JPH06248914A - エンジンの動弁装置 - Google Patents
エンジンの動弁装置Info
- Publication number
- JPH06248914A JPH06248914A JP6303693A JP6303693A JPH06248914A JP H06248914 A JPH06248914 A JP H06248914A JP 6303693 A JP6303693 A JP 6303693A JP 6303693 A JP6303693 A JP 6303693A JP H06248914 A JPH06248914 A JP H06248914A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rocker arm
- arm shaft
- cylinder head
- press
- engine
- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 ロッカアームシャフトをシリンダヘッドに確
実に固定してロッカアームシャフトの支持剛性を向上し
得るとともに、ロッカアームシャフトの左右方向のガタ
を抑えてロッカアームシャフトの余分な動きや振動を防
止することができ、しかもハウジング等の部品を必要と
せず、部品点数を減少させることができることを目的と
している。 【構成】 このため、エンジンの動弁装置のロッカアー
ムシャフトに固定用貫通孔部48を形成するとともに、
エンジンのシリンダヘッド4上面にロッカアームシャフ
トの径よりも小なる径を有する圧入凹部50を形成し、
圧入凹部にロッカアームシャフトを圧入した後に貫通孔
部を貫通しエンジンのシリンダヘッドにロッカアームシ
ャフトを固定する固定ボルト36を設けている。
実に固定してロッカアームシャフトの支持剛性を向上し
得るとともに、ロッカアームシャフトの左右方向のガタ
を抑えてロッカアームシャフトの余分な動きや振動を防
止することができ、しかもハウジング等の部品を必要と
せず、部品点数を減少させることができることを目的と
している。 【構成】 このため、エンジンの動弁装置のロッカアー
ムシャフトに固定用貫通孔部48を形成するとともに、
エンジンのシリンダヘッド4上面にロッカアームシャフ
トの径よりも小なる径を有する圧入凹部50を形成し、
圧入凹部にロッカアームシャフトを圧入した後に貫通孔
部を貫通しエンジンのシリンダヘッドにロッカアームシ
ャフトを固定する固定ボルト36を設けている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はエンジンの動弁装置に
係り、特にエンジン上部に固定ボルトによりロッカアー
ムシャフトを固定し、このロッカアームシャフトに揺動
可能にロッカアームを軸支させ、ロッカアームを介して
カムシャフトによりバルブを開閉動作するエンジンの動
弁装置に関する。
係り、特にエンジン上部に固定ボルトによりロッカアー
ムシャフトを固定し、このロッカアームシャフトに揺動
可能にロッカアームを軸支させ、ロッカアームを介して
カムシャフトによりバルブを開閉動作するエンジンの動
弁装置に関する。
【0002】
【従来の技術】エンジンにおいては、燃焼室への吸気と
燃焼室からの排気を行うために、吸気バルブ及び排気バ
ルブを備えている。これら吸気バルブ及び排気バルブに
は、側弁方式や頭上方式や頭上弁方式等のものがある。
これら吸気バルブ及び排気バルブを開閉動作する動弁機
構、例えば、頭上弁方式のバルブの動弁機構には、カム
シャフトのカムの動作を吸気バルブ及び排気バルブに伝
達するために、シーソ式やスイング式のロッカアームを
備えたものがある。
燃焼室からの排気を行うために、吸気バルブ及び排気バ
ルブを備えている。これら吸気バルブ及び排気バルブに
は、側弁方式や頭上方式や頭上弁方式等のものがある。
これら吸気バルブ及び排気バルブを開閉動作する動弁機
構、例えば、頭上弁方式のバルブの動弁機構には、カム
シャフトのカムの動作を吸気バルブ及び排気バルブに伝
達するために、シーソ式やスイング式のロッカアームを
備えたものがある。
【0003】このような動弁装置の第1の従来技術とし
ては、例えば、図6〜図8に示す如く、多気筒で4サイ
クルのエンジン102に備えられているものがある。即
ち、図6において、102は多気筒で4サイクルのエン
ジン、104はシリンダヘッド、106はシリンダヘッ
ドカバーである。
ては、例えば、図6〜図8に示す如く、多気筒で4サイ
クルのエンジン102に備えられているものがある。即
ち、図6において、102は多気筒で4サイクルのエン
ジン、104はシリンダヘッド、106はシリンダヘッ
ドカバーである。
【0004】前記エンジン102のシリンダヘッド10
4に燃焼室108を形成するとともに、シリンダヘッド
104の幅方向に、この燃焼室108に開口された吸気
口110及び排気口112に連通すべく、吸気ポート1
14及び排気ポート116が夫々形成されている。
4に燃焼室108を形成するとともに、シリンダヘッド
104の幅方向に、この燃焼室108に開口された吸気
口110及び排気口112に連通すべく、吸気ポート1
14及び排気ポート116が夫々形成されている。
【0005】エンジン102の吸気系には、吸気口11
0を開閉すべく、各燃焼室108毎に吸気バルブ118
が設けられるとともに、エンジン102の排気系には、
前記排気口112を開閉すべく、各燃焼室108毎に2
つの排気バルブ120が設けられる。
0を開閉すべく、各燃焼室108毎に吸気バルブ118
が設けられるとともに、エンジン102の排気系には、
前記排気口112を開閉すべく、各燃焼室108毎に2
つの排気バルブ120が設けられる。
【0006】シリンダヘッド104とシリンダヘッドカ
バー106とによって形成された動弁室122には、吸
気バルブ118及び排気バルブ120を開閉動作して吸
気口110及び排気口112を開閉する動弁装置124
が設けられ、この動弁装置124には、シリンダヘッド
104の長手方向に指向し、且つタイミングベルト(図
示せず)によって回転される一本のカムシャフト126
が設けられている。
バー106とによって形成された動弁室122には、吸
気バルブ118及び排気バルブ120を開閉動作して吸
気口110及び排気口112を開閉する動弁装置124
が設けられ、この動弁装置124には、シリンダヘッド
104の長手方向に指向し、且つタイミングベルト(図
示せず)によって回転される一本のカムシャフト126
が設けられている。
