JPH0624206A - ライトトラック用ラジアルタイヤ - Google Patents
ライトトラック用ラジアルタイヤInfo
- Publication number
- JPH0624206A JPH0624206A JP4207491A JP20749192A JPH0624206A JP H0624206 A JPH0624206 A JP H0624206A JP 4207491 A JP4207491 A JP 4207491A JP 20749192 A JP20749192 A JP 20749192A JP H0624206 A JPH0624206 A JP H0624206A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tire
- cord
- belt
- carcass
- elasticity
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60C—VEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
- B60C9/00—Reinforcements or ply arrangement of pneumatic tyres
- B60C9/005—Reinforcements made of different materials, e.g. hybrid or composite cords
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Tires In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】タイヤの軽量化を図りかつ乗心地を向上する。
【構成】トロイド状のカーカス5と、トレッド部2内部
かつカーカス5の半径方向外側にベルト層6とを設け
る。前記カーカスは4500デニール以上のカーカスコ
ードよりなるすだれ織り布を用いた1枚のカーカスプラ
イからなり、又前記ベルト層6は、有機繊維からなる高
弾性フィラメントと、有機繊維からなる低弾性フィラメ
ントとをより合わせかつ両フィラメントの弾性比を規制
した複合コードを並置したベルトプライを用いている。
かつカーカス5の半径方向外側にベルト層6とを設け
る。前記カーカスは4500デニール以上のカーカスコ
ードよりなるすだれ織り布を用いた1枚のカーカスプラ
イからなり、又前記ベルト層6は、有機繊維からなる高
弾性フィラメントと、有機繊維からなる低弾性フィラメ
ントとをより合わせかつ両フィラメントの弾性比を規制
した複合コードを並置したベルトプライを用いている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ライトトラック用タイ
ヤ、特にカーカスを通常のカーカスプライを3〜4枚重
ね合わせることにより形成された強さを有するタイヤ、
いわゆる8〜12プライレーテイングのタイヤについ
て、軽量化を図りかつ転動抵抗を減じると共に耐久性と
乗心地を向上したライトトラック用ラジアルタイヤに関
する。
ヤ、特にカーカスを通常のカーカスプライを3〜4枚重
ね合わせることにより形成された強さを有するタイヤ、
いわゆる8〜12プライレーテイングのタイヤについ
て、軽量化を図りかつ転動抵抗を減じると共に耐久性と
乗心地を向上したライトトラック用ラジアルタイヤに関
する。
【0002】
【従来の技術】タイヤ最大巾が165mm以上かつリム径
が380mm以上であり、タイヤの強度が前記8〜12プ
ライレーティングである小径、大荷重用のライトトラッ
クタイヤとしては、従来、ポリエステル繊維コードを用
いたプライを2〜3枚重ね合わせたカーカス、及びベル
トコードにスチールコードを用いたカットプライからな
るベルト層とを用いて耐久性の向上が図っていた。この
ように形成されたタイヤは重量が大かつ転動抵抗が大き
いため走行時の燃費も大である。他方、地球の温暖化、
地球環境の悪化が年々深刻な問題となりつつあり、かか
る環境の汚染を阻止すべくソーラーカーに代表される電
気自動車の開発普及が大きくクローズアップされるよう
になっている。
が380mm以上であり、タイヤの強度が前記8〜12プ
ライレーティングである小径、大荷重用のライトトラッ
クタイヤとしては、従来、ポリエステル繊維コードを用
いたプライを2〜3枚重ね合わせたカーカス、及びベル
トコードにスチールコードを用いたカットプライからな
るベルト層とを用いて耐久性の向上が図っていた。この
ように形成されたタイヤは重量が大かつ転動抵抗が大き
いため走行時の燃費も大である。他方、地球の温暖化、
地球環境の悪化が年々深刻な問題となりつつあり、かか
る環境の汚染を阻止すべくソーラーカーに代表される電
気自動車の開発普及が大きくクローズアップされるよう
になっている。
【0003】さらに、運転手の高齢化が進みライトトラ
ックと言えども乗心地のよい車への要望が高くなってい
る。
ックと言えども乗心地のよい車への要望が高くなってい
る。
【0004】又昨今、地球の温暖化、二酸化炭素の増加
などの環境悪化を阻止すべく自動四輪車にあっても燃料
の節減が企てられている。他方、車両における燃費低減
は、車両重量の低減が最も有効であり、例えば車両重量
1%の低減は燃費を1%向上させる効果を有し、タイヤ
にあっても一層の軽量化が要請されるようになった。
などの環境悪化を阻止すべく自動四輪車にあっても燃料
の節減が企てられている。他方、車両における燃費低減
は、車両重量の低減が最も有効であり、例えば車両重量
1%の低減は燃費を1%向上させる効果を有し、タイヤ
にあっても一層の軽量化が要請されるようになった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記要請に対して、ベ
ルト層のベルトコードをスチールに代えてスチールと略
同等の強さを有するアラミド系の繊維を用いたものも市
場に存在するが、このものはスチールに比べて比重の小
