JPH06227154A - 熱転写記録媒体及びそれを用いる記録方法 - Google Patents
熱転写記録媒体及びそれを用いる記録方法Info
- Publication number
- JPH06227154A JPH06227154A JP50A JP4191193A JPH06227154A JP H06227154 A JPH06227154 A JP H06227154A JP 50 A JP50 A JP 50A JP 4191193 A JP4191193 A JP 4191193A JP H06227154 A JPH06227154 A JP H06227154A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- image
- heat
- recording medium
- ink layer
- transfer recording
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Thermal Transfer Or Thermal Recording In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 支持体上に熱溶融性物質及び着色剤を含む熱
溶融性インク層(単色であっても、あるいは少なくとも
2つの異なる色又は濃度の層を面順次又はストライプ状
に設けたものであっても良い)を設けたものであって、
転写後の画像部の熱拡散率が0.01cm2/sec以
下である熱転写記録媒体並びにこれを用いる熱転写記録
方法。 【効果】 本方法によると、被転写体(受容紙)に直接
画像を転写する場合と、転写画像の上に画像を転写する
場合とで、印字エネルギーを変える必要がなく、同じ且
つ少ない印字エネルギーで良好な転写画像を得ることが
できる。
溶融性インク層(単色であっても、あるいは少なくとも
2つの異なる色又は濃度の層を面順次又はストライプ状
に設けたものであっても良い)を設けたものであって、
転写後の画像部の熱拡散率が0.01cm2/sec以
下である熱転写記録媒体並びにこれを用いる熱転写記録
方法。 【効果】 本方法によると、被転写体(受容紙)に直接
画像を転写する場合と、転写画像の上に画像を転写する
場合とで、印字エネルギーを変える必要がなく、同じ且
つ少ない印字エネルギーで良好な転写画像を得ることが
できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は熱転写記録媒体及びそれ
を用いる記録方法に関し、詳しくは、熱感度、耐摩擦性
が良好であり、しかも、受容紙に直接画像を転写する場
合と転写画像の上に画像を転写する場合とで印字エネル
ギーを変える必要なしに解像性にすぐれた転写画像を得
ることができる熱転写記録媒体及びそれを用いる記録方
法に関する。
を用いる記録方法に関し、詳しくは、熱感度、耐摩擦性
が良好であり、しかも、受容紙に直接画像を転写する場
合と転写画像の上に画像を転写する場合とで印字エネル
ギーを変える必要なしに解像性にすぐれた転写画像を得
ることができる熱転写記録媒体及びそれを用いる記録方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】プリンター、ファクシミリ等の記録装置
において、熱転写記録方式を利用したものは、記録装置
の小型化、低価格化、保守の低減が図れるものとして広
く普及している。また、この方式は多色の熱転写記録媒
体(インクシート又はインクリボン)を用いることによ
り、比較的容易に多色記録が可能なことから、近年注目
されている。
において、熱転写記録方式を利用したものは、記録装置
の小型化、低価格化、保守の低減が図れるものとして広
く普及している。また、この方式は多色の熱転写記録媒
体(インクシート又はインクリボン)を用いることによ
り、比較的容易に多色記録が可能なことから、近年注目
されている。
【0003】そこで、この熱転写記録方式における熱感
度の向上、転写画像の耐摩擦性の向上等に関し、多くの
提案がなされている。特に、多色記録においては、画像
ズレ、混色等の問題があり、高濃度、高解像度の画像を
得るために、多くの研究がなされており、例えば次のよ
うな提案がある。
度の向上、転写画像の耐摩擦性の向上等に関し、多くの
提案がなされている。特に、多色記録においては、画像
ズレ、混色等の問題があり、高濃度、高解像度の画像を
得るために、多くの研究がなされており、例えば次のよ
うな提案がある。
【0004】1) 基材上に少なくとも3色の熱転写性
インキ層を基材の長さ方向に沿って連続する繰返し単位
で配列し、且つ該繰返し単位内に包含される各種転写イ
ンキ層がいずれも記録紙と実質的に等しい大きさで構成
されてなる記録媒体(特開昭58−138685号公
報)。 2) 基材上に色毎に異なった融点を有する複数色の熱
溶融性インクを塗布したもの(特開昭58−18528
7号公報)。 3) 無色又は白色の熱溶融性インクを転写した後に転
写する方法(特開昭59−109393号公報)。
インキ層を基材の長さ方向に沿って連続する繰返し単位
で配列し、且つ該繰返し単位内に包含される各種転写イ
ンキ層がいずれも記録紙と実質的に等しい大きさで構成
されてなる記録媒体(特開昭58−138685号公
報)。 2) 基材上に色毎に異なった融点を有する複数色の熱
溶融性インクを塗布したもの(特開昭58−18528
7号公報)。 3) 無色又は白色の熱溶融性インクを転写した後に転
写する方法(特開昭59−109393号公報)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のよう
な記録媒体ないし方法にも下記のような問題点があっ
て、未だ充分満足されるものではなかった。即ち、上記
1)の記録媒体は、その実施例によると、ホットメルト
コーティングで熱溶融性インク層を形成しており、その
構成材料はワックス主体で、しかも熱伝導性の高いアル
ミナ粉末を含有させているので、転写画像の熱拡散率は
0.02cm2/sec以上である。一方、受容紙の熱
拡散率は0.01cm2/sec以下であり、転写画像
と受容紙間で熱拡散率に違いがある。従って、転写画像
の上に更に画像を転写しようとした場合、受容紙に画像
を転写するときより印字エネルギーを上げなければなら
ないという問題を有する。また、上記2)の場合、色毎
にインクの融点は異なっているが、上記1)と同様に、
転写画像と受容紙間で熱拡散率に差があるため、転写画
像の上に転写する場合と受容紙に直接転写する場合と
で、印字エネルギーを変えなければならないという問題
がある。また、上記3)の方法では、白色インクの材料
と他の画像形成用インクの材料を同一とすることで、熱
拡散率における上記の問題は生じない。しかしながら、
画像転写前に白色インクを転写するので、装置コストや
ランニングコストが高くなるとか、記録速度が遅くなる
という欠点がある。
な記録媒体ないし方法にも下記のような問題点があっ
て、未だ充分満足されるものではなかった。即ち、上記
