JPH06233405A - 集電装置 - Google Patents
集電装置Info
- Publication number
- JPH06233405A JPH06233405A JP1243293A JP1243293A JPH06233405A JP H06233405 A JPH06233405 A JP H06233405A JP 1243293 A JP1243293 A JP 1243293A JP 1243293 A JP1243293 A JP 1243293A JP H06233405 A JPH06233405 A JP H06233405A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 酸化皮膜等を除去できる機能を持たせ、特に
停車時の接触抵抗を小さくする。 【構成】 電車線(L)より集電を行う集電装置であっ
て、2本のアーム(6,8)で形成される四辺形のリンク
機構と、リンク機構を構成する他の一方のアーム(9)を
延長した箇所に、首振り自在に設けた、すり板(11)を
備える舟体(10)と、前記リンク機構を変形させ、舟体
(10)を電車線(L)に対して移動させるよう作用するエ
アシリンダ(4)と、すり板(11)を電車線(L)の方へ付
勢するための第1の付勢手段(14)と、エアシリンダ
(4)の非駆動時にリンク機構を折り畳み、舟体(10)を
電車線(L)より離すよう作用する第2の付勢手段とを備
えると共に、エアシリンダ(4)を駆動させることによ
り、舟体(10)のすり板(11)を電車線(L)に当接させ
た後、更にエアシリンダ(4)を動作させることで、舟体
(10)に回動運動を起こさせ、すり板(11)を電車線
(L)上で摺動させる。
停車時の接触抵抗を小さくする。 【構成】 電車線(L)より集電を行う集電装置であっ
て、2本のアーム(6,8)で形成される四辺形のリンク
機構と、リンク機構を構成する他の一方のアーム(9)を
延長した箇所に、首振り自在に設けた、すり板(11)を
備える舟体(10)と、前記リンク機構を変形させ、舟体
(10)を電車線(L)に対して移動させるよう作用するエ
アシリンダ(4)と、すり板(11)を電車線(L)の方へ付
勢するための第1の付勢手段(14)と、エアシリンダ
(4)の非駆動時にリンク機構を折り畳み、舟体(10)を
電車線(L)より離すよう作用する第2の付勢手段とを備
えると共に、エアシリンダ(4)を駆動させることによ
り、舟体(10)のすり板(11)を電車線(L)に当接させ
た後、更にエアシリンダ(4)を動作させることで、舟体
(10)に回動運動を起こさせ、すり板(11)を電車線
(L)上で摺動させる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電気鉄道における集電
装置に関し、特に剛体の電車線より集電する装置に関す
る。
装置に関し、特に剛体の電車線より集電する装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】電車等の車両における集電装置として
は、すり板が電車線に接触することにより集電するとこ
ろから、すり板や電車線の耐摩耗性、寿命等の観点、あ
るいは電車が人家近くを走る場合には、発生する騒音を
出来るだけ少なくしたいという観点、等から従来、様々
のもので提案されてきた。従来、車両の集電は、温度上
昇について述べれば、電車が発車する際、大電流が流れ
るところからその際の集電装置における温度上昇が問題
で、電車の走行中は電流が減少していくことと、走行に
つれて相手側の電車線が次々と移動していくところか
ら、温度上昇が問題になることはなかった。ところが、
最近は、電車が停車中であっても、空調用等にかなりの
電流が流れることがあり、更には新しい電源システムに
より、走行中よりも停車中の方が、はるかに大きい電流
が流れるという、従来とは異なった使用条件に適用でき
る集電装置が要求されるようになってきた。
は、すり板が電車線に接触することにより集電するとこ
ろから、すり板や電車線の耐摩耗性、寿命等の観点、あ
るいは電車が人家近くを走る場合には、発生する騒音を
出来るだけ少なくしたいという観点、等から従来、様々