さい有機繊維を用いることによって、タイヤ重量を軽減
しうるもののスチールコードに比べて剛性不足による操
縦安定性の悪化、及びユニフォミテーの低下からパター
ンノイズが高いという問題がある。特に10〜12KH
Z におけるノイズの増加が著しい。
ルト層のベルトコードをスチールに代えてスチールと略
同等の強さを有するアラミド系の繊維を用いたものも市
場に存在するが、このものはスチールに比べて比重の小
さい有機繊維を用いることによって、タイヤ重量を軽減
しうるもののスチールコードに比べて剛性不足による操
縦安定性の悪化、及びユニフォミテーの低下からパター
ンノイズが高いという問題がある。特に10〜12KH
Z におけるノイズの増加が著しい。
【0006】発明者らはこのようなタイヤの軽量化と、
転動抵抗の低減とに加えてノイズを抑制するという3つ
の問題点を解決させるべく鋭意研究を重ねた結果、カー
カスコードとして繊度4500デニール以上の太糸の有
機繊維コードのすだれ繊布にゴム引きしてなる1枚のカ
ーカスプライを左右一対のビードコアの回りに巻き上げ
てなるトロイド状カーカスとなすことによりカーカスの
軽量化を図ると共に、ベルトコードとして、高弾性フィ
ラメントと低弾性フィラメントとを混合撚りすることに
より、該ベルトコードをその荷重−伸び曲線における変
曲点下方では低弾性として機能させ、又変曲点上方では
高弾性として機能させることによって、タイヤの回転速
度に応じたベルトの締めつけ効果の調整を可能とし耐久
性を高めかつパターンノイズを低減しうることを見出し
たのである。
転動抵抗の低減とに加えてノイズを抑制するという3つ
の問題点を解決させるべく鋭意研究を重ねた結果、カー
カスコードとして繊度4500デニール以上の太糸の有
機繊維コードのすだれ繊布にゴム引きしてなる1枚のカ
ーカスプライを左右一対のビードコアの回りに巻き上げ
てなるトロイド状カーカスとなすことによりカーカスの
軽量化を図ると共に、ベルトコードとして、高弾性フィ
ラメントと低弾性フィラメントとを混合撚りすることに
より、該ベルトコードをその荷重−伸び曲線における変
曲点下方では低弾性として機能させ、又変曲点上方では
高弾性として機能させることによって、タイヤの回転速
度に応じたベルトの締めつけ効果の調整を可能とし耐久
性を高めかつパターンノイズを低減しうることを見出し
たのである。
【0007】本発明は、カーカスを4500デニール以
上の太いコードを用いた1枚のカーカスプライによって
形成し、かつベルト層を高弾性フィラメントと、低弾性
フィラメントとを両者の弾性率比を規正してより合わせ
た複合コードを用いたベルトプライを3〜4枚重ね合わ
せて形成することを基本として、パターンノイズが増大
することなくタイヤ重量を軽減でき、かつ転動抵抗を減
じ燃費の節減を図りうるライトトラック用ラジアルタイ
ヤの提供を目的としている。
上の太いコードを用いた1枚のカーカスプライによって
形成し、かつベルト層を高弾性フィラメントと、低弾性
フィラメントとを両者の弾性率比を規正してより合わせ
た複合コードを用いたベルトプライを3〜4枚重ね合わ
せて形成することを基本として、パターンノイズが増大
することなくタイヤ重量を軽減でき、かつ転動抵抗を減
じ燃費の節減を図りうるライトトラック用ラジアルタイ
ヤの提供を目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、トレッド部
と、その両端から半径方向内方に向いて延びるサイドウ
オール部と、該サイドウオール部の半径方向両端部に位
置するビード部とを具えるとともに、トレッド部、サイ
ドウオール部を通りタイヤの半径方向に対してほぼ平行
に延びるコードの両端をビード部内のビードコアのまわ
りに折返したトロイド状のカーカスと、前記トレッド部
内方かつカーカスの半径方向外側に配したベルト層とを
設けたかつ子午線方向最大巾が165mm以上かつリム径
が380mm以上であるとともに8〜12プライレーテン
グに相当するタイヤ強度を有するライトトラック用タイ
ヤにおいて、前記カーカスは、有機繊維コードでそのコ
ードの繊度が4500デニール以上の太糸からなるすだ
れ織布にゴム引きした1枚のカーカスプライからなり、
前記ベルト層は有機繊維からなる高弾性フィラメント
と、有機繊維よりなる低弾性フィラメントとをより合わ
せた複合コードを並べて配列したベルトプライを半径方
向内外に3〜4枚重ね合わせることにより隣り合うベル
トプライの前記複合コードが互いに交差するクロスベル
トとして形成されると共に、前記複合コードは、その応
力ー伸び曲線が原点から変曲点に至る低弾性域と、変曲
点をこえる高弾性域とを有しかつ前記変曲点は伸び7〜
11%の範囲にありしかも高弾性域の弾性率EHと低弾
性域の弾性率ELとの比EH/ELを8〜20としたこ
とを特徴とするライトトラック用ラジアルタイヤであ
る。
と、その両端から半径方向内方に向いて延びるサイドウ
オール部と、該サイドウオール部の半径方向両端部に位
置するビード部とを具えるとともに、トレッド部、サイ
ドウオール部を通りタイヤの半径方向に対してほぼ平行
に延びるコードの両端をビード部内のビードコアのまわ
りに折返したトロイド状のカーカスと、前記トレッド部
内方かつカーカスの半径方向外側に配したベルト層とを
設けたかつ子午線方向最大巾が165mm以上かつリム径
が380mm以上であるとともに8〜12プライレーテン
グに相当するタイヤ強度を有するライトトラック用タイ
ヤにおいて、前記カーカスは、有機繊維コードでそのコ
ードの繊度が4500デニール以上の太糸からなるすだ
れ織布にゴム引きした1枚のカーカスプライからなり、
前記ベルト層は有機繊維からなる高弾性フィラメント
と、有機繊維よりなる低弾性フィラメントとをより合わ
せた複合コードを並べて配列したベルトプライを半径方
向内外に3〜4枚重ね合わせることにより隣り合うベル
トプライの前記複合コードが互いに交差するクロスベル
トとして形成されると共に、前記複合コードは、その応
力ー伸び曲線が原点から変曲点に至る低弾性域と、変曲
