JPH06240218A - 球技用ラケット用接着剤、該接着剤を用いた球技用ラケット用ラバーおよび球技用ラケット - Google Patents

球技用ラケット用接着剤、該接着剤を用いた球技用ラケット用ラバーおよび球技用ラケット

Info

Publication number
JPH06240218A
JPH06240218A JP5137093A JP5137093A JPH06240218A JP H06240218 A JPH06240218 A JP H06240218A JP 5137093 A JP5137093 A JP 5137093A JP 5137093 A JP5137093 A JP 5137093A JP H06240218 A JPH06240218 A JP H06240218A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
adhesive
rubber
racket
ball
parts
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5137093A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Iesako
博 家迫
Hiroyuki Ota
博之 太田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toagosei Co Ltd
Original Assignee
Toagosei Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toagosei Co Ltd filed Critical Toagosei Co Ltd
Priority to JP5137093A priority Critical patent/JPH06240218A/ja
Publication of JPH06240218A publication Critical patent/JPH06240218A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】卓球等の球技用ラケット用接着剤、該接着剤を
用いた球技用ラケット用ラバーおよび球技用ラケットの
提供。 【構成】炭素数4〜12のアルキル基を有するアクリル
酸アルキルエステルおよび/またはメタクリル酸アルキ
ルエステルを主たる構成単量体単位とし、かつガラス転
移温度(Tg)が−20℃以下である重合体と、水性媒
体からなることを特徴とする球技用ラケット用接着剤、
該接着剤を用いた球技用ラケット用ラバーおよび球技用
ラケット。 【効果】本発明によれば、球技用ラケット本体とラバー
とを優れた接着力と貼着作業性により接着出来、またラ
バーの貼り変え時にラバーを剥す際、ラケット本体を傷
つけることなく、容易に剥がすことが出来、しかも安全
で環境問題のない球技用ラケット用接着剤、該接着剤を
用いた球技用ラケット用ラバーおよび球技用ラケットを
提供出来る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、卓球等の球技用ラケッ
ト用の接着剤および該接着剤を用いた球技用ラケット用
ラバーおよび球技用ラケットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】卓球等に代表される球技用ラッケット
(以下単にラケットとも言う)は、ラケット本体とラバ
ーまたはスポンジ付きラバー(以下単にラバーと総称す
る)を貼り合わせた構造を有するものであるが、ラバー
によって球を早く打ち返したり、球に早い回転をかける
ことが出来ることから、競技者達は、より有利な条件で
競技を行うために、ラバーの張り替えをかなりの頻度で
行っている。
【0003】従来、ラケット本体とラバーの貼り合わせ
用の接着剤としては、天然ゴムまたは合成ゴムを有機溶
剤に溶解した接着剤が用いられ、競技者達は、この接着
剤を、ラケット本体とラバーの両面に塗布し、乾燥させ
た後、貼り合わせたラケットを競技に用いていた。
【0004】しかし、ラバーの張り替え作業において、
上記接着剤中に含まれるトルエンや塩素系等の有害な有
