JPH06227955A - 染毛剤又は化粧料及び前処理剤並びに染毛方法 - Google Patents
染毛剤又は化粧料及び前処理剤並びに染毛方法Info
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- JPH06227955A JPH06227955A JP5319141A JP31914193A JPH06227955A JP H06227955 A JPH06227955 A JP H06227955A JP 5319141 A JP5319141 A JP 5319141A JP 31914193 A JP31914193 A JP 31914193A JP H06227955 A JPH06227955 A JP H06227955A
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- A61Q—SPECIFIC USE OF COSMETICS OR SIMILAR TOILETRY PREPARATIONS
- A61Q5/00—Preparations for care of the hair
- A61Q5/06—Preparations for styling the hair, e.g. by temporary shaping or colouring
- A61Q5/065—Preparations for temporary colouring the hair, e.g. direct dyes
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- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K8/00—Cosmetics or similar toiletry preparations
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- A61K8/30—Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic compounds
- A61K8/64—Proteins; Peptides; Derivatives or degradation products thereof
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- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
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- Medicines Containing Antibodies Or Antigens For Use As Internal Diagnostic Agents (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【構成】 顔料に固定化された抗毛髪抗体からなる染毛
剤、高分子担体を介して顔料又は色素に固定化された抗
毛髪抗体からなる染毛剤、抗毛髪抗体に対して免疫活性
を有する抗体が、顔料又は色素に、直接又は高分子担体
を介して固定化されていることを特徴とする染毛剤、こ
れらの染毛剤を含有する毛髪化粧料、還元剤からなる抗
体染毛用前処理剤、該前処理剤を含有する毛髪化粧料、
毛髪を該前処理剤又は前処理剤を含有する毛髪化粧料で
処理した後、上述の染毛剤又は該染毛剤を含有する毛髪
化粧料で染毛することを特徴とする染毛方法、上述の抗
毛髪抗体からなる染毛剤又は該染毛剤を含有する毛髪化
粧料で染毛を行なった後、更に抗毛髪抗体に対して免疫
活性を有する抗体からなる染毛剤又は該染毛剤を含有す
る毛髪化粧料で染毛することを特徴とする追加染毛方
法。 【効果】 着色性が良く、色落ちしにくく、皮膚を染色
せず、皮膚刺激がなく、しかも毛髪の感触を向上させる
ことが可能な染毛剤が提供できる。
剤、高分子担体を介して顔料又は色素に固定化された抗
毛髪抗体からなる染毛剤、抗毛髪抗体に対して免疫活性
を有する抗体が、顔料又は色素に、直接又は高分子担体
を介して固定化されていることを特徴とする染毛剤、こ
れらの染毛剤を含有する毛髪化粧料、還元剤からなる抗
体染毛用前処理剤、該前処理剤を含有する毛髪化粧料、
毛髪を該前処理剤又は前処理剤を含有する毛髪化粧料で
処理した後、上述の染毛剤又は該染毛剤を含有する毛髪
化粧料で染毛することを特徴とする染毛方法、上述の抗
毛髪抗体からなる染毛剤又は該染毛剤を含有する毛髪化
粧料で染毛を行なった後、更に抗毛髪抗体に対して免疫
活性を有する抗体からなる染毛剤又は該染毛剤を含有す
る毛髪化粧料で染毛することを特徴とする追加染毛方
法。 【効果】 着色性が良く、色落ちしにくく、皮膚を染色
せず、皮膚刺激がなく、しかも毛髪の感触を向上させる
ことが可能な染毛剤が提供できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、着色性が良く、色落ち
しにくく、皮膚を染色せず、皮膚刺激がなく、しかも毛
髪の感触を向上させる染毛剤に関する。
しにくく、皮膚を染色せず、皮膚刺激がなく、しかも毛
髪の感触を向上させる染毛剤に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、毛髪の着色方法としては、次
のような方法が知られている。酸化染料をアルカリ性下
で毛髪に浸透させ、過酸化水素などの酸化剤で処理し、
染料を毛髪内部で重合させ発色させる方法、酸性染料を
毛髪に浸透させて染色する方法、色素や顔料をバインダ
ーにより毛髪に付着あるい固着させ、着色を行なう一時
的着色方法等である。
のような方法が知られている。酸化染料をアルカリ性下
で毛髪に浸透させ、過酸化水素などの酸化剤で処理し、
染料を毛髪内部で重合させ発色させる方法、酸性染料を
毛髪に浸透させて染色する方法、色素や顔料をバインダ
ーにより毛髪に付着あるい固着させ、着色を行なう一時
的着色方法等である。
【0003】しかし、酸化染料による染毛では、染毛処
理による毛髪の損傷、酸化染料のアレルギー性、酸化剤
の皮膚(特に粘膜や目)に対する刺激等の問題がある。
又酸性染料では、皮膚に対する刺激は少ないが、染め上
がりが悪く、洗髪により色が落ちてしまうといった問題
や、染毛時に染料が皮膚にも付いてしまうといった問題
がある。一時的着色方法では、バインダーのべたつき感
やごわつき感などの感触が悪化し、更には耐摩耗性等も
不十分である。
理による毛髪の損傷、酸化染料のアレルギー性、酸化剤
の皮膚(特に粘膜や目)に対する刺激等の問題がある。
又酸性染料では、皮膚に対する刺激は少ないが、染め上
がりが悪く、洗髪により色が落ちてしまうといった問題
や、染毛時に染料が皮膚にも付いてしまうといった問題
がある。一時的着色方法では、バインダーのべたつき感
やごわつき感などの感触が悪化し、更には耐摩耗性等も
不十分である。
【0004】ところで最近、化粧料として抗体を利用す
る試みがなされている。特開平4−29912号公報に
おいては、抗体を色素、香料、保湿剤などの機能性分子
で修飾し、抗体の特異性を利用して機能性分子を運搬す
る方法について開示している。
る試みがなされている。特開平4−29912号公報に
おいては、抗体を色素、香料、保湿剤などの機能性分子
で修飾し、抗体の特異性を利用して機能性分子を運搬す
る方法について開示している。
【0005】しかし、上記の公報には色素で修飾された
抗体に関する記載はあるものの、その染毛試験例は示さ
れていない。又、上記の方法では、毛髪の着色に必要な
量の色素を抗体に固定化することができず、無理に多く
の色素を固定化しようとすると、抗体が失活してしまう
という問題点があり、到底実用に供せるものではない。
抗体に関する記載はあるものの、その染毛試験例は示さ
れていない。又、上記の方法では、毛髪の着色に必要な
量の色素を抗体に固定化することができず、無理に多く
の色素を固定化しようとすると、抗体が失活してしまう
という問題点があり、到底実用に供せるものではない。
【0006】一方、顔料に抗体を固定化したものを、診
断薬に用いる方法が知られている。しかし、この方法に
おいて顔料は、単に対象物質の存在を一時的に確認する
ために用いられているにすぎず、染色剤として対象物質
を染色しようとするものではない。従って、染色剤とし
ての染色率やその色持ち(染色強度)については、ほと
んど検討されていない。
断薬に用いる方法が知られている。しかし、この方法に
おいて顔料は、単に対象物質の存在を一時的に確認する
ために用いられているにすぎず、染色剤として対象物質
を染色しようとするものではない。従って、染色剤とし
ての染色率やその色持ち(染色強度)については、ほと
んど検討されていない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従って本発明の目的と
するところは、着色性が良く、色落ちしにくく、皮膚を
染色せず、皮膚刺激がなく、しかも毛髪の感触を向上さ
せる染毛剤又は毛髪化粧料、及び染毛効果を高める前処
理剤、並びに染毛効果の高い染毛方法を提供するにあ
る。
するところは、着色性が良く、色落ちしにくく、皮膚を
染色せず、皮膚刺激がなく、しかも毛髪の感触を向上さ
せる染毛剤又は毛髪化粧料、及び染毛効果を高める前処
理剤、並びに染毛効果の高い染毛方法を提供するにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述の目的は、顔料に固
定化された抗毛髪抗体からなる染毛剤、高分子担体を介
して顔料又は色素に固定化された抗毛髪抗体からなる染
毛剤、これらの染毛剤を含有する毛髪化粧料、還元剤か
らなる抗体染毛用前処理剤、該前処理剤を含有する毛髪
化粧料、毛髪を該前処理剤又は前処理剤を含有する毛髪
化粧料で処理した後、上述の染毛剤又は該染毛剤を含有
する毛髪化粧料で染毛することを特徴とする染毛方法、
抗毛髪抗体に対して免疫活性を有する抗体が、顔料又は
色素に、直接又は高分子担体を介して固定化されている
ことを特徴とする染毛剤、これらの染毛剤を含有するこ
とを特徴とする毛髪化粧料、上述の抗毛髪抗体からなる
染毛剤又は該染毛剤を含有する毛髪化粧料で染毛を行な
った後、更に抗毛髪抗体に対して免疫活性を有する抗体
からなる染毛剤又は該染毛剤を含有する毛髪化粧料で染
毛することを特徴とする追加染毛方法によって達成され
る。
定化された抗毛髪抗体からなる染毛剤、高分子担体を介
して顔料又は色素に固定化された抗毛髪抗体からなる染
毛剤、これらの染毛剤を含有する毛髪化粧料、還元剤か
らなる抗体染毛用前処理剤、該前処理剤を含有する毛髪
化粧料、毛髪を該前処理剤又は前処理剤を含有する毛髪
化粧料で処理した後、上述の染毛剤又は該染毛剤を含有
する毛髪化粧料で染毛することを特徴とする染毛方法、
抗毛髪抗体に対して免疫活性を有する抗体が、顔料又は
色素に、直接又は高分子担体を介して固定化されている
ことを特徴とする染毛剤、これらの染毛剤を含有するこ
とを特徴とする毛髪化粧料、上述の抗毛髪抗体からなる
染毛剤又は該染毛剤を含有する毛髪化粧料で染毛を行な
った後、更に抗毛髪抗体に対して免疫活性を有する抗体
からなる染毛剤又は該染毛剤を含有する毛髪化粧料で染
毛することを特徴とする追加染毛方法によって達成され
る。
【0009】以下、本発明について詳細に説明する。
【0010】本発明に用いられる抗毛髪抗体とは、ヒト
毛髪に対して免疫活性を有する抗体のことであり、この
ようなものとしては、例えば着色の目的となる毛髪を構
成している各種の成分に対する抗体が挙げられる。この
ような抗体は、例えば毛髪ケラチン蛋白質、毛髪キュー
ティクル蛋白質、毛髪マトリックス蛋白質あるいはそれ
らの断片等を抗原として動物を免疫することにより得ら
れる。更に、動物の爪、体毛、羽毛等、又はそれらから
の抽出物や断片等を免疫することによっても得られる
が、種差等を考慮すれば、人間の毛髪、体毛が好まし
く、特に毛髪を構成している各種の成分が最も好まし
い。
毛髪に対して免疫活性を有する抗体のことであり、この
ようなものとしては、例えば着色の目的となる毛髪を構
成している各種の成分に対する抗体が挙げられる。この
ような抗体は、例えば毛髪ケラチン蛋白質、毛髪キュー
ティクル蛋白質、毛髪マトリックス蛋白質あるいはそれ
らの断片等を抗原として動物を免疫することにより得ら
れる。更に、動物の爪、体毛、羽毛等、又はそれらから
の抽出物や断片等を免疫することによっても得られる
が、種差等を考慮すれば、人間の毛髪、体毛が好まし
く、特に毛髪を構成している各種の成分が最も好まし
い。
【0011】免疫に用いられる動物としては、牛、馬、
羊、山羊、兎、ニワトリ等から適当な家畜を選ぶことが
できる。
羊、山羊、兎、ニワトリ等から適当な家畜を選ぶことが
できる。
【0012】抗体は、これらの動物の常乳又は初乳、血
清、あるいは卵黄等より得ることができるが、牛の常乳
又は初乳あるいは卵黄より得られる抗体が、大量に取得
できるため好ましい。
清、あるいは卵黄等より得ることができるが、牛の常乳
又は初乳あるいは卵黄より得られる抗体が、大量に取得
できるため好ましい。
【0013】以上述べた抗体原料からの抗体の精製は公
知の方法に従えばよく、例えば適当な方法により脂質を
除いたのち、硫安分画法あるいはアルコール沈澱法ある
いは膜分離法などにより精製し、粗精製抗体を得ること
ができる。必要ならばイオン交換クロマトグラフィーや
ゲル濾過クロマトグラフィー等で更に精製を行ない精製
抗体を得ることができる。更に必要ならば免疫に用いた
抗原をリガンドとするアフィニティークロマトグラフィ
ーを行なうことにより、高純度精製抗体を得ることがで
きる。
知の方法に従えばよく、例えば適当な方法により脂質を
除いたのち、硫安分画法あるいはアルコール沈澱法ある
いは膜分離法などにより精製し、粗精製抗体を得ること
ができる。必要ならばイオン交換クロマトグラフィーや
ゲル濾過クロマトグラフィー等で更に精製を行ない精製
抗体を得ることができる。更に必要ならば免疫に用いた
抗原をリガンドとするアフィニティークロマトグラフィ
ーを行なうことにより、高純度精製抗体を得ることがで
きる。
【0014】又、目的とする抗体を産生する抗体産生細
胞とミエローマ細胞の融合細胞から、モノクローン抗体
として抗体を得ることもできる。
胞とミエローマ細胞の融合細胞から、モノクローン抗体
