JPH0624147A - 光情報記録媒体 - Google Patents
光情報記録媒体Info
- Publication number
- JPH0624147A JPH0624147A JP5144039A JP14403993A JPH0624147A JP H0624147 A JPH0624147 A JP H0624147A JP 5144039 A JP5144039 A JP 5144039A JP 14403993 A JP14403993 A JP 14403993A JP H0624147 A JPH0624147 A JP H0624147A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- recording medium
- recording
- light
- dye
- recording layer
- Prior art date
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- Pending
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- Thermal Transfer Or Thermal Recording In General (AREA)
- Optical Record Carriers And Manufacture Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【構成】
〔但し、式中のR1、R2はアルキル基、XはClO4 -、
I-、BF4 -、Yは−R3OR4、−R3COOR4、−R5
OH、−R5COOZで、R3、R4、R5がアルキル
基、Zが水素、アルカリ金属、アルカリ土類金属を示
す〕で表わされる色素を含む記録層を有する光情報記録
媒体。 【効果】 高い反射率と高い記録感度を有し、光学的信
号の書き込み、再生を安定して行なうことが可能で、か
つ再生光や日光、湿度に対する安定性の高い無公害の光
情報記録媒体を提供できる。
I-、BF4 -、Yは−R3OR4、−R3COOR4、−R5
OH、−R5COOZで、R3、R4、R5がアルキル
基、Zが水素、アルカリ金属、アルカリ土類金属を示
す〕で表わされる色素を含む記録層を有する光情報記録
媒体。 【効果】 高い反射率と高い記録感度を有し、光学的信
号の書き込み、再生を安定して行なうことが可能で、か
つ再生光や日光、湿度に対する安定性の高い無公害の光
情報記録媒体を提供できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レーザ、特に半導体レ
ーザによる書き込み、再生記録がなされる光メモリ媒体
に関する。
ーザによる書き込み、再生記録がなされる光メモリ媒体
に関する。
【0002】
【従来技術および問題点】一般に光ディスクは、基板上
に設けた薄膜記録層に形成された光学的に検出可能な小
さな(例えば約1μm)ピットをらせん状又は円形のト
ラック形態にして高密度情報を記憶することができる。
この様なディスクに情報を書込むには、レーザ感応層の
表面に集束したレーザを走査し、このレーザ光線が照射
された表面のみにピットを形成し、このピットをらせん
状又は円形トラック等の形態で形成する。この感応層は
レーザエネルギーを吸収して光学的に検出可能なピット
を形成できる。例えばヒートモード記録方式では記録層
がレーザエネルギーを吸収してその照射部分が局部的に
加熱され融解蒸発あるいは凝集等の物理的変化を起こし
非照射部分との間に光学的差異(ex反射率、吸収率
等)を生じさせて読み取ることによって検出される。こ
の様な光記録媒体としてこれまでアルミニウム蒸着膜な
どの金属薄膜、ビスマス薄膜、テルル系薄膜やカルコゲ
ナイド系非晶質ガラス膜などの無機物質が提案されてい
る。
に設けた薄膜記録層に形成された光学的に検出可能な小
