JPH062254B2 - 管内面ライニング装置のガイド装置 - Google Patents
管内面ライニング装置のガイド装置Info
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- JPH062254B2 JPH062254B2 JP21355985A JP21355985A JPH062254B2 JP H062254 B2 JPH062254 B2 JP H062254B2 JP 21355985 A JP21355985 A JP 21355985A JP 21355985 A JP21355985 A JP 21355985A JP H062254 B2 JPH062254 B2 JP H062254B2
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Landscapes
- Coating Apparatus (AREA)
Description
本発明は、地下に布設されているガス管等の既設配管を
埋設状態のまま、その管内面に、樹脂のライニング塗膜
を形成するような補修を施す既設配管の管内面ライニン
グ装置に係り、さらに詳しくは、既設曲り管の曲り部に
おけるライニング装置の移動を円滑にし、しかも確実に
管内面にライニングを施すようにした管内面ライニング
装置のガイド装置に関するものである。
埋設状態のまま、その管内面に、樹脂のライニング塗膜
を形成するような補修を施す既設配管の管内面ライニン
グ装置に係り、さらに詳しくは、既設曲り管の曲り部に
おけるライニング装置の移動を円滑にし、しかも確実に
管内面にライニングを施すようにした管内面ライニング
装置のガイド装置に関するものである。
【従来の技術】 一般に地下に布設されているガス管等の既設配管は、布
設後の経年により管に腐蝕孔等が生起して、これにより
漏洩現象が起こるおそれがあるため、その漏洩部の修理
または予防保全の目的から、管内面に樹脂のライニング
塗膜を形成するような補修が施されている。 この管内面ライニング補修方法の1種に、既設配管の管
内に、補修用樹脂と、その樹脂を後方から押動して行く
ピグを有するピグ装置とを挿入し、このピグ装置を牽引
索により牽引して樹脂を管内面に沿って移動させる時、
ピグの外周と管内面との間の間隙をライニング間隙とし
て、この間隙から樹脂をピグ後方に流出させることによ
り、管内面に所定厚さの樹脂ライニング塗膜を形成する
方法が知られている。このような先行技術の一例を挙げ
ると、特開昭49−13236号公報,特開昭52−7
8250号公報,特開昭53−26840号公報等に記
載のものがあり、これらの先行技術において樹脂を押動
するピグは、空気圧力で移動させるものと、ピグに接続
した牽引索により牽引する方法とがある。
設後の経年により管に腐蝕孔等が生起して、これにより
漏洩現象が起こるおそれがあるため、その漏洩部の修理
または予防保全の目的から、管内面に樹脂のライニング
塗膜を形成するような補修が施されている。 この管内面ライニング補修方法の1種に、既設配管の管
内に、補修用樹脂と、その樹脂を後方から押動して行く
ピグを有するピグ装置とを挿入し、このピグ装置を牽引
索により牽引して樹脂を管内面に沿って移動させる時、
ピグの外周と管内面との間の間隙をライニング間隙とし
て、この間隙から樹脂をピグ後方に流出させることによ
り、管内面に所定厚さの樹脂ライニング塗膜を形成する
方法が知られている。このような先行技術の一例を挙げ
ると、特開昭49−13236号公報,特開昭52−7
8250号公報,特開昭53−26840号公報等に記
載のものがあり、これらの先行技術において樹脂を押動
するピグは、空気圧力で移動させるものと、ピグに接続
した牽引索により牽引する方法とがある。
ところで、上述したように、補修対象の管内に樹脂をピ
グにより押動して管内面にライニング塗膜を形成する補
修方法において、ピグを空気圧力で推進させる方式で
は、印加された空気圧力によって漏洩部分の閉塞効果が
不十分になったり、漏洩部分が拡大される現象が起こる
危険があり、ガス管等の補修には不適当であった。ま
た、ピグを牽引索等で牽引する方式では、補修対象の管
が直管であれば、ピグは円滑に移動し得るが、曲り管で
あるとその曲り部においてピグの引掛りを生じ易く、し
かも牽引索が管内曲り部の内側壁に接触して曲げられな
がら移動するので、牽引抵抗が増大し、円滑なピグの移
動が困難であるという欠点がある。 すなわち、第4図に示すように、補修対象の管内径より
