JPH062456Y2 - コイル巻線装置 - Google Patents
コイル巻線装置Info
- Publication number
- JPH062456Y2 JPH062456Y2 JP11777185U JP11777185U JPH062456Y2 JP H062456 Y2 JPH062456 Y2 JP H062456Y2 JP 11777185 U JP11777185 U JP 11777185U JP 11777185 U JP11777185 U JP 11777185U JP H062456 Y2 JPH062456 Y2 JP H062456Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- winding
- coil
- stage
- electric wire
- frame
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Coil Winding Methods And Apparatuses (AREA)
- Manufacture Of Motors, Generators (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 「技術分野」 本考案は、例えば回転電気機械のステータに用いるコイ
ルの巻線装置に関し、特に階段状に径を異ならせた複数
の巻段を有する巻枠に、コイルを巻き付けながらコイル
挿入治具にコイルを落し込む方式のコイル巻線装置にお
いて、異なる径の巻段間に、確実に電線を渡らせること
ができる巻枠の構造に関する。
ルの巻線装置に関し、特に階段状に径を異ならせた複数
の巻段を有する巻枠に、コイルを巻き付けながらコイル
挿入治具にコイルを落し込む方式のコイル巻線装置にお
いて、異なる径の巻段間に、確実に電線を渡らせること
ができる巻枠の構造に関する。
「従来技術およびその問題点」 第4図ないし第6図は、特公昭60-10502号で提案されて
いる従来のこの種のコイル巻線装置を示すものである。
コイルに巻かれる電線1は、第5図に示す円軌道R上を
円運動するフライヤ2の先端から連続して供給されるも
ので、この円軌道Rの内部に本考案の対象とするコイル
巻線装置およびコイルインサータ3が位置している。コ
イルインサータ3は、円弧状に配列された複数のブレー
ド3aと、絶縁物片挿入ガイド3bを備えている。
いる従来のこの種のコイル巻線装置を示すものである。
コイルに巻かれる電線1は、第5図に示す円軌道R上を
円運動するフライヤ2の先端から連続して供給されるも
ので、この円軌道Rの内部に本考案の対象とするコイル
巻線装置およびコイルインサータ3が位置している。コ
イルインサータ3は、円弧状に配列された複数のブレー
ド3aと、絶縁物片挿入ガイド3bを備えている。
コイル巻線装置は、巻枠取付板4に支持された移動側巻
枠6と、同取付板5に支持された固定側巻枠7とを備
え、この両巻枠6、7は、それぞれ下方から順に径を大
きくした階段状の巻段6a、6b、6dおよび7a、7
b、7c、7dを有している。そしてこの移動側巻枠6
の巻段6b〜6dには、それぞれその下端部に、凹部6
b′、6c′、6d′が形成されている。
枠6と、同取付板5に支持された固定側巻枠7とを備
え、この両巻枠6、7は、それぞれ下方から順に径を大
きくした階段状の巻段6a、6b、6dおよび7a、7
b、7c、7dを有している。そしてこの移動側巻枠6
の巻段6b〜6dには、それぞれその下端部に、凹部6
b′、6c′、6d′が形成されている。
また固定側巻枠7は、コイルインサータ3を挿通するた
めの挿通穴7eを有している。8は支持板で、上記巻枠
取付板4、5は押え板9、10を介してこの支持板8に
固着されている。11は傾斜板、13は、球面軸受12
を介してこの傾斜板11から垂下されたコイル押し棒、
14はコイル押し棒13を摺動自在に支持する軸受メタ
ル、15は支持板8を固着する軸、16はコイルであ
る。
めの挿通穴7eを有している。8は支持板で、上記巻枠
取付板4、5は押え板9、10を介してこの支持板8に
固着されている。11は傾斜板、13は、球面軸受12
を介してこの傾斜板11から垂下されたコイル押し棒、