さな(例えば約1μm)ピットをらせん状又は円形のト
ラック形態にして高密度情報を記憶することができる。
この様なディスクに情報を書込むには、レーザ感応層の
表面に集束したレーザを走査し、このレーザ光線が照射
された表面のみにピットを形成し、このピットをらせん
状又は円形トラック等の形態で形成する。この感応層は
レーザエネルギーを吸収して光学的に検出可能なピット
を形成できる。例えばヒートモード記録方式では記録層
がレーザエネルギーを吸収してその照射部分が局部的に
加熱され融解蒸発あるいは凝集等の物理的変化を起こし
非照射部分との間に光学的差異(ex反射率、吸収率
等)を生じさせて読み取ることによって検出される。こ
の様な光記録媒体としてこれまでアルミニウム蒸着膜な
どの金属薄膜、ビスマス薄膜、テルル系薄膜やカルコゲ
ナイド系非晶質ガラス膜などの無機物質が提案されてい
る。
【0003】これらは、蒸着法、スパッタ法などにより
薄膜が得られ、近赤外域でも光吸収を有するため半導体
レーザが使用できるという長所があるが、反面反射率が
大きく熱伝導率が大きく比熱も大きいという欠点があ
る。特に反射率が大きいということは、レーザ光のエネ
ルギーを有効に利用できないので記録に要する光エネル
ギーが大きくなり、大出力レーザ光源を必要とする。そ
の結果、記録装置が大型かつ高価になると云う欠点があ
る。また、テルル、ビスマス、セレン等の薄膜では毒性
を有するという欠点がある。
薄膜が得られ、近赤外域でも光吸収を有するため半導体
レーザが使用できるという長所があるが、反面反射率が
大きく熱伝導率が大きく比熱も大きいという欠点があ
る。特に反射率が大きいということは、レーザ光のエネ
ルギーを有効に利用できないので記録に要する光エネル
ギーが大きくなり、大出力レーザ光源を必要とする。そ
の結果、記録装置が大型かつ高価になると云う欠点があ
る。また、テルル、ビスマス、セレン等の薄膜では毒性
を有するという欠点がある。
【0004】このような事から、近年吸収性の選択がで
き、吸収率が大きく熱伝導が小さく、生産性が良く且つ
毒性が低いことから色素薄膜を記録層として適用した光
学メモリ媒体の研究提案がなされて来ている。代表的色
素としてはシアニン系色素(特開58−11279
0)、アントラキノン系色素(特開58−22444
8)、ナフトキノン系色素(特開58−224793)
及びフタロシアニン系色素(特開60−48396)等
があり、これらを単独又は自己酸化性樹脂との併用から
成る化合物をスピンナー塗布ディッピング法、プラズマ
法又真空蒸着法等により、基板上に形成した光記録媒体
である。この色素薄膜系は上記長所を有している反面、
光劣化、熱に対して不安定及び湿度劣化等があり、長期
保存性及び再生安定性(読み出し光に対する安定性)等
に問題があると従来言われており、これらの問題につい
て種々の改良案が出されている。具体的には、記録層上
に保護膜を設けること(特開昭55−22961、57
−66541)、酸素による退色防止物質を混合するこ
と(特開昭59−55795)、長波長域に光吸収を有
する金属錯体を形成すること(特開昭59−21589
2)等が提案されている。
き、吸収率が大きく熱伝導が小さく、生産性が良く且つ
毒性が低いことから色素薄膜を記録層として適用した光
学メモリ媒体の研究提案がなされて来ている。代表的色
素としてはシアニン系色素(特開58−11279
0)、アントラキノン系色素(特開58−22444
8)、ナフトキノン系色素(特開58−224793)
及びフタロシアニン系色素(特開60−48396)等
があり、これらを単独又は自己酸化性樹脂との併用から
成る化合物をスピンナー塗布ディッピング法、プラズマ
法又真空蒸着法等により、基板上に形成した光記録媒体
である。この色素薄膜系は上記長所を有している反面、
光劣化、熱に対して不安定及び湿度劣化等があり、長期
保存性及び再生安定性(読み出し光に対する安定性)等