【0007】このカムシャフト126には、前記吸気バ
ルブ118に対応して吸気カム128が設けられている
とともに、前記排気バルブ120に対応して図示しない
排気カムが設けられている。
ルブ118に対応して吸気カム128が設けられている
とともに、前記排気バルブ120に対応して図示しない
排気カムが設けられている。
【0008】また、前記エンジン102上部たるシリン
ダヘッド104の上部には、シリンダヘッド104の長
手方向に指向すべく吸気用第1ロッカアームシャフト1
32と排気用第2ロッカアームシャフト134とが平行
に配設され、これら第1、第2ロッカアームシャフト1
32、134は、複数の固定ボルト136によって前記
シリンダヘッド104の上部に夫々固定される。
ダヘッド104の上部には、シリンダヘッド104の長
手方向に指向すべく吸気用第1ロッカアームシャフト1
32と排気用第2ロッカアームシャフト134とが平行
に配設され、これら第1、第2ロッカアームシャフト1
32、134は、複数の固定ボルト136によって前記
シリンダヘッド104の上部に夫々固定される。
【0009】更に、吸気用第1ロッカアームシャフト1
32に、複数の吸気ロッカアーム138を揺動可能に軸
支するとともに、排気用第2ロッカアームシャフト13
4には、複数の排気ロッカアーム140を揺動可能に軸
支している。
32に、複数の吸気ロッカアーム138を揺動可能に軸
支するとともに、排気用第2ロッカアームシャフト13
4には、複数の排気ロッカアーム140を揺動可能に軸
支している。
【0010】前記吸気ロッカアーム138は、図7に示
す如く、中間部位の軸支孔部142と、一端側で吸気カ
ム128の吸気カム面128fに摺接される吸気接触面
144と、他端側面で吸気バルブステム当接部118s
に当接される吸気当接部146とからなる。
す如く、中間部位の軸支孔部142と、一端側で吸気カ
ム128の吸気カム面128fに摺接される吸気接触面
144と、他端側面で吸気バルブステム当接部118s
に当接される吸気当接部146とからなる。
【0011】次に、前記吸気用第1ロッカアームシャフ
ト132及び排気用第2ロッカアームシャフト134の
固定構造について説明するが、吸気側と排気側との固定
構造が同様であることにより、例えば排気用第2ロッカ
アームシャフト134のみについて説明し、吸気用第1
ロッカアームシャフト132の固定構造の説明は省略す
る。
ト132及び排気用第2ロッカアームシャフト134の
固定構造について説明するが、吸気側と排気側との固定
構造が同様であることにより、例えば排気用第2ロッカ
アームシャフト134のみについて説明し、吸気用第1
ロッカアームシャフト132の固定構造の説明は省略す
る。
【0012】前記シリンダヘッド104内部にこのシリ
ンダヘッド104の長手方向に沿って丸穴部180を形
成し、この丸穴部180に連絡する連絡孔部182を前
記シリンダヘッド104の上面104fから穿設すると
ともに、前記第2ロッカアームシャフト134に係合孔
部184を穿設する。
ンダヘッド104の長手方向に沿って丸穴部180を形
成し、この丸穴部180に連絡する連絡孔部182を前
記シリンダヘッド104の上面104fから穿設すると
ともに、前記第2ロッカアームシャフト134に係合孔
部184を穿設する。
【0013】そして、前記丸穴部180に第2ロッカア
ームシャフト134を挿入し、シリンダヘッド104の
上面104fから挿通されるボルトやスクリュ等の固定
手段、例えば固定ボルトにより前記第2ロッカアームシ
ャフト134を固定している。
ームシャフト134を挿入し、シリンダヘッド104の
上面104fから挿通されるボルトやスクリュ等の固定
手段、例えば固定ボルトにより前記第2ロッカアームシ
ャフト134を固定している。
【0014】また、第2の従来技術としては、図9に示
す如く、例えば排気用第2ロッカアームシャフト234
の上部及び下部に第1、第2平面部286、288を夫
々形成するとともに、これら第1、第2平面部286、
288を連絡する貫通孔部290を形成する。
す如く、例えば排気用第2ロッカアームシャフト234
の上部及び下部に第1、第2平面部286、288を夫
々形成するとともに、これら第1、第2平面部286、
288を連絡する貫通孔部290を形成する。
【0015】排気用第2ロッカアームシャフト234を
固定する際には、シリンダヘッド204の上面204f
に第2平面部288を接触させ、貫通孔部290に固定
ボルト236を挿通させ、シリンダヘッド204の上面
204fに第2ロッカアームシャフト234を固定して
いる。
固定する際には、シリンダヘッド204の上面204f
に第2平面部288を接触させ、貫通孔部290に固定
ボルト236を挿通させ、シリンダヘッド204の上面
204fに第2ロッカアームシャフト234を固定して
いる。
【0016】更に、第3の従来技術としては、図10〜
図12に示す如く、シリンダヘッド304の上面304
fに、例えば吸・排気用ロッカアームシャフト334の
径よりも少許大径な断面半円形状の係合溝部392を形
成する。
図12に示す如く、シリンダヘッド304の上面304
fに、例えば吸・排気用ロッカアームシャフト334の
径よりも少許大径な断面半円形状の係合溝部392を形
成する。
【0017】そして、この係合溝部392にロッカアー
ムシャフト334を係合させた後に、上方からハウジン
グ394をセットし、固定ボルト336によってハウジ
ング394をシリンダヘッド304の上面304fに固
定している。
ムシャフト334を係合させた後に、上方からハウジン
グ394をセットし、固定ボルト336によってハウジ
ング394をシリンダヘッド304の上面304fに固
定している。
【0018】このとき、前記ハウジング394には、シ
リンダヘッド304の上面304fに対して少許オフセ
ットする形状の断面半円形状の保持面394fが形成さ
れている。
リンダヘッド304の上面304fに対して少許オフセ
ットする形状の断面半円形状の保持面394fが形成さ
れている。
【0019】前記エンジンの動弁装置としては、実開平
2−103104号公報に開示されるものがある。この
公報に開示されるエンジンの動弁装置は、シリンダヘッ
ドに回転自在に軸支した1本のカムシャフトと、このカ
ムシャフトを挟んでシリンダヘッドの上面の並設された
一対のロッカシャフトと、これらロッカシャフトに回動
自在に軸支され、一端にカムシャフトのカムに当接する
カムフォロアを有し、他端をバルブステムに当接したロ
ッカアームとからなる装置において、一対のロッカシャ
