JPH0624402Y2 - コンクリート道床直結の軌道を敷設する際に用いられる軌条支承整正固定装置 - Google Patents
コンクリート道床直結の軌道を敷設する際に用いられる軌条支承整正固定装置Info
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- JPH0624402Y2 JPH0624402Y2 JP4015488U JP4015488U JPH0624402Y2 JP H0624402 Y2 JPH0624402 Y2 JP H0624402Y2 JP 4015488 U JP4015488 U JP 4015488U JP 4015488 U JP4015488 U JP 4015488U JP H0624402 Y2 JPH0624402 Y2 JP H0624402Y2
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- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 6
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- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Machines For Laying And Maintaining Railways (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、コンクリート道床直結の軌道を敷設するに際
し、平行する軌条相互の連結部材(枕木等)による連結
により軌間、軌条の小返りが予め概略整正された状態に
おいて使用され、軌きょうを精度よくかつ能率的に整正
可能とするとともにコンクリート道床直結軌道の施工コ
ストの低減及び工期の短縮にも寄与する軌条支承整正固
定装置に関するものである。なお前記した「軌きょう」
は、枕木等の連結部材に軌条(レール)を締結し、はし
ご状に組み立てたものを言い、本明細書において「軌き
ょう」なる語はこの意味で使用されている。
し、平行する軌条相互の連結部材(枕木等)による連結
により軌間、軌条の小返りが予め概略整正された状態に
おいて使用され、軌きょうを精度よくかつ能率的に整正
可能とするとともにコンクリート道床直結軌道の施工コ
ストの低減及び工期の短縮にも寄与する軌条支承整正固
定装置に関するものである。なお前記した「軌きょう」
は、枕木等の連結部材に軌条(レール)を締結し、はし
ご状に組み立てたものを言い、本明細書において「軌き
ょう」なる語はこの意味で使用されている。
(従来の技術) コンクリート道床直結の軌道を敷設するに際して、平行
する軌条に独立的に用いられる軌条支承装置としては、
第7〜8図に示すものが提案されている。該軌条支承装
置aは、軌条bの底部cを支承する支承面部dを具えた
矩形板状を呈する支承板eの内外両側部分に、上下方向
に延びるネジ孔f,fを設け、該ネジ孔f,fに、上側
部分に上側ネジ部gを具えかつ下側部分が下方に向かっ
て次第に細くなるテーパ軸状に形成されてなる支承ボル
トh(路盤コンクリート面qに立設される)の該上側ネ
ジ部gを螺合させ、該支承ボルトhの螺合状態を変化さ
せることによって支承板eの高さを調節できるようにす
るとともに、該上側ネジ部gに螺合する押えナットiに
よって押え座金jを締め付けることにより、該押え座金
jの先端押圧部kにおいて軌条底部cの上面mの内側部
分及びその外側部分を押圧するごとくなし、該押圧によ
って軌条支承装置aと軌条bとが一体化されるごとくな
されていた。
する軌条に独立的に用いられる軌条支承装置としては、
第7〜8図に示すものが提案されている。該軌条支承装
置aは、軌条bの底部cを支承する支承面部dを具えた
矩形板状を呈する支承板eの内外両側部分に、上下方向
に延びるネジ孔f,fを設け、該ネジ孔f,fに、上側
部分に上側ネジ部gを具えかつ下側部分が下方に向かっ
て次第に細くなるテーパ軸状に形成されてなる支承ボル
トh(路盤コンクリート面qに立設される)の該上側ネ
ジ部gを螺合させ、該支承ボルトhの螺合状態を変化さ
せることによって支承板eの高さを調節できるようにす
るとともに、該上側ネジ部gに螺合する押えナットiに
よって押え座金jを締め付けることにより、該押え座金
jの先端押圧部kにおいて軌条底部cの上面mの内側部
分及びその外側部分を押圧するごとくなし、該押圧によ
って軌条支承装置aと軌条bとが一体化されるごとくな
されていた。
このような構成を有する軌条支承装置aは、第9図に示
すごとく、平行する軌条b,b相互の枕木nによる連結
により軌間、軌条の小返りが予め概略整正された状態に
おいて、平行する軌条b,bの対向部位に取付けられ、
両軌条支承装置a,aの協働により軌きょうの高低、カ
ント等を整正せんとするものである。
すごとく、平行する軌条b,b相互の枕木nによる連結
により軌間、軌条の小返りが予め概略整正された状態に
おいて、平行する軌条b,bの対向部位に取付けられ、
両軌条支承装置a,aの協働により軌きょうの高低、カ
ント等を整正せんとするものである。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、前記した軌条支承装置によるときには、
軌きょうoを安定的に支持固定することができず、従っ
て、軌きょうの高低やカント等の整正作業を正確に行う
ことが非常に困難であり又整正作業能率が悪いとともに
コンクリート道床直結軌道の施工コストの上昇及び工期
の長期化を招く問題があった。
軌きょうoを安定的に支持固定することができず、従っ
て、軌きょうの高低やカント等の整正作業を正確に行う
ことが非常に困難であり又整正作業能率が悪いとともに
コンクリート道床直結軌道の施工コストの上昇及び工期
の長期化を招く問題があった。
以下かかる問題点をその発生原因とともに具体的に説明
する。
する。
以上のような構成を有する軌条支承装置は、次に述べる
(イ)〜(ハ)の不安定化要因を包含する。
(イ)〜(ハ)の不安定化要因を包含する。
(イ)軌条底部cの下面pは、軌条の製造過程からし
て、その全体が完全なる同一平面となるようには製作さ
れ難いものであり、又支承板の支承面部dについても、
それを完全なる同一平面として仕上げることは事実上不
可能であり、従って支承面部dにおいて軌条底部cを支
承したばあい、支承面部dと軌条底部cの下面pとは完
全な面接触の状態となり得ず、次のような不安定な接触
状態となる。即ち、支承面部dと下面pとの接触状態
は、軌きょうの完全固定のために最適である部位におけ
る接触状態とはなり得ず、押え座金による押圧状態や外
圧等の影響を受けて接触部位が変動しやすい不安定な接
触状態となるのである。
