JPH0622610U - 部材取付用クリップ構造 - Google Patents

部材取付用クリップ構造

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JPH0622610U
JPH0622610U JP6582292U JP6582292U JPH0622610U JP H0622610 U JPH0622610 U JP H0622610U JP 6582292 U JP6582292 U JP 6582292U JP 6582292 U JP6582292 U JP 6582292U JP H0622610 U JPH0622610 U JP H0622610U
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JP
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clip
mounting
grommet
seal cap
outward flange
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JP6582292U
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浩 羽佐田
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Nifco Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 クリップ取付部の水密性及び小石などの飛来
に対するクリップの保護を容易に行い得ると共に取付作
業性を向上する。 【構成】 内装部材10の係止孔10aとホイールハウ
スパネル9の取付孔9aとに挿通されるグロメット2
が、筒状に形成され、グロメット2の軸線方向孔2a内
にピン6を挿入して一対の弾性脚片5を拡開することに
より、パネル9に取り付けられる。袋状のシールキャッ
プ11を、その開口端部に設けられた外向フランジ部1
1aをパネル9と内装部材10との間に挟持されて、グ
ロメット2の挿通方向先端部に取り付ける。シールキャ
ップ11を、その先端部分Aの剛性を基端部分Bよりも
高めるように、二色成形により成形する。 【効果】 グロメットとパネルの取付孔との間の水密性
を確保すると共に、飛来する小石などからグロメットの
先端部を保護し得る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、部材取付用クリップ構造に関し、特に、水密性を必要とする取付部 位に使用されるのに適する部材取付用クリップ構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、自動車には各種内装材やモール等が取り付けられており、それらの取り 付けには種々のクリップが用いられている。例えば実開昭61−50812号公 報や実開昭62−117308号公報には、スクリュウグロメットを用いたもの が開示されている。
【0003】 上記構造のものでは、例えば被取付部材であるドアパネルに取付部材である内 装材としてのドアポケットを取り付ける場合には、ドアパネルの取付孔にスクリ ュウグロメットを取り付けておき、ドアポケットをタッピングスクリュウでトリ ム材と共に共締めしていた。また、ドアパネル内には雨水などが浸水してくるた め、上記スクリュウグロメットにパッキンを取り付けて、取付孔との間の水密性 を確保するようにしている。
【0004】 しかしながら、上記構造のものを例えばホイールハウスに取り付ける部材の取 付用に用いた場合には、小石などが飛来して衝当して損傷すると、螺合部が緩み 、外れ易くなるという虞がある。小石のなどの飛来に対する保護に対しては保護 部材を取り付けたりすることが考えられるが、上記したように水密性を確保する ためにパッキンを取り付ける必要も有り、部品点数が多いばりでなく、取付作業 性も悪いという問題が生じる。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
このような従来技術の問題点に鑑み、本考案の主な目的は、水密性及び小石な どの飛来に対する保護を容易に行い得ると共に取付作業性を向上するべく改良さ れた部材取付用クリップ構造を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
このような目的は、本考案によれば、軸線方向孔を有するクリップ本体を取付 部材に設けられた係止孔と被取付部材に設けられた取付孔とに挿通し、前記軸線 方向孔にピンを挿入することにより当該クリップ本体の一部を半径方向外向きに 変形させて前記被取付部材に係合させ、前記取付部材を前記被取付部材に固定す る形式の部材取付用クリップ構造に於て、前記クリップ本体と前記取付孔との間 の水密性を確保するべく、前記クリップ本体の挿通方向先端部を覆う袋状をなし かつその開口端部に軟質性外向フランジ部を有するシールキャップを、前記取付 部材と前記被取付部材との間に前記外向フランジ部が挟持された状態にて、前記 クリップ本体と一体的に取り付けたことを特徴とする部材取付用クリップ構造を 提供することにより達成される。特に、前記シールキャップが、合成樹脂材から なり、その先端部分を前記外向フランジ部側部分よりも剛性の高い材質にて二色 成形されていると良い。
【0007】
【作用】