14はコイル押し棒13を摺動自在に支持する軸受メタ
ル、15は支持板8を固着する軸、16はコイルであ
る。
上記構成において、コイルインサータ3が固定側巻枠7
の下方へ整合されると、軸15が下降し、固定側巻枠7
の挿通穴7eにコイルインサータ3が挿通され、最下方
の巻段7aとブレード3aが噛み合う。この状態で電線
1の挿通されたフライヤ2が円軌道Rに沿って回転し、
電線1が最下方の巻段6a、7aに巻付けられて最下方
(1段目)のコイル16の形成が始まる。このとき電線
1の端部1aは、図示しないリード線切断装置によって
固定された状態にある。またフライヤ2の回転に同期し
て傾斜板11が揺動し、球面軸受12を介してコイル押
し棒13を上下動させ、フライヤ2によって形成される
コイル16を順次下方へ移動させてコイルインサータ3
に落とし込む。
の下方へ整合されると、軸15が下降し、固定側巻枠7
の挿通穴7eにコイルインサータ3が挿通され、最下方
の巻段7aとブレード3aが噛み合う。この状態で電線
1の挿通されたフライヤ2が円軌道Rに沿って回転し、
電線1が最下方の巻段6a、7aに巻付けられて最下方
(1段目)のコイル16の形成が始まる。このとき電線
1の端部1aは、図示しないリード線切断装置によって
固定された状態にある。またフライヤ2の回転に同期し
て傾斜板11が揺動し、球面軸受12を介してコイル押
し棒13を上下動させ、フライヤ2によって形成される
コイル16を順次下方へ移動させてコイルインサータ3
に落とし込む。
1段目のコイルの形成が終了すると、再び軸15が下降
し、固定側巻枠7の2段目の巻段7bとブレード3aが
噛み合い、フライヤ2によって巻段6a、7aに巻付け
られていた電線1は、巻段6b、7bへ巻き付けられ、
2段目のコイル形成が始まる。
し、固定側巻枠7の2段目の巻段7bとブレード3aが
噛み合い、フライヤ2によって巻段6a、7aに巻付け
られていた電線1は、巻段6b、7bへ巻き付けられ、
2段目のコイル形成が始まる。
この巻段6a、7aから6b、7bへの移行に際し、電
線1は、第5図に示すように、巻段6bの下端部に設け
た凹部6b′により段渡りする。すなわち電線1の段渡
り線16aは、下方の小径の巻段6aから、この凹部6
b′を通った後、上方の大径の巻段6bへ巻付け段を移
す。
線1は、第5図に示すように、巻段6bの下端部に設け
た凹部6b′により段渡りする。すなわち電線1の段渡
り線16aは、下方の小径の巻段6aから、この凹部6
b′を通った後、上方の大径の巻段6bへ巻付け段を移
す。
以後3段目、4段目とも同様にしてコイル形成が行なわ
れ、凹部6c′、6d′により、電線1が上方の巻段6
c、6dに段渡りする。
れ、凹部6c′、6d′により、電線1が上方の巻段6
c、6dに段渡りする。
この従来装置は、凹部6b′、6c′、6d′により、
これが存在しない場合に比して、電線1の段渡り動作を
安定させることができるという特徴がある。しかしなが
らこの従来装置では、次のような問題点がある。すなわ
ち従来装置の凹部6b′、6c′、6d′はいずれも、
そのコーナ部がほぼ直角になっているために、電線1が
下方に滑り易い、第6図はその様子を示すもので、電線
1は、下方の巻段6aの上端部のB点、凹部6b′の下
端の中央部のC点、および凹部6b′のコーナ部のD点
で巻枠6に接触するため、特に巻段6bの幅Wが狭い
程、矢印で示す下方に滑り易く、巻線不良が発生してし
まう。
これが存在しない場合に比して、電線1の段渡り動作を
安定させることができるという特徴がある。しかしなが
らこの従来装置では、次のような問題点がある。すなわ
ち従来装置の凹部6b′、6c′、6d′はいずれも、
そのコーナ部がほぼ直角になっているために、電線1が
下方に滑り易い、第6図はその様子を示すもので、電線
1は、下方の巻段6aの上端部のB点、凹部6b′の下
端の中央部のC点、および凹部6b′のコーナ部のD点
で巻枠6に接触するため、特に巻段6bの幅Wが狭い
程、矢印で示す下方に滑り易く、巻線不良が発生してし
まう。
「考案の目的」 本考案は、従来のコイル巻線装置のこの問題点を解決
し、小径の巻段から大径の巻段に電線を段渡りさせる
際、電線が小径の巻段側に滑ることのない装置を得るこ
