JPH0623464Y2 - シートスライド装置 - Google Patents
シートスライド装置Info
- Publication number
- JPH0623464Y2 JPH0623464Y2 JP1989131588U JP13158889U JPH0623464Y2 JP H0623464 Y2 JPH0623464 Y2 JP H0623464Y2 JP 1989131588 U JP1989131588 U JP 1989131588U JP 13158889 U JP13158889 U JP 13158889U JP H0623464 Y2 JPH0623464 Y2 JP H0623464Y2
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Links
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Landscapes
- Seats For Vehicles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、シートを前後方向に移動(スライド)可能
に支持するシートスライド装置に関する。
に支持するシートスライド装置に関する。
たとえば、自動車等のシートにおいて、前後方向に移動
(スライド)可能なシートスライド装置を、シート下面
の左右両サイドに備えた構成がよく知られている。シー
トスライド装置は、たとえば、車床に固定されたロアレ
ールと、シートを積載し、鋼球(スチールボール)等を
介して、ロアレールにスライド可能に組込まれたアッパ
ーレールとを具備して構成されている。
(スライド)可能なシートスライド装置を、シート下面
の左右両サイドに備えた構成がよく知られている。シー
トスライド装置は、たとえば、車床に固定されたロアレ
ールと、シートを積載し、鋼球(スチールボール)等を
介して、ロアレールにスライド可能に組込まれたアッパ
ーレールとを具備して構成されている。
このようなシートスライド装置において、たとえば、ア
ッパーレールがシートクッションフレームの一部材(サ
イド部材)として利用される、いわゆる統合化レールが
推進されている。このような統合化レールにおいて、左
右のシートスライド装置のアッパーレールは、たとえ
ば、前後部にそれぞれ配設されたパイプフレーム等によ
って連結されて、シートクッションフレームが形成され
る。そして、たとえば、Sばね等よりなるシートスプリ
ングが、左右のアッパーレール間に張設され、シートス
プリング上にウレタンフォーム材等よりなるクッション
体を載置し、クッション体を表皮等よりなるトリムカバ
ーで覆って、シートクッションが構成される。
ッパーレールがシートクッションフレームの一部材(サ
イド部材)として利用される、いわゆる統合化レールが
推進されている。このような統合化レールにおいて、左
右のシートスライド装置のアッパーレールは、たとえ
ば、前後部にそれぞれ配設されたパイプフレーム等によ
って連結されて、シートクッションフレームが形成され
る。そして、たとえば、Sばね等よりなるシートスプリ
ングが、左右のアッパーレール間に張設され、シートス
プリング上にウレタンフォーム材等よりなるクッション
体を載置し、クッション体を表皮等よりなるトリムカバ
ーで覆って、シートクッションが構成される。
このような統合化レールにおいて、アッパーレールは、
一般に、シートベルトの端末を連結、係止するベルトア
ンカーの固定部材としても、利用されている。ベルトア
ンカーは、通常、アッパーレールの後部に、ボルト等に
よって固定される。
一般に、シートベルトの端末を連結、係止するベルトア
ンカーの固定部材としても、利用されている。ベルトア
ンカーは、通常、アッパーレールの後部に、ボルト等に
よって固定される。
また、シートスライド装置のロアレールは、たとえば、
ロアレールの前後端の下面にそれぞれ溶接等により固着
されたレッグブラケットによって、車床上に支持、固定
されている。
ロアレールの前後端の下面にそれぞれ溶接等により固着
されたレッグブラケットによって、車床上に支持、固定
されている。
上記のように、公知の構成において、シートスライド装
置は、ロアレールの下面の前後端に固着されたレッグブ
ラケットによって、車床上に支持、固定されている。ま
た、統合化レールにおけるアッパーレールは、シートク
ッションフレームのサイドを形成するとともに、シート
ベルトのベルトアンカーの固定部材としても利用され
る。
置は、ロアレールの下面の前後端に固着されたレッグブ
ラケットによって、車床上に支持、固定されている。ま
た、統合化レールにおけるアッパーレールは、シートク
ッションフレームのサイドを形成するとともに、シート
ベルトのベルトアンカーの固定部材としても利用され
