JPH0623672Y2 - 車両用窓ガラス防振装置 - Google Patents

車両用窓ガラス防振装置

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JPH0623672Y2
JPH0623672Y2 JP1988003728U JP372888U JPH0623672Y2 JP H0623672 Y2 JPH0623672 Y2 JP H0623672Y2 JP 1988003728 U JP1988003728 U JP 1988003728U JP 372888 U JP372888 U JP 372888U JP H0623672 Y2 JPH0623672 Y2 JP H0623672Y2
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JP
Japan
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window glass
movable member
door
glass
stabilizer
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JP1988003728U
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賢司 小橋
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Toyota Motor Corp
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Toyota Motor Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は自動車のサイドドア等に配置されて窓ガラスの
振動を防止する車両用窓ガラス防振装置に関する。
[従来の技術] この種の装置は実開昭59−134670号等に開示さ
れるようにドアガラススタビライザ等と呼ばれて知られ
ており、第6図に示されるようにサイドドア10がサツ
シレスドアとされた車両に主に装備されている。
第7図及び第8図には従来の車両用窓ガラス防振装置が
示されている。この従来装置では第8図に示されるよう
に成形された2枚の鋼板をA部でかしめて一体としてイ
ンナヒメールスタビライザ12が形成され、このインナ
ヒメールスタビライザ12が第7図に示されるようにド
アインナパネル14へ調節ボルト16を介して取り付け
られるようになっている。インナヒメールスタビライザ
12にはフエルト等のドアガラス摺接材18が貼着され
ている。ドアアウタパネル24側には、ドアガラス22
を間に挟んでドアガラス摺接材18に対向してアウタス
タビライザ20が取り付けられている。
ドアガラス22にはインナメールスタビライザ26が取
り付けられている。このインナメールスタビライザ26
はドアガラス22の全閉時には第7図に示されるように
インナヒメールスタビライザ12に挟持され、インナヒ
メールスタビライザ12は同時にドアガラス摺接材18
を介してドアガラス22を押圧している。これにより、
ドアガラス22は全閉時にはインナヒメールスタビライ
ザ12に支持されて振動が防止されるようになってい
る。
しかしながら、上記従来装置ではドアガラス22が全閉
となっていない状態、即ちインナメールスタビライザ2
6がインナヒメールスタビライザ12に挟持されていな
い状態でのドアガラス22の防振効果が充分ではなく、
ドアガラス22を昇降させる際にかたつきが見られた。
これは、インナメールスタビライザ26がインナヒメー
ルスタビライザ12に挟持されていない状態では、イン
ナヒメールスタビライザ12がドアガラス22を充分な
強さで押圧していないためである。
従って、インナヒメールスタビライザ12がドアガラス
22を充分な強さで押圧するように、インナヒメールス
タビライザ12のドアインナパネル14への取付位置を
設定すれば問題は解決する。
しかしながら、サイドドア10の上部開口部寸法Bには
不可避的に許容誤差範囲内のばらつきが発生し、このば
らつきに対応できるように調節ボルト16の締付位置が
一定位置に限定されていないことから、適当な押圧力に
設定することが困難である。
即ち、インナヒメールスタビライザ12のドアガラス2
2への押圧力が過大であるとドアガラス22に傷付きを
発生させる惧れがあることから、まず過度の押圧力とな
る取付状態とならないようにすることが前提となる。そ
して、最適な押圧力となる取付状態とこれを超える過度
の押圧力となる取付状態との差異が作業者の勘では明確