として抗体を得ることもできる。
【0015】以上のようにして得られた抗体は、パパイ
ンあるいはペプシン等の酵素で処理し、免疫グロブリン
のFc部分を除去した抗体断片としてもよい。又、2−
メルカプトエタノールで抗体を還元して得られるH鎖や
L鎖を用いてもよい。
ンあるいはペプシン等の酵素で処理し、免疫グロブリン
のFc部分を除去した抗体断片としてもよい。又、2−
メルカプトエタノールで抗体を還元して得られるH鎖や
L鎖を用いてもよい。
【0016】又、免疫した動物の脾臓細胞あるいはリン
パ球からクローニングされた免疫グロブリン遺伝子断片
を導入した微生物あるいは培養細胞の産物であってもよ
い。
パ球からクローニングされた免疫グロブリン遺伝子断片
を導入した微生物あるいは培養細胞の産物であってもよ
い。
【0017】本発明に用いられる、抗毛髪抗体に対して
免疫活性を有する抗体は、上記の抗毛髪抗体を得るため
に免疫した動物と同種の動物由来抗体やその断片等を抗
原として、異種の動物を免疫することによって得られ
る。例えば、抗毛髪抗体を牛乳から得た場合は、牛由来
の抗体を牛以外の動物、例えば兎やニワトリ等に免疫す
ればよい。又、抗毛髪抗体に対して免疫活性を有するモ
ノクローナル抗体も使用することができる。更に、2−
メルカプトエタノールで抗体を還元して得られるH鎖や
L鎖を用いてもよい。これらの抗毛髪抗体に対して免疫
活性を有する抗体は、先に述べた抗毛髪抗体の場合と同
様にして精製することができる。このようにして得られ
た抗体は、パパインあるいはペプシン等の酵素で処理
し、免疫グロブリンのFc部分を除去した抗体断片とし
てもよい。
免疫活性を有する抗体は、上記の抗毛髪抗体を得るため
に免疫した動物と同種の動物由来抗体やその断片等を抗
原として、異種の動物を免疫することによって得られ
る。例えば、抗毛髪抗体を牛乳から得た場合は、牛由来
の抗体を牛以外の動物、例えば兎やニワトリ等に免疫す
ればよい。又、抗毛髪抗体に対して免疫活性を有するモ
ノクローナル抗体も使用することができる。更に、2−
メルカプトエタノールで抗体を還元して得られるH鎖や
L鎖を用いてもよい。これらの抗毛髪抗体に対して免疫
活性を有する抗体は、先に述べた抗毛髪抗体の場合と同
様にして精製することができる。このようにして得られ
た抗体は、パパインあるいはペプシン等の酵素で処理
し、免疫グロブリンのFc部分を除去した抗体断片とし
てもよい。
【0018】本発明において抗体を顔料に固定化するに
は、直接固定化する方法と高分子担体を介する方法があ
り、そのいずれも、色素結合抗体(直接結合)に比べて
毛髪への結合力に優れているが、直接固定化する方法は
毛髪との結合力がより強いという点で好ましく、一方高
分子担体を介する方法は、官能面での改善が著しいとい
う点で好ましい。又、抗体を色素に固定化するには、高
分子担体を介する方法が挙げられる。
は、直接固定化する方法と高分子担体を介する方法があ
り、そのいずれも、色素結合抗体(直接結合)に比べて
毛髪への結合力に優れているが、直接固定化する方法は
毛髪との結合力がより強いという点で好ましく、一方高
分子担体を介する方法は、官能面での改善が著しいとい
う点で好ましい。又、抗体を色素に固定化するには、高
分子担体を介する方法が挙げられる。
【0019】本発明に用いられる高分子担体としては、
不溶性高分子担体、水溶性高分子担体等が挙げられる。
不溶性高分子担体は、毛髪のはり、弾力感、こし、すべ
り、まとまり、風合いの改善が著しいという点で好まし
く、水溶性高分子担体は、毛髪のしっとり感、なめらか
さ、しなやかさ、すべり、風合いの改善が著しいという
点で好ましい。
不溶性高分子担体、水溶性高分子担体等が挙げられる。
不溶性高分子担体は、毛髪のはり、弾力感、こし、すべ
り、まとまり、風合いの改善が著しいという点で好まし
く、水溶性高分子担体は、毛髪のしっとり感、なめらか
さ、しなやかさ、すべり、風合いの改善が著しいという
点で好ましい。
【0020】不溶性高分子担体としては、合成高分子ポ
リマー、不溶性蛋白質、不溶性多糖、リポソーム等が挙
げられる。
リマー、不溶性蛋白質、不溶性多糖、リポソーム等が挙
げられる。
【0021】合成高分子ポリマーとしては、ポリスチレ
ン、ポリ(α−メチルスチレン)、ポリビニルトルエ
ン、ポリクロルメチルスチレン、ポリクロルスチレン、
ポリ塩化ビニル、ポリ臭化ビニル、ポリアクリロニトリ
ル、ポリメタクリロニトリル、ポリアクリル酸エチル、
ポリアクリル酸オクチル、ポリアクリル酸ヒドロキシプ
ロピル、ポリアクリル酸ブチル、ポリアクリル酸メトキ
シエチル、ポリアクリル酸ヒドロキシエチル、ポリアク
リル酸ラウリル、ポリアクリル酸アンモニウム、ポリメ
タクリル酸メチル、ポリメタクリル酸エチル、ポリメタ
クリル酸プロピル、ポリメタクリル酸ブチルアミノエチ
ル、ポリヒドロキシメタクリル酸、ポリ酢酸ビニル、ポ
リアクリル酸、ポリメタクリル酸、ポリマレイン酸、ポ
リスチレンスルホン酸、ポリ(2−アクリルアミド−2
−メチルプロパンスルホン酸)、ポリアクリルアミド、
ポリメタクリルアミド、ポリ{N−(2−ヒドロキシプ
ロピル)メタクリルアミド}、ポリ(2−ヒドロキシエ
チルメタクリレート)、ポリ(グリセロールモノメタク
リレート)、ポリ(2−オキシエチルアクリレート)、
ポリ(2−オキシエチルメタクリレート)、ポリエチレ
ングリコールメタクリレート、ポリエチレン、ポリプロ
ピレン、ポリブテン、ポリイソブテン等の重合体及びこ
れらの共重合体、ポリウレタン、ポリウレタンとシリコ
ン等との共重合体、ナイロンビーズ等が挙げられる。
又、それらのビーズの表面を改質したものを用いること
もできる。これらの合成高分子のうち、粒子径の制御が
容易であるという点で、ポリスチレンが好ましい。
ン、ポリ(α−メチルスチレン)、ポリビニルトルエ
ン、ポリクロルメチルスチレン、ポリクロルスチレン、
ポリ塩化ビニル、ポリ臭化ビニル、ポリアクリロニトリ
ル、ポリメタクリロニトリル、ポリアクリル酸エチル、
ポリアクリル酸オクチル、ポリアクリル酸ヒドロキシプ
ロピル、ポリアクリル酸ブチル、ポリアクリル酸メトキ
シエチル、ポリアクリル酸ヒドロキシエチル、ポリアク
リル酸ラウリル、ポリアクリル酸アンモニウム、ポリメ
タクリル酸メチル、ポリメタクリル酸エチル、ポリメタ
クリル酸プロピル、ポリメタクリル酸ブチルアミノエチ
ル、ポリヒドロキシメタクリル酸、ポリ酢酸ビニル、ポ
リアクリル酸、ポリメタクリル酸、ポリマレイン酸、ポ
リスチレンスルホン酸、ポリ(2−アクリルアミド−2
−メチルプロパンスルホン酸)、ポリアクリルアミド、
ポリメタクリルアミド、ポリ{N−(2−ヒドロキシプ
ロピル)メタクリルアミド}、ポリ(2−ヒドロキシエ
チルメタクリレート)、ポリ(グリセロールモノメタク
リレート)、ポリ(2−オキシエチルアクリレート)、
ポリ(2−オキシエチルメタクリレート)、ポリエチレ
ングリコールメタクリレート、ポリエチレン、ポリプロ
ピレン、ポリブテン、ポリイソブテン等の重合体及びこ
れらの共重合体、ポリウレタン、ポリウレタンとシリコ
ン等との共重合体、ナイロンビーズ等が挙げられる。
又、それらのビーズの表面を改質したものを用いること
もできる。これらの合成高分子のうち、粒子径の制御が
容易であるという点で、ポリスチレンが好ましい。
【0022】不溶性蛋白質としては、中性で不溶性のも
のや、水溶性の蛋白質を架橋して不溶化・高分子化した
ものを使用すればよい。具体的には、フィブロイン、ゼ
ラチン、コラーゲン等が挙げられる。
のや、水溶性の蛋白質を架橋して不溶化・高分子化した
ものを使用すればよい。具体的には、フィブロイン、ゼ
ラチン、コラーゲン等が挙げられる。
【0023】不溶性多糖としては、架橋したアガロー
ス、デキストラン、キチン等が挙げられる。
ス、デキストラン、キチン等が挙げられる。
【0024】リポソームの原料となる脂質としては、フ
ォスファチジルコリン、フォスファチジルセリン、フォ
スファチジルエタノールアミン、リゾレシチン等のリン
脂質等が挙げられる。
ォスファチジルコリン、フォスファチジルセリン、フォ
スファチジルエタノールアミン、リゾレシチン等のリン
脂質等が挙げられる。
【0025】これらの不溶性高分子担体の粒子形態は特
に限定されるものではなく、球形や板状であっても使用
できるが、粒子サイズの揃った球形のものが好ましい。
又、大きさについては特に限定されないが、0.001
〜100μmの大きさが好ましく、特に0.001〜1
μmが、高い染毛度が得られる点で好ましい。
に限定されるものではなく、球形や板状であっても使用
できるが、粒子サイズの揃った球形のものが好ましい。
又、大きさについては特に限定されないが、0.001
〜100μmの大きさが好ましく、特に0.001〜1
μmが、高い染毛度が得られる点で好ましい。
【0026】不溶性高分子担体と抗体の量比は使用する
不溶性高分子担体によって異なり一概に規定できるもの
ではないが、不溶性高分子担体1gあたりに、抗体0.
01〜100mgが固定化されているのが好ましい。
不溶性高分子担体によって異なり一概に規定できるもの
ではないが、不溶性高分子担体1gあたりに、抗体0.
01〜100mgが固定化されているのが好ましい。
【0027】水溶性高分子担体としては、天然物、合成
物を問わず使用することができる。このようなものとし
ては天然物由来の多糖類、蛋白質等が挙げられる。
物を問わず使用することができる。このようなものとし
ては天然物由来の多糖類、蛋白質等が挙げられる。
【0028】多糖類としては、例えば植物由来のデンプ
ン、アミロース、アミロペクチン、ペクチン、カラギー
ナン、マンナン、ガラクタン、アルギン酸ナトリウム、
トラガントゴム、アラビアゴム等、微生物由来のデキス
トラン、プルラン、カードラン、レバン、グルカン、ス
クシノグルカン、キサンタンガム等、動物由来のヒアル
ロン酸、コンドロイチン硫酸等が挙げられる。
ン、アミロース、アミロペクチン、ペクチン、カラギー
ナン、マンナン、ガラクタン、アルギン酸ナトリウム、
トラガントゴム、アラビアゴム等、微生物由来のデキス
トラン、プルラン、カードラン、レバン、グルカン、ス
クシノグルカン、キサンタンガム等、動物由来のヒアル
ロン酸、コンドロイチン硫酸等が挙げられる。
【0029】蛋白質としては、にかわ、ゼラチン、カゼ
イン、コラーゲン、フィブロイン等が挙げられる。
イン、コラーゲン、フィブロイン等が挙げられる。
【0030】半合成物としては、ビスコース、メチルセ
ルロース、エチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロ
ース、ヒドロキシプロピルセルロース、カルボキシメチ
ルセルロース、可溶化デンプン、カルボキシメチルデン
プン、ジアルデヒドデンプン等が挙げられる。
ルロース、エチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロ
ース、ヒドロキシプロピルセルロース、カルボキシメチ
ルセルロース、可溶化デンプン、カルボキシメチルデン
プン、ジアルデヒドデンプン等が挙げられる。
【0031】合成物としてはポリビニルアルコール、カ
ルボキシビニルポリマー、ポリアクリル酸ナトリウム、
ポリビニルピロリドン、ポリエチレンオキシド、ポリリ
ジン、ポリグルタミン酸、ポリアスパラギン酸等が挙げ
られる。
ルボキシビニルポリマー、ポリアクリル酸ナトリウム、
ポリビニルピロリドン、ポリエチレンオキシド、ポリリ
ジン、ポリグルタミン酸、ポリアスパラギン酸等が挙げ
られる。
【0032】これらの水溶性高分子担体の粒子形態は特
に限定されるものではなく、直鎖型でも分岐鎖型であっ
ても使用できるが、ある程度分子量の揃ったものが好ま
しく、例えば分子量1万から200万のものが挙げられ
る。
に限定されるものではなく、直鎖型でも分岐鎖型であっ
ても使用できるが、ある程度分子量の揃ったものが好ま
しく、例えば分子量1万から200万のものが挙げられ
る。
【0033】水溶性高分子と抗体の量比は、使用する高
分子によって異なり一概に規定できるものではないが、
水溶性高分子1gあたりに、抗体0.01mg〜1gが
固定化されているのが好ましい。
分子によって異なり一概に規定できるものではないが、
水溶性高分子1gあたりに、抗体0.01mg〜1gが
固定化されているのが好ましい。
【0034】本発明に用いられる顔料、色素としては、
チタンブラックや白色チタン等の酸化チタン、酸化鉄、
磁性粒子等の無機顔料、有機顔料、タール系色素を始め
とする各種の合成色素、反応性色素、蛍光色素、合成メ
ラニン色素、動物、植物、微生物由来の天然色素等が挙
げられるが、顔料及びタール系色素が、刺激が少ないと
いう点で好ましい。又、顔料は、抗体の毛髪への結合を
強固にするという点でも好ましい。
チタンブラックや白色チタン等の酸化チタン、酸化鉄、
磁性粒子等の無機顔料、有機顔料、タール系色素を始め
とする各種の合成色素、反応性色素、蛍光色素、合成メ
ラニン色素、動物、植物、微生物由来の天然色素等が挙
げられるが、顔料及びタール系色素が、刺激が少ないと
いう点で好ましい。又、顔料は、抗体の毛髪への結合を
強固にするという点でも好ましい。
【0035】顔料の大きさは、一概には規定できない
が、0.01〜6μmが好ましい。
が、0.01〜6μmが好ましい。
【0036】顔料、色素と抗体の量比は、その種類によ
って異なり一概に規定できるものではないが、抗体を直
接固定化する場合、抗体1gに対して顔料5〜100g
(顔料1gに対して抗体10〜200mg)が好まし
く、高分子担体を介して固定化する場合、高分子担体1
gあたり1mg〜10gが好ましい。
って異なり一概に規定できるものではないが、抗体を直
接固定化する場合、抗体1gに対して顔料5〜100g
(顔料1gに対して抗体10〜200mg)が好まし
く、高分子担体を介して固定化する場合、高分子担体1
gあたり1mg〜10gが好ましい。
【0037】本発明の染毛剤は、抗毛髪抗体又は抗毛髪
抗体に対して免疫活性を有する抗体(以下、単に抗体と
称する。)を用いて、以下のようにして製造することが
できるが、これらの方法に限定されるものではない。
抗体に対して免疫活性を有する抗体(以下、単に抗体と
称する。)を用いて、以下のようにして製造することが
できるが、これらの方法に限定されるものではない。
【0038】本発明において顔料と抗体を直接固定化す
るには、物理的吸着や化学的結合が用いられる。
るには、物理的吸着や化学的結合が用いられる。