る。
ところで、自動車の急停車時、衝突時等においては、着
座者を前方に飛出させようとする慣性力が着座者に作用
し、シートベルトは、慣性力に抗するベルトアンカー等
の抵抗力によって、着座者をシート上に保持しようとす
る。このような慣性力は、前方斜め上方への牽引力とし
て、ベルトアンカーに作用し、アッパーレールととも
に、ロアレール後部を前方斜め上方に牽引する。つま
り、ロアレールが、リヤレッグブラケットからの剥離方
向に牽引される。そのため、自動車の衝突時等におけ
る、大きな牽引力がベルトアンカーを介してロアレール
後部に作用すると、ロアレールが、リヤレッグブラケッ
トから剥離される虞れがある。
座者を前方に飛出させようとする慣性力が着座者に作用
し、シートベルトは、慣性力に抗するベルトアンカー等
の抵抗力によって、着座者をシート上に保持しようとす
る。このような慣性力は、前方斜め上方への牽引力とし
て、ベルトアンカーに作用し、アッパーレールととも
に、ロアレール後部を前方斜め上方に牽引する。つま
り、ロアレールが、リヤレッグブラケットからの剥離方
向に牽引される。そのため、自動車の衝突時等におけ
る、大きな牽引力がベルトアンカーを介してロアレール
後部に作用すると、ロアレールが、リヤレッグブラケッ
トから剥離される虞れがある。
特に、通常の着座位置においては、ベルトアンカーの位
置がリヤレッグブラケットより前方に離反して設定され
る。そのため、前方斜め上方への大きな牽引力が、ロア
レール後部に、更に大きな牽引力として作用し、リヤレ
ッグブラケットからのロアレールの剥離が一層生じやす
くなる。
置がリヤレッグブラケットより前方に離反して設定され
る。そのため、前方斜め上方への大きな牽引力が、ロア
レール後部に、更に大きな牽引力として作用し、リヤレ
ッグブラケットからのロアレールの剥離が一層生じやす
くなる。
また、カーブ走行時等において、シートに横方向の加速
度(横加速度)が作用すると、アッパーレールを介し
て、ロアレールに横方向の荷重が作用する。しかし、ロ
アレールの縦壁(側壁)は、何等補強部材を持たないた
め、横方向の大きな荷重に対して、ロアレールが変形
し、上端開口が拡開される虞れがある。ロアレールの上
端開口が拡開されると、アッパーレール、ロアレール間
のスチールボールの位置ずれ等を生じ、ロアレールに対
するアッパーレールのスライドが円滑に行なえなくな
る。
度(横加速度)が作用すると、アッパーレールを介し
て、ロアレールに横方向の荷重が作用する。しかし、ロ
アレールの縦壁(側壁)は、何等補強部材を持たないた
め、横方向の大きな荷重に対して、ロアレールが変形
し、上端開口が拡開される虞れがある。ロアレールの上
端開口が拡開されると、アッパーレール、ロアレール間
のスチールボールの位置ずれ等を生じ、ロアレールに対
するアッパーレールのスライドが円滑に行なえなくな
る。
更に、公知の構成においては、リヤレッグブラケット
が、シートスライド装置の後方に突出して配設されてい
る。そのため、リヤレッグブラケットが、リヤシート着
座者の足に接触し、リヤシート着座者の居住性を低下さ
せる。
が、シートスライド装置の後方に突出して配設されてい
る。そのため、リヤレッグブラケットが、リヤシート着
座者の足に接触し、リヤシート着座者の居住性を低下さ
せる。
この考案は、リヤレッグブラケットからのロアレールの
剥離、および、ロアレールの上端開口の拡開を防止する
とともに、リヤシート着座者の居住性の向上をはかるシ
ートスライド装置の提供を目的としている。
剥離、および、ロアレールの上端開口の拡開を防止する
とともに、リヤシート着座者の居住性の向上をはかるシ
ートスライド装置の提供を目的としている。
この目的を達成するために、この考案によれば、リヤレ
ッグブラケットは、底部と底部を挟むように上方に折曲
された一対の折曲側片と折曲側片の上端に外方折曲片と
を備えた略U字形状に成形され、外方折曲片をロアレー
ルの縦壁に溶着して、リヤレッグブラケットがロアレー
ルの後部側面に固着されている。さらに、サポートプレ
ートが、一端を略U字形状のリヤレッグブラケットの底
部との共締めによって車床に固定され、他端をロアレー
ルの下面に固着して、リヤレッグブラケットの底部、ロ
アレールの下面間に架設されている。
ッグブラケットは、底部と底部を挟むように上方に折曲
された一対の折曲側片と折曲側片の上端に外方折曲片と
を備えた略U字形状に成形され、外方折曲片をロアレー
ルの縦壁に溶着して、リヤレッグブラケットがロアレー
ルの後部側面に固着されている。さらに、サポートプレ
ートが、一端を略U字形状のリヤレッグブラケットの底
部との共締めによって車床に固定され、他端をロアレー
ルの下面に固着して、リヤレッグブラケットの底部、ロ
アレールの下面間に架設されている。
以下、図面を参照しながらこの考案の実施例について詳