機溶剤の為に、体育館内の観客が倒れたり、選手への健
康障害の問題等が起こり、環境問題の点からも、これら
の接着剤の使用を危ぶむ声が出てきている。
【0005】酢酸ビニル等の水系接着剤の検討もなされ
たが、接着強度が強すぎて、ラバーを剥す際にきれいに
剥がれなかったり、ラケットを傷める可能性があって実
用的とは言えなかった。
【0006】そこで、環境上の問題もなく、接着性に優
れ、しかもラバーの貼り代え作業が容易に行える接着剤
が切望されていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明者らは、環境上
の問題もなく、ラケット本体とラバーとの接着性、貼着
作業性に優れており、またラバーを剥す際に、ラケット
を傷めることなく、容易に剥すことが可能な接着剤につ
き鋭意検討した結果、本発明を完成した。
【0008】
【課題を解決する為の手段】本発明は、炭素数4〜12
のアルキル基を有するアクリル酸アルキルエステルおよ
び/またはメタクリル酸アルキルエステル〔以下(メ
タ)アクリル酸アルキルエステルと称する)を主たる構
成単量体単位とし、かつガラス転移温度(以下Tg点と
略記する)が−20℃以下である重合体と、水性媒体か
らなることを特徴とする球技用ラケット用接着剤、およ
びこの接着剤が塗布されたラバー若しくはこの接着剤を
用いた球技用ラケットに関するものである。
【0009】本発明の接着剤における主たる構成単量体
単位である4〜12のアルキル基を有する(メタ)アク
リル酸アルキルエステルとしては、(メタ)アクリル酸
n−ブチル、(メタ)アクリル酸イソブチル、(メタ)
アクリル酸ヘキシル、(メタ)アクリル酸シクロヘキシ
ル、(メタ)アクリル酸2−エチルヘキシル、(メタ)
アクリル酸n−オクチル、(メタ)アクリル酸イソオク
チル、(メタ)アクリル酸n−ノニル、(メタ)アクリ
ル酸イソノニル、(メタ)アクリル酸デシルおよび(メ
タ)アクリル酸ラウリル等が挙げられ、特に炭素数が4
〜9のアルキル基を有する(メタ)アクリル酸アルキル
エステルが好ましい。
【0010】本発明の接着剤における重合体は、上記単
量体単位からなるホモポリマーでも、また上記単量体単
位と他のビニル単量体単位からなる共重合体でもよい。
【0011】好ましい共重合可能なビニル単量体として
は、(メタ)アクリル酸メチル、(メタ)アクリル酸エ
チル、(メタ)アクリル酸イソプロピル、(メタ)アク
リル酸n−プロピル等の(メタ)アクリル酸アルキル、
スチレン、α−メチルスチレン、ビニルトルエン等のビ
ニル芳香族系単量体、(メタ)アクリル酸、クロトン
酸、ケイ皮酸、イタコン酸、フマル酸、マレイン酸等の
不飽和カルボン酸、イタコン酸モノエチルエステル、フ
マル酸モノブチルエステル、マレイン酸モノブチルエス
テル等の不飽和ジカルボン酸のモノアルキルエステル単
量体、(メタ)アクリル酸2−ヒドロキシエチル、(メ
タ)アクリル酸2−ヒドロキシブチル、(メタ)アクリ
ル酸2−ヒドロキシプロピル、2−ヒドロキシ−3−フ
ェノキシプロピル(メタ)アクリレート、グリセロール
(メタ)アクリレート、ポリエチレングリコールモノ
(メタ)アクリレート、ポリプロピレングリコールモノ
(メタ)アクリレートおよびポリエチレングリコール−
ポリプロピレングリコールモノ(メタ)アクリート等の
水酸基含有ビニル単量体、アクリルアミド、メタクリル
アミド、N−メチロールアクリルアミド等のエチレン系
不飽和カルボン酸アミド単量体およびN置換化合物単量
体、アリルアルコール等の不飽和アルコール単量体、ア
クリロニトリル、メタクリロニトリル、α−クロルアク
リロニトリル等のシアノ基含有ビニル単量体、およびそ
の他にメタクリル酸グリシジル、酢酸ビニル、塩化ビニ
ル、塩化ビニリデン単量体等が挙げられる。
【0012】共重合体において、4〜12のアルキル基
を有する(メタ)アクリル酸アルキルエステル単量体単
位の共重合割合は、50重量%以上が好ましく、70重
量%が更に好ましい。
【0013】本発明の重合体のTg点は−20℃以下で
あり、好ましくは−30℃〜−75℃である。Tg点が
−20℃を超えると、接着性が低下し、実用的ではな
い。
【0014】重合体のTg点を実際に測定するには、熱
膨張測定や動的な粘弾性測定から求める事が出来る。し