フトの端部間及びロッカアーム相互の軸部間に補強プレ
ートを架設し、この補強プレートをロッカシャフトとと
もに取付けボルトによってシリンダヘッドに共締めして
いる。
2−103104号公報に開示されるものがある。この
公報に開示されるエンジンの動弁装置は、シリンダヘッ
ドに回転自在に軸支した1本のカムシャフトと、このカ
ムシャフトを挟んでシリンダヘッドの上面の並設された
一対のロッカシャフトと、これらロッカシャフトに回動
自在に軸支され、一端にカムシャフトのカムに当接する
カムフォロアを有し、他端をバルブステムに当接したロ
ッカアームとからなる装置において、一対のロッカシャ
フトの端部間及びロッカアーム相互の軸部間に補強プレ
ートを架設し、この補強プレートをロッカシャフトとと
もに取付けボルトによってシリンダヘッドに共締めして
いる。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述の第1
の従来技術のものにおいては、ロッカアームに油圧アジ
ャスタを用いる場合に、油圧アジャスタの組付に不具合
が生ずる。
の従来技術のものにおいては、ロッカアームに油圧アジ
ャスタを用いる場合に、油圧アジャスタの組付に不具合
が生ずる。
【0021】つまり、アジャストスクリュを用いた場合
は、バルブがリフトした状態になっている時に、リフト
量以上にアジャスタスクリュを弛めることによってロッ
カアームはバルブスプリングの付勢力を受けず、フリー
状態となるので、何ら取付時に不具合はないが、アジャ
ストスクリュの代わりに油圧アジャスタを用いる場合に
は、油圧アジャスタをリフト量以上に弛める必要があ
り、フリー状態を防止する油圧アジャスタ本来の機能が
損なわれるという不都合がある。
は、バルブがリフトした状態になっている時に、リフト
量以上にアジャスタスクリュを弛めることによってロッ
カアームはバルブスプリングの付勢力を受けず、フリー
状態となるので、何ら取付時に不具合はないが、アジャ
ストスクリュの代わりに油圧アジャスタを用いる場合に
は、油圧アジャスタをリフト量以上に弛める必要があ
り、フリー状態を防止する油圧アジャスタ本来の機能が
損なわれるという不都合がある。
【0022】また、前記油圧アジャスタをリフト量以上
に弛めてフリー状態たるリークさせた状態とすると、始
動時に異音が発生する等の不具合もあり、実用上不利で
あるという不都合がある。
に弛めてフリー状態たるリークさせた状態とすると、始
動時に異音が発生する等の不具合もあり、実用上不利で
あるという不都合がある。
【0023】更に、図8に示す如く、前記シリンダヘッ
ド104内部に形成される丸穴部180の内径180d
が、第2ロッカアームシャフト134の外径134Dよ
りも少許大きく形成されており、ロッカアームシャフト
の左右方向においてガタが生じ、このガタによってエン
ジン高回転時に動弁系が振動し、終には破損に至る惧れ
があるという不都合がある。
ド104内部に形成される丸穴部180の内径180d
が、第2ロッカアームシャフト134の外径134Dよ
りも少許大きく形成されており、ロッカアームシャフト
の左右方向においてガタが生じ、このガタによってエン
ジン高回転時に動弁系が振動し、終には破損に至る惧れ
があるという不都合がある。
【0024】次に、上述の第2の従来技術のものにおい
ては、固定ボルトの軸方向の固定が確実に果たされてお
り、何ら問題はないが、ロッカアームシャフトの左右方
向、つまり固定ボルトの剪断力方向において、固定ボル
トの剪断力とロッカアームシャフトとシリンダヘッド上
面との摩擦力のみに頼っており、支持剛性が低いという
不都合がある。
ては、固定ボルトの軸方向の固定が確実に果たされてお
り、何ら問題はないが、ロッカアームシャフトの左右方
向、つまり固定ボルトの剪断力方向において、固定ボル
トの剪断力とロッカアームシャフトとシリンダヘッド上
面との摩擦力のみに頼っており、支持剛性が低いという
不都合がある。
【0025】また、ロッカアームシャフトの左右方向の
位置決めを果たすべくノックピンを使用しており、部品
点数が増加し、構成が複雑化するとともに、コストが大
となり、経済的に不利であるという不都合もある。
位置決めを果たすべくノックピンを使用しており、部品
点数が増加し、構成が複雑化するとともに、コストが大
となり、経済的に不利であるという不都合もある。
【0026】上述の第3の従来技術のものにおいては、
ハウジングを使用することにより、ロッカアームシャフ
トの支持剛性を向上させることはできるが、ハウジング
を必要とすることによって部品点数が増加し、構成が複
雑化するとともに、コストが大となり、経済的に不利で
あるという不都合がある。
ハウジングを使用することにより、ロッカアームシャフ
トの支持剛性を向上させることはできるが、ハウジング
を必要とすることによって部品点数が増加し、構成が複
雑化するとともに、コストが大となり、経済的に不利で
あるという不都合がある。
【0027】また、図12に示す如く、シリンダヘッド
304の上面304fに、ロッカアームシャフト334
の外径334Dよりも少許大径な断面半円形状の係合溝
部392を形成するとともに、ハウジング394にも排
気用第2ロッカアームシャフト334の外径334Dよ
りも少許大径な断面半円形状の保持面394fを形成し
ており、上述の第1の従来技術のものと同様に、ロッカ
アームシャフトの左右方向においてガタが生することと
なり、このガタによってエンジン高回転時に動弁系が振
動し、終には破損に至る惧れがあるという不都合があ
る。
304の上面304fに、ロッカアームシャフト334
の外径334Dよりも少許大径な断面半円形状の係合溝
部392を形成するとともに、ハウジング394にも排
気用第2ロッカアームシャフト334の外径334Dよ
りも少許大径な断面半円形状の保持面394fを形成し
ており、上述の第1の従来技術のものと同様に、ロッカ
アームシャフトの左右方向においてガタが生することと
なり、このガタによってエンジン高回転時に動弁系が振
動し、終には破損に至る惧れがあるという不都合があ
る。
【0028】
【課題を解決するための手段】そこで、この発明は、上
述不都合を除去するために、エンジン上部にロッカアー
ムシャフトを固定ボルトにより固定するとともにロッカ
アームシャフトに揺動可能に軸支されたロッカアームを
介してカムシャフトによりバルブを開閉動作するエンジ
ンの動弁装置において、前記ロッカアームシャフトに固
定用貫通孔部を形成するとともに前記エンジンのシリン
ダヘッド上面にロッカアームシャフトの径よりも小なる
