JPH0625173B2 - 2−フエニルベンゾトリアゾ−ル類の精製方法 - Google Patents

2−フエニルベンゾトリアゾ−ル類の精製方法

Info

Publication number
JPH0625173B2
JPH0625173B2 JP7627385A JP7627385A JPH0625173B2 JP H0625173 B2 JPH0625173 B2 JP H0625173B2 JP 7627385 A JP7627385 A JP 7627385A JP 7627385 A JP7627385 A JP 7627385A JP H0625173 B2 JPH0625173 B2 JP H0625173B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hydroxy
group
carbon atoms
phenylbenzotriazoles
butyl
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP7627385A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61233677A (ja
Inventor
達夫 金親
春樹 岡村
千年人 蛯名
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Chemical Co Ltd filed Critical Sumitomo Chemical Co Ltd
Priority to JP7627385A priority Critical patent/JPH0625173B2/ja
Publication of JPS61233677A publication Critical patent/JPS61233677A/ja
Publication of JPH0625173B2 publication Critical patent/JPH0625173B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は一般式(I) (式中、R1は水素、塩素原子、炭素数1〜4の低級ア
ルキル基または低級アルコキシ基、カルボキシ基、スル
フォン酸基を表わし、R2は水素、塩素原子、炭素数1
〜4の低級アルキル基または低級アルコキシ基を表わ
し、R3,R4およびR5は水素原子、塩素原子、炭素数
1〜12のアルキル基、フェニル基、炭素数1〜8のア
ルキル基で置換されたフェニル基、アルキル部分の炭素
数が1〜8のフェニルアルキル基、ヒドロキシ基、フェ
ノキシ基、炭素数が1〜4のアルコキシ基を表わす。)
で示される2−フェニルベンゾトリアゾール類の精製方
法に関する。
上記の2−フェニルベンゾトリアゾール類は合成樹脂、
合成ゴムなどの有機物質用の紫外線吸収剤として良く知
られている。該ベンゾトリアゾール類は対応するO−ニ
トロアゾベンゼン類(II) (式中、R1,R2,R3,R4およびR5はそれぞれ前記
の意味を表わす。) または2−フェニルベンゾトリアゾール−N−オキシド
類(III) (式中、R1,R2,R3,R4およびR5はそれぞれ前記
の意味を表わす。) を還元剤もしくは電解還元などで還元することにより製
造されることも良く知られている。
例えば特公昭37−5934号公報、特開昭50−88
072号公報には亜鉛末、硫化アルカリ、ヒドラジン等
の還元剤を使用する方法が、ケミカル・アブストラクト
24巻、第2060頁(1930年発行)には銅電極を
用いた電解還元法が開示されている。
また特開昭53−63379号公報、同59−1701
72号公報には芳香族キノン化合物の存在下にホルマリ
ン、アルコール等で還元する方法が記載されている。
しかしながら、かかる公知方法によって得られる、2−
フェニルベンゾトリアゾール粗製品は目的物以外に多種
の副生成物が混入しているため暗黄色〜赤黄色に着色し
ており、色相という品質面で大きな問題があった。
