JPH0623651A - 被削材の切削加工方法およびその装置 - Google Patents

被削材の切削加工方法およびその装置

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JPH0623651A
JPH0623651A JP18102392A JP18102392A JPH0623651A JP H0623651 A JPH0623651 A JP H0623651A JP 18102392 A JP18102392 A JP 18102392A JP 18102392 A JP18102392 A JP 18102392A JP H0623651 A JPH0623651 A JP H0623651A
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Koji Kokado
孝司 古角
Yuji Nagano
裕二 長野
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ワークピースに切削工具で切削加工を行なっ
ているときに、ワークピースの加工位置に向けて切削油
をかけているが、従来はこの切削油の量は切削長の変化
に関係なく絶えず余分の一定量をかけていたため、ワー
クピースと切削油との衝突によってワークピースの近傍
に切削油が飛散して例えば床面を汚したりして悪環境を
及ぼしていた問題を解消するようにした。 【構成】 ワークピースWの切削を行なう際に、ワーク
ピースWに例えば予め設定された所定時間切削後におけ
るワークピースWに対する切削工具の切込み位置を検出
し、この検出された切削工具の切込み位置におけるワー
クピースWの切削長を演算処理装置93で演算したり、
又は2データベース99より求めて、この求めた切削長
の変化に応じてワークピースWの切削位置に向けてかけ
る切削油の量を変化させて切削加工を行なうようにした
ことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ワークピースに切削
工具で切削加工を行なう際、ワークピースの切削位置に
向けてかける切削油量を切削長、切削抵抗などの変化に
応じて調整可能にした被削材の切削加工方法およびその
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、被削材の切削加工装置としての例
えば旋盤や鋸盤などで、ワークピースに切削加工を行な
っているときに、ワークピースの大きさなどによる切削
長、切削抵抗等の変化に関係なく、ワークピースの切削
位置に向けて絶えず一定の切削油量をかけて切削加工を
行なっているのが一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したご
とく、従来の方法によると、ワークピースの大きさなど
による切削長の変化に関係なく、絶えず一定の切削油量
をかけているので、例えば径が大きいワークピースでは
大きな熱量が発生するため、切削油量は大量に必要であ
るが、径が小さいワークピースでは径が大きいワークピ
ースと同等の切削油量は必要でなく、過量すぎている。
このため、ワークピースと切削油との衝突によって切削
加工されているワークピースの近傍に切削油が飛散して
例えば床面を汚したりして悪環境になるという問題があ
った。
【0004】また、切削油としての例えばオイルミスト
は高価であるため、切削長などの切削条件に合わせて使
用しないと無駄が多いという問題があった。
【0005】この発明の目的は、上記問題点を改善する
ため、切削加工中にワークピースの加工位置に向けて切
削油をかける際に、切削条件に合わせて最適な切削油量
を使用し、切削油の飛散が制御され、良好な環境でもっ
て切削加工を可能にした被削材の切削加工方法およびそ
の装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明は、切削工具によりワークピースの切削を
行なう際に、上記ワークピースの大きさ或いは切削長の
変化に対応して、ワークピースの切削部分へ供給する切
削油の量を変化させて切削する被削材の切削加工方法で
ある。
【0007】また、この発明は、ワークピースの切削を