かし、簡便的には、共重合体を構成する個々の単量体の
単独重合体のTg点が知られている事より、次の計算式
によって、Tg点を求めることができ、本発明における
Tg点は、この計算式によって算出される値である。 1/Tg = CA /TgA + CB /TgB + CC
/Tgc + ・・・・・・・ CA : 成分Aに重量分率 CB : 成分Bに重量分率 CC : 成分Cに重量分率 TgA : 成分A単独重合体のTg点 (K) TgB : 成分B単独重合体のTg点 (K) TgC : 成分C単独重合体のTg点 (K) ここで CA + CB + CC + ・・・・・ = 1 であ
【0015】代表的な単量体の単独重合体のTg点は下
記のようである。 単独重合体 Tg点 ポリアクリル酸メチル 8 ℃ ポリメタクリル酸メチル 105 ℃ ポリアクリル酸エチル −23 ℃ ポリアクリル酸n−ブチル −54 ℃ ポリアクリル酸i−ブチル −24 ℃ ポリアクリル酸シクロヘキシル 16 ℃ ポリアクリル酸2−エチルヘキシル −85 ℃ ポリメタクリル酸 144 ℃ アクリル酸 106 ℃ ポリスチレン 100 ℃ ポリ酢酸ビニル 30 ℃ ポリアクリロニトリル 96 ℃
【0016】本発明の接着剤における重合体は、水性媒
体を用い、公知の乳化重合法を採用して、ラジカル重合
することにより製造することができる。重合に際して
は、従来公知のアニオン系乳化剤、非イオン系乳化剤、
高分子乳化剤を単独もしくは併用して乳化重合すること
ができる。また、公知の保護コロイドを併用することも
できる。
【0017】使用できる乳化剤としては、例えばアニオ
ン系乳化剤として長鎖アルキル硫酸塩、長鎖アルキルベ
ンゼンスルホン酸塩、ポリオキシエチレンアルキルフェ
ニルエーテル硫酸塩、アルキルジフェニルエーテルジス
ルホン酸塩等があり、好ましくは長鎖アルキル硫酸ナト
リウム、長鎖アルキル硫酸アンモニウム、長鎖アルキル
ベンゼンスルホン酸ナトリウム、長鎖アルキルベンゼン
スルホン酸アンモニウム、ポリオキシエチレンアルキル
フェニルエーテル硫酸ナトリウム、ポリオキシエチレン
アルキル硫酸アンモニウムである。非イオン系乳化剤と
しては、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオ
キシエチレンアルキルフェニルエーテル、ポリオキシエ
チレン脂肪酸エステル、プルロニック型乳化剤等があ
り、好ましくはポリオキシエチレンアルキルフェニルエ
ーテルである。高分子乳化剤としては、ポリビニルアル
コール、ポリ(メタ)アクリル酸塩、ポリヒドロキシア
ルキレン(メタ)アクリレート等がある。
【0018】また重合に際し、必要に応じて連鎖移動剤
および可塑剤等を添加しても良く、重合後に、粘着付与
剤、架橋剤、防腐剤、防錆剤、充填剤、凍結防止剤、高
沸点溶剤、界面活性剤、および消泡剤を適宜添加しても
良い。また、安全性の点から、この重合体をアンモニア
水もしくは、カセイソーダ水溶液のようなアルカリ溶液
で中和したほうが望ましい。
【0019】本発明の接着剤の固形分(不揮発分)は、
40重量%以上が好ましく、特に好ましくは60重量%
以上である。40重量%未満では、乾燥に時間を要し、
作業性が良いとは言えない。
【0020】本発明の接着剤は、ラバーやラケットに接
着剤を塗布する際に、作業性を向上させるため、増粘剤
で粘度調整してもよい。粘度は50cps〜50,00
0cpsが好ましく、特に1,000cps〜20,0
00cpsが好ましい。50,000cpsを超える
と、塗布する際に伸びが良くなく、均一に塗布し難い場
合があり、また50cps未満ではタレ易く、接着に充
分な量を塗布することが難しくなる可能性がある。
【0021】本発明の接着剤はエマルジョン状でそのま
ま使用しても、また離型紙等に塗布した後、乾燥させ、
粘着フィルム状等として使用しても良い。好ましい塗布
量は、接着剤の固形分に換算して5g/m2 〜100g
/m2 、更に好ましくは10g/m2 〜80g/m2
ある。
【0022】本発明は、また、ラバー(スポンジ付きラ
バ−の場合はスポンジ)のラケット本体との貼り合わせ
面に、上記接着剤が塗布されたラバーを提供するもので
ある。
【0023】本発明におけるラバーの素材については、