1)の記録媒体は、その実施例によると、ホットメルト
コーティングで熱溶融性インク層を形成しており、その
構成材料はワックス主体で、しかも熱伝導性の高いアル
ミナ粉末を含有させているので、転写画像の熱拡散率は
0.02cm2/sec以上である。一方、受容紙の熱
拡散率は0.01cm2/sec以下であり、転写画像
と受容紙間で熱拡散率に違いがある。従って、転写画像
の上に更に画像を転写しようとした場合、受容紙に画像
を転写するときより印字エネルギーを上げなければなら
ないという問題を有する。また、上記2)の場合、色毎
にインクの融点は異なっているが、上記1)と同様に、
転写画像と受容紙間で熱拡散率に差があるため、転写画
像の上に転写する場合と受容紙に直接転写する場合と
で、印字エネルギーを変えなければならないという問題
がある。また、上記3)の方法では、白色インクの材料
と他の画像形成用インクの材料を同一とすることで、熱
拡散率における上記の問題は生じない。しかしながら、
画像転写前に白色インクを転写するので、装置コストや
ランニングコストが高くなるとか、記録速度が遅くなる
という欠点がある。
【0006】従って、本発明の目的は、前記のような課
題を解決した、即ち、受容紙に直接画像を転写する場合
と転写画像の上に画像を転写する場合とで、印字エネル
ギーを変える必要がなく、しかも画像転写前に白色層又
は透明層を転写する必要もない熱転写記録媒体及びそれ
を用いる記録方法を提供することにある。
題を解決した、即ち、受容紙に直接画像を転写する場合
と転写画像の上に画像を転写する場合とで、印字エネル
ギーを変える必要がなく、しかも画像転写前に白色層又
は透明層を転写する必要もない熱転写記録媒体及びそれ
を用いる記録方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、支持体
上に熱溶融性物質及び着色剤を含む熱溶融性インク層を
設けてなる熱転写記録媒体において、転写後の画像部の
熱拡散率が0.01cm2/sec以下であることを特
徴とする熱転写記録媒体、並びにこの熱転写記録媒体を
用いて被転写体に画像を転写した後でその上に、該画像
と同色又は異なる色の熱溶融性インク層を設けてなる上
記熱転写記録媒体を用いて、上記画像と同じ形状又は異
なる形状で画像を転写することを特徴とする熱転写記録
方法が提供される。
上に熱溶融性物質及び着色剤を含む熱溶融性インク層を
設けてなる熱転写記録媒体において、転写後の画像部の
熱拡散率が0.01cm2/sec以下であることを特
徴とする熱転写記録媒体、並びにこの熱転写記録媒体を
用いて被転写体に画像を転写した後でその上に、該画像
と同色又は異なる色の熱溶融性インク層を設けてなる上
記熱転写記録媒体を用いて、上記画像と同じ形状又は異
なる形状で画像を転写することを特徴とする熱転写記録
方法が提供される。
【0008】また、本発明によれば、支持体上に、熱溶
融性物質及び着色剤を含む、少なくとも2つの異なる色
又は濃度の熱溶融性インク層を、面順次又はストライプ
状に設けてなる熱転写記録媒体において、転写後の画像
部の熱拡散率が0.01cm2/sec以下であること
を特徴とする熱転写記録媒体、並びにこの熱転写記録媒
体を用い、1つの色の熱溶融性インク層を転写した画像
の上に、同色又は異なる色の熱溶融性インク層を1色目
と同じ形状又は異なる形状で転写することを特徴とする
熱転写記録方法が提供される。
融性物質及び着色剤を含む、少なくとも2つの異なる色
又は濃度の熱溶融性インク層を、面順次又はストライプ
状に設けてなる熱転写記録媒体において、転写後の画像
部の熱拡散率が0.01cm2/sec以下であること
を特徴とする熱転写記録媒体、並びにこの熱転写記録媒
体を用い、1つの色の熱溶融性インク層を転写した画像
の上に、同色又は異なる色の熱溶融性インク層を1色目
と同じ形状又は異なる形状で転写することを特徴とする
熱転写記録方法が提供される。
【0009】即ち、本発明の熱転写記録媒体は、転写後
の画像部の熱拡散率が0.01cm2/sec以下であ
るという構成としたことから、該画像部の熱拡散率と被
転写体(受容紙)の熱拡散率との間に差がなくなり、そ
の結果、本記録媒体を用いて多色記録を行なう場合、受
容紙に直接画像を転写するときと、転写画像の上に画像
を転写するときとで、印字エネルギーを変える必要がな
くなる。詳しく云うと、本発明の記録媒体を用いて、1
つの色の熱溶融性インク層を受容紙へ転写した画像の上
に、異なる色の熱溶融性インク層を転写する場合、上記
の転写した画像部の熱拡散率を0.01cm2/sec
以下(即ち、受容紙の熱拡散率と同程度)まで低くする
ことにより、サーマルヘッドから加えられた熱が転写し
た画像部へ逃げ難くなり、受容紙へ転写する場合と同じ
程度に熱溶融性インク層を融解するのに消費される。従
って、受容紙に転写する場合と、画像部に転写する場合
とで、印字エネルギーを変える必要がなくなる。しか
も、熱拡散率が低いため、少ない印字エネルギーでの印
字が可能となり、熱感度も向上したものとなる。
の画像部の熱拡散率が0.01cm2/sec以下であ
るという構成としたことから、該画像部の熱拡散率と被
転写体(受容紙)の熱拡散率との間に差がなくなり、そ
の結果、本記録媒体を用いて多色記録を行なう場合、受
容紙に直接画像を転写するときと、転写画像の上に画像
を転写するときとで、印字エネルギーを変える必要がな
くなる。詳しく云うと、本発明の記録媒体を用いて、1
つの色の熱溶融性インク層を受容紙へ転写した画像の上
に、異なる色の熱溶融性インク層を転写する場合、上記
の転写した画像部の熱拡散率を0.01cm2/sec
以下(即ち、受容紙の熱拡散率と同程度)まで低くする
ことにより、サーマルヘッドから加えられた熱が転写し
た画像部へ逃げ難くなり、受容紙へ転写する場合と同じ
程度に熱溶融性インク層を融解するのに消費される。従
って、受容紙に転写する場合と、画像部に転写する場合
とで、印字エネルギーを変える必要がなくなる。しか
も、熱拡散率が低いため、少ない印字エネルギーでの印
字が可能となり、熱感度も向上したものとなる。
【0010】なお、本発明でいう熱拡散率は、真空理工
社製PIT−RIにて測定したものである。
社製PIT−RIにて測定したものである。
【0011】以下、本発明を更に詳細に説明する。本発
明の熱転写記録媒体は、前述したように、転写後の画像
部の熱拡散率を0.01cm2/sec以下とすること
を特徴とするが、上記画像部の熱拡散率を上記範囲とす
るためには、次のような方法がある。 熱溶融性インク層に熱拡散率0.005cm2/s
ec以下の熱不導体を含有させる。 画像部表面に凹凸ができるような層構成又は転写方
法を採用する。
明の熱転写記録媒体は、前述したように、転写後の画像
部の熱拡散率を0.01cm2/sec以下とすること
を特徴とするが、上記画像部の熱拡散率を上記範囲とす
るためには、次のような方法がある。 熱溶融性インク層に熱拡散率0.005cm2/s
ec以下の熱不導体を含有させる。 画像部表面に凹凸ができるような層構成又は転写方
法を採用する。
【0012】上記において、使用される熱拡散率0.