て、その全体が完全なる同一平面となるようには製作さ
れ難いものであり、又支承板の支承面部dについても、
それを完全なる同一平面として仕上げることは事実上不
可能であり、従って支承面部dにおいて軌条底部cを支
承したばあい、支承面部dと軌条底部cの下面pとは完
全な面接触の状態となり得ず、次のような不安定な接触
状態となる。即ち、支承面部dと下面pとの接触状態
は、軌きょうの完全固定のために最適である部位におけ
る接触状態とはなり得ず、押え座金による押圧状態や外
圧等の影響を受けて接触部位が変動しやすい不安定な接
触状態となるのである。
(ロ)又軌条底部cの上面mも、前記した軌条底部下面
pにおけるばあいと同様の仕上がり状態であるために、
押えナットiの締め付けにより押え座金jを押圧したば
あい、押圧部kは、押えナットiの締付け状態によっ
て、面状あるいは線状、ときには点状を呈するものとな
るのであるが、いずれの押圧のばあいにおいても、押圧
部位が確定したものとはなり難い。特に押え座金が薄肉
のものであるばあいには、押え座金が変形しやすいため
に、とりわけ不安定な点状の押圧状態となりやすい。
pにおけるばあいと同様の仕上がり状態であるために、
押えナットiの締め付けにより押え座金jを押圧したば
あい、押圧部kは、押えナットiの締付け状態によっ
て、面状あるいは線状、ときには点状を呈するものとな
るのであるが、いずれの押圧のばあいにおいても、押圧
部位が確定したものとはなり難い。特に押え座金が薄肉
のものであるばあいには、押え座金が変形しやすいため
に、とりわけ不安定な点状の押圧状態となりやすい。
(ハ)加えて、支承板eの両側に支承ボルトh,hが螺
合せしめられているため、対向状態にある両軌条支承装
置の四本の支承ボルトh,h,h,hを、その全てに均
等な荷重が加わるような螺合状態に調節することは事実
上不可能であり、従って、各軌条支承装置についてみた
ばあい、いずれか一本の支承ボルト(合計2本の支承ボ
ルト)が主力となって軌きょう荷重を受けることとなっ
ていた。
合せしめられているため、対向状態にある両軌条支承装
置の四本の支承ボルトh,h,h,hを、その全てに均
等な荷重が加わるような螺合状態に調節することは事実
上不可能であり、従って、各軌条支承装置についてみた
ばあい、いずれか一本の支承ボルト(合計2本の支承ボ
ルト)が主力となって軌きょう荷重を受けることとなっ
ていた。
従来の軌条支承装置は以上のような不安定化要因を包含
するがために、支承板eの支承面部d上に軌条底部cを
載せかつ押えナットiにより押え座金jを締め付けて該
装置を軌きょうに取付けたばあい、軌条底部cは、支承
面部d上に支持された状態とはなるが、この支持点は、
隣接する支承装置の整正作業の影響やコンクリート打設
時の振動等の外圧の影響を受けて不規則に変動しやす
い。その帰結として、軌条に取付けられた前記各装置は
常に不安定な状態を継続するため、そのままでは、軌き
ょうの高低、カント等の整正作業を正しく行って軌きょ
うを所定の位置に完全固定することは不可能であった。
するがために、支承板eの支承面部d上に軌条底部cを
載せかつ押えナットiにより押え座金jを締め付けて該
装置を軌きょうに取付けたばあい、軌条底部cは、支承
面部d上に支持された状態とはなるが、この支持点は、
隣接する支承装置の整正作業の影響やコンクリート打設
時の振動等の外圧の影響を受けて不規則に変動しやす
い。その帰結として、軌条に取付けられた前記各装置は
常に不安定な状態を継続するため、そのままでは、軌き
ょうの高低、カント等の整正作業を正しく行って軌きょ
うを所定の位置に完全固定することは不可能であった。
従って、かかる従来の装置を用いて所要の軌道を敷設せ
んとするときには、道床コンクリートの打設に先立ち、
該装置により支持された状態にある軌きょうを多数の補
助材を用いて補足固定する必要があった。
んとするときには、道床コンクリートの打設に先立ち、
該装置により支持された状態にある軌きょうを多数の補
助材を用いて補足固定する必要があった。
このように多数の補助材を用いて軌きょうを固定する従
来の工法においては、不安定要素の増大によって精度の
高い軌道を敷設することが困難となる問題があったのみ
ならず、補助作業に多大の手間を要して施工能率の低
下、工期の長期化、さらには施工コストの上昇を招く問
題もあったのである。
来の工法においては、不安定要素の増大によって精度の
高い軌道を敷設することが困難となる問題があったのみ
ならず、補助作業に多大の手間を要して施工能率の低
下、工期の長期化、さらには施工コストの上昇を招く問
題もあったのである。
(課題を解決するための手段) 上記問題点を解決するために、本考案の軌条支承整正固
定装置(以下装置という)1は、コンクリート道床直結
の軌道を敷設するに際し、平行する軌条2,2相互の連
結部材3による連結により軌間、軌条の小返りが予め概
略整正された状態において使用される装置であり、軌条
底部5の下面6を点状支持状態で支承する軌条支承板8
の上面内側部分及び上面外側部分に、該軌条底部5の上
面9の内側部分及び上面9の外側部分を点状押圧状態で
押圧する内外の点状押圧部10,10を設けてなる。該
点状押圧部10は、押圧時において変形しない剛性のも
のとなされ、かつ前記軌条支承板8の内側部分の内方あ
るいは外側部分の外方に連設されたネジ形成部15にお
いて上下方向に延びるごとく設けられたネジ孔16に、
上側部分に上側ネジ部17を具えかつ下側部分が下方に
向かって次第に細くなるテーパ軸状に形成されてなる支
承ボルト11の該上側ネジ部17を螺合させ、該支承ボ
ルト11の螺合状態を変化させることによって軌条支承
板8の高さを調節できるようにしてなる。前記軌条支承
板8は、軌条底部5の下面6をその内側部分及びその外
側部分において3点支持の状態で支持する3個の点状支
持部7,7,7が、三角形の各頂点を形成するごとく
に、軌条支承板8の上面内側部分及び上面外側部分の何
れか一方に2個隆起せしめられるとともに、その他方に
は1個隆起せしめられてなる。又前記内外の点状押圧部
は、前記2個の点状支持部の中間部分及び前記1個の点
状支持部の両側部分において、3個の点状支持部7,
7,7の全てが軌条底部5の下面6と当接した状態とな
るよう、その下面部21において、軌条底部5の上面9
の内側部分及び軌条底部5の上面9の外側部分を点状押
圧状態で押圧するようになしたことを特徴とするもので
ある。
定装置(以下装置という)1は、コンクリート道床直結
の軌道を敷設するに際し、平行する軌条2,2相互の連
結部材3による連結により軌間、軌条の小返りが予め概
略整正された状態において使用される装置であり、軌条
底部5の下面6を点状支持状態で支承する軌条支承板8
の上面内側部分及び上面外側部分に、該軌条底部5の上
面9の内側部分及び上面9の外側部分を点状押圧状態で