行なう際に、ワークピースに対する切削工具の切込み位
置を検出し、この検出された切削工具の切込み位置にお
けるワークピースの切削長に応じて、又は前記切込み位
置に応じてワークピースの切削位置に向けてかける切削
油の量を変化させて切削を行なう被削材の切削加工方法
である。
【0008】また、この発明は、ワークピースの切削を
行なう際に、所定切削長、切削抵抗、切断面積、工具摩
耗量、鋸速もしくは切込み速度またはこれらのファクタ
ーをいくつか組合せたものを検出あるいは算出し、この
検出あるいは算出されたデータに基づいて、切削油の量
を変化させて切削を行なう被削材の切削加工方法であ
る。
【0009】また、この発明は、切削工具によりワーク
ピースの切削を行なう際に、ワークピースに対する切削
工具の切削作動開始時から適宜時間経過後に、この時間
経過に応じて切削部へ供給する切削油の量を連続的ある
いは断続的に制御して切削を行なう被削材の切削加工方
法である。
【0010】さらに、この発明は、ワークピースに対す
る切削工具の切込み位置を検出する切込み位置検出装置
と、この切込み位置検出装置で検出された切削工具の切
込み位置に基づいて切削長を求める切削長算出装置と、
この切削長算出装置で算出された切削長に対応した切削
油量がファイルされている切削油量データベースと、こ
の切削油量データベースで求められた切削油の量に基づ
き切削位置に向けてかける切削油ノズルの切削油量を制
御する切削油量制御装置と、を備えて被削材の切削加工
装置を構成した。
【0011】また、ワークピースの径あるいは幅に応じ
て位置調節される可動鋸刃ガイド又は可動バイスジョー
の位置に応じて切削油量を制御する制御装置を備えて被
削材の切削加工装置を構成した。
【0012】
【作用】この発明の被削材の切削加工方法およびその装
置を採用することにより、ワークピースの切削を行なう
際に例えばワークピースに対する切込み位置が切込み位
置検出装置で検出される。この切込み位置検出装置で検
出された切削工具の切込み位置に基づいて切削長算出装
置で切削長が演算処理されたり、あるいは予めファイル
されている切込み位置と切削長とのデータベースにより
求められる。この求められた切削長の変化に応じて、又
は切込み位置に応じて切削油の量が制御装置により制御
されて切削油ノズルからワークピースの加工位置に向け
て適正な切削油量がかけられる。
【0013】または、所定位置における切削長、切削抵
抗、切断面積、工具摩耗量、鋸速または切込み速度ある
いはこれらのファクターをいくつか組合せたものを検出
あるいは算出し、この検出あるいは算出されたデータに
基づいて、切削油量が適正にかけられる。
【0014】したがって、ワークピースの加工位置にか
けられる切削油の量は切削長の変化などに応じて制御さ
れるので、余分にかけ過ぎたり、少なかったりすること
なく適正な切削油の量となる。その結果、ワークピース
の加工位置の近傍例えば床面に飛散せず床面を汚すよう
なことがなくなると共に切削中の環境が従来よりも良好
となる。
【0015】
【実施例】図1を参照するに、本実施例においては、本
発明を実施する望ましい切削加工装置として横型帯鋸盤
1を例示するけれども、鋸盤としは竪型の帯鋸盤や丸鋸
盤等においても容易に実施可能である。
【0016】横型帯鋸盤1の主要な構成は既に公知であ
るので、図1には横型帯鋸盤1を概略的に図示し、本実
施例に係る構成について概略的に説明する。
【0017】横型帯鋸盤1におけるベース3上には、ワ
ークピースWを挾持固定自在の固定バイスジョー5f、
可動バイスジョー5mを備えてなるバイス装置5が装着
してあると共に、切削工具としての鋸刃7を備えたカッ
ティングヘッド9が上下動自在に設けられている。
【0018】より詳細には、本実施例においては、カッ
ティングヘッド9はヒンジピン11を介して上下に回動
自在に支承されており、このカッティングヘッド9を上
下動するために、前記ベース3に装着した昇降用油圧シ
リンダ13のピストンロッド15がカッティングヘッド
9に枢支連結してある。したがって、上記昇降用油圧シ
リンダ13に圧油を供給することによりカッティングヘ
ッド9が上昇され、昇降用油圧シリンダ13から圧油を
排出することによりカッティングヘッド9が上昇位置か