特に制限されるものではなく、例えば天然ゴム、イソプ
レンゴム等の公知のものが挙げられ、必要に応じて、熱
可塑性エラストマー、変成ナイロン、硬化性ポリウレタ
ン等で表面処理されたものでもよい。
【0024】また、スポンジ付きラバーの場合のスポン
ジの素材は、例えば天然ゴム、イソプレン等、公知のも
のが挙げられる。
【0025】本発明におけるラバーの製造方法として
は、例えば、以下のような方法が挙げられる。 接着剤を、あらかじめ離型紙のようなシリコン処理し
た紙の上に塗工し、乾燥することにより製造された粘着
フィルムを、ラバーのラケット本体との貼り合わせ面に
転写して製造する方法 。 接着剤を、ラバーのラケット本体との貼り合わせ面
に、直接、塗布し、乾燥することにより製造する方法。 上記いずれの場合でも、必要であれば、接着剤表面が離
型紙等で被覆されていてもよい。
【0026】また、本発明は、ラケット本体とラバー
が、上記接着剤により接着されてなる球技用ラケットを
提供するものである。
【0027】本発明のラケットとは、ラケット本体の打
球部分表面が平面であるものであれば、特に制限される
ものではなく、例えば卓球、フリーテニス(テニポン)
等の室内外の球技用ラケットが挙げられる。
【0028】ラケット本体の打球部表面を構成する最外
層は、木質は言うに及ばず、繊維強化プラスチック等で
あってもよい。繊維強化プラスチックとしては、特に制
限されるものではなく、例えば、エポキシ樹脂、不飽和
ポリエステル樹脂、フェノール樹脂等の熱硬化性樹脂、
ナイロン、ポリエチレンテレフタレート樹脂、ポリブチ
レンテレフタレート樹脂等の公知の熱可塑性樹脂等と、
炭素繊維、ガラス繊維等の如き公知の種々の繊維によ
り、公知の方法で成形加工されたもの等が挙げられる。
【0029】本発明のラケットの製造方法としては、例
えば、以下のような方法が挙げられる。
【0030】接着剤を、あらかじめ離型紙のようなシ
リコン処理した紙の上に塗工し、乾燥することにより製
造された粘着フィルムが、ラバーのラケット本体との貼
り合わせ面に転写されてなるラバーと、ラケット本体と
を貼り合わせて製造する方法。 接着剤を、ラバーのラケット本体との貼り合わせ面
に、直接、塗布し、乾燥させた後、ラバーとラケット本
体とを貼り合わせ製造する方法 。 接着剤を、ラケット本体のラバーとの貼り合わせ面
に、直接、塗布し、乾燥させた後、ラケット本体とラバ
ーを貼り合わせて製造する方法。 接着剤を、ラケット本体およびラバーの双方の貼り合
わせ面に、直接、塗布し、乾燥させた後、ラケット本体
とラバーを貼り合わせて製造する方法。
【0031】上記製造方法のうち、接着剤の塗布作業が
片面だけで済み、しかも接着後、ラケット本体を傷つけ
ることなく容易にラバーを剥がすことが出来、かつ即時
にラバーを貼り合わせることが出来ることを考慮する
と、上記およびの方法が、ラバー側に接着剤が吸収
され、必要最低限の接着剤の量でラッケト本体側と接着
しているという点から更に好ましい。また接着する際、
ラバーもしくはラケットに公知のプライマーを塗布して
もよい。
【0032】
【実施例】以下、実施例および比較例を挙げて、本発明
を更に具体的に説明する。なお、以下の各例における部
は重量部を、また%は重量%を意味する。
【0033】また、接着力、剥がれ試験は、それぞれ次
に示す方法によって測定した。 接着力: A:離型紙に、固形分換算で20g/m2 となるように
接着剤を塗布し、100℃で2分乾燥させて粘着フィル
ムを作る。このフィルムを市販の卓球用ラバー(スポン
ジ付き)のスポンジ表面に転写し、このラバーを市販の
ラケット本体に貼りつけた。 B:接着剤を、Aと同様の市販のラバーのスポンジ表面
に、直接、ヘラを用いて、Aと同様量均一に薄く伸ばし
ながら塗布し、室温で乾燥させた後、市販のラケット本
体に貼りつけた。 C:接着剤を、市販のラケット本体上に、直接、ヘラを
用いて、Aと同様量均一に薄く伸ばしながら塗布し、室
温で乾燥させた後、Aと同様の市販のラバーを貼りつけ
た。 D:接着剤を、市販のラケット本体上と、Aと同様の市
販のラバー上(スポンジ表面)に、直接、ヘラを使っ
て、全量がAと同様量となるよう均一に薄く伸ばしなが
ら塗布し、室温で乾燥させた後、ラケット本体とラバー
