JPH0623224B2 - 液状硬化性樹脂組成物 - Google Patents

液状硬化性樹脂組成物

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JPH0623224B2
JPH0623224B2 JP31613586A JP31613586A JPH0623224B2 JP H0623224 B2 JPH0623224 B2 JP H0623224B2 JP 31613586 A JP31613586 A JP 31613586A JP 31613586 A JP31613586 A JP 31613586A JP H0623224 B2 JPH0623224 B2 JP H0623224B2
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DeSoto Inc
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、液状硬化性樹脂組成物に関し、特に光ファイ
バー用被覆材料として好適な液状硬化性樹脂組成物に関
する。
〔従来の技術〕
光ファイバーの製造においては、ガラスファイバーの熱
溶融紡糸直後に保護補強を目的として樹脂被覆が施され
ている。この樹脂被覆として、光ファイバー表面にまず
柔軟な第1次被覆層を設けその外側により剛性の高い第
2次被覆層を設けた構造がよく知られている。
この光ファイバーの被覆工程では、生産性の向上および
省エネルギーのために、用いられる被覆材料はなるべく
低エネルギー量でしかも高速で硬化し、短時間で所要の
被覆を形成し得ることが望まれる。
従来、前記第2次被覆層の材料としてナイロン12など
が用いられて来たが、最近、光ファイバーケーブルの構
造の多様化にともない、種々の液状硬化性樹脂組成物が
使用されるようになってきた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし、従来の第2次被覆層用の液状硬化性樹脂組成物
は、低エネルギー量では硬化不十分であり、低エネルギ
ー量で硬化させて形成した被覆は表面硬化状態が悪く、
表面が粘着性を有するようになり、樹脂被覆が施された
光ファイバーはケーブルに製造される前に一旦リール等
に巻き取られるが、被覆が粘着性を有すると被覆表面同
士が付着するため光ファイバーが損傷するなどの問題を
生じる。
そこで、本発明の目的は、低エネルギー量の放射線また
は熱により十分に硬化可能であり、良好な表面硬化状態
を有し、しかも高い靭性も兼ね備えた硬化物が得られる
液状硬化性樹脂組成物を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、前記の問題点を解決するものとして、 (a) 下記一般式(I): (I) 〔式中、Rを表わし、−R0−と−R0−はランダムに結合し
ていてもよく、XはRまたはRである。またmおよ
びnのそれぞれの平均値は8≦m≦70、0≦n≦4
0、および8≦m+n≦80を満たす数である。〕 で表される分子鎖を有し、且つ(メタ)アクリレート基
を有する基がウレタン結合を介して導入されている構造
を有するポリマー、 (b) 下記一般式(II): (II) 〔式中、RとRは同一でも異なってもよく、 で表わし、Rを表わし、xおよびyはそれぞれの平均値が、0.1≦
x≦15および0.1≦y≦15を満たす数である。〕 で表される分子鎖を有し、且つ(メタ)アクリレート基
を有する基がウレタン結合を介して導入されている構造
を有するポリマー、 (c) エチレン性不飽和基を有する(a)または(b)以外の
化合物、および (d) 重合開始剤 を含有してなる液状硬化性樹脂組成物を提供するもので
ある。
本発明の液状硬化性樹脂組成物の(a)成分であるポリマ
ー(以下、ポリマー(a)」と称す)が有する(メタ)ア
クリレート基を有する基(以下、単に「エチレン性不飽
和基」と略称することがある)の例としては、下記一般
式(IV)および(V)で表される基を挙げることができる。
(IV) 〔式中、Rは、水素原子またはメチル基であり、R
は、エチレン基、プロピレン基、テトラメチレン基、ペ
ンタメチレン基、ヘキサメチレン基、ヘプタメチレン
基、オクタメチレン基等のC〜C、好ましくはC
〜Cのアルキレン基を示す。〕 (V) または 〔式中、Rは、一般式(IV)と同じである。〕 これらのエチレン性不飽和基のポリマー(a)に占める割
合は、通常、0.4〜6重量%、好ましくは1〜3.6
重量%である。
ポリマー(a)は、一般式(I)で表わされる構造および
エチレン性不飽和基以外の構造を含むことができるが、
ポリマーとしての数平均分子量が1000〜7000で
あることが好ましく、特に1500〜5000の範囲が
好ましい。ポリマー(a)の数平均分子量が1000未満
