JPH0623016B2 - トラクタのトランスミツシヨン - Google Patents

トラクタのトランスミツシヨン

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JPH0623016B2
JPH0623016B2 JP1687885A JP1687885A JPH0623016B2 JP H0623016 B2 JPH0623016 B2 JP H0623016B2 JP 1687885 A JP1687885 A JP 1687885A JP 1687885 A JP1687885 A JP 1687885A JP H0623016 B2 JPH0623016 B2 JP H0623016B2
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JP
Japan
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gear
lever
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ultra
transmission
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正明 伊藤
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Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd
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Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、トラクタのトランスミッションに係り、詳し
くはトランスミッションにおける副変速と超低速装置の
連動装置に関する。
(ロ)従来の技術 従来、トラクタのトランスミッションは、主変速、副変
速及び超低速の各装置がそれぞれ各別に独立して作動す
るように構成されており、従って超低速を作動した状態
で、副変速の高及び低速位置に、更に主変速の1速、2
速、3速にそれぞれ組合せ操作することができる。
そして、一般に、超低速を作動した状態で、副変速を低
速位置に設定した場合、主変速の1、2、3速にそれぞ
れ対応して0.26,0.38,0.66km/Hの速度となり、また
副変速を高速位置に設定して1.18,1.72,2.96km/Hの
速度になる。
(ハ)発明が解決しようとする問題点 しかし、超低速を作動してかつ副変速を高速位置にした
速度は、超低速を作動しないで副変速を低速位置にした
際の主変速の1、2速とあまりかわらず、副変速を高速
位置にして超低速を作動する必要性はほとんどない。
一方、一般に、各変速装置の歯車強度は、減速比の小さ
いレンジ(例えば4速以上)ではエンジンから車輪に伝
達する正伝動系のエンジントルクにより計算し、また減
速比の大きいレンジ(例えば3速まで)ではエンジンブ
レーキ時等に作用する車輪からの逆伝動系、即ちタイヤ
にかかるスキッドトルクにより計算する。
従って、終減速比→デフ減速比→副減速比→超低速比の
順でトルク計算をすると、減速比が大なる程超低速歯車
の負荷は小さくなるが、副変速が高速位置にある場合
は、減速比が比較的小さいため、超低速歯車の負荷は大
きくなり、従って超低速歯車より正伝動系下流側に位置
する副変速歯車が破損する虞れがある。
特に、運転席下方に平坦な面からなるフートスペースを
確保したいわゆるフラットデッキタイプのトラクタにお
いては、ミッションケースをコンパクトに構成する必要
があり、このため超低速装置をケース下方に設置するこ
とが望ましいが、このため逆伝動系のトルクが直接超低
速歯車及び該歯車と直接噛合する副変速歯車に作用し、
該歯車が破損する虞れが大きい。
(ニ)問題点を解決するための手段 本発明は、上述問題点を解決することを目的とするもの
であって、第1図に示すように、超低速切換えレバー5
9及び副変速切換え等の操作レバー62にピン65又は
長孔67を有するプレート66を固設し、該ピン65及
び長孔67を互いに係合することにより、超低速装置及
び副変速装置の操作手段である両レバー59,62の動
きを互いに牽制する。そして、例えばプレート66から
なる牽制装置69は、上記レバーのいずれか一方のレバ
ーにおける枢支点の反対側に延設され、また例えばピン
65からなる係合部材65は他方のレバーにおける枢支