005cm2/sec以下の熱不導体としては、例えば
シリカ、ゴム、木材、ガラス粉、タルク、クレー等や中
空粒子などがあり、これらを熱溶融性インク層に含有さ
せることにより、転写後の画像部の熱拡散率を0.00
5cm2/sec以下とすることができる。添加される
熱不導体の粒径は、0.10〜5.0μmの範囲が適当
である。
005cm2/sec以下の熱不導体としては、例えば
シリカ、ゴム、木材、ガラス粉、タルク、クレー等や中
空粒子などがあり、これらを熱溶融性インク層に含有さ
せることにより、転写後の画像部の熱拡散率を0.00
5cm2/sec以下とすることができる。添加される
熱不導体の粒径は、0.10〜5.0μmの範囲が適当
である。
【0013】また、熱不導体は、熱溶融性インク層全体
に対し、1〜70重量%含有させることで効果がでる。
熱溶融性インク層を2層以上で構成する場合は、熱不導
体は少なくとも1層に添加するのが良い。この場合、熱
不導体を支持体に近い層に添加するのが好ましい。な
お、熱溶融性インク層を1層のみで構成する場合は、熱
不導体の添加量は1〜30重量が好ましい。
に対し、1〜70重量%含有させることで効果がでる。
熱溶融性インク層を2層以上で構成する場合は、熱不導
体は少なくとも1層に添加するのが良い。この場合、熱
不導体を支持体に近い層に添加するのが好ましい。な
お、熱溶融性インク層を1層のみで構成する場合は、熱
不導体の添加量は1〜30重量が好ましい。
【0014】一方、上記の層構成においては、画像表
面は凹部が空気層、凸部がインク層で構成されており、
平均での熱拡散率は低いものとなる。この画像表面に凹
凸を設ける方法としては、熱溶融性インク層と支持体の
間にマット層を設ける方法がある。即ち、支持体上に無
機顔料とバインダー樹脂(結着剤)からなるマット層を
設けることにより、その上に設けられる熱溶融性インク
層の表面に凹凸を形成させる方法である。この場合の無
機顔料としては、シリカ、タルク、炭酸カルシウム、沈
降性硫酸バリウム、アルミナ、酸性白土、クレー、炭酸
マグネシウム、アルミナ、カーボンブラック、酸化ス
ズ、チタンホワイトなどが挙げられ、またバインダー樹
脂としては、アクリル系樹脂、ポリエステル系樹脂、フ
ェノール樹脂、メチルメタクリレート樹脂、ポリイミド
樹脂、フッ素樹脂、フッ化ビニリデン樹脂、ポリフッ化
ビニル樹脂、アクリロニトリル/スチレン共重合体樹脂
が挙げられる。
面は凹部が空気層、凸部がインク層で構成されており、
平均での熱拡散率は低いものとなる。この画像表面に凹
凸を設ける方法としては、熱溶融性インク層と支持体の
間にマット層を設ける方法がある。即ち、支持体上に無
機顔料とバインダー樹脂(結着剤)からなるマット層を
設けることにより、その上に設けられる熱溶融性インク
層の表面に凹凸を形成させる方法である。この場合の無
機顔料としては、シリカ、タルク、炭酸カルシウム、沈
降性硫酸バリウム、アルミナ、酸性白土、クレー、炭酸
マグネシウム、アルミナ、カーボンブラック、酸化ス
ズ、チタンホワイトなどが挙げられ、またバインダー樹
脂としては、アクリル系樹脂、ポリエステル系樹脂、フ
ェノール樹脂、メチルメタクリレート樹脂、ポリイミド
樹脂、フッ素樹脂、フッ化ビニリデン樹脂、ポリフッ化
ビニル樹脂、アクリロニトリル/スチレン共重合体樹脂
が挙げられる。
【0015】このマット層は、上記構成材料を適宜の溶
剤に溶解又は分散した液をコーティングすることによっ
て、形成される。顔料の平均粒径は0.5〜10μm程
度が良く、好ましくは2〜5μmである。また、マット
層の厚みは0.5〜5μm程度が良く、好ましくは1〜
3μmである。
剤に溶解又は分散した液をコーティングすることによっ
て、形成される。顔料の平均粒径は0.5〜10μm程
度が良く、好ましくは2〜5μmである。また、マット
層の厚みは0.5〜5μm程度が良く、好ましくは1〜
3μmである。
【0016】本発明の熱転写記録媒体は、支持体上に熱
溶融性物質及び着色剤を含む熱溶融性インク層を設けた
ものであって、その構成は例えば図1〜図3に示され
る。図1〜図3は本発明の記録媒体の模式断面図であっ
て、図1は支持体1上に、着色剤11、熱不導体12、
熱溶融性微粒子13及び結着剤15からなる熱溶融性イ
ンク層2を設けた場合を示す。図2は支持体上に熱不導
体12、熱溶融性微粒子14及び結着剤15からなる第
1インク層2−1を設け、更にその上に着色剤11、熱
溶融性微粒子13及び結着剤15からなる第2インク層
2−2を積層した場合を示す。また、図3は支持体1上
に無機顔料16及び結着剤15からなるマット層3を設
け、更にその上に着色剤11、熱溶融性微粒子13及び
結着剤15からなるインク層2を設けた場合を示す。
溶融性物質及び着色剤を含む熱溶融性インク層を設けた
ものであって、その構成は例えば図1〜図3に示され
る。図1〜図3は本発明の記録媒体の模式断面図であっ
て、図1は支持体1上に、着色剤11、熱不導体12、
熱溶融性微粒子13及び結着剤15からなる熱溶融性イ
ンク層2を設けた場合を示す。図2は支持体上に熱不導
体12、熱溶融性微粒子14及び結着剤15からなる第
1インク層2−1を設け、更にその上に着色剤11、熱
溶融性微粒子13及び結着剤15からなる第2インク層
2−2を積層した場合を示す。また、図3は支持体1上
に無機顔料16及び結着剤15からなるマット層3を設
け、更にその上に着色剤11、熱溶融性微粒子13及び
結着剤15からなるインク層2を設けた場合を示す。
【0017】熱溶融性微粒子13,14の平均粒径は
0.1〜3.00μmの範囲にあることが好ましい。イ
ンク層を2層としたときには、支持体に近い第1インク
層2−1とその上の第2インク層2−2とにおけるそれ
ぞれの熱溶融性微粒子13,14の平均粒径は、 第1インク層:0.60〜3.00μm 第2インク層:0.15〜0.35μm の範囲にあるのが適当である。
0.1〜3.00μmの範囲にあることが好ましい。イ
ンク層を2層としたときには、支持体に近い第1インク
層2−1とその上の第2インク層2−2とにおけるそれ
ぞれの熱溶融性微粒子13,14の平均粒径は、 第1インク層:0.60〜3.00μm 第2インク層:0.15〜0.35μm の範囲にあるのが適当である。
【0018】ここにいう「平均粒径」とは、熱転写記録