点をこえる高弾性域とを有しかつ前記変曲点は伸び7〜
11%の範囲にありしかも高弾性域の弾性率EHと低弾
性域の弾性率ELとの比EH/ELを8〜20としたこ
とを特徴とするライトトラック用ラジアルタイヤであ
る。
【0009】
【作用】カーカスは4500デニール以上の太いカーカ
スコードを用いた1枚のカーカスプライで構成されてい
るため、2〜3枚のプライを重ね合わせた従来の構造の
ものに比較して5〜15%軽量化が可能となり、それに
伴ってタイヤの転がり抵抗が低減し、車両の燃費効率が
向上する。又カーカスは前述の如く1枚のカーカスプラ
イによって形成されているため生産性が大巾に上昇す
る。
スコードを用いた1枚のカーカスプライで構成されてい
るため、2〜3枚のプライを重ね合わせた従来の構造の
ものに比較して5〜15%軽量化が可能となり、それに
伴ってタイヤの転がり抵抗が低減し、車両の燃費効率が
向上する。又カーカスは前述の如く1枚のカーカスプラ
イによって形成されているため生産性が大巾に上昇す
る。
【0010】又ベルト層は高弾性フィラメントと低弾性
フィラメントとをより合わせた複合コードからなるベル
トコードを具えるため、該複合コードはその荷重−伸び
曲線において変曲点の下方では低弾性域を、又変曲点の
上方では高弾性域を併有する。
フィラメントとをより合わせた複合コードからなるベル
トコードを具えるため、該複合コードはその荷重−伸び
曲線において変曲点の下方では低弾性域を、又変曲点の
上方では高弾性域を併有する。
【0011】従って、タイヤ加硫工程時に生じるベルト
コードの伸び(約3%付近)に対応する弾性は、低弾性
域であり、この弾性はタイヤの加硫金型における加硫に
際して、生タイヤ内部の内圧によりタイヤ外周面を加硫
金型内面に複合コードの伸びとともに押し付けることが
でき、高弾性フィラメントを有するにもかかわらずタイ
ヤの加硫成形が容易となりかつタイヤ精度も向上する。
従ってタイヤの仕上がり精度が高まることによってノイ
ズを減少させうる。又高変形が伴うタイヤの高速回転時
にあっては、前記ベルト層のプライにおける前記複合コ
ードは高弾性を発揮する。
コードの伸び(約3%付近)に対応する弾性は、低弾性
域であり、この弾性はタイヤの加硫金型における加硫に
際して、生タイヤ内部の内圧によりタイヤ外周面を加硫
金型内面に複合コードの伸びとともに押し付けることが
でき、高弾性フィラメントを有するにもかかわらずタイ
ヤの加硫成形が容易となりかつタイヤ精度も向上する。
従ってタイヤの仕上がり精度が高まることによってノイ
ズを減少させうる。又高変形が伴うタイヤの高速回転時
にあっては、前記ベルト層のプライにおける前記複合コ
ードは高弾性を発揮する。
【0012】なお前記ベルトコードとしての複合コード
の変曲点が伸び7〜11%の範囲に存在することによっ
て、タイヤ生産時において、生タイヤを加硫金型に装着
しかつ生タイヤ内に内圧を充填したとき、該内圧によっ
て、ベルト層は、複合コードの伸長によって膨出し、外
周面を金型内面に押しつけることにより、そのトレッド
部2に、金型に形成された溝形条を刻設できる。なお生
タイヤへの内圧充填に伴う膨出は、複合コードの低弾性
域における伸長によって行う。このため、変曲点を伸び
7〜11%の範囲に設定している。これによって、成形
されたタイヤへのインフレート及び高速回転時に作用す
る遠心力に基づくタイヤの膨張を高弾性域によって図4
に示すごとく抑制しうる。このため、高弾性域の弾性率
EHと低弾性域の弾性率ELとの比EH/ELを8〜2
0としている。8以下のとき前記抑制効果に乏しく、又
20をこえるのはタイヤバランス上からも不要である。
の変曲点が伸び7〜11%の範囲に存在することによっ
て、タイヤ生産時において、生タイヤを加硫金型に装着
しかつ生タイヤ内に内圧を充填したとき、該内圧によっ
て、ベルト層は、複合コードの伸長によって膨出し、外
周面を金型内面に押しつけることにより、そのトレッド
部2に、金型に形成された溝形条を刻設できる。なお生
タイヤへの内圧充填に伴う膨出は、複合コードの低弾性
域における伸長によって行う。このため、変曲点を伸び
7〜11%の範囲に設定している。これによって、成形
されたタイヤへのインフレート及び高速回転時に作用す
る遠心力に基づくタイヤの膨張を高弾性域によって図4
に示すごとく抑制しうる。このため、高弾性域の弾性率
EHと低弾性域の弾性率ELとの比EH/ELを8〜2
0としている。8以下のとき前記抑制効果に乏しく、又
20をこえるのはタイヤバランス上からも不要である。
【0013】このように変曲点を複合コードの伸び7〜
11%の範囲とすることによって、生タイヤの成形精度
が高まるとともに、弾性比EH/ELを8〜20とする
ことによって、高速回転時のタイヤの膨張を効果的に抑
制し、耐久性と乗心地とを一層向上しうる。
11%の範囲とすることによって、生タイヤの成形精度
が高まるとともに、弾性比EH/ELを8〜20とする
ことによって、高速回転時のタイヤの膨張を効果的に抑
制し、耐久性と乗心地とを一層向上しうる。
【0014】なおベルト層の外側には弾性率が600kg
/mm2 以上のバンドコード、例えば芳香族ポリアミド繊
維からなるコードを赤道にほぼ平行に螺旋巻きしてなる
バンド層を形成した場合には、タガ効果が向上し、いわ
ゆるベルト層のリフティングを防止でき、スタンデング
ウェーブの発生が抑制されることによって、タイヤの高
速耐久性が一層向上し、振動の発生を抑制する。さらに
砂利道、段差路などのラフロードを走行する際にもゴツ
ゴツ感が減少し、乗心地が向上する。
/mm2 以上のバンドコード、例えば芳香族ポリアミド繊
維からなるコードを赤道にほぼ平行に螺旋巻きしてなる
バンド層を形成した場合には、タガ効果が向上し、いわ
ゆるベルト層のリフティングを防止でき、スタンデング
ウェーブの発生が抑制されることによって、タイヤの高
速耐久性が一層向上し、振動の発生を抑制する。さらに
砂利道、段差路などのラフロードを走行する際にもゴツ
ゴツ感が減少し、乗心地が向上する。
【0015】
