JPH0624918U - 真空射出装置 - Google Patents

真空射出装置

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JPH0624918U
JPH0624918U JP7177692U JP7177692U JPH0624918U JP H0624918 U JPH0624918 U JP H0624918U JP 7177692 U JP7177692 U JP 7177692U JP 7177692 U JP7177692 U JP 7177692U JP H0624918 U JPH0624918 U JP H0624918U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は成形材料内に含まれている有害な揮
発性ガスあるいはエアー等を効率よく取り除くことがで
きる真空射出装置に関する。 【構成】 ベント式スクリュ押し出し装置100にて揮
発性ガスを脱気せしめたゴム成形材料が射出プランジャ
ポット206に押し出されることにより射出プランジャ
203が上昇されると共に計量できるように、射出プラ
ンジャポット206の下部に前記ベント式スクリュの流
入口205が形成され、さらに、前記射出プランジャポ
ット206の上部にエアーおよび揮発性ガスの脱気用横
孔214が形成されることによる相乗効果が得られる真
空射出装置。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、成形材料特にゴムに含まれている有害な揮発性ガス、エアー等がベ ント式スクリュ装置により予め脱気せしめた後射出プランジャポットの下部に形 成された流入口より押し出されるゴム成形材料により射出プランジャを上昇せし めつつ計量を計ると同時に、該射出プランジャポットの上部に形成された脱気用 横孔をへてエアー等が取り除かれる真空射出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
射出プランジャと可塑化シリンダを直角に結合したプランジャ式射出成形装置 が知られているが、この装置は可塑化加熱シリンダの前方にトービードを内蔵し ており、可塑化された材料が射出シリンダ内に注入すると、該注入圧により射出 プランジャは後退し、しかるのち射出プランジャの前進により成形材料はノズル 部をへて金型内に射出する。
【0003】 ところが、可塑化加熱シリンダの前方に注入された成形材料が発生する揮発性 ガス、エアーの脱気が充分に行われていないため成形製品にシルバーストリーク (銀条)の条痕が形成され、外観欠点をともなうものである。
【0004】 また、従来のスクリュ式射出装置はホッパからの材料は自重によって可塑化加 熱シリンダ内に落下し、スクリュの回転によって溶融混練されつゝその溝にそっ てシリンダ先端部におくられると、加熱シリンダ先端部に成形部材のストックに ともないスクリュが後方に押し戻される。
【0005】 しかるのち、射出装置後部の射出シリンダによってスクリュに射出力が加えら れ、スクリュは射出プランジャとなってその先端ノズル部から金型内に直接射出 する。
【0006】 このタイプも成形材料内の水分や揮発分を取り除くことは、きわめて難しい。 有害な水分や揮発性ガスを除去するものとして例えばベント式射出装置が知ら れている。
【0007】 該ベント式射出装置は第1ステージと第2ステージ間にスクリュ溝の深さを大 きくした長いスクリュを使用し、可塑化加熱シリンダの略中央で成形材料の圧力 が低下するのを利用し、これによって水分や揮発性ガスが気化し、中央部に設け たベント口よりそのまゝ大気中へ排出するか、あるいは真空ポンプによって強制 的に排出するものである。
【0008】 これら欠点を補うべく種々開発されたその1つ例えば特公昭58−50185 号公報に記載されたものは射出充填時に樹脂通路のわずかな間隙がガス抜きを行 うところに特長を有するが、溶融樹脂を充填する時間は数秒から10数秒という きわめて短い時間内にて行うため満足な効果を期待できない。
【0009】 また、実開昭50−137369号公報に記載されたものは材料の混練加熱中 に生じた材料からの揮発分を脱気するためのみで、減圧チャンバー内の脱気を行 うことができない。
【0010】 また、実公昭49−15827号公報に記載されたものはベント装置を有する 射出装置で計量する工程でガス抜きを行うのみで、減圧チャンバー内のガス抜き を行うことができないため、成形材料内に含まれる揮発性ガスを取り除くことは きわめて難しい。