もやや小さな外径を有するライニングピグ21に接続した
牽引索4を引張り、ライニングピグ21の前側における樹
脂Cをライニングピグ21の周面より流出させて、管内面
に均一なライニング塗膜を形成する場合、補修対象の管
に曲り部1aがあると、牽引索4は、曲り部1aの内側壁に
接触して曲げられながら移動する。そして、樹脂ピグ21
が曲り管の曲り部1aに近づくにつれて、ライニングピグ
21を進行方向に移動させる力は次第に小さくなると共
に、ライニングピグ21をパイプの内壁に押付ける力が次
第に大きくなって、所要牽引力が大幅に増大する。しか
も牽引索4は、曲り部1aを通過する際にライニングピグ
21に、その進行方向を変えるに必要な回動力を効果的に
与えることができず、ライニングピグ21が引掛り易いと
いう欠点があった。 そこで、上述したような欠点を解消するために、第5図
に示すように、ライニングピグ21の外周に、複数の可撓
線状体30の一端を取付けると共に、他端を集束して牽引
索4に固着してなる包絡錐状の可撓牽引索31を設けたも
のが知られている。 しかしながら、上述した可撓牽引索31を設けたライニン
グピグ21を用いて管内面にライニング塗膜を形成する場
合、ライニングピグ21が曲り管の曲り部1aに近づくと、
パイプの内側壁と接する箇所において可撓牽引索31によ
り、所要牽引力の増大を若干は防ぐことができるが、パ
イプの内側壁と接する側の可撓牽引索31にたるみが生じ
て、曲り部1aにおけるライニングピグ21の引掛りを効果
的に防止し、円滑なライニングを施すことは困難である
という問題がある。 本発明は、上述した問題点を解決することを目的になさ
れたものである。
グにより押動して管内面にライニング塗膜を形成する補
修方法において、ピグを空気圧力で推進させる方式で
は、印加された空気圧力によって漏洩部分の閉塞効果が
不十分になったり、漏洩部分が拡大される現象が起こる
危険があり、ガス管等の補修には不適当であった。ま
た、ピグを牽引索等で牽引する方式では、補修対象の管
が直管であれば、ピグは円滑に移動し得るが、曲り管で
あるとその曲り部においてピグの引掛りを生じ易く、し
かも牽引索が管内曲り部の内側壁に接触して曲げられな
がら移動するので、牽引抵抗が増大し、円滑なピグの移
動が困難であるという欠点がある。 すなわち、第4図に示すように、補修対象の管内径より
もやや小さな外径を有するライニングピグ21に接続した
牽引索4を引張り、ライニングピグ21の前側における樹
脂Cをライニングピグ21の周面より流出させて、管内面
に均一なライニング塗膜を形成する場合、補修対象の管
に曲り部1aがあると、牽引索4は、曲り部1aの内側壁に
接触して曲げられながら移動する。そして、樹脂ピグ21
が曲り管の曲り部1aに近づくにつれて、ライニングピグ
21を進行方向に移動させる力は次第に小さくなると共
に、ライニングピグ21をパイプの内壁に押付ける力が次
第に大きくなって、所要牽引力が大幅に増大する。しか
も牽引索4は、曲り部1aを通過する際にライニングピグ
21に、その進行方向を変えるに必要な回動力を効果的に
与えることができず、ライニングピグ21が引掛り易いと
いう欠点があった。 そこで、上述したような欠点を解消するために、第5図
に示すように、ライニングピグ21の外周に、複数の可撓
線状体30の一端を取付けると共に、他端を集束して牽引
索4に固着してなる包絡錐状の可撓牽引索31を設けたも
のが知られている。 しかしながら、上述した可撓牽引索31を設けたライニン
グピグ21を用いて管内面にライニング塗膜を形成する場
合、ライニングピグ21が曲り管の曲り部1aに近づくと、
パイプの内側壁と接する箇所において可撓牽引索31によ
り、所要牽引力の増大を若干は防ぐことができるが、パ
イプの内側壁と接する側の可撓牽引索31にたるみが生じ
て、曲り部1aにおけるライニングピグ21の引掛りを効果
的に防止し、円滑なライニングを施すことは困難である
という問題がある。 本発明は、上述した問題点を解決することを目的になさ
れたものである。
この目的を達成するため本発明による装置は、既設配管
1の管内に、補修用樹脂Cと、その樹脂Cを後方から押
動して行くピグ21を有するピグ装置2とを挿入し、この
ピグ装置2を牽引索4により牽引して樹脂Cをピグ後方
に流出させて管内面にライニング塗膜を形成するライニ
ング装置において、 上記ライニング装置の前側の牽引索4に、最前の外径が
小径で後方になるにつれて順次大径となり、最後の外径
がピグ21の外径よりやや小さくなる複数の円板状ワッシ