に問題があると従来言われており、これらの問題につい
て種々の改良案が出されている。具体的には、記録層上
に保護膜を設けること(特開昭55−22961、57
−66541)、酸素による退色防止物質を混合するこ
と(特開昭59−55795)、長波長域に光吸収を有
する金属錯体を形成すること(特開昭59−21589
2)等が提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
の提案によっても問題を十分に解決しておらず、更に添
加剤による成膜性や反射率、吸収率の低下という問題が
生じる。こうしたことから、記録密度及び反射性の点よ
り下記一般式に示すシアニン系色素を用いた塗布型記録
媒体が注目されている。
の提案によっても問題を十分に解決しておらず、更に添
加剤による成膜性や反射率、吸収率の低下という問題が
生じる。こうしたことから、記録密度及び反射性の点よ
り下記一般式に示すシアニン系色素を用いた塗布型記録
媒体が注目されている。
【0006】
【化2】 〔但し、式中のAはO、S、Se、C、Xはハロゲン陰
イオン、BF4 -、ClO4 -、Rはアルキル基を示す〕 しかしながら、上記一般式で表わされるシアニン系色素
についても成膜性、熱光安定性に欠けるという本質的な
問題を有する。成膜性については、メチン連鎖数(n)
の増加により溶剤溶解性が低下すること、両端の複素環
の種類及び置換基の種類により溶解性が変わることが知
られている。熱光安定性については、メチン連鎖数が増
加する程、熱、光に対して不安定になり、酸化劣化も起
こり易くなること、複素環の種類により熱、光に対する
安定性が異なることが知られている。
イオン、BF4 -、ClO4 -、Rはアルキル基を示す〕 しかしながら、上記一般式で表わされるシアニン系色素
についても成膜性、熱光安定性に欠けるという本質的な
問題を有する。成膜性については、メチン連鎖数(n)
の増加により溶剤溶解性が低下すること、両端の複素環
の種類及び置換基の種類により溶解性が変わることが知
られている。熱光安定性については、メチン連鎖数が増
加する程、熱、光に対して不安定になり、酸化劣化も起
こり易くなること、複素環の種類により熱、光に対する
安定性が異なることが知られている。
【0007】本発明は、上記事情に鑑みなされたもの
で、高い反射率と高い記録感度を有し、光学的信号の書
き込み、再生を安定して行なうことが可能で、かつ再生
時の光や日光、湿度に対する安定性の高い無公害の光情
報記録媒体を提供しようとするものである。
で、高い反射率と高い記録感度を有し、光学的信号の書
き込み、再生を安定して行なうことが可能で、かつ再生
時の光や日光、湿度に対する安定性の高い無公害の光情
報記録媒体を提供しようとするものである。
【0008】
【問題点を解決する手段および作用】本発明は、一般式
【化3】 〔但し、式中のR1、R2は炭素数1〜6のアルキル基、
XはClO4 -、I-、BF4 -、Yは−R3OR4、−R3C
OOR4、−R5OH、−R5COOZで、R3が炭素数1
〜6のアルキル基、R4が炭素数1〜3のアルキル基、
R5が炭素数1〜8のアルキル基、Zが水素、アルカリ
金属、アルカリ土類金属を示す〕にて表わされる色素を
含む記録層を有することを特徴とする光情報記録媒体で
ある。
XはClO4 -、I-、BF4 -、Yは−R3OR4、−R3C
OOR4、−R5OH、−R5COOZで、R3が炭素数1
〜6のアルキル基、R4が炭素数1〜3のアルキル基、
R5が炭素数1〜8のアルキル基、Zが水素、アルカリ
金属、アルカリ土類金属を示す〕にて表わされる色素を
含む記録層を有することを特徴とする光情報記録媒体で
ある。
【0009】上記一般式にて表わされる色素を具体的に
例示すると、下記構造式に示すもの等が挙げられる。
例示すると、下記構造式に示すもの等が挙げられる。
【化4】
【0010】
【化5】