のもので提案されてきた。従来、車両の集電は、温度上
昇について述べれば、電車が発車する際、大電流が流れ
るところからその際の集電装置における温度上昇が問題
で、電車の走行中は電流が減少していくことと、走行に
つれて相手側の電車線が次々と移動していくところか
ら、温度上昇が問題になることはなかった。ところが、
最近は、電車が停車中であっても、空調用等にかなりの
電流が流れることがあり、更には新しい電源システムに
より、走行中よりも停車中の方が、はるかに大きい電流
が流れるという、従来とは異なった使用条件に適用でき
る集電装置が要求されるようになってきた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような従来とは異
なった使用条件のもとで従来の集電装置を使用すると、
停車中つまり定置時に、大電流が流れるところから、す
り板と電車線の接触部に局部的な温度上昇が発生し、接
触部の酸化が促進され、その結果接触抵抗が増大し、そ
のため温度上昇が更に進むという悪循環が繰替えされ、
接触部の一部が溶融して溶着などが起き、集電性能に重
大な影響を及ぼして問題となることがあった。かかる背
景から近年の集電装置には、接触抵抗を小さくして停止
時においても大電流を流せる集電装置の開発が望まれて
いた。
なった使用条件のもとで従来の集電装置を使用すると、
停車中つまり定置時に、大電流が流れるところから、す
り板と電車線の接触部に局部的な温度上昇が発生し、接
触部の酸化が促進され、その結果接触抵抗が増大し、そ
のため温度上昇が更に進むという悪循環が繰替えされ、
接触部の一部が溶融して溶着などが起き、集電性能に重
大な影響を及ぼして問題となることがあった。かかる背
景から近年の集電装置には、接触抵抗を小さくして停止
時においても大電流を流せる集電装置の開発が望まれて
いた。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、電車線(L)よ
り集電を行う集電装置であって、2本のアーム(6,8)
で形成される四辺形のリンク機構と、前記リンク機構を
構成する他の一方のアーム(9)を延長した箇所に、首振
り自在に設けた、すり板(11)を備える舟体(10)と、
前記リンク機構を変形させ、舟体(10)を電車線(L)に
対して移動させるよう作用するエアシリンダ(4)と、前
記すり板(11)を電車線(L)の方へ付勢するための第1
の付勢手段(14)と、エアシリンダ(4)の非駆動時に前
記リンク機構を折り畳み、舟体(10)を電車線(L)より
離すよう作用する第2の付勢手段とを備えると共に、前
記エアシリンダ(4)を駆動させることにより、舟体(1
0)のすり板(11)を電車線(L)に当接させた後、更に
エアシリンダ(4)を動作させることで、舟体(10)に回
動運動を起こさせ、すり板(11)を電車線(L)上で摺動
させるワイプ機能を持たせたことを特徴とする。
り集電を行う集電装置であって、2本のアーム(6,8)
で形成される四辺形のリンク機構と、前記リンク機構を
構成する他の一方のアーム(9)を延長した箇所に、首振
り自在に設けた、すり板(11)を備える舟体(10)と、
前記リンク機構を変形させ、舟体(10)を電車線(L)に
対して移動させるよう作用するエアシリンダ(4)と、前
記すり板(11)を電車線(L)の方へ付勢するための第1
の付勢手段(14)と、エアシリンダ(4)の非駆動時に前
記リンク機構を折り畳み、舟体(10)を電車線(L)より
離すよう作用する第2の付勢手段とを備えると共に、前
記エアシリンダ(4)を駆動させることにより、舟体(1
0)のすり板(11)を電車線(L)に当接させた後、更に
エアシリンダ(4)を動作させることで、舟体(10)に回
動運動を起こさせ、すり板(11)を電車線(L)上で摺動
させるワイプ機能を持たせたことを特徴とする。
【0005】
【作用】上記構成によれば、エアシリンダ(4)の非駆動
時には、第2の付勢手段によって、四辺形のリンク機構
が折り畳まれ、舟体(10)を引き込んだ位置にあるが、
エアシリンダ(4)を駆動すると、前記第2の付勢手段に
抗して、四辺形のリンク機構が開くように変形し、これ
に伴い、舟体(10)は電車線(L)の方へ引き出される。