細に説明する。
細に説明する。
第1図、第2図に示すように、この考案に係るシートス
ライド装置10は、車床12に固定されるロアレール14と、
シート(図示しない)を載置し、スライド可能にロアレ
ールに組込まれたアッパーレール16とを具備して構成さ
れている。シートスライド装置10は、たとえば、アッパ
ーレール16をシートクッションフレーム18の一部(サイ
ド)とする、いわゆる統合化レールとして形成されてい
る。
ライド装置10は、車床12に固定されるロアレール14と、
シート(図示しない)を載置し、スライド可能にロアレ
ールに組込まれたアッパーレール16とを具備して構成さ
れている。シートスライド装置10は、たとえば、アッパ
ーレール16をシートクッションフレーム18の一部(サイ
ド)とする、いわゆる統合化レールとして形成されてい
る。
このような統合化レールにおける、シートスライド装置
のアッパーレール16は、第2図に示すように、たとえ
ば、一対の折曲部材、つまり、基片20と折曲片22とから
形成されている。そして、後述するように、基片20の上
端がシートクッションフレームの一部(サイド)を形成
するとともに、基片の下端が、折曲片22と左右対称とな
るような形状に折曲されている。基片20の下端(折曲
端)、折曲片22は、左右対称に下方に延出され、ロアレ
ール14との間で鋼球(スチールボール)24を抱持可能な
外方への屈曲縁26を有してそれぞれ形成されている。
のアッパーレール16は、第2図に示すように、たとえ
ば、一対の折曲部材、つまり、基片20と折曲片22とから
形成されている。そして、後述するように、基片20の上
端がシートクッションフレームの一部(サイド)を形成
するとともに、基片の下端が、折曲片22と左右対称とな
るような形状に折曲されている。基片20の下端(折曲
端)、折曲片22は、左右対称に下方に延出され、ロアレ
ール14との間で鋼球(スチールボール)24を抱持可能な
外方への屈曲縁26を有してそれぞれ形成されている。
他方、ロアレール14は、通常、1枚の鋼板等を折曲して
成形され、スチールボール24を抱持可能な屈曲縁28を、
アッパーレールの屈曲縁26に対向して備えるとともに、
逆U字形状の折曲縁30が上端開口に形成されている。ス
チールボール24は、たとえば、左右にそれぞれ配設さ
れ、ロアレール14、アッパーレール16間の垂直方向、お
よび、水平方向の荷重を支持している。そして、このよ
うなスチールボール24の存在によって、ロアレール14に
対するアッパーレール16の円滑なスライドが確保され
る。
成形され、スチールボール24を抱持可能な屈曲縁28を、
アッパーレールの屈曲縁26に対向して備えるとともに、
逆U字形状の折曲縁30が上端開口に形成されている。ス
チールボール24は、たとえば、左右にそれぞれ配設さ
れ、ロアレール14、アッパーレール16間の垂直方向、お
よび、水平方向の荷重を支持している。そして、このよ
うなスチールボール24の存在によって、ロアレール14に
対するアッパーレール16の円滑なスライドが確保され
る。
たとえば、第1図に示すように、左右のアッパーレール
の基片20の前端間、および、後端間を、パイプフレーム
32,34等で連結して、シートクッションフレーム18が形
成される。
の基片20の前端間、および、後端間を、パイプフレーム
32,34等で連結して、シートクッションフレーム18が形
成される。
そして、第1図、第2図に示すように、たとえば、ベル
トアンカー36の挿通孔38を介して、アッパーレールの基
片20の挿通孔40に挿通されたボルト42にナット44を螺着
することによって、ベルトアンカーが、アッパーレール
の基片に取付けられている。ベルトアンカー36は、一
般に、アッパーレールの基片20の後部に取付けられる。
トアンカー36の挿通孔38を介して、アッパーレールの基
片20の挿通孔40に挿通されたボルト42にナット44を螺着
することによって、ベルトアンカーが、アッパーレール
の基片に取付けられている。ベルトアンカー36は、一
般に、アッパーレールの基片20の後部に取付けられる。
第1図に示すように、シートスライド装置のロアレール
14は、たとえば、ロアレールのフロントサイド、リアサ
イドにそれぞれ配設されたフロントレッグブラケット46
とリヤレッグブラケット48とを備え、これら一対のレッ
グブラケットによって、車床12上に支持、固定されてい
る。フロントレッグブラケット46は、たとえば、略く字
形状に折曲され、一端がロアレール14前端の下面に、溶
接等によって固着されるとともに、他端が車床12に、ボ
ルト(図示しない)等によって固定される。
14は、たとえば、ロアレールのフロントサイド、リアサ
イドにそれぞれ配設されたフロントレッグブラケット46
とリヤレッグブラケット48とを備え、これら一対のレッ