であると、得られる組成物の硬化物の破断伸びが減少
し、靭性が低下しやすくなり、7000をこえると、組
成物の粘度が高くなり取扱いにくくなる。また、ポリマ
ー(a)中に占める一般式(I)の構造の割合は50〜9
8重量%であることが好ましく、特に60〜93重量%の範
囲が好ましく、75〜90重量%の範囲が最も好まし
い。ポリマー(a)中に占める一般式(I)の構造の割合
が50重量%未満であると硬化物の低温側のヤング率が
上昇し、光ファイバー被覆材として使用した場合に伝送
損失の原因となりやすい。
上述した(メタ)アクリレート基を有する基は、ウレタ
ン結合(−NHCOO−)を介して導入されており、例えば
前記一般式(I)で表される分子鎖と(メタ)アクリレ
ート基を有する基との間に、下記一般式(VI)で表され
る基が、それぞれウレタン結合を介して存在している。
(VI) −R15− 〔式中、R15は、エチレン基、プロピレン基、オキシ
プロピレン基、テトラメチレン基、ヘキサメチレン基、
フェニレン基、シクロヘキシレン基、メチレンビスフェ
ニレン基、メチレンビスシクロヘキシレン基、または構
造式 等で表わされるC〜C13の脂肪族、脂環式または芳
香族の2価の基ならびにこれらがハロゲン置換された2
価の基を示す。〕 (a)成分のポリマーが含有することができる、一般式
(I)で表わされる構造およびエチレン性不飽和基以外
の構造としては、下記一般式(VII)〜(XIII)で表わ
される構造を挙げることができる。
(VII) 〔式中、R、R、R、pおよびqは一般式(II)
と同じである〕 (VIII) または 〔式中、RおよびRは、エチレン基、ペンタメチレ
ン基、ヘキサメチレン基等のC〜C、好ましくはC
〜Cのテトラメチレン基およびイソプロピレン基以
外のアルキレン基を示し、同一であっても異なっていて
もよく、 lおよびmは、各々0〜50、好ましくは5〜20の数
で同時に0であってはならず、 nは、0〜50、好ましくは1〜10の数である〕 (IX) 〔式中、RおよびRは、一般式(VIII)と同じであ
り、R10は、構造式 −CH−CH=CH−CH−,−CH≡CH−, 等で表わされるC〜Cの2価の脂肪族基、脂環式基
または芳香族基を示し、 lおよびmは、一般式(VIII)と同じであり、 pは、1〜50、好ましくは1〜20の数である〕 (X) または 〔式中、Rは、一般式(IV)と同じであり、R11
12、R13およびR14は、水素原子またはメチル
基、エチル基、プロピル基、ブチル基、ペンチル基、ヘ
キシル基、ヘプチル基、オクチル基、フェニル基、シク
ロヘキシル基等のC〜Cの脂肪族基、脂環式基また
は芳香族基、好ましくはC〜Cの脂肪族基を示し、
同一であっても異なっていてもよく、rおよびsは、1
〜50、好ましくは5〜20の数であり、 qは、1〜20、好ましくは5〜20の数である〕 (XI) 〔式中、R16は、メチル基、エチル基、プロピル基、
ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基、ヘプチル基、オク
チル基、フェニル基、シクロヘキシル基等のC〜C
の脂肪族基、脂環式基または芳香族基、好ましくはC
〜Cの脂肪族基を示し、R17は一般式 で示されるアルキレン基(ここでR18およびR
19は、水素原子、メチル基、エチル基、プロピル基、
ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基、ヘプチル基、オク
チル基、フェニル基、シクロヘキシル基等のC〜C
の脂肪族基、脂環式基または芳香族基、好ましくは水素
原子またはC〜Cの脂肪族基を示し、同一であって
も異なっていてもよい。wは、1〜20の数であり、好
ましくは1〜6である。)、フェニレン基、シクロヘキ
シレン基、メチレンビスフェニレン基、メチレンビスシ
クロヘキシレン基、またはパラフェニレン基を示し、x
は1〜1000、好ましくは20〜100の数であ
る。〕 (XII) 〔式中、R16およびR17は、一般式(XI)と同じで
あり、yは1〜1000、好ましくは30〜130の
数、zは1〜10、好ましくは2〜5の数である。〕 (XIII) 〔式中、 は、0.2〜0.8であり、vは5〜200の整数を示
し、式中のいずれの二重結合も水素添加により開裂して
いてもよい〕。
次にポリマー(a)の製法を例示する。
〔製法1〕 一般式(I)の構造を有するジオールまたは場合によっ
ては該ジオールに一般式(I)の構造を有さないジオー
ルおよびジアミンから選ばれる少なくとも1種を組合わ
せたものを、ジイソシアネート化合物と反応させて得ら
れる重合体のイソシアネート基に、水酸基を有するアク
リル系またはメタクリル系化合物を反応させる方法。
〔製法2〕 ジイソシアネート化合物と水酸基を有するアクリル系ま
たはメタクリル系化合物を反応させることにより得られ
