JPH06227012A - 熱記録装置および熱複写装置 - Google Patents
熱記録装置および熱複写装置Info
- Publication number
- JPH06227012A JPH06227012A JP5016115A JP1611593A JPH06227012A JP H06227012 A JPH06227012 A JP H06227012A JP 5016115 A JP5016115 A JP 5016115A JP 1611593 A JP1611593 A JP 1611593A JP H06227012 A JPH06227012 A JP H06227012A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- intermediate transfer
- transfer roller
- ink
- roller
- recording
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
- Electronic Switches (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、小さな外径の中間転写ローラを用
いても、インクの転写を安定化し、画像のひずみのない
良好な記録を行うことができる小型で低価格な熱記録装
置および熱複写装置を提供することを目的とする。 【構成】 中間転写ローラ1に対し押圧ローラ14を所
定の角度A傾けて交差するよう設置するとともに、サー
マルヘッド10の発熱体列11を中間転写ローラ1に対
して同じ角度A傾けて設置するよう構成する。
いても、インクの転写を安定化し、画像のひずみのない
良好な記録を行うことができる小型で低価格な熱記録装
置および熱複写装置を提供することを目的とする。 【構成】 中間転写ローラ1に対し押圧ローラ14を所
定の角度A傾けて交差するよう設置するとともに、サー
マルヘッド10の発熱体列11を中間転写ローラ1に対
して同じ角度A傾けて設置するよう構成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は文字や画像等を記録紙等
に記録するプリンタや複写機やファクシミリなどに用い
られる熱記録装置および熱複写装置に関するものであ
る。
に記録するプリンタや複写機やファクシミリなどに用い
られる熱記録装置および熱複写装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年、表面平滑性の悪い紙への記録特性
を改善する方法として、特公昭59−16932号公報
や特開昭62−248669号公報に示されるように、
中間媒体上に一旦インク像を形成した後、これを再度記
録用紙上に転写する装置が考案されている。
を改善する方法として、特公昭59−16932号公報
や特開昭62−248669号公報に示されるように、
中間媒体上に一旦インク像を形成した後、これを再度記
録用紙上に転写する装置が考案されている。
【0003】以下、図面を参照しながら、上記した従来
の装置の一例について説明する。図9は従来の装置の概
略構成を示す側面図である。図9において、28は表面
にゴムが形成された中間転写ローラであり、29はこの
中間転写ローラ28を加熱するためのヒータである。3
0はインクシートで熱溶融性のインクが塗布形成されて
いる。31は記録ヘッドで、記録ヘッド31はインクシ
ート30を中間転写ローラ28に押圧するとともにイン
クシート30を選択的に加熱し中間転写ローラ28上に
インクを記録するように構成されている。32は中間転
写ローラ28の表面を冷却するためにペルチェ素子など
により構成された冷却器である。33は押圧ローラであ
り、記録紙34を中間転写ローラ28に押圧し中間転写
ローラ28上に記録されたインクを記録紙34上に転写
させるように構成されている。35は、清掃器であり、
記録紙へのインクの転写後に中間転写ローラ28に残存
するインクを除去するためのものである。また、中間転
写ローラ28および押圧ローラ33は、それぞれ軸方向
の両端部を軸受けで支持されている。
の装置の一例について説明する。図9は従来の装置の概
略構成を示す側面図である。図9において、28は表面
にゴムが形成された中間転写ローラであり、29はこの
中間転写ローラ28を加熱するためのヒータである。3
0はインクシートで熱溶融性のインクが塗布形成されて
いる。31は記録ヘッドで、記録ヘッド31はインクシ
ート30を中間転写ローラ28に押圧するとともにイン
クシート30を選択的に加熱し中間転写ローラ28上に
インクを記録するように構成されている。32は中間転
写ローラ28の表面を冷却するためにペルチェ素子など
により構成された冷却器である。33は押圧ローラであ
り、記録紙34を中間転写ローラ28に押圧し中間転写
ローラ28上に記録されたインクを記録紙34上に転写
させるように構成されている。35は、清掃器であり、
記録紙へのインクの転写後に中間転写ローラ28に残存
するインクを除去するためのものである。また、中間転
写ローラ28および押圧ローラ33は、それぞれ軸方向
の両端部を軸受けで支持されている。
【0004】以上のように構成された記録装置につい
て、以下その動作について説明する。中間転写ローラ2
8は、ヒータ29によりインクシート30上のインクの
融点よりも高い所定の温度に保温されている。記録時に
は、中間転写ローラ28は図示の矢印の方向に回転し、
記録ヘッド31による記録の前に冷却器32により中間
転写ローラ28の表面がインクの融点よりも低い温度に
冷却される。その後、記録ヘッド31によりインクシー
ト30を選択的に加熱し中間転写ローラ28上にインク
の記録を行なう。その後、中間転写ローラ28の表面温
度は再びインクの融点よりも高い温度に復帰し、このた
め、中間転写ローラ28上のインクは溶融状態となる。
次に、中間転写ローラ28上のインクは押圧ローラ33
により押圧され、記録紙34上に転写される。ここで、
転写後に中間転写ローラ28に残存するインクは清掃器
35によって除去クリーニングされる。以上の動作が中
間転写ローラの回転とともに連続的に行なわれるもので
ある(例えば、特開昭62−248669号公報)。
て、以下その動作について説明する。中間転写ローラ2
8は、ヒータ29によりインクシート30上のインクの
融点よりも高い所定の温度に保温されている。記録時に
は、中間転写ローラ28は図示の矢印の方向に回転し、
記録ヘッド31による記録の前に冷却器32により中間
転写ローラ28の表面がインクの融点よりも低い温度に
冷却される。その後、記録ヘッド31によりインクシー
ト30を選択的に加熱し中間転写ローラ28上にインク
の記録を行なう。その後、中間転写ローラ28の表面温
度は再びインクの融点よりも高い温度に復帰し、このた
め、中間転写ローラ28上のインクは溶融状態となる。
次に、中間転写ローラ28上のインクは押圧ローラ33
により押圧され、記録紙34上に転写される。ここで、
転写後に中間転写ローラ28に残存するインクは清掃器
35によって除去クリーニングされる。以上の動作が中
間転写ローラの回転とともに連続的に行なわれるもので
ある(例えば、特開昭62−248669号公報)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような装置において、中間転写ローラから記録紙へのイ
ンクの転写を良好に行うためには、インクを記録紙表面
の凹凸に対して十分に密着させる必要があり、このため
高い圧力が必要となる。したがって、押圧ローラの中間
転写ローラに対する圧着力を高くする必要がある。一
方、装置を小型化するためには、中間転写ローラは外径
を小さくすることが必要である。また、中間転写ローラ
の外径が大となると、記録ヘッドも特殊なものが必要と
なり高価なものとなる。このため、低価格化の観点から
も中間転写ローラの外径は小さいことが要望される。し
かしながら、中間転写ローラの外径を小さくすると、押
圧ローラの圧着力によって曲げモーメントを受け、たわ
みが発生する。このため、中間転写ローラにおいては、
軸方向の中央部と端部とで圧力分布が生じ、端部では高
い圧力を示すものの中央部では低い圧力しかかからない
という現象が生じる。これにより、中央部ではインクの
転写が不安定となる。また、インクの転写を安定化する
ために押圧ローラの圧着力を増大させようとすると、押
圧ローラ駆動のための駆動源として出力の大きなものを