ら下降される。この際、油圧回路(図示省略)における
流量制御弁(図示省略)を適宜に制御して、昇降用油圧
シリンダ13から排出される圧油の排出量を制御するこ
とにより、カッティングヘッド9の下降速度、換言すれ
ばワークピースWに対する鋸刃7の切込み速度を制御す
ることができる。
【0019】前記ワークピースWに対する鋸刃7の切込
み位置を検出するために、切込み位置検出装置23が設
けられている。すなわちこの実施例においては、前記ヒ
ンジピン11にセクターギア25が取付けてあり、この
セクターギア25には、ロータリーエンコーダ27にお
けるギアが噛合してある。そして、上記ロータリーエン
コーダ27は、インタフェース29を介してCNCなど
のごとき制御装置19に接続してある。
【0020】したがって、カッティングヘッド9の上下
動に連動してロータリーエンコーダ27が回転されるの
で、ロータリーエンコーダ27から出力されるパルス数
を計数し、適宜に演算処理することにより、カッティン
グヘッド9の上下動位置、すなわちワークピースWに対
する鋸刃7の切込み位置を正確に検出することができ
る。なお、本実施例においては切込み位置はヒンジピン
11のヒンジ角で検出されるものである。
【0021】前記カッティングヘッド9には、鋸刃7を
掛回するための駆動ホイール31が駆動軸33を介して
回転自在に支承されると共に、従動ホイール35が従動
軸37を介して回転自在に支承されている。したがっ
て、駆動ホイール31を適宜に駆動して、鋸刃7を走行
駆動せしめると共に、前述したようにカッティングヘッ
ド9を下降してワークピースWに対して鋸刃7が切込み
を行なうことにより、ワークピースWの切削加工が行な
われる。
【0022】上記駆動ホイール31を回転駆動するため
に、駆動軸33はベルト伝動機構のごとき伝動機構39
を介してサーボモータ41の出力軸43と連動連結して
ある。上記サーボモータ41の回転を制御して鋸刃7の
移動速度(切削速度)を制御するために、サーボモータ
41には回転制御装置45が接続してある。この回転制
御装置45は前記制御装置19に接続してあり、制御装
置19から入力される制御データに基づいてサーボモー
タ41の回転を制御するよう構成してある。
【0023】前記鋸刃7によるワークピースWの切削時
における切削抵抗の主分力(鋸刃7の走行方向の切削抵
抗)を検出するために、前記サーボモータ41の出力軸
43には、例えばトルク検出器のごとき回転センサ47
が設けられており、この回転センサ47は、インタフェ
ース49を介して前記制御装置19に接続してある。
【0024】したがって、鋸刃7によりワークピースW
の切削を行なっているときに、切削抵抗の変化によりサ
ーボモータ41の回転が変化すると、この回転の変化が
回転センサ47によって検出される。そして、回転セン
サ47からは切削抵抗の主分力に応じた信号が出力さ
れ、インタフェース49を介して制御装置19に入力さ
れるので、適宜に演算処理することにより、切削抵抗の
主分力が検出される。なお、切削抵抗の主分力を検出す
る構成としては、サーボモータ41の電流、電力等を検
出する構成とすることも可能である。
【0025】さらに前記横型帯鋸盤1には、鋸刃7がワ
ークピースWを切削する切削領域において鋸刃7の歯先
を垂直下方向へ向けて案内する可動鋸刃ガイド51m
が、ワークピースWの径あるいは幅に応じて固定鋸刃ガ
イド51fとの間隔を調節可能に設けられている。
【0026】鋸刃ガイド51m,51fには、鋸刃7を
挾持して案内する側面ガイド(図示省略)が設けられて
いると共に、鋸刃7の背面を案内支持する背面押え部材
53が上下動可能に設けられている。この背面押え部材
53は、鋸刃7の背面に当接されている。上記背面押え
部材53の上面には、例えば圧電素子、ロードセル等の
ごとき背分力検出センサ57が設けられている。この背
分力検出センサ57は、インタフェース59を介して制
御装置19に接続してある。
【0027】したがって、ワークピースWを切削すべ
く、前述したようにカッティングヘッド9を下降せしめ
ると、鋸刃7によるワークピースWの切削時における切
削抵抗の背分力が検出できる。
【0028】なお、切削抵抗の背分力は、前記昇降用シ
リンダ13に圧力計61を接続し、この圧力計61をイ