ャ41〜44が、そのワッシャのボス部41a〜44aを介して所
定の間隔に配設されてなるガイド装置40を取付け、上記
ガイド装置40におけるワッシャのボス部41a〜44aに穿設
された牽引索の挿通孔41b〜44bが、ワッシャ41〜44の外
径が大きい程小さくなるようにし、 上記牽引索4の牽引により上記ライニング装置が配管の
曲り部1aを移動する時、円板状ワッシャ41〜44が曲り部
1aでその内端側が接近し外端側が離間するようにして傾
いて重なり合い、牽引索4を管内面の中心線方向に寄せ
るように支持する構成としてなることを特徴とする。
1の管内に、補修用樹脂Cと、その樹脂Cを後方から押
動して行くピグ21を有するピグ装置2とを挿入し、この
ピグ装置2を牽引索4により牽引して樹脂Cをピグ後方
に流出させて管内面にライニング塗膜を形成するライニ
ング装置において、 上記ライニング装置の前側の牽引索4に、最前の外径が
小径で後方になるにつれて順次大径となり、最後の外径
がピグ21の外径よりやや小さくなる複数の円板状ワッシ
ャ41〜44が、そのワッシャのボス部41a〜44aを介して所
定の間隔に配設されてなるガイド装置40を取付け、上記
ガイド装置40におけるワッシャのボス部41a〜44aに穿設
された牽引索の挿通孔41b〜44bが、ワッシャ41〜44の外
径が大きい程小さくなるようにし、 上記牽引索4の牽引により上記ライニング装置が配管の
曲り部1aを移動する時、円板状ワッシャ41〜44が曲り部
1aでその内端側が接近し外端側が離間するようにして傾
いて重なり合い、牽引索4を管内面の中心線方向に寄せ
るように支持する構成としてなることを特徴とする。
上記の構成によって、補修対象管の管全長にわたってそ
の管内面にピグによりほぼ均一厚さにライニング塗膜を
形成すると共に、補修区間内に曲り管が使用されている
場合でも、その曲り管の曲り部における牽引索を、管の
内側壁に直接触れることなくガイド装置を介して円滑に
移動させて、ライニング装置の移動を円滑にして、牽引
索にかかる牽引力を低減させる。
の管内面にピグによりほぼ均一厚さにライニング塗膜を
形成すると共に、補修区間内に曲り管が使用されている
場合でも、その曲り管の曲り部における牽引索を、管の
内側壁に直接触れることなくガイド装置を介して円滑に
移動させて、ライニング装置の移動を円滑にして、牽引
索にかかる牽引力を低減させる。
以下、本発明の実施例を添付した図面に基づいて具体的
に説明する。 第1図は本発明による管内面ライニング装置を示す断面
図、第2図は本発明による管内面ライニング装置のガイ
ド装置が曲り管部を移動する場合を示す動作説明図、第
3図は本発明による補修施工装置の全体構成を示す概略
図であり、図において、符号1は補修対象の既設配管で
ある。この既設配管1はガス配管の場合、通称「支管」
と呼ばれている導管で、道路下などに布設されているも
のであり、布設後の経年により管に腐食孔などが生起し
てこれより漏洩現象が起こるおそれがあるところより、
その漏洩修理または予防保全の目的から、管内面に樹脂
のライニング塗膜を形成するような補修を行なうもので
ある。 この補修施工に際し、既設配管1は、これを補修に適す
る長さ(例えば100m)の単位の補修区間Lに区画
し、その分離開口端11,12を地上に開口した竪穴A,B
内に露出させる。そして、一方の分離端11には挿入案内
管5を、また、他方の分離端12には導出案内管6を接続
させる。 上記挿入案内管5には、その管に、開閉コック52を有す
る樹脂注入口部5aと、同じく開閉コック53を有する空気
抜き口部5bとが設けてあり、また樹脂注入口部5aは、ホ
ース7aを介して樹脂供給タンク7へ連通され、樹脂供給
タンク7から後述する補修用ライニング樹脂Cが、発電
機7bにより駆動される小型コンプレッサ7cからの圧縮空
気による充填圧で管内に注入できるようにしてある。 また、他方の導出案内管6には、残留樹脂を排出する樹
脂排出口部6aと、負圧導入口部6bとが設けられてあり、
この負圧導入口部6bは、圧力調整ユニット10aを介して
バキュームポンプ10に連通されていて、バキュームポン
プ10による負圧が、負圧導入口部6bより既設配管1の管
内に導入できるようにしてある。 既設配管1には、上記挿入案内管5の先端開口部より牽
引索4が通線され、この牽引索4の先端は、他方の導出
案内管6から引出されてウインチ9により巻取ることに
よって、牽引索4に取付けられたライニングピグ装置2
が、挿入案内管5の先端開口より管内に導入される。こ
の導入時、ピグ装置2の前側には、前記樹脂注入口部5a