【実施例】以下本発明の一実施例を図面に基づき説明す
る。図1においてライトトラック用ラジアルタイヤT
は、正規内圧を付加したときのタイヤ最大巾が160mm
以上かつリム径が380mm以上のライトトラックに用い
るタイヤであり、トレッド部2の両端から半径方向内方
に向けて延びるサイドウォール部3と、該サイドウォー
ル部3の半径方向内側端に位置するビード部4とを有
し、又ラジアルタイヤTには、トレッド部2からサイド
ウォール部3をへてビード部4のビードコア4Aの周り
を折返すとともにタイヤ軸方向にほぼ平行にのびるカー
カスコードを具える1枚のカーカスプライからなるトロ
イド状のカーカス5と、トレッド部2の内方かつカーカ
ス5の半径方向外側にベルト層6とが配置されている。
ここで、カーカスコードが軸方向に対してほぼ平行に延
びるとは、タイヤ軸線に対して5°以内の角度で傾くこ
とを意味し、所謂ラジアル構造である。
る。図1においてライトトラック用ラジアルタイヤT
は、正規内圧を付加したときのタイヤ最大巾が160mm
以上かつリム径が380mm以上のライトトラックに用い
るタイヤであり、トレッド部2の両端から半径方向内方
に向けて延びるサイドウォール部3と、該サイドウォー
ル部3の半径方向内側端に位置するビード部4とを有
し、又ラジアルタイヤTには、トレッド部2からサイド
ウォール部3をへてビード部4のビードコア4Aの周り
を折返すとともにタイヤ軸方向にほぼ平行にのびるカー
カスコードを具える1枚のカーカスプライからなるトロ
イド状のカーカス5と、トレッド部2の内方かつカーカ
ス5の半径方向外側にベルト層6とが配置されている。
ここで、カーカスコードが軸方向に対してほぼ平行に延
びるとは、タイヤ軸線に対して5°以内の角度で傾くこ
とを意味し、所謂ラジアル構造である。
【0016】カーカスプライは4500デニール以上の
ポリエステル、ナイロン、芳香族ポリアミド繊維等の有
機繊維からなる太い前記カーカスコードを細い横糸です
だれ状に織ったいわゆるすだれ織布をゴム被覆すること
により形成されるファブリックを用いている。
ポリエステル、ナイロン、芳香族ポリアミド繊維等の有
機繊維からなる太い前記カーカスコードを細い横糸です
だれ状に織ったいわゆるすだれ織布をゴム被覆すること
により形成されるファブリックを用いている。
【0017】前記ベルト層6は、トレッド面側から半径
方向内方に向かって順次配される上、中、下の3枚のベ
ルトプライ6C、6B、6Aからなり、各ベルトプライ
6A、6B、6Cは本実施例では側端をカットされたカ
ットエンド構造であり、かつ各プライのベルトコードが
互いにクロスしたクロスベルトとして形成される。本実
施例では下のベルトプライ6Aを中のベルトプライ6B
に比して狭巾とすると共に上のベルトプライ6Cは中の
ベルトプライ6Bよりも狭巾としている。
方向内方に向かって順次配される上、中、下の3枚のベ
ルトプライ6C、6B、6Aからなり、各ベルトプライ
6A、6B、6Cは本実施例では側端をカットされたカ
ットエンド構造であり、かつ各プライのベルトコードが
互いにクロスしたクロスベルトとして形成される。本実
施例では下のベルトプライ6Aを中のベルトプライ6B
に比して狭巾とすると共に上のベルトプライ6Cは中の
ベルトプライ6Bよりも狭巾としている。
【0018】なおベルト層6の前記下、中のベルトプラ
イ6A、6Bは相互に同じ巾で構成し巾上のベルトプラ
イ6Cを他のベルトプライ6A、6Bより広巾してもよ
い。
イ6A、6Bは相互に同じ巾で構成し巾上のベルトプラ
イ6Cを他のベルトプライ6A、6Bより広巾してもよ
い。
【0019】前記ベルトコードは、図2(A)に示すよ
うに、高弾性フィラメント10…と、低弾性フィラメン
ト11…とを撚り合わせた複合コード12を用いてい
る。
うに、高弾性フィラメント10…と、低弾性フィラメン
ト11…とを撚り合わせた複合コード12を用いてい
る。
【0020】又ベルトコードの傾斜角度はタイヤ周方向
に対して10°〜30°、かつ本実施例のように複数の
プライを重ね合わせるときには隣接するプライの各ベル
トコードは互いに逆に傾斜させている所謂クロスベルト
構造である。
に対して10°〜30°、かつ本実施例のように複数の
プライを重ね合わせるときには隣接するプライの各ベル
トコードは互いに逆に傾斜させている所謂クロスベルト
構造である。
【0021】高弾性フィラメント10は、芳香族ポリア
ミド繊維、全芳香族ポリエステル繊維、強度15g/d
以上のポリビニールアルコール繊維又は炭素繊維などで
あって、弾性率が1000kg/mm2 、好ましくは150
0kg/mm2 をこえる繊維を用いている。又その太さは、
1000〜3000デニール程度の比較的細い径のもの
が用いられる。
ミド繊維、全芳香族ポリエステル繊維、強度15g/d
以上のポリビニールアルコール繊維又は炭素繊維などで
あって、弾性率が1000kg/mm2 、好ましくは150
0kg/mm2 をこえる繊維を用いている。又その太さは、
1000〜3000デニール程度の比較的細い径のもの
が用いられる。
【0022】さらに、低弾性フィラメント11として、
ナイロン繊維、ポリエステル繊維又はビニロン繊維な
ど、弾性率が1000kg/mm2 以下、好ましくは700
kg/mm2 以下のものが用いられる。
ナイロン繊維、ポリエステル繊維又はビニロン繊維な
ど、弾性率が1000kg/mm2 以下、好ましくは700
kg/mm2 以下のものが用いられる。
【0023】このような高弾性フィラメント10はその
一本又は複数本を同時に下撚りするとともに、同方向に
下撚りされた一本または複数本の低弾性フィラメント1
1とを、逆方向に撚り合わせることによって前記複合コ
ード12が形成される。なお複数本の高弾性フィラメン
ト10、低弾性フィラメント11を用いる場合におい
て、各一本ごとに下撚りしてもよく、又その複数本を合
わせて下撚りすることもできる。又複合コード12は、
図2(A)に示すごとく、高弾性フィラメント10、低
弾性フィラメント11の各1本づつを撚り合わせてもよ