媒体の断面より観察される粒形態から求めたものであっ
て、その断面観察は常法により試料を形成し、透過型電
子顕微鏡(TEM)によって容易に測定することができ
る。このTEM観察での粒径とインク層を形成する塗液
の粒径は大体一致する。従って、塗液状態での平均粒径
によって適宜設定することが可能である。塗液での粒径
は、レーザー拡散方式による堀場製作所社製LA−70
0等によって容易に測定できる。
媒体の断面より観察される粒形態から求めたものであっ
て、その断面観察は常法により試料を形成し、透過型電
子顕微鏡(TEM)によって容易に測定することができ
る。このTEM観察での粒径とインク層を形成する塗液
の粒径は大体一致する。従って、塗液状態での平均粒径
によって適宜設定することが可能である。塗液での粒径
は、レーザー拡散方式による堀場製作所社製LA−70
0等によって容易に測定できる。
【0019】熱溶融性微粒子13,14の主成分として
は、有機滑剤を用いる。その有機滑剤は、印字時の熱に
よる熱溶融性微粒子13,14の融着性を上げるため
に、溶融粘度が100℃において60cps以下である
ことが重要である。60cps以上になると、その融着
が不充分になり、第1インク層2−1の連続層部分と非
印字部との境界が不鮮明になり、転写性が低下し、また
第2インク層2−2では受容紙への密着性が低下する。
従って、熱感度の低下や高速印字したときあるいは低平
滑紙へ印字したときに画像のボイドが発生する。
は、有機滑剤を用いる。その有機滑剤は、印字時の熱に
よる熱溶融性微粒子13,14の融着性を上げるため
に、溶融粘度が100℃において60cps以下である
ことが重要である。60cps以上になると、その融着
が不充分になり、第1インク層2−1の連続層部分と非
印字部との境界が不鮮明になり、転写性が低下し、また
第2インク層2−2では受容紙への密着性が低下する。
従って、熱感度の低下や高速印字したときあるいは低平
滑紙へ印字したときに画像のボイドが発生する。
【0020】上記条件に加えて、転写した画像の耐摩耗
性を改善するためには、40℃における針入度が4.0
以下であることが望ましい。針入度が4.0を超えると
充分な機械的強度が得られず、摩擦によって、画像の乱
れが発生する。40℃での針入度を規定したのは、画像
を摩擦したときに摩擦熱で常温より上昇するからであ
る。
性を改善するためには、40℃における針入度が4.0
以下であることが望ましい。針入度が4.0を超えると
充分な機械的強度が得られず、摩擦によって、画像の乱
れが発生する。40℃での針入度を規定したのは、画像
を摩擦したときに摩擦熱で常温より上昇するからであ
る。
【0021】熱溶融性微粒子13,14として用いる有
機滑剤としては、カルナウバワックス、キャンデリラワ
ックス、ライスワックス、カスターワックス、モンタワ
ックスなどの天然ワックス:12−ヒドロキシステアリ
ン酸の誘導体:改質ポリエチレン:α−オレフィン:無
水マレイン酸誘導体:ラノリンワックス誘導体:脂肪族
アミド、芳香族アミド等のアミド類等が挙げられる。特
に硬度、吸熱特性の点からカルナウバワックスの使用が
好適である。
機滑剤としては、カルナウバワックス、キャンデリラワ
ックス、ライスワックス、カスターワックス、モンタワ
ックスなどの天然ワックス:12−ヒドロキシステアリ
ン酸の誘導体:改質ポリエチレン:α−オレフィン:無
水マレイン酸誘導体:ラノリンワックス誘導体:脂肪族
アミド、芳香族アミド等のアミド類等が挙げられる。特
に硬度、吸熱特性の点からカルナウバワックスの使用が
好適である。
【0022】本発明においては、熱可塑性樹脂を有機滑
剤と適宜混融せしめ、固溶体状態で用いることができ
る。それらの熱可塑性樹脂としては融点又は軟化点70
〜140℃の各種の樹脂が使用できる。このものの具体
例としては、アクリル樹脂、メタクリル樹脂、スチレン
樹脂、酢酸ビニル樹脂、塩化ビニル樹脂、塩化ビニリデ
ン樹脂、石油樹脂、テルペン樹脂、オレフィン樹脂、ポ
リエステル樹脂、ポリアセタール樹脂或いはこれらの共
重合体等を挙げることができる。融点又は軟化点が70
℃より低いと転写画像の高温環境(30〜60℃)にお
ける耐摩擦性が悪くなり、140℃より高いと熱転写記
録の際に高エネルギーを必要とし、記録速度が遅くなっ
たり、サーマルヘッドの寿命が短くなる等の問題が起こ
る。
剤と適宜混融せしめ、固溶体状態で用いることができ
る。それらの熱可塑性樹脂としては融点又は軟化点70
〜140℃の各種の樹脂が使用できる。このものの具体
例としては、アクリル樹脂、メタクリル樹脂、スチレン
樹脂、酢酸ビニル樹脂、塩化ビニル樹脂、塩化ビニリデ
ン樹脂、石油樹脂、テルペン樹脂、オレフィン樹脂、ポ
リエステル樹脂、ポリアセタール樹脂或いはこれらの共
重合体等を挙げることができる。融点又は軟化点が70
℃より低いと転写画像の高温環境(30〜60℃)にお
ける耐摩擦性が悪くなり、140℃より高いと熱転写記
録の際に高エネルギーを必要とし、記録速度が遅くなっ
たり、サーマルヘッドの寿命が短くなる等の問題が起こ
る。
【0023】インク層には必要により用いられる結着剤
の一部又は全部として、少量で高い結着性、可撓性を付
与せしめる未加硫ゴムを加えることができる。それらの
未加硫ゴムとしてはポリイソプレン、ポリブタジエン、
スチレンブタジエンゴム、ニトリルゴム、エチレンプロ
ピレンゴム、ブチルゴム、シリコーンゴム、フッ素系ゴ
ム、ウレタンゴム等、好ましくは、ポリイソプレン、ポ
リブタジエン、エチレンプロピレンゴム、ブチルゴム及
びニトリルゴムが挙げられる。なお、これら好ましいゴ
ムは融点60℃〜200℃のものである。また、適宜E
VA、EEA等の熱可塑性樹脂を用いても良い。更に層
の柔軟剤として、各種油剤を用いることができる。
の一部又は全部として、少量で高い結着性、可撓性を付
与せしめる未加硫ゴムを加えることができる。それらの
未加硫ゴムとしてはポリイソプレン、ポリブタジエン、
スチレンブタジエンゴム、ニトリルゴム、エチレンプロ
ピレンゴム、ブチルゴム、シリコーンゴム、フッ素系ゴ
ム、ウレタンゴム等、好ましくは、ポリイソプレン、ポ
リブタジエン、エチレンプロピレンゴム、ブチルゴム及
びニトリルゴムが挙げられる。なお、これら好ましいゴ
ムは融点60℃〜200℃のものである。また、適宜E
VA、EEA等の熱可塑性樹脂を用いても良い。更に層