用いる必要があり、高価なものとなるとともに装置が大
型化する。また、装置の条件によっては、押圧ローラの
圧着力を増大させても、中間転写ローラの曲げによるた
わみが増大し、結果として中央部の圧力はほとんど変化
しないということも発生し、インクの転写を安定化でき
ないものである。
ような装置において、中間転写ローラから記録紙へのイ
ンクの転写を良好に行うためには、インクを記録紙表面
の凹凸に対して十分に密着させる必要があり、このため
高い圧力が必要となる。したがって、押圧ローラの中間
転写ローラに対する圧着力を高くする必要がある。一
方、装置を小型化するためには、中間転写ローラは外径
を小さくすることが必要である。また、中間転写ローラ
の外径が大となると、記録ヘッドも特殊なものが必要と
なり高価なものとなる。このため、低価格化の観点から
も中間転写ローラの外径は小さいことが要望される。し
かしながら、中間転写ローラの外径を小さくすると、押
圧ローラの圧着力によって曲げモーメントを受け、たわ
みが発生する。このため、中間転写ローラにおいては、
軸方向の中央部と端部とで圧力分布が生じ、端部では高
い圧力を示すものの中央部では低い圧力しかかからない
という現象が生じる。これにより、中央部ではインクの
転写が不安定となる。また、インクの転写を安定化する
ために押圧ローラの圧着力を増大させようとすると、押
圧ローラ駆動のための駆動源として出力の大きなものを
用いる必要があり、高価なものとなるとともに装置が大
型化する。また、装置の条件によっては、押圧ローラの
圧着力を増大させても、中間転写ローラの曲げによるた
わみが増大し、結果として中央部の圧力はほとんど変化
しないということも発生し、インクの転写を安定化でき
ないものである。
【0006】また、ローラ圧力の均一化のために、ロー
ラをある角度で交差させて押圧する方法が他分野で用い
られているが、上記従来の装置においてこの方法を用い
ると、記録紙は中間転写ローラの表面のゴムに押しつけ
られて押圧ローラの回転方向に走行する。したがって、
中間転写ローラから記録紙にインクが転写するときに、
中間転写ローラと押圧ローラの軸が交差しているため、
記録紙の走行方向と中間転写ローラの回転方向が異なる
ことになる。このため、中間転写ローラ上に記録された
インク像が記録紙に転写するときに傾きをもって転写さ
れ、記録紙上の画像にひずみを生じることになる。
ラをある角度で交差させて押圧する方法が他分野で用い
られているが、上記従来の装置においてこの方法を用い
ると、記録紙は中間転写ローラの表面のゴムに押しつけ
られて押圧ローラの回転方向に走行する。したがって、
中間転写ローラから記録紙にインクが転写するときに、
中間転写ローラと押圧ローラの軸が交差しているため、
記録紙の走行方向と中間転写ローラの回転方向が異なる
ことになる。このため、中間転写ローラ上に記録された
インク像が記録紙に転写するときに傾きをもって転写さ
れ、記録紙上の画像にひずみを生じることになる。
【0007】本発明は上記問題点に鑑み、小さな外径の
中間転写ローラを用いても転写部での圧力を均一化する
ことができ、インクの転写を安定化するとともに、画像
のひずみのない良好な記録を行うことができ、小型化、
低価格化を達成する装置を提供することができるもので
ある。
中間転写ローラを用いても転写部での圧力を均一化する
ことができ、インクの転写を安定化するとともに、画像
のひずみのない良好な記録を行うことができ、小型化、
低価格化を達成する装置を提供することができるもので
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに本発明は、表面が柔軟なゴムで形成された中間転写
ローラと、列状の発熱体を備えインクシートを中間転写
ローラに押圧し中間転写ローラ上にインクを記録する記
録ヘッドと、中間転写ローラ上のインクが付着性を生じ
る所定の温度に中間転写ローラを加熱保温する加熱保温
手段と、中間転写ローラ上に記録されたインクを記録用
紙に押圧し転写させる押圧ローラを備え、押圧ローラを
中間転写ローラに対して所定の角度傾けて交差させて押
圧するように構成するとともに、記録ヘッドの発熱体列
を中間転写ローラに対して上記交差角度と同方向に同等
の角度傾けて設置するよう構成したものである。
めに本発明は、表面が柔軟なゴムで形成された中間転写
ローラと、列状の発熱体を備えインクシートを中間転写
ローラに押圧し中間転写ローラ上にインクを記録する記
録ヘッドと、中間転写ローラ上のインクが付着性を生じ
る所定の温度に中間転写ローラを加熱保温する加熱保温
手段と、中間転写ローラ上に記録されたインクを記録用
紙に押圧し転写させる押圧ローラを備え、押圧ローラを
中間転写ローラに対して所定の角度傾けて交差させて押
圧するように構成するとともに、記録ヘッドの発熱体列
を中間転写ローラに対して上記交差角度と同方向に同等
の角度傾けて設置するよう構成したものである。
【0009】また、上記問題点を解決するために本発明
は、表面が柔軟なゴムで形成された中間転写ローラと、
列状の発熱体を備えインクシートを中間転写ローラに押
圧し中間転写ローラ上にインクを記録する記録ヘッド
と、中間転写ローラ上のインクが付着性を生じる所定の
温度に中間転写ローラを加熱保温する加熱保温手段と、
中間転写ローラ上に記録されたインクを記録用紙に押圧
し転写させる押圧ローラを備え、押圧ローラを中間転写
ローラに対して所定の角度傾けて交差させて押圧するよ
うに構成するとともに、この交差角度に応じて記録ヘッ
ドの発熱体列の各発熱体に対する印字タイミングを異な
らせて、中間転写ローラ上に上記公差角度と同等の角度
傾いた画像を形成するよう構成したものである。
は、表面が柔軟なゴムで形成された中間転写ローラと、
列状の発熱体を備えインクシートを中間転写ローラに押
圧し中間転写ローラ上にインクを記録する記録ヘッド
と、中間転写ローラ上のインクが付着性を生じる所定の
温度に中間転写ローラを加熱保温する加熱保温手段と、
中間転写ローラ上に記録されたインクを記録用紙に押圧
し転写させる押圧ローラを備え、押圧ローラを中間転写
ローラに対して所定の角度傾けて交差させて押圧するよ
うに構成するとともに、この交差角度に応じて記録ヘッ
ドの発熱体列の各発熱体に対する印字タイミングを異な
らせて、中間転写ローラ上に上記公差角度と同等の角度
傾いた画像を形成するよう構成したものである。
【0010】また、上記問題点を解決するために本発明
は、表面が柔軟なゴムで形成された中間転写ローラと、
列状の発熱体を備えインクシートを中間転写ローラに押
圧し中間転写ローラ上にインクを記録する記録ヘッド
と、中間転写ローラ上のインクが付着性を生じる所定の
温度に中間転写ローラを加熱保温する加熱保温手段と、
中間転写ローラ上に記録されたインクを記録用紙に押圧
し転写させる押圧ローラと、列状に形成され原稿上の情
報を光学的に読みとる読み取り素子列を備え、押圧ロー
ラを中間転写ローラに対して所定の角度傾けて交差させ
て押圧するように構成するとともに、原稿の副走査方向
に直角な方向に対して読み取り素子列をこの交差角度と
同等の角度傾けて設置し、読み取り素子列で読み取った
列状のデータに基づいて記録ヘッドを駆動させて原稿の
複写を行うよう構成したものである。
は、表面が柔軟なゴムで形成された中間転写ローラと、
列状の発熱体を備えインクシートを中間転写ローラに押
圧し中間転写ローラ上にインクを記録する記録ヘッド
と、中間転写ローラ上のインクが付着性を生じる所定の
温度に中間転写ローラを加熱保温する加熱保温手段と、
中間転写ローラ上に記録されたインクを記録用紙に押圧
し転写させる押圧ローラと、列状に形成され原稿上の情
報を光学的に読みとる読み取り素子列を備え、押圧ロー
ラを中間転写ローラに対して所定の角度傾けて交差させ
て押圧するように構成するとともに、原稿の副走査方向
に直角な方向に対して読み取り素子列をこの交差角度と
同等の角度傾けて設置し、読み取り素子列で読み取った
列状のデータに基づいて記録ヘッドを駆動させて原稿の
複写を行うよう構成したものである。
【0011】
【作用】本発明は、押圧ローラを中間転写ローラに対し
所定の角度傾けて交差するよう構成することによって、
押圧ローラによる押圧時に曲げたわみが発生したときに
中間転写ローラ軸方向の各位置における中間転写ローラ
と押圧ローラの軸間距離を均一化させて、中間転写ロー
ラにおける圧力が軸方向に均一化するように構成するこ
とができる。また、記録ヘッドの発熱体列を中間転写ロ