【0039】物理的吸着は、顔料と抗体を混合すること
によって行なうことができる。
によって行なうことができる。
【0040】化学的結合による場合は、顔料が有機官能
基を有している場合はよいが、無機顔料のように有機官
能基を有していない場合には、顔料の表面に有機官能基
を導入する必要がある。顔料の表面に有機官能基を導入
する方法としては、カップリング剤を用いる方法やシリ
コン処理等による方法等が挙げられる。カップリング剤
としては、シラン系カップリング剤、チタネート系カッ
プリング剤、アルミニウム系カップリング剤、ジルコア
ルミネート系カップリング剤等が挙げられる。シリコン
処理に用いるものとしては、アミノ変性シリコンや、カ
ルボキシ変性シリコン等が挙げられる。
基を有している場合はよいが、無機顔料のように有機官
能基を有していない場合には、顔料の表面に有機官能基
を導入する必要がある。顔料の表面に有機官能基を導入
する方法としては、カップリング剤を用いる方法やシリ
コン処理等による方法等が挙げられる。カップリング剤
としては、シラン系カップリング剤、チタネート系カッ
プリング剤、アルミニウム系カップリング剤、ジルコア
ルミネート系カップリング剤等が挙げられる。シリコン
処理に用いるものとしては、アミノ変性シリコンや、カ
ルボキシ変性シリコン等が挙げられる。
【0041】例えば、3−アミノプロピルトリエトキシ
シランを反応させれば、顔料表面にアミノ基を導入する
ことができる。このアミノ基に無水グルタル酸や無水コ
ハク酸を反応させることによりカルボキシル基に変換す
ることも可能である。又、3−メルカプトプロピルトリ
メトキシシランを反応させれば、SH基を導入すること
ができる。
シランを反応させれば、顔料表面にアミノ基を導入する
ことができる。このアミノ基に無水グルタル酸や無水コ
ハク酸を反応させることによりカルボキシル基に変換す
ることも可能である。又、3−メルカプトプロピルトリ
メトキシシランを反応させれば、SH基を導入すること
ができる。
【0042】これら有機官能基と抗体は、公知の方法に
より結合させることができる。官能基がアミノ基である
場合はグルタルアルデヒドにより、カルボキシル基であ
る場合には水溶性カルボジイミドである1−エチル−3
−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド(以
下EDCと略記する。)により結合できる。又SH基の
場合にはN−スクシニミジル−3−(2−ピリジルジチ
オ)−プロピオネート(以下SPDPと略記する。)の
ような架橋試薬が利用できる。
より結合させることができる。官能基がアミノ基である
場合はグルタルアルデヒドにより、カルボキシル基であ
る場合には水溶性カルボジイミドである1−エチル−3
−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド(以
下EDCと略記する。)により結合できる。又SH基の
場合にはN−スクシニミジル−3−(2−ピリジルジチ
オ)−プロピオネート(以下SPDPと略記する。)の
ような架橋試薬が利用できる。
【0043】本発明において、不溶性高分子担体又は水
溶性高分子担体に顔料、色素を保持させる方法として
は、物理的方法と化学的方法が挙げられる。
溶性高分子担体に顔料、色素を保持させる方法として
は、物理的方法と化学的方法が挙げられる。
【0044】物理的方法としては、顔料、色素を不溶性
高分子担体に吸着させる吸着法、不溶性高分子担体作製
時に顔料、色素を添加する内添法、不溶性高分子担体内
に顔料、色素を包み込む内包法、不溶性高分子担体内で
色素前駆体を重合させる重合法等がある。
高分子担体に吸着させる吸着法、不溶性高分子担体作製
時に顔料、色素を添加する内添法、不溶性高分子担体内
に顔料、色素を包み込む内包法、不溶性高分子担体内で
色素前駆体を重合させる重合法等がある。
【0045】官能基を有する不溶性高分子担体あるいは
水溶性高分子担体を用いる場合、化学的結合により固定
化することができる。官能基としてはアミノ基、カルボ
キシル基、アルデヒド基、水酸基、チオール基等が利用
される。多糖はそのまま用いてもよいが、必要に応じて
化学修飾を施してもよい。例えば多糖をメタ過ヨウ素酸
等で酸化すればアルデヒド基を生成させることができ
る。このアルデヒド基にジアミン類を反応させればアミ
ノ基を、ε−アミノカプロン酸等を反応させればカルボ
キシル基を導入させることも可能である。又、多糖に塩
化シアヌルやシアン化臭素等の活性化試薬を反応させ多
糖に反応性をもたせることも可能である。
水溶性高分子担体を用いる場合、化学的結合により固定
化することができる。官能基としてはアミノ基、カルボ
キシル基、アルデヒド基、水酸基、チオール基等が利用
される。多糖はそのまま用いてもよいが、必要に応じて
化学修飾を施してもよい。例えば多糖をメタ過ヨウ素酸
等で酸化すればアルデヒド基を生成させることができ
る。このアルデヒド基にジアミン類を反応させればアミ
ノ基を、ε−アミノカプロン酸等を反応させればカルボ
キシル基を導入させることも可能である。又、多糖に塩
化シアヌルやシアン化臭素等の活性化試薬を反応させ多
糖に反応性をもたせることも可能である。
【0046】本発明において、不溶性高分子担体又は水
溶性高分子担体に抗体を固定化させる方法としては、物
理的吸着又は化学的結合が挙げられる。
溶性高分子担体に抗体を固定化させる方法としては、物
理的吸着又は化学的結合が挙げられる。
【0047】化学的結合に用いられる抗体の官能基とし
てはアミノ基、カルボキシル基、チオール基、糖鎖部分
などが考えられ、色素と担体の結合の場合と同様にして
固定化することができる。例えば糖鎖部分を結合に用い
る場合は糖鎖部分をメタ過ヨウ素酸等で酸化してアルデ
ヒド基を生成させ、担体のアミノ基との間でシッフ塩基
形成により固定化することができる。チオール基を用い
る場合はSPDP試薬等を用いて固定化することができ
る。
てはアミノ基、カルボキシル基、チオール基、糖鎖部分
などが考えられ、色素と担体の結合の場合と同様にして
固定化することができる。例えば糖鎖部分を結合に用い
る場合は糖鎖部分をメタ過ヨウ素酸等で酸化してアルデ
ヒド基を生成させ、担体のアミノ基との間でシッフ塩基
形成により固定化することができる。チオール基を用い
る場合はSPDP試薬等を用いて固定化することができ
る。
【0048】以上のようにして得られた、抗体が固定化
された顔料又は色素からなる染毛剤は、水溶液等の様に
適当な溶媒を用いた溶液又は分散液として、又は凍結乾
燥、噴霧乾燥等の操作により得た乾燥品として供され
る。
された顔料又は色素からなる染毛剤は、水溶液等の様に
適当な溶媒を用いた溶液又は分散液として、又は凍結乾
燥、噴霧乾燥等の操作により得た乾燥品として供され
る。
【0049】以上のようにして得られた本発明の染毛剤
は着色に十分な量の顔料又は色素を担っており、毛髪に
特異的に反応結合し、着色することができるほか、は
り、すべり、まとまり、風合い、しっとり感、なめらか
さ、しなやかさ等の毛髪の感触を向上させることもでき
る。特に、不溶性高分子担体として合成高分子ポリマー
を用いた場合には、毛髪にこしと弾力感を、不溶性蛋白
質を用いた場合には、しなやかさを、不溶性多糖を用い
た場合には、しっとり感を、リポソームを用いた場合に
はつやを、水溶性高分子担体を用いた場合には、しっと
り感を付与することができる。又、顔料に直接抗体を固
定化した染毛剤は、従来の色素(直接)結合抗体に比べ
て、毛髪に対する結合力が強固である。
は着色に十分な量の顔料又は色素を担っており、毛髪に
特異的に反応結合し、着色することができるほか、は
り、すべり、まとまり、風合い、しっとり感、なめらか
さ、しなやかさ等の毛髪の感触を向上させることもでき
る。特に、不溶性高分子担体として合成高分子ポリマー
を用いた場合には、毛髪にこしと弾力感を、不溶性蛋白
質を用いた場合には、しなやかさを、不溶性多糖を用い
た場合には、しっとり感を、リポソームを用いた場合に
はつやを、水溶性高分子担体を用いた場合には、しっと
り感を付与することができる。又、顔料に直接抗体を固
定化した染毛剤は、従来の色素(直接)結合抗体に比べ
て、毛髪に対する結合力が強固である。
【0050】本発明の毛髪化粧料は、上記染毛剤を通常
の毛髪化粧料成分とともに配合することによって製造す
ることができ、その形態としては、シャンプー、リン
ス、スタイリングフォーム、ヘアーコンディショナー、
ヘアーパック、ヘアークリーム、ヘアーリキッド、ヘア
ートニック、パーマネントウェーブ用剤等が挙げられ
る。
の毛髪化粧料成分とともに配合することによって製造す
ることができ、その形態としては、シャンプー、リン
ス、スタイリングフォーム、ヘアーコンディショナー、
ヘアーパック、ヘアークリーム、ヘアーリキッド、ヘア
ートニック、パーマネントウェーブ用剤等が挙げられ
る。
【0051】本発明の毛髪化粧料中における染毛剤の含
有量は、化粧料の種類、顔料や色素の種類、担体の種類
や大きさ等により適宜定めれば良いが、一般に化粧料全
体を100として0.01〜80重量%程度である。
有量は、化粧料の種類、顔料や色素の種類、担体の種類
や大きさ等により適宜定めれば良いが、一般に化粧料全
体を100として0.01〜80重量%程度である。
【0052】本発明の抗体染毛用前処理剤に用いられる
還元剤としては、亜硫酸水素ナトリウム、亜硫酸ナトリ
ウム、ピロ硫酸カリウム、チオ硫酸ナトリウム、L−シ
ステイン、チオグリコール酸、2−メルカプトエタノー
ル、2−メルカプトプロピオン酸、チオグリセロール等
が挙げられる。界面活性剤としては、SDS(ドデシル
硫酸ナトリウム)等が挙げられる。アルカリ性物質とし
ては、アンモニア、モノエタノールアミン等が挙げられ
る。酵素としては、パパイン、トリプシン等が挙げられ
る。
還元剤としては、亜硫酸水素ナトリウム、亜硫酸ナトリ
ウム、ピロ硫酸カリウム、チオ硫酸ナトリウム、L−シ
ステイン、チオグリコール酸、2−メルカプトエタノー
ル、2−メルカプトプロピオン酸、チオグリセロール等
が挙げられる。界面活性剤としては、SDS(ドデシル
硫酸ナトリウム)等が挙げられる。アルカリ性物質とし
ては、アンモニア、モノエタノールアミン等が挙げられ
る。酵素としては、パパイン、トリプシン等が挙げられ
る。
【0053】毛髪の前処理は、上記の前処理剤を含む水
溶液で毛髪を処理することによって行なうことができ
る。又、この際、超音波をあてることにより、更に前処
理効果を高めることができる。
溶液で毛髪を処理することによって行なうことができ
る。又、この際、超音波をあてることにより、更に前処
理効果を高めることができる。
【0054】上述の様にして得られる抗体染毛用前処理
剤は前記染毛剤と同様、通常の毛髪化粧料成分とともに
配合して、毛髪化粧料とすることができる。
剤は前記染毛剤と同様、通常の毛髪化粧料成分とともに
配合して、毛髪化粧料とすることができる。
【0055】毛髪化粧料中における抗体染毛用前処理剤
の含有量は、化粧料の種類、前処理剤の種類によって適
宜定めれば良いが、一般に化粧料全体を100として
0.01〜20重量%程度である。
の含有量は、化粧料の種類、前処理剤の種類によって適
宜定めれば良いが、一般に化粧料全体を100として
0.01〜20重量%程度である。
【0056】本発明の染毛剤又は該染毛剤を含有する毛
髪化粧料で毛髪を染毛するには、単に抗毛髪抗体からな
る染毛剤又は該染毛剤を含有する毛髪化粧料を毛髪に適
用するだけでよいが、毛髪を、本発明の抗体染毛用前処
理剤又は該前処理剤を含有する毛髪化粧料で予め処理し
ておくと、一層染色効果が上がり、好ましい。又、抗毛
髪抗体に対して免疫活性を有する抗体からなる追加染毛
用の染毛剤又は該染毛剤を含有する毛髪化粧料で追加染
毛すると、染色効果が向上する他、一回目と二回目で顔
料又は色素の種類を代えることによって、染色後の色調
を変化させることもできる。
髪化粧料で毛髪を染毛するには、単に抗毛髪抗体からな
る染毛剤又は該染毛剤を含有する毛髪化粧料を毛髪に適
用するだけでよいが、毛髪を、本発明の抗体染毛用前処
理剤又は該前処理剤を含有する毛髪化粧料で予め処理し
ておくと、一層染色効果が上がり、好ましい。又、抗毛
髪抗体に対して免疫活性を有する抗体からなる追加染毛
用の染毛剤又は該染毛剤を含有する毛髪化粧料で追加染
毛すると、染色効果が向上する他、一回目と二回目で顔
料又は色素の種類を代えることによって、染色後の色調
を変化させることもできる。
【0057】
【実施例】以下実施例により本発明を更に詳細に説明す
るが、本発明はこれらの実施例により限定されるもので
はない。
るが、本発明はこれらの実施例により限定されるもので
はない。
【0058】実施例1 抗ケラチン抗体固定化チタンブ
ラック染毛剤 1.抗原の調製 男性の健常毛髪5gと女性の健常毛髪5gとを混合し、
2%ポリオキシエチレンラウリル硫酸ナトリウム(3
E.O.)水溶液にて洗浄した。洗浄した健常毛髪を
2.5lの、8M尿素及び0.2M2−メルカプトエタ
ノールを含有する0.2Mトリス塩酸緩衝液(pH9.
2)中で50℃窒素バブリング下にて1時間撹拌し、テ
フロンホモジナイザーを用いてすりつぶした。上記の抽
出操作を繰り返し、得られた抽出液を1,000×gで
30分間遠心することで不溶物を除き、毛髪ケラチン抗
原抽出液を得た。これに200gのモノヨード酢酸(予
め400gのトリスを溶かした溶液760mlに溶か
す)溶液を加え、室温遮光下で1時間撹拌反応させた。
7mlの2−メルカプトエタノールを加えて反応を止
め、充分量の水に対して透析し、5μmのフィルターを
通し、不溶物を除去し毛髪ケラチン抗原水溶液を得た
(6l)。更にこの液4容量部に0.5M酢酸ナトリウ
ム緩衝液(pH4.2)1容量部を添加し(pH4.2
になる様に酢酸で調製)、毛髪ケラチンを等電点沈澱さ
せた。10,000×gで10分間遠心し、上清部を除
き、沈澱物を集めた。その沈澱物を生理食塩水にて溶解
させ、0.2μmのフィルターを通して除菌し、更に限
外濾過膜にて濃縮して精製毛髪ケラチン抗原を得た(蛋
白質として2.6g)。
ラック染毛剤 1.抗原の調製 男性の健常毛髪5gと女性の健常毛髪5gとを混合し、
2%ポリオキシエチレンラウリル硫酸ナトリウム(3
E.O.)水溶液にて洗浄した。洗浄した健常毛髪を
2.5lの、8M尿素及び0.2M2−メルカプトエタ
ノールを含有する0.2Mトリス塩酸緩衝液(pH9.