ンタフェース63を介して制御装置19に接続する構成
としても検出することができる。
【0029】前記カッティングヘッド9にはブラケット
67を介して切削油ノズル69がワークピースWの加工
位置に向けて設けられている。この切削油ノズル69に
は配管71の一端が接続されていると共に配管71の他
端は切削油タンク73に接続されている。前記配管71
の途中には切削油ノズル69側から制御弁75、ポンプ
77が設けられている。制御弁75には制御弁75の開
閉を行なう開閉用モータ79が、ポンプ77には駆動モ
ータ81が連動連結されている。
【0030】開閉用モータ79、駆動モータ81はイン
ターフェース83,85を介して前記制御装置19に接
続されている。この制御装置19にはワークピースWに
切削加工を開始してから切削時間を計測するための時計
87が接続されている。
【0031】また、制御装置19には、ワークピースW
の材質、形状その他を入力するためのキーボードのごと
き入力装置89が接続されていると共に、測定された背
分力、主分力などのデータを表示するCRTなどの出力
装置91が接続されている。さらに、制御装置19には
例えばワークWに切削加工を開始してから切削時間を時
計87で計測すると共に前記切込み位置検出装置23で
切込み位置を検出し、この計測された切削時間、検出さ
れた切込み位置およびワークピースWの形状などのデー
タを基にして切削長を演算処理する切削長算出装置93
が接続されている。
【0032】前記制御装置19にはワークピースWの材
質、形状などを基にして予め設定された切削条件データ
を格納しておく切削条件メモリ95が接続されていると
共に、所定の切削時間における切込み位置と切削長との
関係が予め求められて、切込み位置と切削長との関係が
ファイルされた第1データベース97が接続されてい
る。さらに、制御装置19には予め設定された切削長と
切削油量との関係がファイルされている第2データベー
タ99が接続されている。
【0033】今、入力装置89から、これから切削加工
すべきワークピースWの形状並びに材質を制御装置19
に入力すると、切削条件メモリ95からこの入力したワ
ークピースWの形状並びに材質に基づき予め設定された
最適な切削条件が選び出される。上記ワークピースW
が、例えば図2に示すような丸棒の場合には、第1、第
2データベース97,99からこの入力したワークピー
スWの形状並びに材質に基づき予め設定された切込み位
置と切削油量との関係が図3のごとく選び出される。
【0034】このような状態において、切削加工が開始
され、切削加工開始点H0では切削長は図2に示したご
とく切削長L=0であると共に、制御装置19からイン
タェース83,85を介して開閉用モータ79、駆動モ
ータ81の少なくとも一方あるいは両方を制御すること
によって制御弁75、ポンプ77が制御されて図3に示
したごとく切削油量(圧力、流量)が切削油ノズル69
からワークピースWの切削位置(加工位置)にかけられ
る。
【0035】切削加工が切削加工開始点H0から開始し
続けると、時計87で切削時間が計測されると共に切込
み位置検出装置23で切込み位置が検出されて制御装置
19から第1データベース97へ送り込まれてその時の
切込み位置(例えばH1,H2,H3,…,Hn)にお
ける切削長(例えばL1,L2,L3,…,Ln)が求
められる。この求められた切削長が第2データベース9
9に送り込まれて、そのときの切削長に対する切削油量
がその都度求められる。
【0036】各切込み位置における求められた切削油量
に基づきインタフェース83,85を介して開閉用モー
タ79、駆動モータ81の回転を制御することにより制
御弁75、ポンプ77が制御され、切削長に対応した切
削油量(圧力、流量)が切削油ノズル69からワークピ
ースWの各切削位置にかけられるのである。
【0037】このように、ワークピースWの切削加工が
開始され、切削加工中における図2に示したごとき、予
め設定した各切込み位置を切込み位置検出装置23で検
出し、この検出された各切込み位置に基づき、図3に示
した関係から切削油量を求め、さらに制御弁75、ポン
プ77を制御することによって切削油ノズル69から切
削油の量をワークピースWの各切削位置に連続的あるい