押圧する内外の点状押圧部10,10を設けてなる。該
点状押圧部10は、押圧時において変形しない剛性のも
のとなされ、かつ前記軌条支承板8の内側部分の内方あ
るいは外側部分の外方に連設されたネジ形成部15にお
いて上下方向に延びるごとく設けられたネジ孔16に、
上側部分に上側ネジ部17を具えかつ下側部分が下方に
向かって次第に細くなるテーパ軸状に形成されてなる支
承ボルト11の該上側ネジ部17を螺合させ、該支承ボ
ルト11の螺合状態を変化させることによって軌条支承
板8の高さを調節できるようにしてなる。前記軌条支承
板8は、軌条底部5の下面6をその内側部分及びその外
側部分において3点支持の状態で支持する3個の点状支
持部7,7,7が、三角形の各頂点を形成するごとく
に、軌条支承板8の上面内側部分及び上面外側部分の何
れか一方に2個隆起せしめられるとともに、その他方に
は1個隆起せしめられてなる。又前記内外の点状押圧部
は、前記2個の点状支持部の中間部分及び前記1個の点
状支持部の両側部分において、3個の点状支持部7,
7,7の全てが軌条底部5の下面6と当接した状態とな
るよう、その下面部21において、軌条底部5の上面9
の内側部分及び軌条底部5の上面9の外側部分を点状押
圧状態で押圧するようになしたことを特徴とするもので
ある。
本考案の装置1の最も理想的な実施の態様は、コンクリ
ート道床直結の軌道を敷設するに際し、平行する軌条
2,2相互の連結部材3による連結により軌間、軌条の
小返りが予め概略整正された状態において使用される装
置であって、軌条底部5の下面6を点状支持状態で支承
する軌条支承板8の上面内側部分及び上面外側部分に、
該軌条底部5の上面9の内側部分及び上面9の外側部分
を点状押圧状態で押圧する内外の点状押圧部10,10
を設けてなる。該点状押圧部10は、押圧時において変
形しない剛性のものとなされ、かつ前記軌条支承板8の
内側部分の内方あるいは外側部分の外方に連設されたネ
ジ形成部15において上下方向に延びるごとく設けられ
たネジ孔16に、上側部分に上側ネジ部17を具えかつ
下側部分が下方に向かって次第に細くなるテーパ軸状に
形成されてなる支承ボルト11の該上側ネジ部17を螺
合させ、該支承ボルト11の螺合状態を変化させること
によって軌条支承板8の高さを調節できるようにしてな
る。前記軌条支承板8は、軌条底部5の下面6をその内
側部分及びその外側部分において3点支持の状態で支持
する3個の点状支持部7,7,7が、三角形の各頂点を
形成するごとくに、軌条支承板8の上面内側部分及び上
面外側部分の何れか一方に2個隆起せしめられるととも
に、その他方には1個隆起せしめられてなる。又前記内
外の点状押圧部は、前記2個の点状支持部の中間部分及
び前記1個の点状支持部の両側部分において、3個の点
状支持部7,7,7の全てが軌条底部5の下面6と当接
した状態となるよう、軌条底部5の上面9の内側部分及
び軌条底部5の上面9の外側部分を点状押圧状態で押圧
するようになされている。又隣合う点状支持部の中間部
分において軌条底部5の上面9を押圧する前記点状押圧
部は、軌条支承板8と一体に設けられるとともに、点状
支持部の両側部分において軌条底部5の上面9を押圧す
る前記点状押圧部は可動押圧部として形成されており、
該可動押圧部は、円弧状をなす基端部分20が、軌条支
承板8の上面内側部分あるいは上面外側部分に設けられ
た係止段部22と点状接触の状態で係合するとともに、
先端下面部21が軌条底部5の上面9と点状接触の状態
となるようになされ、かつ軌条2の内外方向に長い長孔
状ボルト孔23が上下方向に貫通するごとく設けられて
なる押圧部材25を、該長孔状ボルト孔23を挿通して
軌条支承板8のネジ孔26に螺合しうる押えボルト27
により該軌条支承板8に取付け可能となされている。そ
して該押えボルト27を締め付けることによって、押圧
部材25の先端下面部21が軌条底部5の上面9を点状
押圧状態で押圧するようになされていることを特徴とす
るものである。
ート道床直結の軌道を敷設するに際し、平行する軌条
2,2相互の連結部材3による連結により軌間、軌条の
小返りが予め概略整正された状態において使用される装
置であって、軌条底部5の下面6を点状支持状態で支承
する軌条支承板8の上面内側部分及び上面外側部分に、
該軌条底部5の上面9の内側部分及び上面9の外側部分
を点状押圧状態で押圧する内外の点状押圧部10,10
を設けてなる。該点状押圧部10は、押圧時において変
形しない剛性のものとなされ、かつ前記軌条支承板8の
内側部分の内方あるいは外側部分の外方に連設されたネ
ジ形成部15において上下方向に延びるごとく設けられ
たネジ孔16に、上側部分に上側ネジ部17を具えかつ
下側部分が下方に向かって次第に細くなるテーパ軸状に
形成されてなる支承ボルト11の該上側ネジ部17を螺
合させ、該支承ボルト11の螺合状態を変化させること
によって軌条支承板8の高さを調節できるようにしてな
る。前記軌条支承板8は、軌条底部5の下面6をその内
側部分及びその外側部分において3点支持の状態で支持
する3個の点状支持部7,7,7が、三角形の各頂点を
形成するごとくに、軌条支承板8の上面内側部分及び上
面外側部分の何れか一方に2個隆起せしめられるととも
に、その他方には1個隆起せしめられてなる。又前記内
外の点状押圧部は、前記2個の点状支持部の中間部分及
び前記1個の点状支持部の両側部分において、3個の点
状支持部7,7,7の全てが軌条底部5の下面6と当接
した状態となるよう、軌条底部5の上面9の内側部分及
び軌条底部5の上面9の外側部分を点状押圧状態で押圧
するようになされている。又隣合う点状支持部の中間部
分において軌条底部5の上面9を押圧する前記点状押圧
部は、軌条支承板8と一体に設けられるとともに、点状
支持部の両側部分において軌条底部5の上面9を押圧す
る前記点状押圧部は可動押圧部として形成されており、
該可動押圧部は、円弧状をなす基端部分20が、軌条支
承板8の上面内側部分あるいは上面外側部分に設けられ
た係止段部22と点状接触の状態で係合するとともに、
先端下面部21が軌条底部5の上面9と点状接触の状態
となるようになされ、かつ軌条2の内外方向に長い長孔
状ボルト孔23が上下方向に貫通するごとく設けられて
なる押圧部材25を、該長孔状ボルト孔23を挿通して
軌条支承板8のネジ孔26に螺合しうる押えボルト27
により該軌条支承板8に取付け可能となされている。そ
して該押えボルト27を締め付けることによって、押圧
部材25の先端下面部21が軌条底部5の上面9を点状
押圧状態で押圧するようになされていることを特徴とす
るものである。
前記軌条支承板8の内側部分の内方には、ゲージタイ3
0端部のテーパ軸状部31を嵌込むためのテーパ孔部3
2が設けられてなるゲージタイ掛着部29が連設される
