JPH06242605A - ポジ型放射感応性混合物 - Google Patents

ポジ型放射感応性混合物

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JPH06242605A
JPH06242605A JP5025751A JP2575193A JPH06242605A JP H06242605 A JPH06242605 A JP H06242605A JP 5025751 A JP5025751 A JP 5025751A JP 2575193 A JP2575193 A JP 2575193A JP H06242605 A JPH06242605 A JP H06242605A
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JP5025751A
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Yurugen Shibera Kurausu
クラウス、ユルゲン、シベラ
Seiya Masuda
田 誠 也 増
Yoshiaki Kinoshita
下 義 章 木
Takanori Kudo
藤 隆 範 工
Natsumi Suehiro
廣 なつみ 末
Padomanaban Munirachiyuna
ムニラチュナ、パドマナバン
Hiroshi Okazaki
崎 博 岡
Hajime Endo
藤 元 遠
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 アルカリ水溶液で現像でき、安定した酸潜像
を有する、半導体構造製造用の、新規な、短波長UV領
域で高い放射感応性を有する混合物を提供すること。 【構成】 必須成分として、a)水に不溶かつアルカリ
水溶液に可溶な結合剤、b)酸により開裂し得る結合を
少なくとも一つ有する化合物、c)放射により酸を発生
する化合物、及びd)塩基性アンモニウム化合物を含む
ことを特徴とするポジ型放射感応性混合物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は活性線の照射により感応
するレジスト材料に関し、特にポジ型放射感応性混合物
に関するものである。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】放射
感応性混合物はそれ自体公知である。商業的には、特に
ポジ型混合物が、o−キノンジアジドの他に、ポリ(4
−ヒドロキシスチレン)またはノボラックの様なアルカ
リ水溶液に可溶な結合剤を含むレジスト材料として使用
されている。しかし、これらの系の放射、特に短波長放
射に対する感度および解像力は不十分である。ノボラッ
クは、UV−2領域(220〜300nm)における固有
吸収が高いために、遠(ディープ)UV(220〜30
0nm)用の単層レジスト材料における結合剤としては不
適当である。これに対してポリ(ヒドロキシスチレン)
(PHS)はUV領域においてより有利な吸収特性を有
し、熱安定性がより高く、ドライエッチング耐性が良い
のが特徴である。
【0003】酸に敏感な側基を有する結合剤としてPH
Sを使用する、UV−2用のポジ型放射感応性混合物
は、例えばUSP 4,491,628から公知であ
る。また、放射の作用により酸を放出し、次いでその酸
が二次反応に触媒作用を及ぼす様な化合物を添加するこ
とにより、放射感応性混合物の放射感度が高くなること
も知られている。その様な、酸の作用により強酸を形成
する化合物としては、例えばジアゾニウム、ホスホニウ
ム塩、スルホニウム塩およびヨードニウム塩、ニトロベ
ンジルエステル、フェノール性メタンスルホネート、ジ
アゾ化合物およびハロゲン化合物、ビススルホニルメタ
ン化合物、ビススルホニルジアゾメタン化合物がある。
【0004】H.レッシェルトらは、「アセタール系遠
UVフォトレジストの重要なプロセスパラメータ」[レ
ジスト技術および処理における進歩IX、アンソニーE.
