JPH06230965A - 演算処理装置 - Google Patents

演算処理装置

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JPH06230965A
JPH06230965A JP3607493A JP3607493A JPH06230965A JP H06230965 A JPH06230965 A JP H06230965A JP 3607493 A JP3607493 A JP 3607493A JP 3607493 A JP3607493 A JP 3607493A JP H06230965 A JPH06230965 A JP H06230965A
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register
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JP3607493A
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Atsushi Kawai
淳 河井
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 音声信号や画像信号のように実時間処理を要
求され、かつ高い速度での演算能力を必要とする信号処
理システムに採用する。 【構成】 入出力装置等の外部装置に接続されて外部装
置からそのままデータを受け入れる入力レジスタ15を
備えている。そして、入力側バスライン18には、AL
U等から成る演算器17が接続されている。従って、例
えば入力レジスタ15から入力するデータと内部レジス
タに格納されたデータを使用して一定の演算処理を行な
い、出力側バスライン19を介して出力レジスタ16に
出力することができる。この出力レジスタ16はやはり
入出力装置等に接続される。従って、入出力装置のデー
タはバッファメモリ等を使用することなく直接高速演算
処理される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、音声や画像等のデジタ
ル信号を実時間処理する場合に適する演算処理装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】通信や情報処理の分野において、音声や
画像についての信号をデジタル信号化し、複雑な加工処
理を加えることが広く行なわれている。図2に、このよ
うな処理に適する従来一般の信号処理システムブロック
図を示す。このシステムは、内部データバス1に対し、
演算制御部2、ROM(リードオンリメモリ)3、RA
M(ランダムアクセスメモリ)4、命令キャッシュ5、
DMA制御部6を接続した構成のものである。内部デー
タバス1には外部バスインタフェース(I/F)7を介
して外部メモリ8が接続されている。また、DMA制御
部6には入出力インターフェース(I/F)9を介して
入出力装置10が接続されている。
【0003】内部データバス1はシステムバスやデータ
バスから構成される。演算制御部2は、この装置の動作
を制御するプロセッサや一次メモリ等を含む回路から構
成される。ROM3は演算制御部2の動作プログラムを
格納するためのメモリである。RAM4は演算制御のた
めのパラメータを格納したり、あるいは演算処理のため
のデータを一時格納するためのメモリである。命令キャ
ッシュ5は演算制御部2の動作命令を一時格納し、高速
演算処理を行うための記憶装置である。DMA制御部6
は、入出力I/F9を介して入出力装置10等からデー
タを自動的にRAM4に転送する制御を行い、あるいは
その逆方向の転送を行うためのダイレクトメモリアクセ
ス制御回路である。外部メモリ8は、例えば半導体大容
量メモリや磁気ディスク装置等から構成される。入出力
装置10は音声信号や画像信号を供給する各種の装置か
ら構成される。
【0004】上記の装置は次のように動作する。まず、
演算制御部2はROM3から動作プログラムを読み出
し、そのプログラムに沿って所定の演算処理を行う。そ
の演算対象となるデータはRAM4に格納される。な
お、このデータは外部メモリ8や入出力装置10に用意
されており、DMA制御部6は所定のタイミングで自動
的にこれらのデータを1データブロックずつ転送する。
演算制御部2は、そのようなデータを利用して所定の処
理を行ない、その結果を別の入出力装置に向けて出力し