ーラに対して傾けて設置することにより、インクが中間
転写ローラから記録紙上に転写するときにローラ軸の交
差が原因で生じる画像のひずみを補正してひずみを除去
することができるものである。したがって、中間転写ロ
ーラの外径を小にして、装置の小型化、低価格化を達成
するとともに、転写を安定化し、良好な記録を達成でき
るものである。
所定の角度傾けて交差するよう構成することによって、
押圧ローラによる押圧時に曲げたわみが発生したときに
中間転写ローラ軸方向の各位置における中間転写ローラ
と押圧ローラの軸間距離を均一化させて、中間転写ロー
ラにおける圧力が軸方向に均一化するように構成するこ
とができる。また、記録ヘッドの発熱体列を中間転写ロ
ーラに対して傾けて設置することにより、インクが中間
転写ローラから記録紙上に転写するときにローラ軸の交
差が原因で生じる画像のひずみを補正してひずみを除去
することができるものである。したがって、中間転写ロ
ーラの外径を小にして、装置の小型化、低価格化を達成
するとともに、転写を安定化し、良好な記録を達成でき
るものである。
【0012】また本発明は、ローラの交差角度に応じて
記録ヘッドの発熱体列の各発熱体に対する印字タイミン
グを異ならせて、中間転写ローラ上に傾いた画像を形成
するよう構成することにより、インクが中間転写ローラ
から記録紙上に転写するときにローラ軸の交差が原因で
生じる画像のひずみを補正してひずみを除去することが
できるものである。したがって、上記と同様の効果を発
揮することができる。
記録ヘッドの発熱体列の各発熱体に対する印字タイミン
グを異ならせて、中間転写ローラ上に傾いた画像を形成
するよう構成することにより、インクが中間転写ローラ
から記録紙上に転写するときにローラ軸の交差が原因で
生じる画像のひずみを補正してひずみを除去することが
できるものである。したがって、上記と同様の効果を発
揮することができる。
【0013】また本発明は、原稿の情報を読み取って複
写する複写装置において、押圧ローラを中間転写ローラ
に対して所定の角度傾けて交差させて押圧するように構
成するとともに、原稿の副走査方向に直角な方向に対し
て読み取り素子列をこの交差角度と同等の角度傾けて設
置するよう構成することにより、インク転写時の圧力を
均一化するとともに、インクが中間転写ローラから記録
紙に転写するときにローラ軸の交差が原因で生じる画像
のひずみを原稿読み取り時に補正して読み取ることがで
き、このため、画像のひずみのない良好な複写が行える
ものである。
写する複写装置において、押圧ローラを中間転写ローラ
に対して所定の角度傾けて交差させて押圧するように構
成するとともに、原稿の副走査方向に直角な方向に対し
て読み取り素子列をこの交差角度と同等の角度傾けて設
置するよう構成することにより、インク転写時の圧力を
均一化するとともに、インクが中間転写ローラから記録
紙に転写するときにローラ軸の交差が原因で生じる画像
のひずみを原稿読み取り時に補正して読み取ることがで
き、このため、画像のひずみのない良好な複写が行える
ものである。
【0014】
【実施例】以下本発明の第1の実施例の記録装置につい
て、図面を参照しながら説明する。
て、図面を参照しながら説明する。
【0015】図1は、本発明の第1の実施例の熱記録装
置の概略構成を示す側面図であり、図2は同装置の平面
図、図3は同装置の作像部の説明図である。図1、図2
および図3において、1は中間転写ローラで、記録用紙
の幅以上の幅を有するものであり、外径が24.2m
m、内径が19mm、長さが300mmの鉄性の管の外
周表面に離型性の高いシリコーンゴムからなる中間転写
媒体2が設けられている。中間転写媒体2に用いられる
シリコーンゴムの公知例としては米国特許公報3554
836号に記載されるようなものが挙げられる。ゴムの
硬度としては20〜70度、ゴム厚としては0.2mm
以上あることが望ましいが、本実施例においてはゴム硬
度35度、ゴム厚0.4mmのものを用いている。中間
転写媒体2は長さ220mmに渡って形成されており、
また、中間転写媒体2が形成されている部分の中間転写
ローラ1の外径は25mmに構成されている。また、中
間転写ローラ1は図2に示すように両端を軸受け19に
より支持されている。中間転写ローラ1の内部には中間
転写ローラ1のほぼ全長に相当する長さを有する赤外ラ
ンプ3を配置し、中間転写ローラ1の外周には中間転写
媒体2の表面温度を検知するためのサーミスタ4が画像
を形成する部分の外側に接触して設置されている。ま
た、装置内部には装置内の環境温度を検出するためのサ
ーミスタ5が設置されている。赤外ランプ3とサーミス
タ4とサーミスタ5は温度制御回路6に接続されてお
り、温度制御回路6はサーミスタ5の検知する温度に応
じて中間転写媒体2の設定保温温度を変更するととも
に、サーミスタ4の検知する温度に応じて赤外ランプ3
をON、OFFして中間転写媒体2の表面温度を上記設
定保温温度に保つように設定されている。上記の赤外ラ
ンプ3、サーミスタ4、サーミスタ5、温度制御回路6
とで加熱保温手段が構成されている。7はインクシート
であり、厚さが3〜9μm程度のプラスチックフィルム
からなる基材8に熱溶融性のインク層9が一様に塗布さ
れている。熱溶融性インクとしては、従来から用いられ
ている天然または合成ワックスやポリアミド樹脂、ポリ
アクリル樹脂等の熱可塑性樹脂をバインダーとして、こ
れにカーボンブラックやその他の着色材を分散したもの
を用いている。熱溶融性インクの融点としては好ましく
は50〜160℃、融点の不明確なバインダーを用いた
インクについては環球法による軟化点が40〜180℃
程度のものが用いられるが、本実施例においてはワック
スと熱可塑性樹脂の混合物を主バインダーとして融点6
8℃(DSCによる融点ピーク温度)、100℃におけ
る溶融粘度が60ポアズのものが用いられ、基材上に8
μm塗布されている。10は熱像形成手段となるサーマ
ルヘッドであり、中間転写ローラ1の幅方向に多数配置
された発熱素子列11を有し、インクシート7を挟んで
中間転写ローラ1に離接可能に保持され、ヘッド駆動回
路18により駆動されるように構成されている。また、
サーマルヘッド10は図2に示すように、発熱素子列1
1が中間転写ローラ1に対し角度A傾けて交差するよう
に設置されている。また、サーマルヘッド10は図2に
おいて中間転写ローラ1の下側から押圧されるような位
置に配置されている。インクシート7は両端がそれぞれ
供給ロール12と巻き取りロール13とに固定され、供
給ロール12と巻き取りロール13とに巻回された状態
にある。記録時にはサーマルヘッド10がインクシート
7を中間転写ローラ1に圧接した状態で、中間転写ロー
ラ1とインクシート7はそれぞれ図示しない駆動手段に
よって矢印方向に回転ないし巻き取り駆動がなされるよ
うに構成されている。14は転写用の押圧ローラであ
り、レバー15により回転自在に保持されており、レバ
ー15はばねにより押圧ローラ14を中間転写ローラ1
に押圧するよう構成されている。また、押圧ローラ14
は図2に示すように、両端を軸受け20により支持され
るとともに、サーマルヘッド10と中間転写ローラ1の
交差角度と同じ角度A傾けて中間転写ローラ1に対して
交差させるように設置されており、図2においては中間
転写ローラ1に対し図の上方より押圧されるよう配置さ
れている。押圧ローラ14はステンレス材料により構成
されるとともに、軸受け間の長さが220mm、外径が
25mmに構成されている。押圧ローラ14は図示しな
い駆動機構により通常は中間転写ローラ1から離れた位
置に保持されており、転写時に記録用紙16が挿入され
ると記録用紙16を挟んでインク像17の形成された中
間転写ローラ1に記録用紙16を圧接しながら中間転写
ローラ1の回転にしたがって記録用紙16を順次矢印の
方向に送り出していくように構成されている。このとき
の押圧ローラ14の中間転写ローラ1に対する押圧力は
全体で30kgとなっている。また、本実施例において
は、交差角度Aは0.6度に設定されている。
置の概略構成を示す側面図であり、図2は同装置の平面
図、図3は同装置の作像部の説明図である。図1、図2
および図3において、1は中間転写ローラで、記録用紙
の幅以上の幅を有するものであり、外径が24.2m
m、内径が19mm、長さが300mmの鉄性の管の外
周表面に離型性の高いシリコーンゴムからなる中間転写
媒体2が設けられている。中間転写媒体2に用いられる
シリコーンゴムの公知例としては米国特許公報3554