ノベンバー、編集、Proc.SPIE 1672、3
3〜45(1992)]中で、PHS共重合体、酸発生
化合物およびN,O−アセタール系のオリゴ分子防止剤
からなるポジ型放射感応性混合物を記載している。この
感光性混合物の問題点は、酸潜像(latent Saeurebild)
の不安定性に対して非常に敏感なことである。酸潜像の
不安定性の問題は、化学的増幅の原理により機能する新
しいレジスト材料の根本的な問題である。この問題は、
専門的な文献中で、例えば「化学的に増幅したレジスト
の空気により運ばれる化学的汚染物」S.A.マクドナ
ルドら、レジスト技術および処理における進歩VIII、ヒ
ロシ イトー、編集、Proc.SPIE 1466、
2〜12(1991)で十分に考察されている。L.シ
ュレーゲルの研究は、化学的増幅したレジスト材料にお
ける拡散の問題を示している(L.シュレーゲルら、Ja
p.Journ.of Applied Physics Series 5、1991国際
マイクロプロセス会議の研究発表、175〜180
頁)。触媒として作用する酸の平均移動半径は、248
nm用の高解像力レジストにおいては、その解像すべき構
造と同じ大きさである。J.ナカムラは、Jap.Journ.of
Applied Physics(第30巻、No. 10、1991年1
0月、2619〜2625頁)で、化学的増幅したレジ
スト材料における拡散長さおよび拡散定数を調べること
ができる方法を記載している。活性エネルギーバリヤー
が低いために酸潜像の変化に特に敏感に反応する化学的
増幅系では、この基本的な物理現象が解像力を制限す
る。H.レッシェルトらにより[レジスト技術および処
理における進歩IX、アンソニーE.ノベンバー、編集、
Proc.SPIE1672、33〜45(199
2)]中に記載されているレジストは、拡散の問題のた
めに、添加剤を使用しない場合、下記の好ましくない特
性を有する。 1)解像力は僅かに0.5μmまでである。 2)高解像度は、直線性の好ましくない偏向によっての
み達成し得る。 3)露出寛容度が非常に小さい。 4)露光とその後の露光後焼付けとの間の停止時間安定
性が非常に低く、非露光レジスト区域の線幅損失(スリ
ミング)が著しく大きい。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、アルカ
リ水溶液で現像でき、安定した酸潜像を有する、半導体
構造製造用の、新規な、短波長UV領域で高い放射感応
性を有する混合物を提供することである。
【0006】上記目的は、必須成分として、 a)水に不溶で、アルカリ水溶液に可溶な結合剤、 b)酸により開裂し得る結合を少なくとも一つ有する化
合物、 c)放射により酸を発生する化合物、及び d)塩基性アンモニウム化合物 を含む放射感応性混合物により達成される。上記成分
a)〜d)はそれぞれ一種又はそれ以上の混合物として
用いられる。
【0007】塩基性アンモニウム化合物の含有量は、化
合物c)から理論的に形成され得る酸の最大量に対して
0.01〜1.00モル当量になる。
【0008】その様な化合物d)は、例えば相転位触媒
(Phasentransferkatalysatoren) として知られており、
水酸化アンモニウムの水溶液またはメタノール溶液とし
て市販されている。この強塩基性化合物をレジスト溶液
に加えることにより、レジストマトリックス中にフェノ
ラート陰イオンが生じ、これが非露光区域中に拡散して
ゆく酸を中和する。したがって、本発明における放射感
応性混合物に対するアンモニウム添加剤の使用は、酸の
拡散制御にとって極めて有用である。
【0009】なお、放射感応性混合物に対するアンモニ
ウム添加剤の使用は、例えば特開平4−51243号か
ら公知である。しかしながら、特開平4−51243号
においては少量の、すなわち酸発生剤に対して0.01
〜1重量%のアルキルアンモニウム化合物のレジスト組
成物への添加が開示されているのみであり、そこでのア
ンモニウム添加剤の作用は、コントラストを増加し、溶
解度に差をつける特性に関連しているにすぎない。
【0010】本発明において、下記の基準を満たすすべ