この移動により、舟体(10)のすり板(11)が電車線
(L)に当接するが、その当接時には、舟体(10)は鉛直
方向より少し傾くようになっており、この後更にエアシ
リンダ(4)の駆動を継続することにより、首振り自在の
舟体(10)が鉛直方向に姿勢を正すように、舟体(10)
に回動動作が起こり、この回動動作により、第1の付勢
手段(14)による付勢力により、電車線(L)に圧接して
いたすり板(11)が、電車線(L)上で摺動する。このよ
うなワイプ機能により、すり板(11)および/又は電車
線(L)の表面に形成されていた酸化皮膜や汚れが除去さ
れるので、すり板(11)と電車線(L)との間の接触抵抗
が低減される。
時には、第2の付勢手段によって、四辺形のリンク機構
が折り畳まれ、舟体(10)を引き込んだ位置にあるが、
エアシリンダ(4)を駆動すると、前記第2の付勢手段に
抗して、四辺形のリンク機構が開くように変形し、これ
に伴い、舟体(10)は電車線(L)の方へ引き出される。
この移動により、舟体(10)のすり板(11)が電車線
(L)に当接するが、その当接時には、舟体(10)は鉛直
方向より少し傾くようになっており、この後更にエアシ
リンダ(4)の駆動を継続することにより、首振り自在の
舟体(10)が鉛直方向に姿勢を正すように、舟体(10)
に回動動作が起こり、この回動動作により、第1の付勢
手段(14)による付勢力により、電車線(L)に圧接して
いたすり板(11)が、電車線(L)上で摺動する。このよ
うなワイプ機能により、すり板(11)および/又は電車
線(L)の表面に形成されていた酸化皮膜や汚れが除去さ
れるので、すり板(11)と電車線(L)との間の接触抵抗
が低減される。
【0006】
【実施例】図1は、本発明の集電装置の一実施例を示し
た側面図であり、図2は図1の折り畳んだ状態から引き
出した状態を示している。1は、本装置におけるベース
であり、このベース1は、絶縁用の支持碍管2を介して
車体3の所定部に固定される。このベース1には、前後
にそれぞれ一対のリブ1A,1B(図では手前のみ示す)
が下向に形成されている。前方(左方)の一対のリブ1A
に挟まれるようにしてエアシリンダ4の本体が軸支され
る。後方(右方)の一対のリブ1Bのそれぞれの最下端部
間にピン5が横架される。このピン5には、“く”の字
形状に折曲した上部アーム6の折曲部が軸支され、そし
て、この上部アーム6の上端部と、エアシリンダ4のシ
リンダ軸4Aの先端部4hとに適当なピン7を貫設する
ことにより、折り畳み自在のリンク機構を構成してい
る。エアシリンダ4は、内部に不図示のスプリング(第
2の付勢手段に相当)を備え、エアシリンダ4の非駆動
時にはスプリングの付勢力により、シリンダ軸4Aは引
き出されるようになっている。
た側面図であり、図2は図1の折り畳んだ状態から引き
出した状態を示している。1は、本装置におけるベース
であり、このベース1は、絶縁用の支持碍管2を介して
車体3の所定部に固定される。このベース1には、前後
にそれぞれ一対のリブ1A,1B(図では手前のみ示す)
が下向に形成されている。前方(左方)の一対のリブ1A
に挟まれるようにしてエアシリンダ4の本体が軸支され
る。後方(右方)の一対のリブ1Bのそれぞれの最下端部
間にピン5が横架される。このピン5には、“く”の字
形状に折曲した上部アーム6の折曲部が軸支され、そし
て、この上部アーム6の上端部と、エアシリンダ4のシ
リンダ軸4Aの先端部4hとに適当なピン7を貫設する
ことにより、折り畳み自在のリンク機構を構成してい
る。エアシリンダ4は、内部に不図示のスプリング(第
2の付勢手段に相当)を備え、エアシリンダ4の非駆動
時にはスプリングの付勢力により、シリンダ軸4Aは引
き出されるようになっている。
【0007】図中手前の一方のリブ1Bのほぼ中間の高
さでかつ前方に突出した部位には、補助アーム8の一方
端が軸着され、この補助アーム8の他端は、下部アーム
9の上端部に軸着され、そして前記上端部より所定距離
を隔てた箇所に、前記上部アーム6の他端が軸着され
る。10は、図2に示すように、剛体の電車線Lに当接
するすり板11を保持する舟体であり、この舟体10の
前方側の側面から前方へ向けて延在する支持板12が形