このようにすれば、シールキャップの外向フランジ部がパッキンの役目をなす と共に、クリップ本体の挿通方向先端部を覆うように袋状にシールキャップが形 成されていることから、確実に水密性を確保することができる。特に、取付部材 の裏面側に露出することになるクリップ本体の挿通方向先端部全体をシールキャ ップにより保護することができるため、シールキャップを二色成形して、その先 端部分を剛性を高める材質により形成することにより、飛来する小石などに対す るクリップ本体の挿通方向先端部の保護をより一層強固にすることができる。
【0008】
【実施例】
以下、本考案の好適実施例を添付の図面を参照して詳しく説明する。
【0009】 図1は、本考案が適用された自動車のドアポケット取付用のクリップ構造の取 付状態を示す縦断面図である。被取付部材としてのドアパネル1に、クリップ本 体としてのボックスアンカータイプのグロメット2により、取付部材としてのド アポケット部材3及びトリム部材4が重ね合わされた状態で取り付けられている 。
【0010】 グロメット2は、図2に併せて示されるように軸線方向孔2aを有する筒状に 形成されている。グロメット2の挿通方向基端部には外向フランジ部2bが形成 され、挿通方向先端部側の中間部には半径方向に傾動可能な一対の弾性脚片5が 対称に設けられている。これら両弾性脚片5は、自然状態で挿通方向に対して後 方に向けて若干拡開した状態になるように形成されている。装着時にはピン6を 軸線方向孔2a内に挿入することにより両弾性脚片5がより一層拡開し、ドアパ ネル1の裏面に弾性脚片5が係合してグロメット2が抜け止めされる。
【0011】 また取付時には、筒形袋状のシールキャップ7がグロメット2の挿通方向先端 部分を覆うように装着されるようになっている。シールキャップ7は、合成ゴム などの軟質材により形成され、その基端部側に開口部を有し、没入端部を閉じら れている。また、シールキャップ7の基端部である開口端部には、ドアパネル1 に設けられた取付孔1aに装着した際にボディパネル1の表面に当接する外向フ ランジ部7aが形成されている。なお、シールキャップ7の外向フランジ部7a の没入端部側近傍には周方向に例えば4箇所に配設された小突部7bが形成され ており、これら小突部7bと外向フランジ部7aとの間にドアパネル1を挟むよ うにして、シールキャップ7をドアパネル1に仮止めすることができる。
【0012】 ピン6は、その先端部に円錐部6aを、中間部に係合部6bを、基端部に円板 状のガイド部6cを、円錐部6aと係合部6bとの間に小径の第1絞り部6dを 、係合部6bとガイド部6cとの間に小径の第2絞り部6eをそれぞれ有するよ うに形成されている。係合部6bは、軸線方向に所定の間隔をおいて配設された 両外向フランジ部により形成された周方向溝からなる。なお、円錐部6aとガイ ド部6cとの間には、第1及び第2絞り部6d・6eを設けたことによる剛性の 低下を補強するために、軸線方向に延在する例えば4枚のリブが、ガイド部6c と同径となる半径方向高さをもって一体的に形成されている。
【0013】 本クリップ構造の取付要領については、まず、ドアパネル1の取付孔1aに対 してシールキャップ7を上記したように仮止め状態に装着して、トリム部材4を 、その挿通孔4aをシールキャップ7の基端部の環状ボス部に嵌装させて、ドア パネル1にトリム部材4を重ね合わせる。なお、ドアパネル1のクリップ取付部 分がシールキャップ7の外向フランジ部7aの厚さに相当する分だけ凹設されて おり、ドアパネル1とトリム部材4とを重ね合わせることにより、その凹設部内 に外向フランジ部7aが受容されて挟まれるようになっている。
【0014】 次に、ドアポケット部材3のポケットの下方の鍔部に設けられた係止孔3aに グロメット2を挿通し、ドアポケット部材3とドアパネル1との間にトリム部材 4を挟持するように、シールキャップ7内にグロメット2の挿通方向先端部を没 入するようにして、取付孔1aにグロメット2を没入状態にする。このとき、予 めグロメット2内にピン6を挿入しているが、図2に示されるようにグロメット 2の内周面の所定の位置に一対の仮止め用突起8が設けられており、その仮止め 用突起8に係合部6bの周方向溝が係合して、ピン6が仮止めされている。その ピン仮止め状態では、図3に示されるように、第1絞り部6dによる空間部分に 両弾性脚片5の内向突部5aが受容される。
【0015】 従って、上記状態でグロメット2を取り付けた状態が図3に示される状態であ る。この状態では、シールキャップ7の弾性力により両弾性脚片5が半径方向内 向きに押し込まれたようになる。そして、ピン6を挿入方向に押し込むと、第1 絞り部6dから係合部6bに至る斜面部により、両弾性脚片5の内向突部5aが 案内されて、係合部6bの周方向溝内に各内向突部5aが突入して弾発的に係合 し、図1に示す取付状態になる。この取付状態では、両弾性脚片5が半径方向外 向きに押し出され、ドアパネル1の裏面に対して逆ハの字状に拡開するため、ド アパネル1の裏面に両弾性脚片5の遊端がシールキャップ7を介して係合して、 グロメット2が抜け止めされる。このように、本クリップによれば、その取付作 業をグロメット2及びピン6を押す作業のみで行うことができ、特に工具を必要 とせず、取付作業性が極めて良い。
【0016】 ところで、本シールキャップ7は、上記取付状態では、筒状のグロメット2の 挿通方向先端部がシールキャップ7により完全に覆われていると共に、ドアパネ ル1とトリム部材4との間に外向フランジ部7aが挟持されるため、外向フラン ジ部7aがパッキンの作用をなし、取付孔1aに対する水密性が確保される。