を貼り合わせた。 上記A〜Dの貼り合わせ法により貼り合わせたラケット
本体とラバーの接着状態を観察した。 剥がれ試験:上記のA〜Dの貼り合わせ法により貼り
合わせたラケットの、ラバーを手で剥し、その剥がれ方
を観察した。
【0034】(実施例) 実施例1 撹拌機、温度計、冷却器および2個の滴下ロートを装着
した3リットルフラスコに、水30部を仕込み80℃に
昇温した。アクリル酸2−エチルヘキシル(以下「H
A」という)50部、アクリル酸ブチル(以下「BA」
という)40部、スチレン(以下「St」という)10
部、メタクリル酸(以下「MAA」という)3部からな
る単量体混合体に、ポリオキシエチレンノニルフェニル
エーテルスルホン酸ナトリウム2部および水19部を加
えて乳化し、得られた乳液および5%の過硫酸アンモニ
ウム水溶液8部を、それぞれ上記滴下ロートより4時間
かけて、連続的に上記フラスコ内に滴下し、重合を行っ
た。得られた共重合体エマルジョンは、固形分65.0
%、粘度600cpsであり、Tg点−59.6℃であ
った。このエマルジョンを5%アンモニア水で中和し、
増粘剤を添加し、粘度2,000cpsの接着剤を得
た。この接着剤の固形分は表1に示す通りである。この
接着剤を用い、ラケット本体とラバーを、上記A〜Dの
4種の貼り合わせ法により貼り合わせた。その接着力お
よび剥がれ試験の結果は表1に示すとおりである。
【0035】
【表1】
【0036】実施例2 HA76部、BA15部、メタクリル酸メチル(以下
「MMA」という)9部、アクリル酸(以下「AA」と
いう)2部、N−メチロールアクリルアミド(以下「N
−MAM」という)0.3部からなる単量体混合物に、
ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテルスルホン
酸アンモニウム1部、ドデシルベンゼンスルホン酸ナト
リウム1部および水19部を加えて乳化し、実施例1と
同様の方法で重合した。得られたエマルジョンは、固形
分65.2%、粘度550cps、Tg−69.7℃で
あった。このエマルジョンを実施例1と同様に中和し、
増粘して粘度5,000cpsの接着剤を得た。この接
着剤の固形分は表1の通りであった。この接着剤を用
い、ラケット本体とラバーを実施例1と同様貼り合わせ
た。その接着力および剥がれ試験の結果は表1に示す通
りである。
【0037】実施例3 BA95部、MAA3部、酢酸ビニル(以下「VAC」
という)5部の単量体混合物に、ポリオキシエチレンラ
ウリルエーテルサクシネートジナトリウム3部および水
19部を加えて乳化し、実施例1と同様の方法で重合し
た。この共重合体エマルジョンは、固形分65.2%、
粘度2,300cps、Tg−47.9℃であった。こ
のエマルジョンを実施例1と同様に中和し、増粘して粘
度15,000cpsの接着剤を得た。この接着剤の固
形分は表1の通りであった。この接着剤を用い、ラケッ
ト本体とラバーを、実施例1と同様貼り合わせた。その
接着力および剥がれ試験の結果は表1に示す通りであ
る。
【0038】実施例4 実施例1と同様のフラスコに水を28部仕込み、80℃
に昇温後、過硫酸アンモニウム0.5部を溶解した。H
A90部、MMA10部、MAA0.5部の単量体混合
物、ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル硫酸ナ
トリウム1部および水20部を加え乳化し、この乳液を
滴下ロートより4時間かけて、実施例1と同様にして連
続的に滴下し、重合を行った。得られた共重合体エマル
ジョンは固形分69%、粘度7,000cps、Tg−
74.5℃であった。このエマルジョンを実施例1と同
様に中和し接着剤を得た。この接着剤の固形分は表1の
通りであった。この接着剤を用い、ラケット本体とラバ
ーを実施例1と同様貼り合わせた。その接着力および剥
がれ試験の結果は表1に示す通りである。
【0039】実施例5 フラスコに水を38部仕込み、HA50部、BA25
部、St25部、MAA3部の単量体混合物、ポリオキ
シエチレンノニルフェニルエーテル硫酸ナトリウム1.
5部、ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル1.