こともある。
0端部のテーパ軸状部31を嵌込むためのテーパ孔部3
2が設けられてなるゲージタイ掛着部29が連設される
こともある。
(作用) 然して、本考案の装置1を用いて軌きょうの高低、カン
ト等を整正するには、まず、平行する軌条2,2相互が
枕木等の連結部材3により連結されて軌間、軌条の小返
りが予め概略整正された状態の軌きょうを形成する。そ
の後、軌条2,2の例えば対向部位において、支承ボル
ト11(路盤コンクリート面45に立設される)が螺合
した状態にある装置1の軌条支承板8上に軌条底部5を
載置し、かつ点状押圧部10により軌条底部上面9の内
外部が押圧された状態とする。
ト等を整正するには、まず、平行する軌条2,2相互が
枕木等の連結部材3により連結されて軌間、軌条の小返
りが予め概略整正された状態の軌きょうを形成する。そ
の後、軌条2,2の例えば対向部位において、支承ボル
ト11(路盤コンクリート面45に立設される)が螺合
した状態にある装置1の軌条支承板8上に軌条底部5を
載置し、かつ点状押圧部10により軌条底部上面9の内
外部が押圧された状態とする。
第1図に示す態様で、下面6が3点で支持されかつ上面
9が3点で押圧されるばあいを例にとれば、該下面6
は、確定した3個の点状支持部7,7,7の上面部1
3,13,13を含む同一平面としての幅広の支承部
(該支承部は軌条の小返りに合致して傾斜する)により
安定的に支承され、あたかも、軌条底部5の下面7が軌
条支承板8の上面12と密着して支承された状態とな
る。その結果、3個の点状支持部7,7,7の上面部1
3,13,13によって形成される略水平方向の同一平
面内にある固定的三角形、及び点状支持部7の上面13
と点状押圧部10の下面部21とによって形成される略
垂直方向の同一平面内にある固定的三角形により、装置
1と軌条2との関係位置が完全に定まり、個々の装置1
と軌条2とは完全固定の状態となる。このようなことか
ら、対向する軌条に取付けられた各装置10…は、支承
ボルト11による高さ調節によって、整正された軌きょ
う44を該整正された状態において安定的に支持固定
し、道床コンクリート42の打設により精度のよい軌道
を敷設せしめる。
9が3点で押圧されるばあいを例にとれば、該下面6
は、確定した3個の点状支持部7,7,7の上面部1
3,13,13を含む同一平面としての幅広の支承部
(該支承部は軌条の小返りに合致して傾斜する)により
安定的に支承され、あたかも、軌条底部5の下面7が軌
条支承板8の上面12と密着して支承された状態とな
る。その結果、3個の点状支持部7,7,7の上面部1
3,13,13によって形成される略水平方向の同一平
面内にある固定的三角形、及び点状支持部7の上面13
と点状押圧部10の下面部21とによって形成される略
垂直方向の同一平面内にある固定的三角形により、装置
1と軌条2との関係位置が完全に定まり、個々の装置1
と軌条2とは完全固定の状態となる。このようなことか
ら、対向する軌条に取付けられた各装置10…は、支承
ボルト11による高さ調節によって、整正された軌きょ
う44を該整正された状態において安定的に支持固定
し、道床コンクリート42の打設により精度のよい軌道
を敷設せしめる。
なお、可動押圧部材25を以て形成された点状押圧部
は、押えボルト27の締め付けによって、無理なく強固
に、軌条底部上面を点状に押圧する。
は、押えボルト27の締め付けによって、無理なく強固
に、軌条底部上面を点状に押圧する。
(実施例) 以下本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1〜4図において本考案の装置1は、コンクリート道
床直結の軌道を敷設するに際し、平行する軌条2,2相
互の連結部材(枕木等)3による連結により軌間、軌条
の小返りが予め概略整正された状態において使用される
ものであって、軌条底部5の下面6を点状支持状態で支
承する隆起した点状支持部7を具えた軌条支承板8の内
外部に、軌条底部5の上面9の内外部を点状押圧状態で
押圧する剛性の大きい点状押圧部10を設け、かつ軌条
支承板8の内外部のいずれか一方において設けられたネ
ジ形成部に支承ボルト11を螺合させ、該支承ボルト1
1の螺合状態を変化させることによって軌条支承板8の
高さを調節できるように構成してなる。
床直結の軌道を敷設するに際し、平行する軌条2,2相
互の連結部材(枕木等)3による連結により軌間、軌条
の小返りが予め概略整正された状態において使用される
ものであって、軌条底部5の下面6を点状支持状態で支
承する隆起した点状支持部7を具えた軌条支承板8の内
外部に、軌条底部5の上面9の内外部を点状押圧状態で
押圧する剛性の大きい点状押圧部10を設け、かつ軌条
支承板8の内外部のいずれか一方において設けられたネ
ジ形成部に支承ボルト11を螺合させ、該支承ボルト1
1の螺合状態を変化させることによって軌条支承板8の
高さを調節できるように構成してなる。
軌条支承板8は、第2図に示すごとく、先端に向かうに
つれて稍先細となる横長矩形板状に形成されており、そ
の上面12は、軌条2の小返りに合致した傾斜面とされ
ており、該傾斜上面12の外側部分の両側部位において
2個の点状支持部7a,7aが、又該上面12の内側部
分略中央部位において1個の点状支持部7bが、三角形
の各頂点を形成するごとくに夫々隆起せしめられてお
り、外側の2個の点状支持部7a,7aの上面部13,
13は軌条底部5の下面外側部分6aと当接しかつ内側
の点状支持部7bの上面部13は軌条底部5の下面内側
部分6bと当接する。なお本実施例においては、3個の
点状支持部7a,7a,7bは、その耐久性をも考慮し
て、上面部13が比較的小面積である台形状隆起部とし
て形成されており、又該3個の点状支持部7a,7a,
7bは二等辺三角形の各頂点を形成するごとくに配置さ
れている。前記軌条支承板8の外方には、上下方向に延
びる円柱状ボス部を具えるネジ形成部15が連設されて
おり、該ネジ形成部15において上下方向に延びるごと
くに設けられたネジ孔16には、上端部分に上側ネジ部
17を具えるとともに該上側ネジ部17の下側の部分が
下方に向かって次第に細くなるテーパ軸状18を呈しか
つ下端19が円弧面として形成されてなる支承ボルト1
1の該上側ネジ部17を螺合させうるようになされてい
る。なお、該上側ネジ部17の上下長さは、ネジ孔16
に対する該上側ネジ部17の螺合状態を変化させること
によって軌きょうの高低やカントの整正を支承なく行い
うるように設定されている。
つれて稍先細となる横長矩形板状に形成されており、そ
の上面12は、軌条2の小返りに合致した傾斜面とされ
ており、該傾斜上面12の外側部分の両側部位において
2個の点状支持部7a,7aが、又該上面12の内側部
分略中央部位において1個の点状支持部7bが、三角形