このため、2−フェニルベンゾトリアゾール類の精製に
ついては従来より種々検討され、例えば、窒素ガスで反
応系をシールしたり、さらには反応生成物から着色成分
を除去すべく活性炭などによる吸着処理、溶媒からの再
結晶処理などの方法が試みられている。
しかしながら、これ等の方法を組合わせて、くり返し処
理しても、得られる2−フェニルベンゾトリアゾール類
は濃黄色〜黄色に着色しており、色相面で充分満足し得
るものではなく、色相の改良が望まれていた。また従来
はこのような煩雑な処理をくり返し行なうという工業的
には極めて効率の悪い方法を採用せざるを得ず、精製方
法自体の改良も望まれていた。
このようなことから、本発明者らは工業的規模において
も容易にしかも色相の優れた2−フェニルベンゾトリア
ゾール類を得るべく、種々検討を行った結果、2−フェ
ニルベンゾトリアゾール類の粗製品をアルカリおよびナ
フトキノン類および界面活性剤または相間移動触媒の存
在下に第2級アルコールで処理すれば、色相が非常に改
善された2−フェニルベンゾトリアゾール類が工業的に
容易に得られることを見い出し本発明を完成した。
すなわち本発明は一般式(I) (式中、R1は水素、塩素原子、炭素数1〜4の低級ア
ルキル基または低級アルコキシ基、カルボキシ基、スル
フォン酸基を表わし、R2は水素、塩素原子、炭素数1
〜4の低級アルキル基または低級アルコキシ基を表わ
し、R3,R4およびR5は水素原子、塩素原子、炭素数
1〜12のアルキル基、フェニル基、炭素数1〜8のア
ルキル基で置換されたフェニル基、アルキル部分の炭素
数が1〜8のフェニルアルキル基、ヒドロキシ基、フェ
ノキシ基、炭素数が1〜8のアルコキシ基を表わす。) で示される2−フェニルベンゾトリアゾール類の粗製品
をアルカリおよびナフトキノン類および界面活性剤また
は相間移動触媒の存在下に第2級アルコールで処理する
ことを特徴とする前記一般式(I)で示される2−フェニ
ルベンゾトリアゾール類の工業的に優れた精製方法を提
供するものである。
本発明で使用される2−フェニルベンゾトリアゾール類
の粗製品の具体例としては、2−(2−ヒドロキシ−3
−t−ブチル−5−メチルフェニル)−5−クロルベン
ゾトリアゾール、 2−(2−ヒドロキシ−5−メチルフェニル)ベンゾト
リアゾール、 2−(2−ヒドロキシ−5−t−オクチルフェニル)ベ
ンゾトリアゾール、 2−(2−ヒドロキシ−3,5−ジ−t−ブチルフェニ
ル)−5−クロルベンゾトリアゾール、 2−(2−ヒドロキシ−3,5−ジ−t−アミルフェニ
ル)ベンゾトリアゾール、 2−(2−ヒドロキシ−3,5−ジ−t−ブチルフェニ
ル)ベンゾトリアゾール、 2−(2−ヒドロキシ−3−t−ブチル−5−メチルフ
ェニル)ベンゾトリアゾール、 2−(2,4−ジ−ヒドロキシフェニル)ベンゾトリア
ゾール、 2−(2,4−ジ−ヒドロキシフェニル)−5−クロル
ベンゾトリアゾール、 2−(2−ヒドロキシ−4−メトキシフェニル)−5−
クロルベンゾトリアゾール、 2−(2−ヒドロキシ−4−オクトキシフェニル)ベン
ゾトリアゾール、 2−(2−ヒドロキシ−3,5−ジ−t−アミルフェニ
ル)−5−クロルベンゾトリアゾール、 2−(2−ヒドロキシ−3−t−ブチル−5−メチルフ
ェニル)−5−メトキシベンゾトリアゾール、 2−(2−ヒドロキシ−5−t−アミルフェニル)ベン
ゾトリアゾール、 2−(2−ヒドロキシ−5−t−アミルフェニル)−5
−クロルベンゾトリアゾール、 2−(2−ヒドロキシ−3,5−ビス−(α,α−ジメ
チルベンジル)フェニル)ベンゾトリアゾール、 2−(2−ヒドロキシ−3,5−ビス−(α,α−ジメ
チルベンジル)フェニル)−5−クロルベンゾトリアゾ
ール、 2−(2−ヒドロキシ−3−α−メチルベンジル−5−
メチルフェニル)ベンゾトリアゾール、 2−(2−ヒドロキシ−3−α−メチルベンジル−5−
メチルフェニル)−5−クロルベンゾトリアゾール、 2−(2−ヒドロキシ−5−n−ドデシルフェニル)ベ
ンゾトリアゾール、 2−(2−ヒドロキシ−5−n−ドデシルフェニル)−