836号に記載されるようなものが挙げられる。ゴムの
硬度としては20〜70度、ゴム厚としては0.2mm
以上あることが望ましいが、本実施例においてはゴム硬
度35度、ゴム厚0.4mmのものを用いている。中間
転写媒体2は長さ220mmに渡って形成されており、
また、中間転写媒体2が形成されている部分の中間転写
ローラ1の外径は25mmに構成されている。また、中
間転写ローラ1は図2に示すように両端を軸受け19に
より支持されている。中間転写ローラ1の内部には中間
転写ローラ1のほぼ全長に相当する長さを有する赤外ラ
ンプ3を配置し、中間転写ローラ1の外周には中間転写
媒体2の表面温度を検知するためのサーミスタ4が画像
を形成する部分の外側に接触して設置されている。ま
た、装置内部には装置内の環境温度を検出するためのサ
ーミスタ5が設置されている。赤外ランプ3とサーミス
タ4とサーミスタ5は温度制御回路6に接続されてお
り、温度制御回路6はサーミスタ5の検知する温度に応
じて中間転写媒体2の設定保温温度を変更するととも
に、サーミスタ4の検知する温度に応じて赤外ランプ3
をON、OFFして中間転写媒体2の表面温度を上記設
定保温温度に保つように設定されている。上記の赤外ラ
ンプ3、サーミスタ4、サーミスタ5、温度制御回路6
とで加熱保温手段が構成されている。7はインクシート
であり、厚さが3〜9μm程度のプラスチックフィルム
からなる基材8に熱溶融性のインク層9が一様に塗布さ
れている。熱溶融性インクとしては、従来から用いられ
ている天然または合成ワックスやポリアミド樹脂、ポリ
アクリル樹脂等の熱可塑性樹脂をバインダーとして、こ
れにカーボンブラックやその他の着色材を分散したもの
を用いている。熱溶融性インクの融点としては好ましく
は50〜160℃、融点の不明確なバインダーを用いた
インクについては環球法による軟化点が40〜180℃
程度のものが用いられるが、本実施例においてはワック
スと熱可塑性樹脂の混合物を主バインダーとして融点6
8℃(DSCによる融点ピーク温度)、100℃におけ
る溶融粘度が60ポアズのものが用いられ、基材上に8
μm塗布されている。10は熱像形成手段となるサーマ
ルヘッドであり、中間転写ローラ1の幅方向に多数配置
された発熱素子列11を有し、インクシート7を挟んで
中間転写ローラ1に離接可能に保持され、ヘッド駆動回
路18により駆動されるように構成されている。また、
サーマルヘッド10は図2に示すように、発熱素子列1
1が中間転写ローラ1に対し角度A傾けて交差するよう
に設置されている。また、サーマルヘッド10は図2に
おいて中間転写ローラ1の下側から押圧されるような位
置に配置されている。インクシート7は両端がそれぞれ
供給ロール12と巻き取りロール13とに固定され、供
給ロール12と巻き取りロール13とに巻回された状態
にある。記録時にはサーマルヘッド10がインクシート
7を中間転写ローラ1に圧接した状態で、中間転写ロー
ラ1とインクシート7はそれぞれ図示しない駆動手段に
よって矢印方向に回転ないし巻き取り駆動がなされるよ
うに構成されている。14は転写用の押圧ローラであ
り、レバー15により回転自在に保持されており、レバ
ー15はばねにより押圧ローラ14を中間転写ローラ1
に押圧するよう構成されている。また、押圧ローラ14
は図2に示すように、両端を軸受け20により支持され
るとともに、サーマルヘッド10と中間転写ローラ1の
交差角度と同じ角度A傾けて中間転写ローラ1に対して
交差させるように設置されており、図2においては中間
転写ローラ1に対し図の上方より押圧されるよう配置さ
れている。押圧ローラ14はステンレス材料により構成
されるとともに、軸受け間の長さが220mm、外径が
25mmに構成されている。押圧ローラ14は図示しな
い駆動機構により通常は中間転写ローラ1から離れた位
置に保持されており、転写時に記録用紙16が挿入され
ると記録用紙16を挟んでインク像17の形成された中
間転写ローラ1に記録用紙16を圧接しながら中間転写
ローラ1の回転にしたがって記録用紙16を順次矢印の
方向に送り出していくように構成されている。このとき
の押圧ローラ14の中間転写ローラ1に対する押圧力は
全体で30kgとなっている。また、本実施例において
は、交差角度Aは0.6度に設定されている。
【0016】上記のような構成において、中間転写ロー
ラ1と押圧ローラ14の交差角度を0.6度設けたとき
と、交差角度を設けず平行に配置したときの両ローラ間
における軸方向の圧力分布の測定結果を、図4に示す。
図4より、中間転写ローラ1と押圧ローラ14を平行に
配置したときには、軸方向に圧力分布が大きく、ローラ
端部よりでは圧力が高いにもかかわらず、ローラ中央部
では圧力が低くなっている。一方、中間転写ローラ1と
押圧ローラ14を0.6度交差させて配置したときに
は、軸方向に対して圧力分布が小さく均一化されてい
る。また、このときにはローラ中央部での圧力がローラ
を平行に配置したときよりも大となっているものであ
る。上記の現象は次のようなことから説明できる。中間
転写ローラ1と押圧ローラ14が平行に配置された場合
には、ローラのたわみ変形がない状態ではローラ軸方向
のどの位置でもローラの軸間距離は一定であるが、圧力
が加えられローラがたわみ変形すると、ローラの中央部
での軸間距離がローラ端部での軸間距離よりも大とな
り、ゴムの変形量がローラ端部で大となるとともにロー
ラ中央部で小となり、この結果ローラ端部では高圧力と
なるもののローラ中央部では低圧力となる。一方、中間
転写ローラ1と押圧ローラ14が0.6度交差して配置
された場合には、ローラのたわみ変形がない状態ではロ
ーラ軸上の中央部ではローラの軸間距離が小であるが、
ローラの端部ではローラの軸間距離が若干大となってい
る。しかしながら、ローラ間に圧力が加えられるとロー
ラがたわみ変形するため、ローラ端部での軸間距離の短
縮量がローラ中央部での軸間距離の短縮量よりも大きく
なり、結果的にローラたわみ変形後のローラの軸間距離
がローラ軸方向にわたってほぼ同等となり、圧力がほぼ
同等となるものである。以上のように、中間転写ローラ
1と押圧ローラ14を0.6度交差させて配置すること
により、圧力分布をほぼ均一とすることができるもので
ある。
ラ1と押圧ローラ14の交差角度を0.6度設けたとき
と、交差角度を設けず平行に配置したときの両ローラ間
における軸方向の圧力分布の測定結果を、図4に示す。
図4より、中間転写ローラ1と押圧ローラ14を平行に
配置したときには、軸方向に圧力分布が大きく、ローラ
端部よりでは圧力が高いにもかかわらず、ローラ中央部
では圧力が低くなっている。一方、中間転写ローラ1と
押圧ローラ14を0.6度交差させて配置したときに
は、軸方向に対して圧力分布が小さく均一化されてい
る。また、このときにはローラ中央部での圧力がローラ
を平行に配置したときよりも大となっているものであ
る。上記の現象は次のようなことから説明できる。中間
転写ローラ1と押圧ローラ14が平行に配置された場合
には、ローラのたわみ変形がない状態ではローラ軸方向
のどの位置でもローラの軸間距離は一定であるが、圧力
が加えられローラがたわみ変形すると、ローラの中央部
での軸間距離がローラ端部での軸間距離よりも大とな
り、ゴムの変形量がローラ端部で大となるとともにロー
ラ中央部で小となり、この結果ローラ端部では高圧力と
なるもののローラ中央部では低圧力となる。一方、中間
転写ローラ1と押圧ローラ14が0.6度交差して配置
された場合には、ローラのたわみ変形がない状態ではロ
ーラ軸上の中央部ではローラの軸間距離が小であるが、
ローラの端部ではローラの軸間距離が若干大となってい
る。しかしながら、ローラ間に圧力が加えられるとロー
ラがたわみ変形するため、ローラ端部での軸間距離の短
縮量がローラ中央部での軸間距離の短縮量よりも大きく
なり、結果的にローラたわみ変形後のローラの軸間距離
がローラ軸方向にわたってほぼ同等となり、圧力がほぼ
同等となるものである。以上のように、中間転写ローラ
1と押圧ローラ14を0.6度交差させて配置すること
により、圧力分布をほぼ均一とすることができるもので
ある。
【0017】次に、本実施例の動作について説明する。
まず、装置の電源がONになると、サーミスタ5により
環境温度が測定され、温度制御回路6により中間転写媒
体2の加熱保温温度の目標値が設定される。ここで、温
度制御回路6は、サーミスタ4により中間転写媒体2の
温度を検出しながら赤外ランプ3をON、OFFさせて
目標の加熱保温温度になるよう制御する。この中間転写