の各頂点を形成するごとくに夫々隆起せしめられてお
り、外側の2個の点状支持部7a,7aの上面部13,
13は軌条底部5の下面外側部分6aと当接しかつ内側
の点状支持部7bの上面部13は軌条底部5の下面内側
部分6bと当接する。なお本実施例においては、3個の
点状支持部7a,7a,7bは、その耐久性をも考慮し
て、上面部13が比較的小面積である台形状隆起部とし
て形成されており、又該3個の点状支持部7a,7a,
7bは二等辺三角形の各頂点を形成するごとくに配置さ
れている。前記軌条支承板8の外方には、上下方向に延
びる円柱状ボス部を具えるネジ形成部15が連設されて
おり、該ネジ形成部15において上下方向に延びるごと
くに設けられたネジ孔16には、上端部分に上側ネジ部
17を具えるとともに該上側ネジ部17の下側の部分が
下方に向かって次第に細くなるテーパ軸状18を呈しか
つ下端19が円弧面として形成されてなる支承ボルト1
1の該上側ネジ部17を螺合させうるようになされてい
る。なお、該上側ネジ部17の上下長さは、ネジ孔16
に対する該上側ネジ部17の螺合状態を変化させること
によって軌きょうの高低やカントの整正を支承なく行い
うるように設定されている。
又点状押圧部10は、外側の2個の点状支持部7a,7
aの中間部分に配置される固定押圧部10aとして、又
内側の点状支持部7bの両側部分に配置される可動押圧
部10bとして形成されており、軌条底部5の上面9を
押圧した際において変形しない剛性を有するものとなさ
れている。該固定押圧部10aは、前記ネジ形成部15
の上端部分において内方に突出するごとく、該ネジ形成
部15と一体に設けられており、その下面部21におい
て軌条底部5の上面9の外側部分9aを点状押圧の状態
で押圧する。又可動押圧部10bは、円弧状をなす基端
部分20が、軌条支承板8の上面内側部分に設けられた
係止段部22と点状接触状態で係合するとともに、先端
下面部21が軌条底部5の上面9の内側部分9bと点状
接触の状態となるようになされた、先端が嘴状に屈曲す
る三角形状ブロックとして形成され、かつ軌条2の内外
方向に長い長孔状ボルト孔23が上下方向に貫通するご
とく設けられてなる押圧部材25を、該長孔状ボルト孔
23を挿通して軌条支承板8のネジ孔26に螺合しうる
押えボルト27により該軌条支承板8に取付け可能とな
されており、該押えボルト27を締め付けることによっ
て押圧部材25の先端下面部21が軌条底部5の上面内
側部分9bを点状押圧状態で押圧するようになされてい
る。
aの中間部分に配置される固定押圧部10aとして、又
内側の点状支持部7bの両側部分に配置される可動押圧
部10bとして形成されており、軌条底部5の上面9を
押圧した際において変形しない剛性を有するものとなさ
れている。該固定押圧部10aは、前記ネジ形成部15
の上端部分において内方に突出するごとく、該ネジ形成
部15と一体に設けられており、その下面部21におい
て軌条底部5の上面9の外側部分9aを点状押圧の状態
で押圧する。又可動押圧部10bは、円弧状をなす基端
部分20が、軌条支承板8の上面内側部分に設けられた
係止段部22と点状接触状態で係合するとともに、先端
下面部21が軌条底部5の上面9の内側部分9bと点状
接触の状態となるようになされた、先端が嘴状に屈曲す
る三角形状ブロックとして形成され、かつ軌条2の内外
方向に長い長孔状ボルト孔23が上下方向に貫通するご
とく設けられてなる押圧部材25を、該長孔状ボルト孔
23を挿通して軌条支承板8のネジ孔26に螺合しうる
押えボルト27により該軌条支承板8に取付け可能とな
されており、該押えボルト27を締め付けることによっ
て押圧部材25の先端下面部21が軌条底部5の上面内
側部分9bを点状押圧状態で押圧するようになされてい
る。
なお本実施例においては、軌条支承板8の内側部分の内
方に連設されたゲージタイ係着部29に、連結部材3に
よって所要に整正された軌間を微調整並びに固定するに
際して用いられるゲージタイ30端部のテーパ軸状部3
1を嵌込むための、下方に向かって次第に径が小となる
テーパ孔部32を設けてなる。該ゲージタイ30は、例
えば、第1図、第3図に示すごとく、逆方向の雌ネジが
左側部分33及び右側部分35に形成されてなる中空パ
イプの該左側部分33及び右側部分35の夫々に、テー
パ軸状部31を先端に具えたL字状ネジ軸36の雄ネジ
部37を螺合させてなり、前記中空パイプの中間部に
は、中空部を貫通して両側に突出するよう係止軸39が
固定されており、該係止軸39を、ハンドル棒40の筒
状端部41内に挿入させかつ該ハンドル棒40を正逆回
転操作することによって、ゲージタイ30を伸縮させう
るように構成されている。
方に連設されたゲージタイ係着部29に、連結部材3に
よって所要に整正された軌間を微調整並びに固定するに
際して用いられるゲージタイ30端部のテーパ軸状部3
1を嵌込むための、下方に向かって次第に径が小となる
テーパ孔部32を設けてなる。該ゲージタイ30は、例
えば、第1図、第3図に示すごとく、逆方向の雌ネジが
左側部分33及び右側部分35に形成されてなる中空パ
イプの該左側部分33及び右側部分35の夫々に、テー
パ軸状部31を先端に具えたL字状ネジ軸36の雄ネジ
部37を螺合させてなり、前記中空パイプの中間部に
は、中空部を貫通して両側に突出するよう係止軸39が
固定されており、該係止軸39を、ハンドル棒40の筒
状端部41内に挿入させかつ該ハンドル棒40を正逆回
転操作することによって、ゲージタイ30を伸縮させう
るように構成されている。
次に、本実施例に係る装置1によって軌きょうの高低、
カントを整正する要領を第3〜4図に基づいて説明す
る。まず、平行する軌条2,2相互が枕木等の連結部材
3により連結されて軌間、軌条の小返りが予め概略整正
された状態の軌きょう44を形成する。その後、平行す
る軌条2,2の対向部位において、支承ボルト11(路
盤コンクリート面45に立設される)が螺合しかつ2個
の押圧部材25,25が取外された状態にある装置1の
軌条支承板8上に、軌条底部5を載置するのであるが、
その際、軌条支承板8と固定押圧部10aとの間に形成
される間隙Gに軌条底部5の外側部分を割り込ませて行
う。このようにして軌条底部5を載置すると、確定した
3個の点状支持部7a,7a,7bの上面部13,1
3,13を含む同一平面としての幅広の支承部(該支承
部は軌条の小返りに合致して傾斜している)により安定
的に支承され、あたかも、軌条底部5の下面6が軌条支
承板8の上面12と密着して支承された状態となる。然
る後、両押圧部材25,25を、その先端下面部21が
軌条底部5の上面9の内側部分9bと当接するよう、長
孔状ボルト孔23を挿通して軌条支承板8のネジ孔26
に螺合する押えボルト27,27によって、軌条支承板