グブラケットによって、車床12上に支持、固定されてい
る。フロントレッグブラケット46は、たとえば、略く字
形状に折曲され、一端がロアレール14前端の下面に、溶
接等によって固着されるとともに、他端が車床12に、ボ
ルト(図示しない)等によって固定される。
ここで、この考案において、リヤレッグブラケット48
は、第1図、第2図を見るとよくわかるように、たとえ
ば、ロアレール14の縦壁14aを利用して、ロアレール後
部の外方側面に固着されている。リヤレッグブラケット
48は、たとえば、底部50を挾むように上方に折曲された
一対の折曲側片52を持つとともに、底部に挿通孔54を有
して形成されている。また、リヤレッグブラケットの一
対の折曲側片52は、上端に外方折曲片56を有するととも
に、リヤレッグブラケットの一方の側面48aは、ロアレ
ールの縦壁14aに対応した形状に形成される。このよう
なリヤレッグブラケット48は、たとえば、外方折曲片56
をロアレールの縦壁14aに溶着することによって、ロア
レール14の側面に固定される。
は、第1図、第2図を見るとよくわかるように、たとえ
ば、ロアレール14の縦壁14aを利用して、ロアレール後
部の外方側面に固着されている。リヤレッグブラケット
48は、たとえば、底部50を挾むように上方に折曲された
一対の折曲側片52を持つとともに、底部に挿通孔54を有
して形成されている。また、リヤレッグブラケットの一
対の折曲側片52は、上端に外方折曲片56を有するととも
に、リヤレッグブラケットの一方の側面48aは、ロアレ
ールの縦壁14aに対応した形状に形成される。このよう
なリヤレッグブラケット48は、たとえば、外方折曲片56
をロアレールの縦壁14aに溶着することによって、ロア
レール14の側面に固定される。
また、第1図に示すように、たとえば、段差を有するサ
ポートプレート58が、ロアレール14の下面、リヤブラケ
ットの底部50間に架設されている。そして、サポートプ
レート58の一端が、サポートプレートの挿通孔60、リヤ
レッグブラケット底部の挿通孔54に連通されたボルト62
によるリヤレッグブラケットとの共締めによって、車床
12に固定されている。また、サポートプレート58の他端
は、ロアレール14の下面前端の挿通孔64を介してサポー
トプレートの挿通孔66に挿通されたリベット68等によっ
て、ロアレール下面に固着されている。このような構成
では、ロアレール14が、リヤレッグブラケット48による
側面での固定に加えて、下面においても、サポートプレ
ート58によって支持、固定される。そのため、車床12上
でのロアレール14の支持、固定が、より強固に行なえ
る。リヤレッグブラケットの一対の折曲側片52が、ロア
レールの縦壁に直交する縦壁となって、上への引張荷重
に対して有効に機能し、ロアレール14の変形がより確実
に防止される。
ポートプレート58が、ロアレール14の下面、リヤブラケ
ットの底部50間に架設されている。そして、サポートプ
レート58の一端が、サポートプレートの挿通孔60、リヤ
レッグブラケット底部の挿通孔54に連通されたボルト62
によるリヤレッグブラケットとの共締めによって、車床
12に固定されている。また、サポートプレート58の他端
は、ロアレール14の下面前端の挿通孔64を介してサポー
トプレートの挿通孔66に挿通されたリベット68等によっ
て、ロアレール下面に固着されている。このような構成
では、ロアレール14が、リヤレッグブラケット48による
側面での固定に加えて、下面においても、サポートプレ
ート58によって支持、固定される。そのため、車床12上
でのロアレール14の支持、固定が、より強固に行なえ
る。リヤレッグブラケットの一対の折曲側片52が、ロア
レールの縦壁に直交する縦壁となって、上への引張荷重
に対して有効に機能し、ロアレール14の変形がより確実
に防止される。
上記のように、この考案によれば、ロアレール14のリヤ
レッグブラケット48が、縦壁14aを利用して、ロアレー
ルの後部側面に固着されている。つまり、シートの通常
の着座位置において、ベルトアンカー36は、ロアレール
14の後部に位置するため、ベルトアンカーとリヤレッグ
ブラケット48とが、垂直線上に近い範囲内に設定され
る。
レッグブラケット48が、縦壁14aを利用して、ロアレー
ルの後部側面に固着されている。つまり、シートの通常
の着座位置において、ベルトアンカー36は、ロアレール
14の後部に位置するため、ベルトアンカーとリヤレッグ
ブラケット48とが、垂直線上に近い範囲内に設定され
る。
そのため、ベルトアンカー36、リヤレッグブラケット48
間の距離が短くなり、ベルトアンカーに作用する牽引力
が、リヤレッグブラケットから車床12に逃げやすくなる
とともに、牽引力に対するリヤレッグブラケット、ロア