から補修用のライニング樹脂Cが注入される。ここに使
用されるライニング樹脂Cは、例えば常温硬化型の2液
タイプ樹脂液であり、補修区間Lの管全長にわたってそ
の管内面に所定長さの樹脂ライニング塗膜を形成するの
に充分な量の樹脂が一度に注入されるもので、この注入
後、牽引索4の巻取りによってピグ装置2を牽引するこ
とにより、ピグ装置2が、その前側に注入されたライニ
ング樹脂Cを、管内に沿って入口側から出口側に向けて
押動して行くことができるようにしている。 上記ピグ装置2は、第1図および第2図に拡大して示さ
れているように、砲弾形をしたライニングピグ21の前側
に、所定の対向間隔をあけて複数個のゴム円板からなる
先行ピグ22〜25が連着された構成のもので、これらの先
行ピグ22〜25は、各ピグ22〜25の円周部に複数個の樹脂
流通口26が開口され、この各ピグ22〜25の樹脂流通口26
を介してピグ装置2により押動されるライニング樹脂C
が順に後段のピグ間22と23,23と24,24と25間に順に移動
して、ライニングピグ21の前側にもたらされるようにな
っている。しかして、上記各先行ピグ22〜25は、その外
周が既設配管1の管内面に気密に接して摺動するような
外径を有するが、後方のライニングピグ21の外径は、既
設配管1の管内径よりもやや小径に形成されていて、管
内面との間に所定のライニング間隙を有するように形成
されているものである。 このような構成では、前記牽引索4の巻取りによってピ
グ装置2を牽引し、ライニング樹脂Cを管内に沿って押
動して行く時、樹脂Cが先行ピグ22より各ピグ22〜25の
円周部に開口した樹脂流通口26を通って順次後段のピグ
間に移動した後、後方のライニングピグ21の前側にもた
らされることで、そのピグ21の周面より樹脂Cが後方に
流出されて、既設配管1の管内面に樹脂Cのライニング
塗膜が形成される。 ここで、先行ピグ22〜25の個数および樹脂流通口26の孔
径,孔数を適正に選定することによって、補修区間の前
段のように樹脂量が多く、樹脂圧が大きい時でも、ま
た、補修の進行により樹脂量が減少し樹脂圧が降下する
補修区間の中段,後段においても、その樹脂Cが狭部の
樹脂流通口26を通って後段のピグ間に漏れ、これが複数
回繰返されることにより圧力差(樹脂圧)が順次減衰さ
れるものであり、樹脂量の多少に関係なく、ライニング
ピグ21の前側における樹脂圧が略一定圧になる。 なお、樹脂量が多い補修区間の前段では、前記した圧力
調整ユニット10aにより、前記バキュームポンプ10によ
ってライニング樹脂Cの進行方向前側の管内に作用させ
る負圧を大きく制御し、一方、補修の進行により樹脂量
が減少すると、これに応じて負圧を小さくするように制
御してもよい。 このような制御を併用すると、補修区間の前段において
樹脂量が多い時(樹脂圧が大きい時)には、樹脂Cの進
行方向前側の管内に導入される負圧が大きく、その負圧
による吸引作用によって、樹脂Cが進行方向に向けて引
かれるような現象が起こることから、移動樹脂Cの後部
側C′に生起する樹脂圧が低下され、一方、樹脂量の減
少により樹脂圧が降下する補修区間の中段,後段では、
その管内に導入される負圧が小さく制御され、負圧によ
る樹脂Cの吸引作用が弱められることで、補修区間の管
内を移動する樹脂Cは、樹脂量の変化に全く影響を受け
ることなく、樹脂圧が略一定になるように制御される。 さらに、このような構成において、ライニングピグ21の
前側に複数個の先行ピグ22〜25が連着されたピグ装置2
の前側には、第1図に示すように、最前の外径が小径
で、後方になるにつれて順次大径となり、最後の外径が
ピグ21の外径よりやや小さくなる円板状のワッシャ41〜
44が、各ワッシャ41〜44のボス部41a〜44aを介して所定
の間隔に複数個(実施例は4個)配設されたガイド装置
40が取付けられており、このガイド装置40の円板状のワ
ッシャ41〜44のボス部41a〜44aに穿設された牽引索4の
挿通孔41b〜44bは、ワッシャの外径が大きい程小さくな
るように形成されており、この円板状のワッシャ41〜44
が曲り管部でのその内端側が接近し外端側が離間するよ
うにして傾くと、前後のワッシャ同士が互いに重なり合
うように構成されている。 すなわち、上記ガイド装置40は、牽引索4がフリー状態
に挿通される挿通孔41b〜44bを穿設してなるボス部41a
〜44aに、順次外径の大きくなる円板状ワッシャ41〜44
を固着したものを組合せてなるものであり、ワッシャ41
〜44の外径は前方に行くにつれ小さく、かつ牽引索4の