8の内側部分両側に取付け、かつ押えボルト27を所要
に締付けると、前記のごとく、押圧部材25の円弧状を
なす基端部分20と係止段部22とが点状接触状態で係
合するごとくなされているため、押圧部材25の先端下
面部21は、点接触の状態で無理なく軌条底部5の上面
内側部分9bを押圧するとともに、前記固定押圧部10
aの下面部21は、該上面9の外側部分9aを点状押圧
状態で押圧する。このようなことの結果、軌条底部上面
9は、前記3個の点状支承部7a,7a,7bによる安
定的支承状態が維持されるよう、3個の点状押圧部10
a,10b,10bにより押圧される。その結果、前記
「作用の項」で説明したとおり、3個の点状支持部7
a,7a,7bの上面部13,13,13によって形成
される略水平方向の同一平面内にある固定的三角形、及
び点状支持部7bの上面部13と点状押圧部10b,1
0bの下面部21とによってあるいは点状支持部7a,
7aの上面部13,13と点状押圧部10aの下面部2
1とによって形成される略垂直方向の面内にある固定的
三角形によって、個々の装置1と軌条2とは、完全固定
の状態となる。このようなことから、対向する軌条に取
付けられた各装置1…は、その協働によって、軌きょう
44を、整正された状態において安定的に支持固定し、
道床コンクリート42の打設により精度のよい軌道を敷
設せしめる。特に必要であるならば、対向する装置1,
1間に、テーパ軸状部31をテーパ孔部32に嵌込み固
定することによってゲージタイ30を架設し、かつ係止
軸39にハンドル棒40を係合させて該ハンドル棒を回
転操作することにより、ゲージタイ30を適当に伸縮さ
せ、道床コンクリート42が硬化するまでの間、微調整
された状態のまま軌間を固定せしめる。
カントを整正する要領を第3〜4図に基づいて説明す
る。まず、平行する軌条2,2相互が枕木等の連結部材
3により連結されて軌間、軌条の小返りが予め概略整正
された状態の軌きょう44を形成する。その後、平行す
る軌条2,2の対向部位において、支承ボルト11(路
盤コンクリート面45に立設される)が螺合しかつ2個
の押圧部材25,25が取外された状態にある装置1の
軌条支承板8上に、軌条底部5を載置するのであるが、
その際、軌条支承板8と固定押圧部10aとの間に形成
される間隙Gに軌条底部5の外側部分を割り込ませて行
う。このようにして軌条底部5を載置すると、確定した
3個の点状支持部7a,7a,7bの上面部13,1
3,13を含む同一平面としての幅広の支承部(該支承
部は軌条の小返りに合致して傾斜している)により安定
的に支承され、あたかも、軌条底部5の下面6が軌条支
承板8の上面12と密着して支承された状態となる。然
る後、両押圧部材25,25を、その先端下面部21が
軌条底部5の上面9の内側部分9bと当接するよう、長
孔状ボルト孔23を挿通して軌条支承板8のネジ孔26
に螺合する押えボルト27,27によって、軌条支承板
8の内側部分両側に取付け、かつ押えボルト27を所要
に締付けると、前記のごとく、押圧部材25の円弧状を
なす基端部分20と係止段部22とが点状接触状態で係
合するごとくなされているため、押圧部材25の先端下
面部21は、点接触の状態で無理なく軌条底部5の上面
内側部分9bを押圧するとともに、前記固定押圧部10
aの下面部21は、該上面9の外側部分9aを点状押圧
状態で押圧する。このようなことの結果、軌条底部上面
9は、前記3個の点状支承部7a,7a,7bによる安
定的支承状態が維持されるよう、3個の点状押圧部10
a,10b,10bにより押圧される。その結果、前記
「作用の項」で説明したとおり、3個の点状支持部7
a,7a,7bの上面部13,13,13によって形成
される略水平方向の同一平面内にある固定的三角形、及
び点状支持部7bの上面部13と点状押圧部10b,1
0bの下面部21とによってあるいは点状支持部7a,
7aの上面部13,13と点状押圧部10aの下面部2
1とによって形成される略垂直方向の面内にある固定的
三角形によって、個々の装置1と軌条2とは、完全固定
の状態となる。このようなことから、対向する軌条に取
付けられた各装置1…は、その協働によって、軌きょう
44を、整正された状態において安定的に支持固定し、
道床コンクリート42の打設により精度のよい軌道を敷
設せしめる。特に必要であるならば、対向する装置1,
1間に、テーパ軸状部31をテーパ孔部32に嵌込み固
定することによってゲージタイ30を架設し、かつ係止
軸39にハンドル棒40を係合させて該ハンドル棒を回
転操作することにより、ゲージタイ30を適当に伸縮さ
せ、道床コンクリート42が硬化するまでの間、微調整
された状態のまま軌間を固定せしめる。
道床コンクリート42が硬化した後においては、点状押
圧部材10b,10bを取外すとともに、支承ボルト1
1を、それが上昇する方向に回転させて引抜き(支承ボ
ルト11の下側部分18がテーパ軸状に形成されている
ため、その引抜きは容易に行われうる)、かつ軌条支承
板8を外方に引いて取外す。なおゲージタイ30が架設
されているときには、軌条支承板8の取外しに先立って
テーパ軸状部31をテーパ孔部32から取外す。
圧部材10b,10bを取外すとともに、支承ボルト1
1を、それが上昇する方向に回転させて引抜き(支承ボ
ルト11の下側部分18がテーパ軸状に形成されている
ため、その引抜きは容易に行われうる)、かつ軌条支承
板8を外方に引いて取外す。なおゲージタイ30が架設
されているときには、軌条支承板8の取外しに先立って
テーパ軸状部31をテーパ孔部32から取外す。
なお本考案の装置において、点状支持部を三角形の各頂
点を形成するごとくに配置するばあい、その配置状態
は、3個の固定的点状支持部による軌条底部の安定的支
持に支承がない限り、二等辺三角形の各頂点を形成する
ごとくに配置することは必ずしも必要ではない。
点を形成するごとくに配置するばあい、その配置状態
は、3個の固定的点状支持部による軌条底部の安定的支
持に支承がない限り、二等辺三角形の各頂点を形成する
ごとくに配置することは必ずしも必要ではない。
本考案の装置において、平行する軌条2,2相互を連結
する連結部材3としては、前記した枕木3aの他、本考
案者が実公昭59−38486号において提案した、平
行する軌条相互を連結する主げたを具える軌きょうの固
定整正装置等を挙げることができる。第5〜6図は、本
考案の装置1を該固定整正装置(符号3bで示す)と併
用したばあいを例示する。なお第5〜6図に示すゲーシ
タイ30は、必要に応じて使用されるものである。ちな
みに、前記実公昭59−38486号の軌きょうの固定
整正装置3bは、主に短枕木を用いる軌きょうを精度よ
く整正固定することのできる装置であり、該装置を併用
するばあいには、軌きょうの整正精度を極力向上させる
こができる。