【0011】 そこで、前記減圧チャンバー内の揮発性ガスを取り除くべく改良された射出装 置が知られている。(実公平3−49864号公報参照) ところが、該射出装置は熱可塑性樹脂を対象とするものには適するが、ゴム材 料の如きエアー不良および融合不良等にともなう製品不良をもたらすものには適 しないことが判明した。
【0012】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、金型に射出されるゴム成形材料より発生する揮発性ガス、水分ある いはエアー等が製品の表面もしくは外面に近い層中に流動方向に沿って銀白色の 条痕、フローマーク、ウエルドラインおよび融合不良等を形成するのを防止すべ く、材料を金型に直接あるいは樹脂通路をへて充填するのでなく、予めベント式 スクリュにて揮発性ガスを脱気せしむることと、一応脱気された射出プランジャ ポット内に一旦押し出すと共に押し出された材料により押し上げられると同時に 計量が行われ、同時に、該射出プランジャポットの上部に形成された脱気用横孔 をへて揮発性ガスを脱気せしむる相乗効果により射出成形製品の不良を皆無なら しむる真空射出装置。
【0013】
【課題を解決するための手段】
ベント式スクリュ押し出し装置にて揮発性ガスを脱気せしめたゴム成形材料が 射出プランジャポットに押し出されることにより射出プランジャが上昇すると共 に計量できるように該プランジャポットの下部に前記ベント式スクリュの流入口 が形成され、さらに、前記射出プランジャポットの上部にエアーおよび揮発性ガ スの脱気用横孔が形成されることによる相乗効果が得られることを特徴とする真 空射出装置。
【0014】
【作用】
射出プランジャを一計量ごとに上昇せしめた後、真空ポンプによって射出プラ ンジヤポット内のエアー等を排出せしめて負圧の状態に維持せしめた後、射出プ ランジャを下降し計量値検出をする為の準備工程に入る。
【0015】 次に、ゲートバルブを開放せしめた後可塑化加熱シリンダのスクリュの回転に ともなって射出プランジャポット内にゴム成形材料を押し出し、該ゴム成形材料 は射出プランジャポット内に移送する所定の計量を行った後、金型内にゴム成形 材料を射出する。
【0016】
【実施例】
図に基づいて本考案の好適例を説明する。 図1は本考案装置の一部を省略した概略全体図である。 なお、ベント式スクリュ押し出し装置の駆動機構並びにプランジャ式射出装置 の駆動機構と型締装置については本考案の要旨外であるので、これらの図示説明 は省略する。
【0017】 100はベント式スクリュ押し出し装置の全体で、該装置100は可塑化加熱 シリンダ101、スクリュ102、スクリュ回転装置106を設け、かつ前記可 塑化加熱シリンダ101の先端にはゴム成形材料の流入口205を設け、後方に ホッパー104を設ける。 105は可塑化加熱シリンダ101の内部にセットした温湯通路である。
【0018】 200はプランジャ式射出装置の全体で、該装置200は加熱シリンダ201 と、その先端にはノズル部202を有し、該加熱シリンダ201と一体的に形成 された射出プランジャポット206内を上昇、若しくは下降する射出プランジャ 203を嵌合する。
【0019】 該射出プランジャポット206の側壁には前記ベント式スクリュ押し出し装置 の可塑化加熱シリンダ101の先端の流入口205に合致する成形材料流入口に ゲートバルブ204並びに該ゲートバルブ204と同一水平線上に位置すべく貫 通孔215を設ける。
【0020】 射出プランジャポット206内は前記可塑化加熱シリンダ101の径よりか大 きい径を有するように形成されている。
【0021】 207は真空ポンプで、該真空ポンプ207と前記射出プランジャポット20 6間には切換弁208を介してパイプ213の一端を射出プランジャポット20 6の上部に形成された脱気用横孔214に連結し、他端を真空ポンプ207側に 連結する。
【0022】 209は射出プランジャポット206の内周にセットした温湯通路である。 210はラムで、該ラム210は加圧液体の給排により、前記射出プランジャポ ット206内を射出プランジャ203と一緒に上昇せしめ脱気後、任意位置Aま で下降し準備工程に入る。
【0023】 次いで、計量位置Bまで、射出プランジャ203がゴム材料流入口205より 押し出されたゴム材料により上昇される。 211,212は加圧液体の給排管(図示せず)を連結せしむる出入口である 。2101はラム210と射出プランジャ203間の射出プランジャシャフト、 300は金型である。