【0011】
【化6】
【0012】
【化7】
【0013】上記一般式で表わされる色素を含む記録層
は、該色素を酢酸エチル、トルエン、アセトン、メチル
イソブチルケトン、塩化メチレン、アルコール等の溶剤
に溶解してスピンナー法、ディッピング法、ドクターブ
レード法等により基板上に薄膜を形成することにより得
られる。この記録層の厚さは、薄い程、記録感度が高く
なるが、反射率が膜厚に依存するために、10nm〜1
000nm、好ましくは30nm〜500nmの範囲に
することが適切である。また、基板としてはガラス、プ
ラスチック、金属等の一般に用いられるものが使用可能
であるが、アクリル樹脂、ポリカーボネート、ポリオレ
フィン、ポリエステル、ポリイミドのフィルムでもよ
い。
は、該色素を酢酸エチル、トルエン、アセトン、メチル
イソブチルケトン、塩化メチレン、アルコール等の溶剤
に溶解してスピンナー法、ディッピング法、ドクターブ
レード法等により基板上に薄膜を形成することにより得
られる。この記録層の厚さは、薄い程、記録感度が高く
なるが、反射率が膜厚に依存するために、10nm〜1
000nm、好ましくは30nm〜500nmの範囲に
することが適切である。また、基板としてはガラス、プ
ラスチック、金属等の一般に用いられるものが使用可能
であるが、アクリル樹脂、ポリカーボネート、ポリオレ
フィン、ポリエステル、ポリイミドのフィルムでもよ
い。
【0014】上述した記録層の形成にあたっては、色素
にバインダ樹脂を1〜40重量%、好ましくは3〜20
重量%添加することにより、成膜性、耐熱性、耐湿性を
向上させることができる。ここに用いるバインダ樹脂と
しては、例えばアクリル、エステル、ニトロセルロー
ス、エチレン、プロピレン、カーボネート、エチレンテ
レフタレート、エポキシ、ブチラール、塩化ビニル、酢
酸ビニル、スチレンの単独重合体、これらの共重合体等
を挙げることができる。
にバインダ樹脂を1〜40重量%、好ましくは3〜20
重量%添加することにより、成膜性、耐熱性、耐湿性を
向上させることができる。ここに用いるバインダ樹脂と
しては、例えばアクリル、エステル、ニトロセルロー
ス、エチレン、プロピレン、カーボネート、エチレンテ
レフタレート、エポキシ、ブチラール、塩化ビニル、酢
酸ビニル、スチレンの単独重合体、これらの共重合体等
を挙げることができる。
【0015】また、上記バインダ樹脂の代りに他の色素
を混入させて成膜性の向上や耐熱、耐湿、耐光性を向上
させることも可能である。この場合、他の色素を積層し
て耐熱性、耐湿性、耐光性を向上させることも可能であ
る。ここに用いる色素としては、例えばシアニン色素、
メロシアニン色素、アントラキノン色素、トリフェニル
メタン系色素、キサンテン系色素、フタロシアニン系色
素等を挙げることができる。
を混入させて成膜性の向上や耐熱、耐湿、耐光性を向上
させることも可能である。この場合、他の色素を積層し
て耐熱性、耐湿性、耐光性を向上させることも可能であ
る。ここに用いる色素としては、例えばシアニン色素、
メロシアニン色素、アントラキノン色素、トリフェニル
メタン系色素、キサンテン系色素、フタロシアニン系色
素等を挙げることができる。
【0016】更に、上述した記録層の形成にあたり色素
に酸化防止剤として下記一般式(A)にて表わされるア
ミン化合物や下記一般式(B)にて表わされるジチオレ
ート金属錯体を添加し、光、酸素、水分による記録層の
光学特性の劣化を防止することも可能である。
に酸化防止剤として下記一般式(A)にて表わされるア
ミン化合物や下記一般式(B)にて表わされるジチオレ
ート金属錯体を添加し、光、酸素、水分による記録層の
光学特性の劣化を防止することも可能である。
【0017】
【化8】 但し、式中のR1、R2、R4、R5は炭素数1〜6のアル
キル基、R3は
キル基、R3は
【0018】
【化9】 で、Rは炭素数1〜6のアルキル基を示すものである。