てのアンモニウム化合物が適している。 1)レジスト中の溶解性が十分であること。 2)熱安定性が十分であること。 3)塩基性対イオンが十分であること。 塩基性アンモニウム化合物d)は、一般式I [NR1 R2 R3 R4 ]+ X- I) (式中、R1 〜R4 は、相互に独立して、C1 〜C18ア
ルキル、シクロアルキル、アルキルアリールまたはアリ
ール基であり、その中で1個またはそれ以上の脂肪族C
H2 基が酸素原子により置き換えられていることがで
き、Xは、pKB 値が−3〜+5である塩基性陰イオン
である。)の第四アンモニウム塩である。
【0011】特に好適な化合物は、R1 〜R4 が、相互
に独立して、メチル、エチル、プロピル、イソプロピ
ル、ブチル、ドデシル、フェニル、ベンジルであり、X
=水酸基、X=OR' で、R' がC1 〜C4 アルキル
(アルコラート)であり、X=OCOR''で、R''=C
1 〜C10アルキルまたはアリールであり、X=OCOO
- (カーボネート)である一般式I)のアンモニウム化
合物である。
【0012】驚くべきことに、負のpKB 値を有し、し
たがってレジストマトリックス中でポリフェノラート陰
イオンを形成するアルコラート、炭酸塩または水酸化物
の様な強塩基性陰イオンに加えて、例えば酢酸塩の様な
弱塩基性陰イオンまたは一般的なカルボン酸陰イオン
も、非露光レジスト区域を緩衝し、それによって酸潜像
を安定化するのに好適である。酢酸塩緩衝液は、アセタ
ール加水分解にとって有効な触媒ではない。
【0013】放射感応性混合物は、プロピレングリコー
ルモノメチルエーテルアセテート(PGMEA)または
エチレングリコールモノメチルエーテルアセテートの様
な非極性溶剤中で配合する。そのために、メタノールま
たは水をPGMEAで置き換える。これは、塩基性条件
により溶剤でエステル開裂反応が起こるので、酢酸アン
モニウム溶液を製造するのに有利な方法である。
【0014】結合剤としては、フェノール性水酸基を含
む結合剤が適しており、ポリ(ヒドロキシスチレン)
は、熱安定性が高く、耐エッチング剤性が良好で、24
8nm領域におけるUV透明性が高いので、特に好適であ
る。特に好適な結合剤は、ポリ(4−ヒドロキシスチレ
ン)およびその、アルキル置換した4−ヒドロキシスチ
レンとの共重合体である。特に、共重合体ポリ[4−ヒ
ドロキシスチレン−コ−4−ヒドロキシ−3−メチルス
チレン]およびポリ[4−ヒドロキシスチレン−コ−4
−ヒドロキシ−3,5−ジメチルスチレン]が好適であ
る。モノマー比は10%〜90%の間で変えることがで
きるが、最適な溶解特性を得るためにはモノマー比2:
1〜1:2が特に好適であり、重合体マトリックスにと
っては水性アルカリ現像剤に対するその溶解度が最も重
要である。分子量MW は3000〜100,000ダル
トンでよいが、8000〜30,000が好ましく、分
散度は2以下である必要がある。
【0015】レジストマトリックスの親水性調整は、ポ
リ(4−ヒドロキシスチレン)を他のフェノール性結合
剤と混合することにより行う。PHSと混合するには、
アルキル置換したポリビニルフェノール、特にポリ(4
−ヒドロキシ−3−メチルスチレン)またはノボラック
も適している。
【0016】酸により開裂し得る結合を少なくとも一つ
有する化合物としてはC−O−CまたはC−N−C結合
を少なくとも一つ有する化合物が好ましく用いられる。
このようなものとしては、一般式II (式中、R5 はC1 〜C4 アルキレン基でよく、R6 は
C1 〜C4 アルキル基を意味し、R7 はC1 〜C10アル
キル基またはアリール基を意味し、Yは基−CO−、−
O−CO−またはNH−COの一つを意味し、nは1を
超える整数を意味する。)の化合物が好適である。
【0017】化学的には、対応するアルデヒドのジメチ
ルアセタールおよび対応するアルコール成分による酸触
媒反応性アセタール交換により生じるポリ−N,O−ア
セタールが重要である。縮合度および分子量分布は、重
縮合条件により調整される。
【0018】酸発生化合物としては、ジアゾニウム塩、
ヨードニウム塩、スルホニウム塩、ハロゲン化物、オル