レール14間の抵抗力が大きくなる。従って、自動車の急
停車時、衝突時等における、前方への慣性力によって、
ベルトアンカー36が前方斜め上方に牽引されても、大き
な抵抗力のもとで十分に耐えることでき、リヤレッグブ
ラケット48からのロアレール14の剥離が十分に防止でき
る。
間の距離が短くなり、ベルトアンカーに作用する牽引力
が、リヤレッグブラケットから車床12に逃げやすくなる
とともに、牽引力に対するリヤレッグブラケット、ロア
レール14間の抵抗力が大きくなる。従って、自動車の急
停車時、衝突時等における、前方への慣性力によって、
ベルトアンカー36が前方斜め上方に牽引されても、大き
な抵抗力のもとで十分に耐えることでき、リヤレッグブ
ラケット48からのロアレール14の剥離が十分に防止でき
る。
そして、ロアレール14の側面にリヤレッグブラケット48
が固着されるため、ロアレールの縦壁14aが補強でき
る。そのため、カーブ走行時等における横加速度に対し
ても、ロアレールの縦壁14aが、十分な抵抗力のもとで
支持され、ロアレール14の上端開口の拡開、つまり、ロ
アレールの変形が十分に防止される。従って、ロアレー
ル14、アッパーレール16間において、スチールボール24
が、ずれることなく安定した状態で抱持されるため、ロ
アレールに対するアッパーレールの円滑なスライドが、
常に確保できる。
が固着されるため、ロアレールの縦壁14aが補強でき
る。そのため、カーブ走行時等における横加速度に対し
ても、ロアレールの縦壁14aが、十分な抵抗力のもとで
支持され、ロアレール14の上端開口の拡開、つまり、ロ
アレールの変形が十分に防止される。従って、ロアレー
ル14、アッパーレール16間において、スチールボール24
が、ずれることなく安定した状態で抱持されるため、ロ
アレールに対するアッパーレールの円滑なスライドが、
常に確保できる。
更に、ロアレール14の後方にリヤレッグブラケット48が
突出していないため、リヤシート着座者の足との接触が
防止でき、リヤシート着座者の良好な居住性が十分に確
保できる。
突出していないため、リヤシート着座者の足との接触が
防止でき、リヤシート着座者の良好な居住性が十分に確
保できる。
また、たとえば、ロアレール14の下面、リヤレッグブラ
ケットの底部50間にサポートプレート58を架設、固定す
る構成とすれば、側面でのロアレールの固定に加えて、
下面においても、サポートプレートによって、ロアレー
ルが支持、固定される。つまり、リヤレッグブラケット
48がロアレール14に作用する水平方向の荷重を、サポー
トプレート58が垂直方向の荷重を主としてそれぞれ負担
することによって、ロアレールが確実に支持、固定され
る。そのため、ロアレール14がより安定した状態で、強
固に支持、固定できる。
ケットの底部50間にサポートプレート58を架設、固定す
る構成とすれば、側面でのロアレールの固定に加えて、
下面においても、サポートプレートによって、ロアレー
ルが支持、固定される。つまり、リヤレッグブラケット
48がロアレール14に作用する水平方向の荷重を、サポー
トプレート58が垂直方向の荷重を主としてそれぞれ負担
することによって、ロアレールが確実に支持、固定され
る。そのため、ロアレール14がより安定した状態で、強
固に支持、固定できる。
なお、第2図の参照符号70は、Sばね等よりなるシート
スプリング(図示しない)の端末の係止される係止片を
示す。また、第1図の参照符号72は、シートスプリング
に載置されたクッション体(図示しない)を覆って、シ
ートを形成するトリムカバー(図示しない)の端末を係
止するための係止片である。
スプリング(図示しない)の端末の係止される係止片を
示す。また、第1図の参照符号72は、シートスプリング
に載置されたクッション体(図示しない)を覆って、シ
ートを形成するトリムカバー(図示しない)の端末を係
止するための係止片である。
実施例においては、アッパーレール16がシートクッショ
ンフレーム18の一部を形成する統合化レールとして具体
化されている。しかし、これに限定されず、アッパーレ
ール16が、シートクッションフレーム18と別体に形成さ
れる構成のシートスライド装置としても、同様に構成で
きる。
ンフレーム18の一部を形成する統合化レールとして具体
化されている。しかし、これに限定されず、アッパーレ
ール16が、シートクッションフレーム18と別体に形成さ
れる構成のシートスライド装置としても、同様に構成で
きる。
また、実施例において、シートスライド装置10は、ロア
レール14にアッパーレール16をスライド可能に組込んだ
構成として具体化しているが、これに限定されず、これ
とは逆に、アッパーレールにロアレールを組込んだ構成
としてもよい。
レール14にアッパーレール16をスライド可能に組込んだ