5部および水30部を加え乳化し、実施例1と同様の方
法で重合した。得られた共重合体エマルジョンは固形分
58%、粘度300cps、Tg−46.3℃であっ
た。このエマルジョンを実施例1と同様に中和し、増粘
して粘度12,000cpsの接着剤を得た。この接着
剤の固形分は表1の通りであった。この接着剤を用い、
ラケット本体とラバーを実施例1と同様貼り合わせた。
その接着力および剥がれ試験の結果は表1に示す通りで
ある。
【0040】実施例6 フラスコに水を38部仕込み、BA100部、N−MA
M0.5部の単量体混合物、ポリオキシエチレンノニル
フェニルエーテルスルホン酸ナトリウム2部、ポリオキ
シエチレンノニルフェニルエーテル1部および水30部
を加え乳化し、実施例1と同様の方法で重合した。得ら
れた共重合体エマルジョンは、固形分57.8%、粘度
200cps、Tg−54.0℃のエマルジョンを得
た。このエマルジョンを実施例1と同様に中和し、増粘
して粘度8,000cpsの接着剤を得た。この接着剤
の固形分は表1の通りであった。この接着剤を用い、ラ
ケット本体とラバーを実施例1と同様貼り合わせた。そ
の接着力および剥がれ試験の結果は表1に示す通りであ
る。
【0041】実施例7 フラスコに水を48部仕込み、BA100部、ラウリル
硫酸ナトリウム2部、および水36部を加え乳化し、実
施例1と同様の方法で重合した 得られた重合体エマルジョンは、固形分52.5%、粘
度300cps、Tg点−54℃のエマルジョンを得
た。このエマルジョンを実施例1と同様に中和し、増粘
して粘度3,000cpsの接着剤を得た。この接着剤
の固形分は表1の通りであった。この接着剤を用い、ラ
ケット本体とラバーを実施例1と同様貼り合わせた。そ
の接着力および剥がれ試験の結果は表1に示す通りであ
る。
【0042】実施例8 フラスコに水を38部仕込み、BA78部、MMA20
部、MAA2部の単量体混合物、ポリオキシエチレンフ
ェニルエーテルスルホン酸ナトリウム1部および水30
部を加え乳化し、実施例1と同様の方法で重合した。得
られた共重合体エマルジョンは、固形分57.6%、粘
度240cps、Tg点−31.4℃のエマルジョンを
得た。このエマルジョンを実施例1と同様に中和し、増
粘して粘度2,000cpsの接着剤を得た。この接着
剤の固形分は表1の通りであった。この接着剤を用い、
ラケット本体とラバーを実施例1と同様貼り合わせた。
その接着力および剥がれ試験の結果は表1に示す通りで
ある。
【0043】実施例9 実施例1と同様の単量体組成、乳化剤に連鎖移動剤とし
て、n−ドデシルメルカプタン0.1部を加えて乳化
し、実施例1と同様の方法で重合した。得られた共重合
体エマルジョンは、固形分65.0%、粘度620cp
s、Tg点−59.6のエマルジョン重合体を得た。こ
のエマルジョンを5%アンモニア水で中和し、増粘剤を
添加し、粘度1, 000cpsの接着剤を得た。この接
着剤の固形分は表1の通りであった。この接着剤を用
い、ラケット本体とラバーを実施例1と同様貼り合わせ
た。その接着力および剥がれ試験の結果は表1に示す通
りである。
【0044】実施例10 実施例1と同様の方法で重合して得た共重合体エマルジ
ョンを中和し、ポリオキシエチレンノニルフェニルエー
テル1.0部を添加してから増粘して、粘度20,00
0cpsの接着剤を得た。この接着剤の固形分は表1の
通りであった。この接着剤を用い、ラケット本体とラバ
ーを実施例1と同様貼り合わせた。その接着力および剥
がれ試験の結果は表1に示す通りである。
【0045】実施例11 実施例1と同様の方法で重合して得た共重合体エマルジ
ョンを中和し、市販のロジンエステル系のタッキファイ
ヤーエマルジョン(軟化点100℃、有効成分50%)
10部を添加してから増粘して、粘度5,000cps
の接着剤を得た。この接着剤の固形分は表1の通りであ
った。この接着剤を用い、ラケット本体とラバーを実施
例1と同様貼り合わせた。その接着力および剥がれ試験
の結果は表1に示す通りである。
【0046】比較例1 天然ゴム15%、有機溶剤(ノルマルヘキサン、キシレ
ン)85%からなる市販の卓球ラバー用接着剤を用い、
ラケット本体とラバーを実施例1と同様貼り合わせた。
その接着力および剥がれ試験の結果は表1に示す通りで
ある。
【0047】比較例2 単量体としてBA67部、MMA31部、MAA2部を
使用する以外は、すべて実施例8と同様にして重合を行
い、固形分57.6%、粘度440cps、Tg−1
8.3℃の共重合体エマルジョンを得た。このエマルジ
ョンを実施例1と同様に中和し、増粘して粘度2,00
0cpsの接着剤を得た。この接着剤の固形分は表1の
通りであった。この接着剤を用い、ラケット本体とラバ
ーを実施例1と同様貼り合わせた。その接着力の結果は
表1に示す通りである。
【0048】比較例3 単量体としてHA48部、St50部、MAA2部を使
用する以外は、すべて実施例8と同様にして重合を行
い、固形分57.6%、粘度440cps、Tg−1
9.3℃のエマルジョンを得た。このエマルジョンを実
施例1と同様に中和し、増粘して粘度2,000cps
の接着剤を得た。この接着剤の固形分は表1の通りであ
った。この接着剤を用い、ラケット本体とラバーを実施
例1と同様貼り合わせた。その接着力の結果は表1に示
す通りである。
【0049】
【発明の効果】本発明によれば、ラケット本体とラバー
との接着性、貼着作業性が優れており、またラバーの貼
り変え時に、ラケット本体を傷つけることなく、ラバー
を容易に剥がすことができ、かつ水系で安全であり、環
境問題のない球技用ラケット用接着剤、該接着剤を用い