径を有する圧入凹部を形成し、この圧入凹部にロッカア
ームシャフトを圧入した後に貫通孔部を貫通し前記エン
ジンのシリンダヘッドにロッカアームシャフトを固定す
る固定ボルトを設けたことを特徴とする。
述不都合を除去するために、エンジン上部にロッカアー
ムシャフトを固定ボルトにより固定するとともにロッカ
アームシャフトに揺動可能に軸支されたロッカアームを
介してカムシャフトによりバルブを開閉動作するエンジ
ンの動弁装置において、前記ロッカアームシャフトに固
定用貫通孔部を形成するとともに前記エンジンのシリン
ダヘッド上面にロッカアームシャフトの径よりも小なる
径を有する圧入凹部を形成し、この圧入凹部にロッカア
ームシャフトを圧入した後に貫通孔部を貫通し前記エン
ジンのシリンダヘッドにロッカアームシャフトを固定す
る固定ボルトを設けたことを特徴とする。
【0029】
【作用】上述の如く発明したことにより、ロッカアーム
シャフトの固定作業時には、シリンダヘッドに形成され
る圧入凹部にロッカアームシャフトを圧入し、貫通孔部
を貫通する固定ボルトによってエンジンのシリンダヘッ
ドにロッカアームシャフトを固定させ、ロッカアームシ
ャフトの支持剛性を向上させている。
シャフトの固定作業時には、シリンダヘッドに形成され
る圧入凹部にロッカアームシャフトを圧入し、貫通孔部
を貫通する固定ボルトによってエンジンのシリンダヘッ
ドにロッカアームシャフトを固定させ、ロッカアームシ
ャフトの支持剛性を向上させている。
【0030】
【実施例】以下図面に基づいてこの発明の実施例を詳細
に説明する。
に説明する。
【0031】図1〜図3はこの発明の実施例を示すもの
である。図2において、2は4サイクルで多気筒のエン
ジン、4はシリンダヘッド、6はシリンダヘッドカバー
である。
である。図2において、2は4サイクルで多気筒のエン
ジン、4はシリンダヘッド、6はシリンダヘッドカバー
である。
【0032】前記エンジン2のシリンダヘッド4には、
このシリンダヘッド4の長手方向、つまりクランク軸
(図示せず)の長手方向たる軸心方向に、各気筒(図示
せず)毎に対応して燃焼室8が形成されている。
このシリンダヘッド4の長手方向、つまりクランク軸
(図示せず)の長手方向たる軸心方向に、各気筒(図示
せず)毎に対応して燃焼室8が形成されている。
【0033】また、前記シリンダヘッド4には、このシ
リンダヘッド4の幅方向に、この燃焼室8に開口された
吸気口10及び排気口12に連通すべく、吸気ポート1
4及び排気ポート16が夫々形成されている。
リンダヘッド4の幅方向に、この燃焼室8に開口された
吸気口10及び排気口12に連通すべく、吸気ポート1
4及び排気ポート16が夫々形成されている。
【0034】エンジン2の吸気系には、吸気口10を開
閉すべく、各燃焼室8毎に吸気バルブ18が設けられる
とともに、エンジン2の排気系には、前記排気口12を
開閉すべく、各燃焼室8毎に2つの排気バルブ20が設
けられる。
閉すべく、各燃焼室8毎に吸気バルブ18が設けられる
とともに、エンジン2の排気系には、前記排気口12を
開閉すべく、各燃焼室8毎に2つの排気バルブ20が設
けられる。
【0035】シリンダヘッド4とシリンダヘッドカバー
6とによって形成された動弁室22には、吸気バルブ1
8及び排気バルブ20を開閉動作して吸気口10及び排
気口12を開閉する動弁装置24が設けられている。
6とによって形成された動弁室22には、吸気バルブ1
8及び排気バルブ20を開閉動作して吸気口10及び排
気口12を開閉する動弁装置24が設けられている。
【0036】この動弁装置24には、シリンダヘッド4
の長手方向(図3において上下方向)に指向し、且つタ
イミングベルト(図示せず)によって回転される一本の
カムシャフト26が設けられている。
の長手方向(図3において上下方向)に指向し、且つタ
イミングベルト(図示せず)によって回転される一本の
カムシャフト26が設けられている。
【0037】このカムシャフト26には、前記吸気バル
ブ18に対応して吸気カム28が設けられているととも
に、前記排気バルブ20に対応して排気カム30が設け
られている。
ブ18に対応して吸気カム28が設けられているととも
に、前記排気バルブ20に対応して排気カム30が設け
られている。
【0038】また、前記エンジン2上部たるシリンダヘ
ッド4の上部には、シリンダヘッド4の長手方向に指向
すべく吸気用第1ロッカアームシャフト32と排気用第
2ロッカアームシャフト34とが平行に配設される。
ッド4の上部には、シリンダヘッド4の長手方向に指向
すべく吸気用第1ロッカアームシャフト32と排気用第
2ロッカアームシャフト34とが平行に配設される。
【0039】これら第1、第2ロッカアームシャフト3
2、34は、複数の固定ボルト36によって前記シリン
ダヘッド4の上部に夫々固定されるものである。
2、34は、複数の固定ボルト36によって前記シリン
ダヘッド4の上部に夫々固定されるものである。
【0040】更に、吸気用第1ロッカアームシャフト3
2に、複数の吸気ロッカアーム38を揺動可能に軸支す
るとともに、排気用第2ロッカアームシャフト34に
は、複数の排気ロッカアーム40を揺動可能に軸支す
る。
2に、複数の吸気ロッカアーム38を揺動可能に軸支す
るとともに、排気用第2ロッカアームシャフト34に
は、複数の排気ロッカアーム40を揺動可能に軸支す
る。
【0041】前記吸気ロッカアーム38は、図2に示す
如く、中間部位の軸支孔部42と、一端側で吸気カム2
8の吸気カム面28fに摺接される吸気接触面44と、
他端側面で吸気バルブステム当接部18sに当接される
吸気当接部46とからなる。
如く、中間部位の軸支孔部42と、一端側で吸気カム2
8の吸気カム面28fに摺接される吸気接触面44と、
他端側面で吸気バルブステム当接部18sに当接される
吸気当接部46とからなる。
【0042】また、前記排気ロッカアーム40も、上述
の吸気ロッカアーム38の同様な構成を有しているの
で、説明は省略する。
の吸気ロッカアーム38の同様な構成を有しているの
で、説明は省略する。
【0043】次に、前記吸気用第1ロッカアームシャフ
ト32及び排気用第2ロッカアームシャフト34の固定
構造について説明するが、吸気側と排気側との固定構造
が同様であることにより、例えば排気用第2ロッカアー
ムシャフト34のみについて説明し、吸気用第1ロッカ
アームシャフト32の固定構造の説明は省略する。
ト32及び排気用第2ロッカアームシャフト34の固定
構造について説明するが、吸気側と排気側との固定構造