るイソシアネート基とエチレン性不飽和基を有しウレタ
ン結合によって結合された付加体のイソシアネート基
に、一般式(I)の構造を有するジオールまたは場合に
よっては該ジオールに一般式(I)の構造を有さないジ
オールおよびジアミンから選ばれる少なくとも1種を組
合わせたものを反応させる方法。
〔製法3〕 一般式(I)の構造を有するジオールまたは場合によっ
ては該ジオールに一般式(I)の構造を有さないジオー
ルおよびジアミンから選ばれる少なくとも1種を組合わ
せたものを、ジイソシアネート化合物と反応させて得ら
れる水酸基、第1級アミノ基および第2級アミノ基から
選ばれる官能基を少なくとも1個有する重合体の官能基
に、カルボキシル基、または酸ハライド基を有するアク
リル系またはメタクリル系化合物を反応させる方法。
以上の方法で用いられる一般式(I)の構造を有するジ
オールとしては、例えば下記一般式(XIV)で表わされる
ポリエーテルグリコールを挙げることができる。
(XIV) 〔式中、R、R、X、mおよびnは一般式(I)と
同じである。〕 このポリエーテルグリコールは、公知の方法により、テ
トラメチレンオキシドまたはテトラメチレンオキシドに
所要量のプロピレンオキシドを加えたものを開環重合す
ることにより製造することができ、またPTMG2000(三菱
化成工業(株))、PTMG1000(同)、PPTG2000(保土ケ谷
化学工業(株))、PPTG4000(同)等の商品名でも市販さ
れている。
本発明では上記ポリエーテルグリコールの1種を単独で
用いることも2種以上組合せて用いることもできる。
また一般式(I)の構造を有さないジオールとしては、
例えばポリエステルジオール、一般式(XIV)で表わされ
る構造以外のポリエーテルジオール、ポリカプロラクト
ンジオール、ポリカーポネートジオール等が挙げられ
る。ポリエステルジオールとしては、例えばエチレング
リコール、ポリエチレングリコール、プロピレングリコ
ール、ポリプロピレングリコール、テトラメチレングリ
コール、ポリテトラメチレングリコール、1,6−ヘキ
サンジオール、ネオペンチルグリコール、1,4−シク
ロヘキサンジメタノール等の多価アルコールとフタル
酸、イソフタル酸、テレフタル酸、マレイン酸、フマー
ル酸、アジピン酸、セバシン酸等の多塩基酸とを反応し
て得られるポリエステルジオールが挙げられる。一般式
(XIV)で表わされる構造以外のポリエーテルジオールと
しては、例えば、前記一般式(II)で表わされる構造を
有するものとして、一般式(XV): (XV) 〔式中、R、R、R、pおよびqは一般式(II)
と同じである。〕 で表わされるポリエーテルグリコールを挙げることがで
き、その他にポリエチレングリコール、ポリプロピレン
グリコール、ポリテトラメチレングリコール(一般式(X
IV)で表わされる構造を除く)、1,6−ヘキサンジオ
ール、ネオペンチルグリコール、1,4−シクロヘキサ
ンジメタノール等が挙げられ、さらに水酸基を1分子中
に2個有する液状ポリブタジエンまたはその水添物等を
挙げることができる。
なお、上記一般式(XV)で表わされるポリエーテルグリコ
ールは、DA350F(日本油脂(株))、DA400(同)、DB400
(同)、DB900(同)等の商品名で市販されている。
また、ポリカプロラクトンジオールとしては、ε−カプ
ロラクトンと、例えばエチレングリコール、ポリエチレ
ングリコール、ポリプロピレングリコール、テトラメチ
レングリコール、ポリテトラメチレングリコール、1,
6−ヘキサンジオール、ネオペンチルグリコール、1,
4−シクロヘキサンジメタノール、1,4−ブタンジオ
ール等の2価のジオールを反応させて得られるポリカプ
ロラクトンジオールが挙げられ、ポリカーポネートジオ
ールとしては、DN-980(日本ポリウレタン(株))、DN-9
81(同)、DN-982(同)、DN-983(同)、PC-8000(米
国PPG社)等が挙げられる。
上記ジアミンとしては、例えばエチレンジアミン、テト
ラメチレンジアミン、ヘキサメチレンジアミン、パラ−
フェニレンジアミン、4,4′−ジアミノジフェニルメ
タンなどのジアミン;ヘテロ原子を含むジアミン;ポリ
エーテルジアミンなどが挙げられる。
上記ジイソシアネート化合物としては、2,4−トルエ
ンジイソシアネート、2,6−トルエンジイソシアネー
ト、1,3−キシレンジイソシアネート、1,4−キシ
レンジイソシアネート、1,5−ナフタレンジイソシア
ネート、m−フェニレンジイソシアネート、p−フェニ
レンジイソシアネート、3,3′−ジメチル−4,4′
−ジフェニルメタンジイソシアネート、4,4′−ジフ
ェニルメタンジイソシアネート、3,3′−ジメチルフ
ェニレンジイソシアネート、4,4′−ビフェニレンジ
イソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート、イ