たり、その他の演算処理を実行する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な従来一般の信号処理システムにおいては、DMA制御
部6は、演算制御部2が使用するデータを内部データバ
ス1の空き時間を利用して1データブロックずつRAM
4に自動転送する動作を行う。この場合、そのデータブ
ロックは常に演算制御部2が使用する前にRAM4に転
送され、また処理の終了したデータブロックは適切なタ
イミングで外部の入出力装置10等に転送する必要があ
る。従って、このようなDMA制御部6の動作と演算制
御部2の動作とは、演算処理を妨げないように適切に同
期させる必要がある。このような同期を行うためにDM
A制御部6の動作は割り込み処理あるいはプログラムの
ポーリング処理により進められる。ところが、この種の
同期のための処理は、実際には演算制御部2の負荷の増
大を招き、いわゆるオーバーヘッドの原因となる。
【0006】また、DMA制御部6の転送単位である1
データブロックのサイズが小さい場合には、同期のため
の割り込み処理などが増加し、オーバーヘッドが本来の
データ処理の時間に比べて無視できないものになる。例
えば画像信号を圧縮処理するための離散コサイン変換等
を実行する場合、データ処理時間とこのようなDMA転
送のための同期処理時間の割合がほぼ同程度になってし
まうこともある。逆に、転送単位である1データブロッ
クのサイズを大きくすれば、割り込みやポーリングの手
続きは減少するが、これは入力データの入力速度が緩や
かで演算制御部2の動作速度が十分遅くて済む場合にの
み適用される。即ち、演算制御部2の動作を妨げない範
囲でDMA制御部6のデータ転送処理が実行されなけれ
ばならず、1データブロックのサイズは、これにより自
から限定される。また、演算制御部2のデータ処理速度
が低くてもよい場合には、例えば複数系統のデータブロ
ックを一括して、1データブロックサイズを十分大きく
とりデータ転送を実行することが考えられる。これによ
って、演算制御部2のデータ処理稼動率を向上させるこ
とができる。
【0007】しかしながら、このような場合には入力デ
ータの速度変換と複数系統のデータブロック混合のため
にデータバッファが別に必要になる。更に、今度はデー
タの入力速度に比べて演算制御部2のデータ処理能力が
不足する場合、図2に示したような信号処理システムを
複数設け、元のデータを分割して複数のデータブロック
とし、そのデータブロック単位でデータ転送を行う処理
が採用される。しかしながら、このような場合、元のデ
ータを各信号処理システムへ分割して供給する装置や処
理結果を統合する装置と、各信号処理システム間の処理
動作の同期のための新たな制御装置等を必要するといっ
た問題があった。本発明は以上の点に着目してなされた
もので、音声信号や画像信号のように実時間処理を要求
され、かつ高い速度での演算能力を必要とする信号処理
システムに採用できる演算処理装置を提供することを目
的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の第1発明は、演
算対象となるデータを外部装置から受け入れる入力レジ
スタと、この入力レジスタと入力側バスラインを介して
並列に接続され、前記入力レジスタから直接前記データ
を受入れて、それぞれ命令に応じた演算を実行する複数
の演算器と、前記演算器の演算結果を出力側バスライン
を介して直接受入れ、外部回路に出力する出力レジスタ
とを備えたことを特徴とする演算処理装置に関する。
【0009】本発明の第2発明は、1単位の演算処理ブ
ロックが、演算対象となるデータを外部装置から受け入
れる入力レジスタと、この入力レジスタと入力側バスラ
インを介して並列に接続され、前記入力レジスタから直
接前記データを受入れて、それぞれ命令に応じた演算を
実行する複数の演算器と、前記演算器の演算結果を出力
側バスラインを介して直接受入れ、外部回路に出力する
出力レジスタとから構成され、複数の前記演算ブロック
が、互いに、前段の演算ブロックの出力レジスタが後段
の演算ブロックの入力レジスタとなるように縦列接続さ
れたことを特徴とする演算処理装置に関する。
【0010】本発明の第3発明は、演算対象となるデー
タを外部装置から受け入れる入力レジスタと、この入力
レジスタと入力側バスラインを介して並列に接続され、
前記入力レジスタから直接前記データを受入れて、それ
ぞれ命令に応じた演算を実行する複数の演算器と、前記
演算器の演算結果を出力側バスラインを介して直接受入
れ、外部回路に出力する出力レジスタと、前記演算器の