く、又一方を1本としかつ他方を複数本とすることも、
ともに複数本を用いて撚り合わせることにより複合コー
ド12を形成することもできる。
一本又は複数本を同時に下撚りするとともに、同方向に
下撚りされた一本または複数本の低弾性フィラメント1
1とを、逆方向に撚り合わせることによって前記複合コ
ード12が形成される。なお複数本の高弾性フィラメン
ト10、低弾性フィラメント11を用いる場合におい
て、各一本ごとに下撚りしてもよく、又その複数本を合
わせて下撚りすることもできる。又複合コード12は、
図2(A)に示すごとく、高弾性フィラメント10、低
弾性フィラメント11の各1本づつを撚り合わせてもよ
く、又一方を1本としかつ他方を複数本とすることも、
ともに複数本を用いて撚り合わせることにより複合コー
ド12を形成することもできる。
【0024】このような複合コード12に引張力を加え
ると、図2(B)に示すように、撚りを戻しつつ伸長す
る。又伸長によって、複合コード12の初期の撚りピッ
チP1が伸長によりピッチP2に増大する。この伸長
が、高弾性フィラメント10について図3(A)、
(B)に模式的に示すごとく、初期状態ではコイル状を
呈していた該高弾性フィラメント10Aは所定の伸びに
よって真直状のフィラメント10Bとなる。従ってこの
ような状態からは、高弾性フィラメント10の本来の高
い弾性率を発揮する。このように、高弾性フィラメント
10を予め螺旋状に巻回することによって、螺旋状態の
図3(A)の状態から真直状態となった図3(B)に至
る間の比較的伸びが大なる低弾性域と、図3(B)の状
態からさらに荷重が負荷されることによって伸びの小さ
い高弾性域とを具えうるのは明らかであり、又図3
(B)に示す真直となった状態が伸び−応力カーブの変
曲点を形成する。
ると、図2(B)に示すように、撚りを戻しつつ伸長す
る。又伸長によって、複合コード12の初期の撚りピッ
チP1が伸長によりピッチP2に増大する。この伸長
が、高弾性フィラメント10について図3(A)、
(B)に模式的に示すごとく、初期状態ではコイル状を
呈していた該高弾性フィラメント10Aは所定の伸びに
よって真直状のフィラメント10Bとなる。従ってこの
ような状態からは、高弾性フィラメント10の本来の高
い弾性率を発揮する。このように、高弾性フィラメント
10を予め螺旋状に巻回することによって、螺旋状態の
図3(A)の状態から真直状態となった図3(B)に至
る間の比較的伸びが大なる低弾性域と、図3(B)の状
態からさらに荷重が負荷されることによって伸びの小さ
い高弾性域とを具えうるのは明らかであり、又図3
(B)に示す真直となった状態が伸び−応力カーブの変
曲点を形成する。
【0025】複合コード12においては、このように変
曲点Vが、伸びの7〜11%の範囲に位置するように設
定する。複合コード12は、高弾性フィラメント10と
低弾性フィラメント11との撚り合わせ体であり、従っ
て図2(B)に示すごとく、高弾性フィラメント10、
低弾性フィラメント11は荷重を付加したときにも捩れ
が有しており、従って、その変曲点Vは図3(A)、
(B)の模式的な場合に比しては顕著とはならない。複
合コード12の応力ー伸び曲線を図4に例示している。
同図において、曲線aは、ナイロン1260dの低弾性
フィラメント11の、又曲線bは1500dの芳香族ポ
リアミドからなる高弾性フィラメント10の伸び曲線を
示している。又これらの高弾性フィラメント10を2
本、低弾性フィラメント11を1本を撚り合わせた複合
コード12の場合を曲線cで示している。曲線cは、曲
線aと曲線bとの間に位置し、かつ変曲点Vが伸び7〜
11%の範囲にあることがわかる。なお複合コード12
において、前記変曲点Vとは、伸び0の状態における曲
線に接する接線S1と、破断点において曲線cに引いた
接線S2とが交わる交点Xを通る垂直線との交わり点と
して定義している。
曲点Vが、伸びの7〜11%の範囲に位置するように設
定する。複合コード12は、高弾性フィラメント10と
低弾性フィラメント11との撚り合わせ体であり、従っ
て図2(B)に示すごとく、高弾性フィラメント10、
低弾性フィラメント11は荷重を付加したときにも捩れ
が有しており、従って、その変曲点Vは図3(A)、
(B)の模式的な場合に比しては顕著とはならない。複
合コード12の応力ー伸び曲線を図4に例示している。
同図において、曲線aは、ナイロン1260dの低弾性
フィラメント11の、又曲線bは1500dの芳香族ポ
リアミドからなる高弾性フィラメント10の伸び曲線を
示している。又これらの高弾性フィラメント10を2
本、低弾性フィラメント11を1本を撚り合わせた複合
コード12の場合を曲線cで示している。曲線cは、曲
線aと曲線bとの間に位置し、かつ変曲点Vが伸び7〜
11%の範囲にあることがわかる。なお複合コード12
において、前記変曲点Vとは、伸び0の状態における曲
線に接する接線S1と、破断点において曲線cに引いた
接線S2とが交わる交点Xを通る垂直線との交わり点と
して定義している。
【0026】又複合コード12は、前記変曲点Vから破
断点に至る高弾性域と、伸び0である原点から変曲点V
に至る低弾性域とを具えるとともに、高弾性域の弾性率
EHと、低弾性域の弾性率ELとの比EH/ELを2〜
10の範囲としている。このような複合コード12は、
高弾性フィラメントの太さ、本数、弾性率、低弾性フィ
ラメントの太さ、本数、弾性率等を適宜選定するととも
に、フィラメント角度等撚り合わせ条件の調整によっ
て、図4に示すごとく、前記範囲を満たしうる複合コー
ド12を形成できる。また複合コード12、高弾性フィ
ラメント10、低弾性フィラメント11に施す延伸処理
の選択によっても調整できる。
断点に至る高弾性域と、伸び0である原点から変曲点V
に至る低弾性域とを具えるとともに、高弾性域の弾性率
EHと、低弾性域の弾性率ELとの比EH/ELを2〜
10の範囲としている。このような複合コード12は、
高弾性フィラメントの太さ、本数、弾性率、低弾性フィ
ラメントの太さ、本数、弾性率等を適宜選定するととも