媒体2の表面の保温温度は、この温度におけるインクの
凝集強度がインクと中間転写媒体2との間の付着力より
も大となり、かつ中間転写媒体上のインクが軟化して記
録用紙に付着可能となるように設定される。この保温温
度は使用するインクの特性や中間転写媒体2の表面の材
質、記録の条件などによって適正な値は異なるが、本実
施例では環境温度が20℃のときには70℃になるよう
に設定されている。また、環境温度が低いときには中間
転写媒体温度の設定値を高くし、環境温度が高いときに
は中間転写媒体温度の設定値を低くするよう構成されて
おり、たとえば、環境温度が0℃のときには中間転写媒
体温度を75℃とし、環境温度が40℃のときには中間
転写媒体温度を65℃にするように設定されている。
まず、装置の電源がONになると、サーミスタ5により
環境温度が測定され、温度制御回路6により中間転写媒
体2の加熱保温温度の目標値が設定される。ここで、温
度制御回路6は、サーミスタ4により中間転写媒体2の
温度を検出しながら赤外ランプ3をON、OFFさせて
目標の加熱保温温度になるよう制御する。この中間転写
媒体2の表面の保温温度は、この温度におけるインクの
凝集強度がインクと中間転写媒体2との間の付着力より
も大となり、かつ中間転写媒体上のインクが軟化して記
録用紙に付着可能となるように設定される。この保温温
度は使用するインクの特性や中間転写媒体2の表面の材
質、記録の条件などによって適正な値は異なるが、本実
施例では環境温度が20℃のときには70℃になるよう
に設定されている。また、環境温度が低いときには中間
転写媒体温度の設定値を高くし、環境温度が高いときに
は中間転写媒体温度の設定値を低くするよう構成されて
おり、たとえば、環境温度が0℃のときには中間転写媒
体温度を75℃とし、環境温度が40℃のときには中間
転写媒体温度を65℃にするように設定されている。
【0018】次に、記録指令が入力されるとサーマルヘ
ッド10がインクシート7を挟んで中間転写ローラ1を
圧着し、同時に中間転写ローラ1とインクシート7がそ
れぞれ矢印方向に移動を始める。この状態で順次記録信
号が発熱素子列11に入力されると、加熱された部分に
接するインクが溶融状態になり中間転写媒体2に対し付
着力が生じて接着される。その後図3に示されるように
インクシート7が直ちに中間転写ローラ1から引き離さ
れ、巻き取りロール13に巻き取られる。サーマルヘッ
ド10によって加熱されない部分は中間転写媒体2に接
触して加熱され軟化するが、中間転写媒体2が離型性の
高いシリコーンゴムで構成されているためインクとの付
着力は弱いものである。また、中間転写媒体2の保温温
度においては、インクの凝集強度が上記付着力よりも高
くなっているとともに、インクと基材8の付着力がイン
クと中間転写媒体2の間の付着力よりも高いため、イン
クが中間転写媒体2に転移することはない。一方、サー
マルヘッド10によって加熱溶融された部分のインクは
他の部分よりも十分に低い粘度を保っており、インクの
凝集強度がインクと基材8の間の付着力およびインクと
中間転写媒体2の間の付着力よりも小さくなっているた
め、インクは層の中で凝集破壊して、中間転写媒体2の
表面にインク像17として転移される。以上述べたよう
な動作で中間転写媒体2へのインク像17の作像が順次
連続して行われるが、サーマルヘッド10の発熱体列1
1が中間転写ローラ1に対して0.6度傾けて設置され
ているため、中間転写媒体2上に記録されるインク像1
7も発熱体の並びの方向である主走査方向と中間転写媒
体の送り方向である副走査方向が直角とならない0.6
度の傾きをもった画像となる。中間転写媒体2の表面に
形成されたインク像17は、中間転写ローラ1の回転に
よって押圧ローラ14と対向する位置まで運ばれる。こ
こで、記録用紙16が送られ、記録用紙16を挟んで押
圧ローラ14が中間転写ローラ1に対して押圧され、記
録用紙16は中間転写ローラ1の回転に伴って矢印方向
に順次送られる。このとき、中間転写媒体2の表面のイ
ンク像17は中間転写媒体2の保温温度と同じ温度とな
り軟化して記録用紙16に対して付着力を有するように
なっており、この付着力が中間転写媒体2の保温温度に
おけるインクの凝集強度および中間転写媒体とインクの
間の付着力よりも大となるよう構成されているため、イ
ンク像17はインク層の間で凝集破壊することなく中間
転写媒体2の界面から剥離して記録用紙16上へ転写さ
れる。このとき、中間転写媒体2が柔軟なシリコーンゴ
ムで構成されているため、その柔軟性によってインク像
17を記録用紙16の表面の凹凸によく密着させること
ができる。これにより、表面平滑度が低く凹凸の大きな
紙に対しても、良好な転写性が得られるものである。イ
ンクの記録用紙16への転写のときには、押圧ローラ1
4が中間転写ローラ1に対して0.6度傾けて設置され
ているが、記録用紙16は中間転写媒体2により押圧ロ
ーラ14に押しつけられて押圧ローラ14の回転方向に
送られる。このため、中間転写ローラ1上に記録された
インク像17は記録用紙16上に0.6度傾いて転写さ
れる。このとき中間転写ローラ1への記録時に予め0.
6度傾けたインク像17を記録しているため、記録用紙
16への転写のときに補正され元に戻り、最終的に記録
用紙16上には傾きのない画像が形成されるものであ
る。
ッド10がインクシート7を挟んで中間転写ローラ1を
圧着し、同時に中間転写ローラ1とインクシート7がそ
れぞれ矢印方向に移動を始める。この状態で順次記録信
号が発熱素子列11に入力されると、加熱された部分に
接するインクが溶融状態になり中間転写媒体2に対し付
着力が生じて接着される。その後図3に示されるように
インクシート7が直ちに中間転写ローラ1から引き離さ
れ、巻き取りロール13に巻き取られる。サーマルヘッ
ド10によって加熱されない部分は中間転写媒体2に接
触して加熱され軟化するが、中間転写媒体2が離型性の
高いシリコーンゴムで構成されているためインクとの付
着力は弱いものである。また、中間転写媒体2の保温温
度においては、インクの凝集強度が上記付着力よりも高
くなっているとともに、インクと基材8の付着力がイン
クと中間転写媒体2の間の付着力よりも高いため、イン
クが中間転写媒体2に転移することはない。一方、サー
マルヘッド10によって加熱溶融された部分のインクは
他の部分よりも十分に低い粘度を保っており、インクの
凝集強度がインクと基材8の間の付着力およびインクと
中間転写媒体2の間の付着力よりも小さくなっているた
め、インクは層の中で凝集破壊して、中間転写媒体2の
表面にインク像17として転移される。以上述べたよう
な動作で中間転写媒体2へのインク像17の作像が順次
連続して行われるが、サーマルヘッド10の発熱体列1
1が中間転写ローラ1に対して0.6度傾けて設置され
ているため、中間転写媒体2上に記録されるインク像1
7も発熱体の並びの方向である主走査方向と中間転写媒
体の送り方向である副走査方向が直角とならない0.6
度の傾きをもった画像となる。中間転写媒体2の表面に
形成されたインク像17は、中間転写ローラ1の回転に
よって押圧ローラ14と対向する位置まで運ばれる。こ
こで、記録用紙16が送られ、記録用紙16を挟んで押
圧ローラ14が中間転写ローラ1に対して押圧され、記
録用紙16は中間転写ローラ1の回転に伴って矢印方向
に順次送られる。このとき、中間転写媒体2の表面のイ
ンク像17は中間転写媒体2の保温温度と同じ温度とな
り軟化して記録用紙16に対して付着力を有するように
なっており、この付着力が中間転写媒体2の保温温度に
おけるインクの凝集強度および中間転写媒体とインクの
間の付着力よりも大となるよう構成されているため、イ
ンク像17はインク層の間で凝集破壊することなく中間
転写媒体2の界面から剥離して記録用紙16上へ転写さ
れる。このとき、中間転写媒体2が柔軟なシリコーンゴ
ムで構成されているため、その柔軟性によってインク像
17を記録用紙16の表面の凹凸によく密着させること
ができる。これにより、表面平滑度が低く凹凸の大きな
紙に対しても、良好な転写性が得られるものである。イ
ンクの記録用紙16への転写のときには、押圧ローラ1
4が中間転写ローラ1に対して0.6度傾けて設置され
ているが、記録用紙16は中間転写媒体2により押圧ロ
ーラ14に押しつけられて押圧ローラ14の回転方向に
送られる。このため、中間転写ローラ1上に記録された
インク像17は記録用紙16上に0.6度傾いて転写さ
れる。このとき中間転写ローラ1への記録時に予め0.