【0017】 なお、メンテナンスなどによりドアポケット部材3を取外す場合には、グロメ ット2による取付状態を解除することになるが、本実施例に於いては、ピン6を 取付状態からさらに押し込むことにより、図4に示されるように、両弾性脚片5 の内向突部5aが係合部6bから外れて、第2絞り部6eによる空間部分に逃げ るようになる。シールキャップ7の弾性力により両弾性脚片5が閉じる形になり 、両弾性脚片5のドアパネル1との係合状態が解除されるため、グロメット2を 取付孔1aから容易に引き抜くことができる。
【0018】 図5は、本考案が適用されたクリップ構造の別の実施例を示す図であり、前記 実施例と同様の部分については同一の符号を付してその詳しい説明を省略する。 図5のグロメット2は、被取付部材としてのホイールハウスパネル9に取付部材 としての内装部材10を取り付けるために用いられている。シールキャップ11 をホイールハウスパネル9の取付孔9aに仮止めしておき、仮止め状態のピン6 と共にグロメット2を、内装部材10の係止孔10aと取付孔9aとに挿通して 取り付ける要領は、前記実施例と同様である。この実施例に於けるシールキャッ プ11は、その開口端縁部に外向フランジ部11aのみを形成された形状をなし ている。
【0019】 ところで、本シールキャップ11は、図5の範囲Aで示される先端部分を二色 成形により剛性の高い材質のもので成形され、残りの範囲Bの部分を比較的柔ら かいゴム性の材質のものにて成形されている。従って、図に示される取付状態で は、ホイールハウスパネル9と内装部材10との間に範囲Bの部分である外向フ ランジ部11aが挟持されて、ゴム性の外向フランジ部11aがパッキンの作用 をなし、水密性が確保される。
【0020】 さらに、ピン6の先端部を剛性の高い範囲Aの部分により覆っているため、小 石などが飛来してクリップ部に衝当しても、シールキャップ11内のピン6が保 護されるようになっている。そのため、例えば衝当する小石によりピン6が押し 戻されて、内向突部5aと係合部6bとの係合状態が解除されてしまい、両弾性 脚片5が閉じて、グロメット2による取付状態が不安定になるという問題が生じ ることがない。
【0021】 なお、各実施例に於いては水密性を必要とする部位に用いられるクリップにつ いて示したが、水密性を必要としなければ、グロメットの挿通方向先端部を延長 して取付状態のピンの先端部を外囲するようにして、小石などの衝当に対するピ ンの保護を行うことができる。本実施例のように水密性を必要とする場合には、 更にシールキャップが必要となるため、本考案による水密性とピン保護を兼ねた 二色成形によるシールキャップ構造にすることが好ましい。
【0022】
【考案の効果】
このように本考案によれば、クリップ本体の挿通方向先端部がシールキャップ により覆われ、かつそのシールキャップの軟質性外向フランジ部が取付部材と被 取付部材との間に介装して取り付けられることから、外向フランジ部がパッキン の作用をなし、容易に水密性を確保することができる。さらに、シールキャップ の先端部分を二色成形により剛性を高くすることにより、飛来する小石などに対 してクリップの挿通方向先端部を好適に保護することができ、その効果は極めて 大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案が適用された自動車のドアポケット取付
用クリップ構造の取付状態を示す縦断面図。
【図2】図1のクリップ構造の分解図。
【図3】クリップ構造の取付要領を示す図。
【図4】クリップ構造の取外し要領を示す図。
【図5】第2の実施例を示す図1に対応する図。
【符号の説明】 1 ドアパネル 1a 取付孔 2 グロメット 2a 軸線方向孔 2b 外向フランジ部 3 ドアポケット部材 3a 孔 4 トリム部材 4a 挿通孔 5 弾性脚片 5a 内向突部 6 ピン 6a 円錐部 6b 係合部 6c ガイド部 6d 第1絞り部 6e 第2絞り部 7 シールキャップ 7a 外向フランジ部 7b 小突部 8 仮止め用突起 9 ホイールハウスパネル 9a 取付孔 10 内装部材 10a 係止孔 11 シールキャップ 11a 外向フランジ部

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸線方向孔を有するクリップ本体を取付
    部材に設けられた係止孔と被取付部材に設けられた取付
    孔とに挿通し、前記軸線方向孔にピンを挿入することに
    より当該クリップ本体の一部を半径方向外向きに変形さ
    せて前記被取付部材に係合させ、前記取付部材を前記被
    取付部材に固定する形式の部材取付用クリップ構造に於
    て、 前記クリップ本体と前記取付孔との間の水密性を確保す
    るべく、前記クリップ本体の挿通方向先端部を覆う袋状
    をなしかつその開口端部に軟質性外向フランジ部を有す
    るシールキャップを、前記取付部材と前記被取付部材と
    の間に前記外向フランジ部が挟持された状態にて、前記
    クリップ本体と一体的に取り付けたことを特徴とする部
    材取付用クリップ構造。
  2. 【請求項2】 前記シールキャップが、合成樹脂材から
    なり、その先端部分を前記外向フランジ部側部分よりも
    剛性の高い材質にて二色成形されていることを特徴とす
    る請求項1に記載の部材取付用クリップ構造。
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