が同様であることにより、例えば排気用第2ロッカアー
ムシャフト34のみについて説明し、吸気用第1ロッカ
アームシャフト32の固定構造の説明は省略する。
【0044】前記排気用第2ロッカアームシャフト34
に所定間隔毎に複数個の固定用貫通孔部48を形成し、
前記エンジン2のシリンダヘッド4上面に第2ロッカア
ームシャフト34の径よりも小なる径を有する圧入凹部
50を形成し、この圧入凹部50に第2ロッカアームシ
ャフト34を圧入した後に貫通孔部48を貫通し前記エ
ンジン2のシリンダヘッド4に第2ロッカアームシャフ
ト34を前記固定ボルト36によって固定する構成を有
する。
に所定間隔毎に複数個の固定用貫通孔部48を形成し、
前記エンジン2のシリンダヘッド4上面に第2ロッカア
ームシャフト34の径よりも小なる径を有する圧入凹部
50を形成し、この圧入凹部50に第2ロッカアームシ
ャフト34を圧入した後に貫通孔部48を貫通し前記エ
ンジン2のシリンダヘッド4に第2ロッカアームシャフ
ト34を前記固定ボルト36によって固定する構成を有
する。
【0045】詳述すれば、前記圧入凹部50を断面半円
形状に形成し、第2ロッカアームシャフト34の圧入後
に圧入凹部50と第2ロッカアームシャフト34の左右
間にクリアランスを有しない状態とするために、第2ロ
ッカアームシャフト34の半径Rsよりも小なる径Rh
を有すべく圧入凹部50を形成する。
形状に形成し、第2ロッカアームシャフト34の圧入後
に圧入凹部50と第2ロッカアームシャフト34の左右
間にクリアランスを有しない状態とするために、第2ロ
ッカアームシャフト34の半径Rsよりも小なる径Rh
を有すべく圧入凹部50を形成する。
【0046】また、図1及び図2に示す如く、前記圧入
凹部50を、第2ロッカアームシャフト34の圧入後に
シリンダヘッド4の上面4fと第2ロッカアームシャフ
ト34の軸心34Cとを合致させるべく形成する。前記
第2ロッカアームシャフト34には、固定ボルト36と
の接合状態を良好とすべく座面52が平面加工されてい
る。
凹部50を、第2ロッカアームシャフト34の圧入後に
シリンダヘッド4の上面4fと第2ロッカアームシャフ
ト34の軸心34Cとを合致させるべく形成する。前記
第2ロッカアームシャフト34には、固定ボルト36と
の接合状態を良好とすべく座面52が平面加工されてい
る。
【0047】次に作用について説明する。
【0048】前記第2ロッカアームシャフト34の固定
作業時には、シリンダヘッド4に形成される圧入凹部5
0に第2ロッカアームシャフト34を圧入し、貫通孔部
48を貫通する固定ボルト36によって前記エンジン2
のシリンダヘッド4に第2ロッカアームシャフト34を
固定させる。
作業時には、シリンダヘッド4に形成される圧入凹部5
0に第2ロッカアームシャフト34を圧入し、貫通孔部
48を貫通する固定ボルト36によって前記エンジン2
のシリンダヘッド4に第2ロッカアームシャフト34を
固定させる。
【0049】そしてこのとき、図1及び図2に示す如
く、前記シリンダヘッド4の上面4fと第2ロッカアー
ムシャフト34の軸心34Cとを合致、つまり略同一面
上に位置させるものである。
く、前記シリンダヘッド4の上面4fと第2ロッカアー
ムシャフト34の軸心34Cとを合致、つまり略同一面
上に位置させるものである。
【0050】また、前記吸気用第1ロッカアームシャフ
ト32の固定作業時には、上述の排気用第2ロッカアー
ムシャフト34と同様に行えばよいものである。
ト32の固定作業時には、上述の排気用第2ロッカアー
ムシャフト34と同様に行えばよいものである。
【0051】これにより、吸気用第1ロッカアームシャ
フト32及び排気用第2ロッカアームシャフト34を圧
入凹部50によってシリンダヘッド4に確実に固定する
ことができ、ロッカアームシャフトの支持剛性を向上し
得て、エンジンの許容回転数を上昇させることができる
ものである。
フト32及び排気用第2ロッカアームシャフト34を圧
入凹部50によってシリンダヘッド4に確実に固定する
ことができ、ロッカアームシャフトの支持剛性を向上し
得て、エンジンの許容回転数を上昇させることができる
ものである。
【0052】また、前記吸気用第1ロッカアームシャフ
ト32及び排気用第2ロッカアームシャフト34の左右
方向のガタを抑えることができることにより、ロッカア
ームシャフトの余分な動きや振動を防止することがで
き、耐久性を向上し得るとともに、ロッカアームを正確
に作動し得て、実用上有利である。
ト32及び排気用第2ロッカアームシャフト34の左右
方向のガタを抑えることができることにより、ロッカア
ームシャフトの余分な動きや振動を防止することがで
き、耐久性を向上し得るとともに、ロッカアームを正確
に作動し得て、実用上有利である。
【0053】更に、前記吸気用第1ロッカアームシャフ
ト32及び排気用第2ロッカアームシャフト34を直接
固定ボルト36によってシリンダヘッド4に固定するこ
とにより、圧入荷重に相当する軸力を得られる程度のボ
ルトサイズとすることができ、固定ボルトを小とし得
て、コンパクト化に寄与するものである。
ト32及び排気用第2ロッカアームシャフト34を直接
固定ボルト36によってシリンダヘッド4に固定するこ
とにより、圧入荷重に相当する軸力を得られる程度のボ
ルトサイズとすることができ、固定ボルトを小とし得
て、コンパクト化に寄与するものである。
【0054】更にまた、前記吸気用第1ロッカアームシ
ャフト32及び排気用第2ロッカアームシャフト34を
固定する際に、ハウジング等の部品を必要としないこと
により、部品点数を減少させることができ、構成が簡略
となってコストを低廉とし得て、経済的にも有利であ
る。
ャフト32及び排気用第2ロッカアームシャフト34を
固定する際に、ハウジング等の部品を必要としないこと
により、部品点数を減少させることができ、構成が簡略
となってコストを低廉とし得て、経済的にも有利であ
る。
【0055】また、前記吸気用第1ロッカアームシャフ
ト32及び排気用第2ロッカアームシャフト34と固定
ボルト36との接合状態を良好とすべく第1、第2ロッ
カアームシャフト32、34の固定ボルト36の接触部
位に座面52を平面加工するのみでよいことにより、第
1、第2ロッカアームシャフト32、34自体の剛性が
低下し難く、実用上有利である。
ト32及び排気用第2ロッカアームシャフト34と固定
ボルト36との接合状態を良好とすべく第1、第2ロッ
カアームシャフト32、34の固定ボルト36の接触部
位に座面52を平面加工するのみでよいことにより、第