5−クロルベンゾトリアゾール、 2−(2−ヒドロキシ−3,5−ジ−t−オクチルフェ
ニル)ベンゾトリアゾール、 2−(2−ヒドロキシ−3,5−ジ−t−オクチルフェ
ニル)−5−クロルベンゾトリアゾール、 2−(2−ヒドロキシ−5−t−オクチルフェニル)−
5−クロルベンゾトリアゾール、 などの粗製品が例示される。
かかる粗製品は、前記したように一般式(II)または(II
I)を還元して得られるが、その還元方法については特に
限定されない。
また粗製品を使用するにあたっては還元反応マスから
過などにより取出して用いても良いし、反応マスをその
まま使用しても良い。
また前者の場合に使用される有機溶媒としては、特に限
定はないが、例えばメタノール、エタノール、プロパノ
ール、ブタノールなどのアルコール類、エチレングリコ
ールモノメチルエーテル、エチレングリコールモノエチ
ルエーテルなどのセルソルブ類、ジメチルホルムアミ
ド、ジメチルスルホオキシド、アルキルスルフォン、ア
セトン、アセトニトリルなどの極性溶媒、ベンゼン、ト
ルエン、キシレンなどの芳香族炭化水素類、n−ヘキサ
ン、n−ヘプタン、リグロインなどの脂肪族炭化水素類
などが挙げられる。中でも第2級アルコール類が好まし
い。溶媒の使用量は一般式(I)で示される2−フェニル
ベンゾトリアゾール類に対して3〜8倍が適当である。
もちろんこれ以上の量を用いても反応には何ら差しつか
えない。
本発明で使用されるアルカリとしては、アルカリ金属お
よびアルカリ土類金属の水酸化物、炭酸塩、重炭酸塩な
どが用いられ、例えば苛性ソーダ、苛性カリなどの通常
使用されるもので良い。その使用量は一般式(I)で示さ
れる2−フェニルベンゾトリアゾール類1モルに対して
2〜6モル加えることが好ましい。
また本発明で使用されるナフトキノン類としては例えば
1,2−ナフトキノン、1,4−ナフトキノン、2,6
−ナフトキノン、2,3−ジクロル−1,4−ナフトキ
ノン、および核にアルキル基が置換されたナフトキノン
類が挙げられ、その使用量は、一般式(I)の2−フェニ
ルベンゾトリアゾール類に対して通常0.002〜0.08
モル、好ましくは0.008〜0.06モルである。
また本発明で使用される界面活性剤としては例えば、ロ
ート油、アルキルアリールスルフォン酸、高級アルコー
ル硫酸エステル、ポリオキシエチレンアルキルエーテ
ル、ポリオキシエチレンフェニルエーテル、ポリオキシ
エチレンサルフェート、ポリオキシソルビタン脂肪酸エ
ステル、ポリオキシエチレンアシルエステルおよびエチ
レングリコール、プロピレングリコール、ブチレングリ
コール、ヘキシレングリコール、ポリエチレングリコー
ル、ポリプロピレングリコール、グリセリン、ペンタグ
リセロールなどの多価アルコール類が例示され、相間移
動触媒としては例えばテトラメチルアンモニウムクロラ
イド、テトラブチルアンモニウムクロライド、トリオク
チルメチルアンモニウムクロライド、ベンジルトリメチ
ルアンモニウムクロライド、ベンジルトリメチルアンモ
ニウムヒドロキサイド、などの炭素数が10以下のアル
キル基を有する4級アンモニウム塩、メチルイミノビス
プロピルアミン、テトラブチルホスホニウムクロライ
ド、テトラフェニルホスホニウムクロライド、メチルト
リフェニルホスホニウムクロライド、ジシクロヘキシル
−18−クラウン−6、ジシクロヘキシル−24−クラ
ウン−8、ジアザ−18−クラウン−6、ジアザ−24
−クラウン−8などが例示される。
その使用量は一般式(I)の2−フェニルベンゾトリアゾ
ール類に対して通常0.1〜20重量%、好ましくは0.5
〜6重量%である。
また本発明で使用される第2級アルコールの具体例とし
てはイソプロパノール、2−ブタノール、2−ペンタノ
ール、sec−イソアミルアルコール、2−ヘプタノー
ル、2−オクタノール、シクロヘキサノールなどが挙げ
られるが、中でもイソプロパノールが好ましい。その使
用量は一般式(I)の2−フェニルベンゾトリアゾール類