ソフォロンジイソシアネート、ジシクロヘキシルメタン
ジイソシアネート、メチレンビス(4−シクロヘキシル
イソシアネート)、水添ジフェニルメタンジイソシアネ
ート等が挙げられる。
水酸基を有するアクリル系またはメタクリル系化合物と
しては、例えば2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレ
ート、2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、
2−ヒドロキシオクチル(メタ)アクリレート、ペンタ
エリスリトールトリ(メタ)アクリレート、グリセリン
ジ(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリトールモノ
ヒドロキシペンタ(メタ)アクリレート等が挙げられ
る。
カルボキシル基を有するアクリル系またはメタクリル系
化合物としては、アクリル酸またはメタクリル酸等が挙
げられる。
酸ハライド基を有するアクリル系またはメタクリル系化
合物としては、アクリル酸クロライド、メタクリル酸ク
ロライド、アクリル酸ブロマイド、メタクリル酸ブロマ
イド等のアクリル酸ハライドおよびメタクリル酸ハライ
ドを例示することができる。
次に上記製法1の好ましい実施態様を示す。
一般式(I)の構造を有するジオールの水酸基1当量あ
たりのジイソシアネート化合物の使用量は、約1モルで
ある。この反応においては、通常、ナフテン酸銅、ナフ
テン酸コバルト、ナフテン酸亜鉛、ラウリル酸n−ブチ
ルスズ、トリエチルアミン等の触媒を反応物の総量10
0重量部に対して0.01〜1.0重量部用いて反応を
行う。この反応における反応温度は、30〜80℃であ
る。
このようにして得られる中間生成物のジイソシアネート
基に対して、水酸基を有するアクリル系またはメタクリ
ル系化合物を反応させるが、水酸基を有するアクリル系
またはメタクリル系化合物の使用量は、該中間生成物の
イソシアネート基1当量に対して約1モルであり、その
反応条件は、前記の中間生成物をつくる反応条件と同様
である。
次に上記製法2の好ましい実施態様を示す。
ジイソシアネート化合物1モルに対して水酸基を有する
アクリル系またはメタクリル系化合物約1モルを製法1
と同様の反応条件で反応させて得られる中間生成物のイ
ソシアネート基1当量に対して、一般式(I)の構造を
有するジオールの水酸基が約1当量となるように使用
し、製法1と同様の反応条件で反応させる。
次に上記製法3の好ましい実施態様を示す。
一般式(I)の構造を有するジオール1モルに対してジ
イソシアネート化合物0.1〜0.9モルを製法1と同
様に反応させて得られる中間生成物とカルボキシル基、
または酸ハライド基を有するアクリル系またはメタクリ
ル系化合物とを反応させるが、中間生成物100重量部
に対する該アクリル系またはメタクリル系化合物の使用
量は、0.1〜20重量部、好ましくは0.2〜10重
量部であり、触媒としてピリジン、トリエチルアミン等
の塩基を中間生成物100重量部に対して0.01〜1
0重量部用い、20〜120℃で反応を行なう。
さらに、上記製法1〜3を実施する際には、ジオールに
対して二官能以外のポリオール、ジアミンに対して二官
能以外のポリアミンまたはジイソシアネート化合物に対
して二官能以外のポリイソシアネート化合物を生成物が
ゲル化しない程度に併用することができ、通常、その併
用量は、ジオール、ジアミンまたはジイソシアネート化
合物100重量部に対して5〜30重量部である。ここ
における二官能以外のポリオールとしては、例えばグリ
セリンとプロピレンオキサイドの付加生成物、グリセリ
ン、1,2,3−ペンタントリオール、1,2,3−ブ
タントリオール、トリ(2−ヒドロロキシポリオキシプ
ロピル)ポリシロキサン、ポリカプロラクトントリオー
ル、ポリカプロラクトンテトラオール、1分子中に2個
を超える数の水酸基を有する液状ポリブタジエンまたは
この化合物の水添物等を挙げることができる。二官能以
外のポリアミンとしては、例えばジエチレントリアミ
ン、1,2,3−トリアミノプロパン、ポリオキシプロ
ピレンアミン等を挙げることができ、二官能以外のポリ
イソシアネート化合物としては、例えばポリメチレンポ
リフェニルイソシアネート、トリフェニルメタン4,
4′,4″−トリイソシアネート等を挙げることができ
る。
以上説明したポリマー(a)は、本発明の液状硬化性樹脂
組成物に20〜70重量%、特に30〜50重量%の範
囲で配合することが好ましい。該ポリマーの割合が20
重量%未満であると、得られる組成物の硬化物の破断伸
びが減少し靭性が低下し、また、70重量%を超えると
硬化物の室温付近におけるヤング率が減少して靭性が不
十分となるとともに、組成物の粘度が上昇し、取扱い性
が悪くなりやすい。