【0019】
【化10】 但し、式中のR1〜R4はアルキル基又はフェニル基、
X、Yは水素、アルキル基、ハロゲン基、MはNi、C
o、Fe、Cr等の金属を示すものである。
X、Yは水素、アルキル基、ハロゲン基、MはNi、C
o、Fe、Cr等の金属を示すものである。
【0020】なお、上記一般式の色素を含む記録層の他
に必要に応じて中間層、保護層を設けることができる。
中間層は、接着性の向上と共に酸素、水分からの保護の
目的で設けられ、主に樹脂又は無機化合物から形成され
る。樹脂としては、例えば塩化ビニル、酢酸ビニル、ア
クリル、エステル、ニトロセルロース、カーボネート、
エポキシ、エチレン、プロピレン、ブチラール等の単独
もしくは共重合体を用いることができ、必要に応じて酸
化防止剤や紫外光吸収剤を含有させることが可能であ
る。これらは、スピンナー法、ディッピング法、ドクタ
ーブレード法により形成される。無機化合物としては、
例えばSiO2、SiO、Al2O3、SnO2、MgF2
等が用いられ、イオンビーム、電子ビーム、スパッタ法
により薄膜が形成される。前記保護層も中間層と同様の
構成をとり、光、酸素、水分からの記録層の保護、傷、
ホコリからの保護のために用いられる。
に必要に応じて中間層、保護層を設けることができる。
中間層は、接着性の向上と共に酸素、水分からの保護の
目的で設けられ、主に樹脂又は無機化合物から形成され
る。樹脂としては、例えば塩化ビニル、酢酸ビニル、ア
クリル、エステル、ニトロセルロース、カーボネート、
エポキシ、エチレン、プロピレン、ブチラール等の単独
もしくは共重合体を用いることができ、必要に応じて酸
化防止剤や紫外光吸収剤を含有させることが可能であ
る。これらは、スピンナー法、ディッピング法、ドクタ
ーブレード法により形成される。無機化合物としては、
例えばSiO2、SiO、Al2O3、SnO2、MgF2
等が用いられ、イオンビーム、電子ビーム、スパッタ法
により薄膜が形成される。前記保護層も中間層と同様の
構成をとり、光、酸素、水分からの記録層の保護、傷、
ホコリからの保護のために用いられる。
【0021】次に、本発明の光情報記録媒体の構成例に
ついて図面を参照して説明する。図1は、光情報記録媒
体の基本構成を示すもので、基板1上に一般式の色素を
含む記録層2を設けた構造である。記録、再生はレーザ
光3を集光レンズにより記録層2上に0.8〜1.5μ
mの大きさのスポットに集光して行なわれる。記録再生
のレーザ光3は、記録層2から照射してもよいが、基板
1が透明な材料からなる場合には基板1側から照射する
方が一般的に汚れやゴミの影響を少なくできる。
ついて図面を参照して説明する。図1は、光情報記録媒
体の基本構成を示すもので、基板1上に一般式の色素を
含む記録層2を設けた構造である。記録、再生はレーザ
光3を集光レンズにより記録層2上に0.8〜1.5μ
mの大きさのスポットに集光して行なわれる。記録再生
のレーザ光3は、記録層2から照射してもよいが、基板
1が透明な材料からなる場合には基板1側から照射する
方が一般的に汚れやゴミの影響を少なくできる。
【0022】図2は、基板1と記録層2の間に中間層4
を、記録層2上に保護層5を夫々設けた構造のものであ
る。
を、記録層2上に保護層5を夫々設けた構造のものであ
る。
【0023】図3は、同一構成の2枚の媒体を記録層2
が互に対向するようにスペーサ6を介して配置させたも
のである。なお、図3中の7はエアーギャップ、8はス
ピンドル穴である。かかる構成によれば、記録層2への
汚れやゴミの影響を抑制できる利点を有する。
が互に対向するようにスペーサ6を介して配置させたも
のである。なお、図3中の7はエアーギャップ、8はス
ピンドル穴である。かかる構成によれば、記録層2への
汚れやゴミの影響を抑制できる利点を有する。
【0024】
【実施例】以下、本発明の実施例を詳細に説明する。 実施例1 下記構造式(I)の色素をメチルエチルケトンで溶解