成される。一方、前記下部アーム9の下端部は二股9
A,9Bに別れており、その二股の一方(前方側)9Aの
先端部と、前記支持板12の先端部とに、ピン13を貫
設することにより、その貫設箇所を支点として支持板1
2およびこれと一体の舟体10が首を振るように回動可
能としている。
さでかつ前方に突出した部位には、補助アーム8の一方
端が軸着され、この補助アーム8の他端は、下部アーム
9の上端部に軸着され、そして前記上端部より所定距離
を隔てた箇所に、前記上部アーム6の他端が軸着され
る。10は、図2に示すように、剛体の電車線Lに当接
するすり板11を保持する舟体であり、この舟体10の
前方側の側面から前方へ向けて延在する支持板12が形
成される。一方、前記下部アーム9の下端部は二股9
A,9Bに別れており、その二股の一方(前方側)9Aの
先端部と、前記支持板12の先端部とに、ピン13を貫
設することにより、その貫設箇所を支点として支持板1
2およびこれと一体の舟体10が首を振るように回動可
能としている。
【0008】図3、図4の断面図でわかるように、舟体
10は、内部が空洞で上方が開口した形状をなし、その
内部にはコイルバネ14(第1の付勢手段に相当)が位置
しており、このコイルバネ14の下端は、舟体10の底
部に固着され、又、コイルバネ14の上端は、該コイル
バネ14を上方より抑えるようにして位置する、前記二
股の他方9Bに固着される。又、すり板11の接触面は
円弧状または曲面をなしている。そして、下部アーム9
のピン13近くに備えた突起状のストッパ9Cと、これ
に当接するように、支持板12から“く”の字形状に折
曲した腕状のストッパ12Aとが設けられている。この
構成により、すり板11が図2のごとく電車線Lに当接
している時は、コイルバネ14の付勢力により、すり板
11は電車線Lに圧接しており、一方、舟体10が図1
のごとく上方に移動しているときは、図3の詳細図でわ
かるように、支持板12と一体的に動くストッパ12C
が他方のストッパ9Cに当接することで、舟体10の下
方への必要以上の移動を抑止している。尚、これらのス
トッパ9C、12Aによる抑止機能は、コイルバネ14
による引っ張り力で代用してもよい。
10は、内部が空洞で上方が開口した形状をなし、その
内部にはコイルバネ14(第1の付勢手段に相当)が位置
しており、このコイルバネ14の下端は、舟体10の底
部に固着され、又、コイルバネ14の上端は、該コイル
バネ14を上方より抑えるようにして位置する、前記二
股の他方9Bに固着される。又、すり板11の接触面は
円弧状または曲面をなしている。そして、下部アーム9
のピン13近くに備えた突起状のストッパ9Cと、これ
に当接するように、支持板12から“く”の字形状に折
曲した腕状のストッパ12Aとが設けられている。この
構成により、すり板11が図2のごとく電車線Lに当接
している時は、コイルバネ14の付勢力により、すり板
11は電車線Lに圧接しており、一方、舟体10が図1
のごとく上方に移動しているときは、図3の詳細図でわ
かるように、支持板12と一体的に動くストッパ12C
が他方のストッパ9Cに当接することで、舟体10の下
方への必要以上の移動を抑止している。尚、これらのス
トッパ9C、12Aによる抑止機能は、コイルバネ14
による引っ張り力で代用してもよい。
【0009】上記構成による集電装置の動作を説明す
る。前述したように、エアシリンダ4の非駆動時には、
図1のごとく、エアシリンダ4のシリンダ軸4Aは引き
出され、リンク機構が折り畳まれることにより、舟体1
0を引き込んだ状態(図1では上方へ)にある。この状態
からエアシリンダ4にエアを送り込むと、前記スプリン
グの付勢力に抗してシリンダ軸4Aをシリンダ4本体内
へ引き込む動作が開始され、これに伴い、上部アーム6
は、ピン5を支点として反時計方向へ回動される。これ
に伴い、下部アーム9全体が下方へ移動されるが、この
下部アーム9の上端は、補助アーム8を長さを半径とす
る円弧上を反時計方向へ移動するので、図5に示すよう
に、下部アーム9は、下降しつつ反時計方向に回動し、
舟体も10'で示したごとく同じような動きをする。
る。前述したように、エアシリンダ4の非駆動時には、