2)中で50℃窒素バブリング下にて1時間撹拌し、テ
フロンホモジナイザーを用いてすりつぶした。上記の抽
出操作を繰り返し、得られた抽出液を1,000×gで
30分間遠心することで不溶物を除き、毛髪ケラチン抗
原抽出液を得た。これに200gのモノヨード酢酸(予
め400gのトリスを溶かした溶液760mlに溶か
す)溶液を加え、室温遮光下で1時間撹拌反応させた。
7mlの2−メルカプトエタノールを加えて反応を止
め、充分量の水に対して透析し、5μmのフィルターを
通し、不溶物を除去し毛髪ケラチン抗原水溶液を得た
(6l)。更にこの液4容量部に0.5M酢酸ナトリウ
ム緩衝液(pH4.2)1容量部を添加し(pH4.2
になる様に酢酸で調製)、毛髪ケラチンを等電点沈澱さ
せた。10,000×gで10分間遠心し、上清部を除
き、沈澱物を集めた。その沈澱物を生理食塩水にて溶解
させ、0.2μmのフィルターを通して除菌し、更に限
外濾過膜にて濃縮して精製毛髪ケラチン抗原を得た(蛋
白質として2.6g)。
【0059】2.抗ケラチン抗体の調製 (牛の免疫化)上述の精製毛髪ケラチン抗原溶液の蛋白
質濃度を生理食塩水にて20mg/mlに調整し、その
溶液とフロインドの完全アジュバントを1:1の容量割
合で混合して油中水型のエマルジョンを作製した。出産
2か月前の妊娠ホルスタイン牛2頭の首に1頭当たり
5.0mlの前記エマルジョンを皮下投与した。その後
10日間隔で、フロインドの不完全アジュバントで作製
した初回免疫と同量の抗原を含んだエマルジョンを、皮
下あるいは筋注にて投与し免疫化した(1〜3回目;皮
下投与、4〜5回目;筋注)。
質濃度を生理食塩水にて20mg/mlに調整し、その
溶液とフロインドの完全アジュバントを1:1の容量割
合で混合して油中水型のエマルジョンを作製した。出産
2か月前の妊娠ホルスタイン牛2頭の首に1頭当たり
5.0mlの前記エマルジョンを皮下投与した。その後
10日間隔で、フロインドの不完全アジュバントで作製
した初回免疫と同量の抗原を含んだエマルジョンを、皮
下あるいは筋注にて投与し免疫化した(1〜3回目;皮
下投与、4〜5回目;筋注)。
【0060】(抗体の採取と精製)上記抗原を免疫した
牛の初乳を出産直後より3日間補集した。クリームセパ
レーターを用いて、初乳より脂肪層を除き、脱脂乳を得
た。このようにして得られた脱脂乳から、以下のような
方法にて抗体の分画精製を行なった。脱脂乳に0.1N
塩酸を添加してpH4.5に調整し、カゼインを沈澱さ
せた。沈澱物を濾布にて荒く除いた後、2,500×g
の連続遠心操作にて上清を得た。得られた上清を中和し
た後、33%飽和になるように硫酸アンモニウムを加
え、抗体を塩析させた。2,500×gの連続遠心操作
にて沈澱部を集め、生理リン酸緩衝液(以下PBSと略
記)に溶解した。この硫安塩析操作を繰り返した。得ら
れた溶液を10mMリン酸緩衝液(pH7.5)に対し
て透析し、同緩衝液にて平衡化した2lのDEAEセル
ロースカラム(DE−52,ワットマン製)に5回に分
けてアプライした。同緩衝液にて、未吸着の蛋白を洗い
流した後、50mM塩化ナトリウム含有の同緩衝液にて
抗体を溶出させ、この画分を集めた(抗体として200
g)。この画分の抗体純度は90%以上であった。この
画分を、精製毛髪ケラチンを常法にて結合させた400
mlのアフィニティ担体(アフィゲル15、バイオラッ
ド社)に5回に分けて供した。アフィニティ担体に結合
した抗毛髪ケラチン抗体を、0.2Mグリシン塩酸緩衝
液(pH2.5)にて溶出させ、直ちに3Mトリス溶液
にてpHを8付近に調整し、毛髪ケラチン抗原に対して
特異的に結合する抗毛髪ケラチン抗体(アフィニティ精
製)を得た。以下単に抗ケラチン抗体と記載する。
牛の初乳を出産直後より3日間補集した。クリームセパ
レーターを用いて、初乳より脂肪層を除き、脱脂乳を得
た。このようにして得られた脱脂乳から、以下のような
方法にて抗体の分画精製を行なった。脱脂乳に0.1N
塩酸を添加してpH4.5に調整し、カゼインを沈澱さ
せた。沈澱物を濾布にて荒く除いた後、2,500×g
の連続遠心操作にて上清を得た。得られた上清を中和し
た後、33%飽和になるように硫酸アンモニウムを加
え、抗体を塩析させた。2,500×gの連続遠心操作
にて沈澱部を集め、生理リン酸緩衝液(以下PBSと略
記)に溶解した。この硫安塩析操作を繰り返した。得ら
れた溶液を10mMリン酸緩衝液(pH7.5)に対し
て透析し、同緩衝液にて平衡化した2lのDEAEセル
ロースカラム(DE−52,ワットマン製)に5回に分
けてアプライした。同緩衝液にて、未吸着の蛋白を洗い
流した後、50mM塩化ナトリウム含有の同緩衝液にて
抗体を溶出させ、この画分を集めた(抗体として200
g)。この画分の抗体純度は90%以上であった。この
画分を、精製毛髪ケラチンを常法にて結合させた400
mlのアフィニティ担体(アフィゲル15、バイオラッ
ド社)に5回に分けて供した。アフィニティ担体に結合
した抗毛髪ケラチン抗体を、0.2Mグリシン塩酸緩衝
液(pH2.5)にて溶出させ、直ちに3Mトリス溶液
にてpHを8付近に調整し、毛髪ケラチン抗原に対して
特異的に結合する抗毛髪ケラチン抗体(アフィニティ精
製)を得た。以下単に抗ケラチン抗体と記載する。
【0061】3.対照抗体の調製 免疫化しない牛の初乳からも本手法と同様に抗体を精製
し、これを対照抗体とした。尚、比較例に使用した対照
抗体は、DEAE−セルロースカラムで精製した、純度
90%以上のものである。
し、これを対照抗体とした。尚、比較例に使用した対照
抗体は、DEAE−セルロースカラムで精製した、純度
90%以上のものである。
【0062】4.チタンブラックへの抗ケラチン抗体の
固定化 (チタンブラックの表面処理)チタンブラック10S
(粒径0.025μm、三菱金属社製)1gを蒸留水1
0mlに超音波で分散させた。この分散液に1%の3−
アミノプロピルトリエトキシシラン水溶液75μlを加
え、室温で2時間撹拌した。40℃に加温しながらエバ
ポレーターで減圧脱水した後、110℃で10分間乾燥
させることで、チタンブラック表面にアミノ基を導入し
た。
固定化 (チタンブラックの表面処理)チタンブラック10S
(粒径0.025μm、三菱金属社製)1gを蒸留水1
0mlに超音波で分散させた。この分散液に1%の3−
アミノプロピルトリエトキシシラン水溶液75μlを加
え、室温で2時間撹拌した。40℃に加温しながらエバ
ポレーターで減圧脱水した後、110℃で10分間乾燥
させることで、チタンブラック表面にアミノ基を導入し
た。
【0063】(シラン処理チタンブラックとグルタルア
ルデヒドとの反応)シラン処理にてアミノ基を導入した
チタンブラック80mgを蒸留水4mlに超音波で分散
させた。この分散液に0.25%グルタルアルデヒド水
溶液4mlを加え、室温で2時間撹拌した。20℃,1
0,000rpm,20分間遠心し、蒸留水8mlに再
分散させた。この洗浄操作を5回繰り返した。
ルデヒドとの反応)シラン処理にてアミノ基を導入した
チタンブラック80mgを蒸留水4mlに超音波で分散
させた。この分散液に0.25%グルタルアルデヒド水
溶液4mlを加え、室温で2時間撹拌した。20℃,1
0,000rpm,20分間遠心し、蒸留水8mlに再
分散させた。この洗浄操作を5回繰り返した。
【0064】(チタンブラックと抗ケラチン抗体の結
合)グルタルアルデヒド処理したチタンブラック1%分
散液0.5mlに、PBSで10mg/mlに調整した
抗ケラチン抗体溶液0.5mlを加え、4℃で一晩撹拌
した。20℃,12,000rpm,20分間遠心し、
0.1%ウシ血清アルブミン(以下BSAと略記す
る。)含有PBS 0.5mlに再分散させた。もう一
度20℃,12,000rpm,20分間遠心し、0.
1%BSA含有PBS 0.5mlに再分散させたの
ち、室温で1時間放置した。次に0.005M水素化ホ
ウ素ナトリウム水溶液を10μl加え、室温で1時間放
置した。20℃,12,000rpm,20分間遠心
し、0.1%tween20(ポリオキシエチレンソル
ビタンモノラウレート、20E.O.)及び0.1%B
SAを含有するPBS 0.5mlに再分散させた。得
られた染毛剤には、チタンブラック1gあたり144m
gの抗体が固定化されていた。
合)グルタルアルデヒド処理したチタンブラック1%分
散液0.5mlに、PBSで10mg/mlに調整した
抗ケラチン抗体溶液0.5mlを加え、4℃で一晩撹拌
した。20℃,12,000rpm,20分間遠心し、
0.1%ウシ血清アルブミン(以下BSAと略記す
る。)含有PBS 0.5mlに再分散させた。もう一
度20℃,12,000rpm,20分間遠心し、0.
1%BSA含有PBS 0.5mlに再分散させたの
ち、室温で1時間放置した。次に0.005M水素化ホ
ウ素ナトリウム水溶液を10μl加え、室温で1時間放
置した。20℃,12,000rpm,20分間遠心
し、0.1%tween20(ポリオキシエチレンソル
ビタンモノラウレート、20E.O.)及び0.1%B
SAを含有するPBS 0.5mlに再分散させた。得
られた染毛剤には、チタンブラック1gあたり144m
gの抗体が固定化されていた。
【0065】比較例1 実施例1において、抗ケラチン抗体の代わりに実施例1
−3の対照抗体を固定化したチタンブラックを製造し、
これを比較例1とした。得られた染毛剤には、チタンブ
ラック1gあたり243mgの抗体が固定化されてい
た。
−3の対照抗体を固定化したチタンブラックを製造し、
これを比較例1とした。得られた染毛剤には、チタンブ
ラック1gあたり243mgの抗体が固定化されてい
た。
【0066】実施例2 抗ケラチン抗体固定化チタンブ
ラック染毛剤 (シラン処理チタンブラックと無水グルタル酸との反
応)実施例1−4でシラン処理したチタンブラック25
mgを0.1M炭酸水素ナトリウム溶液4mlに分散さ
せた。20℃,10,000rpm,20分間遠心し、
0.1M炭酸水素ナトリウム溶液4mlに再分散させ
た。この操作を4回繰り返し、最後は0.1M炭酸水素
ナトリウム溶液0.5mlに再分散させた。無水グルタ
ル酸水溶液(57mg/ml)50μlを加え、室温で
1時間撹拌し反応させた。20℃,10,000rp
m,20分間遠心し、0.1M炭酸水素ナトリウム溶液
4mlに再分散させた。この操作を3回繰り返し、最後
は0.1M炭酸水素ナトリウム溶液0.5mlに再分散
させた。無水グルタル酸水溶液(57mg/ml)50
μlを加え、室温で1時間撹拌して反応させた後、20
℃,10,000rpmで20分間遠心し、反応液を除
いた。0.1M 炭酸水素ナトリウム溶液4mlに再分
散させ、20℃,10,000rpmで20分間遠心し
てチタンブラックを洗浄した。この洗浄操作を2回繰り
返し、最後は0.1M炭酸水素ナトリウム溶液0.5m
lに再分散させた。再度無水グルタル酸水溶液(57m
g/ml)50μlを加え、室温で1時間撹拌して反応
させた後、20℃,10,000rpmで20分間遠心
し、反応液を除いた。蒸留水4mlに再分散させ、20
℃,10,000rpmで20分間遠心してチタンブラ
ックを洗浄した。この蒸留水による洗浄操作を4回繰り
返し、最後は蒸留水2.5mlに再分散させた。この処
理によりカルボキシル基が導入されたチタンブラックが
得られた。
ラック染毛剤 (シラン処理チタンブラックと無水グルタル酸との反
応)実施例1−4でシラン処理したチタンブラック25
mgを0.1M炭酸水素ナトリウム溶液4mlに分散さ
せた。20℃,10,000rpm,20分間遠心し、
0.1M炭酸水素ナトリウム溶液4mlに再分散させ
た。この操作を4回繰り返し、最後は0.1M炭酸水素
ナトリウム溶液0.5mlに再分散させた。無水グルタ
ル酸水溶液(57mg/ml)50μlを加え、室温で
1時間撹拌し反応させた。20℃,10,000rp
m,20分間遠心し、0.1M炭酸水素ナトリウム溶液
4mlに再分散させた。この操作を3回繰り返し、最後
は0.1M炭酸水素ナトリウム溶液0.5mlに再分散
させた。無水グルタル酸水溶液(57mg/ml)50
μlを加え、室温で1時間撹拌して反応させた後、20
℃,10,000rpmで20分間遠心し、反応液を除
いた。0.1M 炭酸水素ナトリウム溶液4mlに再分
散させ、20℃,10,000rpmで20分間遠心し
てチタンブラックを洗浄した。この洗浄操作を2回繰り
返し、最後は0.1M炭酸水素ナトリウム溶液0.5m
lに再分散させた。再度無水グルタル酸水溶液(57m
g/ml)50μlを加え、室温で1時間撹拌して反応
させた後、20℃,10,000rpmで20分間遠心
し、反応液を除いた。蒸留水4mlに再分散させ、20
℃,10,000rpmで20分間遠心してチタンブラ
ックを洗浄した。この蒸留水による洗浄操作を4回繰り
返し、最後は蒸留水2.5mlに再分散させた。この処
理によりカルボキシル基が導入されたチタンブラックが
得られた。
【0067】(チタンブラックと抗ケラチン抗体の結
合)無水グルタル酸処理にてカルボキシル基を導入され
たチタンブラックの1%水分散液のpHを塩酸で5に調
節した。この分散液0.5mlに0.002MのEDC
水溶液を0.5ml加え、室温で2時間撹拌し反応させ
た。20℃,12,000rpm,20分間遠心し、蒸
留水0.5mlに再分散させた。このEDC活性化チタ
ンブラックに、PBSで10mg/mlに調整した実施
例1−2の抗ケラチン抗体溶液0.5mlを加え、4℃
で一晩撹拌した。20℃,12,000rpm,20分
間遠心し、0.1%BSA含有PBS 0.5mlに再
分散させた。もう一度20℃,12,000rpm,2
0分間遠心し、0.1%BSA含有PBS 0.5ml
に再分散させたのち、室温で1時間放置した。20℃,
12,000rpm,20分間遠心し、0.1%twe
en20及び0.1%BSAを含有するPBS 0.5
mlに再分散させた。得られた染毛剤には、チタンブラ
ック1gあたり166mgの抗体が固定化されていた。
合)無水グルタル酸処理にてカルボキシル基を導入され
たチタンブラックの1%水分散液のpHを塩酸で5に調
節した。この分散液0.5mlに0.002MのEDC
水溶液を0.5ml加え、室温で2時間撹拌し反応させ
た。20℃,12,000rpm,20分間遠心し、蒸
留水0.5mlに再分散させた。このEDC活性化チタ
ンブラックに、PBSで10mg/mlに調整した実施
例1−2の抗ケラチン抗体溶液0.5mlを加え、4℃
で一晩撹拌した。20℃,12,000rpm,20分
間遠心し、0.1%BSA含有PBS 0.5mlに再
分散させた。もう一度20℃,12,000rpm,2
0分間遠心し、0.1%BSA含有PBS 0.5ml
に再分散させたのち、室温で1時間放置した。20℃,
12,000rpm,20分間遠心し、0.1%twe
en20及び0.1%BSAを含有するPBS 0.5
mlに再分散させた。得られた染毛剤には、チタンブラ
ック1gあたり166mgの抗体が固定化されていた。
【0068】比較例2 実施例2において、抗ケラチン抗体の代わりに実施例1
−3の対照抗体を固定化したチタンブラックを製造し、
これを比較例2とした。
−3の対照抗体を固定化したチタンブラックを製造し、
これを比較例2とした。
【0069】実施例3 抗ケラチン抗体固定化チタンブ
ラック染毛剤 (チタンブラックの表面処理)チタンブラック10S
(三菱金属社製)1gに20mlの蒸留水を加え、超音
波にて分散させた。この分散液にカルボキシル基を持っ
たジルコアルミネートカップリング剤(タイプC、MA
NCHEM製)15μlを添加し、室温にて2時間撹拌
した。この分散液を40℃に加温しながら、エバポレー
ターにて減圧脱水したのち、110℃で10分間乾燥さ
せ、ジルコアルミネートカップリング剤処理したチタン
ブラックを得た。この処理により、チタンブラックの表
面にカルボキシル基を導入することができた。
ラック染毛剤 (チタンブラックの表面処理)チタンブラック10S
(三菱金属社製)1gに20mlの蒸留水を加え、超音
波にて分散させた。この分散液にカルボキシル基を持っ
たジルコアルミネートカップリング剤(タイプC、MA
NCHEM製)15μlを添加し、室温にて2時間撹拌
した。この分散液を40℃に加温しながら、エバポレー
ターにて減圧脱水したのち、110℃で10分間乾燥さ
せ、ジルコアルミネートカップリング剤処理したチタン
ブラックを得た。この処理により、チタンブラックの表
面にカルボキシル基を導入することができた。
【0070】(チタンブラックと抗体の結合)ジルコア
ルミネートカップリング剤処理により表面にカルボキシ
ル基が導入されたチタンブラックを、1%濃度となるよ
うに蒸留水に分散させた。この分散液0.5mlに対し
て、0.002M EDC水溶液0.5mlを加え、室
温で2時間撹拌した後、20℃,12,000rpm,
20分間遠心し、蒸留水0.5mlに再分散させた。こ
のEDC活性化チタンブラックに、PBSで10mg/
mlに調整した実施例1−2の抗ケラチン抗体溶液0.
5mlを加え、4℃で一晩撹拌した。20℃,12,0
00rpm,20分間遠心し、0.1%BSA含有PB
S 0.5mlに再分散させた。もう一度20℃,1
2,000rpm,20分間遠心し、0.1%BSA含
有PBS 0.5mlに再分散させたのち、室温で1時
間放置した。20℃,12,000rpm,20分間遠
心し、0.1%tween20及び0.1%BSAを含
有するPBS 0.5mlに再分散させた。得られた染
毛剤には、チタンブラック1gあたり60mgの抗体が
固定化されていた。
ルミネートカップリング剤処理により表面にカルボキシ
ル基が導入されたチタンブラックを、1%濃度となるよ
うに蒸留水に分散させた。この分散液0.5mlに対し
て、0.002M EDC水溶液0.5mlを加え、室
温で2時間撹拌した後、20℃,12,000rpm,
20分間遠心し、蒸留水0.5mlに再分散させた。こ
のEDC活性化チタンブラックに、PBSで10mg/
mlに調整した実施例1−2の抗ケラチン抗体溶液0.