1、第2ロッカアームシャフト32、34自体の剛性が
低下し難く、実用上有利である。
【0056】図4はこの発明の第2実施例を示すもので
ある。この第2実施例において、上述第1実施例と同一
機能を果たす箇所には同一符号を付して説明する。
ある。この第2実施例において、上述第1実施例と同一
機能を果たす箇所には同一符号を付して説明する。
【0057】上述第1実施例においては、前記シリンダ
ヘッド4の上面4fと第2ロッカアームシャフト34の
軸心34Cとを合致、つまり略同一面上に位置させるべ
く第2ロッカアームシャフト34を固定したが、この第
2実施例の特徴とするところは、シリンダヘッド4の上
面4fに第2ロッカアームシャフト34の軸心34Cを
合致させない形状、つまりシリンダヘッド4の上面4f
よりも高い位置に第2ロッカアームシャフト34の軸心
34Cを位置させるべく圧入凹部60を形成した点にあ
る。
ヘッド4の上面4fと第2ロッカアームシャフト34の
軸心34Cとを合致、つまり略同一面上に位置させるべ
く第2ロッカアームシャフト34を固定したが、この第
2実施例の特徴とするところは、シリンダヘッド4の上
面4fに第2ロッカアームシャフト34の軸心34Cを
合致させない形状、つまりシリンダヘッド4の上面4f
よりも高い位置に第2ロッカアームシャフト34の軸心
34Cを位置させるべく圧入凹部60を形成した点にあ
る。
【0058】すなわち、図4に示す如く、圧入凹部60
を断面半円形状よりも少許小なる形状に形成し、この圧
入凹部60に第2ロッカアームシャフト34を圧入する
ものである。
を断面半円形状よりも少許小なる形状に形成し、この圧
入凹部60に第2ロッカアームシャフト34を圧入する
ものである。
【0059】また、圧入凹部60を断面形状をより小と
すれば、第2ロッカアームシャフト34の圧入機能を低
下するが、第2ロッカアームシャフト34の位置決め機
能は十分に発揮させることができ、種々設計状態に応じ
て圧入凹部60を断面形状を選択し得るものである。
すれば、第2ロッカアームシャフト34の圧入機能を低
下するが、第2ロッカアームシャフト34の位置決め機
能は十分に発揮させることができ、種々設計状態に応じ
て圧入凹部60を断面形状を選択し得るものである。
【0060】さすれば、吸気用第1ロッカアームシャフ
ト32及び排気用第2ロッカアームシャフト34をシリ
ンダヘッド4に圧入凹部60によって確実に固定するこ
とができ、上述第1実施例のものと同様に、ロッカアー
ムシャフトの支持剛性を向上し得て、エンジンの許容回
転数を上昇させることができる。
ト32及び排気用第2ロッカアームシャフト34をシリ
ンダヘッド4に圧入凹部60によって確実に固定するこ
とができ、上述第1実施例のものと同様に、ロッカアー
ムシャフトの支持剛性を向上し得て、エンジンの許容回
転数を上昇させることができる。
【0061】また、前記吸気用第1ロッカアームシャフ
ト32及び排気用第2ロッカアームシャフト34の左右
方向のガタを抑えることができることにより、上述第1
実施例のものと同様に、ロッカアームシャフトの余分な
動きや振動を防止することができ、耐久性を向上し得る
とともに、ロッカアームを正確に作動し得て、実用上有
利である。
ト32及び排気用第2ロッカアームシャフト34の左右
方向のガタを抑えることができることにより、上述第1
実施例のものと同様に、ロッカアームシャフトの余分な
動きや振動を防止することができ、耐久性を向上し得る
とともに、ロッカアームを正確に作動し得て、実用上有
利である。
【0062】更に、前記吸気用第1ロッカアームシャフ
ト32及び排気用第2ロッカアームシャフト34を直接
固定ボルト36によってシリンダヘッド4に固定するこ
とにより、上述第1実施例のものと同様に、圧入荷重に
相当する軸力を得られる程度のボルトサイズとすること
ができ、固定ボルトを小とし得て、コンパクト化に寄与
するものである。
ト32及び排気用第2ロッカアームシャフト34を直接
固定ボルト36によってシリンダヘッド4に固定するこ
とにより、上述第1実施例のものと同様に、圧入荷重に
相当する軸力を得られる程度のボルトサイズとすること
ができ、固定ボルトを小とし得て、コンパクト化に寄与
するものである。
【0063】更にまた、前記吸気用第1ロッカアームシ
ャフト32及び排気用第2ロッカアームシャフト34を
固定する際に、ハウジング等の部品を必要としないこと
により、上述第1実施例のものと同様に、部品点数を減
少させることができ、構成が簡略となってコストを低廉
とし得て、経済的にも有利である。
ャフト32及び排気用第2ロッカアームシャフト34を
固定する際に、ハウジング等の部品を必要としないこと
により、上述第1実施例のものと同様に、部品点数を減
少させることができ、構成が簡略となってコストを低廉
とし得て、経済的にも有利である。
【0064】また、前記吸気用第1ロッカアームシャフ
ト32及び排気用第2ロッカアームシャフト34と固定
ボルト36との接合状態を良好とすべく第1、第2ロッ
カアームシャフト32、34の固定ボルト36の接触部
位に座面52を平面加工するのみでよいことにより、上
述第1実施例のものと同様に、第1、第2ロッカアーム
シャフト32、34自体の剛性が低下し難く、実用上有
利である。
ト32及び排気用第2ロッカアームシャフト34と固定
ボルト36との接合状態を良好とすべく第1、第2ロッ
カアームシャフト32、34の固定ボルト36の接触部
位に座面52を平面加工するのみでよいことにより、上
述第1実施例のものと同様に、第1、第2ロッカアーム
シャフト32、34自体の剛性が低下し難く、実用上有
利である。
【0065】図5はこの発明の第3実施例を示すもので
ある。
ある。
【0066】この第3実施例の特徴とするところは、シ
リンダヘッド4の上面4fに第2ロッカアームシャフト
34の軸心34Cを合致させない形状、つまりシリンダ
ヘッド4の上面4fよりも低い位置に第2ロッカアーム
シャフト34の軸心34Cを位置させるべく圧入凹部7
0を形成した点にある。
リンダヘッド4の上面4fに第2ロッカアームシャフト
34の軸心34Cを合致させない形状、つまりシリンダ
ヘッド4の上面4fよりも低い位置に第2ロッカアーム
シャフト34の軸心34Cを位置させるべく圧入凹部7
0を形成した点にある。
【0067】すなわち、図5に示す如く、シリンダヘッ
ド4の上面4f側から圧入凹部70の径と同一幅を有す
る案内溝部72を形成するとともに、この案内溝部72
の最奥部たる底部に断面半円形状の圧入凹部70を形成