ト−キノンジアジド−スルホン酸エステルが好適であ
る。上記のオニウム塩は、一般的にそれらの有機溶剤に
可溶な塩の形で、多くはテトラフルオロホウ素酸塩、ヘ
キサフルオロリン酸塩、ヘキサフルオロアンチモン酸塩
またはヘキサフルオロヒ素酸塩またはスルホン酸塩、例
えばトリフルオロメチルスルホン酸塩またはヘキサフル
オロプロピルスルホン酸塩として使用される。ハロゲン
化合物の中では、トリクロロメチル基および/またはト
リブロモメチル基により置換されたトリアジン、オキサ
ゾール、オキサジアゾール、チアゾール、および2−ピ
ロンが好ましい。その他に、ハロゲン化した、特に塩素
化および臭素化芳香族化合物も酸発生剤として好適であ
る。
【0019】スルホン酸を発生し、良好な熱安定性を有
し、248nm領域において有利な吸収特性を示す様な化
合物が好ましい。
【0020】酸発生効率が高く、DUV領域における透
明性が高いので、フェノール性スルホン酸エステル、ビ
ススルホニルメタンまたは一般式III) (式中、R、R' は、互いに独立して、アルキル、シク
ロアルキル、アリール、またはヘテロアリール基を意味
する。)のビススルホニルジアゾメタンが特に好適であ
る。
【0021】特に、トリアリールスルホニウム−スルホ
ン酸塩およびビス(4−クロロフェニルスルホニル)ジ
アゾメタンが特に適している。化合物c)の含有量は固
体含有量の1〜10重量%である。1種またはそれ以上
の光活性化合物の混合物がレジスト中で有利な特性を有
することがある。
【0022】成分a)〜d)からなる本発明の混合物は
有機溶剤に溶解させるが、その際、固体含有量を一般的
に5〜40重量%の範囲にする。溶剤としては、脂肪族
ケトン、エーテルおよびエステルならびにそれらの任意
の混合物が好ましい。特に好ましい溶剤は、1−メトキ
シ−2−プロパノールの様なアルキレングリコール−モ
ノアルキルエーテル、および1−メトキシ−2−プロパ
ノール−アセテート(PGMEA)の様なアルキレング
リコールアルキルエーテルエステルである。
【0023】さらに、密着促進剤、架橋剤、着色剤およ
び可塑剤の様な他の添加剤を加えることができる。
【0024】放射用酸発生剤を長波長UVから可視領域
まで感応性にするために、所望により少量の増感剤を加
えることもできる。これには、ピレンおよびペリレンの
様な多環式芳香族化合物が好ましいが、増感剤として作
用する染料を使用することもできる。
【0025】本発明の放射感応性混合物を含むフォトレ
ジスト溶液は、一般的に0.1〜5μm 、好ましくは
0.5〜1.5μm の層で、好適な基材、例えば表面酸
化したシリコンウエハー上にスピンコーティングし、乾
燥させ(例えば70〜130℃の温度で)、好適な光源
により、フォトマスクを通して画像を映す様に照射す
る。光源としては、特に波長200〜300nmの短波長
UV放射(遠UV)が適している。特に好適な光源は、
KrF(248nm)のエキシマレーザーである。画像を
映す様に照射した後、温度40〜90℃で、180〜3
0秒間焼付け処理(露光後焼付け)を行う。60℃で6
0秒間の焼付け処理が好ましい。フォトレジストは、好
ましくは金属イオンを含まない、アルカリ性現像剤、た
とえば水酸化テトラメチルアンモニウム水溶液で現像す
る。水酸化テトラメチルアンモニウム水溶液を用いる場
合、濃度が1.0〜4.0重量%のものが好ましい。解
像度は半ミクロン未満の範囲にある。本発明の放射感応
性混合物に必要な照射エネルギーは、一般的に5〜10
0 mJ/cm2 である。
【0026】現像したレジスト構造は、所望により後硬
化させる。これは一般的にレジスト構造をホットプレー
ト上で流動温度(Fliesstemperatur)未満の温度に加熱
し、続いてキセノン−水銀蒸気ランプ(200〜250
nm領域)で全面照射する。この後硬化により、レジスト
構造が架橋し、一般的に200℃の温度まで耐流動性(F
liessbestandigkeit) を有する様になる。
【0027】本発明の放射感応性混合物の好ましい用途
は、集積回路または種々の電子部品の製造用レジスト材
料である。その際、この混合物から製造された記録材料