する連結部材3としては、前記した枕木3aの他、本考
案者が実公昭59−38486号において提案した、平
行する軌条相互を連結する主げたを具える軌きょうの固
定整正装置等を挙げることができる。第5〜6図は、本
考案の装置1を該固定整正装置(符号3bで示す)と併
用したばあいを例示する。なお第5〜6図に示すゲーシ
タイ30は、必要に応じて使用されるものである。ちな
みに、前記実公昭59−38486号の軌きょうの固定
整正装置3bは、主に短枕木を用いる軌きょうを精度よ
く整正固定することのできる装置であり、該装置を併用
するばあいには、軌きょうの整正精度を極力向上させる
こができる。
(考案の効果) 本考案の装置は、以上説明したように構成されているた
め、コンクリート道床直結の軌道を敷設するに際して、
軌きょうを精度よくかつ能率的に整正可能とし、該整正
された軌きょうをその状態で安定的に支持固定せしめる
とともに、コンクリート道床直結軌道の施工コストの低
減及び工期の短縮にも寄与する。これを具体的に述べれ
ば以下のごとくである。
め、コンクリート道床直結の軌道を敷設するに際して、
軌きょうを精度よくかつ能率的に整正可能とし、該整正
された軌きょうをその状態で安定的に支持固定せしめる
とともに、コンクリート道床直結軌道の施工コストの低
減及び工期の短縮にも寄与する。これを具体的に述べれ
ば以下のごとくである。
本考案の装置は、軌条支承板上に設けられた3個の固
定的点状支持部によって軌条底部の下面を点状支承状態
で支承するとともに、軌条底部上面を点状押圧部により
押圧することとし、3個の点状支持部の上面部あいるは
3個の点状押圧部の下面部によって形成される略水平方
向の同一平面内にある固定的三角形、及び点状支持部の
上面部と点状押圧部の下面部とによって形成される略垂
直方向の同一平面内にある固定的三角形によって、個々
の装置と軌条とが完全固定の状態となるごとくなしてい
る 従って本考案の装置によるときには、冒頭に述べた従来
装置におけるごとく補助材の助けをほとんど借りること
を要さずして、軌きょうの高低、カント等の整正作業を
簡単な操作によって正確に行うことができ、かつ該整正
された状態にある軌きょうをその状態で安定的に支持固
定することができ、従って道床コンクリートの打設によ
り精度のよい軌道を敷設しうることとなる。
定的点状支持部によって軌条底部の下面を点状支承状態
で支承するとともに、軌条底部上面を点状押圧部により
押圧することとし、3個の点状支持部の上面部あいるは
3個の点状押圧部の下面部によって形成される略水平方
向の同一平面内にある固定的三角形、及び点状支持部の
上面部と点状押圧部の下面部とによって形成される略垂
直方向の同一平面内にある固定的三角形によって、個々
の装置と軌条とが完全固定の状態となるごとくなしてい
る 従って本考案の装置によるときには、冒頭に述べた従来
装置におけるごとく補助材の助けをほとんど借りること
を要さずして、軌きょうの高低、カント等の整正作業を
簡単な操作によって正確に行うことができ、かつ該整正
された状態にある軌きょうをその状態で安定的に支持固
定することができ、従って道床コンクリートの打設によ
り精度のよい軌道を敷設しうることとなる。
しかも補助材をほとんど要しないことから、施工コスト
の低減及び工期の短縮を期しうる。
の低減及び工期の短縮を期しうる。
本考案の装置において、軌条底部の上面を押圧する点
状押圧部を、押えボルトにより操作可能な可動押圧部材
を以て形成するばあいには、押えボルトの締め付けによ
り、その締付け力を有効に作用させて、無理なく強固に
軌条底部の上面を点状に押圧しうることとなる。
状押圧部を、押えボルトにより操作可能な可動押圧部材
を以て形成するばあいには、押えボルトの締め付けによ
り、その締付け力を有効に作用させて、無理なく強固に
軌条底部の上面を点状に押圧しうることとなる。
本考案の装置においては、点状押圧部は剛性が大であ
るため、変形のおそれのある押え座金を用いる前記従来
装置におけるばあいとは異なり、押圧部の破損を招く問
題がなく、従って、本考案の装置は、そのまま繰返して
何回も使用できるものであり、耐久性に優れる。
るため、変形のおそれのある押え座金を用いる前記従来
装置におけるばあいとは異なり、押圧部の破損を招く問
題がなく、従って、本考案の装置は、そのまま繰返して
何回も使用できるものであり、耐久性に優れる。
第1図は本考案に係る装置の一実施例をゲージタイの一
部とともに示す斜視図、第2図はその分解斜視図、第3
図はその使用状態を示す正面図、第4図はその使用状態
を示す平面図、第5〜6図は本考案に係る装置の他の使
用状態を示す平面図、第7図は従来装置をその使用状態
とともに示す正面図、第8図は従来装置を分解して示す
斜視図、第9図は従来装置の使用状態を示す平面図であ
る。 1……装置、2……軌条、3……連結部材、5……軌条
底部、6……軌条底部の下面、7……点状支持部、8…
…軌条支承板、9……軌条底部の上面、10……点状押
圧部、11……支承ボルト、13……点状支持部の上面
部、15……ネジ形成部、16……ネジ孔、17……上
側ネジ部、20……基端部分、22……係止段部、23
……長孔状ボルト孔、25……押圧部材、26……ネジ
孔、27……押えボルト、29……ゲージタイ係着部、
30……ゲージタイ、31……テーパ軸状部、32……
テーパ孔部。
部とともに示す斜視図、第2図はその分解斜視図、第3
図はその使用状態を示す正面図、第4図はその使用状態
を示す平面図、第5〜6図は本考案に係る装置の他の使
用状態を示す平面図、第7図は従来装置をその使用状態
とともに示す正面図、第8図は従来装置を分解して示す
斜視図、第9図は従来装置の使用状態を示す平面図であ
る。 1……装置、2……軌条、3……連結部材、5……軌条
底部、6……軌条底部の下面、7……点状支持部、8…
…軌条支承板、9……軌条底部の上面、10……点状押
圧部、11……支承ボルト、13……点状支持部の上面
部、15……ネジ形成部、16……ネジ孔、17……上
側ネジ部、20……基端部分、22……係止段部、23
……長孔状ボルト孔、25……押圧部材、26……ネジ
孔、27……押えボルト、29……ゲージタイ係着部、
30……ゲージタイ、31……テーパ軸状部、32……
テーパ孔部。
Claims (3)
- 【請求項1】コンクリート道床直結の軌道を敷設するに
際し、平行する軌条2,2相互の連結部材3による連結
により軌間、軌条の小返りが予め概略整正された状態に
おいて使用される装置であって、軌条底部5の下面6を
点状支持状態で支承する軌条支承板8の上面内側部分及
び上面外側部分に、該軌条底部5の上面9の内側部分及
び上面9の外側部分を点状押圧状態で押圧する内外の点
状押圧部10,10を設け、該点状押圧部10は、押圧
時において変形しない剛性のものとなされ、かつ前記軌