に判断できないことから、作業者が勘で押圧力が過度で
ないと判断できる締付位置を選択した場合、最適な押圧
力となる取付状態よりも過小な押圧力となる取付状態と
なることが多くなる。
[考案が解決しようとする問題点] 本考案は上記に鑑み、容易に最適の押圧力で窓ガラスを
押圧する取付状態となすことができる車両用窓ガラス防
振装置を提供することが目的である。
[問題点を解決するための手段] 本考案は、車室外側に配置されるドアアウタパネルと車
室内側に配置されるドアインナパネルとの間を昇降する
窓ガラスに取り付けられ、ドア上方側へ向けて窓ガラス
に対して平行に延出された係合部材と、ドアインナパネ
ルの上部に固定された支持部材と、この支持部材に揺動
可能に支持されると共に揺動することにより反揺動中心
側端部が窓ガラスに対して面直角方向へ移動し、かつ、
窓ガラスの上昇に伴う係合部材の移動軌跡上に係合部材
の延出部分を挟持可能な挟持部を備えた可動部材と、ド
アアウタパネルの上部に配置されると共に窓ガラスを介
して可動部材と対向する弾性体と、支持部材と可動部材
との間に介在され、可動部材の反揺動中心側端部を窓ガ
ラス押圧方向へ付勢する付勢手段と、を有し、窓ガラス
の全閉状態では、付勢手段の付勢力に抗して可動部材の
挟持部が係合部材を挟持することにより窓ガラスを保持
し、可動部材の挟持部から係合部材が退避した窓ガラス
の全閉以外の状態では、付勢手段の付勢力によって可動
部材の反揺動中心側端部が窓ガラスを弾性体に押圧する
ことにより窓ガラスを保持する、ことを特徴としてい
る。
[作用] 上記構成によれば、例えば、窓ガラスが最下降位置にあ
る場合(全開状態)には、係合部材は可動部材の挟持部
から退避している。このため、付勢手段の付勢力によっ
て、可動部材が支持部材に対して揺動される。従って、
可動部材の反揺動中心側端部によって、窓ガラスが弾性
体に押圧される。これにより、窓ガラスが安定的に保持
される。この結果、窓ガラスの全閉以外の状態における
窓ガラスの防振支持がなされる。
一方、この状態から窓ガラスが上昇すると、これに取り
付けられた係合部材も上昇する。そして、窓ガラスが最
上昇位置に到達する際(全閉状態になる際)、付勢手段
の付勢力に抗して、係合部材の移動軌跡上に配置された
可動部材の挟持部に係合部材の延出された部分が挟持さ
れる。これにより、窓ガラスが安定的に保持される。こ
の結果、窓ガラスの全閉状態における窓ガラスの防振支
持がなされる。
このように本考案によれば、窓ガラスの全閉状態及び全
閉以外の状態のいずれの状態においても、窓ガラスは安
定的に防振支持される。
また、本考案によれば、窓ガラスの全閉状態では、可動
部材の挟持部に窓ガラスの係合部材が挟持されることに
より窓ガラスを保持する構成であるので(別言すれば、
この状態下では付勢手段の付勢力で窓ガラスを防振支持
する訳ではないので)、全閉状態を含むすべての状態下
において付勢手段の付勢力で窓ガラスを弾性体に押圧す
る構造に比し、弾性体の損耗を緩和することができる。
従って、弾性体の耐久性を向上させることができる。ひ
いては、窓ガラスの全閉以外の状態下における防振支持
状態を良好に持続させることができる。
[実施例] 第1図及び第2図には本考案に係る車両用窓ガラス防振
装置の実施例が示されている。図中、矢印FR方向が車
両前方方向を示し、矢印IN方向が車両幅方向内方を示
し、矢印UP方向が車両上方を示している。
この実施例の車両用窓ガラス防振装置は、インナヒメー
ルスタビライザが支持部材30と可動部材32とを備
え、両者は鋼板から成形されている。
支持部材30には基部31と、基部31の車両幅方向外
方側の端部から立上がる立上り部34とが形成され、両
部に跨って中央部が矩形状に開口している。基部31に
は、板厚方向へ貫通するバーリング加工により形成され
たねじ孔38と、車両幅方向内方側の端部で上方へ向け
て屈曲した回り止め部40と、車両前後方向の両端部で
下方へ向けて突出する一対のアーム部42と、一対のア
ーム部42の夫々から互に接近する方向へ向けて車両前
後方向に突出したばね支持部44と、が形成されてい
る。
立上り部34には、切り起しによって車両幅方向外方へ
向けて突出し先端部が下方へ向けて屈曲したストツパ部
46と、上端部で車両幅方向内方へ向けて屈曲したサポ
ート部48とが形成されている。
可動部材32は上端部で180度屈曲されて車両幅方向
に沿って2枚の板材が互に対向する如き形状とされ、上
端部の中央部は開口し、下端に位置する両端部は互に離
間する方向へ緩やかに屈曲してガイド部50とされてい
る。ドアガラス66に取り付けられた係合部材としての
インナメールスタビライザ74は一対のガイド部50の