構成として具体化しているが、これに限定されず、これ
とは逆に、アッパーレールにロアレールを組込んだ構成
としてもよい。
なお、実施例のように、リヤレッグブラケット48をロア
レール14の外方側面に固着する構成とすれば、車床12へ
のリヤレッグブラケットの取付作業、つまり、ロアレー
ルの取付作業が容易に行なえる。しかし、これに限定さ
れず、リヤレッグブラケット48をロアレール14の内方側
面に固着する構成としてもよい。このような構成では、
リヤレッグブラケット48が外観上認識されないため、シ
ートの外観品質の向上がはかられる。
レール14の外方側面に固着する構成とすれば、車床12へ
のリヤレッグブラケットの取付作業、つまり、ロアレー
ルの取付作業が容易に行なえる。しかし、これに限定さ
れず、リヤレッグブラケット48をロアレール14の内方側
面に固着する構成としてもよい。このような構成では、
リヤレッグブラケット48が外観上認識されないため、シ
ートの外観品質の向上がはかられる。
ここで、通常、ベルトアンカー36はアッパーレール16の
外方側面に固定されるため、リヤレッグブラケット48を
ロアレール14の外方側面に固着する構成とすれば、リヤ
レッグブラケット、ベルトアンカー間の距離が、アッパ
ーレール、ロアレールの同一側面上での短い距離に設定
できる。そのため、ベルトアンカー36からの牽引力によ
り、アッパーレール16、ロアレール14等がねじられるこ
ともなく、牽引力がリヤレッグブラケットに直接作用し
て車床12に逃がされる。従って、ベルトアンカー36から
の牽引力に対するロアレール14、リヤレッグブラケット
48間の抵抗力が十分に得られ、ロアレールが一層強固に
支持、固定される。
外方側面に固定されるため、リヤレッグブラケット48を
ロアレール14の外方側面に固着する構成とすれば、リヤ
レッグブラケット、ベルトアンカー間の距離が、アッパ
ーレール、ロアレールの同一側面上での短い距離に設定
できる。そのため、ベルトアンカー36からの牽引力によ
り、アッパーレール16、ロアレール14等がねじられるこ
ともなく、牽引力がリヤレッグブラケットに直接作用し
て車床12に逃がされる。従って、ベルトアンカー36から
の牽引力に対するロアレール14、リヤレッグブラケット
48間の抵抗力が十分に得られ、ロアレールが一層強固に
支持、固定される。
更に、実施例においては、リヤレッグブラケット48のみ
をロアレール14の側面に固着している。しかし、これに
限定されず、リヤレッグブラケット48とともに、フロン
トレッグブラケット46をロアレール14の側面に固着する
構成としてもよい。この場合、フロントレッグブラケッ
ト46は、リヤレッグブラケット48と対向するサイドの縦
壁14aに固着するとよい。
をロアレール14の側面に固着している。しかし、これに
限定されず、リヤレッグブラケット48とともに、フロン
トレッグブラケット46をロアレール14の側面に固着する
構成としてもよい。この場合、フロントレッグブラケッ
ト46は、リヤレッグブラケット48と対向するサイドの縦
壁14aに固着するとよい。
また、サポートプレート58の一端は、リヤレッグブラケ
ットの底部50の上面に載置され、ボルト62によるリヤブ
ラケット底部との共締めによって、車床12に固定されて
いる。しかし、これに限定されず、たとえば、サポート
プレート58の一端をリヤレッグブラケット底部50と車床
12との間に介在させ、ボルト62による共締めによって、
車床12に固定する構成としてもよい。また、サポートプ
レート58をリヤレッグブラケット48と一体的に成形する
構成としてもよい。
ットの底部50の上面に載置され、ボルト62によるリヤブ
ラケット底部との共締めによって、車床12に固定されて
いる。しかし、これに限定されず、たとえば、サポート
プレート58の一端をリヤレッグブラケット底部50と車床
12との間に介在させ、ボルト62による共締めによって、
車床12に固定する構成としてもよい。また、サポートプ
レート58をリヤレッグブラケット48と一体的に成形する
構成としてもよい。
なお、実施例においては、自動車等のシートスライド装
置として具体化しているが、これに限定されず、たとえ
ば、電車、飛行機、船舶等のシートに装着されるシート
スライド装置としても、この構成が応用できる。
置として具体化しているが、これに限定されず、たとえ
ば、電車、飛行機、船舶等のシートに装着されるシート
スライド装置としても、この構成が応用できる。
上述した実施例は、この考案を説明するためのものであ
り、この考案を何等限定するものでなく、この考案の技
術範囲内で変形、改造等の施されたものも全てこの考案
に包含されることはいうまでもない。
り、この考案を何等限定するものでなく、この考案の技
術範囲内で変形、改造等の施されたものも全てこの考案
に包含されることはいうまでもない。
