じて前記母材a,e間に跨つてこ
れら母材a,eと同じ材質からなる結合金kを抵抗スポ
ツト溶接又は栓溶接l,lするのが一般である。
〔考案が解決しようとする課題〕
上記した従来の方法によると、例えば母材a,eがステ
ンレス鋼、合材c,gがアルミニウム合金で、インサー
ト材b,fがチタンのとき、ステンレス鋼の開先溶接の
溶込みがチタンからなるインサート材b,fに達した場
合、ステンレス鋼とチタンとの金属間化合物が生成して
しまい、強度上望ましくないという問題が残されてい
た。
〔課題を解決するための手段〕
ここにおいてこの考案は、母材(1)、インサート材(2)及
び合材(3)からなるクラツド材(4)と、母材(5)、インサ
ート材(6)及び合材(7)からなるクラツド材(8)とにおい
て、前記母材(1)と(5)との間の溶接開先(9,10)に対
して、合材(3)及びインサート材(2)と合材(7)及びイン
サート材(6)との間の溶接開先(11,12)が前記溶接開
先(9,10)に対して階段状に後退した位置となるよう
にこれら合材(3,7)及びインサート材(2,6)の端部
を削り取つて、前記溶接開先(11,12)を形成し、前記
母材(1,5)間に跨つてこれら母材(1,5)と同じ材質
からなる結合金(13)を抵抗スポツト溶接又は栓溶接
(14,15)をもつて前記母材(1,5)に溶接し、前記母
材(1,5)間の溶接開先(9,10)間にV型開先溶接(1
6)を行ない、前記溶接開(11,12)間に合材(3,7)
と同じ材質からなる結合金(17)を当てて、2個所でV
型開先溶接を施こしてなるクラツド材の接合部構造を提
案し、これによつて課題の解決を図つたものである。
〔作用〕
すなわち、この考案においては、クラツド材の突き合わ
せ接合を行なう場合において、母材は母材間のみ、合材
は合材間のみの開先溶接を各別の個所で行なうべく、溶
接開先の位置を階段状にずらして形成することによつ
て、従来の方法において問題とされている金属間化合物
の生成のない溶接作業を行なうものである。
〔実施例〕 次にこの考案を第1図及び第2図に示す実施例にしたが
つて説明する。
この実施例は3層クラツド材の突き合わせ接合の場合を
示すもので、母材1、インサート材2及び合材3からな
るクラツド材4と、母材5、インサート材6及び合材7
からなるクラツド材8とにおいて、母材1と5との間の
溶接開先9,10に対して、合材3及びインサート材2と
合材7及びインサート材6との間の溶接開先11,12が階
段状に後退した位置となるようにこれら合材3,7及び
インサート材2,6の端部を削り取つて、前記溶接開先
11,12を形成し、先ず、母材1,5間に跨つてこれら母
材と同じ材質からなる結合金13を当てて、抵抗スポツト
溶接又は栓溶接14,15をもつてこの結合金13を母材1,
5に溶接し、次いで母材1,5間の溶接開先9,10間で
V型開先溶接16を行ない、最後に、溶接開先11,12間に
合材3,7と同じ材質からなる結合金17を当てて、2個
所でV型開先溶接(余盛仕上げあり)を施こすのであ
る。
〔考案の効果〕
この考案によれば母材1及び5間と、合材、インサート
材2及び合材7、インサート材6間の開先溶接箇所が別
の位置になるため、従来技術において問題とされていた
金属間化合物の生成がなく、強度上の問題がなくなるほ
か、母材、合材の溶接が同じ側であり、結合金13にクラ
ツド材4,8を先付けできるため、作業性、精度とも向
上させることができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例における突き合わせ接合部
分の側面図、第2図はその一方のクラツド材の溶接開先
の状態を示す図で、第3図は従来の突き合わせ接合の態
様を示す側面図である。 なお図において、 1,5…母材 2,6…インサート材 3,7…合材 4,8…クラツド材 である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】母材(1)、インサート材(2)及び合材(3)か
    らなるクラツド材(4)と、母材(5)、インサート材(6)及
    び合材(7)からなるクラツド材(8)とにおいて、前記母材
    (1)と(5)との間の溶接開先(9,10)に対して、合材(3)
    及びインサート材(2)と合材(7)及びインサート材(6)と
    の間の溶接開先(11,12)が前記溶接開先(9,10)に
    対して階段状に後退した位置となるようにこれら合材
    (3,7)及びインサート材(2,6)の端部を削り取つ
    て、前記溶接開先(11,12)を形成し、前記母材(1,
    5)間に跨つてこれら母材(1,5)と同じ材質からなる
    結合金(13)を抵抗スポツト溶接又は栓溶接(14,15)
    をもつて前記母材(1,5)に溶接し、前記母材(1,5)
    間の溶接開先(9,10)間にV型開先溶接(16)を行な
    い、前記溶接開(11,12)間に合材(3,7)と同じ材質
    からなる結合金(17)を当てて、2個所でV型開先溶接
    を施こしてなるクラツド材の接合部構造。
JP1988109673U 1988-08-23 1988-08-23 クラッド材の接合部構造 Expired - Fee Related JPH0622543Y2 (ja)

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JPS6025335U (ja) * 1983-07-26 1985-02-21 笠戸船渠株式会社 電線分岐箱

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