対向間から可動部材32に進入するようになっている。
また、可動部材32の車両幅方向内方側端部の車両前後
方向両端部には、車両幅方向内方へ向けて突出する一対
のアーム部52が前記一対のアーム部42とは若干異な
るスパンで形成されている。可動部材32には車両幅方
向外方側の上端部にフエルト等のドアガラス摺接材54
が貼着されている。
上記のように形成される支持部材30と可動部材32と
は、アーム部42とアーム部52とが夫々に穿設された
ピン孔42A、52Aを貫通するヒンジピン56を介し
て連結されている。
これにより、可動部材32は支持部材30に対して揺動
可能となるが、支持部材30に形成されてストツパ部4
6の先端部が可動部材32の上端部開口部内に位置する
ため、ストツパ部46の先端部が可動部材32の車両幅
方向内側部分に当接してそれ以上の揺動が阻止される。
ヒンジピン56には付勢手段としての二重ねじりコイル
ばね58のコイル部が捲装されており、このばね58の
両端部のフツク部が支持部材30に形成されたばね支持
部44に当接支持され、中央部のフツク部が可動部材3
2の車両幅方向内側部分の外面に当接支持されている。
これにより、可動部材32は二重ねじりコイルばね58
により、ヒンジピン56を中心として第1図時計方向へ
付勢されている。
上記のように構成される本実施例装置は、支持部材30
の基部31がドアインナパネル60の裏面側に当接し、
ドアインナパネル60に形成されたボルト通し孔60A
を通してドアインナパネル60の外側からねじ孔38に
調節ボルト62が螺入されてドアインナパネル60へ取
り付けられる。基部31に形成された回り止め部40は
ドアインナパネル60に形成された貫通孔60Bからド
アインナパネル60の表面側に突出し、立上り部34に
形成されたサポート部48はドアインナパネル60とド
アアウタパネル64との間に形成される上部開口から突
出してドアインナパネル60の上方に位置している。
なお、第1図中、符号76はドアインナパネル60に固
着されたインナリインホースである。
可動部材32はドアガラス摺接材54がドアガラス66
に当接し、対向位置でドアアウタパネル64の上端部に
取り付けられたアウタスタビライザ68とでドアガラス
66を挟持している。アウタスタビライザ68はアウタ
ベルトモール70に固着されており、アウタベルトモー
ル70とでドアアウタパネル64及びドアアウタパネル
64に固着されたアウタリインホース72に挟着してい
る。
ここで、可動部材32は二重ねじりコイルばね58によ
り第1図時計方向へ付勢されてドアガラス摺接材54が
ドアガラス66を押圧しているので、ドアガラス66は
アウタスタビライザ68とで押圧挟持された状態とな
り、インナメールスタビライザ74が可動部材32と係
合していない第1図の状態であっても、ドアガラス66
の振動を確実に防止している。
このように可動部材32は二重ねじりコイルばね58の
付勢力によりドアガラス66を押圧することになるの
で、上部開口部寸法Bのばらつきに対応して精密に支持
部材30の取付位置を調節しなくとも、ドアガラス66
は所定の最適な押圧力を受けることになる。
また、第3図に示されるように可動部材32はガイド部
50の近傍、即ちインナメールスタビライザ74との係
合開始部近傍で支持部材30に軸支されているので、車
両用窓ガラス防振装置を可動構造としたことによる不具
合の発生がない。
即ち、第4図に示されるように可動部材32をインナメ
ールスタビライザ74との係合開始部近傍よりも上方で
軸支した場合には、可動部材32の遊動によるガイド部
50の変位が大きなものとなる。このため、ドアガラス
66が全閉とされる際に、インナメールスタビライザ7
4が一対のガイド部50間へ円滑に進入できない場合が
生じ得る。また、インナメールスタビライザ74が可動
部材32と係合している状態においても、可動部材32
が遊動し易くドアガラス66の防振効果を損ねる惧れが
ある。
これに対し本実施例の場合には、上記軸支位置としたこ
とでガイド部50の変位が僅少となるので、上記不具合
は発生しない。また、第1図に示されるようにヒンジピ
ン56の位置が調節ボルト62の先端部から離間するの
で、調節ボルト62との干渉を避けることにもなる。
なお、本実施例の車両用窓ガラス防振装置は前記第7図
との比較から明らかなように、従来のドア回り形状を一
切変更することなく適用可能であるとともに、取付手順
も従来と同様である。即ち、車両用窓ガラス防振装置の
取付はドアガラス66が組み付けられた後に、第5図に
示されるようにドアガラス66とドアインナパネル60
との間に形成される開口部から挿入する取付手順が可能
となっている。