上記のように、この考案に係るシートスライド装置によ
れば、ロアレールのリヤレッグブラケットが、ロアレー
ルの縦壁を利用して、ロアレールの後部側面に固着され
ている。つまり、シートの通常の着座位置において、ベ
ルトアンカーは、ロアレールの後部に位置するため、ベ
ルトアンカーとリヤレッグブラケットとが、垂直線上に
近い範囲内に設定される。
れば、ロアレールのリヤレッグブラケットが、ロアレー
ルの縦壁を利用して、ロアレールの後部側面に固着され
ている。つまり、シートの通常の着座位置において、ベ
ルトアンカーは、ロアレールの後部に位置するため、ベ
ルトアンカーとリヤレッグブラケットとが、垂直線上に
近い範囲内に設定される。
そのため、ベルトアンカー、リヤレッグブラケット間の
距離が短くなり、ベルトアンカーに作用する牽引力が、
リヤレッグブラケットから車床に逃げやすくなるととも
に、牽引力に対するリヤレッグブラケット、ロアレール
間の抵抗力が大きくなる。従って、自動車の急停車時、
衝突時等における、前方への慣性力によって、ベルトア
ンカーが前方斜め上方に牽引されても、大きな抵抗力の
もとで十分に耐えることができ、リヤレッグブラケット
からのロアレールの剥離が十分に防止できる。
距離が短くなり、ベルトアンカーに作用する牽引力が、
リヤレッグブラケットから車床に逃げやすくなるととも
に、牽引力に対するリヤレッグブラケット、ロアレール
間の抵抗力が大きくなる。従って、自動車の急停車時、
衝突時等における、前方への慣性力によって、ベルトア
ンカーが前方斜め上方に牽引されても、大きな抵抗力の
もとで十分に耐えることができ、リヤレッグブラケット
からのロアレールの剥離が十分に防止できる。
そして、ロアレールの側面にリヤレッグブラケットが固
着されるため、ロアレールの縦壁が補強できる。そのた
め、カーブ走行時等における横加速度に対しても、ロア
レールの縦壁が、十分な抵抗力のもとで支持され、ロア
レールの上端開口の拡開、つまり、ロアレールの変形が
十分に防止される。従って、ロアレール、アッパーレー
ル間において、スチールボールが、ずれることなく安定
した状態で抱持されるため、ロアレールに対するアッパ
ーレールの円滑なスライドが、常に確保できる。
着されるため、ロアレールの縦壁が補強できる。そのた
め、カーブ走行時等における横加速度に対しても、ロア
レールの縦壁が、十分な抵抗力のもとで支持され、ロア
レールの上端開口の拡開、つまり、ロアレールの変形が
十分に防止される。従って、ロアレール、アッパーレー
ル間において、スチールボールが、ずれることなく安定
した状態で抱持されるため、ロアレールに対するアッパ
ーレールの円滑なスライドが、常に確保できる。
更に、ロアレールの後方にリヤレッグブラケットが突出
しないため、リヤシート着座者の足との接触が防止で
き、リヤシート着座者の良好な居住性が十分に確保でき
る。
しないため、リヤシート着座者の足との接触が防止で
き、リヤシート着座者の良好な居住性が十分に確保でき
る。
また、ロアレールの下面、リヤレッグブラケットの底部
間にサポートプレートを架設、固定しているため、側面
でのロアレールの固定に加えて、下面においても、サポ
ートプレートによって、ロアレールが支持、固定され
る。つまり、リヤレッグブラケットがロアレールに作用
する水平方向の荷重を、サポートプレートが垂直方向の
荷重を主としてそれぞれ負担することによって、ロアレ
ールが支持、固定される。そのため、ロアレールがより
安定した状態で強固に支持、固定できる。
間にサポートプレートを架設、固定しているため、側面
でのロアレールの固定に加えて、下面においても、サポ
ートプレートによって、ロアレールが支持、固定され
る。つまり、リヤレッグブラケットがロアレールに作用
する水平方向の荷重を、サポートプレートが垂直方向の
荷重を主としてそれぞれ負担することによって、ロアレ
ールが支持、固定される。そのため、ロアレールがより
安定した状態で強固に支持、固定できる。
更に、リヤレッグブラケットをロアレールの外方側面に
固着しているため、リヤレッグブラケット、ベルトアン
カー間の距離が、アッパーレール、ロアレールの同一側
面上での短い距離に設定でき、ベルトアンカーからの牽
引力が、リヤレッグブラケットに直接作用して車床に逃
がされる。そのため、ベルトアンカーからの牽引力に対
する抵抗力が十分に得られ、ロアレールが一層強固に支
持、固定できる。
固着しているため、リヤレッグブラケット、ベルトアン
カー間の距離が、アッパーレール、ロアレールの同一側
面上での短い距離に設定でき、ベルトアンカーからの牽
引力が、リヤレッグブラケットに直接作用して車床に逃
がされる。そのため、ベルトアンカーからの牽引力に対
する抵抗力が十分に得られ、ロアレールが一層強固に支
持、固定できる。