1モルに対して通常0.05〜0.3モルであり、溶媒を兼
ねる場合は通常5〜20モルである。
本発明において実施される反応温度は通常60〜200
℃であり、好ましくは80〜130℃である。
かくして、本発明の精製法によれば、工業的規模におい
ても容易にしかも色相の極めて優れた2−フェニルベン
ゾトリアゾール類が得られる。
以下に本発明を実施例により説明するが、本発明はこれ
らの実施例のみに制約されるものではない。
実施例1 還元反応工程 2−ニトロ−4−クロル−2′−ヒドロキシ−3′−t
−ブチル−5′−メチルアゾベンゼン57g、苛性ソー
ダ26.1gをメチルセロソルブ300gに加え、室温で
30分間攪拌後、亜鉛末39.3gを加える。添加後1時
間攪拌を継続したのち60℃へ昇温さらに5時間攪拌反
応する。原料及び中間体(N−オキシド体)の消失確認
後反応混合物にトルエン900gを加えて過し、塩酸
水にてトルエン層を洗浄しついでトルエンを留去すると
44.4gの収量で2−(2−ヒドロキシ−3−t−ブチ
ル−5メチルフェニル)−5−クロルベンゾトリアゾー
ルの粗製品を得た。純度88%、収率75.5% 精製工程 得られた2−(2−ヒドロキシ−3−t−ブチル−5メ
チルフェニル)−5−クロルベンゾトリアゾールの粗製
成品14.8g、苛製ソーダ4.4g、ポリオキシエチレン
ラウリルエーテル(商品名エマルゲン106:花王アト
ラス社製)0.3g、2,3−ジクロル−1,4−ナフト
キノン0.2gを、イソプロピルアルコール30gに加
え、80℃へ昇温する。80〜85℃にて3時間攪拌反
応する。主着色成分(O−アミノアゾベンゼン類)の消
失確認後反応混合物に水100mを加え、硫酸にてpH
6〜8になるまで中和後、析出してくる黄白色結晶を
過分離水洗し、少量のイソプロピルアルコールで洗浄し
て乾燥すると12.9gの収量で精2−(2−ヒドロキシ
−3−t−ブチル−5メチルフェニル)−5−クロルベ
ンゾトリアゾールを得た。純度99.9%、収率99%、
融点138〜140℃ 精製処理前後における生成物の*着色度を測定し下表
に示した。
比較例1 実施例1−還元反応工程により得られた2−(2−ヒ
ドロキシ−3−t−ブチル−5メチルフェニル)−5−
クロルベンゾトリアゾールの粗製品14.8g、活性白土
0.75g、活性炭0.75gをn−ヘプタン60gに加
え、85℃へ昇温さらに1時間以上攪拌したのち80〜
85℃にて熱過により活性白土及び活性炭を別しつ
いで液を5℃以下まで約3時間をかけ冷却し析出して
くる結晶を過分離、少量のn−ヘプタンで洗浄して乾
燥すると12.9gの収量で2−(2−ヒドロキシ−3−
t−ブチル−5メチルフェニル)−5−クロルベンゾト
リアゾールを得た。純度96.9%、収率96% 精製処理前後での生成物の着色度を測定し下表に示し
た。
実施例2 2−ニトロ−4−クロル−2′−ヒドロキシ−3′−t
−ブチル−5′−メチルアゾベンゼン19g、苛性ソー
ダ8.7gをメチルセロソルブ100gに加え、室温で3
0分間攪拌後、亜鉛末13.1gを加える。添加後1時間
攪拌を継続したのち60℃へ昇温さらに5時間攪拌反応
する。原料及び中間体(N−オキシド体)の消失確認
後、生成物を取り出さずに、苛性ソーダ4.4g、ポリオ
キシエチレンラウリルエーテル(商品名エマルゲン10
6:花王アトラス社製)0.3g、2,3−ジクロル−
1,4−ナフトキノン0.2g、イソプロピルアルコール
30gを加え、80℃へ昇温する。80〜85℃にて3
時間攪拌反応する。主着色成分(O−アミノアゾベンゼ
ン類)の消失確認後、反応混合物にトルエン300gを
加えて過し、塩酸水にてトルエン層を洗浄し、ついで
トルエンを留去すると12.9gの収量で2−(2−ヒド
ロキシ−3−t−ブチル−5メチルフェニル)−5−ク
ロルベンゾトリアゾールを得た。純度99.9%、収率7
4.7% 実施例3 実施例2の亜鉛末の代わりに31%水硫化ソーダ水溶液
40gを使用して実施例2と同様に還元反応を行い、反
応マスの1/2を実施例2と同様に精製処理を行い15.5