に、フィラメント角度等撚り合わせ条件の調整によっ
て、図4に示すごとく、前記範囲を満たしうる複合コー
ド12を形成できる。また複合コード12、高弾性フィ
ラメント10、低弾性フィラメント11に施す延伸処理
の選択によっても調整できる。
【0027】前記した如く、変曲点Vを伸び7〜11%
の範囲に設定している。なお内圧充填による金型内の必
要な複合コード12の伸びを、前記変曲点V付近に位置
させるのがよい。これによって、成形されたタイヤへの
インフレット及び高速回転時に作用する遠心力に基づく
タイヤの膨張を高弾性域によって図4に示すごとく抑制
しうる。このため、高弾性域の弾性率EHと低弾性域の
弾性率ELとの比EH/ELを8〜20としている。
の範囲に設定している。なお内圧充填による金型内の必
要な複合コード12の伸びを、前記変曲点V付近に位置
させるのがよい。これによって、成形されたタイヤへの
インフレット及び高速回転時に作用する遠心力に基づく
タイヤの膨張を高弾性域によって図4に示すごとく抑制
しうる。このため、高弾性域の弾性率EHと低弾性域の
弾性率ELとの比EH/ELを8〜20としている。
【0028】図5に本発明の他の実施例を示す。本例で
は、前記のごとく4500デニール以上のカーカスコー
ドからなるすだれ織布を用いた1枚のカーカスプライに
よって形成されるカーカス5を有し、該カーカス5の半
径方向外側に、前記構成に係る複合コード12を用いた
4枚のベルトプライ6A、6B、6C、6Dからなるベ
ルト層6を設けている。又そのベルト層6の半径方向外
側には、バンドコード21をタイヤ赤道Cに対してほぼ
平行に配したバンド層7が設けられ、本実施例では該バ
ンド層7は前記ベルト層6の略全巾に亘って覆っている
フルバンドとして形成され、従ってバンド層7はベルト
層6の両側縁部6a、6aを覆っている。なおバンド層
7としてベルト層6の前記両側縁部6a、6aにのみ配
したエンドバンドを適宜採用しうる。
は、前記のごとく4500デニール以上のカーカスコー
ドからなるすだれ織布を用いた1枚のカーカスプライに
よって形成されるカーカス5を有し、該カーカス5の半
径方向外側に、前記構成に係る複合コード12を用いた
4枚のベルトプライ6A、6B、6C、6Dからなるベ
ルト層6を設けている。又そのベルト層6の半径方向外
側には、バンドコード21をタイヤ赤道Cに対してほぼ
平行に配したバンド層7が設けられ、本実施例では該バ
ンド層7は前記ベルト層6の略全巾に亘って覆っている
フルバンドとして形成され、従ってバンド層7はベルト
層6の両側縁部6a、6aを覆っている。なおバンド層
7としてベルト層6の前記両側縁部6a、6aにのみ配
したエンドバンドを適宜採用しうる。
【0029】バンド層7は1枚以上、本例では2枚のバ
ンドプライ7A、7Aからなり、該バンドプライ7Aは
長尺かつ小巾の帯状プライ20をベルト層6の外側に巻
付けることにより形成される。
ンドプライ7A、7Aからなり、該バンドプライ7Aは
長尺かつ小巾の帯状プライ20をベルト層6の外側に巻
付けることにより形成される。
【0030】帯状プライ20は、図6に示すごとく1本
又は平行に配した複数本、本実施例では2本のバンドコ
ード21をコーティングゴム22に埋設してなり、前記
バンドコード21は、弾性部300kg/mm2 以上の例え
ばナイロン、テフロン、芳香族ポリアラミド、ポリエス
テル等の有機繊維コードが用いられる。なおナイロン繊
維は、他の有機繊維に比べて弾性伸びが大きく、該ナイ
ロン繊維からなる帯状プライをベルト層6の外側に巻き
付けることによって、ベルト層6をタイヤ半径方向内側
に押付けベルト層6の移動を効率よく阻止することがで
きる。
又は平行に配した複数本、本実施例では2本のバンドコ
ード21をコーティングゴム22に埋設してなり、前記
バンドコード21は、弾性部300kg/mm2 以上の例え
ばナイロン、テフロン、芳香族ポリアラミド、ポリエス
テル等の有機繊維コードが用いられる。なおナイロン繊
維は、他の有機繊維に比べて弾性伸びが大きく、該ナイ
ロン繊維からなる帯状プライをベルト層6の外側に巻き
付けることによって、ベルト層6をタイヤ半径方向内側
に押付けベルト層6の移動を効率よく阻止することがで
きる。
【0031】バンドプライ7Aは、該バンド層7の一方
の端縁を起点として、タイヤ赤道CLをこえ他方の破線
に向かってかつタイヤ赤道Cと略平行に螺旋状に巻回す
ることにより形成される。本実施例では、帯状プライ2
0の巻付けに際して図7に示すごとく、該帯状プライ2
0の対向する側縁20a、20a近傍をラップさせて巻
回し帯状プライ20の緩みを防止している。
の端縁を起点として、タイヤ赤道CLをこえ他方の破線
に向かってかつタイヤ赤道Cと略平行に螺旋状に巻回す
ることにより形成される。本実施例では、帯状プライ2
0の巻付けに際して図7に示すごとく、該帯状プライ2
0の対向する側縁20a、20a近傍をラップさせて巻
回し帯状プライ20の緩みを防止している。
【0032】なお帯状プライ20をタイヤ周方向に螺旋
巻して形成することによって、タイヤ周方向と交差する
向きの継目が生じないため、走行時の走行安定性と乗心
地とを一層高めうるとともにノイズの一層の低下を図り
うる。
巻して形成することによって、タイヤ周方向と交差する
向きの継目が生じないため、走行時の走行安定性と乗心
地とを一層高めうるとともにノイズの一層の低下を図り
うる。
【0033】なおバンド層7をモノプライからなるバン
ドプライによって形成する一方、ベルト層6を構成する
ベルトプライのうち少なくとも1枚を前記構成の帯状プ
ライの螺旋巻きによって形成してもよい。
ドプライによって形成する一方、ベルト層6を構成する
ベルトプライのうち少なくとも1枚を前記構成の帯状プ
ライの螺旋巻きによって形成してもよい。
【0034】
【具体例】タイヤサイズが700R16 12PRであ
りかつ図1及び5に示す構成のタイヤについて表1に示
す仕様で試作(実施例1〜4)するとともに、従来のタ