は、その後の工程におけるマスクとして使用できる。以
下、例えば層支持体のエッチング、層支持体中へのイオ
ン埋め込み、または金属の分離が行われる。その他、本
発明の放射感応性混合物は平版印刷版の製造にも適して
いる。
【0028】
【実施例】以下に記載する実施例は下記の原料を使用す
る。 重合体A: ポリ[4−ヒドロキシスチレン−コ−4−ヒドロキシ−
3−メチルスチレン](2:1共重合体) MW =14000 g/mol、MN =7000 g/mol 光学密度(248nm)=0.18/μm -1 ポリ−N,O−アセタールB: R1 =n−プロピル R2 =エチレン R3 =アリール X=O−CO− n:MW =2500 mol/g MW /MN >2.5 光活性化合物C:ビス(4−クロロフェニルスルホニ
ル)ジアゾメタン 光活性化合物D:トリフェニルスルホニウムトリフラー
ト 溶剤:1−メトキシ−プロピレングリコール−2−アセ
テート(PGMEA) 供試放射感応性混合物の構成は重量部で示す。実施例1〜8 下記の組成を有する放射感応性混合物を製造した。 1.40重量部 重合体A 0.70重量部 ポリ−N,O−アセタールB 0.04重量部 光活性化合物C 8.00重量部 PGMEA この溶液を細孔径0.2μm のフィルターで濾過し、密
着促進剤としてヘキサメチルジシラザンで前処理したシ
リコンウエハー上に、1μm 厚の一様な層としてスピン
コーティングした。このウエハーをホットプレート上で
120℃で60秒間乾燥(軟焼付け)させ、続いて画像
を映す様に構造化した。照射は、開口数0.37のキャ
ノンエキシマステッパーにより、248nmKrFエキシ
マレーザー照射で、様々な構造寸法を有するテストマス
クを使用して行った。照射およびそれに続く焼付け工程
(露光後焼付けPEB)および現像の間の停止時間は重
要なプロセスパラメータであり、これらの照射実験で
は、他に指示がない限り、2分間未満に維持した。露光
後焼付けは、標準的に60℃で60秒間行った。照射し
たウエハーの現像は、2.38重量%水酸化テトラメチ
ルアンモニウム溶液(0.265n)中に浸漬して行っ
た。その結果は、達成された線および溝(線/空間構
造)の1:1解像度により評価した。
【0029】停止時間試験では、照射とPEBとの間の
時間を変化させ、PEBの直後に現像を行った。結果
は、得られた構造の、同じ線量で停止時間なしに得た構
造幅に対する相対的な線幅損失(スリミング)により評
価した。
【0030】これらの実施例を表にまとめる。ただし、
液中のPACとは光活性化合物を意味する。
【0031】
【表1】 実施例9 下記の組成を有する放射感応性混合物を製造した。 2.00重量部 フェノール性OH基をtert.−ブチルカルボニル基で 40%までエステル化したポリヒドロキシスチレン 0.05重量部 光活性重合体E 8.00重量部 PGMEA 50% 0.1mmol/gPGMEA溶液としての水酸化テトラブチル アンモニウム (レジスト中の化合物Eの量に対して50モル%加える) この溶液を細孔径0.2μm のフィルターで濾過し、密
着促進剤としてヘキサメチルジシラザンで前処理したシ
リコンウエハー上に、1μm 厚の一様な層としてスピン
コーティングした。このウエハーをホットプレート上で
120℃で60秒間乾燥(軟焼付け)させ、続いて画像
を映す様に構造化する。照射は、開口数0.37のキャ
ノンエキシマステッパーにより、248nmKrFエキシ
マレーザー照射で、様々な構造寸法を有するテストマス
クを使用して行った。照射およびそれに続く焼付け工程
(露光後焼付けPEB)および現像の間の停止時間は重
要なプロセスパラメータであり、これらの照射実験で
は、他に指示がない限り、2分間未満に維持した。露光
後焼付けは、標準的に90℃で60秒間行った。照射し
たウエハーの現像を、水酸化テトラメチルアンモニウム
溶液(0.15n)中に浸漬して行った。前記の実施例
と同様にしてレジスト材料の解像度を評価した結果、同
