JPH0625187B2 - チアジアゾール誘導体 - Google Patents

チアジアゾール誘導体

Info

Publication number
JPH0625187B2
JPH0625187B2 JP62309546A JP30954687A JPH0625187B2 JP H0625187 B2 JPH0625187 B2 JP H0625187B2 JP 62309546 A JP62309546 A JP 62309546A JP 30954687 A JP30954687 A JP 30954687A JP H0625187 B2 JPH0625187 B2 JP H0625187B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
group
compound
salt
added
protected
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP62309546A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63264470A (ja
Inventor
卓 神谷
俊彦 内藤
茂人 根木
雄毅 小松
康信 甲斐
隆晴 中村
学 佐生
功 杉山
善正 町田
恭輔 紀藤
鎌政 勝
博 山内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Eisai Co Ltd
Original Assignee
Eisai Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Eisai Co Ltd filed Critical Eisai Co Ltd
Priority to JP62309546A priority Critical patent/JPH0625187B2/ja
Publication of JPS63264470A publication Critical patent/JPS63264470A/ja
Publication of JPH0625187B2 publication Critical patent/JPH0625187B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A50/00—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE in human health protection, e.g. against extreme weather
    • Y02A50/30—Against vector-borne diseases, e.g. mosquito-borne, fly-borne, tick-borne or waterborne diseases whose impact is exacerbated by climate change
    • Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00—Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50—Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/55—Design of synthesis routes, e.g. reducing the use of auxiliary or protecting groups

Landscapes

  • Nitrogen- Or Sulfur-Containing Heterocyclic Ring Compounds With Rings Of Six Or More Members (AREA)
  • Cephalosporin Compounds (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 本発明は抗菌剤の中間体として有用な新規チアジアゾー
ル誘導体に関するものである。
従来,特開昭59−172493号公報および特開昭61−5084号
公報において,3位にアンモニオプロペニル基を有し,
7位にチアジアゾリル酢酸誘導体残基またはチアゾリル
酢酸誘導体残基を有するセフェム誘導体が知られてい