イヤ(比較例1、2)とのタイヤ重量、乗心地及び走行
時のノイズを比較した。
りかつ図1及び5に示す構成のタイヤについて表1に示
す仕様で試作(実施例1〜4)するとともに、従来のタ
イヤ(比較例1、2)とのタイヤ重量、乗心地及び走行
時のノイズを比較した。
【0035】なおタイヤ重量は、チューブ、リムを含ま
ない正味重量をそれぞれ測定し比較例1を100とする
指数で表示した。数値が小なるほど軽いことを示す。乗
心地は試供タイヤを実車に装着し、一般道路を走行し、
テストドライバーのフィーリングにより判定し、比較例
1を100とする指数で表示した。数値が大きいほど良
好である。又騒音レベルは試供タイヤを車両に装着する
とともに、該タイヤから1m離れた位置におけるオーバ
ーオールの騒音レベルを測定し、比較例1を100とす
る指数で示した。数値が小さいほど騒音が小であること
を示す。
ない正味重量をそれぞれ測定し比較例1を100とする
指数で表示した。数値が小なるほど軽いことを示す。乗
心地は試供タイヤを実車に装着し、一般道路を走行し、
テストドライバーのフィーリングにより判定し、比較例
1を100とする指数で表示した。数値が大きいほど良
好である。又騒音レベルは試供タイヤを車両に装着する
とともに、該タイヤから1m離れた位置におけるオーバ
ーオールの騒音レベルを測定し、比較例1を100とす
る指数で示した。数値が小さいほど騒音が小であること
を示す。
【0036】
【表1】
【0037】テストの結果、各実施例のものは、比較例
1のものに比べてノイズが著増することなく重量を軽減
することができたことが確認できた。
1のものに比べてノイズが著増することなく重量を軽減
することができたことが確認できた。
【0038】
【発明の効果】叙上のごとく本発明のライトトラック用
ラジアルタイヤは、カーカスを4500デニール以上の
太糸を用い、ベルト層を有機繊維からなる高弾性フィラ
メントと、有機繊維からなる低弾性フィラメントとをよ
り合わせた複合コードを具えていることを要旨とするた
め、タイヤの諸性能を低下及びノイズを増加させること
なくユニフォミティを均一化しかつタイヤを軽量化で
き、燃費を低減できかつ乗心地を向上しうるなど商用タ
イヤとして好適に採用しうる。
ラジアルタイヤは、カーカスを4500デニール以上の
太糸を用い、ベルト層を有機繊維からなる高弾性フィラ
メントと、有機繊維からなる低弾性フィラメントとをよ
り合わせた複合コードを具えていることを要旨とするた
め、タイヤの諸性能を低下及びノイズを増加させること
なくユニフォミティを均一化しかつタイヤを軽量化で
き、燃費を低減できかつ乗心地を向上しうるなど商用タ
イヤとして好適に採用しうる。
【図1】本発明の一実施例を示す断面図である。
【図2】(A)は複合コードを例示する正面図である。
(B)はその伸長状態を示す正面図である。
(B)はその伸長状態を示す正面図である。
【図3】(A)、(B)は高弾性フィラメントの初期お
よび伸びた状態を模式的に示す正面図である。
よび伸びた状態を模式的に示す正面図である。
【図4】コードの伸び曲線の一例を示す線図である。
【図5】他の実施例を示す断面図である。
【図6】バンド層を形成する帯状プライの一例を示す斜
視図である。
視図である。
【図7】帯状プライの巻付けを示す断面図である。
2 トレッド部 3 サイドウォール部 4 ビード部 4A ビードコア 5 カーカス 6 ベルト層 6A、6B、6C ベルトプライ 7 バンド層 10 高弾性フィラメント 11 低弾性フィラメント 12 複合コード
Claims (5)
- 【請求項1】トレッド部と、その両端から半径方向内方
に向いて延びるサイドウオール部と、該サイドウオール
部の半径方向両端部に位置するビード部とを具えるとと
もに、トレッド部、サイドウオール部を通りタイヤの半
径方向に対してほぼ平行に延びるコードの両端をビード
部内のビードコアのまわりに折返したトロイド状のカー
カスと、前記トレッド部内方かつカーカスの半径方向外
側に配したベルト層とを設けかつ子午線方向最大巾が1
65mm以上かつリム径が380mm以上であるとともに8
〜12プライレーテングに相当するタイヤ強度を有する
ライトトラック用タイヤにおいて、前記カーカスは、有
機繊維コードでそのコードの繊度が4500デニール以
上の太糸からなるすだれ織布にゴム引きした1枚のカー
カスプライからなり、前記ベルト層は有機繊維からなる
高弾性フィラメントと、有機繊維からなる低弾性フィラ
メントとをより合わせた複合コードを並べて配列したベ
ルトプライを半径方向内外に3〜4枚重ね合わせること
により隣り合うベルトプライの前記複合コードが互いに
交差するクロスベルトとして形成されると共に、前記複
合コードは、その応力ー伸び曲線が原点から変曲点に至
る低弾性域と、変曲点をこえる高弾性域とを有しかつ前
記変曲点は伸び7〜11%の範囲にありしかも高弾性域
の弾性率EHと低弾性域の弾性率ELとの比EH/EL
を8〜20としたことを特徴とするライトトラック用ラ
ジアルタイヤ。 - 【請求項2】前記高弾性フィラメントは、芳香族ポリア
ミド繊維、全芳香族ポリエステル繊維又は強度15g/
d以上のポリビニールアルコール繊維からなる有機繊維
であることを特徴とする請求項1記載のライトトラック
用ラジアルタイヤ。 - 【請求項3】前記低弾性フィラメントは、ナイロン繊
維、ポリエステル繊維又はビニロン繊維であることを特
徴とする請求項1記載のライトトラック用ラジアルタイ
ヤ。 - 【請求項4】前記複合コードは、下撚りされた一本以上
の高弾性フィラメントと、同方向に下撚りされた一本以
上の低弾性フィラメントとを、逆方向に撚り合わせるこ
とにより形成されたことを特徴とする請求項1記載のラ
イトトラック用ラジアルタイヤ。 - 【請求項5】前記ベルト層の半径方向外側に、300kg
/mm2 以上の弾性率を有するバンドコードをタイヤ赤道
にほぼ平行に螺旋巻きしてなるバンド層を少なくともベ
ルト層両側縁部を覆う位置に配置したことを特徴とする