し、10%溶液とした後、これをスピンナーコータで厚
さ1.2mmのガラス基板上に塗布、乾燥して厚さ75
nmの記録層を形成して記録媒体を製造した。
し、10%溶液とした後、これをスピンナーコータで厚
さ1.2mmのガラス基板上に塗布、乾燥して厚さ75
nmの記録層を形成して記録媒体を製造した。
【化11】
【0025】実施例2 実施例1で用いた構造式(I)の色素に、バインダ樹脂
としてのアクリル樹脂(三菱レイヨン社製:ダイヤナー
ルBR−60)を10重量%添加し、これをメチルエチ
ルケトンで溶解して10%溶液とした後、この溶液をス
ピンナーコータで厚さ1.2mmのガラス基板上に塗
布、乾燥して厚さ95nmの記録層を形成して記録媒体
を製造した。
としてのアクリル樹脂(三菱レイヨン社製:ダイヤナー
ルBR−60)を10重量%添加し、これをメチルエチ
ルケトンで溶解して10%溶液とした後、この溶液をス
ピンナーコータで厚さ1.2mmのガラス基板上に塗
布、乾燥して厚さ95nmの記録層を形成して記録媒体
を製造した。
【0026】実施例3 実施例1で用いた構造式(I)の色素と1、2ニッケル
ジチオレート錯体(三井東圧ファイン社製:PA100
6)とを重量比で3:1の割合にて混合し、これをメチ
ルエチルケトンで溶解して10%溶液とした後、この溶
液をスピンナーコータで厚さ1.2mmのガラス基板上
に塗布、乾燥して厚さ80nmの記録層を形成して記録
媒体を製造した。
ジチオレート錯体(三井東圧ファイン社製:PA100
6)とを重量比で3:1の割合にて混合し、これをメチ
ルエチルケトンで溶解して10%溶液とした後、この溶
液をスピンナーコータで厚さ1.2mmのガラス基板上
に塗布、乾燥して厚さ80nmの記録層を形成して記録
媒体を製造した。
【0027】実施例4 実施例1で用いた構造式(I)の色素と下記構造式(I
I)の色素とを重量比で2:1の割合で混合し、これを
実施例1と同様に溶解し、基板上に塗布、乾燥して厚さ
84nmの記録層を形成し、記録媒体を製造した。
I)の色素とを重量比で2:1の割合で混合し、これを
実施例1と同様に溶解し、基板上に塗布、乾燥して厚さ
84nmの記録層を形成し、記録媒体を製造した。
【化12】
【0028】実施例5 実施例1と同様な方法によりガラス基板上に構造式
(I)の色素からなる厚さ75nmの記録層を形成した
後、この記録層上に下記構造式(III)に示すアルミニウ
ムナフタロシアニンを真空度1.0×10-5Torrの
条件下で真空加熱蒸着して厚さ50nmの反射性保護層
を形成し、記録媒体を製造した。
(I)の色素からなる厚さ75nmの記録層を形成した
後、この記録層上に下記構造式(III)に示すアルミニウ
ムナフタロシアニンを真空度1.0×10-5Torrの
条件下で真空加熱蒸着して厚さ50nmの反射性保護層
を形成し、記録媒体を製造した。
【化13】
【0029】比較例1 下記構造式(IV)の色素をメチルエチルケトンで溶解し
て10%溶液とした後、この溶液をスピンナーコータで
厚さ1.2mmのガラス基板上に塗布、乾燥して厚さ7
0nmの記録層を形成し、記録媒体を製造した。
て10%溶液とした後、この溶液をスピンナーコータで
厚さ1.2mmのガラス基板上に塗布、乾燥して厚さ7
0nmの記録層を形成し、記録媒体を製造した。
【化14】
【0030】比較例2 下記構造式(V)の色素を比較例1と同様な方法で溶解
し、ガラス基板上に塗布、乾燥して厚さ70nmの記録
層を形成し、記録媒体を製造した。
し、ガラス基板上に塗布、乾燥して厚さ70nmの記録
層を形成し、記録媒体を製造した。
【化15】 しかして、本実施例1〜5及び比較例1、2の記録媒体
の記録層について波長830nmの光に対する反射率を
分光光度計により測定した。また、各記録層について波
長830nmの光に対する吸光度を測定した。更に、波
長830nm、出力4mWの半導体レーザ光を直径1.
