JPH0623610U - プレスブレーキのバックゲージ装置 - Google Patents

プレスブレーキのバックゲージ装置

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JPH0623610U
JPH0623610U JP6187392U JP6187392U JPH0623610U JP H0623610 U JPH0623610 U JP H0623610U JP 6187392 U JP6187392 U JP 6187392U JP 6187392 U JP6187392 U JP 6187392U JP H0623610 U JPH0623610 U JP H0623610U
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tip
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receiver
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陽一郎 渡邉
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ワークの折り曲げ位置を容易かつ正確に位置
決めできるバックゲージ装置を提供する。 【構成】 曲げ加工するワーク6の先端をバックゲージ
8aに突き当てることにより、ワーク6の折り曲げ位置
を位置決めするプレスブレーキのバックゲージ装置にお
いて、上記バックゲージ8aの下方に、ワーク挿入方向
へ進退自在で、かつバックゲージ8aに対して上下動自
在なワーク受け16を設けると共に、上記バックゲージ
8aの後方にワークの先端がバックゲージ8aの後方へ
逸れるのを防止するガイド杆20を上下動自在に設けた
もので、バックゲージ8aの板厚を薄くしても、ワーク
受け16によりワーク6の先端がバックゲージ8aの後
方へ逸れることとがないため、無駄な力を入れることな
くワーク6の位置決めが安全に行える。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案はワークの折曲げ位置を位置決めするプレスブレーキのバックゲージ 装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来板状のワーク曲げ加工するプレスブレーキには、ワークの先端を突き当て ることにより折曲げ位置を位置決めするバックゲージ装置が設けられている。 また上記従来のバックゲージ装置には図1の(イ)に示すようにバックゲージ aの下部にワーク受けbを設けて、先端から折曲げ位置までの距離(脚長)Lが 長いワークcを位置決めする場合は、ワークcの先端をワーク受けbで図1の( ロ)に示すように下方から支持することにより、ワークcの先端が下方へ撓むの を防止し、脚長の短いワークcの場合は図1の(イ)に示すようにワークcの先 端をワーク受けbに当接して折曲げ位置を位置決めしている(実開昭55−49 814号、実開昭58−3831号公報、実開昭58−47316号公報など) 。 また従来のバックゲージ装置では、ワークcの先端を突き当てやすくするため にバックゲージaの板厚を10mm程度に設定している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
このため例えば図2の(イ)に示すように段差が10mm以下にZ曲げされた ワークcをさらに曲げ加工すべく曲げ位置を位置決めする場合、ワークcの先端 がバックゲージaに突き当って位置決めができない。 そこで、従来では図2の(ロ)に示すようにバックゲージaの位置を下げて位 置決めを行っており、位置の補正作業が面倒である不具合がある。
【0004】 また図3の(イ)に示すように、先端が90°以上の角度で曲げ加工されたワ ークcをさらに位置決めして曲げ加工する場合、目標とする曲げ位置と実際の曲 げ位置ではL2 −L1 の誤差が発生するため、図3の(ロ)に示すようにバック ゲージaの位置を下げて曲げ位置を位置決めしており、この場合も補正操作が面 倒であると共に、ワークcのコーナをバックゲージaに突き当てる必要があるた め、突き当て操作が難しいなどの不具合もあった。 この考案は上記不具合を改善するためになされたもので、折曲げ位置が容易か つ高精度で位置決めできるプレスブレーキのバックゲージ装置を提供することを 目的とするものてである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この考案は上記目的を達成するために、曲げ加工するワークの先端をバックゲ ージに突き当てることにより、ワークの折り曲げ位置を位置決めするプレスブレ ーキのバックゲージ装置において、上記バックゲージの下方に、ワーク挿入方向 へ進退自在で、かつバックゲージに対して上下動自在なワーク受けを設けると共 に、上記バックゲージの後方にワークの先端がバックゲージの後方へ逸れるのを 防止するガイド杆を上下動自在に設けたものである。