様に改良されていることがわかった。実施例10 下記の組成を有する放射感応性混合物を製造した。 2.00重量部 フェノール性OH基をシラノール基で40%まで エーテル化したポリヒドロキシスチレン 0.05重量部 光活性重合体E 8.00重量部 PGMEA 50% 0.1mmol/gPGMEA溶液としての水酸化テトラブチル アンモニウム (レジスト中の化合物Eの量に対して50モル%加える) この溶液を細孔径0.2μm のフィルターで濾過し、密
着促進剤としてヘキサメチルジシラザンで前処理したシ
リコンウエハー上に、1μm 厚の一様な層としてスピン
コーティングした。このウエハーをホットプレート上で
120℃で60秒間乾燥(軟焼付け)させ、続いて画像
を映す様に構造化した。照射は、開口数0.37のキャ
ノンエキシマステッパーにより、248nmKrFエキシ
マレーザー照射で、様々な構造寸法を有するテストマス
クを使用して行った。照射およびそれに続く焼付け工程
(露光後焼付けPEB)および現像の間の停止時間は重
要なプロセスパラメータであり、これらの照射実験で
は、他に指示がない限り、2分間未満に維持した。露光
後焼付けは、標準的に70℃で60秒間行った。照射し
たウエハーの現像は、水酸化テトラメチルアンモニウム
溶液(0.15n)中に浸漬して行った。前記の実施例
と同様してレジスト材料の解像度を評価した結果、同様
に改良されていることがわかった。実施例11 下記の組成を有する放射感応性混合物を製造した。 2.00重量部 フェノール性OH基をテトラヒドロピラニル基で40%まで エーテル化したポリヒドロキシスチレン 0.05重量部 光活性重合体E 8.00重量部 PGMEA 50% 0.1mmol/gPGMEA溶液としての水酸化テトラブチル アンモニウム (レジスト中の化合物Eの量に対して50モル%加える) この溶液を細孔径0.2μm のフィルターで濾過し、密
着促進剤としてヘキサメチルジシラザンで前処理したシ
リコンウエハー上に、1μm 厚の一様な層としてスピン
コーティングした。このウエハーをホットプレート上で
120℃で60秒間乾燥(軟焼付け)させ、続いて画像
を映す様に構造化した。照射は、開口数0.37のキャ
ノンエキシマステッパーにより、248nmKrFエキシ
マレーザー照射で、様々な構造寸法を有するテストマス
クを使用して行った。照射およびそれに続く焼付け工程
(露光後焼付けPEB)および現像の間の停止時間は重
要なプロセスパラメータであり、これらの照射実験で
は、他に指示がない限り、2分間未満に維持した。露光
後焼付けは、標準的に70℃で60秒間行う。照射した
ウエハーの現像は、水酸化テトラメチルアンモニウム溶
液(0.15n)中に浸漬して行った。前記の実施例と
同様してレジスト材料の解像度を評価した結果、同様に
改良されていることがわかった。実施例12 下記の組成を有する放射感応性混合物を製造した。 2.00重量部 フェノール性OH基をtert.−ブチルエステル基で 40%までエーテル化したポリヒドロキシスチレン 0.05重量部 光活性重合体E 8.00重量部 PGMEA 50% 0.1mmol/gPGMEA溶液としての水酸化テトラブチル アンモニウム (レジスト中の化合物Eの量に対して50モル%加える) この溶液を細孔径0.2μm のフィルターで濾過し、密
着促進剤としてヘキサメチルジシラザンで前処理したシ
リコンウエハー上に、1μm 厚の一様な層としてスピン
コーティングした。このウエハーをホットプレート上で
120℃で60秒間乾燥(軟焼付け)させ、続いて画像
を映す様に構造化した。照射は、開口数0.37のキャ
ノンエキシマステッパーにより、248nmKrFエキシ
マレーザー照射で、様々な構造寸法を有するテストマス
クを使用して行った。照射およびそれに続く焼付け工程
(露光後焼付けPEB)および現像の間の停止時間は重
要なプロセスパラメータであり、これらの照射実験で
は、他に指示がない限り、2分間未満に維持した。露光
後焼付けは、標準的に90℃で60秒間行った。照射し
たウエハーの現像は、水酸化テトラメチルアンモニウム
溶液(0.15n)中に浸漬して行った。前記の実施例
と同様してレジスト材料の解像度を評価した結果、同様