挿通孔41b〜44bは前方に行くにつれて大きく形成されて
いる。また、上記ガイド装置40は、牽引索4のジョイン
ト部4aを介して後方の先行ピグ22との間隔が一定に保持
されている。 なお、本発明によるガイド装置40の円板状ワッシャ41〜
44の外径は、牽引索4の巻取りによるピグ装置2の牽引
に際して、先行ピグ22〜25の前側に注入されているライ
ニング樹脂Cによる抵抗を少なくするために、補修対象
管の内周面より十分小さく成形されており、外径に適当
な切欠きを設けたり、あるいはスター状のワッシャとす
ることも可能である。 このような構成では、前記牽引索4の巻取りによってピ
グ装置2を牽引し、樹脂Cを管内に沿って押動して行く
時、補修対象管が直管の場合は、前述したように管内面
に均一なライニング塗膜が形成されるが、補修対象管に
曲り管が使用され、補修区間内に複数個の曲り部1aがあ
る場合は、第2図に示すように、先行ピグ22〜25の前側
に設置されたガイド装置40の円板状ワッシャ41〜44が、
曲り部1aの内側壁に接触している部分を支点に前方に傾
斜して、互いに重なり合うようになる。このときワッシ
ャ41〜44のボス部41a〜44aの挿通孔41b〜44bは前側が大
きく、後側が小さくなっているので、ワッシャ41〜44は
小径な前側ほど傾斜が大きい。 しかして、ピグ装置2の牽引索4は、ガイド装置40が曲
り部1aに近づくにつれて曲り部1aの内側壁からは離れ、
管内面の中心線方向に寄せられるので、牽引索4が直接
曲り部1aの内側壁に接触することがないようにガイドさ
れ、しかもピグ装置2が曲り部1aを通過する際に、下方
に押付けられることなく進行方向に牽引されるので、所
要牽引力を増大させることなく、管内面に均一なライニ
ング塗膜を形成することができる。
に説明する。 第1図は本発明による管内面ライニング装置を示す断面
図、第2図は本発明による管内面ライニング装置のガイ
ド装置が曲り管部を移動する場合を示す動作説明図、第
3図は本発明による補修施工装置の全体構成を示す概略
図であり、図において、符号1は補修対象の既設配管で
ある。この既設配管1はガス配管の場合、通称「支管」
と呼ばれている導管で、道路下などに布設されているも
のであり、布設後の経年により管に腐食孔などが生起し
てこれより漏洩現象が起こるおそれがあるところより、
その漏洩修理または予防保全の目的から、管内面に樹脂
のライニング塗膜を形成するような補修を行なうもので
ある。 この補修施工に際し、既設配管1は、これを補修に適す
る長さ(例えば100m)の単位の補修区間Lに区画
し、その分離開口端11,12を地上に開口した竪穴A,B
内に露出させる。そして、一方の分離端11には挿入案内
管5を、また、他方の分離端12には導出案内管6を接続
させる。 上記挿入案内管5には、その管に、開閉コック52を有す
る樹脂注入口部5aと、同じく開閉コック53を有する空気
抜き口部5bとが設けてあり、また樹脂注入口部5aは、ホ
ース7aを介して樹脂供給タンク7へ連通され、樹脂供給
タンク7から後述する補修用ライニング樹脂Cが、発電
機7bにより駆動される小型コンプレッサ7cからの圧縮空
気による充填圧で管内に注入できるようにしてある。 また、他方の導出案内管6には、残留樹脂を排出する樹
脂排出口部6aと、負圧導入口部6bとが設けられてあり、
この負圧導入口部6bは、圧力調整ユニット10aを介して
バキュームポンプ10に連通されていて、バキュームポン
プ10による負圧が、負圧導入口部6bより既設配管1の管
内に導入できるようにしてある。 既設配管1には、上記挿入案内管5の先端開口部より牽
引索4が通線され、この牽引索4の先端は、他方の導出
案内管6から引出されてウインチ9により巻取ることに
よって、牽引索4に取付けられたライニングピグ装置2
が、挿入案内管5の先端開口より管内に導入される。こ
の導入時、ピグ装置2の前側には、前記樹脂注入口部5a
から補修用のライニング樹脂Cが注入される。ここに使
用されるライニング樹脂Cは、例えば常温硬化型の2液
タイプ樹脂液であり、補修区間Lの管全長にわたってそ
の管内面に所定長さの樹脂ライニング塗膜を形成するの
に充分な量の樹脂が一度に注入されるもので、この注入
後、牽引索4の巻取りによってピグ装置2を牽引するこ
とにより、ピグ装置2が、その前側に注入されたライニ
ング樹脂Cを、管内に沿って入口側から出口側に向けて
押動して行くことができるようにしている。 上記ピグ装置2は、第1図および第2図に拡大して示さ
れているように、砲弾形をしたライニングピグ21の前側