部のレバー側の中間部分に設置される。そして、前記牽
制装置69に、所定遊びを存して前記係合部材が係合す
ることにより、超低速用切換えレバー59が作動状態C
にある場合、副変速レバー62が高速位置Bをとり得な
いように構成する。
(ホ)作用 上記構成に基づき、超低速切換えレバー59を切位置D
に保持した場合は、副変速レバー62は牽制装置69に
何等干渉されることなく高速位置B及び低速位置Aの間
を自由に動き得るが、超低速切換えレバー59を作動位
置に保持した場合は、副変速レバー62は牽制装置69
に規制されて高速位置Bに動き得ない。同様に、副変速
レバー62を低速位置Aに保持した場合は、超低速切換
えレバー59は作動位置C及び切位置Dに自由に動き得
るが、副変速レバー62を高速位置Bに保持した状態で
は、超低速切換えレバー59は牽制装置69に規制され
て作動位置Cに動き得ない。
(ヘ)実施例 以下、図面に沿って、本発明による実施例について説明
する。
トラクタNは、第2図に示すように、機体前方にエンジ
ンブロック1を有しており、該ブロック1の下部には前
方に突出してフロントシャーシ15が固定されていると
共に、後部にクラッチハウジング2が固定されている。
また、機体後方にはミッションケース5が配設されてお
り、該ケース5とクラッチハウジング2とが中間ケース
6を介して連結・固定され、一体構造形式の機体16を
構成している。更に、フロントシャーシ15にはフロン
トアクスル10を介して前輪12が支持されており、ま
たミッションケース5にはリヤアクスル17を介して後
輪11が支持されている。一方、クラッチハウジング2
の上方にはステアリング19が設置されており、またミ
ッションケース5の上方にはシート20が配置されて、
運転席21が構成されており、該運転席21はステップ
面7と略々同一平面に中間ケース6の上面6aが形成さ
れていることに基づき、略々平坦面からなる広いフート
スペースが構成されている。
そして、第3図に示すように、クラッチハウジング2に
は主クラッチ22が内装されていると共に歯車伝動装置
23が配置されている。歯車伝動装置23はクラッチ2
2の出力軸即ちエンジンクランクシャフトに同軸上に延
出する軸25に固定されている歯車26及び該軸25よ
り一段下方に転移した主伝動軸27に固定されている歯
車28を有しており、これら歯車26,28が互いに噛
合することにより主伝達軸27はエンジンクランクシャ
フトに対して所定量下方に位置する。更に、主伝達軸2
7は中空軸からなり、該主中空伝達軸27は中間ケース
6を貫通して機体後部のミッションケース5に延出して
いる。また、該主中空伝達軸27の中には前輪駆動用伝
達軸29が回転自在に嵌挿しており、従ってこれら伝達
軸27,29は2重軸を構成している。更に、前輪伝達
軸29の前端部は主中空伝達軸27より突出し、該突出
部に歯車30が固定されている。更に、歯車伝動装置2
3内において前輪駆動軸31が回転自在に支持されてお
り、該駆動軸31には前輪駆動切換え歯車32が摺動の
み自在に支持されていると共に、該駆動軸31の前端部
はクラッチハウジング2の下部から前方に向って突出し
ている。そして、前記歯車30が中間歯車33を介して
切換え歯車32に係脱自在に連動しており、また前輪駆
動軸31は短かいプロペラシャフト34を介してフロン
トアクスル10に連結している。(第2図参照)。一
方、ミッションケース5には前輪駆動用伝達軸29と同
軸上にピニオン軸35が回転自在に支持されており、か
つ該ピニオン軸35はその前端にて前輪駆動用伝達軸2
9に連結していると共に、後端部はベベルピニオンを介
してリヤアクスル17の差動歯車36に連動している。
更に、該ピニオン軸35の上方にはPTO変速軸37が
回転自在に支持されており、またピニオン軸35の下方
には走行変速軸39が回転自在に支持されている。そし
て、ピニオン軸35に被嵌して多数の歯数の異なる歯車
を有する中間歯車組40が回転自在に配設されており、
該歯車組40は主中空伝達軸27に連結している。ま
た、PTO変速軸37にはそれぞれ歯車組40の歯車と
常時噛合している大歯車41及び小歯車42が回転自在
に支持されていると共に、中歯車43が摺動のみ自在に
支持されており、該中歯車43がPTO変速レバーの操
作に基づき、大歯車41、小歯車42又は歯車組40の
歯車40bに選択係合し得る。更に、PTO変速軸37
はその後端部にて歯車45,46を介して一段下方に転
移されているPTO軸47に連結しており、該PTO軸
47は主伝達軸27及び前輪伝達軸29と略々同軸上に