6度傾けたインク像17を記録しているため、記録用紙
16への転写のときに補正され元に戻り、最終的に記録
用紙16上には傾きのない画像が形成されるものであ
る。
【0019】以上のように本発明によると、押圧ローラ
を中間転写ローラに対して所定の交差角度を設けて設置
することによりローラ軸方向での圧力分布を均一化する
ことができ、インクの記録用紙上への転写を安定化でき
るものである。また、中間転写ローラ上のインク像を記
録用紙へ転写する時に交差角度に応じた画像のひずみを
生じるが、記録ヘッドの発熱体列を中間転写ローラに対
して同等の交差角度を設けて設置することにより、上記
のひずみを中間転写ローラへの記録時に補正するよう構
成しているため、ひずみのない良好な画像を記録用紙上
に形成することができるものである。
を中間転写ローラに対して所定の交差角度を設けて設置
することによりローラ軸方向での圧力分布を均一化する
ことができ、インクの記録用紙上への転写を安定化でき
るものである。また、中間転写ローラ上のインク像を記
録用紙へ転写する時に交差角度に応じた画像のひずみを
生じるが、記録ヘッドの発熱体列を中間転写ローラに対
して同等の交差角度を設けて設置することにより、上記
のひずみを中間転写ローラへの記録時に補正するよう構
成しているため、ひずみのない良好な画像を記録用紙上
に形成することができるものである。
【0020】次に、本発明の第2の実施例について説明
する。図5は本発明の第2の実施例の熱記録装置の概略
構成を示す平面図である。装置の構成は、上記第1の実
施例の装置とほぼ同様であるが、本実施例においては、
押圧ローラ14は中間転写ローラ1に対してA度交差角
度を設けて設置されているものの、サーマルヘッド10
の発熱体列11が中間転写ローラ1に対して平行に設置
されている点が異なる。また、サーマルヘッド10を駆
動するヘッド駆動回路18により、中間転写ローラ1の
軸に対して0.6度傾いた画像を形成するようサーマル
ヘッド10の発熱体列11の各発熱体に対する印字信号
のタイミングを異ならせて駆動するように構成されてい
る。好ましくは、サーマルヘッド10の各発熱体ごとに
タイミングを異ならせるのが良いが駆動動作が複雑とな
るため、本実施例では記録しようとする画像の傾きに合
わせて各ラインごとのデータに直しサーマルヘッドを駆
動させている。本実施例ではサーマルヘッド10には1
mm当たり11.8ドットの密度のものを用いており、
中間転写ローラ1と押圧ローラ14の交差角度0.6度
に合わせて主走査方向の96ドットごとに副走査方向に
1ドット分データをずらして印字させるようにしてい
る。上記の構成により、サーマルヘッド10によって中
間転写ローラ1上には0.6度傾いた画像が形成され
る。次に、中間転写ローラ1上のインク像17は図5に
おける記録用紙16の下面側へ転写されるが、このとき
に上記第1の実施例と同様にしてインク像17は記録用
紙16へ逆に0.6度傾いて転写されるため元に戻り、
ひずみのない画像に補正された形で記録が行われるもの
である。
する。図5は本発明の第2の実施例の熱記録装置の概略
構成を示す平面図である。装置の構成は、上記第1の実
施例の装置とほぼ同様であるが、本実施例においては、
押圧ローラ14は中間転写ローラ1に対してA度交差角
度を設けて設置されているものの、サーマルヘッド10
の発熱体列11が中間転写ローラ1に対して平行に設置
されている点が異なる。また、サーマルヘッド10を駆
動するヘッド駆動回路18により、中間転写ローラ1の
軸に対して0.6度傾いた画像を形成するようサーマル
ヘッド10の発熱体列11の各発熱体に対する印字信号
のタイミングを異ならせて駆動するように構成されてい
る。好ましくは、サーマルヘッド10の各発熱体ごとに
タイミングを異ならせるのが良いが駆動動作が複雑とな
るため、本実施例では記録しようとする画像の傾きに合
わせて各ラインごとのデータに直しサーマルヘッドを駆
動させている。本実施例ではサーマルヘッド10には1
mm当たり11.8ドットの密度のものを用いており、
中間転写ローラ1と押圧ローラ14の交差角度0.6度
に合わせて主走査方向の96ドットごとに副走査方向に
1ドット分データをずらして印字させるようにしてい
る。上記の構成により、サーマルヘッド10によって中
間転写ローラ1上には0.6度傾いた画像が形成され
る。次に、中間転写ローラ1上のインク像17は図5に
おける記録用紙16の下面側へ転写されるが、このとき
に上記第1の実施例と同様にしてインク像17は記録用
紙16へ逆に0.6度傾いて転写されるため元に戻り、
ひずみのない画像に補正された形で記録が行われるもの
である。
【0021】以上のように本発明によると、押圧ローラ
を中間転写ローラに対して所定の交差角度を設けて設置
することによりローラ軸方向での圧力分布を均一化する
ことができ、インクの記録用紙上への転写を安定化でき
るものである。また、中間転写ローラ上のインク像を記
録用紙へ転写する時に交差角度に応じた画像のひずみを
生じるが、中間転写ローラ上に上記交差角度と同等の角
度傾いた画像を形成するようサーマルヘッドの各発熱体
の駆動データをずらすよう構成しており、上記のひずみ
を中間転写ローラへの記録時に補正するよう構成してい
るため、ひずみのない良好な画像を記録用紙上に形成す
ることができるものである。
を中間転写ローラに対して所定の交差角度を設けて設置
することによりローラ軸方向での圧力分布を均一化する
ことができ、インクの記録用紙上への転写を安定化でき
るものである。また、中間転写ローラ上のインク像を記
録用紙へ転写する時に交差角度に応じた画像のひずみを
生じるが、中間転写ローラ上に上記交差角度と同等の角
度傾いた画像を形成するようサーマルヘッドの各発熱体
の駆動データをずらすよう構成しており、上記のひずみ
を中間転写ローラへの記録時に補正するよう構成してい
るため、ひずみのない良好な画像を記録用紙上に形成す
ることができるものである。
【0022】次に、本発明の第3の実施例について説明
する。図6は本発明の第3の実施例の熱複写装置におけ
る画像読み取り部の概略構成を示す側面図であり、図7
は平面図である。また、図8は同装置の画像記録部の概
略構成を示す平面図である。図6および図7において、
21は原稿22に光を照射するための光源であり、蛍光
灯が用いられている。23は微小なレンズが列状に形成
されたレンズアレイ、24は読み取り素子が列状に形成
された読み取りセンサアレイであり、原稿22の像をレ
ンズアレイ23によって読み取りセンサアレイ24上に
結像させている。また、読み取りセンサアレイ24は処
理回路25に接続されている。読み取りセンサアレイ2
4により原稿22からの反射光量を検出し、処理回路2
5により2値化したデータに変換される。26は透明ガ
ラス板であり、27は原稿22を駆動するための原稿送
りローラである。光源21、レンズアレイ23、読み取
りセンサアレイ24は、原稿22の幅と同等以上の長さ
のものが用いられ、これらの部品はそれぞれ平行となる
ように設置されている。また、図7において原稿22は
図の上面に情報が記録されており、図の上方から読み取
りセンサアレイ24により読み取りが行われるよう構成
されている。また原稿送りローラ27は、図7に示すよ
うに読み取りセンサアレイ24に対して角度A傾けて設
置されており、原稿22を図の矢印方向に送るよう構成
されている。一方、画像記録部においては、図8に示す
ようにサーマルヘッド10の発熱素子列11は中間転写
ローラ1に対して平行に設置され、押圧ローラ14は中
間転写ローラ1に対して角度Aの交差角度を設けて設置
されている。他の部分の構成は前記の実施例と同様であ
るので説明は省略する。なお、図8において記録用紙1
6の下面に画像が転写記録されるように構成されてい
る。また、本実施例においては、交差角度Aは0.6度
に設定されている。
する。図6は本発明の第3の実施例の熱複写装置におけ
る画像読み取り部の概略構成を示す側面図であり、図7
は平面図である。また、図8は同装置の画像記録部の概
略構成を示す平面図である。図6および図7において、
21は原稿22に光を照射するための光源であり、蛍光
灯が用いられている。23は微小なレンズが列状に形成
されたレンズアレイ、24は読み取り素子が列状に形成
された読み取りセンサアレイであり、原稿22の像をレ
ンズアレイ23によって読み取りセンサアレイ24上に
結像させている。また、読み取りセンサアレイ24は処
理回路25に接続されている。読み取りセンサアレイ2
4により原稿22からの反射光量を検出し、処理回路2
5により2値化したデータに変換される。26は透明ガ
ラス板であり、27は原稿22を駆動するための原稿送