5mlを加え、4℃で一晩撹拌した。20℃,12,0
00rpm,20分間遠心し、0.1%BSA含有PB
S 0.5mlに再分散させた。もう一度20℃,1
2,000rpm,20分間遠心し、0.1%BSA含
有PBS 0.5mlに再分散させたのち、室温で1時
間放置した。20℃,12,000rpm,20分間遠
心し、0.1%tween20及び0.1%BSAを含
有するPBS 0.5mlに再分散させた。得られた染
毛剤には、チタンブラック1gあたり60mgの抗体が
固定化されていた。
【0071】比較例3 実施例3において、抗ケラチン抗体の代わりに実施例1
−3の対照抗体を固定化したチタンブラックを製造し、
これを比較例3とした。
−3の対照抗体を固定化したチタンブラックを製造し、
これを比較例3とした。
【0072】実施例4 抗ケラチン抗体固定化カーボン
ブラック染毛剤 (カーボンブラックと抗体の結合)カーボンブラックM
A100(粒径0.022μm、三菱化成株式会社製)
60mgを0.05%tween20溶液10mlに超
音波にて分散させた。このカーボンブラック分散溶液1
0mlに対して0.02M EDC水溶液10mlを加
え、室温で2時間撹拌した後、20℃,10,000r
pm,20分間の遠心を行なうことで、未反応のEDC
を除去した。EDC活性化カーボンブラックを10ml
の0.05%tween20溶液に再分散し0.6%カ
ーボンブラック分散溶液を作製し、抗体との結合に供し
た。即ち、0.6%カーボンブラック分散溶液をチュー
ブに0.5ml、更にPBSで蛋白濃度1.0mg/m
lに調整した実施例1−2の抗ケラチン抗体0.5ml
を加え、4℃にて一晩撹拌反応させた。反応終了後、こ
の反応液を20℃,10,000rpm,20分間遠心
し、得られたカーボンブラックを1.0mlの0.1%
BSA含有PBSに再分散させた。更に、20℃,1
0,000rpm,20分間遠心し、1mlの0.1%
BSA含有PBSに再分散し、室温にて1時間放置し
た。そして、20℃,10,000rpm,20分間遠
心し、0.1%tween20及び0.1%BSAを含
有するPBS1.0mlに再分散し、抗ケラチン抗体が
結合した0.6%カーボンブラック分散液を得た。
ブラック染毛剤 (カーボンブラックと抗体の結合)カーボンブラックM
A100(粒径0.022μm、三菱化成株式会社製)
60mgを0.05%tween20溶液10mlに超
音波にて分散させた。このカーボンブラック分散溶液1
0mlに対して0.02M EDC水溶液10mlを加
え、室温で2時間撹拌した後、20℃,10,000r
pm,20分間の遠心を行なうことで、未反応のEDC
を除去した。EDC活性化カーボンブラックを10ml
の0.05%tween20溶液に再分散し0.6%カ
ーボンブラック分散溶液を作製し、抗体との結合に供し
た。即ち、0.6%カーボンブラック分散溶液をチュー
ブに0.5ml、更にPBSで蛋白濃度1.0mg/m
lに調整した実施例1−2の抗ケラチン抗体0.5ml
を加え、4℃にて一晩撹拌反応させた。反応終了後、こ
の反応液を20℃,10,000rpm,20分間遠心
し、得られたカーボンブラックを1.0mlの0.1%
BSA含有PBSに再分散させた。更に、20℃,1
0,000rpm,20分間遠心し、1mlの0.1%
BSA含有PBSに再分散し、室温にて1時間放置し
た。そして、20℃,10,000rpm,20分間遠
心し、0.1%tween20及び0.1%BSAを含
有するPBS1.0mlに再分散し、抗ケラチン抗体が
結合した0.6%カーボンブラック分散液を得た。
【0073】比較例4 実施例4において、抗ケラチン抗体の代わりに実施例1
−3の対照抗体を固定化したカーボンブラックを製造
し、これを比較例4とした。
−3の対照抗体を固定化したカーボンブラックを製造
し、これを比較例4とした。
【0074】実施例5 抗ケラチン抗体固定化カーボン
ブラック染毛剤 (カーボンブラックの表面処理)カーボンブラックN
o.4(粒径0.025μm、デグサ社製)2.5gを
50mlの蒸留水又はイソプロピルアルコールに加え、
超音波にて分散させた。この分散液にカルボキシル基を
持ったジルコアルミネートカップリング剤(タイプC、
MANCHEM製)16.5μlを添加し、室温にて2
時間以上撹拌させた。この混合液を40℃以上で加温し
ながら、エバポレータにて減圧脱水し、110℃で15
分間乾燥させた。この工程により、カーボンブラックN
o.4表面にカルボキシル基を導入することができた。
ブラック染毛剤 (カーボンブラックの表面処理)カーボンブラックN
o.4(粒径0.025μm、デグサ社製)2.5gを
50mlの蒸留水又はイソプロピルアルコールに加え、
超音波にて分散させた。この分散液にカルボキシル基を
持ったジルコアルミネートカップリング剤(タイプC、
MANCHEM製)16.5μlを添加し、室温にて2
時間以上撹拌させた。この混合液を40℃以上で加温し
ながら、エバポレータにて減圧脱水し、110℃で15
分間乾燥させた。この工程により、カーボンブラックN
o.4表面にカルボキシル基を導入することができた。
【0075】(カーボンブラックと抗体の結合)カルボ
キシル基を導入したカーボンブラックNo.4を1%濃
度となるように蒸留水に分散させた。このカーボンブラ
ック分散溶液0.5mlに対して、0.02M EDC
水溶液0.5mlを加え、室温で2時間撹拌した後、2
0℃,14,500rpm,20分間の遠心を行なうこ
とで、未反応のEDCを除去した。EDC活性化カーボ
ンブラックを0.5mlの蒸留水に再分散し、抗体との
結合に供した。即ち、1.0%カーボンブラック分散溶
液をチューブに0.5ml、更にPBSで蛋白濃度10
mg/mlに調整した実施例1−2の抗ケラチン抗体
0.5mlを加え、4℃にて一晩撹拌反応させた。反応
終了後、この反応液を20℃,14,500rpm,2
0分間遠心し、得られたカーボンブラックを1.0ml
の0.1%BSA含有PBSに再分散させた。更に、2
0℃,14,500rpm,20分間遠心し、0.5m
lの0.1%BSA含有PBSに再分散、室温にて1時
間放置した。そして、20℃,14,500rpm,2
0分間遠心し、0.1%tween20及び0.1%B
SAを含有するPBS0.5mlに再分散し、抗ケラチ
ン抗体が結合した1.0%カーボンブラック分散液を得
た。
キシル基を導入したカーボンブラックNo.4を1%濃
度となるように蒸留水に分散させた。このカーボンブラ
ック分散溶液0.5mlに対して、0.02M EDC
水溶液0.5mlを加え、室温で2時間撹拌した後、2
0℃,14,500rpm,20分間の遠心を行なうこ
とで、未反応のEDCを除去した。EDC活性化カーボ
ンブラックを0.5mlの蒸留水に再分散し、抗体との
結合に供した。即ち、1.0%カーボンブラック分散溶
液をチューブに0.5ml、更にPBSで蛋白濃度10
mg/mlに調整した実施例1−2の抗ケラチン抗体
0.5mlを加え、4℃にて一晩撹拌反応させた。反応
終了後、この反応液を20℃,14,500rpm,2
0分間遠心し、得られたカーボンブラックを1.0ml
の0.1%BSA含有PBSに再分散させた。更に、2
0℃,14,500rpm,20分間遠心し、0.5m
lの0.1%BSA含有PBSに再分散、室温にて1時
間放置した。そして、20℃,14,500rpm,2
0分間遠心し、0.1%tween20及び0.1%B
SAを含有するPBS0.5mlに再分散し、抗ケラチ
ン抗体が結合した1.0%カーボンブラック分散液を得
た。
【0076】比較例5 実施例5において、抗ケラチン抗体の代わりに実施例1
−3の対照抗体を固定化したカーボンブラックを製造
し、これを比較例5とした。
−3の対照抗体を固定化したカーボンブラックを製造
し、これを比較例5とした。
【0077】実施例6 抗ケラチン抗体固定化酸化鉄染
毛剤 (酸化鉄の表面処理)ポリアクリル酸ポリマーをトルエ
ンに溶解し、5%濃度のポリアクリル酸ポリマー溶液を
作製した。この溶液に25重量%の酸化鉄(粒径0.0
2×0.06μm)を加え、超音波にてよく分散させ
た。よく分散された後、トルエン溶媒を加熱蒸発させる
ことで、ポリアクリル酸ポリマーがコーティングされた
酸化鉄を得た。
毛剤 (酸化鉄の表面処理)ポリアクリル酸ポリマーをトルエ
ンに溶解し、5%濃度のポリアクリル酸ポリマー溶液を
作製した。この溶液に25重量%の酸化鉄(粒径0.0
2×0.06μm)を加え、超音波にてよく分散させ
た。よく分散された後、トルエン溶媒を加熱蒸発させる
ことで、ポリアクリル酸ポリマーがコーティングされた
酸化鉄を得た。
【0078】(酸化鉄と抗体の結合)ポリマーコーティ
ングされた酸化鉄を固体分濃度1%で蒸留水に分散した
のち、塩酸でpHを5に調節した。この分散溶液1ml
に0.01M EDC水溶液1mlを加え、室温下2時
間撹拌する。遠心分離後上清を除き、PBS 1mlを
加えて再分散操作を行なう。これにPBSにより1mg
/mlに調整した実施例1−2の抗ケラチン抗体1ml
を加え、4℃で一晩撹拌する。遠心分離後上清を除き、
0.1%BSA含有PBS 1mlを加えて再分散操作
を行なった後、室温下1時間放置してBSAによるブロ
ッキングを行なった。更に遠心分離後、0.1%twe
en20及び0.1%BSAを含有するPBS 1ml
を加えて再分散し、抗ケラチン抗体を化学的に結合させ
た酸化鉄を得た。
ングされた酸化鉄を固体分濃度1%で蒸留水に分散した
のち、塩酸でpHを5に調節した。この分散溶液1ml
に0.01M EDC水溶液1mlを加え、室温下2時
間撹拌する。遠心分離後上清を除き、PBS 1mlを
加えて再分散操作を行なう。これにPBSにより1mg
/mlに調整した実施例1−2の抗ケラチン抗体1ml
を加え、4℃で一晩撹拌する。遠心分離後上清を除き、
0.1%BSA含有PBS 1mlを加えて再分散操作
を行なった後、室温下1時間放置してBSAによるブロ
ッキングを行なった。更に遠心分離後、0.1%twe
en20及び0.1%BSAを含有するPBS 1ml
を加えて再分散し、抗ケラチン抗体を化学的に結合させ
た酸化鉄を得た。
【0079】比較例6 実施例6において、抗ケラチン抗体の代わりに実施例1
−3の対照抗体を固定化した酸化鉄を製造し、これを比
較例6とした。
−3の対照抗体を固定化した酸化鉄を製造し、これを比
較例6とした。
【0080】実施例7 抗ケラチン抗体固定化着色ラテ
ックス染毛剤 赤色色素を吸着させたカルボキシ変性ポリスチレンラテ
ックス(粒径0.19μm、日本合成ゴム社製)を固体
分濃度1%で蒸留水に分散したのち、塩酸でpHを5に
調節した。このラテックス分散溶液1mlに0.01M
EDC水溶液1mlを加え、室温下2時間撹拌した。
遠心分離後上清を除き、PBS 1mlを加えて再分散
操作を行なった。これにPBSにより1mg/mlに調
整した実施例1−2の抗ケラチン抗体1mlを加え、4
℃で一晩撹拌する。遠心分離後上清を除き、0.1%B
SA含有PBS 1mlを加えて再分散操作を行なった
後、室温下1時間放置してBSAによるブロッキングを
行なった。更に遠心分離後、0.1%tween20及
び0.1%BSAを含有するPBS 1mlを加えて再
分散し、抗ケラチン抗体を化学的に結合させた着色ラテ
ックスを得た。得られた染毛剤には、着色ラテックス1
gあたり50〜80mgの抗体が固定化されていた。
ックス染毛剤 赤色色素を吸着させたカルボキシ変性ポリスチレンラテ
ックス(粒径0.19μm、日本合成ゴム社製)を固体
分濃度1%で蒸留水に分散したのち、塩酸でpHを5に
調節した。このラテックス分散溶液1mlに0.01M
EDC水溶液1mlを加え、室温下2時間撹拌した。
遠心分離後上清を除き、PBS 1mlを加えて再分散
操作を行なった。これにPBSにより1mg/mlに調
整した実施例1−2の抗ケラチン抗体1mlを加え、4
℃で一晩撹拌する。遠心分離後上清を除き、0.1%B
SA含有PBS 1mlを加えて再分散操作を行なった
後、室温下1時間放置してBSAによるブロッキングを
行なった。更に遠心分離後、0.1%tween20及
び0.1%BSAを含有するPBS 1mlを加えて再
分散し、抗ケラチン抗体を化学的に結合させた着色ラテ
ックスを得た。得られた染毛剤には、着色ラテックス1
gあたり50〜80mgの抗体が固定化されていた。
【0081】比較例7 実施例7において、抗ケラチン抗体の代わりに実施例1
−3の対照抗体を結合させた着色ラテックスを製造し、
これを比較例7とした。得られた染毛剤には、着色ラテ
ックス1gあたり50〜80mgの抗体が固定化されて
いた。
−3の対照抗体を結合させた着色ラテックスを製造し、
これを比較例7とした。得られた染毛剤には、着色ラテ
ックス1gあたり50〜80mgの抗体が固定化されて
いた。
【0082】実施例8 抗ケラチン抗体固定化着色ラテ
ックス染毛剤 赤色色素を吸着させたカルボキシ変性ポリスチレンラテ
ックス(粒径0.19μm)を固体分濃度1%で蒸留水
に分散した。この分散液1mlに、PBSにより1mg
/mlに調整した実施例1−2の抗ケラチン抗体1ml
を加え、4℃で一晩撹拌した。遠心分離後上清を除き、
0.1%BSA含有PBS 1mlを加えて再分散操作
を行なった。更に遠心分離、再分散操作を繰り返した
後、0.1%tween20及び0.1%BSAを含有
するPBS 1mlを加えて再分散し、抗ケラチン抗体
を物理吸着により固定化した着色ラテックスを得た。得
られた染毛剤には、着色ラテックス1gあたり50〜8
0mgの抗体が固定化されていた。
ックス染毛剤 赤色色素を吸着させたカルボキシ変性ポリスチレンラテ
ックス(粒径0.19μm)を固体分濃度1%で蒸留水
に分散した。この分散液1mlに、PBSにより1mg
/mlに調整した実施例1−2の抗ケラチン抗体1ml
を加え、4℃で一晩撹拌した。遠心分離後上清を除き、
0.1%BSA含有PBS 1mlを加えて再分散操作
を行なった。更に遠心分離、再分散操作を繰り返した
後、0.1%tween20及び0.1%BSAを含有
するPBS 1mlを加えて再分散し、抗ケラチン抗体
を物理吸着により固定化した着色ラテックスを得た。得
られた染毛剤には、着色ラテックス1gあたり50〜8
0mgの抗体が固定化されていた。
【0083】比較例8 実施例8において、抗ケラチン抗体の代わりに実施例1
−3の対照抗体を吸着させた着色ラテックスを製造し、
これを比較例8とした。得られた染毛剤には、着色ラテ
ックス1gあたり50〜80mgの抗体が固定化されて
いた。
−3の対照抗体を吸着させた着色ラテックスを製造し、
これを比較例8とした。得られた染毛剤には、着色ラテ
ックス1gあたり50〜80mgの抗体が固定化されて
いた。
【0084】実施例9 抗ケラチン抗体固定化着色ラテ
ックス染毛剤 黒色顔料としてカーボンブラックMA100が包括され
たカルボキシ変性ポリスチレンラテックス(粒径0.1
5μm)を固体分濃度1%で蒸留水に分散したのち、塩
酸でpHを5に調節した。このラテックス分散溶液1m
lに0.01MEDC水溶液1mlを加え、室温下2時
間撹拌した。遠心分離後上清を除き、PBS 1mlを
加えて再分散操作を行なった。これにPBSにより1m
g/mlに調整した実施例1−2の抗ケラチン抗体1m