【0006】
【作 用】
上記構成によりバックゲージの板厚を薄くしても、バックゲージの後方へワー クの先端が逸れることももなく、ワークの位置決めが容易かつ精度よく行えるよ うになる。
【0007】
【実 施 例】
この考案の一実施例を図4ないし図10に示す図面を参照して詳述する。 図4において1はバックゲージ装置本体で、図示しないプレスブレーキの折り 曲げ方向と平行するように布設されたガイドレール2に支承されている。 上記本体1はガイドレール2に沿って移動自在なスライド3を有していて、こ のスライド3に螺挿された止ねじ4をハンドル5により回転させて、止ねじ4の 先端をガイドレール3に圧着させることにより、ガイドレール2の任意な位置に スライド3が固定できるようになっていると共に、スライド3にはワーク6の挿 入方向に移動自在なアーム8の基端部が支承されている。 上記アーム8の基端面にはスライド3側に設けられた調整ねじ6の先端が螺合 されていて、ダイアル6aにより調整ねじ6を回転することにより、アーム8が ワーク挿入方向へ微調整できるようになっており、止ねじ7により調整位置に固 定できるようになっている。
【0008】 一方上記アーム8の中間部にはブラケット10を介してモータ11が取付けら れている。 上記モータ11はアーム8とブラケット10の間に縦方向に支承されたボール ねじ軸12に歯車11a,11bを介して連動されていて、モータ11によりボ ールねじ軸12が回転できるようになっていると共に、上記ボールねじ軸12に 、ほぼL字形をなす支持部材15の屈曲側端部に固着されたナット14が螺合さ れていて、ボールねじ軸12の回転により支持部材15が上下動されるようにな っている。
【0009】 上記支持部材15の屈曲部15aにはブラケット10に上下方向に布設された ガイドレール10aに摺動案内されるガイド片15bが取付けられていると共に 、支持部材15の先端側には図6に示すようにT溝15cが形成されていて、こ のT溝15cに支持部材15の上側に設けられたワーク受け16のガイド部16 aが摺動自在に嵌合されている。 そして上記ワーク受け16の底面にはT溝15cと平行するようラック17が 布設されていて、このラック17に支持部材15の先端側下面に取付けられたモ ータ18のピニオン19が螺合されていて、モータ18によりT溝15cに案内 されてワーク受け16が進退自在となっている。
【0010】 また上記アーム8の先端はバックゲージ8aとなっていて、このバックゲージ 8aにワーク6の先端を突き当てることにより、折り曲げ位置が位置決めできる ようになっており、バックゲージ8aの後方には、アーム8の先端部を上下方向 に貫通するように丸棒状のガイド杆20が設けられている。 上記ガイド杆20の外周部にはラック20aが形成されていて、このラック2 0aに支持部材15の下面に設けられたピニオン21が噛合されている。 上記ピニオン21は支持部材15の下面に取付けられたモータ22にタイミン グベルト23を介して接続されていて、モータ22により上記ガイド杆20が上 下動できるようになっていると共に、ワーク受け16のガイド杆20が貫通する 部分は長孔16bとなっていて、ワーク受け16が進退する際ガイド杆20と干 渉しないようになっている。
【0011】 次に図7ないし図10も参照して作用を説明すると、ワーク6の折り曲げ加工 に当って、予め図示しないNC装置に、折り曲げるべきワーク6の板厚や材質、 折り曲げ位置などの情報を入力しておくことにより、バックゲージ装置本体1が NC装置より出力される制御信号により制御されてバックゲージ8aが所定位置 へ位置決めされるので、プレスブレーキの手前側よりバックゲージ装置本体1へ 向けてワーク6を挿入し、バックゲージ8aに図8の(イ)に示すようにワーク 6の先端を突き当てて折り曲げ位置を位置決めする。 このとき折り曲げるべきワーク6の脚長によりモータ18が次のよう制御され る。
【0012】 すなわちNC装置より図7に示す制御系偏差カウンタ25へ目標値が入力され ると、偏差カウンタ25は検出部28が検出してフィードバックされた受け体1 6の位置と入力された目標値を比較してその偏差を算出する。 算出された偏差はD/Aコンバータ26によりデジタル値に変換された後サー ボアンプ27により増幅されてモータ18へ出力され、脚長が長いワーク6を折 り曲げる場合は図8の(イ)に示すようにワーク受け16を突出して、ワーク6 の先端を下方より支持し、ワーク6の先端が確実にバックゲージ8aに突き当た るようにする。
【0013】 また脚長の短いワーク6の場合は、図8の(ロ)に示すようにワーク受け16 を退入して、ワーク受け16が下型30と干渉しないようにする。 以上のようにしてワーク6の先端をバックゲージ8aに突き当て折り曲げ位置 を位置決めしたら、図示しない上型を下降させることにより、下型30との間で ワーク6の折り曲げ加工を行う。