りローラである。光源21、レンズアレイ23、読み取
りセンサアレイ24は、原稿22の幅と同等以上の長さ
のものが用いられ、これらの部品はそれぞれ平行となる
ように設置されている。また、図7において原稿22は
図の上面に情報が記録されており、図の上方から読み取
りセンサアレイ24により読み取りが行われるよう構成
されている。また原稿送りローラ27は、図7に示すよ
うに読み取りセンサアレイ24に対して角度A傾けて設
置されており、原稿22を図の矢印方向に送るよう構成
されている。一方、画像記録部においては、図8に示す
ようにサーマルヘッド10の発熱素子列11は中間転写
ローラ1に対して平行に設置され、押圧ローラ14は中
間転写ローラ1に対して角度Aの交差角度を設けて設置
されている。他の部分の構成は前記の実施例と同様であ
るので説明は省略する。なお、図8において記録用紙1
6の下面に画像が転写記録されるように構成されてい
る。また、本実施例においては、交差角度Aは0.6度
に設定されている。
【0023】次に、上記のように構成された装置の動作
について説明する。原稿上の情報は読み取りセンサアレ
イ24により読み取られ、処理回路25により2値化さ
れる。この2値化されたデータは、ヘッド駆動回路18
を経てサーマルヘッド10に送られる。サーマルヘッド
10はこのデータに基づいてヘッド駆動回路18により
印字駆動される。このとき、読み取りセンサアレイ24
の読み取りピッチとサーマルヘッド10の記録ピッチは
同じとなるように構成されており、このピッチ毎に読み
取りと記録が繰り返される。またこのとき、原稿22は
原稿送りローラ27により図の矢印方向に送られるた
め、読み取りセンサアレイ24により検出されるデータ
は原稿19に対して0.6度傾いたデータとなる。この
ため、サーマルヘッド10が駆動されて中間転写ローラ
1上に記録される画像は、原稿22の画像と比べると中
間転写ローラ1の軸に対して0.6度傾いた画像とな
る。次に、中間転写ローラ1上の画像は記録用紙16上
に転写されるが、このときに前述の実施例と同様にして
インク像17は記録用紙16へ逆に0.6度傾いて転写
されるため、記録用紙16上に記録される画像は元に戻
り、複写する原稿22と同じひずみのない画像となるも
のである。
について説明する。原稿上の情報は読み取りセンサアレ
イ24により読み取られ、処理回路25により2値化さ
れる。この2値化されたデータは、ヘッド駆動回路18
を経てサーマルヘッド10に送られる。サーマルヘッド
10はこのデータに基づいてヘッド駆動回路18により
印字駆動される。このとき、読み取りセンサアレイ24
の読み取りピッチとサーマルヘッド10の記録ピッチは
同じとなるように構成されており、このピッチ毎に読み
取りと記録が繰り返される。またこのとき、原稿22は
原稿送りローラ27により図の矢印方向に送られるた
め、読み取りセンサアレイ24により検出されるデータ
は原稿19に対して0.6度傾いたデータとなる。この
ため、サーマルヘッド10が駆動されて中間転写ローラ
1上に記録される画像は、原稿22の画像と比べると中
間転写ローラ1の軸に対して0.6度傾いた画像とな
る。次に、中間転写ローラ1上の画像は記録用紙16上
に転写されるが、このときに前述の実施例と同様にして
インク像17は記録用紙16へ逆に0.6度傾いて転写
されるため、記録用紙16上に記録される画像は元に戻
り、複写する原稿22と同じひずみのない画像となるも
のである。
【0024】以上のように本発明によると、押圧ローラ
を中間転写ローラに対して所定の交差角度を設けて設置
することによりローラ軸方向での圧力分布を均一化する
ことができ、インクの記録用紙上への転写を安定化でき
るものである。また、中間転写ローラ上のインク像を記
録用紙へ転写するときに交差角度に応じた画像のひずみ
を生じるが、読み取りレンズアレイを原稿に対して押圧
ローラと中間転写ローラの交差角度と同じ角度傾けて設
置することにより、インク像の記録用紙への転写時のひ
ずみを読み取り時に補正するよう構成しているため、ひ
ずみのない良好な画像を記録用紙上に複写することがで
きるものである。
を中間転写ローラに対して所定の交差角度を設けて設置
することによりローラ軸方向での圧力分布を均一化する
ことができ、インクの記録用紙上への転写を安定化でき
るものである。また、中間転写ローラ上のインク像を記
録用紙へ転写するときに交差角度に応じた画像のひずみ
を生じるが、読み取りレンズアレイを原稿に対して押圧
ローラと中間転写ローラの交差角度と同じ角度傾けて設
置することにより、インク像の記録用紙への転写時のひ
ずみを読み取り時に補正するよう構成しているため、ひ
ずみのない良好な画像を記録用紙上に複写することがで
きるものである。
【0025】
【発明の効果】以上のように本発明の熱記録装置によれ
ば、押圧ローラを中間転写ローラに対し所定の角度傾け
て交差させることにより、インク像を記録用紙に転写す
るときの中間転写ローラの圧力を軸方向に対して均一化
させることができ、転写を安定化できるものである。ま
た、記録ヘッドの発熱体列を中間転写ローラに対して同
じ角度傾けて設置することにより、インク像の記録用紙
上への転写時に生じる画像のひずみを中間転写ローラ上
へのインク像形成のときに補正することができるもので
ある。したがって、中間転写ローラの外径を小にして
も、記録用紙上へのインク像の転写を安定化し、ひずみ
のない良好な画像を形成するとともに、装置の小型化、
低価格化を達成することができるものである。
ば、押圧ローラを中間転写ローラに対し所定の角度傾け
て交差させることにより、インク像を記録用紙に転写す
るときの中間転写ローラの圧力を軸方向に対して均一化
させることができ、転写を安定化できるものである。ま
た、記録ヘッドの発熱体列を中間転写ローラに対して同
じ角度傾けて設置することにより、インク像の記録用紙
上への転写時に生じる画像のひずみを中間転写ローラ上
へのインク像形成のときに補正することができるもので
ある。したがって、中間転写ローラの外径を小にして
も、記録用紙上へのインク像の転写を安定化し、ひずみ
のない良好な画像を形成するとともに、装置の小型化、
低価格化を達成することができるものである。
【0026】また、本発明の第2の構成によれば、押圧
ローラを中間転写ローラに対して所定の角度傾けて交差
させて設置するとともに、ローラの交差角度に応じて記
録ヘッドの各発熱体に対する印字タイミングを異ならせ
るよう構成することにより、インク像の記録用紙上への
転写時に生じる画像のひずみを中間転写ローラ上へのイ
ンク像の形成のときに補正することができるものであ
る。したがって、上記と同様にして、中間転写ローラの
外径を小にしても、記録用紙上へのインク像の転写を安
定化し、ひずみのない良好な画像を形成するとともに、
装置の小型化、低価格化を達成することができるもので
ある。
ローラを中間転写ローラに対して所定の角度傾けて交差
させて設置するとともに、ローラの交差角度に応じて記
録ヘッドの各発熱体に対する印字タイミングを異ならせ
るよう構成することにより、インク像の記録用紙上への
転写時に生じる画像のひずみを中間転写ローラ上へのイ
ンク像の形成のときに補正することができるものであ
る。したがって、上記と同様にして、中間転写ローラの
外径を小にしても、記録用紙上へのインク像の転写を安
定化し、ひずみのない良好な画像を形成するとともに、
装置の小型化、低価格化を達成することができるもので
ある。
【0027】また、本発明の熱複写装置によれば、押圧
ローラを中間転写ローラに対して所定の角度傾けて交差
させて設置するとともに、原稿の副走査方向に直角な方
向に対して読み取り素子列を交差角度と同等の角度傾け
て設置するよう構成することにより、インク像の記録用
紙上への転写時に生じる画像のひずみを原稿の読み取り
時に補正して読み取ることができ、このため、画像のひ
ずみのない良好な複写を行うとともに、装置の小型化、
低価格化を達成することができるものである。
ローラを中間転写ローラに対して所定の角度傾けて交差
させて設置するとともに、原稿の副走査方向に直角な方
向に対して読み取り素子列を交差角度と同等の角度傾け
て設置するよう構成することにより、インク像の記録用
紙上への転写時に生じる画像のひずみを原稿の読み取り
時に補正して読み取ることができ、このため、画像のひ
ずみのない良好な複写を行うとともに、装置の小型化、
低価格化を達成することができるものである。
【図1】本発明の第1の実施例の熱記録装置の概略構成
を示す側面図
を示す側面図
【図2】同装置における平面図
【図3】同装置におけるインク像の作像工程を示す図
【図4】同装置における押圧ローラと中間転写ローラ間
の圧力分布を示す図