演算結果を前記出力側バスラインを介して前記出力レジ
スタと同時に受け入れて一時記憶し、その内容を前記入
力側バスラインに出力する一時記憶部を備えたことを特
徴とする演算処理装置に関する。
【0011】
【作用】この装置は、入出力装置等の外部装置に接続さ
れて外部装置からそのままデータを受け入れる入力レジ
スタを備えている。そして、入力側バスラインには、A
LU等から成る演算器が接続されている。従って、例え
ば入力レジスタから入力するデータと内部レジスタに格
納されたデータを使用して一定の演算処理を行ない、出
力側バスラインを介して出力レジスタに出力することが
できる。この出力レジスタは、やはり入出力装置等に接
続され、入出力装置のデータはバッファメモリ等を使用
することなく直接演算処理される。上記のような構成の
演算処理ブロックを直列に接続すると、入力データを各
演算器がそれぞれ決められた手順で演算処理を行なえ
ば、極めて高速に複雑な演算がパイプライン式に実施さ
れ直ちに入出力装置にそのデータが戻される。
【0012】また、演算器の出力を出力側バスラインを
介して出力レジスタに出力する一方、これと同時に一時
記憶部に入力して一時記憶させることができれば、一時
記憶部から入力側バスラインを介して、そのデータを演
算器に送り込み、そのデータについて再び演算器による
演算処理を実行することができる。以上の構成により、
画像信号等の複雑な演算処理を高速で行ない実時間処理
を確保できる。
【0013】
【実施例】以下、本発明を図の実施例を用いて詳細に説
明する。図1は、本発明の演算処理装置実施例を示すブ
ロック図である。この図の説明をする前に、まずこのよ
うな演算処理装置を設けた演算制御部の説明を行う。図
3は、本発明の装置を使用した演算制御部ブロック図で
ある。この演算制御部は、図2に示したような信号処理
システムの演算制御部2を具体的にブロック化したもの
である。図のように、この演算制御部には、演算処理装
置11、シーケンサ12、プログラムメモリ13及び命
令デコーダ14が設けられている。シーケンサ12は、
プログラムメモリ13に格納したプログラムの命令コー
ドを読み出すための命令アドレスを生成する回路であ
る。プログラムメモリ13から読み出された命令コード
は命令デコーダ14に入力し解析される。これによっ
て、命令デコーダ14から演算処理装置11の各部に制
御信号が送り込まれ、演算処理装置11はこの制御に従
って所定の演算処理を実行する。
【0014】ここで、本発明の装置においては、演算処
理装置11に対し直接入力レジスタ15や出力レジスタ
16が接続され、ここに図2に示した入出力装置10等
が接続される。従って、本発明の装置においては、バッ
ファメモリに対し入出力装置のデータを転送したり、あ
るいは演算処理後のデータを一旦バッファメモリに格納
した後、入出力装置に送り出すといった処理を必要とし
ない。即ち、必要なデータは入力レジスタ15を介して
直接受け入れ、演算処理装置11で演算処理したデータ
は直ちに出力レジスタ16を介して入出力装置に向け送
り出される構成となっている。なお、この実施例では入
力レジスタは2組設けられ、入力レジスタ15Aと15
Bによって、それぞれ例えば2種類の入出力装置からデ
ータを受け入れることができる構成とされている。もち
ろん1種類の入出力装置の2組のデータを別々に受け入
れるような構成であってもよい。
【0015】また、出力レジスタ16も2組、即ち出力
レジスタ16A、16Bが設けられ、それぞれ必要に応
じて別々の入出力装置に向けて演算処理結果が出力でき
る構成とされている。なお、入力レジスタ15A、15
Bは、この実施例では複数のレジスタを組み合わせたシ
フトレジスタ構成とされている。これによって、入力デ
ータを一時的に入力レジスタ15に複数保持することが
可能である。
【0016】再び図1に戻って、本発明の演算処理装置
の基本的な構成を説明する。図1に示す演算処理装置
は、図3に示した演算処理装置11の内部構成を示して
いる。図1(a)に示すように、基本的にはこの演算処
理装置は入力レジスタ15に接続された入力側バスライ
ン18と、出力レジスタ16に接続された出力側バスラ
イン19の間に、演算器17を配置した構成とされてい
る。この演算器17は、通常複数設けられ、例えばAL
Uや乗算器等から構成される。演算器17には、図3に
おいて示した命令デコーダ14からその命令に応じた制
御信号が加えられ、例えば複数の演算器の内ALUのみ
が動作し、入力レジスタ15に格納されたデータに所定
の処理を加えて出力レジスタ16に出力するといった動