本発明の組成物の(b)成分であるポリマー(以下、ポリ
マー(a)」と称す)が有する(メタ)アクリレート基を
有する基(以下、単に「エチレン性不飽和基」と略称す
ることがある)の例としては、前記一般式(IV)または
(V)で表される基を挙げることができる。これらのエ
チレン性不飽和基のポリマー(b)中に占める割合は通
常、1.3〜8重量%、好ましくは2〜7重量部であ
る。
また、ポリマー(b)の数平均分子量は700〜4000
であることが好ましく、特に800〜2000の範囲が
好ましい。ポリマー(b)の数平均分子量が700未満で
あると、(c)成分であるエチレン性不飽和基を有する(a)
成分または(b)成分以外の化合物への溶解性が悪くな
り、均一な組成物を得ることができない。また、ポリマ
ー(b)の数平均分子量が4000を超えると、組成物の
粘度が上昇し、取り扱い性が悪くなる。
ポリマー(b)中の構造(II)の割合は、好ましくは、1
5重量%以上であり、さらに好ましくは、25重量%以
上である。ポリマー(b)中の構造(II)の割合が15重
量%未満であると、低エネルギー量で硬化させた時に得
られる硬化物表面の粘着性が顕著となる。
次にポリマー(b)の製法を例示する。
〔製法7〕 一般式(II)の構造を有するジオールとジイソシアネー
ト化合物とを反応させて得られる、イソシアネート基を
有しウレタン結合によって結合された重合体のイソシア
ネート基に、水酸基を有するアクリル系またはメタクリ
ル系化合物を反応させる方法。
〔製法8〕 ジイソシアネート化合物と水酸基を有するアクリル系ま
たはメタクリル系化合物とを反応させることにより得ら
れるイソシアネート基とエチレン性不飽和基を有しウレ
タン結合によって結合された付加体のイソシアネート基
に、一般式(II)の構造を有するジオールを反応させる
方法。
上記方法で用いられる一般式(II)の構造を有するジオ
ールとしては、例えば前記一般式(XV)で表わされるジオ
ールをあげることができる。
前記の一般式(XV)で表わされるジオールは、DA350F(日
本油脂(株))、DA400(同)、DB400(同)、DB900
(同)、DB360(同)等の商品名で市販されている。
上記製法7は、ポリマー(a)の製法である製法1の好ま
しい実施態様の場合と同様にして好ましく実施すること
ができる。
上記製法7の実施に際しては、一般式(II)の構造を有
するジガールの一部を、一般式(II)の構造を有さない
ポリオールに置換えることもできる。使用可能な一般式
(II)の構造を有さないポリオールとして、例えば、芳
香族基を含むエポキシ化合物を、カルボキシル基含有化
合物、水酸基含有化合物、第1級アミノ基含有化合物お
よび第2級アミノ基含化合物から選ばれる少なくとも1
種を用いて開環することにより得られる化合物を挙げる
ことができる。
上記の芳香族基を含むエポキシ化合物としてはエピコー
ト828(油化シェルエポキシ(株))、エピコート1001
(同)等のビスフェノールAとエピクロルヒドリンから
なるエポキシ樹脂、あるいはエポライト3002(共栄社油
脂(株))等のビスフェノールAとアルキレンオキサイド
からなるエポキシ樹脂を、カルボキシル基含有化合物と
しては、アクリル酸、メタアクリル酸、酢酸等を、水酸
基含有化合物としては、2−ヒドロキシエチルアクリレ
ート、2−ヒドロキシエチルメタクリレート、メチルア
ルコール、エチルアルコール、プロピルアルコール等
を、第1級アミノ基含有化合物としては、エチルアミ
ン、プロピルアミン、ブチルアミン、ジエタノールアミ
ン等を、第2級アミノ基含有化合物としては、ジエチル
アミン、ジプロピルアミン、ジブチルアミン、モノエタ
ノールアミン等を挙げることができる。
以上説明したポリマー(b)は、本発明の組成物に5〜5
0重量%、特に15〜40重量%の範囲で配合すること
が好ましく、ポリマー(b)の割合が5重量%未満である
と、得られた組成物を低エネルギー量で硬化させた時に
得られる硬化物表面の粘着性が顕著であり、50重量%
を超えると、組成物の粘度が上昇し、取り扱い性が悪く
なる。
本発明においてポリマー(a)とポリマー(b)は、既に説明
したように、それぞれ別々に製造することができるが、
下記に例示する製法9により両成分を同時に製造するこ
ともできる。
〔製法9〕 一般式(I)の構造を有するジオールと一般式(II)の
構造を有するジオールとの混合物をジイソシアネート化
合物と反応させて得られるイソシアネート基を有しウレ
タン結合によって結合された重合体のイソシアネート基
に、水酸基を有するアクリル系またはメタクリル系化合
物を反応させる方法。
この製法9は、ポリマー(a)の製法である製法1の好ま
しい実施態様の場合と同様の条件で実施することが好ま
しい。
(c)成分であるエチレン性不飽和基を有する(a)または
(b)以外の化合物としては、単量体化合物および重合体