し、案内溝部72を経て圧入凹部70に第2ロッカアー
ムシャフト34を圧入するものである。
ド4の上面4f側から圧入凹部70の径と同一幅を有す
る案内溝部72を形成するとともに、この案内溝部72
の最奥部たる底部に断面半円形状の圧入凹部70を形成
し、案内溝部72を経て圧入凹部70に第2ロッカアー
ムシャフト34を圧入するものである。
【0068】さすれば、吸気用第1ロッカアームシャフ
ト32及び排気用第2ロッカアームシャフト34をシリ
ンダヘッド4に圧入凹部70と案内溝部72とによって
確実に固定することができ、ロッカアームシャフトの支
持剛性をより一層向上し得て、エンジンの許容回転数を
上昇させることができるものである。
ト32及び排気用第2ロッカアームシャフト34をシリ
ンダヘッド4に圧入凹部70と案内溝部72とによって
確実に固定することができ、ロッカアームシャフトの支
持剛性をより一層向上し得て、エンジンの許容回転数を
上昇させることができるものである。
【0069】また、前記吸気用第1ロッカアームシャフ
ト32及び排気用第2ロッカアームシャフト34の左右
方向のガタを抑えることができることにより、上述第
1、第2実施例のものと同様に、ロッカアームシャフト
の余分な動きや振動を防止することができ、耐久性を向
上し得るとともに、ロッカアームを正確に作動し得て、
実用上有利である。
ト32及び排気用第2ロッカアームシャフト34の左右
方向のガタを抑えることができることにより、上述第
1、第2実施例のものと同様に、ロッカアームシャフト
の余分な動きや振動を防止することができ、耐久性を向
上し得るとともに、ロッカアームを正確に作動し得て、
実用上有利である。
【0070】更に、前記吸気用第1ロッカアームシャフ
ト32及び排気用第2ロッカアームシャフト34を直接
固定ボルト36によってシリンダヘッド4に固定するこ
とにより、上述第1、第2実施例のものと同様に、圧入
荷重に相当する軸力を得られる程度のボルトサイズとす
ることができ、固定ボルトを小とし得て、コンパクト化
に寄与するものである。
ト32及び排気用第2ロッカアームシャフト34を直接
固定ボルト36によってシリンダヘッド4に固定するこ
とにより、上述第1、第2実施例のものと同様に、圧入
荷重に相当する軸力を得られる程度のボルトサイズとす
ることができ、固定ボルトを小とし得て、コンパクト化
に寄与するものである。
【0071】更にまた、前記吸気用第1ロッカアームシ
ャフト32及び排気用第2ロッカアームシャフト34を
固定する際に、ハウジング等の部品を必要としないこと
により、上述第1、第2実施例のものと同様に、部品点
数を減少させることができ、構成が簡略となってコスト
を低廉とし得て、経済的にも有利である。
ャフト32及び排気用第2ロッカアームシャフト34を
固定する際に、ハウジング等の部品を必要としないこと
により、上述第1、第2実施例のものと同様に、部品点
数を減少させることができ、構成が簡略となってコスト
を低廉とし得て、経済的にも有利である。
【0072】また、前記吸気用第1ロッカアームシャフ
ト32及び排気用第2ロッカアームシャフト34と固定
ボルト36との接合状態を良好とすべく第1、第2ロッ
カアームシャフト32、34の固定ボルト36の接触部
位に座面52を平面加工するのみでよいことにより、上
述第1、第2実施例のものと同様に、第1、第2ロッカ
アームシャフト32、34自体の剛性が低下し難く、実
用上有利である。
ト32及び排気用第2ロッカアームシャフト34と固定
ボルト36との接合状態を良好とすべく第1、第2ロッ
カアームシャフト32、34の固定ボルト36の接触部
位に座面52を平面加工するのみでよいことにより、上
述第1、第2実施例のものと同様に、第1、第2ロッカ
アームシャフト32、34自体の剛性が低下し難く、実
用上有利である。
【0073】なお、この発明は上述第1〜第3実施例に
限定されるものではなく、種々の応用改変が可能であ
る。
限定されるものではなく、種々の応用改変が可能であ
る。
【0074】例えば、この発明の第1〜第3実施例にお
いては、エンジンの動弁装置の吸気用及び排気用ロッカ
アームシャフトの固定構造についてのみ説明したが、エ
ンジンの動弁装置以外に使用されるシャフトたる円柱部
材の固定構造にも援用可能である。
いては、エンジンの動弁装置の吸気用及び排気用ロッカ
アームシャフトの固定構造についてのみ説明したが、エ
ンジンの動弁装置以外に使用されるシャフトたる円柱部
材の固定構造にも援用可能である。
【0075】
【発明の効果】以上詳細に説明した如くこの発明によれ
ば、エンジンの動弁装置のロッカアームシャフトに固定
用貫通孔部を形成するとともに、エンジンのシリンダヘ
ッド上面にロッカアームシャフトの径よりも小なる径を
有する圧入凹部を形成し、圧入凹部にロッカアームシャ
フトを圧入した後に貫通孔部を貫通しエンジンのシリン
ダヘッドにロッカアームシャフトを固定する固定ボルト
を設けたので、ロッカアームシャフトを圧入凹部によっ
てシリンダヘッドに確実に固定することができ、ロッカ
アームシャフトの支持剛性を向上し得て、エンジンの許
容回転数を上昇させ得る。また、前記ロッカアームシャ
フトの左右方向のガタを抑えることができることによ
り、ロッカアームシャフトの余分な動きや振動を防止す
ることができ、耐久性を向上し得るとともに、ロッカア
ームを正確に作動させ得て、実用上有利である。更に、
前記ロッカアームシャフトを直接固定ボルトによってシ
リンダヘッドに固定できることにより、圧入荷重に相当
する軸力を得られる程度のボルトサイズとすることがで
き、固定ボルトを小とし得て、コンパクト化に寄与し得
る。更にまた、前記ロッカアームシャフトを固定する際
に、ハウジング等の部品を必要としないことにより、部
品点数を減少させることができ、構成が簡略となってコ
ストを低廉とし得て、経済的にも有利である。また、前
記ロッカアームシャフトと固定ボルトとの接合状態を良
好とすべくロッカアームシャフトの固定ボルトの接触部
位に座面を平面加工するのみでよいことにより、ロッカ
アームシャフト自体の剛性が低下し難く、実用上有利で
ある。
ば、エンジンの動弁装置のロッカアームシャフトに固定
用貫通孔部を形成するとともに、エンジンのシリンダヘ
ッド上面にロッカアームシャフトの径よりも小なる径を
有する圧入凹部を形成し、圧入凹部にロッカアームシャ
フトを圧入した後に貫通孔部を貫通しエンジンのシリン
ダヘッドにロッカアームシャフトを固定する固定ボルト
を設けたので、ロッカアームシャフトを圧入凹部によっ
てシリンダヘッドに確実に固定することができ、ロッカ