は断続的にかけることができる。
【0038】したがって、ワークピースWの切削長或は
ワークピースWに対する切込み位置に応じての切削油量
が切削位置へ供給されることとなり、切削油がワークピ
ースWの近傍例えば床面まで飛散せず汚れないで済み、
良好な環境をもって切削加工を行なうことができる。さ
らにワークピースWに最適な切削油の量がかけられるの
でワークピースW並びに鋸刃7の良好な冷却作用が行な
われると共に、切削油の使用量の無駄がなくなり、しか
も切削油量の使用量を従来よりも減少させることができ
る。
【0039】なお、切削油の供給量の制御は、切削長の
変化に応じて時々刻々制御しても良いし、切削長が所定
の割合あるいは所定長さ変化する毎に時々制御しても良
いものである。
【0040】また、ワークピースWの切削を行なう際
に、所定位置における切削長、切削抵抗、鋸速または切
込み速度あるいはこれらのファクターをいくつか組合せ
たものを上述した各検出装置で検出する。この検出され
た検出データと、予め設定されている切削長、切削抵
抗、鋸速、切込み速度あるいはいくつか組合せたものと
切削油量との関係データとを比較して適正な切削油量に
変化させて切削するようにしてもよい。この場合、切削
抵抗、鋸速、切込み速度が大きくなると、発熱も大きく
なるので、切削油の量もそれぞれの増大に応じて多くす
ることが望ましいものである。
【0041】ワークピースWの切削時における切削抵抗
は、形状、寸法等が同一であっても、ワークピースWの
材質により相違するものであり、易削材よりも難削材ほ
ど切削抵抗が大きくなり発熱も大きくなるので、難削材
ほど切削油を多く切削部へ供給することが望ましい。す
なわち、ワークピースWの材質に応じて切削油の量を制
御することが望ましいものである。
【0042】さらに、所定位置における切断面積または
工具摩耗量の累積を算出する。この算出された算出デー
タと、予め設定されている切断面積、工具摩耗量と切削
油量との関係データとを比較して適正な切削油量を変化
させて切削するようにしてもよい。この場合、切断面
積、工具摩耗量の増大に応じて切削油量を増加すること
が望ましい。これらは、上述した実施例と同様の効果を
奏するものである。
【0043】なお、この発明は、前述した実施例に限定
されることなく、適宜の変更を行なうことによって、そ
の他の態様で実施し得るものである。例えば、検出され
た各切込み位置における切削長を第1データベース97
に予め格納した切込み位置と切削長との関係で求める例
で説明したが、検出された各切込み位置に基づき、その
都度切削長算出装置93により演算処理して求めても構
わない。鋸刃7の違い(切粉の形状違い)や鋸刃7の摩
耗量を検出して切削油量を変化させ制御しても対応可能
である。さらに、ワークピースWに対する切削工具の切
削作動開始時からタイマーなどで適宜時間経過後に切削
部へ供給する切削油の量を連続的あるいは断続的に変化
させつつ切削を行なうようにしても対応可能である。
【0044】また、ワークピースWの径、大きさが変っ
た場合には鋸刃ガイド51mまたはバイスジョー5mを
自動的にあるいは手動で調整するので、その調整時に、
ワークピースWの径、大きさに対応して切削油の供給量
を自動的あるいは手動的に調整することが望ましい。
【0045】この場合、例えば上記鋸刃ガイド51mま
たはバイスジョー5mと適宜に連動して上記鋸刃ガイド
51m又はバイスジョー5mの位置を検出し、その検出
位置に応じて前記制御弁75の開度あるいはモータ81
の回転を制御する構成とすることが望ましい。この場
合、図4に示すように(図4にはバイスジョー5mの場
合を示す)、上記鋸刃ガイド51m又はバイスジョー5
mに例えばラック、ピニオン等を介して適宜に連動して
位置を検出するセンサSを設け、このセンサSの検出値
に基いて前記制御装置19が前述したようにモータ7
9,81を制御する構成によって容易に行ない得るもの
である。
【0046】また、上記センサSに代えて制御弁75が
鋸刃ガイド又はバイスジョーの位置変化に直接連動する
構成とすることも可能である。この場合、上記センサS
に代えて制御弁75を設ければ良いものである。さら
に、連動機構としては、ラック、ピニオンに限ることな
く、例えばリンク機構、カム機構などの適宜の連動機構