また、本実施例ではストツパ部46により可動部材32
の揺動角を制限することができるので、上部開口部寸法
Bのばらつきを考慮した設定とすることで、調節ボルト
62の締付位置を無調節化することができ、生産性を向
上させることができる。
[考案の効果] 以上に説明した通り本考案に係る車両用窓ガラス防振装
置では、容易に最適な押圧力で窓ガラスを押圧する取付
状態となすことができるという優れた効果を有する。
さらに、本考案に係る車両用窓ガラス防振装置では、弾
性体の耐久性を向上させることができ、ひいては窓ガラ
スの全閉以外の状態下における防振支持状態を良好に持
続させることができるという優れた効果をも有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る車両用窓ガラス防振装置の実施例
を示す第6図のA−A線矢視図に相当する断面図、第2
図は本実施例の分解斜視図、第3図は本実施例の可動部
材の軸支位置を示す概略断面図、第4図は可動部材の軸
支位置を変更した場合の概略断面図、第5図は本実施例
の組付途中の状態を示す概略断面図、第6図は車両用窓
ガラス防振装置が装備された自動車の側面図、第7図は
従来装置を示す第6図のA−A線矢視図に相当する断面
図、第8図は従来装置の斜視図である。 30……支持部材、 32……可動部材、 56……ヒンジピン、 58……二重ねじりコイルばね(付勢手段)、 60……ドアインナパネル、 64……ドアアウタパネル、 66……ドアガラス(窓ガラス)、 68……アウタスタビライザ(弾性体)、 74……インナメールスタビライザ(係合部材)。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】車室外側に配置されるドアアウタパネルと
    車室内側に配置されるドアインナパネルとの間を昇降す
    る窓ガラスに取り付けられ、ドア上方側へ向けて窓ガラ
    スに対して平行に延出された係合部材と、 ドアインナパネルの上部に固定された支持部材と、 この支持部材に揺動可能に支持されると共に揺動するこ
    とにより反揺動中心側端部が窓ガラスに対して面直角方
    向へ移動し、かつ、窓ガラスの上昇に伴う係合部材の移
    動軌跡上に係合部材の延出部分を挟持可能な挟持部を備
    えた可動部材と、 ドアアウタパネルの上部に配置されると共に窓ガラスを
    介して可動部材と対向する弾性体と、 支持部材と可動部材との間に介在され、可動部材の反揺
    動中心側端部を窓ガラス押圧方向へ付勢する付勢手段
    と、 を有し、 窓ガラスの全閉状態では、付勢手段の付勢力に抗して可
    動部材の挟持部が係合部材を挟持することにより窓ガラ
    スを保持し、 可動部材の挟持部から係合部材が退避した窓ガラスの全
    閉以外の状態では、付勢手段の付勢力によって可動部材
    の反揺動中心側端部が窓ガラスを弾性体に押圧すること
    により窓ガラスを保持する、 ことを特徴とする車両用窓ガラス防振装置。
  2. 【請求項2】可動部材が係合部材との係合開始部近傍で
    支持部材に軸支された実用新案登録請求の範囲(1)記
    載の車両用窓ガラス防振装置。
JP1988003728U 1988-01-14 1988-01-14 車両用窓ガラス防振装置 Expired - Lifetime JPH0623672Y2 (ja)

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JPH01109577U JPH01109577U (ja) 1989-07-25
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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2509776Y2 (ja) * 1989-11-10 1996-09-04 西川ゴム工業株式会社 ドアガラスの振動音防止構造

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5937374U (ja) * 1982-09-03 1984-03-09 津田駒工業株式会社 耳組装置の駆動装置
JPS6046425U (ja) * 1983-09-09 1985-04-01 トヨタ自動車株式会社 ドアガラスの保持構造

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JPH01109577U (ja) 1989-07-25

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