図1のごとく、エアシリンダ4のシリンダ軸4Aは引き
出され、リンク機構が折り畳まれることにより、舟体1
0を引き込んだ状態(図1では上方へ)にある。この状態
からエアシリンダ4にエアを送り込むと、前記スプリン
グの付勢力に抗してシリンダ軸4Aをシリンダ4本体内
へ引き込む動作が開始され、これに伴い、上部アーム6
は、ピン5を支点として反時計方向へ回動される。これ
に伴い、下部アーム9全体が下方へ移動されるが、この
下部アーム9の上端は、補助アーム8を長さを半径とす
る円弧上を反時計方向へ移動するので、図5に示すよう
に、下部アーム9は、下降しつつ反時計方向に回動し、
舟体も10'で示したごとく同じような動きをする。
【0010】さて、舟体10が下降することにより、す
り板11は、図3のごとく電車線Lに接触するが、その
時の接点は、すり板11の中点Qよりも後方のP点とな
る。つまり、接触した時点では舟体10は、鉛直方向よ
り更に時計方向へ回動している。この後、更にシリンダ
軸4Aが引き込まれると、舟体10が、コイルバネ14
の付勢力に抗して下方に押し下げられることにより、舟
体10は今度は、反時計方向(矢印Y方向)に向きを変え
る。その際、すり板11は、電車線Lに当接した状態で
摺動し、図4に示したごとく、すり板11と電車線Lと
の接点は、中央のQ点へ移る。このすり板11の摺動動
作により、すり板11および/又は電車線Lの表面に形
成された酸化皮膜等が除去されるので、すり板11と電
車線Lとの間で良好な電気的接触を得ることができ、す
り板11に大電流を流すことができる。
り板11は、図3のごとく電車線Lに接触するが、その
時の接点は、すり板11の中点Qよりも後方のP点とな
る。つまり、接触した時点では舟体10は、鉛直方向よ
り更に時計方向へ回動している。この後、更にシリンダ
軸4Aが引き込まれると、舟体10が、コイルバネ14
の付勢力に抗して下方に押し下げられることにより、舟
体10は今度は、反時計方向(矢印Y方向)に向きを変え
る。その際、すり板11は、電車線Lに当接した状態で
摺動し、図4に示したごとく、すり板11と電車線Lと
の接点は、中央のQ点へ移る。このすり板11の摺動動
作により、すり板11および/又は電車線Lの表面に形
成された酸化皮膜等が除去されるので、すり板11と電
車線Lとの間で良好な電気的接触を得ることができ、す
り板11に大電流を流すことができる。
【0011】上記の状態において、エアシリンダ4へ供
給していたエアを抜くことで、エアシリンダ4内に装荷
された第2の付勢手段による付勢力により、2シリンダ
軸4Aは引き出され、図1に示した待機位置に戻る。第
2の付勢手段として、リンク機構を直接変形するよう
に、例えば、ベース1と下部アーム9との間に懸架した
スプリングコイルであってもよい。又、上記実施例で
は、電車線Lは車体の下方にあるものとしたが、架線の
ごとく上方にある場合には、ベース1は、車体屋根上に
設置され、舟体10は上方へ移動し、又、電車線Lが第
3軌条であれば、舟体10は側方へ引き出される。
給していたエアを抜くことで、エアシリンダ4内に装荷
された第2の付勢手段による付勢力により、2シリンダ
軸4Aは引き出され、図1に示した待機位置に戻る。第
2の付勢手段として、リンク機構を直接変形するよう
に、例えば、ベース1と下部アーム9との間に懸架した
スプリングコイルであってもよい。又、上記実施例で
は、電車線Lは車体の下方にあるものとしたが、架線の
ごとく上方にある場合には、ベース1は、車体屋根上に
設置され、舟体10は上方へ移動し、又、電車線Lが第
3軌条であれば、舟体10は側方へ引き出される。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、すり板
が電車線に当接した後、更にすり板を電車線に当接した
状態で電車線上を摺動させることにより、すり板にワイ
プ機能を持たせたので、すり板および/又は電車線の表
面に形成されていた酸化皮膜等が除去されるので、良好
な電気的接触を得ることができ、停止時および発車時に
流れる大電流による発熱を低減できる。
が電車線に当接した後、更にすり板を電車線に当接した
状態で電車線上を摺動させることにより、すり板にワイ
プ機能を持たせたので、すり板および/又は電車線の表