た球技用ラケット用ラバーおよび球技用ラケットを提供
することができる。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】炭素数4〜12のアルキル基を有するアク
    リル酸アルキルエステルおよび/またはメタクリル酸ア
    ルキルエステルを主たる構成単量体単位とし、かつガラ
    ス転移温度が−20℃以下である重合体と、水性媒体か
    らなることを特徴とする球技用ラケット用接着剤。
  2. 【請求項2】球技用ラケット本体との貼り合わせ面に請
    求項1記載の接着剤が塗布されてなる球技用ラケット用
    ラバーまたはスポンジ付ラバー。
  3. 【請求項3】球技用ラケット本体と球技用ラケット用ラ
    バーまたはスポンジ付ラバーが請求項1記載の接着剤に
    より接着されてなる球技用ラケット。
JP5137093A 1993-02-17 1993-02-17 球技用ラケット用接着剤、該接着剤を用いた球技用ラケット用ラバーおよび球技用ラケット Pending JPH06240218A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5137093A JPH06240218A (ja) 1993-02-17 1993-02-17 球技用ラケット用接着剤、該接着剤を用いた球技用ラケット用ラバーおよび球技用ラケット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5137093A JPH06240218A (ja) 1993-02-17 1993-02-17 球技用ラケット用接着剤、該接着剤を用いた球技用ラケット用ラバーおよび球技用ラケット

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06240218A true JPH06240218A (ja) 1994-08-30

Family

ID=12885060

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5137093A Pending JPH06240218A (ja) 1993-02-17 1993-02-17 球技用ラケット用接着剤、該接着剤を用いた球技用ラケット用ラバーおよび球技用ラケット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06240218A (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006169443A (ja) * 2004-12-17 2006-06-29 Regitex Co Ltd 卓球ラケット用ラバーの接着剤
US7559861B2 (en) * 2005-09-22 2009-07-14 Adco Koki Co., Ltd. Racket, blade and rubber for table tennis
CN102698416A (zh) * 2012-06-29 2012-10-03 黄展刚 一种碳素网球拍的修补方法
CN106349978A (zh) * 2016-08-30 2017-01-25 盐城市艾斯特体育器材有限公司 一种环保型乒乓球拍胶皮粘结用粘合剂
CN106381095A (zh) * 2016-08-30 2017-02-08 盐城市艾斯特体育器材有限公司 一种乒乓球拍胶皮用粘合剂
CN106381094A (zh) * 2016-08-30 2017-02-08 盐城市艾斯特体育器材有限公司 一种乒乓球拍胶皮覆盖物贴合用粘合剂
CN106398559A (zh) * 2016-08-30 2017-02-15 盐城市艾斯特体育器材有限公司 一种水性乒乓球拍胶皮覆盖物贴合用粘合剂
CN106433518A (zh) * 2016-08-30 2017-02-22 盐城市艾斯特体育器材有限公司 一种高弹性乒乓球拍胶皮粘合剂

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5787481A (en) * 1980-11-20 1982-05-31 Toagosei Chem Ind Co Ltd Removable adhesive mass composition
JPS6084371A (ja) * 1983-10-17 1985-05-13 Toagosei Chem Ind Co Ltd 水性エマルジヨン型接着剤組成物
JPS61151285A (ja) * 1984-12-20 1986-07-09 ワツカー・ケミー・ゲゼルシヤフト・ミツト・ベシユレンクテル・ハフツング 耐熱性接着剤水性分散物とその製造方法
JPS61215674A (ja) * 1985-03-22 1986-09-25 Mitsui Toatsu Chem Inc 再剥離型粘着剤
JPS61266480A (ja) * 1985-05-22 1986-11-26 Japan Synthetic Rubber Co Ltd 接着剤用共重合体水性分散液
JPS62104887A (ja) * 1985-10-31 1987-05-15 Nitto Electric Ind Co Ltd 水分散型感圧性接着剤組成物
JPS6443588A (en) * 1987-08-12 1989-02-15 Nippon Carbide Kogyo Kk Aqueous dispersion of acrylic pressure-sensitive adhesive composition