る。
本発明者等は,3位にアンモニオプロペニル基,7位に
フルオロメトキシイミノ基で置換されたチアジアゾリル
酢酸誘導体残基を有するセフェム誘導体がより優れた抗
菌力を有することを見い出した。本発明はその中間体で
ある新規チアジアゾール誘導体に関するものである。
したがって本発明の目的は抗菌剤の中間体として有用な
新規化合物およびその製造方法を提供することにある。
〔発明の構成〕
本発明は一般式: 〔式中,R1はカルボキシル基,ハロゲノカルボニル
基,カルバモイル基またはシアノ基を示す〕で表わされ
るチアジアゾール誘導体,そのアミノ基およびまたはカ
ルボキシル基が保護基で保護された化合物,またはそれ
らの塩である。
R1のハロゲノカルボニル基におけるハロゲン原子とし
ては,塩素原子,臭素原子,沃素原子があげられる。
アミノ基の保護基としては,例えば,ホルミル基,アセ
チル基,クロルアセチル基,ジクロルアセチル基,フェ
ニルアセチル基,チエニルアセチル基,t−ブトキシカ
ルボニル基,ベンジルオキシカルボニル基、トリチル
基,p−メトキシベンジル基,ジフェニルメチル基,ベ
ンジリデン基,p−ニトロベンジリデン基,m−クロル
ベンジリデン基,トリメチルシリル基などがあげられ
る。
カルボキシル基の保護基としては,p−メトキシベンジ
ル基,p−ニトロベンジル基,t−ブチル基,メチル
基,エチル基,2,2,2,−トリクロルエチル基,ジフェニ
ルメチル基,ピバロイルオキシメチル基,トリメチルシ
リル基などがあげられる。
一般式(I)の化合物の塩としては,ナトリウム塩,カ
リウム塩などのアルカリ金属塩;カルシウム塩,マグネ
シウム塩などのアルカリ土類金属塩;アンモニウム塩;
テトラエチルアンモニウム塩,ベタイン塩などの4級ア
ンモニウム塩;塩酸塩,臭化水素酸塩,沃化水素酸塩,
硫酸塩,炭酸塩,重炭酸塩などの無機酸塩;マレイン酸
塩,乳酸塩,酒石酸塩,モノフルオロ酢酸塩などの有機
カルボン酸塩;メタンスルホン酸塩,ヒドロキシメタン
スルホン酸塩,ヒドロキシエタンスルホン酸塩,タウリ
ン塩,ベンゼンスルホン酸塩,トルエンスルホン酸塩な
どの有機スルホン酸塩;トリメチルアミン塩,トリエチ
ルアミン塩,ピリジン塩,プロカイン塩,ピコリン塩,
ジシクロヘキシルアミン塩,N,N′−ジベンジルエチ
レンジアミン塩,N−メチルグルカミン塩,ジエタノー
ルアミン塩,トリエタノールアミン塩,トリス(ヒドロ
キシメチルアミノ)メタン塩,フェネチルベンジルアミ
ン塩などのアミン塩;アルギニン塩,アスパラギン酸
塩,リジン塩,グルタミン酸塩,セリン塩,グリシン塩
などのアミノ酸塩等の塩の中より適宜選択することがで
きる。
本発明化合物は次に示す方法により製造することができ
る。
前記式中,Xはハロゲン原子を示す。また,前記製造工
程において各化合物は,そのアミノ基およびまたはカル
ボキシル基が保護基で保護された化合物,またはそれら
の塩であってもよい。この製造工程についてさらに詳し
く説明する。
(1)式(I−1)の化合物の製造 a)(II)→(I−1) 式(II)で表わされそのアミノ基が保護基で保護された化
合物,さらにそのカルボキシル基が保護基で保護された
化合物,またはそれらの塩にハロゲノフルオロメタンを
反応させた後,必要により保護基を脱離することにより
式(I−1)で表わされるチアジアゾール誘導体,その
アミノ基およびまたはカルボキシル基が保護基で保護さ
れた化合物,またはそれらの塩を得ることができる。
上記製造方法において,ハロゲノフルオロメタンとして
は,ブロモフルオロメタン,ヨードフルオロメタン,ク
ロロフルオロメタンがあげられる。
また,アミノ基およびカルボキシル基の保護基,塩につ
いて前述したとおりである。
上記の反応は,不活性溶媒,例えばジメチルスルホキシ
ドなどのスルホキシド類,N,N−ジメチルアセトアミ
ド,ホルムアミド,ヘキサメチルホスホルトリアミドな
どのアミド類,アセトンなどのケトン類または,これら
の混合溶媒中,反応温度−30℃〜100℃で行なうことが
できる。
カルボキシル基およびアミノ基の保護基の脱離は,用い
た保護基の種類に応じて,加水分解,還元等,通常の方
法により行なうことができる。
b)(I−3)→(I−1) 式(I−3)で表わされる化合物,そのアミノ基が保護
基で保護された化合物,またはそれらの塩を塩基の存在
下で加水分解した後,必要により保護基を脱離すること