【0014】 次に先端がすでに折り曲げ加工されたワーク6をさらに曲げ加工する場合につ いて説明する。 脚長の精度を余り必要としないワーク6の折り曲げ加工の場合、NC装置より 入力されるデータにより制御系がモータ11を回転させ、これによってねじ軸1 2が回転されて、ねじ軸12に螺合された支持部材15が下降され、バックゲー ジ8aに対してワーク受け16が図9の(イ)に示すように下降される。 この状態でワーク6の先端をバックゲージ8aに突き当てることにより、ワー ク6の先端がバックゲージ8aより外れることが少ないので、ワーク6の位置決 めが容易に行えるようになる。
【0015】 また脚長に精度を必要とする場合はNC装置より入力されるデータを基に制御 系がモータ22を制御して、ガイド杆20を図9の(ロ)に示すように上昇させ る。 これによってワーク6の先端をバックゲージ8aに突き当てる際、ワーク先端 がバックゲージ8aより逸脱してもガイド杆20が後方へワーク6の先端が外れ るのを阻止するため、ワーク6の精度の高い位置決めが安全かつ容易に行えるよ うになる。 さらにワーク6の先端が図10の(イ)に示すようにすでにZ曲げされている 場合も、同様にして位置決めを行うことができる。
【0016】 一方すでに先端がZ曲げされたワーク6で、図10の(ロ)に示すようにZ曲 げ位置から先端までの距離が長い場合は、NC装置より入力されるデータにより 制御系がモータ22を逆転させる。 これによってガイド杆20が下限位置まで下降されるため、ワーク6の先端が ガイド杆20と干渉することなくワーク6の位置決めが行えるようになる。 なお制御系については上記実施例のものに限定されることはなく、パルスモー タやドライブユニットを使用したオープンループ制御系を採用してもよい。
【0017】
【考案の効果】
この考案は以上詳述したように、脚長に応じてワーク受けが進退するようにし たことから、脚長の長い折り曲げに対して、ワークの先端が下方へ撓むことがな いと共に、脚長の短い曲げ加工に対してもワーク受けが下型などと干渉すること がない。 またバックゲージに対してワーク受けが上下動自在となっているので、バック ゲージの板厚を薄くしてもワーク先端の突き当てが容易となり、これによって作 業性が向上する。 さらにバックゲージの後方にガイド杆を上下動自在に設けて、ワークの先端が バックゲージの後方へ逸れるのを防止するようにしたことから、バックゲージの 板厚が薄くでき、これによって、すでに先端が曲げ加工されたワークに対しても ワーク受けを使用してワークの位置決めが精度よく行えると共に、バックゲージ の高さを補正する作業も必要としないので、操作性も大幅に向上する。 しかもバックゲージの板厚を薄くすることにより、上型との干渉を少なくする ことができるため、作業中バックゲージと上型が干渉してバックゲージが破損し 、周囲に破片が飛散して作業者に危険が及ぶなどの不具合も解決することができ る。
【図面の簡単な説明】
【図1】(イ)及び(ロ)は従来のバックゲージ装置の
説明図である。
【図2】(イ)及び(ロ)は従来のバックゲージ装置で
Z曲げされたワークを位置決めする際の説明図である。
【図3】(イ)及び(ロ)は従来のバックゲージ装置の
作用説明図である。
【図4】この考案の一実施例になるプレスブレーキのバ
ックゲージ装置を示す一部切欠側面図である。
【図5】この考案の一実施例になるバックゲージ装置の
平面図である。
【図6】図4のA−A線に沿う拡大断面図である。
【図7】この考案の一実施例になるバックゲージ装置の
制御系を示すブロック図である。
【図8】(イ)及び(ロ)はこの考案の一実施例になる
バックゲージ装置の作用説明図である。
【図9】(イ)及び(ロ)はこの考案の一実施例になる
バックゲージ装置の作用説明図である。
【図10】(イ)及び(ロ)はこの考案の一実施例にな
るバックゲージ装置の作用説明図である。
【符号の説明】
6…ワーク、8a…バックゲージ、16…ワーク受け、
20…ガイド杆。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 曲げ加工するワーク6の先端をバックゲ
    ージ8aに突き当てることにより、ワーク6の折り曲げ
    位置を位置決めするプレスブレーキのバックゲージ装置
    において、上記バックゲージ8aの下方に、ワーク挿入
    方向へ進退自在で、かつバックゲージ8aに対して上下
    動自在なワーク受け16を設けると共に、上記バックゲ
    ージ8aの後方にワークの先端がバックゲージ8aの後
    方へ逸れるのを防止するガイド杆20を上下動自在に設
    けてなるプレスブレーキのバックゲージ装置。
JP6187392U 1992-09-02 1992-09-02 プレスブレーキのバックゲージ装置 Expired - Lifetime JP2569049Y2 (ja)

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