作を行う。
【0017】また、この実施例では、入力側バスライン
18と出力側バスライン19の間に複数のレジスタ等か
ら構成された一時記憶部20が設けられている。この構
成によって、演算器17の出力は出力レジスタ16に送
り込まれる他、出力側バスライン19を通じて一時記憶
部20に入力する。この一時記憶部20は出力側バスラ
イン19から送り込まれたデータを一時記憶し、所定の
タイミングで入力側バスライン18に向け出力する。こ
れによって、演算器17は一旦演算処理したデータを一
時記憶部20に格納した後、再び入力側バスライン18
を通じて読み出して別の演算処理を加えることができ
る。この場合の複数の演算器の内の1つが同様の処理を
繰り返してもよいし、複数の演算器の1つが演算処理を
行なった後、他の演算器がそのデータを別の手順で演算
処理するような構成にしても差し支えない。
【0018】図1(b)に示す実施例は、本発明の装置
の変形例である。即ち、この図1(a)に示す回路ブロ
ックを1単位の演算処理ブロックとした場合、(b)に
示す装置は複数単位の演算処理ブロックを直列に接続し
たものである。このような構成にすると、入力レジスタ
15−1に入力したデータを演算器17−1が入力側バ
スライン18−1を介して受け入れ、これを演算処理し
て出力側バスライン19−1に出力する。このデータは
出力レジスタ15−2に格納されるが、この出力レジス
タ15−2は次の演算処理ブロックの入力レジスタとし
ても機能する。従って、次の演算処理ブロックの入力側
バスライン18−2を介してこのデータは演算器17−
2に取り込まれ、別の演算処理が加えられる。そして、
その出力側バスライン19−2を介して出力レジスタ1
5−3に向け出力される。このデータは、更に図示しな
いいくつかの演算処理ブロックを経て、出力側バスライ
ン19−3を介して出力レジスタ16−1に出力され
る。
【0019】上記のような構成にすることによって、入
力レジスタ15−1に入力したデータが、パイプライン
式に高速で複雑な演算処理を加えられた後、出力レジス
タ16−1に出力される。上記のような構成の演算処理
装置を実現させるために、実際には次のような具体的な
回路構成が採用される。図4は本発明の演算処理装置回
路実施例ブロック図を示す。また、図5は本発明の装置
の制御用命令説明図を示す。この図5に示すような制御
用命令を使用して、図4に示す装置が動作する。図4に
示した装置の入力側には入力レジスタ15が設けられて
いる。この入力レジスタは先に説明したように、入力レ
ジスタ15A、15Bから構成され、2系統の入力デー
タキューが形成されている。
【0020】また、出力側には出力レジスタ16が設け
られ、ここには2個の出力レジスタ16A、16Bが配
置されている。上記入力レジスタ15の出力は入力側バ
スライン18に接続され、出力レジスタ16は出力側バ
スライン19に接続されている。入力側バスライン18
は、第1ソースオペランドバス31と第2ソースオペラ
ンドバス32から構成されている。この例では入力レジ
スタ15Aの出力は第2ソースオペランドバスに接続さ
れ、入力レジスタ15Bの出力は第1ソースオペランド
バス31に接続されるよう構成されている。なお、第1
ソースオペランドバス31には入力レジスタ15Aの出
力も必要に応じて受け入れられる構成となっている。
【0021】また、上記入力側バスライン18と出力側
バスライン19との間には、この実施例では3個の演算
器が配置されている。この演算器は乗算器41とALU
44と多ビットシフタ45から構成される。乗算器41
は、第1ソースオペランドバス31と第2ソースオペラ
ンドバス32に供給されるデータの積をとって出力側バ
スライン19に向け出力する装置である。ALU44
は、よく一般に知られた演算処理ユニットで、一方の端
子には第2ソースオペランドバス32や乗算器41から
得られるデータを受け入れ、もう一方の端子には第1ソ
ースオペランドバス31や自己の処理結果を受け入れて
所定の論理演算をするよう構成されている。多ビットシ
フタ45は、第1ソースオペランドバス31からデータ
を受け入れ、第2ソースオペランドバス32により受け
入れたデータによって所定のシフト処理を行なって出力
側バスライン19に出力する処理を行う回路である。
【0022】なお、この他に入力側バスライン18と出
力側バスライン19の間には係数レジスタポインタ3
6、係数レジスタ37、セレクタ38、ループカウンタ
39、状態レジスタ40、汎用レジスタ46、セレクタ
48、汎用レジスタポインタ47等が設けられる。ま