化合物のいずれも用いることができる。単量体化合物と
しては、単官能性化合物および多官能性化合物のいずれ
も用いられ。比較的弾性率の低い硬化物を所望する場合
には主として単官能性化合物が用いられるが、多官能性
化合物を適当な割合で併用することにより硬化物の弾性
率を調節することもできる。これら単官能性化合物およ
び多官能性化合物は特に限定するものでなく、次のよう
なものを例示することができる。
単官能性化合物:2−ヒドロキシエチルアクリレート、
2−ヒドロキシプロピルアクリレート、テトラヒドロフ
ルフリルアクリレート、ブトキシエチルアクリレート、
エチルジエチレングリコールアクリレート、2−エチル
ヘキシルアクリレート、シクロヘキシルアクリレート、
フェノキシエチルアクリレート、ジシクロペンタジェン
アクリレート、ポリエチレングリコールアクリレート、
ポリプロピレングリコールアクリレート、メチルトリエ
チレングリコールアクリレート、ジエチルアミノエチル
アクリレート、7−アミノ−3,7−ジメチルオクチル
アクリレート等のアクリル系化合物、2−ヒドロキシエ
チルメタクリレート、2−ヒドロキシプロピルメタクリ
レート、ポリプロピレングリコールメタクリレート、ジ
エチルアミノエチルメタクリレート等のメタクリル系化
合物、ビニルピロリドン、ビニルフェノール、アクリル
アミド、酢酸ビニル、ビニルエーテル、スチレン。
多官能性化合物:トリメチロールプロパントリアクリレ
ート、エチレングリコールジアクリレート、テトラエチ
レングリコールジアクリレート、ポリエチレングリコー
ルジアクリレート、1,4−ブタンジオールジアクリレ
ート、1,6−ヘキサンジオールジアクリレート、ネオ
ペンチルグリコールジアクリレート、トリメチロールプ
ロパントリオキシエチルアクリレート、トリシクロデカ
ンジメタノールジアクリレート、トリシクロデカンジメ
タノールジアクリレート、ジシクロペンタジェンジアク
リレート、ジシクロペンタジェンメタクリレート、トリ
メチロールプロパントリオキシプロピルアクリレート、
イソボロニルアクリレート、イソボルニルメタクリレー
ト。
また、(c)成分として用いられる重合体化合物として
は、例えば、ポリイソシアネートと、 前記(IV)式、(V)式および下記式: CH=C(R)− 〔式中、Rは水素原子またはメチル基である〕で表さ
れる不飽和基の1種または2種以上と水酸基とを有する
化合物とのウレタン化反応により生成した重合体化合物
が挙げられる。このような重合体化合物の具体例として
は、トルエンジイソシアネートと2−ヒドロキシエチル
アクリレート(モル比1:2)のウレタン化反応生成
物、ジフェニルメタンジイソシアネートと2−ヒドロキ
シエチルアクリレート(モル比1:2)のウレタン化反
応生成物、イソホロンジイソシアネートと2−ヒドロキ
シプロピルアクリレート(モル比1:2)のウレタン化
反応生成物等が挙げられる。
また(c)成分である化合物の使用量は、本発明の組成物
に対し20〜70重量%であることが好ましく、特に3
0〜60重量%であることが好ましい。
(d)成分である重合開始剤は、本発明の組成物が放射線
硬化性を目的とするか熱硬化性を目的とするかにより、
放射線重合開始剤および熱重合開始剤のいずれかを適宜
使用する。
本発明の組成物を放射線硬化性樹脂組成物として製造す
る場合に使用される放射線重合開始剤の種類は特に限定
されず、種々の放射線重合開始剤を使用することがで
き、具体例として次の化合物を例示することができる。
2,2−ジメトキシ−2−フェニルアセトフェノン、ア
セトフェノン、ベンゾフェノン、キサントン、フルオレ
ノン、ベンズアルデヒド、フルオレン、アントラキノ
ン、トリフェニルアミン、カルバゾール、3−メチルア
セトフェノン、4−クロロベンゾフェノン、4,4′−
ジメトキシベンゾフェノン、4,4′−ジアミノベンゾ
フェノン、ミヒラーケトン、ベンゾインプロピルエーテ
ル、アセトフェノンジエチルケタール、ベンゾインエチ
ルエーテル、ベンジルジメチルケタール、1−(4−イ
ソプロピルフェニル)−2−ヒドロキシ−2−メチルプ
ロパン−1−オン、2−ヒドロキシ−2−メチル−1−
フェニルプロパン−1−オン、チオキサントン系化合
物、1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン等。
これらの放射線重合開始剤は1種または2種以上を組合
せて用いられ、また必要に応じてアミン系化合物等の増
感剤(放射線重合促進剤)が併用して用いられる。
本発明の組成物を熱硬化性樹脂組成物として製造する場
合に使用される熱重合開始剤も特に限定されず、種々の
ものを使用することができ、例えば過酸化物、アゾ化合
物を挙げることができ、具体例としては、ベンゾイルパ
ーオキサイド、t−ブチルパーオキシベンゾエート、ア
ゾピスイソブチロニトリル等を挙げることができる。