に、所定の対向間隔をあけて複数個のゴム円板からなる
先行ピグ22〜25が連着された構成のもので、これらの先
行ピグ22〜25は、各ピグ22〜25の円周部に複数個の樹脂
流通口26が開口され、この各ピグ22〜25の樹脂流通口26
を介してピグ装置2により押動されるライニング樹脂C
が順に後段のピグ間22と23,23と24,24と25間に順に移動
して、ライニングピグ21の前側にもたらされるようにな
っている。しかして、上記各先行ピグ22〜25は、その外
周が既設配管1の管内面に気密に接して摺動するような
外径を有するが、後方のライニングピグ21の外径は、既
設配管1の管内径よりもやや小径に形成されていて、管
内面との間に所定のライニング間隙を有するように形成
されているものである。 このような構成では、前記牽引索4の巻取りによってピ
グ装置2を牽引し、ライニング樹脂Cを管内に沿って押
動して行く時、樹脂Cが先行ピグ22より各ピグ22〜25の
円周部に開口した樹脂流通口26を通って順次後段のピグ
間に移動した後、後方のライニングピグ21の前側にもた
らされることで、そのピグ21の周面より樹脂Cが後方に
流出されて、既設配管1の管内面に樹脂Cのライニング
塗膜が形成される。 ここで、先行ピグ22〜25の個数および樹脂流通口26の孔
径,孔数を適正に選定することによって、補修区間の前
段のように樹脂量が多く、樹脂圧が大きい時でも、ま
た、補修の進行により樹脂量が減少し樹脂圧が降下する
補修区間の中段,後段においても、その樹脂Cが狭部の
樹脂流通口26を通って後段のピグ間に漏れ、これが複数
回繰返されることにより圧力差(樹脂圧)が順次減衰さ
れるものであり、樹脂量の多少に関係なく、ライニング
ピグ21の前側における樹脂圧が略一定圧になる。 なお、樹脂量が多い補修区間の前段では、前記した圧力
調整ユニット10aにより、前記バキュームポンプ10によ
ってライニング樹脂Cの進行方向前側の管内に作用させ
る負圧を大きく制御し、一方、補修の進行により樹脂量
が減少すると、これに応じて負圧を小さくするように制
御してもよい。 このような制御を併用すると、補修区間の前段において
樹脂量が多い時(樹脂圧が大きい時)には、樹脂Cの進
行方向前側の管内に導入される負圧が大きく、その負圧
による吸引作用によって、樹脂Cが進行方向に向けて引
かれるような現象が起こることから、移動樹脂Cの後部
側C′に生起する樹脂圧が低下され、一方、樹脂量の減
少により樹脂圧が降下する補修区間の中段,後段では、
その管内に導入される負圧が小さく制御され、負圧によ
る樹脂Cの吸引作用が弱められることで、補修区間の管
内を移動する樹脂Cは、樹脂量の変化に全く影響を受け
ることなく、樹脂圧が略一定になるように制御される。 さらに、このような構成において、ライニングピグ21の
前側に複数個の先行ピグ22〜25が連着されたピグ装置2
の前側には、第1図に示すように、最前の外径が小径
で、後方になるにつれて順次大径となり、最後の外径が
ピグ21の外径よりやや小さくなる円板状のワッシャ41〜
44が、各ワッシャ41〜44のボス部41a〜44aを介して所定
の間隔に複数個(実施例は4個)配設されたガイド装置
40が取付けられており、このガイド装置40の円板状のワ
ッシャ41〜44のボス部41a〜44aに穿設された牽引索4の
挿通孔41b〜44bは、ワッシャの外径が大きい程小さくな
るように形成されており、この円板状のワッシャ41〜44
が曲り管部でのその内端側が接近し外端側が離間するよ
うにして傾くと、前後のワッシャ同士が互いに重なり合
うように構成されている。 すなわち、上記ガイド装置40は、牽引索4がフリー状態
に挿通される挿通孔41b〜44bを穿設してなるボス部41a
〜44aに、順次外径の大きくなる円板状ワッシャ41〜44
を固着したものを組合せてなるものであり、ワッシャ41
〜44の外径は前方に行くにつれ小さく、かつ牽引索4の
挿通孔41b〜44bは前方に行くにつれて大きく形成されて
いる。また、上記ガイド装置40は、牽引索4のジョイン
ト部4aを介して後方の先行ピグ22との間隔が一定に保持
されている。 なお、本発明によるガイド装置40の円板状ワッシャ41〜
44の外径は、牽引索4の巻取りによるピグ装置2の牽引
に際して、先行ピグ22〜25の前側に注入されているライ
ニング樹脂Cによる抵抗を少なくするために、補修対象
管の内周面より十分小さく成形されており、外径に適当
な切欠きを設けたり、あるいはスター状のワッシャとす
ることも可能である。 このような構成では、前記牽引索4の巻取りによってピ