の柔軟剤として、各種油剤を用いることができる。
【0024】第1インク層2−1が熱溶融性微粒子及び
未加硫ゴムから構成される場合、それぞれの比は3〜3
0/97〜70、好ましくは5〜20/95〜80の範
囲であることが望ましい。有機滑剤が3%以下では充分
な結着機能つまり低温インク層片落発生、耐摩耗性の劣
化が発生する。一方、30%を超えると転写画像表面の
潤滑性が悪くなって耐摩耗性の向上効果が得られないと
共に、その剥離性が低下し熱感度が低下してしまう。
未加硫ゴムから構成される場合、それぞれの比は3〜3
0/97〜70、好ましくは5〜20/95〜80の範
囲であることが望ましい。有機滑剤が3%以下では充分
な結着機能つまり低温インク層片落発生、耐摩耗性の劣
化が発生する。一方、30%を超えると転写画像表面の
潤滑性が悪くなって耐摩耗性の向上効果が得られないと
共に、その剥離性が低下し熱感度が低下してしまう。
【0025】第1インク層2−1の厚さは通常0.5〜
5μm、好ましくは1.0〜2.0μmの範囲である。
0.5μmより薄いと前記効果が得られず、低平滑紙へ
の転写性が悪くなる。一方、5μmを超えると低エネル
ギー時や高速印字時の転写不良が起る。なお、第1イン
ク層には第2インク層で必要により用いられる結着樹脂
(低融点樹脂)が適宜添加されてもよく、その調製は通
常の有機溶剤分散液または水分散液、エマルジョン液を
用いたコーティングにより調製される。より好ましくは
エマルジョンにより安定粒径としたものが用いられる。
5μm、好ましくは1.0〜2.0μmの範囲である。
0.5μmより薄いと前記効果が得られず、低平滑紙へ
の転写性が悪くなる。一方、5μmを超えると低エネル
ギー時や高速印字時の転写不良が起る。なお、第1イン
ク層には第2インク層で必要により用いられる結着樹脂
(低融点樹脂)が適宜添加されてもよく、その調製は通
常の有機溶剤分散液または水分散液、エマルジョン液を
用いたコーティングにより調製される。より好ましくは
エマルジョンにより安定粒径としたものが用いられる。
【0026】次に第2インク層について説明する。この
第2インク層2−2は、従来と同様、着色剤及び熱溶融
性物質を主成分とし、必要に応じて低融点樹脂(結着樹
脂)より構成される。
第2インク層2−2は、従来と同様、着色剤及び熱溶融
性物質を主成分とし、必要に応じて低融点樹脂(結着樹
脂)より構成される。
【0027】着色剤としては、従来公知の染料及び顔料
の中から適宜選択される。有機滑剤の具体例は前述した
とおりである。低融点樹脂としては、ポリアミド系、ポ
リエステル系、ポリウレタン系、塩化ビニル系、セルロ
ース系、石油系、スチレン系、ブチラール系、フェノー
ル系などの樹脂の他、エチレン/酢酸ビニル共重合体や
エチレン/アクリル系樹脂、テルペン樹脂等が挙げられ
る。これら各成分の割合は着色剤/有機滑剤/樹脂類=
5〜50/30〜90/5〜50(重量)が適当であ
る。
の中から適宜選択される。有機滑剤の具体例は前述した
とおりである。低融点樹脂としては、ポリアミド系、ポ
リエステル系、ポリウレタン系、塩化ビニル系、セルロ
ース系、石油系、スチレン系、ブチラール系、フェノー
ル系などの樹脂の他、エチレン/酢酸ビニル共重合体や
エチレン/アクリル系樹脂、テルペン樹脂等が挙げられ
る。これら各成分の割合は着色剤/有機滑剤/樹脂類=
5〜50/30〜90/5〜50(重量)が適当であ
る。
【0028】熱溶融性インク層の形成法も第1インク層
の場合と同様、有機溶剤溶液又は水性分散液、エマルジ
ョン液のコーティングが適用される。従って、第2イン
ク層も第1インク層と同様に、エマルジョン化した熱溶
融性微粒子を用いるのがよい。なお、インク層の厚さは
通常0.8〜5μm、好ましくは1〜2.5μmの範囲
である。0.8μmより薄いと光学濃度不足や平滑度の
低い紙に転写したときにボイドが生じ、5.0μmを超
えると低エネルギー時に高速印字すると転写不良が発生
する。
の場合と同様、有機溶剤溶液又は水性分散液、エマルジ
ョン液のコーティングが適用される。従って、第2イン
ク層も第1インク層と同様に、エマルジョン化した熱溶
融性微粒子を用いるのがよい。なお、インク層の厚さは
通常0.8〜5μm、好ましくは1〜2.5μmの範囲
である。0.8μmより薄いと光学濃度不足や平滑度の
低い紙に転写したときにボイドが生じ、5.0μmを超
えると低エネルギー時に高速印字すると転写不良が発生
する。
【0029】更に、第1及び第2インク層には以上の成
分の他、脂肪酸エステル、グリコールエステル、リン酸
エステル、エポキシ化アマニ油等の可塑剤や、柔軟剤と
して鉱物油、動物油、植物油、流動パラフィン、シリコ
ーンオイル等の油状物質を少量(30%以下)添加する
ことができる。また、第1インク層2−1の場合は最大
8%まで着色剤を添加することができる。
分の他、脂肪酸エステル、グリコールエステル、リン酸
エステル、エポキシ化アマニ油等の可塑剤や、柔軟剤と
して鉱物油、動物油、植物油、流動パラフィン、シリコ
ーンオイル等の油状物質を少量(30%以下)添加する
ことができる。また、第1インク層2−1の場合は最大
8%まで着色剤を添加することができる。
【0030】本発明の単層からなるインク層、又は第1
インク層あるいはマット層を支持する支持体1として
は、ポリエステル、ポリカーボネート、トリアセチルセ
ルロース、ポリアミド、ポリイミド等の耐熱性の良いプ
ラスチックフィルム、セロハン、硫酸紙、コンデンサー
紙等が使用でき、また必要があれば、これら支持体の片
面(熱ヘッドと接する面)にシリコーン樹脂、フッ素樹
脂、ポリイミド樹脂、エポキシ樹脂、フェノール樹脂、
メラミン樹脂、セルロース系樹脂等の耐熱層を設けても
良い。更に、単層のインク層2又は第1インク層2−1
と支持体1との間に接着力を向上させるために中間層を
設けてもよい。
インク層あるいはマット層を支持する支持体1として
は、ポリエステル、ポリカーボネート、トリアセチルセ
ルロース、ポリアミド、ポリイミド等の耐熱性の良いプ
ラスチックフィルム、セロハン、硫酸紙、コンデンサー
紙等が使用でき、また必要があれば、これら支持体の片
面(熱ヘッドと接する面)にシリコーン樹脂、フッ素樹
脂、ポリイミド樹脂、エポキシ樹脂、フェノール樹脂、
メラミン樹脂、セルロース系樹脂等の耐熱層を設けても