【0024】
【考案の効果】
本考案は以上のように構成されている。 まず、射出プランジャ203が射出プランジャポット206の上部の脱気用横 孔214を越えた位置まで上昇せしめ、しかるのち、真空ポンプ207側の切換 弁208の作動と相まって射出プランジャポット206内のエアー等は機外へ排 出される。
【0025】 次に、エアー等の排出(脱気)により負圧状態の前記射出プランジャポット2 06内にゲートバルブ204の開放にともない貫通孔215をへてゴム成形材料 が押し出されると、可塑化加熱シリンダ101のベント216で脱気され、該ゴ ム成形材料内の揮発性ガスが強力に吸引されて予め脱気された射出プランジャポ ット206内に移送される。
【0026】 ついで、射出プランジャポット206内の射出プランジャ203が上昇開始し て計量する。 任意設定された計量値B検出により、スクリュ102は回転を停止し、計量工 程が終了する。 次に、ゲートバルブ204を閉鎖し、射出プランジャ203を下降開始し、金 型への射出工程に入る。
【0027】 従って、エアー混入がなく計量密度の向上により精度がよくなり、かつ均一に ゴム成形材料を計量することができるので、射出スピードもアップが可能になる と同時に射出成形製品の表面には外観をそこなうが如きの条痕、フローマーク、 ウエルドラインおよびエアー不良、融合不良、ショートショット等の如きものは 全くなくなり、製品の不良を皆無ならしむることができる本考案特有の効果を奏 する。また、本考案装置はベント式スクリュとの組み合わせによる相乗効果がき わめて大である。
【0028】 また、本考案は射出プランジャにエアー等を排出するための弁を設けていない ので、射出プランジャポットと射出プランジャ隙間(5〜20ミクロン)が毎シ ョットごと上下させることにより、ゴムのつまりも薄い膜となるため、脱気孔が 塞がれる心配は全くない。
【0029】 よって、樹脂つまりを防ぐことが出来ると共にコストアップを避けることが出 来る。 また、射出プランジャの形状、材質を変更軽量化を計ることにより、計量バラ ツキの減少、竪形特有の自重による背圧防止が可能になる。
【0030】 また、成形材料より脱気するので溶融温度を高くすることができ、成形サイク ルのスピードアップを可能ならしめる。 なお、本考案装置は上記実施例に限定されるものでなく、例えばトランスファ 成形に応用できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案装置の一部を省略した概略全体図であ
る。
【符号の説明】
101:可塑化加熱シリンダ 203:射出プランジャ 206:射出プランジャポット 214:脱気用横孔

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベント式スクリュ押し出し装置にて揮発
    性ガスを脱気せしめたゴム成形材料が射出プランジャポ
    ットに押し出されることにより射出プランジャが上昇す
    ると共に計量できるように該プランジャポットの下部に
    前記ベント式スクリュの流入口が形成され、さらに、前
    記射出プランジャポットの上部にエアーおよび揮発性ガ
    スの脱気用横孔が形成されることによる相乗効果が得ら
    れることを特徴とする真空射出装置。
JP1992071776U 1992-09-03 1992-09-03 真空射出装置 Expired - Fee Related JP2587348Y2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101439857B1 (ko) * 2012-11-30 2014-09-17 김성복 사출 용량을 늘릴 수 있는 사출 성형기 및 사출방법

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101439857B1 (ko) * 2012-11-30 2014-09-17 김성복 사출 용량을 늘릴 수 있는 사출 성형기 및 사출방법

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JP2587348Y2 (ja) 1998-12-16

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