アームシャフトの支持剛性を向上し得て、エンジンの許
容回転数を上昇させ得る。また、前記ロッカアームシャ
フトの左右方向のガタを抑えることができることによ
り、ロッカアームシャフトの余分な動きや振動を防止す
ることができ、耐久性を向上し得るとともに、ロッカア
ームを正確に作動させ得て、実用上有利である。更に、
前記ロッカアームシャフトを直接固定ボルトによってシ
リンダヘッドに固定できることにより、圧入荷重に相当
する軸力を得られる程度のボルトサイズとすることがで
き、固定ボルトを小とし得て、コンパクト化に寄与し得
る。更にまた、前記ロッカアームシャフトを固定する際
に、ハウジング等の部品を必要としないことにより、部
品点数を減少させることができ、構成が簡略となってコ
ストを低廉とし得て、経済的にも有利である。また、前
記ロッカアームシャフトと固定ボルトとの接合状態を良
好とすべくロッカアームシャフトの固定ボルトの接触部
位に座面を平面加工するのみでよいことにより、ロッカ
アームシャフト自体の剛性が低下し難く、実用上有利で
ある。
【図1】この発明の第1実施例を示すロッカアームシャ
フトの固定状態の要部拡大断面図である。
フトの固定状態の要部拡大断面図である。
【図2】エンジンの動弁装置の概略断面正面図である。
【図3】エンジンの動弁装置の概略平面図である。
【図4】この発明の第2実施例を示すロッカアームシャ
フトの固定状態の要部拡大断面図である。
フトの固定状態の要部拡大断面図である。
【図5】この発明の第3実施例を示すロッカアームシャ
フトの固定状態の要部拡大断面図である。
フトの固定状態の要部拡大断面図である。
【図6】この発明の第1の従来技術を示すエンジンの動
弁装置の概略断面正面図である。
弁装置の概略断面正面図である。
【図7】ロッカアームシャフトの固定状態を示す要部拡
大断面図である。
大断面図である。
【図8】図7の矢視〓部分の拡大図である。
【図9】この発明の第2の従来技術を示すエンジンの動
弁装置の概略断面正面図である。
弁装置の概略断面正面図である。
【図10】この発明の第3の従来技術を示すエンジンの
動弁装置の概略断面正面図である。
動弁装置の概略断面正面図である。
【図11】ロッカアームシャフトの固定状態を示す要部
拡大断面図である。
拡大断面図である。
【図12】図11の矢視X〓部分の拡大図である。
2 エンジン 4 シリンダヘッド 6 シリンダヘッドカバー 8 燃焼室 18 吸気バルブ 20 排気バルブ 24 動弁装置 26 カムシャフト 28 吸気カム 30 排気カム 32 吸気用第1ロッカアームシャフト 34 排気用第2ロッカアームシャフト 36 固定ボルト 38 吸気ロッカアーム 40 排気ロッカアーム 42 軸支孔部 44 吸気接触面 46 吸気当接部 48 固定用貫通孔部 50 圧入凹部 52 座面
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年4月20日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図4】
【図3】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図12】
【図10】
【図11】
Claims (3)
- 【請求項1】 エンジン上部にロッカアームシャフトを
固定ボルトにより固定するとともにロッカアームシャフ
トに揺動可能に軸支されたロッカアームを介してカムシ
ャフトによりバルブを開閉動作するエンジンの動弁装置
において、前記ロッカアームシャフトに固定用貫通孔部
を形成するとともに前記エンジンのシリンダヘッド上面
にロッカアームシャフトの径よりも小なる径を有する圧
入凹部を形成し、この圧入凹部にロッカアームシャフト
を圧入した後に貫通孔部を貫通し前記エンジンのシリン
ダヘッドにロッカアームシャフトを固定する固定ボルト
を設けたことを特徴とするエンジンの動弁装置。 - 【請求項2】 前記圧入凹部は、断面半円形状に形成さ
れ、ロッカアームシャフトの圧入後に左右にクリアラン
スを有しないとともにシリンダヘッド上面にロッカアー
ムシャフトの軸心を合致させるべく形成された圧入凹部
である特許請求の範囲の請求項1に記載のエンジンの動
弁装置。 - 【請求項3】 前記圧入凹部は、ロッカアームシャフト
の圧入後に左右にクリアランスを有しないとともにシリ
ンダヘッド上面にロッカアームシャフトの軸心を合致さ
せない形状に形成された圧入凹部である特許請求の範囲
の請求項1に記載のエンジンの動弁装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6303693A JPH06248914A (ja) | 1993-02-26 | 1993-02-26 | エンジンの動弁装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6303693A JPH06248914A (ja) | 1993-02-26 | 1993-02-26 | エンジンの動弁装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06248914A true JPH06248914A (ja) | 1994-09-06 |
Family
ID=13217705
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6303693A Pending JPH06248914A (ja) | 1993-02-26 | 1993-02-26 | エンジンの動弁装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06248914A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN113404566A (zh) * | 2021-07-28 | 2021-09-17 | 广西玉柴机器股份有限公司 | 一种摇臂组件 |
-
1993
- 1993-02-26 JP JP6303693A patent/JPH06248914A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN113404566A (zh) * | 2021-07-28 | 2021-09-17 | 广西玉柴机器股份有限公司 | 一种摇臂组件 |
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