を採用することも可能である。
【0047】さらに、図5に示すように、ワークピース
Wの切削長を直接的に検出して制御弁75の開度を制御
する構成とすることも可能である。この図5の実施例に
おいては、鋸刃ガイド51m,51fの適宜一方に取付
けたブラケット101に鋸刃7と平行なガイド103を
設け、このガイド103に先端部がワークピースWに接
触自在のスライダ105を摺動可能に支持してある。
【0048】上記スライダ105の先端部には接触ロー
ラ107が回転自在に取付けてあり、かつ張設したスプ
リング109によってスライダ105はワークピースW
の方向へ常に付勢されている。そして、上記スライダ1
05には例えばパルスエンコーダのごとき検出器111
の回転軸に取付けたピニオン、ローラのごとき回転子1
13が圧接してある。
【0049】上記構成により、スライダ105の移動量
を検出器111により直接的に検出することができる。
換言すれば、鋸刃ガイド51m,51fが下降してワー
クピースWに対する鋸刃7の切込みが進行するに従っ
て、スライダ105がワークピースWの外形に応じて移
動することとなり、このスライダ105の移動量を検出
器111により検出することにより、ワークピースWの
切削長の変化を検出できることとなる。
【0050】したがって、前記検出器111の検出に応
じて前記制御弁75の開度を制御することにより、切削
長の変化に対応してワークピースWの切削部分へ供給す
る切削油の量を制御できるものである。
【0051】また、上記検出器111に代えて制御弁7
5を直接設けて、前記スライダ105と制御弁75が直
接連動する構成とすることも可能である。
【0052】なお、例えば丸棒のごとく断面形状が中央
を境界として対称形であり、切削長の変化態様が中央を
境にして対称形である場合には、中央部までの切削長の
変化を制御装置のメモリに記憶し、中央部から後半の切
削時には、上記メモリの記憶を逆に実行する態様とする
ことも可能である。なお、この場合、切削長の検出は、
前半だけで良いことは勿論である。
【0053】また、鋸刃ガイド又はバイスジョーの位置
変化に対応して、切削油ノズル69の位置を変えて最適
な切削位置に切削油量をかけるようにすることも望まし
いものである。なお、切削油ノズル69の位置は、従来
と同様に鋸刃ガイドに設けても良いものである。
【0054】なお、ワークピースとしてパイプやH形鋼
などの場合は、その形状、大きさ、肉厚などをデータベ
ース化しておくことにより、切削工具が所定位置に位置
するときの切削長を演算することができる。また切削工
具の位置と切削長との関係を予めデータベース化してお
くこともできる。よって、ワークピースの形状等が種々
の場合にも、切削長、切削位置等に対応して切削油量を
制御することができる。
【0055】また、切削開始時から所定時間経過後にお
ける切削工具の切削位置も予めデータベース化しておく
ことが可能であるので、切削時間と切削油量との関係を
データベース化することができ、切削時間に対応して切
削油量を制御することができる。
【0056】さらに、切削油としてはクーラントなどの
液体の他にオイルミストであっても対応可能である。
【0057】前述したように、ノズル69からワークピ
ースWの切削位置へ切削油を噴射するとき、前記制御弁
75の開度または噴射する切削油量を表示装置(図示省
略)に表示することが望ましい。このように構成するこ
とにより、切削油量を目視により確認することができ
る。
【0058】
【発明の効果】以上のごとき実施例の説明より理解され
るように、この発明によれば、特許請求の範囲に記載さ
れたとおりの構成であるから、ワークピースに切削加工
を行なったときに、切削油ノズルから最適な切削油の量
をワークピースの加工位置にかけることができ、切削油
の飛散がなくなり汚れずに済み、良好な環境でもって切
削加工を行なうことができる。また、切削油量の使用量
の無駄がなくなり、切削油の使用量を従来よりも減少さ
せることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明を横型帯鋸盤に実施した場合を示し、
帯鋸盤を概略的に示すと共に制御系をブロック化して示
した概念的な構成ブロック図である。