面に形成されていた酸化皮膜等が除去されるので、良好
な電気的接触を得ることができ、停止時および発車時に
流れる大電流による発熱を低減できる。
【図1】 本発明の1実施例の集電装置を折り畳んだ状
態を示した側面図
態を示した側面図
【図2】 本発明の1実施例の集電装置を引き出した状
態を示した側面図
態を示した側面図
【図3】 図1における舟体部の電車線への接触時の詳
細を示した側断面図
細を示した側断面図
【図4】 図1における舟体部の電車線への接触後の詳
細を示した側断面図
細を示した側断面図
【図5】 図1から図2への状態変化の過程を示した軌
跡図
跡図
1 ベース 2 支持碍管 3 車体 4 エアシリンダ 4A シリンダ軸 5 ピン 6 上部アーム 7 ピン 8 補助アーム 9 下部アーム 9C ストッパ 10 舟体 11 すり板 12 支持板 12A ストッパ 13 ピン 14 コイルバネ L 電車線
Claims (1)
- 【請求項1】 電車線(L)より集電を行う集電装置であ
って、 2本のアーム(6,8)で形成される四辺形のリンク機構
と、 前記リンク機構を構成する他の一方のアーム(9)を延長
した箇所に、首振り自在に設けた、すり板(11)を備え
る舟体(10)と、 前記リンク機構を変形させ、舟体(10)を電車線(L)に
対して移動させるよう作用するエアシリンダ(4)と、 前記すり板(11)を電車線(L)の方へ付勢するための第
1の付勢手段(14)と、 エアシリンダ(4)の非駆動時に前記リンク機構を折り畳
み、舟体(10)を電車線(L)より離すよう作用する第2
の付勢手段とを備えると共に、 前記エアシリンダ(4)を駆動させることにより、舟体
(10)のすり板(11)を電車線(L)に当接させた後、更
にエアシリンダ(4)を動作させることで、舟体(10)に
回動運動を起こさせ、すり板(11)を電車線(L)上で摺
動させるワイプ機能を持たせたことを特徴とする集電装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1243293A JPH06233405A (ja) | 1993-01-28 | 1993-01-28 | 集電装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1243293A JPH06233405A (ja) | 1993-01-28 | 1993-01-28 | 集電装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06233405A true JPH06233405A (ja) | 1994-08-19 |
Family
ID=11805133
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1243293A Pending JPH06233405A (ja) | 1993-01-28 | 1993-01-28 | 集電装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06233405A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100381342B1 (ko) * | 2000-05-18 | 2003-04-26 | 한국철도기술연구원 | 경량전철용 측면상방향형 제3궤조 집전장치 |
| CN111532154A (zh) * | 2020-05-11 | 2020-08-14 | 北京中车赛德铁道电气科技有限公司 | 一种电动公交车充电弓集电装置的折叠机构 |
-
1993
- 1993-01-28 JP JP1243293A patent/JPH06233405A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| CN111532154A (zh) * | 2020-05-11 | 2020-08-14 | 北京中车赛德铁道电气科技有限公司 | 一种电动公交车充电弓集电装置的折叠机构 |
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