lを加え、4℃で一晩撹拌する。遠心分離後上清を除
き、0.1%BSA含有PBS 1mlを加えて再分散
操作を行なった後、室温下1時間放置してBSAによる
ブロッキングを行なった。更に遠心分離後、0.1%t
ween20及び0.1%BSAを含有するPBS1m
lを加えて再分散し、抗ケラチン抗体を化学的に結合さ
せた着色ラテックスを得た。
ックス染毛剤 黒色顔料としてカーボンブラックMA100が包括され
たカルボキシ変性ポリスチレンラテックス(粒径0.1
5μm)を固体分濃度1%で蒸留水に分散したのち、塩
酸でpHを5に調節した。このラテックス分散溶液1m
lに0.01MEDC水溶液1mlを加え、室温下2時
間撹拌した。遠心分離後上清を除き、PBS 1mlを
加えて再分散操作を行なった。これにPBSにより1m
g/mlに調整した実施例1−2の抗ケラチン抗体1m
lを加え、4℃で一晩撹拌する。遠心分離後上清を除
き、0.1%BSA含有PBS 1mlを加えて再分散
操作を行なった後、室温下1時間放置してBSAによる
ブロッキングを行なった。更に遠心分離後、0.1%t
ween20及び0.1%BSAを含有するPBS1m
lを加えて再分散し、抗ケラチン抗体を化学的に結合さ
せた着色ラテックスを得た。
【0085】比較例9 実施例9において、抗ケラチン抗体の代わりに実施例1
−3の対照抗体を結合させた着色ラテックスを製造し、
これを比較例9とした。
−3の対照抗体を結合させた着色ラテックスを製造し、
これを比較例9とした。
【0086】実施例10 抗ケラチン抗体固定化着色ラ
テックス染毛剤 黒色顔料としてカーボンブラックMA100が包括され
たカルボキシ変性ポリスチレンラテックス(粒径0.1
5μm)を固体分濃度1%で蒸留水に分散した。この分
散液1mlに、PBSにより1mg/mlに調整した実
施例1−2の抗ケラチン抗体1mlを加え、4℃で一晩
撹拌した。遠心分離後上清を除き、0.1%BSA含有
PBS 1mlを加えて再分散操作を行なった。更に遠
心分離、再分散操作を繰り返した後、0.1%twee
n20及び0.1%BSAを含有するPBS 1mlを
加えて再分散し、抗ケラチン抗体を物理吸着により固定
化した着色ラテックスを得た。
テックス染毛剤 黒色顔料としてカーボンブラックMA100が包括され
たカルボキシ変性ポリスチレンラテックス(粒径0.1
5μm)を固体分濃度1%で蒸留水に分散した。この分
散液1mlに、PBSにより1mg/mlに調整した実
施例1−2の抗ケラチン抗体1mlを加え、4℃で一晩
撹拌した。遠心分離後上清を除き、0.1%BSA含有
PBS 1mlを加えて再分散操作を行なった。更に遠
心分離、再分散操作を繰り返した後、0.1%twee
n20及び0.1%BSAを含有するPBS 1mlを
加えて再分散し、抗ケラチン抗体を物理吸着により固定
化した着色ラテックスを得た。
【0087】比較例10 実施例10において、抗ケラチン抗体の代わりに実施例
1−3の対照抗体を吸着させた着色ラテックスを製造
し、これを比較例10とした。
1−3の対照抗体を吸着させた着色ラテックスを製造
し、これを比較例10とした。
【0088】比較例11 実施例1−2で調製した抗体に、赤色色素を、不溶性高
分子担体を介することなく直接等モル量結合させた染毛
剤を調製した。
分子担体を介することなく直接等モル量結合させた染毛
剤を調製した。
【0089】比較例12 実施例1−2で調製した抗体に赤色色素を、不溶性高分
子担体を介することなく直接大過剰モル量結合させた染
毛剤を調製した。
子担体を介することなく直接大過剰モル量結合させた染
毛剤を調製した。
【0090】試験例1 凝集試験 実施例1−1にて調製した毛髪ケラチン抗原をPBSに
より100μg/mlに調整した。この毛髪ケラチン溶
液と実施例1〜10、比較例1〜12の染毛剤を等量ず
つ混合し、1分後に凝集の有無を判定した。結果を表1
に示す。尚、凝集が全く認められない場合は−、凝集の
有無が判別し難い場合は±、明らかに凝集が見られる場
合は+と判定した。
より100μg/mlに調整した。この毛髪ケラチン溶
液と実施例1〜10、比較例1〜12の染毛剤を等量ず
つ混合し、1分後に凝集の有無を判定した。結果を表1
に示す。尚、凝集が全く認められない場合は−、凝集の
有無が判別し難い場合は±、明らかに凝集が見られる場
合は+と判定した。
【0091】
【表1】
【0092】抗ケラチン抗体が固定化されている実施例
1〜12の染毛剤については凝集が見られ、固定化され
た抗体が抗原に対する免疫活性を保持していることが示
された。又、抗体に色素を直接結合させた比較例11
は、抗原に対する免疫活性は有していたが、過剰に色素
を結合させた比較例12は、免疫活性を失っていること
がわかった。
1〜12の染毛剤については凝集が見られ、固定化され
た抗体が抗原に対する免疫活性を保持していることが示
された。又、抗体に色素を直接結合させた比較例11
は、抗原に対する免疫活性は有していたが、過剰に色素
を結合させた比較例12は、免疫活性を失っていること
がわかった。
【0093】試験例2 染毛剤の色差 実施例7、比較例11、12の染毛剤を、抗体濃度が等
しくなるように希釈し、各染毛剤の色差を比較した結果
を表2に示す。赤色が全く認められない場合は−、若干
認められる場合は±、明らかに赤色が認められる場合は
+と判定した。
しくなるように希釈し、各染毛剤の色差を比較した結果
を表2に示す。赤色が全く認められない場合は−、若干
認められる場合は±、明らかに赤色が認められる場合は
+と判定した。
【0094】
【表2】
【0095】実施例7で赤色が認められる抗体濃度と同
濃度の比較例11の染毛剤は、殆ど赤くなかった。又、
過剰の色素を結合させた比較例12は、若干の赤色が認
められるものの、表1のように抗原に対する免疫活性を
失っており、染毛剤としては適切ではない。
濃度の比較例11の染毛剤は、殆ど赤くなかった。又、
過剰の色素を結合させた比較例12は、若干の赤色が認
められるものの、表1のように抗原に対する免疫活性を
失っており、染毛剤としては適切ではない。
【0096】試験例3 染毛試験 実施例1〜10及び比較例1〜12の染毛剤を0.1%
tween20及び0.1%BSAを含有するPBSで
希釈し、顔料及びラテックスの濃度が0.1%になるよ
うに調整した。各染毛剤1mlにヒト白髪の毛束(0.
15g)を浸漬し、室温下1時間回転させた。次いでこ
の毛束を0.02%tween20含有生理食塩水中で
振り洗いして風乾し、目視により染毛度を評価した。
尚、○は「染まっている。」、△は「若干染まってい
る。」、×は「染まっていない。」を表す。結果を表3
にまとめた。
tween20及び0.1%BSAを含有するPBSで
希釈し、顔料及びラテックスの濃度が0.1%になるよ
うに調整した。各染毛剤1mlにヒト白髪の毛束(0.
15g)を浸漬し、室温下1時間回転させた。次いでこ
の毛束を0.02%tween20含有生理食塩水中で
振り洗いして風乾し、目視により染毛度を評価した。
尚、○は「染まっている。」、△は「若干染まってい
る。」、×は「染まっていない。」を表す。結果を表3
にまとめた。
【0097】
【表3】
【0098】表3からわかる通り、抗ケラチン抗体を用
いた実施例1〜10の染毛剤では、白髪が染毛された。
一方、対照抗体を用いた比較例1〜10、抗ケラチン抗
体に色素を直接結合させた比較例11、12の染毛剤で
は、十分な染毛ができなかった。
いた実施例1〜10の染毛剤では、白髪が染毛された。
一方、対照抗体を用いた比較例1〜10、抗ケラチン抗
体に色素を直接結合させた比較例11、12の染毛剤で
は、十分な染毛ができなかった。
【0099】試験例4 染毛後の耐久試験 実施例4、5、7、8で調製した染毛剤を用いて、試験
例3と同様にして染毛した毛束に対し、次の2つの処理
を施し、シャンプーやブラッシングに対する色の耐久性
を見た。
例3と同様にして染毛した毛束に対し、次の2つの処理
を施し、シャンプーやブラッシングに対する色の耐久性
を見た。
【0100】(シャンプー処理)染毛した毛束を市販の
シャンプーの10%水溶液中でもみ洗いし、流水でシャ
ンプーを洗い流したのち風乾し、目視により洗浄後の染
毛度を評価した。
シャンプーの10%水溶液中でもみ洗いし、流水でシャ
ンプーを洗い流したのち風乾し、目視により洗浄後の染
毛度を評価した。
【0101】(ブラッシング処理)染毛した毛束を豚毛
ブラシでブラッシングし、目視によりブラッシング後の
染毛度を評価した。
ブラシでブラッシングし、目視によりブラッシング後の
染毛度を評価した。
【0102】それぞれの評価の結果を表4にまとめた。
但し、実施例4、5についてはシャンプー処理のみ行な
った。尚、表中において(+)の数が多い程、染毛度が
高いことを表す。シャンプー処理に対しては、実施例
4、5の場合、1回目で若干の色落ちが見られるが、2
回目以降はほとんどなく、シャンプー処理に対する耐久
性が認められた。実施例7の場合は、特にその耐久性が
あった。ブラッシング処理に対しては実施例7、8とも
に強い耐久性が確認された。
但し、実施例4、5についてはシャンプー処理のみ行な
った。尚、表中において(+)の数が多い程、染毛度が
高いことを表す。シャンプー処理に対しては、実施例
4、5の場合、1回目で若干の色落ちが見られるが、2
回目以降はほとんどなく、シャンプー処理に対する耐久
性が認められた。実施例7の場合は、特にその耐久性が
あった。ブラッシング処理に対しては実施例7、8とも
に強い耐久性が確認された。
【0103】
【表4】
【0104】実施例11 抗ケラチン抗体固定化染毛剤 青色色素を吸着させたポリメタクリル酸メチルラテック
ス(100μm)に、実施例2と同様の操作で実施例1
−2の抗ケラチン抗体を結合させ、染毛剤を調製した。
ス(100μm)に、実施例2と同様の操作で実施例1
−2の抗ケラチン抗体を結合させ、染毛剤を調製した。
【0105】実施例12 抗ケラチン抗体固定化ブルー
デキストラン染毛剤 2gのチバクロンブル−3GA(シグマ社)、1gのデ
キストランT−40(分子量40,000、ファルマシ
ア社)を90mlの蒸留水に溶解した。60℃で30分
間撹拌したのち、9.88gの塩化ナトリウムを加え、
60℃で1時間撹拌した。温度を80℃に上げ、0.8
75gの炭酸ナトリウムを加え、80℃で2時間撹拌し
た。セファデックス G−25によるゲル濾過クロマト
グラフィーで結合しなかったチバクロンブルーを除き、
次にメタ過ヨウ素酸ナトリウムにより一晩酸化し、脱イ
オン水に対し透析したのち凍結乾燥した。
デキストラン染毛剤 2gのチバクロンブル−3GA(シグマ社)、1gのデ
キストランT−40(分子量40,000、ファルマシ
ア社)を90mlの蒸留水に溶解した。60℃で30分
間撹拌したのち、9.88gの塩化ナトリウムを加え、
60℃で1時間撹拌した。温度を80℃に上げ、0.8
75gの炭酸ナトリウムを加え、80℃で2時間撹拌し
た。セファデックス G−25によるゲル濾過クロマト
グラフィーで結合しなかったチバクロンブルーを除き、
次にメタ過ヨウ素酸ナトリウムにより一晩酸化し、脱イ
オン水に対し透析したのち凍結乾燥した。
【0106】この凍結乾燥したチバクロンブルー結合T
−40を0.14M塩化ナトリウム含有20mMホウ酸
緩衝液(pH8.7)に溶解し、実施例1−2の抗ケラ
チン抗体と4℃で24時間反応させた。水素化ホウ素ナ
トリウムで4℃、2時間還元し、デキストランを介して
チバクロンブルーに固定化させた抗体を得た。得られた
染毛剤には、デキストラン1gあたりチバクロンブル−
0.48gが固定化されていた。又、デキストラン1g
あたり抗体約0.5gが固定化されていた。
−40を0.14M塩化ナトリウム含有20mMホウ酸
緩衝液(pH8.7)に溶解し、実施例1−2の抗ケラ
チン抗体と4℃で24時間反応させた。水素化ホウ素ナ
トリウムで4℃、2時間還元し、デキストランを介して
チバクロンブルーに固定化させた抗体を得た。得られた
染毛剤には、デキストラン1gあたりチバクロンブル−
0.48gが固定化されていた。又、デキストラン1g
あたり抗体約0.5gが固定化されていた。
【0107】比較例13 実施例12において、抗ケラチン抗体の代わりに実施例
1−3の対照抗体を固定化させたブルーデキストランを
製造し、これを比較例13とした。
1−3の対照抗体を固定化させたブルーデキストランを
製造し、これを比較例13とした。
【0108】実施例12及び比較例13の染毛剤を0.
1%tween20及び0.1%BSAを含有するPB
Sで希釈し、抗体濃度が0.1mg/mlとなるように
調整した。この溶液にヒト白髪の毛束を室温下で一昼夜
浸漬した。浸漬後0.02%tween20含有生理食
塩水で毛束を洗浄し、染色の度合いを観察した。その結
果、実施例12の場合のみ、白髪が染色され、色落ちも
しにくく、毛髪のはり、弾力感、こし、すべり、まとま
り、風合いなどの官能を向上させることが確認された。
1%tween20及び0.1%BSAを含有するPB
Sで希釈し、抗体濃度が0.1mg/mlとなるように
調整した。この溶液にヒト白髪の毛束を室温下で一昼夜
浸漬した。浸漬後0.02%tween20含有生理食
塩水で毛束を洗浄し、染色の度合いを観察した。その結
果、実施例12の場合のみ、白髪が染色され、色落ちも
しにくく、毛髪のはり、弾力感、こし、すべり、まとま
り、風合いなどの官能を向上させることが確認された。
【0109】実施例13 抗ケラチン抗体固定化蛍光デ
キストラン染毛剤 (染毛剤の調製)デキストランT−40(ファルマシア
社)をメタ過ヨウ素酸ナトリウムにより一昼夜酸化し
た。酸化後、脱イオン水に対して透析し、酸化デキスト
ランを得た。この酸化デキストランに過剰量のヘキサメ
チレンジアミンを加え、4℃で24時間反応させ、続い
て水素化ホウ素ナトリウムにより4℃で2時間還元処理
を行なった。セファデックスG−25(ファルマシア
社)によるゲル濾過クロマトグラフィーにより未反応の
ヘキサメチレンジアミンを除き、アミノ基の導入された
デキストランを得た。
キストラン染毛剤 (染毛剤の調製)デキストランT−40(ファルマシア
社)をメタ過ヨウ素酸ナトリウムにより一昼夜酸化し
た。酸化後、脱イオン水に対して透析し、酸化デキスト
ランを得た。この酸化デキストランに過剰量のヘキサメ
チレンジアミンを加え、4℃で24時間反応させ、続い
て水素化ホウ素ナトリウムにより4℃で2時間還元処理
を行なった。セファデックスG−25(ファルマシア
社)によるゲル濾過クロマトグラフィーにより未反応の
ヘキサメチレンジアミンを除き、アミノ基の導入された
デキストランを得た。
【0110】前記のアミノ基が導入されたデキストラン
とフルオレッセンイソチオシアネート(以下FITCと
略記)(シグマ社)を0.5M炭酸緩衝液(pH9.
5)中、4℃で6時間反応させた。セファデックスG−
25ゲル濾過クロマトグラフィーにより未反応のFIT
Cを除き、続いて水素化ホウ素ナトリウムの存在下でホ
ルムアルデヒドを反応させ、残っているアミノ基をブロ
ックした。透析操作により試薬を除きFITCが導入さ
れたデキストランを得た。
とフルオレッセンイソチオシアネート(以下FITCと
略記)(シグマ社)を0.5M炭酸緩衝液(pH9.