に改良されていることがわかった。実施例13 下記の組成を有する放射感応性混合物を製造した。 1.60重量部 重合体A 0.40重量部 テレフタルアルデヒド−テトラキス−フェノキシエチルアセ タール 0.05重量部 光活性重合体E 8.00重量部 PGMEA 30% 0.1mmol/gPGMEA溶液としての水酸化テトラブチル アンモニウム (レジスト中の化合物Eの量に対して50モル%加える) この溶液を細孔径0.2μm のフィルターで濾過し、密
着促進剤としてヘキサメチルジシラザンで前処理したシ
リコンウエハー上に、1μm 厚の一様な層としてスピン
コーティングした。このウエハーをホットプレート上で
120℃で60秒間乾燥(軟焼付け)させ、続いて画像
を映す様に構造化した。照射は、開口数0.37のキャ
ノンエキシマステッパーにより、248nmKrFエキシ
マレーザー照射で、様々な構造寸法を有するテストマス
クを使用して行った。照射およびそれに続く焼付け工程
(露光後焼付けPEB)および現像の間の停止時間は重
要なプロセスパラメータであり、これらの照射実験で
は、他に指示がない限り、2分間未満に維持した。露光
後焼付けは、標準的に60℃で60秒間行った。照射し
たウエハーの現像は、水酸化テトラメチルアンモニウム
溶液(0.27n)中に浸漬して行った。前記の実施例
と同様してレジスト材料の解像度を評価した結果、同様
に改良されていることがわかった。実施例14 下記の組成を有する放射感応性混合物を製造した。 1.60重量部 重合体A 0.40重量部 安息香酸のフェノキシエチルオルトエステル 0.05重量部 光活性重合体E 8.00重量部 PGMEA 30% 0.1mmol/gPGMEA溶液としての水酸化テトラブチル アンモニウム (レジスト中の化合物Eの量に対して50モル%加える) この溶液を細孔径0.2μm のフィルターで濾過し、密
着促進剤としてヘキサメチルジシラザンで前処理したシ
リコンウエハー上に、1μm 厚の一様な層としてスピン
コーティングした。このウエハーをホットプレート上で
120℃で60秒間乾燥(軟焼付け)させ、続いて画像
を映す様に構造化した。照射は、開口数0.37のキャ
ノンエキシマステッパーにより、248nmKrFエキシ
マレーザー照射で、様々な構造寸法を有するテストマス
クを使用して行った。照射およびそれに続く焼付け工程
(露光後焼付けPEB)および現像の間の停止時間は重
要なプロセスパラメータであり、これらの照射実験で
は、他に指示がない限り、2分間未満に維持した。露光
後焼付けは、標準的に60℃で60秒間行った。照射し
たウエハーの現像は、水酸化テトラメチルアンモニウム
溶液(0.27n)中に浸漬して行った。前記の実施例
と同様してレジスト材料の解像度を評価した結果、同様
に改良されていることがわかった。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 21/027 (72)発明者 工 藤 隆 範 埼玉県狭山市北入曽323−1 ミヤノ第2 コーポ203 (72)発明者 末 廣 なつみ 埼玉県川越市中原町2の10の10 山崎ビル 306 (72)発明者 ムニラチュナ、パドマナバン 埼玉県所沢市大字北秋津876の2 所沢コ ーポラスC棟403号 (72)発明者 岡 崎 博 埼玉県川越市連雀町22−1−909 (72)発明者 遠 藤 元 埼玉県川越市小仙波町5−7−30

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】必須成分として、 a)水に不溶かつアルカリ水溶液に可溶な結合剤、 b)酸により開裂し得る結合を少なくとも一つ有する化
    合物、 c)放射により酸を発生する化合物、及び d)塩基性アンモニウム化合物、 を含むことを特徴とする、ポジ型放射感応性混合物。
  2. 【請求項2】化合物b)が酸により開裂し得るC−O−
    CまたはC−N−C結合を少なくとも有する化合物であ
    る、請求項1に記載のポジ型放射感応性混合物。
  3. 【請求項3】塩基性アンモニウム化合物d)の含有量
    が、化合物c)から理論的に形成され得る酸の最大量に
    対して0.01〜1.00モル当量であることを特徴と