とを目的とする。
し、小径の巻段から大径の巻段に電線を段渡りさせる
際、電線が小径の巻段側に滑ることのない装置を得るこ
とを目的とする。
「考案の概要」 本考案は、上記従来のコイル巻線装置において、巻段の
下端に形成されている凹部の形状を変更するという簡単
な改良で、上記目的を達成したもので、上記凹部をコイ
ルインサータが存在する側と反対側の端面に形成し、下
方を解放させて、その深さは、下方の巻段から上方の巻
段へ渡る段渡り線がこの凹部内では巻枠に接触しない深
さに設定し、かつ、段渡り線が接触するコーナ部を鋭角
状に形成したことを特徴としている。
下端に形成されている凹部の形状を変更するという簡単
な改良で、上記目的を達成したもので、上記凹部をコイ
ルインサータが存在する側と反対側の端面に形成し、下
方を解放させて、その深さは、下方の巻段から上方の巻
段へ渡る段渡り線がこの凹部内では巻枠に接触しない深
さに設定し、かつ、段渡り線が接触するコーナ部を鋭角
状に形成したことを特徴としている。
「考案の実施例」 以下図示実施例について本考案を説明する。第1図ない
し第3図は本考案の実施例を示すもので、第4図ないし
第6図の従来装置と同一の構成要素には同一の符号を付
している。またこの実施例では説明を簡単にするため、
移動側、固定側の巻枠6、7の巻段を6a、6b、6c
および7a、7b、7cの三段としている。なお全体の
正面図は、第4図の従来装置と同様に表れる。
し第3図は本考案の実施例を示すもので、第4図ないし
第6図の従来装置と同一の構成要素には同一の符号を付
している。またこの実施例では説明を簡単にするため、
移動側、固定側の巻枠6、7の巻段を6a、6b、6c
および7a、7b、7cの三段としている。なお全体の
正面図は、第4図の従来装置と同様に表れる。
本考案は、この移動側巻枠6の巻段6b、6cに形成す
る凹部20、21を次のように形成している。すなわち
この凹部20、21は、コイルインサータ3が存在す
る側と反対側の端面に形成されていること、下方が開
放されていること、その深さd(第3図)は、下方の
巻段から上方の巻段へ渡る段渡り線16aがこの凹部2
0、21内では、巻枠6に接触しない深さに設定されて
いること、および段渡り線16aが接触するコーナ部
20a、21aが鋭角状に形成されていること、の条件
を満足している。
る凹部20、21を次のように形成している。すなわち
この凹部20、21は、コイルインサータ3が存在す
る側と反対側の端面に形成されていること、下方が開
放されていること、その深さd(第3図)は、下方の
巻段から上方の巻段へ渡る段渡り線16aがこの凹部2
0、21内では、巻枠6に接触しない深さに設定されて
いること、および段渡り線16aが接触するコーナ部
20a、21aが鋭角状に形成されていること、の条件
を満足している。
上記構成の本コイル巻線装置のコイル巻付動作は、基本
的に従来装置と同様である。そして本考案によると、電
線1が下方の巻段6a(6b)から上方の巻段6b(6
c)に段渡りする際、凹部20、21の鋭角状のコーナ
部20a、21aに接触するため、これが下方へ滑るこ
とがない。すなわち電線1の段渡り線16aは、凹部2
0、21の内側に入った後、コーナ部20a、21aに
食い込む形となるため、下方に滑るおそれは皆無であ
る。
的に従来装置と同様である。そして本考案によると、電
線1が下方の巻段6a(6b)から上方の巻段6b(6
c)に段渡りする際、凹部20、21の鋭角状のコーナ
部20a、21aに接触するため、これが下方へ滑るこ
とがない。すなわち電線1の段渡り線16aは、凹部2
0、21の内側に入った後、コーナ部20a、21aに
食い込む形となるため、下方に滑るおそれは皆無であ
る。
「考案の効果」 以上のように本考案のコイル巻線装置によれば、巻枠に
形成されている複数の巻段に対する電線の段渡りを確実
に行なうことができる。そしてそのための構造は、巻段
の下方に形成する下方の開放された凹部のコーナ部形状
を鋭角状にするという簡単な構成であるから、簡単な改
良で、コストの増大を招くことなく、この効果を得るこ
とができる。
形成されている複数の巻段に対する電線の段渡りを確実
に行なうことができる。そしてそのための構造は、巻段