gの収量で2−(2−ヒドロキシ−3−t−ブチル−5
メチルフェニル)−5−クロルベンゾトリアゾールを得
た。純度99.9%、収率89.8% 残りの反応マスの1/2はトルエン300g使用する以外
は実施例1−と同様に後処理を行い、2−(2−ヒド
ロキシ−3−t−ブチル−5メチルフェニル)−5−ベ
ンゾトリアゾール粗製品を得た。
実施例4 2−ニトロ−4−クロル−2′−ヒドロキシ−3′−t
−ブチル−5′−メチルアゾベンゼン55.6g、苛性カ
リ1.8gをジエチレングリコールジメチルエーテル12
0gに加え、攪拌しながら70℃へ昇温する。80%抱
水ヒドラジン5.2gを70℃にて1時間で滴下し、さら
に昇温90℃で2時間攪拌する。その後昇温135℃で
水を抜きつつ80%抱水ヒドラジン5.2gを2時間かけ
滴下する。さらに135℃にて2時間攪拌を継続し、原
料及び中間生成物(N−オキシド体)の消失確認後、反
応マスの1/2はトルエン300gを使用する以外は実施
例1−と同様に後処理を行った。残りの1/2の反応マ
スは80℃以下へ冷却し苛性カリ0.9g、エチレングリ
コール1.0g、2,3−ジクロル−1,4−ナフトキノ
ン0.3g、イソプロピルアルコール40gを加え、80
〜85℃にて3時間攪拌反応する。主着色成分(O−ア
ミノアゾベンゼン類)の消失確認後、27%塩酸88g
を添加し、80℃温水300mにチャージして析出す
る結晶を過により分離し水洗して乾燥すると21.6g
の収量で2−(2−ヒドロキシ−3−t−ブチル−5メ
チルフェニル)−5−クロルベンゾトリアゾールを得
た。純度99.9%、収率85.5% 実施例5 2−ニトロ−4−クロル−2′−ヒドロキシ−3′−t
−ブチル−5′−メチルアゾベンゼン38gと苛性ソー
ダ15.6g、ポリオキシエチレンラウリルエーテル(商
品名エマルゲン106:花王アトラス社製)1.6gをジ
メチルスルホキシド120gに加え約1時間30〜50
℃にて攪拌する。これに2,3−ジクロル−1,4−ナ
フトキノン0.8gを投入し、更にパラホルムアルデヒド
18gを約1時間に亘って分割投入する。この間発熱を
伴うので水浴にて冷却しながら、1時間以上30〜50
℃で攪拌する。アゾベンゼンの消失を確認後、約1時間
を要して75℃とし、その後75〜80℃で2時間攪拌
反応する。N−オキシドの消失を確認後、反応マスの1/
2はトルエン800gを使用する以外は実施例1−と
同様に後処理を行った。残りの1/2の反応マスには2,
3−ジクロル−1,4−ナフトキノン0.2g、イソプロ
ピルアルコール30gを加え80〜85℃にて3時間攪
拌後、反応混合物に水100mを加え、硫酸にてpH7
〜8になるまで中和し、析出した黄白色結晶を過によ
り分離し水200mにて水洗後、少量のイソプロピル
アルコールで洗浄して乾燥すると15.4gの収量で2−
(2−ヒドロキシ−3−t−ブチル−5メチルフェニ
ル)−5−クロルベンゾトリアゾールを得た。
純度99.9%、収率89.3% 実施例6 還元反応工程 2−ニトロ−4−クロル−2′−ヒドロキシ−3′−t
−ブチル−5′−メチルアゾベンゼン57gと苛性ソー
ダ23.4g、ポリオキシエチレンラウリルエーテル(商
品名エマルゲン106:花王アトラス社製)2.4gをイ
ソプロピルアルコール180gに加え、30〜50℃下
に約1時間かけて2,3−ジクロル−1,4−ナフトキ
ノン0.6gを分割投入する。
ついで約1時間攪拌するとアゾベンゼンが消失しN−オ
キシド体が生成する。更に2,3−ジクロル−1,4−
ナフトキノン0.6gを加え約1時間を要して70℃に昇
温し、70〜75℃下で2時間攪拌すると、M−オキシ
ド体が消失して還元反応が終了する。反応マスの2/3は
トルエン600gを使用する以外は実施例1−と同様
に後処理を行った。残りの1/3の反応マスは下記の精製
工程に供した。
精製工程 上記反応マスの1/3に2,3−ジクロル−1,4−ナフ
トキノン0.2gを投入し、副生するアセトンを留去する
ことにより内温を82〜83℃に昇温し更に3時間以上