良い。更に、単層のインク層2又は第1インク層2−1
と支持体1との間に接着力を向上させるために中間層を
設けてもよい。
【0031】
【実施例】以下に本発明を実施例によって説明する。な
お、%及び部は全て重量基準である。
お、%及び部は全て重量基準である。
【0032】実施例1 厚さ約4.5μmのポリエチレンテレフタレート(PE
T)フィルム上に下記インク層成分の塗液を乾燥後の厚
さが約3.0μmになるようにワイヤーバーを用いて塗
布し、60℃温風で乾燥してインク層を形成して、本発
明の熱転写記録媒体を得た。
T)フィルム上に下記インク層成分の塗液を乾燥後の厚
さが約3.0μmになるようにワイヤーバーを用いて塗
布し、60℃温風で乾燥してインク層を形成して、本発
明の熱転写記録媒体を得た。
【0033】 (インク層成分) 中空粒子 15部 カルナウバワックスエマルジョン(固形分30%) 200部 [カルナウバワックス27部及びノニオン系乳化剤(HLB14)3.0 部を90℃で混融後、これに熱湯70.0部を撹拌下に加えディスパー ザーでプレ乳化した。しかる後、高圧式ホモジナイザーで乳化し、水に よって急冷して得た平均粒径約1.5μmのエマルジョン。] エチレン/酢酸ビニル共重合体ラテックス(固形分30%) 33部 (Sumikaflex 410、住友化学社製) 青顔料水分散体(固形分20%) 75部 界面活性剤(レオドールTW−S120) 1部 水 61部 メタノール 80部
【0034】実施例2 厚さ約4.5μmのポリエチレンテレフタレートフィル
ム上に下記第1インク層成分の塗液を乾燥後の厚さが約
1.5μmになるようにワイヤーバーを用いて塗布し、
60℃の温風で乾燥して第1インク層を形成した。
ム上に下記第1インク層成分の塗液を乾燥後の厚さが約
1.5μmになるようにワイヤーバーを用いて塗布し、
60℃の温風で乾燥して第1インク層を形成した。
【0035】 (第1インク層成分) 中空粒子 7部 カルナウバワックス7:キャンデリラワックス=7:3の混合 133部 ワックスのエマルジョン(固形分30%)(平均粒径約1.95μm) スチレン/ブタジエンゴムラテックス(固形分50%) (JSR0561、日本合成ゴム社製) 7部 水 88部
【0036】更にその上に、下記第2インク層成分から
なる塗液を乾燥後の厚さが約1.4μmになるようにワ
イヤーバーを用いて塗布し、70℃で乾燥して第2イン
ク層を形成して、本発明の熱転写記録媒体を得た。
なる塗液を乾燥後の厚さが約1.4μmになるようにワ
イヤーバーを用いて塗布し、70℃で乾燥して第2イン
ク層を形成して、本発明の熱転写記録媒体を得た。
【0037】 (第2インク層成分) カルナウバワックスエマルジョン(固形分30%) 250部 (実施例1の乳化剤をアニオン系乳化剤(HLB13)に代えた以外は全く 同様に調製して得た平均粒径約0.224μmのエマルジョン) エチレン/酢酸ビニル共重合体ラテックス(固形分30%) 33部 (Sumikaflex410 住友化学社製) カーボンブラック水分散体(固形分20%) 75部 界面活性剤(レオドールTW−S120) 1部 水 61部 メタノール 80部
【0038】実施例3 実施例2の第1インク層成分を下記の第1インク層成分
に代えた以外は、実施例2と全く同様にして、本発明の
熱転写記録媒体を作成した。
に代えた以外は、実施例2と全く同様にして、本発明の
熱転写記録媒体を作成した。
【0039】 (第1インク層成分) 実施例1で用いたのと同じカルナウバワックスエマルジョン 150部 (固形分30%)(平均粒径約1.04μm) ブタジエンゴムラテックス(固形分50%)(JSR#0700、15部 日本合成ゴム社製) 水 90部
【0040】 実施例1で用いたのと同じカルナウバワックスエマルジョン 150部 (固形分30%)(平均粒径約1.04μm) ブタジエンゴムラテックス(固形分50%)(JSR#0700、15部 日本合成ゴム社製) 水 90部
【0041】実施例4 実施例3の第1インク層成分を下記の第1インク層成分
に代えた以外は、実施例3と全く同様にして、本発明の
熱転写記録媒体を得た。
に代えた以外は、実施例3と全く同様にして、本発明の
熱転写記録媒体を得た。
【0042】 (第1インク層成分) カルナウバワックスエマルジョン(平均粒径約0.29μm) 183部 (固形分30%) キャンデリラワックスエマルジョン(平均粒径約0.18μm) 67部 (固形分30%) エチレン/酢酸ビニル共重合体ラテックス(固形分30%) 33部 (Sumikaflex401、住友化学社製) ガラス粉 15部 界面活性剤(レオドールTW−S120) 1部 水 61部 メタノール 80部
【0043】実施例5 下記の構成からなるマット層成分を、厚さ0.45μm
のPETフィルム上に、塗布乾燥後の厚さが約3.0μ
mになるようにワイヤーバーを用いて塗布し、90℃の
温風で乾燥してマット層を形成した。
のPETフィルム上に、塗布乾燥後の厚さが約3.0μ
mになるようにワイヤーバーを用いて塗布し、90℃の
温風で乾燥してマット層を形成した。
【0044】 (マット層成分) ポリエステル樹脂(バイロン200、東洋紡社製) 5部 シリカ(粒径2.5μm) 5部 トルエン 25部 メチルエチルケトン 25部
【0045】マット層上に下記のインク層成分を実施例
1と同様にして塗布してインク層を形成し、本発明の熱
転写記録媒体を得た。
1と同様にして塗布してインク層を形成し、本発明の熱
転写記録媒体を得た。
【0046】 (インク層成分) カルナウバワックスエマルジョン(固形分30%) 250部 (平均粒径約0.2μm) エチレン/酢酸ビニル共重合体ラテックス(固形分30%) 33部 (Sumikaflex401、住友化学社製) カーボンブラック水分散体(固形分20%) 75部 界面活性剤(レオドールTW−S120) 1部 水 61部 メタノール 80部
【0047】実施例6 実施例1の青顔料水分散体を、マゼンタ顔料水分散体と
した液Mと、シアン顔料水分散体とした液Cと、イエロ
ー顔料水分散体とした液Yを、グラビア印刷でY、M、
Cの段だら状に印刷乾燥して、本発明の熱転写記録媒体
を作成した。
した液Mと、シアン顔料水分散体とした液Cと、イエロ
ー顔料水分散体とした液Yを、グラビア印刷でY、M、