グ装置2を牽引し、樹脂Cを管内に沿って押動して行く
時、補修対象管が直管の場合は、前述したように管内面
に均一なライニング塗膜が形成されるが、補修対象管に
曲り管が使用され、補修区間内に複数個の曲り部1aがあ
る場合は、第2図に示すように、先行ピグ22〜25の前側
に設置されたガイド装置40の円板状ワッシャ41〜44が、
曲り部1aの内側壁に接触している部分を支点に前方に傾
斜して、互いに重なり合うようになる。このときワッシ
ャ41〜44のボス部41a〜44aの挿通孔41b〜44bは前側が大
きく、後側が小さくなっているので、ワッシャ41〜44は
小径な前側ほど傾斜が大きい。 しかして、ピグ装置2の牽引索4は、ガイド装置40が曲
り部1aに近づくにつれて曲り部1aの内側壁からは離れ、
管内面の中心線方向に寄せられるので、牽引索4が直接
曲り部1aの内側壁に接触することがないようにガイドさ
れ、しかもピグ装置2が曲り部1aを通過する際に、下方
に押付けられることなく進行方向に牽引されるので、所
要牽引力を増大させることなく、管内面に均一なライニ
ング塗膜を形成することができる。
かくして本発明によれば、補修対象管に曲り管が使用さ
れ、補修区間内に複数個の曲り部がある場合にも、管内
に注入された樹脂をピグ装置により押動して管内面にラ
イニング塗膜を形成するものであり、ピグ装置が曲り部
に近づくにつれてピグ装置の牽引索が、ガイド装置によ
り直接曲り部の内側壁に接触することなく管内面の中心
線側に寄せられながら進行方向にピグ装置を牽引するこ
とになる。従って、従来装置のようにピグ装置の牽引索
が曲り管の内側壁に接触して、牽引時の摩擦抵抗を増大
させ、ピグ装置の牽引方向を片寄らせる等の不具合が解
消され、補修区間内の牽引抵抗が軽減されるので、ピグ
装置の円滑な移動がなされる。
れ、補修区間内に複数個の曲り部がある場合にも、管内
に注入された樹脂をピグ装置により押動して管内面にラ
イニング塗膜を形成するものであり、ピグ装置が曲り部
に近づくにつれてピグ装置の牽引索が、ガイド装置によ
り直接曲り部の内側壁に接触することなく管内面の中心
線側に寄せられながら進行方向にピグ装置を牽引するこ
とになる。従って、従来装置のようにピグ装置の牽引索
が曲り管の内側壁に接触して、牽引時の摩擦抵抗を増大
させ、ピグ装置の牽引方向を片寄らせる等の不具合が解
消され、補修区間内の牽引抵抗が軽減されるので、ピグ
装置の円滑な移動がなされる。
第1図は本発明による管内面ライニング装置を示す断面
図、第2図は本発明による管内面ライニング装置のガイ
ド装置が曲り管部を移動する場合を示す動作説明図、第
3図は本発明による補修施工装置の全体構成を示す概略
図、第4図は従来の実施例を示す要部の動作説明図、第
5図はさらに従来の実施例を示す要部の動作説明図であ
る。 1…既設配管、1a…曲り部、11,12…分離開口部、2…
ピグ装置、21…ライニングピグ、22〜25…先行ピグ、26
…樹脂流通口、 4…牽引索、4a…ジョイント部、 5…挿入案内管、5a…樹脂注入口部、5b…空気抜き口
部、 6…導出案内管、6a…残留樹脂排出口部、6b…負圧導入
口部、 7…樹脂充填タンク、7a…ホース、7b…発電機、7c…コ
ンプレサ、 9…ウインチ、 10…バキュームポンプ、10a…圧力調整ユニット、 C…ライニング樹脂、 40…ガイド装置、41〜44…円板状ワッシャ、41a〜44a…
ボス部、41b〜44b…挿通孔。
図、第2図は本発明による管内面ライニング装置のガイ
ド装置が曲り管部を移動する場合を示す動作説明図、第
3図は本発明による補修施工装置の全体構成を示す概略
図、第4図は従来の実施例を示す要部の動作説明図、第
5図はさらに従来の実施例を示す要部の動作説明図であ
る。 1…既設配管、1a…曲り部、11,12…分離開口部、2…
ピグ装置、21…ライニングピグ、22〜25…先行ピグ、26
…樹脂流通口、 4…牽引索、4a…ジョイント部、 5…挿入案内管、5a…樹脂注入口部、5b…空気抜き口
部、 6…導出案内管、6a…残留樹脂排出口部、6b…負圧導入
口部、 7…樹脂充填タンク、7a…ホース、7b…発電機、7c…コ
ンプレサ、 9…ウインチ、 10…バキュームポンプ、10a…圧力調整ユニット、 C…ライニング樹脂、 40…ガイド装置、41〜44…円板状ワッシャ、41a〜44a…
ボス部、41b〜44b…挿通孔。
Claims (1)
- 【請求項1】既設配管(1)の管内に、補修用樹脂(C)と、
その樹脂(C)を後方から押動して行くピグ(21)を有する