攪拌反応する。主着色成分(O−アミノアゾベンゼン
類)の消失を確認後、反応混合物に水100mを加
え、35%塩酸にてpH6〜8になるまで中和し、析出し
た黄白色結晶を過により分離し、水200mにて水
洗後、少量のイソプロピルアルコールで洗浄して乾燥す
ると15.8gの収量で2−(2−ヒドロキシ−3−t−
ブチル−5−メチルフェニル)−5−クロルベンゾトリ
アゾールを得た。
純度99.9%、収率91.6% 精製処理前後での生成物の着色度を測定し下表に示し
た。
比較例2 実施例6−で単離した2−(2−ヒドロキシ−3−t
−ブチル−5−メチルフェニル)−5−クロルベンゾト
リアゾール粗製品の半量14.8g、活性白土0.75g、
活性炭0.75gをn−ヘプタン60gに加え、85℃へ
昇温、更に1時間以上攪拌したのち80〜85℃にて熱
過することにより活性白土及び活性炭を別し、つい
で液を5℃以下まで約3時間をかけ冷却し析出してく
る結晶を過分離、少量のn−ヘプタンで洗浄して乾燥
すると、12.9gの収量で2−(2−ヒドロキシ−3−
t−ブチル−5−メチルフェニル)−5−クロルベンゾ
トリアゾールを得た。純度97.0g、収率96% 精製処理前後おける着色度を測定し下表に示した。
実施例7 2−ニトロ−4−クロル−2′−ヒドロキシ−3′−t
−ブチル−5′−メチルアゾベンゼンの代わりに2−ニ
トロ−4−クロル−2′−ヒドロキシ−3,5−ジ−t
−ブチルアゾベンゼン63.9gを使用して実施例6と同
様に反応精製して17.8gの収量で2−(2−ヒドロキ
シ−3,5−ジ−t−ブチルフェニル)−5−クロルベ
ンゾトリアゾールを得た。
純度99.9g、収率90.4% 実施例8 2−ニトロ−4−クロル−2′−ヒドロキシ−3′−t
−ブチル−5′−メチルアゾベンゼンの代わりに2−ニ
トロ−2′−ヒドロキシ−5′−メチルアゾベンゼン4
0.8gを使用する以外は実施例5と同様にして反応精製
することにより、淡黄色結晶の2−(2−ヒドロキシ−
5−メチルフェニル)ベンゾトリアゾールを11.4gの
収量で得た。収率95.5%、純度99.9%

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一般式(I) (式中、R1は水素、塩素原子、炭素数1〜4の低級ア
    ルキル基または低級アルコキシ基、カルボキシ基、スル
    フォン酸基を表わし、R2は水素、塩素原子、炭素数1
    〜4の低級アルキル基または低級アルコキシ基を表わ
    し、R3,R4およびR5は水素原子、塩素原子、炭素数
    1〜12のアルキル基、フェニル基、炭素数1〜8のア
    ルキル基で置換されたフェニル基、アルキル部分の炭素
    数が1〜8のフェニルアルキル基、ヒドロキシ基、フェ
    ノキシ基、炭素数が1〜8のアルコキシ基を表わす。) で示される2−フェニルベンゾトリアゾール類の粗製品
    をアルカリおよびナフトキノン類および界面活性剤また
    は相間移動触媒の存在下に第2級アルコールで処理する
    ことを特徴とする前記一般式(I)で示される2−フェニ
    ルベンゾトリアゾール類の精製方法。
JP7627385A 1985-04-09 1985-04-09 2−フエニルベンゾトリアゾ−ル類の精製方法 Expired - Lifetime JPH0625173B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7627385A JPH0625173B2 (ja) 1985-04-09 1985-04-09 2−フエニルベンゾトリアゾ−ル類の精製方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7627385A JPH0625173B2 (ja) 1985-04-09 1985-04-09 2−フエニルベンゾトリアゾ−ル類の精製方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61233677A JPS61233677A (ja) 1986-10-17