リヤレッグブラケットが、ロアレールの後部の外方でそ
の側面に固着されているため、車床へのリヤレッグブラ
ケットの取付作業が容易に行える。特に、サポートプレ
ートの一端をリヤレッグブラケットの底部との共締めに
よって車床に固定しているため、車床へのリヤレッグブ
ラケット、サポートプレートの取付けが一度に行える。
の側面に固着されているため、車床へのリヤレッグブラ
ケットの取付作業が容易に行える。特に、サポートプレ
ートの一端をリヤレッグブラケットの底部との共締めに
よって車床に固定しているため、車床へのリヤレッグブ
ラケット、サポートプレートの取付けが一度に行える。
第1図は、この考案の一実施例に係るシートスライド装
置の概略斜視図、 第2図は、第1図の線II-IIに沿った断面図である。 10シートスライド装置、12:車床、14:ロアレール、14
a:ロアレールの縦壁、16:アッパーレール、18:シー
トクッションフレーム、36:ベルトアンカー、46:フロ
ントレッグブラケット、48:リヤレッグブラケット、5
0:底部、52:折曲側片、58:サポートプレート。
置の概略斜視図、 第2図は、第1図の線II-IIに沿った断面図である。 10シートスライド装置、12:車床、14:ロアレール、14
a:ロアレールの縦壁、16:アッパーレール、18:シー
トクッションフレーム、36:ベルトアンカー、46:フロ
ントレッグブラケット、48:リヤレッグブラケット、5
0:底部、52:折曲側片、58:サポートプレート。
Claims (1)
- 【請求項1】フロント、リヤの一対のレッグブラケット
によって前後端を車床に固定されたロアレールと、シー
トを積載し、前後方向にスライド可能にロアレールに組
込まれたアッパーレールとを備えたシートスライド装置
において、 リヤレッグブラケットは、底部と底部を挟むように上方
に折曲された一対の折曲側片と折曲側片の上端に外方折
曲片とを備えた略U字形状に成形され、外方折曲片をロ
アレールの縦壁に溶着して、リヤレッグブラケットがロ
アレールの後部側面に固着されるとともに、 サポートプレートが、一端を略U字形状のリヤレッグブ
ラケットの底部との共締めによって車床に固定され、他
端をロアレールの下面に固着して、リヤレッグブラケッ
トの底部、ロアレールの下面間に架設されることによっ
て、ロアレールの後部が、側面、下面の双方で支持、固
定されていることを特徴とするシートスライド装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989131588U JPH0623464Y2 (ja) | 1989-11-10 | 1989-11-10 | シートスライド装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989131588U JPH0623464Y2 (ja) | 1989-11-10 | 1989-11-10 | シートスライド装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0369539U JPH0369539U (ja) | 1991-07-10 |
| JPH0623464Y2 true JPH0623464Y2 (ja) | 1994-06-22 |
Family
ID=31679086
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1989131588U Expired - Lifetime JPH0623464Y2 (ja) | 1989-11-10 | 1989-11-10 | シートスライド装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0623464Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010105533A (ja) * | 2008-10-30 | 2010-05-13 | Shiroki Corp | シートトラック装置 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0511737Y2 (ja) * | 1986-12-27 | 1993-03-24 | ||
| JPH0431141Y2 (ja) * | 1987-08-17 | 1992-07-27 |
-
1989
- 1989-11-10 JP JP1989131588U patent/JPH0623464Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0369539U (ja) | 1991-07-10 |
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