5)中、4℃で6時間反応させた。セファデックスG−
25ゲル濾過クロマトグラフィーにより未反応のFIT
Cを除き、続いて水素化ホウ素ナトリウムの存在下でホ
ルムアルデヒドを反応させ、残っているアミノ基をブロ
ックした。透析操作により試薬を除きFITCが導入さ
れたデキストランを得た。
【0111】前記のFITCが導入されたデキストラン
をメタ過ヨウ素酸ナトリウムにより再度酸化し、つぎに
実施例1−2で製造した抗ケラチン抗体のアミノ基と反
応させて結合し、デキストランを介してFITCに固定
化した抗体を得た。
をメタ過ヨウ素酸ナトリウムにより再度酸化し、つぎに
実施例1−2で製造した抗ケラチン抗体のアミノ基と反
応させて結合し、デキストランを介してFITCに固定
化した抗体を得た。
【0112】比較例14 実施例13において調製した、FITCを導入したデキ
ストラン(抗体無し)を比較例14とした。
ストラン(抗体無し)を比較例14とした。
【0113】比較例15 実施例13において、抗ケラチン抗体のかわりに実施例
1−3の対照抗体を固定化したものを比較例15とし
た。
1−3の対照抗体を固定化したものを比較例15とし
た。
【0114】比較例16 PBSで調整した実施例1−2の抗ケラチン抗体(10
mg/ml)2mlに、0.5M炭酸緩衝液(pH9.
5)0.2mlを加えた。これに同緩衝液に溶解したF
ITC(1.0mg/ml)0.2mlを加え、4℃遮
光下で6時間撹拌反応させた。反応液を遠心後、0.0
05Mリン酸緩衝液(pH8.4)で平衡化したファー
ストディザルティングFPLC(ファルマシア社)に供
し、未反応のFITCを除去した。得られた液約5ml
を、DEAEセファロースファーストフロー(ファルマ
シア社)によるイオン交換クロマトグラフィーに供し、
0.005Mリン酸緩衝液(pH8.4)で洗浄した。
0.005Mリン酸緩衝液(pH6.4)〔第1溶出
液〕、0.1Mリン酸緩衝液(pH6.4)〔第2溶出
液〕、1Mリン酸緩衝液〔第3溶出液〕の順にゲルに吸
着したFITC−ラベル化抗体を溶出した。そのうち第
3溶出画分を回収し、生理食塩水に対して透析を行な
い、FITCをラベル化した抗ケラチン抗体を得、これ
を比較例16とした。
mg/ml)2mlに、0.5M炭酸緩衝液(pH9.
5)0.2mlを加えた。これに同緩衝液に溶解したF
ITC(1.0mg/ml)0.2mlを加え、4℃遮
光下で6時間撹拌反応させた。反応液を遠心後、0.0
05Mリン酸緩衝液(pH8.4)で平衡化したファー
ストディザルティングFPLC(ファルマシア社)に供
し、未反応のFITCを除去した。得られた液約5ml
を、DEAEセファロースファーストフロー(ファルマ
シア社)によるイオン交換クロマトグラフィーに供し、
0.005Mリン酸緩衝液(pH8.4)で洗浄した。
0.005Mリン酸緩衝液(pH6.4)〔第1溶出
液〕、0.1Mリン酸緩衝液(pH6.4)〔第2溶出
液〕、1Mリン酸緩衝液〔第3溶出液〕の順にゲルに吸
着したFITC−ラベル化抗体を溶出した。そのうち第
3溶出画分を回収し、生理食塩水に対して透析を行な
い、FITCをラベル化した抗ケラチン抗体を得、これ
を比較例16とした。
【0115】比較例17 比較例16において、抗ケラチン抗体のかわりに実施例
1−3の対照抗体を固定化したものを比較例17とし
た。
1−3の対照抗体を固定化したものを比較例17とし
た。
【0116】試験例5 毛髪との結合力評価 実施例4、7及び比較例16の染毛剤を用いて、試験例
3と同様にして染毛した毛束に対して、表5に示した
〜の溶出溶媒中で1時間処理し、染毛度がどう変化す
るかを評価した。実施例4、7の場合は目視により、比
較例16の場合は蛍光顕微鏡により観察した。
3と同様にして染毛した毛束に対して、表5に示した
〜の溶出溶媒中で1時間処理し、染毛度がどう変化す
るかを評価した。実施例4、7の場合は目視により、比
較例16の場合は蛍光顕微鏡により観察した。
【0117】
【表5】
【0118】結果を表6にまとめた。尚、表中において
(+)の数が多い程、染毛度が高いことを表す。実施例
4の場合、カーボンブラックと毛髪の相互作用により、
毛髪との結合が比較例16の場合よりも強固になり、色
落ちしにくくなった。つまり、顔料に直接固定化した抗
体は、色素に直接固定化した抗体よりも毛髪との結合性
に優れていることが分かった。又、色素に不溶性高分子
担体を介して抗体を固定化させた実施例7の場合にも、
毛髪との結合力を高めることができた。
(+)の数が多い程、染毛度が高いことを表す。実施例
4の場合、カーボンブラックと毛髪の相互作用により、
毛髪との結合が比較例16の場合よりも強固になり、色
落ちしにくくなった。つまり、顔料に直接固定化した抗
体は、色素に直接固定化した抗体よりも毛髪との結合性
に優れていることが分かった。又、色素に不溶性高分子
担体を介して抗体を固定化させた実施例7の場合にも、
毛髪との結合力を高めることができた。
【0119】
【表6】
【0120】試験例6 染毛後の官能試験 実施例4、7及び比較例16の染毛剤を用いて、試験例
3と同様にして染毛した毛束の官能試験を行なった。染
毛前の毛束を対照として、10名の専門試験員により、
毛束のはり、弾力感、こし、すべり、まとまり及び風合
いがどう変化するかを判定した。判定の結果を表7に示
す。実施例4、7の染毛剤は比較例16よりも官能を向
上させた。特に実施例7の着色ラテックスを用いた染毛
剤は官能の向上が著しかった。
3と同様にして染毛した毛束の官能試験を行なった。染
毛前の毛束を対照として、10名の専門試験員により、
毛束のはり、弾力感、こし、すべり、まとまり及び風合
いがどう変化するかを判定した。判定の結果を表7に示
す。実施例4、7の染毛剤は比較例16よりも官能を向
上させた。特に実施例7の着色ラテックスを用いた染毛
剤は官能の向上が著しかった。
【0121】
【表7】
【0122】試験例7 染毛試験 実施例13、比較例14〜17の各染毛剤に、ヒト白髪
毛束を室温下で一昼夜浸漬した。浸漬後0.02%tw
een20を含む生理食塩水で毛束を洗浄し、蛍光ラン
プを当てて染毛処理前後での蛍光強度に差があるかを判
定した。結果を表8に示す。
毛束を室温下で一昼夜浸漬した。浸漬後0.02%tw
een20を含む生理食塩水で毛束を洗浄し、蛍光ラン
プを当てて染毛処理前後での蛍光強度に差があるかを判
定した。結果を表8に示す。
【0123】試験例8 色落ち試験 試験例7で染毛した毛束を、市販のシャンプーで洗浄
し、蛍光ランプを当てて染毛前の毛束との間で蛍光強度
に差があるかを判定した。試験例7の結果と比べて、蛍
光に差があるとした人数に差があるかどうかで色落ちの
し易さを判定した。結果を表8に示す。
し、蛍光ランプを当てて染毛前の毛束との間で蛍光強度
に差があるかを判定した。試験例7の結果と比べて、蛍
光に差があるとした人数に差があるかどうかで色落ちの
し易さを判定した。結果を表8に示す。
【0124】試験例9 官能試験 試験例7で染毛した毛束の、しっとり感、なめらかさ、
すべり、風合いが染毛前の毛束と比較して、どう変化す
るかを判定した。結果を表8に示す。
すべり、風合いが染毛前の毛束と比較して、どう変化す
るかを判定した。結果を表8に示す。
【0125】試験例7〜9の各試験の判定は、10名の
専門試験員により行なった。
専門試験員により行なった。
【0126】
【表8】
【0127】実施例13の染毛剤は、比較例14〜17
の染毛剤と比べて蛍光色素が毛束に多く結合し、洗浄に
よる色落ちも少なく、毛髪の感触も向上させることがわ
かった。
の染毛剤と比べて蛍光色素が毛束に多く結合し、洗浄に
よる色落ちも少なく、毛髪の感触も向上させることがわ
かった。
【0128】実施例14 リンス 実施例4の染毛剤を表9に示した組成で配合し、着色効
果のあるリンスを常法に従い製造した。
果のあるリンスを常法に従い製造した。
【0129】
【表9】
【0130】このリンスを1ケ月間連用した。そして白
髪の染まり具合、顔や手の染まり具合、シャンプーによ
る色落ち、頭皮のかゆみやかぶれの有無、官能を評価し
た。その結果、実施例14のリンスは白髪の染まりが良
く、顔や手の染まりも見られなかった。又シャンプーに
よる色落ちも見られず、頭皮のかゆみやかぶれ等もな
く、官能の向上も見られた。
髪の染まり具合、顔や手の染まり具合、シャンプーによ
る色落ち、頭皮のかゆみやかぶれの有無、官能を評価し
た。その結果、実施例14のリンスは白髪の染まりが良
く、顔や手の染まりも見られなかった。又シャンプーに
よる色落ちも見られず、頭皮のかゆみやかぶれ等もな
く、官能の向上も見られた。
【0131】実施例15 リンス 実施例7の染毛剤を表10に示す組成で配合し、着色効
果のあるリンスを常法に従い製造した。
果のあるリンスを常法に従い製造した。
【0132】
【表10】
【0133】このリンスを1ケ月間連用した。そして白
髪の染まり具合、顔や手の染まり具合、シャンプーによ
る色落ち、頭皮のかゆみやかぶれの有無、官能を評価し
た。その結果、実施例15のリンスは白髪の染まりが良
く、顔や手の染まりも見られなかった。又シャンプーに
よる色落ちも見られず、頭皮のかゆみやかぶれ等もな
く、官能の向上も見られた。又実施例4、7以外の実施
例の染毛剤を配合したリンスについても同様の効果を認
めた。
髪の染まり具合、顔や手の染まり具合、シャンプーによ
る色落ち、頭皮のかゆみやかぶれの有無、官能を評価し
た。その結果、実施例15のリンスは白髪の染まりが良
く、顔や手の染まりも見られなかった。又シャンプーに
よる色落ちも見られず、頭皮のかゆみやかぶれ等もな
く、官能の向上も見られた。又実施例4、7以外の実施
例の染毛剤を配合したリンスについても同様の効果を認
めた。
【0134】実施例16 リンス 実施例12の染毛剤を表11に示す組成で配合し、着色
効果のあるリンスを調製した。
効果のあるリンスを調製した。
【0135】
【表11】
【0136】シャンプー後、上記のリンスにより処理し
た。その結果、白髪が着色され、目立たなくなった。
又、このリンス処理により毛髪の感触が向上することが
確認された。
た。その結果、白髪が着色され、目立たなくなった。
又、このリンス処理により毛髪の感触が向上することが
確認された。
【0137】実施例17 アルカリによる前処理 ヒト白髪の毛束を、10%アンモニア水中で、超音波を
当てながら30分間処理した。処理後、脱イオン水でよ
く洗浄し、アルカリにより前処理された毛束を得た。
当てながら30分間処理した。処理後、脱イオン水でよ
く洗浄し、アルカリにより前処理された毛束を得た。
【0138】実施例18 界面活性剤による前処理 ヒト白髪の毛束を、1%SDS水溶液中で、超音波を当
てながら1時間処理した。処理後、脱イオン水でよく洗
浄し、SDSにより前処理された毛束を得た。
てながら1時間処理した。処理後、脱イオン水でよく洗
浄し、SDSにより前処理された毛束を得た。
【0139】実施例19 L−システインによる前処理 ヒト白髪の毛束を0.2M L−システイン含有0.1
M炭酸ナトリウム緩衝液(pH9)中、30℃で10分
間処理した。処理後、脱イオン水でよく洗浄し、L−シ
ステインにより前処理された毛束を得た。
M炭酸ナトリウム緩衝液(pH9)中、30℃で10分
間処理した。処理後、脱イオン水でよく洗浄し、L−シ
ステインにより前処理された毛束を得た。
【0140】実施例20 チオグリコール酸による前処
理 ヒト白髪の毛束を0.2Mチオグリコール酸含有0.1
M炭酸ナトリウム緩衝液(pH9)中、30℃で10分
間処理した。処理後、脱イオン水でよく洗浄し、チオグ
リコール酸により前処理された毛束を得た。
理 ヒト白髪の毛束を0.2Mチオグリコール酸含有0.1
M炭酸ナトリウム緩衝液(pH9)中、30℃で10分
間処理した。処理後、脱イオン水でよく洗浄し、チオグ
リコール酸により前処理された毛束を得た。
【0141】実施例21 前処理及び染毛 実施例17〜20の前処理されたヒト白髪を、実施例
2、4、7の染毛剤により、試験例3の方法に従って染
毛した。
2、4、7の染毛剤により、試験例3の方法に従って染
毛した。
【0142】試験例10 前処理による染毛度の向上試
験 実施例21で前処理後に染毛した毛髪と、未処理のヒト
白髪の染毛度を比較した。結果を表12に示す。アルカ
リ、SDS、L−システイン、チオグリコール酸による
前処理によって、染毛度の向上が見られることが分かっ
た。
験 実施例21で前処理後に染毛した毛髪と、未処理のヒト
白髪の染毛度を比較した。結果を表12に示す。アルカ
リ、SDS、L−システイン、チオグリコール酸による
前処理によって、染毛度の向上が見られることが分かっ
た。
【0143】
【表12】
【0144】○:染まっている ◎:よく染まっている
【0145】実施例22 シャンプー 前処理剤としてチオグリコール酸を表13に示す組成で
配合したシャンプーを常法に従い製造した。
配合したシャンプーを常法に従い製造した。
【0146】
【表13】
【0147】試験例11 前処理による染毛度向上試験
(実用テスト) 3名の白髪が目立つボランティアに協力により、ハーフ
ヘッドにて、片方は実施例22のシャンプー、もう片方
にはチオグリコール酸を除く以外は実施例22と同組成
のシャンプーを使用させ、次に実施例14の染毛剤配合
のリンスを使用させた。1週間連用の結果、実施例22
のシャンプーを使用したほうが白髪の染まりがよく、目
立たなくなるのが早かった。
(実用テスト) 3名の白髪が目立つボランティアに協力により、ハーフ
ヘッドにて、片方は実施例22のシャンプー、もう片方
にはチオグリコール酸を除く以外は実施例22と同組成
のシャンプーを使用させ、次に実施例14の染毛剤配合
のリンスを使用させた。1週間連用の結果、実施例22
のシャンプーを使用したほうが白髪の染まりがよく、目
立たなくなるのが早かった。
【0148】実施例23 ウサギ抗ウシIgG抗体固定
化チタンブラック染毛剤 ウシIgGをウサギに免疫し、ウサギ抗ウシIgG抗体
を得た。実施例2と同様の方法にて、チタンブラックに
ウサギ抗ウシIgG抗体を固定化した。このウサギ抗ウ
シIgG抗体固定化チタンブラックは、ウシIgGに対
して、特異的に結合することが、試験例1と同様の凝集
試験にて確認できた。
化チタンブラック染毛剤 ウシIgGをウサギに免疫し、ウサギ抗ウシIgG抗体
を得た。実施例2と同様の方法にて、チタンブラックに
ウサギ抗ウシIgG抗体を固定化した。このウサギ抗ウ
シIgG抗体固定化チタンブラックは、ウシIgGに対
して、特異的に結合することが、試験例1と同様の凝集
試験にて確認できた。
【0149】実施例24 追加染毛 抗ケラチン抗体固定化チタンブラック染毛剤(実施例
2)で染毛したヒト白髪の毛束を、実施例23で製造し
たウサギ抗ウシIgG抗体固定化チタンブラック染毛剤
を用いて、再度試験例3と同様の方法にて染毛した。
2)で染毛したヒト白髪の毛束を、実施例23で製造し
たウサギ抗ウシIgG抗体固定化チタンブラック染毛剤
を用いて、再度試験例3と同様の方法にて染毛した。
【0150】試験例12 追加染毛による染毛度の向上
試験 実施例24で追加染毛を行なった結果、抗ケラチン抗体
固定化チタンブラック染毛剤で染められたヒト白髪毛束
は、更に濃く染毛されることが示された(表14)。
尚、表中において(+)の数が多い程、染毛度が高いこ
とを表す。
試験 実施例24で追加染毛を行なった結果、抗ケラチン抗体
固定化チタンブラック染毛剤で染められたヒト白髪毛束
は、更に濃く染毛されることが示された(表14)。
尚、表中において(+)の数が多い程、染毛度が高いこ
とを表す。
【0151】実施例25 ウサギ抗ウシIgG抗体固定
化カーボンブラック染毛剤 実施例5と同様の方法にて、カーボンブラックにウサギ
抗ウシIgG抗体を固定化した。このウサギ抗ウシIg
G抗体固定化カーボンブラックは、ウシIgGに対し
て、特異的に結合することが、試験例1と同様の凝集試