JPH03503291A (ja) * 1988-12-20 1991-07-25 エーブリー インターナショナル コーポレイション アクリル系乳化重合体を含んだ着脱可能な感圧接着剤組成物

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5787481A (en) * 1980-11-20 1982-05-31 Toagosei Chem Ind Co Ltd Removable adhesive mass composition
JPS6084371A (ja) * 1983-10-17 1985-05-13 Toagosei Chem Ind Co Ltd 水性エマルジヨン型接着剤組成物
JPS61151285A (ja) * 1984-12-20 1986-07-09 ワツカー・ケミー・ゲゼルシヤフト・ミツト・ベシユレンクテル・ハフツング 耐熱性接着剤水性分散物とその製造方法
JPS61215674A (ja) * 1985-03-22 1986-09-25 Mitsui Toatsu Chem Inc 再剥離型粘着剤
JPS61266480A (ja) * 1985-05-22 1986-11-26 Japan Synthetic Rubber Co Ltd 接着剤用共重合体水性分散液
JPS62104887A (ja) * 1985-10-31 1987-05-15 Nitto Electric Ind Co Ltd 水分散型感圧性接着剤組成物
JPS6443588A (en) * 1987-08-12 1989-02-15 Nippon Carbide Kogyo Kk Aqueous dispersion of acrylic pressure-sensitive adhesive composition
JPH03503291A (ja) * 1988-12-20 1991-07-25 エーブリー インターナショナル コーポレイション アクリル系乳化重合体を含んだ着脱可能な感圧接着剤組成物

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006169443A (ja) * 2004-12-17 2006-06-29 Regitex Co Ltd 卓球ラケット用ラバーの接着剤
US7559861B2 (en) * 2005-09-22 2009-07-14 Adco Koki Co., Ltd. Racket, blade and rubber for table tennis
CN102698416A (zh) * 2012-06-29 2012-10-03 黄展刚 一种碳素网球拍的修补方法
CN106349978A (zh) * 2016-08-30 2017-01-25 盐城市艾斯特体育器材有限公司 一种环保型乒乓球拍胶皮粘结用粘合剂
CN106381095A (zh) * 2016-08-30 2017-02-08 盐城市艾斯特体育器材有限公司 一种乒乓球拍胶皮用粘合剂
CN106381094A (zh) * 2016-08-30 2017-02-08 盐城市艾斯特体育器材有限公司 一种乒乓球拍胶皮覆盖物贴合用粘合剂
CN106398559A (zh) * 2016-08-30 2017-02-15 盐城市艾斯特体育器材有限公司 一种水性乒乓球拍胶皮覆盖物贴合用粘合剂
CN106433518A (zh) * 2016-08-30 2017-02-22 盐城市艾斯特体育器材有限公司 一种高弹性乒乓球拍胶皮粘合剂

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5350332B2 (ja) 粘着製品
JP3877670B2 (ja) 粘着テープ又はシート
EP0754212B1 (en) Microparticle-containing pressure sensitive adhesive tape
US5217552A (en) Method of installing tile-like floor material
JP4108499B2 (ja) 水分散型粘着剤組成物及び粘着製品
JPH06240218A (ja) 球技用ラケット用接着剤、該接着剤を用いた球技用ラケット用ラバーおよび球技用ラケット
JP2001152118A (ja) 粘着剤組成物および粘着テープ
JPH0334786B2 (ja)
CN115605557B (zh) 水性粘着剂及粘着片
JP4326092B2 (ja) 塗装用マスキングテープまたはシート
CN1521230A (zh) 水分散体型压敏粘合剂组合物和压敏粘合剂产品
JP2001089730A (ja) 感圧性接着剤組成物およびそれを用いた感圧性接着シート
JP4225388B2 (ja) 発泡体用水性エマルジョン型粘着剤
JP2005023293A (ja) テープ状絶縁材、テープ状絶縁材が貼合された絶縁物品並びに感圧性接着テープ
JP4731405B2 (ja) 水分散型粘着剤組成物及び粘着製品
JPH07188629A (ja) 粘着剤組成物
JP3746446B2 (ja) 水性塗料用樹脂組成物
JPH1046117A (ja) 感熱粘着シート
JP2005179412A (ja) テープ状絶縁材、絶縁物品および感圧性接着テープ
JPH0543855A (ja) 剥離性粘着剤組成物
JPH07102232A (ja) 水性エマルション型粘接着剤
JPH03217478A (ja) 静電植毛用接着剤
JPH10231464A (ja) 感熱粘着剤組成物および感熱粘着シート
JP4693210B2 (ja) 再剥離性粘着剤組成物及びそれを用いた保護フィルム
JPH0776333B2 (ja) 床材用接着剤