【図2】ワークピースに切削加工を行なう際の切込み位
置と切削長を説明する説明図である。
【図3】第1データベースに予め設定して格納されてい
る一例のワークピースにおける切込み位置と切削油量と
の関係を示す説明図である。
【図4】ワークピースの大きさに対応して切削油量を制
御する構成の1例を示す説明図である。
【図5】切削長の変化を検出する1例を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
1 横型帯鋸盤 7 鋸刃 21 CPU 23 切込み位置検出装置 27 ロータリーエンコーダ 69 切削油ノズル 75 制御弁 77 ポンプ 79 開閉用モータ 81 駆動モータ 87 時計 89 入力装置 93 演算処理装置 95 切削条件メモリ 97 第1データベース 99 第2データベース

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 切削工具によりワークピースの切削を行
    なう際に、上記ワークピースの大きさ或いは切削長の変
    化に対応して、ワークピースの切削部分へ供給する切削
    油の量を変化させて切削することを特徴とする被削材の
    切削加工方法。
  2. 【請求項2】 ワークピースの切削を行なう際に、ワー
    クピースに対する切削工具の切込み位置を検出し、この
    検出された切削工具の切込み位置におけるワークピース
    の切削長に応じて、又は前記切込み位置に応じてワーク
    ピースの切削位置に向けてかける切削油の量を変化させ
    て切削を行なうことを特徴とする被削材の切削加工方
    法。
  3. 【請求項3】 ワークピースの切削を行なう際に、所定
    切削長、切削抵抗、切断面積、工具摩耗量、鋸速もしく
    は切込み速度またはこれらのファクターをいくつか組合
    せたものを検出あるいは算出し、この検出あるいは算出
    されたデータに基づいて、切削油の量を変化させて切削
    を行なうことを特徴とする被削材の切削加工方法。
  4. 【請求項4】 切削工具によりワークピースの切削を行
    なう際に、ワークピースに対する切削工具の切削作動開
    始時から適宜時間経過後に、この時間経過に応じて切削
    部へ供給する切削油の量を連続的あるいは断続的に制御
    して切削を行なうことを特徴とする被削材の切削加工方
    法。
  5. 【請求項5】 ワークピースの切削を行なう際に、上記
    ワークピースの材質に応じて切削部へ供給する切削油の
    量を制御して切削を行なうことを特徴とする被削材の切
    削加工方法。
  6. 【請求項6】 ワークピースに対する切削工具の切込み
    位置を検出する切込み位置検出装置と、この切込み位置
    検出装置で検出された切削工具の切込み位置に基づいて
    切削長を求める切削長算出装置と、この切削長算出装置
    で算出された切削長に対応した切削油量がファイルされ
    ている切削油量データベースと、この切削油量データベ
    ースで求められた切削油量に基づき切削位置に供給する
    切削油量を制御する切削油量制御装置と、を備えてなる
    ことを特徴とする被削材の切削加工装置。
  7. 【請求項7】 ワークピースの径あるいは幅に応じて位
    置調節される可動鋸刃ガイド又は可動バイスジョーの位
    置に応じて切削油量を制御する制御装置を備えてなるこ
    とを特徴とする被削材の切削加工装置。
  8. 【請求項8】 切削工具によりワークピースの切削を開
    始したときからの経過時間を計時する時計と、この時計
    の計時時間に対応して切削油量を制御する切削油量制御
    装置とを備えてなることを特徴とする被削材の切削加工
    装置。
  9. 【請求項9】 ワークピースに対する切削工具の相対的
    な切込みに応じて上記ワークピースの切削長の変化を直
    接的に検出する検出手段と、この検出手段の検出に対応
    して切削油の流量を制御される制御弁とを備えてなるこ
    とを特徴とする被削材の切削加工装置。
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