験にて確認できた。
化カーボンブラック染毛剤 実施例5と同様の方法にて、カーボンブラックにウサギ
抗ウシIgG抗体を固定化した。このウサギ抗ウシIg
G抗体固定化カーボンブラックは、ウシIgGに対し
て、特異的に結合することが、試験例1と同様の凝集試
験にて確認できた。
【0152】実施例26 追加染毛 抗ケラチン抗体固定化カーボンブラック染毛剤(実施例
5)で染毛したヒト白髪の毛束を、実施例25で製造し
たウサギ抗ウシIgG抗体固定化カーボンブラック染毛
剤を用いて、再度試験例3と同様の方法にて染毛した。
5)で染毛したヒト白髪の毛束を、実施例25で製造し
たウサギ抗ウシIgG抗体固定化カーボンブラック染毛
剤を用いて、再度試験例3と同様の方法にて染毛した。
【0153】試験例13 追加染毛による染毛度の向上
試験 実施例26で追加染毛を行なった結果、抗ケラチン抗体
固定化カーボンブラック染毛剤で染められたヒト白髪毛
束は、更に濃く染毛されることが示された(表14)。
試験 実施例26で追加染毛を行なった結果、抗ケラチン抗体
固定化カーボンブラック染毛剤で染められたヒト白髪毛
束は、更に濃く染毛されることが示された(表14)。
【0154】実施例27 ウサギ抗ウシIgG抗体固定
化赤色ラテックス染毛剤 実施例7と同様の方法にて、赤色ラテックスにウサギ抗
ウシIgG抗体を固定化した。このウサギ抗ウシIgG
抗体固定化赤色ラテックス染毛剤は、ウシIgGに対し
て、特異的に結合することが、試験例1と同様の凝集試
験にて確認できた。
化赤色ラテックス染毛剤 実施例7と同様の方法にて、赤色ラテックスにウサギ抗
ウシIgG抗体を固定化した。このウサギ抗ウシIgG
抗体固定化赤色ラテックス染毛剤は、ウシIgGに対し
て、特異的に結合することが、試験例1と同様の凝集試
験にて確認できた。
【0155】実施例28 追加染毛 抗ケラチン抗体固定化赤色ラテックス染毛剤(実施例
7)で染毛したヒト白髪の毛束を、実施例27で製造し
たウサギ抗ウシIgG抗体固定化赤色ラテックス染毛剤
を用いて、再度試験例3と同様の方法にて、染毛した。
7)で染毛したヒト白髪の毛束を、実施例27で製造し
たウサギ抗ウシIgG抗体固定化赤色ラテックス染毛剤
を用いて、再度試験例3と同様の方法にて、染毛した。
【0156】試験例14 追加染毛による染毛度の向上
試験 実施例28で追加染毛を行なった結果、抗ケラチン抗体
固定化赤色ラテックス染毛剤で染められたヒト白髪毛束
は、更に濃く染毛されることが示された(表14)。
試験 実施例28で追加染毛を行なった結果、抗ケラチン抗体
固定化赤色ラテックス染毛剤で染められたヒト白髪毛束
は、更に濃く染毛されることが示された(表14)。
【0157】実施例29 ウサギ抗ウシIgG抗体固定
化黒色ラテックス染毛剤 実施例9と同様の方法にて、黒色ラテックスにウサギ抗
ウシIgG抗体を固定化した。このウサギ抗ウシIgG
抗体固定化黒色ラテックス染毛剤は、ウシIgGに対し
て、特異的に結合することが、試験例1と同様の凝集試
験にて確認できた。
化黒色ラテックス染毛剤 実施例9と同様の方法にて、黒色ラテックスにウサギ抗
ウシIgG抗体を固定化した。このウサギ抗ウシIgG
抗体固定化黒色ラテックス染毛剤は、ウシIgGに対し
て、特異的に結合することが、試験例1と同様の凝集試
験にて確認できた。
【0158】実施例30 追加染毛 抗ケラチン抗体固定化黒色ラテックス染毛剤(実施例
9)で染毛したヒト白髪の毛束を、実施例29で製造し
たウサギ抗ウシIgG抗体固定化黒色ラテックス染毛剤
を用いて、再度試験例3と同様の方法にて、染毛した。
9)で染毛したヒト白髪の毛束を、実施例29で製造し
たウサギ抗ウシIgG抗体固定化黒色ラテックス染毛剤
を用いて、再度試験例3と同様の方法にて、染毛した。
【0159】試験例15 追加染毛による染毛度の向上
試験 実施例30で追加染毛を行なった結果、抗ケラチン抗体
固定化黒色ラテックス染毛剤で染められたヒト白髪毛束
は、更に濃く染毛されることが示された(表14)。
試験 実施例30で追加染毛を行なった結果、抗ケラチン抗体
固定化黒色ラテックス染毛剤で染められたヒト白髪毛束
は、更に濃く染毛されることが示された(表14)。
【0160】実施例31 ウサギ抗ウシIgG抗固定化
ブルーデキストラン染毛剤 実施例12と同様の方法にて、ブルーデキストランにウ
サギ抗ウシIgG抗体を固定化した。
ブルーデキストラン染毛剤 実施例12と同様の方法にて、ブルーデキストランにウ
サギ抗ウシIgG抗体を固定化した。
【0161】実施例32 追加染毛 抗ケラチン抗体固定化ブルーデキストラン染毛剤(実施
例12)で染毛したヒト白髪の毛束を、実施例31で製
造したウサギ抗ウシIgG抗体固定化ブルーデキストラ
ン染毛剤を用いて、再度実施例12と同様の方法にて、
染毛した。
例12)で染毛したヒト白髪の毛束を、実施例31で製
造したウサギ抗ウシIgG抗体固定化ブルーデキストラ
ン染毛剤を用いて、再度実施例12と同様の方法にて、
染毛した。
【0162】試験例16 追加染毛による染毛度の向上
試験 実施例32で追加染毛を行なった結果、抗ケラチン抗体
固定化ブルーデキストラン染毛剤で染められたヒト白髪
毛束は、更に濃く染毛されることが示された(表1
4)。このことにより、既に実施例12で染毛された毛
髪の染毛度を上げるための方法として、複数回の染毛が
有効であることが示された。
試験 実施例32で追加染毛を行なった結果、抗ケラチン抗体
固定化ブルーデキストラン染毛剤で染められたヒト白髪
毛束は、更に濃く染毛されることが示された(表1
4)。このことにより、既に実施例12で染毛された毛
髪の染毛度を上げるための方法として、複数回の染毛が
有効であることが示された。
【0163】
【表14】
【0164】実施例33、34 追加染毛 抗ケラチン抗体固定化チタンブラック染毛剤(実施例
2)で染毛したヒト白髪の毛束、又は抗ケラチン抗体固
定化カーボンブラック染毛剤(実施例5)で染毛したヒ
ト白髪の毛束を、それぞれ実施例25のウサギ抗ウシI
gG抗体固定化カーボンブラック染毛剤、実施例23の
ウサギ抗ウシIgG抗体固定化チタンブラック染毛剤用
いて再度試験例3と同様の方法によって染毛した(実施
例33、34)。
2)で染毛したヒト白髪の毛束、又は抗ケラチン抗体固
定化カーボンブラック染毛剤(実施例5)で染毛したヒ
ト白髪の毛束を、それぞれ実施例25のウサギ抗ウシI
gG抗体固定化カーボンブラック染毛剤、実施例23の
ウサギ抗ウシIgG抗体固定化チタンブラック染毛剤用
いて再度試験例3と同様の方法によって染毛した(実施
例33、34)。
【0165】試験例17 追加染毛による染毛度及び色
調の変化 実施例33、34の追加染毛の結果、抗ケラチン抗体固
定化チタンブラック染毛剤で染められたヒト白髪毛束
は、ウサギ抗ウシIgG抗体固定化カーボンブラック染
毛剤にて染毛することにより、更に濃く染毛されるだけ
でなく、染毛された毛髪の色調が青味がかった黒から赤
味がかった黒に変化することが示された(表15)。
尚、表中において(+)の数が多い程、染毛度が高いこ
とを表す。又、抗ケラチン抗体固定化カーボンブラック
染毛剤で染められたヒト白髪毛束は、ウサギ抗ウシIg
G抗体固定化チタンブラック染毛剤にて染毛することに
より、更に濃く染毛されるだけでなく、染毛された毛髪
の色調が赤味がかった黒から青味がかった黒に変化する
ことが示された(表15)。
調の変化 実施例33、34の追加染毛の結果、抗ケラチン抗体固
定化チタンブラック染毛剤で染められたヒト白髪毛束
は、ウサギ抗ウシIgG抗体固定化カーボンブラック染
毛剤にて染毛することにより、更に濃く染毛されるだけ
でなく、染毛された毛髪の色調が青味がかった黒から赤
味がかった黒に変化することが示された(表15)。
尚、表中において(+)の数が多い程、染毛度が高いこ
とを表す。又、抗ケラチン抗体固定化カーボンブラック
染毛剤で染められたヒト白髪毛束は、ウサギ抗ウシIg
G抗体固定化チタンブラック染毛剤にて染毛することに
より、更に濃く染毛されるだけでなく、染毛された毛髪
の色調が赤味がかった黒から青味がかった黒に変化する
ことが示された(表15)。
【0166】
【表15】
【0167】実施例35 リンス 実施例23の染毛剤を表16に示す組成で配合し、着色
効果のあるリンスを常法に従い製造した。
効果のあるリンスを常法に従い製造した。
【0168】
【表16】
【0169】実施例36 リンス 実施例25の染毛剤を表17に示す組成で配合し、着色
効果のあるリンスを常法に従い製造した。
効果のあるリンスを常法に従い製造した。
【0170】
【表17】
【0171】実施例37 リンス 実施例27の染毛剤を表18に示す組成で配合し、着色
効果のあるリンスを常法に従い製造した。
効果のあるリンスを常法に従い製造した。
【0172】
【表18】
【0173】実施例38 追加染毛 実施例14の染毛剤配合のリンスをしばらく使用して白
髪を染めた後、実施例35、実施例36又は実施例37
の染毛剤配合のリンスを使用した。
髪を染めた後、実施例35、実施例36又は実施例37
の染毛剤配合のリンスを使用した。
【0174】試験例18 追加染毛による染毛度の向上
試験 実施例38で追加染毛した結果、実施例35、36、3
7のいずれも染毛度を高めることができた。実施例35
のリンスの場合は染めた白髪の色調が赤味がかった黒か
ら、青味がかった黒に変化した。
試験 実施例38で追加染毛した結果、実施例35、36、3
7のいずれも染毛度を高めることができた。実施例35
のリンスの場合は染めた白髪の色調が赤味がかった黒か
ら、青味がかった黒に変化した。
【0175】
【発明の効果】本発明により、着色性が良く、色落ちし
にくく、皮膚を染色せず、皮膚刺激がなく、しかも毛髪
の感触を向上させることが可能な染毛剤が提供できる。
にくく、皮膚を染色せず、皮膚刺激がなく、しかも毛髪
の感触を向上させることが可能な染毛剤が提供できる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 橋本 恵子 神奈川県小田原市寿町5丁目3番28号 鐘 紡株式会社生化学研究所内 (72)発明者 打和 秀世 神奈川県小田原市寿町5丁目3番28号 鐘 紡株式会社生化学研究所内 (72)発明者 村上 梅司 神奈川県小田原市寿町5丁目3番28号 鐘 紡株式会社生化学研究所内 (72)発明者 杉本 憲一 神奈川県小田原市寿町5丁目3番28号 鐘 紡株式会社化粧品研究所内 (72)発明者 南野 博美 神奈川県小田原市寿町5丁目3番28号 鐘 紡株式会社化粧品研究所内 (72)発明者 堀越 俊雄 神奈川県小田原市寿町5丁目3番28号 鐘 紡株式会社化粧品研究所内
Claims (8)
- 【請求項1】 抗毛髪抗体からなる染毛剤であって、抗
体が顔料に固定化されていることを特徴とする染毛剤。 - 【請求項2】 抗毛髪抗体が顔料又は色素を導入した高
分子担体に固定化されていることを特徴とする染毛剤。 - 【請求項3】 抗毛髪抗体に対して免疫活性を有する抗
体が、直接又は高分子担体を介して、顔料又は色素に固
定化されていることを特徴とする染毛剤。 - 【請求項4】 請求項1〜3いずれかに記載の染毛剤を
含有することを特徴とする毛髪化粧料。 - 【請求項5】 還元剤、界面活性剤、アルカリ性物質、
及び酵素からなる群から選択される一種以上からなるこ
とを特徴とする抗体染毛用前処理剤。 - 【請求項6】 請求項5記載の前処理剤を含有すること
を特徴とする毛髪化粧料。 - 【請求項7】 毛髪を、請求項5記載の前処理剤又は請
求項6記載の毛髪化粧料で処理した後、請求項1〜4い
ずれかに記載の抗毛髪抗体からなる染毛剤又は毛髪化粧
料で染毛することを特徴とする染毛方法。 - 【請求項8】 請求項1〜4いずれかに記載の抗毛髪抗
体からなる染毛剤又は毛髪化粧料で染毛を行なった後、
請求項3〜4いずれかに記載の抗毛髪抗体に対して免疫
活性を有する抗体からなる染毛剤又は該染毛剤を含有す
る毛髪化粧料で染毛することを特徴とする追加染毛方
法。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5319141A JPH06227955A (ja) | 1992-12-08 | 1993-11-24 | 染毛剤又は化粧料及び前処理剤並びに染毛方法 |
| US08/284,524 US5597386A (en) | 1992-12-08 | 1993-12-08 | Hair coloring composition comprising anti-hair antibodies immobilized on coloring materials, and hair coloring methods |
| EP94902090A EP0634161A4 (en) | 1992-12-08 | 1993-12-08 | HAIR COLORING OR COSMETIC COMPOSITION, PRE-TREATMENT AGENT AND METHOD FOR COLORING HAIR. |
| PCT/JP1993/001780 WO1994013253A1 (fr) | 1992-12-08 | 1993-12-08 | Colorant capillaire ou produit cosmetique, agent de pretraitement et procede de coloration des cheveux |
Applications Claiming Priority (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4-351971 | 1992-12-08 | ||
| JP4-351973 | 1992-12-08 | ||
| JP35197392 | 1992-12-08 | ||
| JP35197192 | 1992-12-08 | ||
| JP5319141A JPH06227955A (ja) | 1992-12-08 | 1993-11-24 | 染毛剤又は化粧料及び前処理剤並びに染毛方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06227955A true JPH06227955A (ja) | 1994-08-16 |
Family
ID=27339704
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5319141A Pending JPH06227955A (ja) | 1992-12-08 | 1993-11-24 | 染毛剤又は化粧料及び前処理剤並びに染毛方法 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5597386A (ja) |
| EP (1) | EP0634161A4 (ja) |
| JP (1) | JPH06227955A (ja) |
| WO (1) | WO1994013253A1 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH09110658A (ja) * | 1995-09-19 | 1997-04-28 | L'oreal Sa | サブスタンスpアンタゴニストを含有するケラチン繊維染色用組成物 |
| JPH10511889A (ja) * | 1994-12-15 | 1998-11-17 | キャボット コーポレイション | 炭素質化合物を含有するゲル組成物 |
| JP2007505132A (ja) * | 2003-09-08 | 2007-03-08 | イー・アイ・デュポン・ドウ・ヌムール・アンド・カンパニー | 毛髪、皮膚、および爪のためのペプチドベースの質改良剤および着色剤 |
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