により式(I−1)で表わされるチアジアゾール誘導
体,そのアミノ基およびまたはカルボキシル基が保護基
で保護された化合物,またはそれらの塩を得ることがで
きる。
アミノ基およびカルボキシル基の保護基,塩については
前述したとおりである。
上記反応は,水,緩衝液あるいはこれらと低級アルコー
ルとの混合溶媒中,反応温度0℃〜70℃で行なうことが
できる。塩基としては,水酸化ナトリウム,水酸化カリ
ウムなどを用いることができる。
c)(III)→(I−1) 式(III)で表わされる化合物,そのアミノ基およびまた
はカルボキシル基が保護基で保護された化合物,または
それらの塩にフルオロメトキシアミンまたはその塩を反
応させた後,必要により保護基を脱離することにより,
式(I−1)で表わされるチアジアゾール誘導体,また
はそれらの塩を得ることができる。
アミノ基およびカルボキシル基の保護基,塩については
前述したとおりである。メトキシアミンの塩としては,
前記の塩のうち無機酸塩,有機カルボン酸塩,有機スル
ホン酸塩などの酸付加塩があげられる。
上記反応は,低級アルコールあるいはこれと水との混合
溶媒などの不活性溶媒中,反応温度−20℃〜80℃で行な
うことができる。
d)(IV)→(I−1) 一般式(IV)で表わされる化合物,そのカルボキシル基が
保護基で保護された化合物,またはそれらの塩にチオシ
アン酸アルカリ金属塩を反応させた後,必要により保護
基を脱離することにより式(I−1)で表わされるチア
ジアゾール誘導体,そのカルボキシル基が保護基で保護
された化合物,またはそれらの塩を得ることができる。
一般式(IV)のXのハロゲン原子としては塩素原子,臭素
原子,沃素原子があげられる。カルボキシル基の保護
基,塩については前述のとおりである。
上記反応は,低級アルコール等の不活性溶媒中,反応温
度−50℃〜室温にて行なうことができる。本反応はトリ
エチルアミンなどの塩基の存在下で行なうことが望まし
い。
(2)式(I−2)の化合物の製造 式(I−1)で表わされる化合物,そのアミノ基が保護
基で保護された化合物,またはそれらの塩にハロゲン化
剤を反応させて(I−2)のチアジアゾール誘導体,そ
のアミノ基が保護基で保護された化合物,またはそれら
の塩を得ることができる。
ハロゲン化剤としては,五塩化リン,塩化チオニル,臭
化チオニル,オキシ塩化リンなどがあげられる。保護
基,塩については前記のとおりである。
上記反応は,ジクロルメタン,テトラヒドロフラン,酢
酸エチル,クロロホルム,これらの混合溶媒などの不活
性溶媒中,反応温度−50℃〜50℃で行なうことができ
る。
(3)式(I−3)の化合物の製造 式(I−4)で表わされる化合物,そのアミノ基が保護
基で保護された化合物,またはそれらの塩を酸化剤およ
び塩基の存在下で加水分解した後,必要により保護基を
脱離して式(I−3)のチアジアゾール誘導体,そのア
ミノ基が保護基で保護された化合物,またはそれらの塩
を得ることができる。
酸化剤としては,過酸化水素,酸素などが,また塩基と
しては水酸化ナトリウム,水酸化カリウムなどがあげら
れる。保護基,塩については前述のとおりである。
上記反応は,水,緩衝液,あるいはこれらと低級アルコ
ールとの混合溶媒などの不活性溶媒中,反応温度0℃〜
70℃で行なうことができる。
(4)式(I−4)の化合物の製造 一般式(V)で表わされる化合物,またはその塩にチオシ
アン酸アルカリ金属塩を反応させて式(I−4)で表わ
されるチアジアゾール誘導体またはその塩を得ることが
できる。
反応条件等については,前記(1)d)の(IV)→(I−1)
の反応と同様である。
本化合物は,式(VI)で表わされる化合物またはその塩を
ハロゲン化して一般式(V)の化合物を得,これを反応の
場より単離することなく,続いて上記反応を行なうこと
により製造することもできる。
(VI)→(V)の反応については後述する。
(5)その他の化合物の製造 e)式(IV)の化合物 式(V)で表わされる化合物またはその塩を塩基の存在下
に加水分解することにより式(IV)で表わされる化合物ま
たはその塩を得ることができる。
塩基としては,過酸化ナトリウム,過酸化カリウム,水
酸化ナトリウム,水酸化カリウムなどがあげられる。
上記反応は,水,緩衝液,あるいはこれらと低級アルコ
ールとの混合溶媒などの不活性溶媒中,反応温度0℃〜
70℃で行なうことができる。