条支承板8の内側部分の内方あるいは外側部分の外方に
連設されたネジ形成部15において上下方向に延びるご
とく設けられたネジ孔16に、上側部分に上側ネジ部1
7を具えかつ下側部分が下方に向かって次第に細くなる
テーパ軸状に形成されてなる支承ボルト11の該上側ネ
ジ部17を螺合させ、該支承ボルト11の螺合状態を変
化させることによって軌条支承板8の高さを調節できる
ようにしてなり;前記軌条支承板8は、軌条底部5の下
面6をその内側部分及びその外側部分において3点支持
の状態で支持する3個の点状支持部7,7,7が、三角
形の各頂点を形成するごとくに、軌条支承板8の上面内
側部分及び上面外側部分の何れか一方に2個隆起せしめ
られるとともに、その他方には1個隆起せしめられてな
り;又前記内外の点状押圧部は、前記2個の点状支持部
の中間部分及び前記1個の点状支持部の両側部分におい
て、3個の点状支持部7,7,7の全てが軌条底部5の
下面6と当接した状態となるよう、その下面部21にお
いて、軌条底部5の上面9の内側部分及び軌条底部5の
上面9の外側部分を点状押圧状態で押圧するようになし
たことを特徴とする、コンクリート道床直結の軌道を敷
設する際に用いられる軌条支承整正固定装置。 - 【請求項2】コンクリート道床直結の軌道を敷設するに
際し、平行する軌条2,2相互の連結部材3による連結
により軌間、軌条の小返りが予め概略整正された状態に
おいて使用される装置であって、軌条底部5の下面6を
点状支持状態で支承する軌条支承板8の上面内側部分及
び上面外側部分に、該軌条底部5の上面9の内側部分及
び上面9の外側部分を点状押圧状態で押圧する内外の点
状押圧部10,10を設け、該点状押圧部10は、押圧
時において変形しない剛性のものとなされ、かつ前記軌
条支承板8の内側部分の内方あるいは外側部分の外方に
連設されたネジ形成部15において上下方向に延びるご
とく設けられたネジ孔16に、上側部分に上側ネジ部1
7を具えかつ下側部分が下方に向かって次第に細くなる
テーパ軸状に形成されてなる支承ボルト11の該上側ネ
ジ部17を螺合させ、該支承ボルト11の螺合状態を変
化させることによって軌条支承板8の高さを調節できる
ようにしてなり;前記軌条支承板8は、軌条底部5の下
面6をその内側部分及びその外側部分において3点支持
の状態で支持する3個の点状支持部7,7,7が、三角
形の各頂点を形成するごとくに、軌条支承板8の上面内
側部分及び上面外側部分の何れか一方に2個隆起せしめ
られるとともに、その他方には1個隆起せしめられてな
り;又前記内外の点状押圧部は、前記2個の点状支持部
の中間部分及び前記1個の点状支持部の両側部分におい
て、3個の点状支持部7,7,7の全てが軌条底部5の
下面6と当接した状態となるよう、軌条底部5の上面9
の内側部分及び軌条底部5の上面9の外側部分を点状押
圧状態で押圧するようになされており;隣合う点状支持
部の中間部分において軌条底部5の上面9を押圧する前
記点状押圧部は、軌条支承板8と一体に設けられるとと
もに、点状支持部の両側部分において軌条底部5の上面
9を押圧する前記点状押圧部は可動押圧部として形成さ
れており、該可動押圧部は、円弧状をなす基端部分20
が、軌条支承板8の上面内側部分あるいは上面外側部分
に設けられた係止段部22と点状接触の状態で係合する
とともに、先端下面部21が軌条底部5の上面9と点状
接触の状態となるようになされ、かつ軌条2の内外方向
に長い長孔状ボルト孔23が上下方向に貫通するごとく
設けられてなる押圧部材25を、該長孔状ボルト孔23
を挿通して軌条支承板8のネジ孔26に螺合しうる押え
ボルト27により該軌条支承板8に取付け可能となされ
ており;該押えボルト27を締め付けることによって押
圧部材25の先端下面部21が軌条底部5の上面9を点
状押圧状態で押圧するようになされていることを特徴と
する、コンクリート道床直結の軌道を敷設する際に用い
られる軌条支承整正固定装置。 - 【請求項3】軌条支承板8の内側部分の内方に連設され
たゲージタイ掛着部29に、連結部材3によって予め概
略整正された軌間を微調整並びに固定するに際して用い
られるゲージタイ30端部のテーパ軸状部31を嵌込む
ための、下方に向かって次第に径が小となるテーパ孔部
32を設けてなる、請求項(1)〜(2)記載のコンクリート
道床直結の軌道を敷設する際に用いられる軌条支承整正
固定装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4015488U JPH0624402Y2 (ja) | 1988-03-25 | 1988-03-25 | コンクリート道床直結の軌道を敷設する際に用いられる軌条支承整正固定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4015488U JPH0624402Y2 (ja) | 1988-03-25 | 1988-03-25 | コンクリート道床直結の軌道を敷設する際に用いられる軌条支承整正固定装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01147002U JPH01147002U (ja) | 1989-10-11 |
| JPH0624402Y2 true JPH0624402Y2 (ja) | 1994-06-29 |
Family
ID=31266629
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4015488U Expired - Lifetime JPH0624402Y2 (ja) | 1988-03-25 | 1988-03-25 | コンクリート道床直結の軌道を敷設する際に用いられる軌条支承整正固定装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0624402Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014009558A (ja) * | 2012-07-02 | 2014-01-20 | Ohbayashi Corp | シールドトンネル工事用仮設枕木 |
| CN109881542B (zh) * | 2019-04-16 | 2024-11-08 | 郑州铁路职业技术学院 | 一种嵌入式交通轨道组件 |
-
1988
- 1988-03-25 JP JP4015488U patent/JPH0624402Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01147002U (ja) | 1989-10-11 |
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