本発明の組成物における(d)成分である重合開始剤の使
用量は、通常、0.1〜5重量%、好ましくは1〜3重
量%である。
また、本発明の組成物には、必要に応じて添加剤、例え
ば老化防止剤、保存安定剤などを加えることもできる。
このようにして調製される本発明の組成物の粘度は、通
常、1000〜20000cp/25℃、好ましくは200
0〜10000cp/25℃であり、硬化後のヤング率は、
通常、40〜90kg/mm2である。
実施例 以下本発明を実施例により更に具体的に説明するが、本
発明は、これら実施例に限定されるものではない。
実施例1 撹拌機を備えた反応容器に、2,4−トルエンジイソシ
アネート674g、ジブチル錫ジラウレート5gおよび
2,6−ジt−ブチル−4−メチルフェノール1gを仕
込んだ。これに数平均分子量2000(平均重合度2
8)のポリテトラメチレングリコール(三菱化成工業
(株)PTMG2000)3876gを3時間にわたって内温を6
0〜70℃にコントロールしながら添加した。
ポリテトラメチレングリコールの添加終了後、さらに6
0〜70℃で約1時間撹拌を継続した。その後、内温を
60〜70℃に保持したまま2−ヒドロキシエチルアク
リレート450gを1時間にわたって添加、(a)成分で
ある下記一般式で表わされるポリマーを得た。
該ポリマーを以下「ポリマーA−1」と称する。
(2) 撹拌機を備えた反応容器に、2,4−トルエンジ
イソシアネート1776g、ジブチル錫ジラウレート5
g2,6−ジt−ブチルメチルフェノール1.5gおよ
びトリシクロデカンジメタノールジアクリレート125
0gを仕込んだ。これに数平均分子量400のビスフェ
ノールAエチレンオキシド付加物(日本油脂製、DA40
0)2041gを2時間にわたって内温を60〜70℃
にコントロールしながら添加した。
DA400の添加後、60〜70℃でさらに約1時間撹拌を
続けた。その後、内温を60〜70℃に保持したまま2
−ヒドロキシエチルアクリレート1184gを1時間に
わたって添加、(b)成分である下記一般式 で表わされるポリマー(以下、「ポリマーB−1」と称
する)とトリシクロジデカンジメタノールジアクリレー
トを重量比4:1(ポリマーB−:トリシクロジデカン
ジメタクリレート)で含む混合物を得た。
(3) ポリマーA−1 28g、(2)で得られたポリマー
B−1およびトリシクロデカンジメタノールジアクリレ
ートを含む前記混合物21g、2−ビニルピロリドン8
g、イソボルニルアクリレート7g、トリシクロデカン
ジメタノールジアクリレート11g、トルエンジイソシ
アネートと2−ヒドロキシエチルアクリレート(モル比
1:2)のウレタン化反応生成物10g、式 (式中、nの平均値は1.1〜1.2である) で表わされるジアクリレート(以下「ジアクリレート
A」と称する)15gおよび1−ヒドロキシクロヘキシ
ルフェニルケトン3gを混合し、目的の組成物を調製し
た。該組成物の粘度は8000cp/25℃であった。
実施例2 ポリマーA−1 32g、実施例1(2)で得られたポリ
マーB−1およびトリシクロデカンジメタノールジアク
リレートを含む混合物16g、2−ビニルピロリドン1
0g、イソボルニルアクリレート10g、ジアクリレー
トA20g、トリシクロデカンジメタノールジアクリレ
ート12gおよびベンゾフェノン3gを混合し、目的の
組成物を調製した。該組成物の粘度は650cp/25℃で
あった。
実施例3 (1) 撹拌機を備えた反応容器に、水添ジフェニルメタ
ンジイソシアネート951g、ジブチル錫ジラウレート
5gおよび2,6−ジt−ブチル−4−メチルフェノー
ル1.5gを仕込んだ。これに数平均分子量2000
(平均重合度28)のポリエーテルグリコール(保土ケ谷
化学(株)PPTG2000)3628gを3時間にわたって内温
を60〜70℃にコントロールしながら添加した。
ポリエーテルグリコールの添加終了後、さらに60〜7
0℃で約1時間撹拌を継続した。その後、内温を60〜
70℃に保持したまま2−ヒドロキシエチルアクリレー
ト42gを1時間にわたって添加、(a)成分である下記
一般式で表わされるポリマーを得た。
該ポリマーを以下「ポリマーA−2」と称する。
(2) 撹拌機を備えた反応容器に、2,4−トルエンジ
イソシアネート1851g、ジブチル錫ジラウレート5
g、2,6−ジt−ブチルメチルフェノール1.5gお
よびトリシクロデカンジメタノールジアクリレート12
50gを仕込んだ。これに、数平均分子量360のビス
フェノールAエチレンオキシド付加物(日本油脂(株)
製、DB360)1915gを2時間にわたって内温を60
〜70℃にコントロールしながら添加した。
DB360の添加後、さらに60〜70℃でさらに約1時間
撹拌を続けた。その後、内温を60〜70℃に保持した
まま2−ヒドロキシエチルアクリレート1234gを1時間