た、この他に、図1に示した一時記憶部20に該当する
ものとして、作業用一時記憶52が設けられ、その周辺
には書き込みレジスタ51、セレクタ50、読み出しレ
ジスタ53及び作業用一時記憶ポインタ54等が設けら
れている。なお、ALU44の入力側にはそれぞれ演算
対象となるデータを受け入れるセレクタ42及び43が
配置されている。
【0023】係数レジスタ37は、入力側バスライン1
8や出力側バスライン19から所定の係数となるデータ
を受け入れて一時格納するためのレジスタで、係数レジ
スタポインタ36によりその内容の読み出し制御が行な
われる。係数レジスタポインタ36は、係数レジスタ3
7から1回係数を読み出す毎にカウントアップされるよ
うな動作を行う。ループカウンタ39は、本発明の装置
を入出力装置と同期して動作させるために特別に設けら
れたもので、予め設定値を与えておき、演算処理と並行
してその設定値をカウントダウンする構成となってい
る。この設定値が0になると、所定の命令ループを脱出
するための信号を図3に示すシーケンサ12に対して送
り出す。これによって、次の命令の実行に移ることがで
きる。
【0024】また、状態レジスタ40は、直前の命令の
実行結果に基づく演算結果や装置内部の状態を表わすフ
ラグを格納する。この出力も図3に示すシーケンサ12
に送り出される。なお、乗算器41、ALU44を上記
のように接続したことによってパイプライン構造をもた
せ、1命令実行時間で1回の積和演算を実行することが
できる構成となっている。また、多ビットシフタ45
は、1命令実行時間で1語に相当するビット数のシフト
処理を実行することができるものである。
【0025】汎用レジスタ46は、入力レジスタ15B
の出力や出力側バスライン19から受け入れたデータを
一時格納し、入力側レジスタ18に送り出すための回路
である。この回路は、1命令実行時間に第1ソースオペ
ランドバス31と第2ソースオペランドバス32のデー
タの読み出しと、出力側バスライン19からの書き込み
を実行することができる。そして、命令により直接レジ
スタ番号を指定してアクセスすることもできるが、汎用
レジスタポインタ47によって読み出しレジスタ番号や
書き込みレジスタ番号を指定することが可能である。読
み出しレジスタ番号は1回のアクセス毎に一定数ずつカ
ウントアップし、書き込みレジスタ番号は1回のアクセ
ス毎に1ずつカウントアップすることが可能となる。こ
れによって、汎用レジスタ46から任意のデータを読み
出し入力側バスライン18に供給できる。
【0026】作業用一時記憶52もデータを一定量格納
するためのレジスタで、作業用一時記憶ポインタ54が
一定数ずつアドレスを増加させることによって所定のデ
ータが読み出しレジスタ53に読み出される。また、入
力レジスタ15Bの出力や入力レジスタ15Aの出力、
あるいは出力側バスライン19のデータをセレクタ50
を介して受け入れ、書き込みレジスタ51に格納し、こ
れを作業用一時記憶52に書き込むことができる構成と
なっている。書き込みレジスタ51や読み出しレジスタ
53は、作業用一時記憶52へのアクセスタイム等を考
慮しパイプライン方式での動作を確保するために設けら
れている。
【0027】図5に示す本発明の装置制御用命令は、演
算指定部61と、外部入出力指定部62と、作業用一時
記憶アクセス指定部63と、プログラム実行制御指定部
64から構成される。例えば、入力データの一定の演算
処理を実行させる場合には、演算指定部61の命令に従
って図4に示す乗算器41やALU44あるいは多ビッ
トシフタ45等が動作し所定の演算処理を実行する。ま
た、外部入出力指定部62の指示を実行する場合、特定
の外部入出力装置に接続された入力レジスタ15Aや1
5Bあるいは出力レジスタ16Aや16Bが有効にな
り、そのデータが取り入れられあるいは送り出される。
【0028】作業用一時記憶アクセス指定部63の命令
が実行される場合には、作業用一時記憶52に格納され
た命令が読み出しレジスタ53を介して読み出され、所
定の演算器に送り込まれる。また、プログラム実行制御
指定部64の命令が実行されれば、上記のような各種の
データを使用した演算処理が実行され、その結果が出力
側レジスタ16に出力される。演算指定部61の命令
は、その演算処理の際に動作が有効になる各回路ブロッ
クを指定する内容のものとなる。
【0029】上記の演算処理装置の一般的な動作は従来
装置と同様である。本発明の場合、そのような演算処理
装置の入力側バスラインに入出力装置と直接接続された