Cの段だら状に印刷乾燥して、本発明の熱転写記録媒体
を作成した。
【0048】比較例1 実施例1において、インク層成分中の中空粒子を除き、
且つ青顔料水分散体を緑顔料水分散体に代えた以外は、
実施例1と全く同様にして熱転写記録媒体を得た。
且つ青顔料水分散体を緑顔料水分散体に代えた以外は、
実施例1と全く同様にして熱転写記録媒体を得た。
【0049】比較例2 下記インク層成分を、実施例1と同一の支持体上に、ホ
ットメルトコーティング法によって厚さ約3.0μmと
なるように塗工して、熱転写記録媒体を得た。
ットメルトコーティング法によって厚さ約3.0μmと
なるように塗工して、熱転写記録媒体を得た。
【0050】 (インク層成分) カルナウバワックス 40部 パラフィンワックス 32部 カーボンブラック 15部 鉱物油 3部 エチレン/酢酸ビニル樹脂(スミテートKE10、住友化学社製)10部
【0051】(評 価)得られた以上の熱転写記録媒体
について、約400秒の軽量コート紙(神崎製紙社製、
ニューエイジ70)に、熱転写シュミレータを用いて、
20℃、60%RHの条件下において、エネルギー18
mJ/mm2を与えて印字を行なった。また、この画像
の上に比較例1の熱転写記録媒体を用いて、同じ画像を
同じエネルギーで転写した。得られた各画像について、
転写性、比較例1の熱転写記録媒体への転写性、第1画
像部の熱拡散率及び耐摩擦性を評価した。評価方法は、
下記の通りであり、その結果を表1に示す。なお、実施
例1及び6で得られた転写記録媒体について、前記軽量
コート紙に転写した場合のみについての結果を、それぞ
れ実施例7及び8として示した。なお、比較例1では0
℃でインク層片落発生が認められた。
について、約400秒の軽量コート紙(神崎製紙社製、
ニューエイジ70)に、熱転写シュミレータを用いて、
20℃、60%RHの条件下において、エネルギー18
mJ/mm2を与えて印字を行なった。また、この画像
の上に比較例1の熱転写記録媒体を用いて、同じ画像を
同じエネルギーで転写した。得られた各画像について、
転写性、比較例1の熱転写記録媒体への転写性、第1画
像部の熱拡散率及び耐摩擦性を評価した。評価方法は、
下記の通りであり、その結果を表1に示す。なお、実施
例1及び6で得られた転写記録媒体について、前記軽量
コート紙に転写した場合のみについての結果を、それぞ
れ実施例7及び8として示した。なお、比較例1では0
℃でインク層片落発生が認められた。
【0052】転写性:画像部分が鮮明に印字されている
かどうかで評価した。 〇…画像部分が鮮明に印字転写されている。 ×…画像部分が不鮮明な印字となり、部分的に転写され
ていない画像がある。 耐摩擦性(ダンボールテスト):バーコード部分に4c
m×7cm角のダンボール板をあて、1kgfの荷重を
かけながら、ラブテスターで50回同じ場所を擦り評価
した。 〇…バーコード部分はほとんど汚れなく、バーコードス
キャナーにて問題なく読み取ることが可能。 ×…バーコード部分はかなり汚れ、バーコードスキャナ
ーにて読み取ることが困難。 熱拡散率:真空理工社製PIT−RIで測定した。
かどうかで評価した。 〇…画像部分が鮮明に印字転写されている。 ×…画像部分が不鮮明な印字となり、部分的に転写され
ていない画像がある。 耐摩擦性(ダンボールテスト):バーコード部分に4c
m×7cm角のダンボール板をあて、1kgfの荷重を
かけながら、ラブテスターで50回同じ場所を擦り評価
した。 〇…バーコード部分はほとんど汚れなく、バーコードス
キャナーにて問題なく読み取ることが可能。 ×…バーコード部分はかなり汚れ、バーコードスキャナ
ーにて読み取ることが困難。 熱拡散率:真空理工社製PIT−RIで測定した。
【0053】
【表1】 * …実施例6の媒体中の全ての色のインク層についてテ
ストした。 ** …緑顔料を青顔料に代えた記録媒体を用いてテスト
した。
ストした。 ** …緑顔料を青顔料に代えた記録媒体を用いてテスト
した。
【0054】
【発明の効果】請求項1及び2の熱転写記録媒体は、転
写後の画像部の熱拡散率を0.01cm2/sec以下
としたことから、該記録媒体を用いる請求項4及び5の
熱転写記録方法によると、被転写体(受容紙)に直接画
像を転写する場合と、転写画像の上に画像を転写する場
合とで、印字エネルギーを変える必要がなく、同じ且つ
少ない印字エネルギーで良好な転写画像を得ることがで
きる。
写後の画像部の熱拡散率を0.01cm2/sec以下
としたことから、該記録媒体を用いる請求項4及び5の
熱転写記録方法によると、被転写体(受容紙)に直接画
像を転写する場合と、転写画像の上に画像を転写する場
合とで、印字エネルギーを変える必要がなく、同じ且つ
少ない印字エネルギーで良好な転写画像を得ることがで
きる。
【0055】また、請求項3の熱転写記録媒体は、熱拡
散率0.005cm2/sec以下の熱不導体を熱溶融
性インク層に含有させたことから、転写後の画像部の熱
拡散率を0.01cm2/sec以下とすることが、容
易且つ確実になるという効果が加わる。
散率0.005cm2/sec以下の熱不導体を熱溶融
性インク層に含有させたことから、転写後の画像部の熱
拡散率を0.01cm2/sec以下とすることが、容
易且つ確実になるという効果が加わる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る熱転写記録媒体の一例の模式断面
図である。
図である。
【図2】本発明に係る熱転写記録媒体の別の例の模式断
面図である。
面図である。
【図3】本発明に係る熱転写記録媒体の更に別の例の模
式断面図である。
式断面図である。
1 支持体 2 熱溶融性インク層 2−1 第1熱溶融性インク層 2−2 第2熱溶融性インク層 3 マット層 11 着色剤 12 熱不導体 13 熱溶融性微粒子 14 熱溶融性微粒子(熱溶融性インク層が2層構成の
場合の第1熱溶融性インク層に添加されたもの) 15 結着剤 16 無機顔料
場合の第1熱溶融性インク層に添加されたもの) 15 結着剤 16 無機顔料
Claims (5)
- 【請求項1】 支持体上に熱溶融性物質及び着色剤を含
む熱溶融性インク層を設けてなる熱転写記録媒体におい
て、転写後の画像部の熱拡散率が0.01cm2/se
c以下であることを特徴とする熱転写記録媒体。 - 【請求項2】 支持体上に、熱溶融性物質及び着色剤を