請求項1記載のライトトラック用ラジアルタイヤ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4207491A JPH0624206A (ja) | 1992-07-09 | 1992-07-09 | ライトトラック用ラジアルタイヤ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4207491A JPH0624206A (ja) | 1992-07-09 | 1992-07-09 | ライトトラック用ラジアルタイヤ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0624206A true JPH0624206A (ja) | 1994-02-01 |
Family
ID=16540610
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4207491A Pending JPH0624206A (ja) | 1992-07-09 | 1992-07-09 | ライトトラック用ラジアルタイヤ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0624206A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6505555B2 (en) | 2000-07-31 | 2003-01-14 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | Cylindrical blanket and blanket cylinder, and printing press |
| JP2005263137A (ja) * | 2004-03-22 | 2005-09-29 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | 空気入りタイヤ |
| WO2006073109A1 (ja) | 2005-01-07 | 2006-07-13 | The Yokohama Rubber Co., Ltd. | 空気入りタイヤ |
| WO2011074676A1 (ja) * | 2009-12-18 | 2011-06-23 | 株式会社ブリヂストン | 空気入りタイヤ |
| CN113195256A (zh) * | 2018-12-20 | 2021-07-30 | 倍耐力轮胎股份公司 | 用于车辆车轮的轮胎 |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6338006A (ja) * | 1986-07-31 | 1988-02-18 | Ohtsu Tire & Rubber Co Ltd | ラジアルタイヤ |
| JPS6414335A (en) * | 1987-06-15 | 1989-01-18 | Goodyear Tire & Rubber | Pneumatic tire |
| JPH04110206A (ja) * | 1990-08-31 | 1992-04-10 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | 乗用車用ラジアルタイヤ |
-
1992
- 1992-07-09 JP JP4207491A patent/JPH0624206A/ja active Pending
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| JPS6414335A (en) * | 1987-06-15 | 1989-01-18 | Goodyear Tire & Rubber | Pneumatic tire |
| JPH04110206A (ja) * | 1990-08-31 | 1992-04-10 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | 乗用車用ラジアルタイヤ |
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| US6505555B2 (en) | 2000-07-31 | 2003-01-14 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | Cylindrical blanket and blanket cylinder, and printing press |
| JP2005263137A (ja) * | 2004-03-22 | 2005-09-29 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | 空気入りタイヤ |
| WO2006073109A1 (ja) | 2005-01-07 | 2006-07-13 | The Yokohama Rubber Co., Ltd. | 空気入りタイヤ |
| WO2011074676A1 (ja) * | 2009-12-18 | 2011-06-23 | 株式会社ブリヂストン | 空気入りタイヤ |
| JP2011126444A (ja) * | 2009-12-18 | 2011-06-30 | Bridgestone Corp | 空気入りタイヤ |
| US9033017B2 (en) | 2009-12-18 | 2015-05-19 | Bridgestone Corporation | Pneumatic tire |
| CN113195256A (zh) * | 2018-12-20 | 2021-07-30 | 倍耐力轮胎股份公司 | 用于车辆车轮的轮胎 |
| CN113195256B (zh) * | 2018-12-20 | 2023-07-14 | 倍耐力轮胎股份公司 | 用于车辆车轮的轮胎 |
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