    する、請求項1または2に記載のポジ型放射感応性混合
    物。
  4. 【請求項4】塩基性アンモニウム化合物d)が、一般式
    I [NR1 R2 R3 R4 ]+ X- I) (式中、R1 〜R4 は、相互に独立して、C1 〜C18ア
    ルキル、シクロアルキル、アルキルアリールまたはアリ
    ール基であり、その中で1個またはそれ以上の脂肪族C
    H2 基が酸素原子により置き換えられていることがで
    き、Xは、pKB 値が−3〜+5である塩基性陰イオン
    である。)の化合物であることを特徴とする、請求項1
    〜3のいずれか1項に記載のポジ型放射感応性混合物。
  5. 【請求項5】塩基性アンモニウム化合物d)が、一般式
    I [NR1 R2 R3 R4 ]+ X- I) (式中、R1 〜R4 は、相互に独立して、メチル、エチ
    ル、プロピル、イソプロピル、ブチル、ドデシル、フェ
    ニル、ベンジルであり、X=水酸基、X=OR' で、R
    ' がC1 〜C4 アルキル(アルコラート)であり、X=
    OCOR''で、R''=C1 〜C10アルキルまたはアリー
    ルであり、X=OCOO- (カーボネート)である。)
    の化合物であることを特徴とする、請求項1〜4のいず
    れか1項に記載のポジ型放射感応性混合物。
  6. 【請求項6】結合剤a)が、フェノール性水酸基を含む
    ことを特徴とする、請求項1〜5のいずれか1項に記載
    のポジ型放射感応性混合物。
  7. 【請求項7】結合剤a)が、ポリビニルフェノール、ア
    ルキル置換されたポリビニルフェノールまたはその共重
    合体であることを特徴とする、請求項1〜6のいずれか
    1項に記載のポジ型放射感応性混合物。
  8. 【請求項8】結合剤a)が、ポリビニルフェノールの他
    に、さらに他の1種類のフェノール性結合剤を含むこと
    を特徴とする、請求項1〜7のいずれか1項に記載のポ
    ジ型放射感応性混合物。
  9. 【請求項9】化合物b)が一般式II (式中、R5 はC1 〜C4 アルキレン基でよく、R6 は
    C1 〜C4 アルキル基を意味し、R7 はC1 〜C10アル
    キル基またはアリール基を意味し、Yは基−CO−、−
    O−CO−またはNH−COの一つを意味し、nは1を
    超える整数を意味する。)で表わされることを特徴とす
    る、請求項1〜8のいずれか1項に記載のポジ型放射感
    応性混合物。
  10. 【請求項10】化合物b)を1〜60重量%の濃度で含
    むことを特徴とする、請求項1〜9のいずれか1項に記
    載のポジ型放射感応性混合物。
  11. 【請求項11】化合物c)が光分解によりスルホン酸を
    形成することを特徴とする、請求項1〜10のいずれか
    1項に記載のポジ型放射感応性混合物。
  12. 【請求項12】化合物c)が、一般式III (式中、R、R' はアルキル、シクロアルキル、アリー
    ルまたはヘテロアリール基を意味する。)のアルファ、
    アルファ−ビス−スルホニルジアゾメタン誘導体である
    ことを特徴とする、請求項1〜11のいずれか1項に記
    載のポジ型放射感応性混合物。
  13. 【請求項13】化合物c)が、スルホニウム塩、アルフ
    ァ、アルファ−ビススルホニルメタン誘導体、フェノー
    ル性スルホン酸エステルであることを特徴とする、請求
    項1〜9のいずれか1項に記載のポジ型放射感応性混合
    物。
  14. 【請求項14】化合物c)が、混合物中に10重量%ま
    での濃度で存在することを特徴とする、請求項1〜13
    のいずれか1項に記載のポジ型放射感応性混合物。
  15. 【請求項15】層支持体および放射感応性層からなる放
    射感応性記録材料であって、前記放射感応性層が請求項
    1〜14のいずれか1項に記載の放射感応性混合物から
    なることを特徴とする記録材料。
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