にわたって添加、(b)成分である下記式 で表わされるポリマー(以下、「ポリマーB−2」と称
する)とトリシクロデカンジアクリレートとを重量比
(ポリマーB−2:トリシクロデカンジアクリレート)
4:1で含む混合物を得た。
(3) ポリマーA−2 34g、(2)で得られたポリマー
B−2およびトリシクロデカンアクリレートを含む前記
混合物26g、2−ビニルピロリドン8g、イソボルニ
ルアクリレート7g、トリシクロデカンジメタノールジ
アクリレート12g、トルエンジイソシアネートと2−
ヒドロキシエチルアクリレート(モル比1:2)のウレ
タン化反応生成物6g、ジアクリレートA7gおよびア
セトフェノンジエチルケタール3gを混合し、目的の組
成物を調製した。該組成物の粘度は9900cp/25℃で
あった。
比較例1 ポリマーA−1 45g、2−ビニルピロリドン8g、
イソボニルアクリレート7g、トリシクロデカンジメタ
ノールジアクリレート15g、トルエンジイソシアネー
トと2−ヒドロキシエチルアクリレート(モル比1:
2)のウレタン化反応生成物10g、ジアクリレートA
15gおよびアセトフェノンジエチルケタール3gを混
合し、目的の組成物を調製した。該組成物の粘度は65
00cp/25℃であった。
試験例 上記実施例および比較例で得られた組成物について硬化
物の特性を下記の方法で測定した。測定結果を第1表に
示す。
I.力学的物性の測定 (1) 試験片の作成 250ミクロン厚のアプリケーターを用いてガラス板上
に組成物を塗布し、1J/cm2(波長350nm)の紫外線を
照射し硬化フィルムを得た。ガラス板上より硬化フィル
ムを剥離し、23℃、相対湿度50%で24時間状態調
整し、試験片とした。
(2) 破断伸びおよび破断強度の測定 (1)で作成した試験片を引張試験機にセットし、23
℃、相対湿度50%において、引張速度50mm/min、標
線間25mmの条件で測定した。
(3) ヤング率の測定 引張速度を1mm/minとした以外は、上記(1)と同じ条件
で測定した。
得られた結果を第1表に示す。
II.摩擦係数の測定による表面硬化状態の評価 250ミクロン厚のアプリケーターを用いてガラス板上
に組成物を塗布した後0.1J/cm2(波長350nm)の紫
外線を照射して塗膜を硬化させた。ガラス板上に形成さ
れた硬化フィルム表面のポリエチレンとの静止摩擦係数
と動摩擦係数を、ASTM-D 1894にしたがって測定し
た。フィルム表面の硬化状態が良好である程、フィルム
表面の粘着性が低下する結果静止摩擦係数および動摩擦
係数が減少するので、こられの摩擦係数が小さい程、表
面硬化状態が良好である。得られた結果を第1表に示
す。
〔発明の効果〕 本発明の組成物は、放射線硬化性組成物として調製され
た場合、種々の放射線、例えばX線、電子線、紫外線、
可視光線により硬化し、熱硬化性組成物として調製され
た場合、加熱により硬化するものである。
本発明の組成物は高い硬化性を有するので、低エネルギ
ー量の放射線または熱により硬化し、良好な表面硬化状
態と高い靭性を有する硬化物を得ることができる。
従って、本発明の組成物は、光ファイバー用被覆材料と
して優れたものであり、また種々基材の被覆用材料等と
しても優れたものである。
フロントページの続き (72)発明者 五十嵐 勝利 東京都中央区築地2丁目11番24号 日本合 成ゴム株式会社内 (72)発明者 ブライアン ハンラハン アメリカ合衆国イリノイ州 60195,シア ウムブルク,エー・ピー・ティー. 2− 0,イー. アルゴンキアン ロード 1304

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(a) 下記一般式(I): (I) 〔式中、Rを表わし、−R0−と−R0−はランダムに結合し
    ていてもよく、XはRまたはRである。またmおよ
    びnのそれぞれの平均値は8≦m≦70、0≦n≦4
    0、および8≦m+n≦80を満たす数である。〕 で表される分子鎖を有し、且つ(メタ)アクリレート基
    を有する基がウレタン結合を介して導入されている構造
    を有するポリマー、 (b) 下記一般式(II): (II) 〔式中、RとRは同一でも異なってもよく、 で表わし、Rを表わし、xおよびyはそれぞれの平均値が、0.1≦
    x≦15および0.1≦y≦15を満たす数である。〕 で表される分子鎖を有し、且つ(メタ)アクリレート基
    を有する基がウレタン結合を介して導入されている構造
    を有するポリマー、 (c) エチレン性不飽和基を有する(a)または(b)以外の
    化合物、および (d) 重合開始剤 を含有してなる液状硬化性樹脂組成物。
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