JPH0625173B2 true JPH0625173B2 (ja) 1994-04-06

Family

ID=13600641

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7627385A Expired - Lifetime JPH0625173B2 (ja) 1985-04-09 1985-04-09 2−フエニルベンゾトリアゾ−ル類の精製方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0625173B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61233677A (ja) 1986-10-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100383919B1 (ko) 2-(2-히드록시페닐)-2h-벤조트리아졸의 제조방법
US4001266A (en) Process for the manufacture of 2-(2-hydroxyphenyl)benztriazoles
CA2059531C (en) Production of triazolinones
JPH0429670B2 (ja)
JP2001506244A (ja) N−置換3−ヒドロキシピラゾールの製造方法
US4224451A (en) Process for the preparation of 2-aryl-2H-benzotriazoles
EP0160246B1 (en) A method for producing a 2-phenylbenzotriazole
JPS61233677A (ja) 2−フエニルベンゾトリアゾ−ル類の精製方法
US4384118A (en) 4-(3-Iodopropargyloxy) pyrimidine derivatives
US6680388B2 (en) Method for preparing substituted 5-amino-N-phenyl-1,2,4-triazole-3-sulfonamides
US4234486A (en) Process for preparing metal phthalocyanine compounds
JP3059476B2 (ja) 2‐フェニルベンゾトリアゾール類の製造法
JPH0524907B2 (ja)
JPS61161269A (ja) 2−フエニルベンゾトリアゾ−ル類の製造方法
JP2769178B2 (ja) 2―フェニルベンゾトリアゾール類の製造法
SU534182A3 (ru) Способ получени серосодержащих производных триалкоксибензоиламинокарбоновой кислоты или их солей
KR890000420B1 (ko) 4-벤조일피라졸 유도체의 제법
JP3996228B2 (ja) 3−ピペラジニルベンズイソチアゾール類の製造法
JPH07228577A (ja) 2−(2´−ヒドロキシフェニル)ベンゾトリアゾール類の製造方法
JP3059472B2 (ja) 2―フェニルベンゾトリアゾール―n―オキシド類の製造法
CA1060455A (en) Catalytic dehydrogenation process for the preparation of 3,5-disubstituted pyrazoles
US4388465A (en) Preparation of phenoxy-azolyl-butanone derivatives
JPH0798811B2 (ja) 2−フエニルベンゾトリアゾ−ル−n−オキシド類の製造法
JPH0798812B2 (ja) 2−フエニルベンゾトリアゾ−ル類の製造法
JPH10298148A (ja) ブチル化ジフェニルアミン類の製造方法