位置している。また、前記走行変速軸39には2組の選
択歯車組49,50が摺動のみ自在に嵌合しており、こ
れら歯車組49,50は主変速レバー51(第2図)の
操作に基づき、前記中間歯車組40の所定歯車に噛合し
得る。また、該変速軸39の後部分には大歯車52a及
び小歯車52bからなる副変速用歯車組52が回転自在
に支持されていると共に、超低速用選択歯車53が摺動
のみ自在に支持されており、更に該歯車組52に連結し
て大歯車55a及び小歯車55bからなる超低速用歯車
組55が配設されている。そして、第6図及び第7図に
示すように、超低速用選択歯車53はシフト軸56に摺
動自在に支持されているシフタ57に係合しており、か
つ該シフタ52は超低速切換えレバー59(第2図)に
連結されており、該切換えレバー59の操作により、選
択歯車53が副変速歯車組52の内歯52cに係合する
か又は超低速用歯車組の大歯車55aに選択噛合し得
る。また、第4図及び第5図に詳示するように、ピニオ
ン軸35の後部には大歯車60a及び小歯車60bから
なる歯車組60が摺動のみ自在に支持されており、また
該歯車組60はシフタ61を介して副変速レバー62
(第2図)に連動・操作され、副変速歯車組52の大小
いずれかの歯車に選択噛合される。なお、第3図及び第
5図中、63は後進用の歯車である。
そして、第1図に示すように、副変速レバー62は歯車
組60と大歯車60aと歯車組52の小歯車52bが噛
合する低速位置A、小歯車60bと大歯車52aが噛合
する高速位置Bに切換えられ、また超低速切換えレバー
59は選択歯車53が超低速用歯車組55の大歯車55
aに噛合する超低速作動位置Cと、選択歯車53が副変
速歯車組52の内歯52cに直接噛合する超低速切位置
Dに切換えられる。そして、これら両(操作)レバー5
9,62は、その側面視においてその操作範囲が略々重
なっており、かつ副変速レバー62の枢支部は、超低速
切換えレバー59の枢支部に対して上方に配置されてい
る。更に、超低速切換えレバー59の中間位置にはピン
65が植設されており、また副変速レバー62における
枢支部の反対側にはプレート66が固設されており、か
つプレート66に所定形状からなる長孔67が穿設され
ている。そして、該長孔67にピン65が係合して、超
低速切換え用レバー59が作動位置Cにある場合、副変
速レバー62が高速位置Bにならないように規制する牽
制装置69を構成している。即ち、副変速レバー62を
低速位置Aに保持した状態では、超低速切換えレバー5
9が作動位置C及び切位置Dに干渉せずに動き、かつ超
低速切換えレバー59を切位置Dに保持した状態では、
副変速レバー62が低速位置A及び高速位置Bに干渉せ
ずに動き得るように、長孔67が形成されている。
本実施例は以上のような構成からなるので、エンジンブ
ロック1の回転は主クラッチ22を介して出力軸25に
伝達され、更に歯車伝動装置23の歯車26,28を介
して主中空伝達軸27に伝達される。そして、中間ケー
ス6内を嵌挿している主伝達軸27を介して機体後部の
ミッションケース5に内装されている中間歯車組40に
伝達され、該歯車組40から適宜変速されてPTO変速
軸37及び走行変速軸39に分離・伝達される。即ち、
中歯車43の切換えにより、中間歯車組40から大歯車
41又は小歯車42を介して、或いは直接歯車43に伝
達し、更に該3段に変速された回転はPTO変速軸3
7、歯車45,46を介してPTO軸47に伝達され
る。一方、主変速レバー51の切換えにより歯車組4
9,50が選択噛合され、中間歯車組の回転が前進3
段、後進1段に変速されて走行変速軸39に伝達され、
更に超低速用選択歯車53の切換えにより、該変速軸3
9の回転が直接又は超低速用歯車組55を介して副変速
用歯車組52に伝達され、更に副変速レバーによる歯車
組60の副変速用歯車組52への選択噛合により、2段
に変速されてピニオン軸35に伝達され、そして該ピニ
オン軸35の回転がリヤアクスル17の差動歯車36を
介して後輪11に伝達される。
この際、超低速切換えレバー59を切位置Dに保持し
て、超低速用選択歯車53を副変速用歯車組の内歯52
cに係合し、超低速用歯車組55を介さずに走行変速軸
39の回転を直接副変速歯車組52に伝達する超低速切
状態では、副変速レバー62はピン65に沿って長孔6
7が案内されて、低速位置A及び高速位置Aの間を自由
に動き得、シフタ61を介して歯車組60の大歯車60
a及び小歯車60bを歯車52の大歯車52a又は小歯
車52bに選択噛合し得る。しかし、超低速切換えレバ