の下方に形成する下方の開放された凹部のコーナ部形状
を鋭角状にするという簡単な構成であるから、簡単な改
良で、コストの増大を招くことなく、この効果を得るこ
とができる。
第1図は本考案のコイル巻線装置の実施例を示す第3図
のI矢視図、第2図は同要部の斜視図、第3図は本考案
のコイル巻線装置を下方からみた、第5図と同様の下面
図、第4図は従来のコイル巻線装置の正面図、第5図は
第4図のV−V線に沿う断面図、第6図は従来装置の巻
枠に形成された凹部の形状を示す斜視図である。 1…電線、2…フライヤ、3…コイルインサータ、4、
5…巻枠取付板、6…移動側巻枠、7…固定側巻枠、6
a、6b、6c、6d、7a、7b、7c、7d…巻
段、8…支持板、9、10…押え板、11…傾斜板、1
2…球面軸受、13…コイル押し棒、14…軸受メタ
ル、15…軸、16…コイル、16a…段渡り線、2
0、21…凹部、20a、21a…コーナ部。
のI矢視図、第2図は同要部の斜視図、第3図は本考案
のコイル巻線装置を下方からみた、第5図と同様の下面
図、第4図は従来のコイル巻線装置の正面図、第5図は
第4図のV−V線に沿う断面図、第6図は従来装置の巻
枠に形成された凹部の形状を示す斜視図である。 1…電線、2…フライヤ、3…コイルインサータ、4、
5…巻枠取付板、6…移動側巻枠、7…固定側巻枠、6
a、6b、6c、6d、7a、7b、7c、7d…巻
段、8…支持板、9、10…押え板、11…傾斜板、1
2…球面軸受、13…コイル押し棒、14…軸受メタ
ル、15…軸、16…コイル、16a…段渡り線、2
0、21…凹部、20a、21a…コーナ部。
Claims (1)
- 【請求項1】電線を巻き付けてコイルを形成するための
対をなす巻枠と;この巻枠に下方から上方に階段状に径
を大きくして形成した複数の巻段と;上記対となった巻
枠の周囲に電線を巻付けるためのフライヤと;上記巻枠
の複数の巻段に形成されたコイルを収容可能なコイルイ
ンサータとを備え、上記巻枠の巻段の下端部に、下方の
巻段から上方の巻段に渡る電線の段渡り線をガイドする
凹部を形成したコイル巻線装置において、 上記凹部は、コイルインサータが存在する側と反対側の
端面に形成されており、下方が解放されていて、その深
さは、下方の巻段から上方の巻段へ渡る段渡り線が、こ
の凹部内では巻枠に接触しない深さに設定され、かつ、
段渡り線が接触するコーナ部が鋭角状に形成されている
ことを特徴とするコイル巻線装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11777185U JPH062456Y2 (ja) | 1985-07-31 | 1985-07-31 | コイル巻線装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11777185U JPH062456Y2 (ja) | 1985-07-31 | 1985-07-31 | コイル巻線装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6226169U JPS6226169U (ja) | 1987-02-17 |
| JPH062456Y2 true JPH062456Y2 (ja) | 1994-01-19 |
Family
ID=31003597
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11777185U Expired - Lifetime JPH062456Y2 (ja) | 1985-07-31 | 1985-07-31 | コイル巻線装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH062456Y2 (ja) |
-
1985
- 1985-07-31 JP JP11777185U patent/JPH062456Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6226169U (ja) | 1987-02-17 |
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