の圧力分布を示す図
【図5】本発明の第2の実施例の熱記録装置の概略構成
を示す平面図
を示す平面図
【図6】本発明の第3の実施例の熱複写装置の画像読み
取り部の概略構成を示す側面図
取り部の概略構成を示す側面図
【図7】同装置の画像読み取り部における平面図
【図8】同装置の画像記録部の概略構成を示す平面図
【図9】従来の記録装置の概略構成図
1 中間転写ローラ 2 中間転写媒体 3 赤外ランプ 7 インクシート 10 サーマルヘッド 14 押圧ローラ 16 記録用紙 17 インク像 18 ヘッド駆動回路 22 原稿 23 レンズアレイ 24 読み取りセンサアレイ 25 処理回路 27 原稿送りローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 9113−2C B41J 29/00 H (72)発明者 藤森 佳久 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 田口 信義 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内
Claims (3)
- 【請求項1】表面が柔軟なゴムで形成された中間転写ロ
ーラと、熱溶融性インクが塗布されたインクシートと、
列状の発熱体を備え前記インクシートを前記中間転写ロ
ーラに押圧するとともに前記インクシートを選択的に加
熱し前記中間転写ローラ上にインクを記録する記録ヘッ
ドと、前記中間転写ローラ上のインクが付着性を生じる
所定の温度に前記中間転写ローラを加熱保温する加熱保
温手段と、前記中間転写ローラ上に記録されたインクを
記録用紙に押圧し転写させる押圧ローラを備え、 前記押圧ローラを前記中間転写ローラに対してそれぞれ
の中心軸が所定の角度傾いた状態で交差するよう設置す
るとともに、前記記録ヘッドの発熱体列を前記中間転写
ローラに対して前記所定の角度と同方向に同等の角度傾
けて設置するよう構成したことを特徴とする熱記録装
置。 - 【請求項2】表面が柔軟なゴムで形成された中間転写ロ
ーラと、熱溶融性インクが塗布されたインクシートと、
列状に形成された発熱体を備え前記インクシートを前記
中間転写ローラに押圧するとともに前記インクシートを
選択的に加熱し前記中間転写ローラ上にインクを記録す
る記録ヘッドと、前記中間転写ローラ上のインクが付着
性を生じる所定の温度に前記中間転写ローラを加熱保温
する加熱保温手段と、前記中間転写ローラ上に記録され
たインクを記録用紙に押圧し転写させる押圧ローラを備
え、 前記押圧ローラを前記中間転写ローラに対してそれぞれ
の中心軸が所定の角度傾いた状態で交差するよう設置す
るとともに、前記傾けた角度に応じて前記記録ヘッドの
発熱体列の各発熱体に対する印字のタイミングを異なら
せて、前記中間転写ローラ上に前記所定の角度と同等の
角度傾いた画像を形成するよう構成したことを特徴とす
る熱記録装置。 - 【請求項3】表面が柔軟なゴムで形成された中間転写ロ
ーラと、熱溶融性インクが塗布されたインクシートと、
列状に形成された発熱体を備え前記インクシートを前記
中間転写ローラに押圧するとともに前記インクシートを
選択的に加熱し前記中間転写ローラ上にインクを記録す
る記録ヘッドと、前記中間転写ローラ上のインクが付着
性を生じる所定の温度に前記中間転写ローラを加熱保温
する加熱保温手段と、前記中間転写ローラ上に記録され
たインクを記録用紙に押圧し転写させる押圧ローラと、
列状に形成され原稿上の情報を光学的に読みとる読み取
り素子列を備え、 前記押圧ローラを前記中間転写ローラに対してそれぞれ
の中心軸が所定の角度傾いた状態で交差するよう設置す
るとともに、原稿の副走査方向に直角な方向に対して前
記読み取り素子列を前記所定の角度と同等の角度傾けて
設置し、前記読み取り素子列で読み取った列状のデータ
に基づいて前記記録ヘッドを駆動させて原稿の複写を行
うよう構成したことを特徴とする熱複写装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5016115A JPH06227012A (ja) | 1993-02-03 | 1993-02-03 | 熱記録装置および熱複写装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5016115A JPH06227012A (ja) | 1993-02-03 | 1993-02-03 | 熱記録装置および熱複写装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06227012A true JPH06227012A (ja) | 1994-08-16 |
Family
ID=11907525
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5016115A Pending JPH06227012A (ja) | 1993-02-03 | 1993-02-03 | 熱記録装置および熱複写装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06227012A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8462342B2 (en) | 2010-10-28 | 2013-06-11 | Canon Kabushiki Kaisha | Spectral colorimetric apparatus and image forming apparatus including the same |
| CN117584629A (zh) * | 2023-12-29 | 2024-02-23 | 曲阜市玉樵夫科技有限公司 | 一种提高广告条幅打印效果的装置 |
-
1993
- 1993-02-03 JP JP5016115A patent/JPH06227012A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8462342B2 (en) | 2010-10-28 | 2013-06-11 | Canon Kabushiki Kaisha | Spectral colorimetric apparatus and image forming apparatus including the same |
| CN117584629A (zh) * | 2023-12-29 | 2024-02-23 | 曲阜市玉樵夫科技有限公司 | 一种提高广告条幅打印效果的装置 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH06227012A (ja) | 熱記録装置および熱複写装置 | |
| JPH08152807A (ja) | トナー定着器 | |
| JPH06278296A (ja) | 熱記録装置 | |
| JPS5916932B2 (ja) | 記録方法 | |
| JP3200233B2 (ja) | 記録装置 | |
| JPH06135022A (ja) | 熱記録装置 | |
| JP2000255089A (ja) | 接触型記録ヘッド及びこれを用いた画像形成装置 | |
| JPH0611559B2 (ja) | 感熱転写記録装置 | |
| JPH0288253A (ja) | 熱転写プリンタ | |
| JP2762656B2 (ja) | 記録装置 | |
| JP2502779B2 (ja) | 記録装置 | |
| JP2905003B2 (ja) | 熱転写プリンタ | |
| JPH05246056A (ja) | 記録装置 | |
| JP2579061B2 (ja) | 記録装置 | |
| JPH06316095A (ja) | 中間転写体を用いた記録装置 | |
| JP2882242B2 (ja) | 画像記録装置 | |
| JPH05246057A (ja) | 記録装置 | |
| JPH1170679A (ja) | 印刷方法及び印刷装置 | |
| JPH04327954A (ja) | 記録装置 | |
| JPH091845A (ja) | 記録装置 | |
| JPH0361092A (ja) | 画像形成装置 | |
| JPH09323481A (ja) | 可逆性感熱記録媒体、画像形成方法、画像形成装置、電子表示板及び電子表示板装置 | |
| JPH0725045A (ja) | サーマルプリンタおよび熱転写インクシート | |
| JPH07156426A (ja) | 記録装置 | |
| JPH06238921A (ja) | サーマルプリンタ |