ー59を作動位置Cに保持して、超低速用選択歯車53
を超低速歯車組55の大歯車55aに噛合し、走行変速
軸39の回転を超低速歯車組55を介して副変速歯車5
2に伝達する超低速作動状態では、長孔67及びピン6
5により規制されて副変速レバー62は高速位置Bに動
き得ず、歯車組60の大歯車60aが歯車組52の小歯
車52bに噛合した低速状態に保持される。同様に、副
変速レバー62を低速位置Aに保持した状態では、超低
速切換えレバー59はピンが長孔67に沿って案内さ
れ、超低速切換えレバー59は作動位置C及び切位置D
に動き得るが、副変速レバー62を高速位置Bに保持し
た状態では、ピン65及び長孔67により規制されて超
低速切換えレバー59は作動位置に動き得ず、選択歯車
53が歯車組52に噛合した超低速切状態に保持され
る。
(ト)発明の効果 以上説明したように、本考案によると、超低速装置を切
換え操作する第1の操作手段59と変速装置例えば副変
速装置を切換え操作する第2の操作手段62との間に牽
制装置69を介在して、超低速装置55が作動状態Cに
ある場合、変速装置が高速位置Bをとり得ないように構
成したので、超低速装置が入で変速装置が高速となる、
無意味でかつトランスミッションにとって極めて不利な
状態を避けることが可能となり、歯車の歯厚を厚くする
等の強度アップを図ることなく、トランスミッションの
適正品質を確保できると共に、製造の低コスト化を図る
ことができる。更に、歯厚の薄い歯車を用いることがで
きるので、トランスミッションの小型化特に長さ方向を
短く構成でき、ミッションケース5の下方に配置した超
低速装置55の配設位置と相俟って、中間ケース6の上
面6aをステップ面と略々同一平面にした広いフートス
ペースを確保することができる。
そして、第1の操作レバー59及び第2の操作レバー6
2は、側面視においてその操作範囲が略々重なってお
り、かつこれら両レバーの枢支部の間に、牽制装置69
及び係合部材65を配置したので、超低速作動と、変速
装置の高速とが同時に作動することを確実に規制できる
ものでありながら、トランスミッションをコンパクトに
構成することができると共に、牽制装置及び係合部は、
例えば長孔67を有するプレート66とピン65等から
なる極めて簡単な装置で足り、規制作動を長期間に亘り
確実に維持することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る牽制装置を示す操作レバー部分の
側面図、第2図は本発明を適用したトラクタを示す側面
図、第3図はその伝動装置を示す断面図、第4図はトラ
ンスミッションの拡大断面図、第5図はその概略側面
図、第6図は超低速装置を示す断面図、第7図はその側
面図である。 5……ミッションケース、40,49,50……主変速
装置、52,60……副変速装置、53……超低速用選
択歯車、55……超低速装置(歯車組)、59……第1
の操作レバー(超低速切換えレバー)、60……第2の
操作レバー(副変速レバー)、65……係合部材(ピ
ン)、66……プレート、67……長孔、69……牽制
装置。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】超低速装置を作動及び非作動に切換え操作
    する第1の操作レバーと、変速装置を高速位置及び低速
    位置に切換え操作する第2の操作レバーと、を備えてな
    るトラクタのトランスミッションにおいて、 前記第1の操作レバー及び第2の操作レバーを、その側
    面視においてその操作範囲が略々重なるように近接して
    配置すると共に、そのいずれか一方の枢支部を、他方の
    枢支部に対して上方に配置し、 該一方のレバーにおけるその枢支点の反対側に牽制装置
    を延設し、また前記他方のレバーにおけるその枢支点の
    レバー側の中間部分に係合部材を設け、 前記牽制装置及び係合部材を、所定遊びを存して係合す
    ることに基づき、第1の操作レバーが超低速作動位置に
    ある場合、第2の操作レバーが高速位置になることを規
    制し、かつ第2の操作レバーが高速位置にある場合、第
    1の操作レバーが超低速作動位置になることを規制して
    なる、 トラクタのトランスミッション。
JP1687885A 1985-01-31 1985-01-31 トラクタのトランスミツシヨン Expired - Lifetime JPH0623016B2 (ja)

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