含む、少なくとも2つの異なる色又は濃度の熱溶融性イ
ンク層を、面順次又はストライプ状に設けてなる熱転写
記録媒体において、転写後の画像部の熱拡散率が0.0
1cm2/sec以下であることを特徴とする熱転写記
録媒体。 - 【請求項3】 前記熱溶融性インク層が熱拡散率0.0
05cm2/sec以下の熱不導体を含有してなること
を特徴とする請求項1又は2に記載の熱転写記録媒体。 - 【請求項4】 請求項1記載の熱転写記録媒体を用いて
被転写体に画像を転写した後でその上に、該画像と同色
又は異なる色の熱溶融性インク層を設けてなる請求項1
記載の熱転写記録媒体を用いて、上記画像と同じ形状又
は異なる形状で画像を転写することを特徴とする熱転写
記録方法。 - 【請求項5】 請求項2記載の熱転写記録媒体を用い、
1つの色の熱溶融性インク層を転写した画像の上に、同
色又は異なる色の熱溶融性インク層を1色目と同じ形状
又は異なる形状で転写することを特徴とする熱転写記録
方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP50A JPH06227154A (ja) | 1993-02-05 | 1993-02-05 | 熱転写記録媒体及びそれを用いる記録方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP50A JPH06227154A (ja) | 1993-02-05 | 1993-02-05 | 熱転写記録媒体及びそれを用いる記録方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06227154A true JPH06227154A (ja) | 1994-08-16 |
Family
ID=12621459
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP50A Pending JPH06227154A (ja) | 1993-02-05 | 1993-02-05 | 熱転写記録媒体及びそれを用いる記録方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06227154A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001064524A (ja) * | 1999-08-27 | 2001-03-13 | Asahi Glass Co Ltd | 難燃化機能を有する耐水性低融点ガラスおよび難燃性樹脂組成物 |
| JP2006520277A (ja) * | 2003-01-28 | 2006-09-07 | コミツサリア タ レネルジー アトミーク | 低パワーレーザー源を使用して紙シートをプリントしてカットするための周辺装置 |
-
1993
- 1993-02-05 JP JP50A patent/JPH06227154A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001064524A (ja) * | 1999-08-27 | 2001-03-13 | Asahi Glass Co Ltd | 難燃化機能を有する耐水性低融点ガラスおよび難燃性樹脂組成物 |
| JP2006520277A (ja) * | 2003-01-28 | 2006-09-07 | コミツサリア タ レネルジー アトミーク | 低パワーレーザー源を使用して紙シートをプリントしてカットするための周辺装置 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| CA1296526C (en) | Subbing layer for dye image-receiving layer used in thermal dye transfer | |
| US5376619A (en) | Sublimation-type thermal color image transfer recording medium | |
| US5362548A (en) | Thermal image transfer recording medium | |
| JPH0723029B2 (ja) | 感熱転写材 | |
| US5898018A (en) | Composite thermal transfer sheet and thermal transfer image-receiving sheet | |
| JP3667448B2 (ja) | 一体型熱転写シートおよび熱転写用受像紙 | |
| JP2018043417A (ja) | 熱転写記録媒体 | |
| JP3776715B2 (ja) | 熱転写シート | |
| JPH06227154A (ja) | 熱転写記録媒体及びそれを用いる記録方法 | |
| JP2000094843A (ja) | 熱転写シート、一体型熱転写シート及び記録方法 | |
| JP3033829B2 (ja) | 熱転写シート | |
| JP2001010245A (ja) | 熱転写フィルムおよび画像形成方法 | |
| JPH08197861A (ja) | 熱転写シート及びその製造方法 | |
| JP3725929B2 (ja) | 熱転写記録媒体 | |
| JP7456157B2 (ja) | 熱転写記録媒体及び転写物 | |
| JP3529914B2 (ja) | 熱転写リボン | |
| GB2273992A (en) | Thermal transfer sheet | |
| JP4359738B2 (ja) | 感熱転写記録媒体 | |
| JP2001047748A (ja) | 熱転写記録媒体、熱転写記録方法及び熱転写記録装置 | |
| JP4264483B2 (ja) | 熱転写記録媒体 | |
| JPH0516538A (ja) | 多数回印字型熱転写記録媒体 | |
| JP3313753B2 (ja) | 熱転写記録媒体 | |
| JPH05155138A (ja) | 熱転写記録媒体 | |
| JPH06171245A (ja) | 熱転写記録媒体 | |
| JPH07299965A (ja) | 熱転写シート |