入力レジスタを設け、出力側にも同様の出力レジスタを
設けることによって音声信号や画像信号の実時間処理を
可能にしている。本発明は以上の実施例に限定されな
い。入出側バスラインと出力側バスラインの間には、更
に多くのレジスタ、その他の従来よく知られた演算器等
を配置するようにして差し支えない。また、演算処理結
果の出力や記憶のための装置あるいはバスラインの構成
等も自由に変更して差し支えない。更に、入力側レジス
タは1個設けてもよいし、2、3個以上複数設けるよう
にしてもよく出力側レジスタについても同様である。
【0030】
【発明の効果】以上説明した本発明の演算処理装置は、
入出力装置等の外部装置からデータを受け入れる入力レ
ジスタと、その入力レジスタから直接データを受け入れ
て演算を実行する複数の演算器と、この出力を外部回路
に出力する出力レジスタを設けるようにしたので、バッ
ファメモリ等を使用することなく直接入出力装置のデー
タを受け入れて高速で演算処理し、入出力装置に返すこ
とができる。従って、一旦データをバッファメモリに格
納するためのDMA制御等複雑な制御を必要とせず、演
算処理の高速円滑化を図ることができる。また、入力レ
ジスタや出力レジスタを複数設けることによって複数の
入出力装置からデータを受け入れ、その処理を時分割で
処理し、稼動率の向上を図ることができる。更に、入力
レジスタと演算器と出力レジスタを接続した演算処理ブ
ロックを直列に複数接続することによって、複雑な演算
処理を高速でパイプライン式に実行することができ、よ
り機能の高い演算処理の実行が可能である。また、一旦
演算器により処理を行なったデータを出力レジスタの他
に一時記憶部に格納し、これを所定のタイミングで入力
側バスラインを通じて再び演算器へ送り込む構成にすれ
ば、より複雑な演算処理を1単位の演算処理ブロックに
より実行することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の演算処理装置実施例を示すブロ
ック図である。
【図2】従来一般の信号処理システムブロック図であ
る。
【図3】本発明の装置を使用した演算制御部ブロック図
である。
【図4】本発明の演算処理装置回路実施例ブロック図で
ある。
【図5】本発明の装置制御用命令説明図である。
【符号の説明】
15 入力レジスタ 16 出力レジスタ 17 演算器 18 入力側バスライン 19 出力側バスライン 20 一時記憶部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 演算対象となるデータを外部装置から受
    け入れる入力レジスタと、 この入力レジスタと入力側バスラインを介して並列に接
    続され、前記入力レジスタから直接前記データを受入れ
    て、それぞれ命令に応じた演算を実行する複数の演算器
    と、 前記演算器の演算結果を出力側バスラインを介して直接
    受入れ、外部回路に出力する出力レジスタとを備えたこ
    とを特徴とする演算処理装置。
  2. 【請求項2】 1単位の演算処理ブロックが、 演算対象となるデータを外部装置から受け入れる入力レ
    ジスタと、 この入力レジスタと入力側バスラインを介して並列に接
    続され、前記入力レジスタから直接前記データを受入れ
    て、それぞれ命令に応じた演算を実行する複数の演算器
    と、 前記演算器の演算結果を出力側バスラインを介して直接
    受入れ、外部回路に出力する出力レジスタとから構成さ
    れ、 複数の前記演算ブロックが、互いに、前段の演算ブロッ
    クの出力レジスタが後段の演算ブロックの入力レジスタ
    となるように縦列接続されたことを特徴とする演算処理
    装置。
  3. 【請求項3】 演算対象となるデータを外部装置から受
    け入れる入力レジスタと、 この入力レジスタと入力側バスラインを介して並列に接
    続され、前記入力レジスタから直接前記データを受入れ
    て、それぞれ命令に応じた演算を実行する複数の演算器
    と、 前記演算器の演算結果を出力側バスラインを介して直接
    受入れ、外部回路に出力する出力レジスタと、 前記演算器の演算結果を前記出力側バスラインを介して
    前記出力レジスタと同時に受け入れて一時記憶し、その
    内容を前記入力側バスラインに出力する一時記憶部を備
    えたことを特徴とする演算処理装置。
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