ピグ装置(2)とを挿入し、このピグ装置(2)を牽引索(4)
により牽引して樹脂(C)をピグ後方に流出させて管内面
にライニング塗膜を形成するライニング装置において、 上記ライニング装置の前側の牽引索(4)に、最前の外径
が小径で後方になるにつれて順次大径となり、最後の外
径がピグ(21)の外径よりやや小さくなる複数の円板状ワ
ッシャ(41〜44)が、そのワッシャのボス部(41a〜44a)を
介して所定の間隔に配設されてなるガイド装置(40)を取
付け、上記ガイド装置(40)におけるワッシャのボス部(4
1a〜44a)に穿設された牽引索の挿通孔(41b〜44b)が、ワ
ッシャ(41〜44)の外径が大きい程小さくなるようにし、 上記牽引索(4)の牽引により上記ライニング装置が配管
の曲り部(1a)を移動する時、円板状ワッシャ(41〜44)が
曲り部(1a)でその内端側が接近し外端側が離間するよう
にして傾いて重なり合い、牽引索(4)を管内面の中心線
方向に寄せるように支持する構成としてなることを特徴
とする管内面ライニング装置のガイド装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21355985A JPH062254B2 (ja) | 1985-09-25 | 1985-09-25 | 管内面ライニング装置のガイド装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21355985A JPH062254B2 (ja) | 1985-09-25 | 1985-09-25 | 管内面ライニング装置のガイド装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6271564A JPS6271564A (ja) | 1987-04-02 |
| JPH062254B2 true JPH062254B2 (ja) | 1994-01-12 |
Family
ID=16641212
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21355985A Expired - Lifetime JPH062254B2 (ja) | 1985-09-25 | 1985-09-25 | 管内面ライニング装置のガイド装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH062254B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002263546A (ja) * | 2001-03-08 | 2002-09-17 | Osaka Gas Co Ltd | ライニング工法とライニング用ピグ |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CL2007003773A1 (es) * | 2007-12-21 | 2008-04-25 | Vulco Sa | Procedimiento para recubrir un codo o curva usando un mandril flexible de poliuretano que contiene un alma metalica, que comprende recubrir la superficie del mandril, fijar un disco, ajustar y precalentar el conjunto, enfriar y retirar el disco. |
| CN111085625A (zh) * | 2019-12-31 | 2020-05-01 | 黄石市高耐斯热工设备有限公司 | 一种扩管装置、轴承冷却器及轴承冷却器的扩管方法 |
-
1985
- 1985-09-25 JP JP21355985A patent/JPH062254B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002263546A (ja) * | 2001-03-08 | 2002-09-17 | Osaka Gas Co Ltd | ライニング工法とライニング用ピグ |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6271564A (ja) | 1987-04-02 |
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