2μmのスポットに集光し、この集光レーザ光を各記録
媒体の基板側からその移動速度を9m/secの条件下
で書き込み、再生を行なって記録感度(記録エネルギー
閾値)及びC/N値を測定した。これらの結果を下記表
1に示した。
の記録層について波長830nmの光に対する反射率を
分光光度計により測定した。また、各記録層について波
長830nmの光に対する吸光度を測定した。更に、波
長830nm、出力4mWの半導体レーザ光を直径1.
2μmのスポットに集光し、この集光レーザ光を各記録
媒体の基板側からその移動速度を9m/secの条件下
で書き込み、再生を行なって記録感度(記録エネルギー
閾値)及びC/N値を測定した。これらの結果を下記表
1に示した。
【0031】
【表1】
【0032】また、本実施例1〜5及び比較例1、2の
記録媒体を50℃、95%の雰囲気下に150時間放置
し、放置前後の吸光度低下率、反射率低下率を測定する
耐熱湿性試験を行なった。各記録媒体に25℃、60%
の雰囲気下で500Wタングステン光を50cmへだて
て100時間照射し、タングステン光の照射前後での吸
光度低下率、反射率低下率を測定する耐光試験を行なっ
た。これらの結果を下記表2に示した。
記録媒体を50℃、95%の雰囲気下に150時間放置
し、放置前後の吸光度低下率、反射率低下率を測定する
耐熱湿性試験を行なった。各記録媒体に25℃、60%
の雰囲気下で500Wタングステン光を50cmへだて
て100時間照射し、タングステン光の照射前後での吸
光度低下率、反射率低下率を測定する耐光試験を行なっ
た。これらの結果を下記表2に示した。
【0033】
【表2】
【0034】
【発明の効果】以上詳述した如く、本発明によれば高い
反射率と高い記録感度を有し、光学的信号の書き込み、
再生を安定して行なうことが可能で、かつ再生光や日
光、湿度に対する安定性の高い無公害の光情報記録媒体
を提供できる。
反射率と高い記録感度を有し、光学的信号の書き込み、
再生を安定して行なうことが可能で、かつ再生光や日
光、湿度に対する安定性の高い無公害の光情報記録媒体
を提供できる。
【図1】本発明の光情報記録媒体を示す概略図である。
【図2】本発明の光情報記録媒体を示す概略図である。
【図3】本発明の光情報記録媒体を示す概略図である。
1 基板 2 記録層 3 レーザ光 4 中間層 5 保護層 6 スペーサ
Claims (1)
- 【請求項1】 一般式 【化1】 〔但し、式中のR1、R2は炭素数1〜6のアルキル基、
XはClO4 -、I-、BF4 -、Yは−R3OR4、−R3C
OOR4、−R5OH、−R5COOZで、R3が炭素数1
〜6のアルキル基、R4が炭素数1〜3のアルキル基、
R5が炭素数1〜8のアルキル基、Zが水素、アルカリ
金属、アルカリ土類金属を示す〕にて表わされる色素を
含む記録層を有することを特徴とする光情報記録媒体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5144039A JPH0624147A (ja) | 1993-06-15 | 1993-06-15 | 光情報記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5144039A JPH0624147A (ja) | 1993-06-15 | 1993-06-15 | 光情報記録媒体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0624147A true JPH0624147A (ja) | 1994-02-01 |
Family
ID=15352902
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5144039A Pending JPH0624147A (ja) | 1993-06-15 | 1993-06-15 | 光情報記録媒体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0624147A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US11523707B2 (en) | 2015-09-10 | 2022-12-13 | Brava Home, Inc. | Sequential broiling |
-
1993
- 1993-06-15 JP JP5144039A patent/JPH0624147A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US11523707B2 (en) | 2015-09-10 | 2022-12-13 | Brava Home, Inc. | Sequential broiling |
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