f)式(V)の化合物 式(VI)で表わされる化合物またはその塩にハロゲン化剤
を反応させることにより式(V)で表わされる化合物また
はその塩を得ることができる。
ハロゲン化剤としては,臭素,塩素,次亜塩素酸ナトリ
ウム,次亜塩素酸カリウムなどがあげられる。
上記反応は,水,緩衝液,低級アルコールあるいはこれ
らの混合溶媒などの不活性溶媒中,反応温度−20℃〜50
℃で行なうことができる。
g)式(VI)の化合物 式(VII)で表わされる化合物にアンモニアおよびまたは
アンモニウム塩を反応させることにより式(VI)で表わさ
れる化合物またはその塩を得ることができる。
アンモニウム塩としては,塩化アンモニウム,酢酸アン
モニウム,硫酸アンモニウムなどがあげられる。
上記反応は,水,低級アルコール,アセトン,クロロホ
ルム,これらの混合溶媒などの不活性溶媒中,反応温度
−20℃〜室温で行なうことができる。
h)式(VII)の化合物 アセトニトリルなどの不活性溶媒中,式(VIII)で表わさ
れる化合物に脱水剤を反応させることにより式(VII)で
表わされる化合物を得ることができる。脱水剤としては
オキシ塩化リン,チオニルクロライドなどがあげられ
る。反応温度は室温以上が望ましい。
i)式(VIII)の化合物 2−シアノ−2−ヒドロキシイミノアセトアミドにハロ
ゲノフルオロメタンを反応させて式(VIII)で表わされる
化合物を得ることができる。
反応条件等については、前記(1)a)の(II)→(I−1)
と同様である。
本発明化合物は,β−ラクタム系抗生物質,特にセフェ
ム系化合物の中間体として有用である。例えば7−アミ
ノ−3−セフェム誘導体の7位のアミノ基を本発明の式
(I−1),一般式(I−2)で表わされる化合物,そ
のアミノ基が保護基で保護された化合物,またはそれら
の塩でアシル化することにより優れた抗菌剤またはその
中間体を得ることができる。特に3位にアンモニウムプ
ロペニル基を有するセフェムの7位に本発明化合物を導
入することにより非常に優れた抗菌力を有する化合物を
得ることができる。上記アシル化は常法により行なうこ
とができる。本発明の他の化合物は前述したとおり,式
(I−1)または一般式(I−2)で表わされる化合
物,そのアミノ基が保護基で保護された化合物,または
それらの塩に誘導することができる。
次に実施例および実験例を示し,本発明をさらに詳しく
説明する。
実施例1 エチル 2−(5−トリチルアミノ−1,2,4−チアジア
ゾール−3−イル)−(Z)−2−フルオロメトキシイミ
ノアセテート エチル 2−(5−トリチルアミノ−1,2,4−チアジア
ゾール−3−イル)−(Z)−2−ヒドロキシイミノアセ
テート60.4gをジメチルスルホキシド210mに溶解し,
氷冷下,炭酸カリウム96.48gを加えて10分間攪拌した。
ついで,ブロモフルオロメタン19gを加えて,室温下,
3時間攪拌した。反応液に酢酸エチル1を加え,水つ
いで飽和食塩水で洗浄し,無水硫酸マグネシウムを加え
て乾燥した。溶媒を留去し,残渣にエタノール120m
を加えた。析出した結晶を取し,エタノールで洗浄し
て目的物58.2gを得た。
赤外線吸収スペクトル(cm-1 1,ヌジョール): 1735,1530 NMRスペクトル(δ,DMSO−d6): 1.19(3H,t,J=7Hz),4.21(2H,q,J=7Hz),5.79(2H,d,J
=55Hz),7.30(15H,s),10.03(1H,s) 実施例2 2−(5−トリチルアミノ−1,2,4−チアジアゾール−
3−イル)−(Z)−2−フルオロメトキシイミノ酢酸 水酸化ナトリウム2.04g,エタノール146mおよび水29
mの混液に実施例1の化合物17.87gを加え,還流
下,20分間攪拌した。反応液を減圧濃縮後,酢酸エチル
200mおよび1N塩酸77mを加えた。酢酸エチル層
を分取し,飽和食塩水で洗浄後,無水硫酸マグネシウム
を加えて乾燥した。溶媒を留去し,結晶を得た。この結
晶に石油エーテルを加えて粉砕し,取して目的物16.5
5gを得た。
融点:144〜146℃ Massスペクトル(m/e):M++1……463 元素分析値:C24H19N4O3SF・1/2H2Oとして 赤外線吸収スペクトル(cm-1,ヌジョール): 1720,1585 NMRスペクトル(δ,DMSO-d6): 5.78(2H,d,J=55Hz),7.31(15H,s),10.06(1H,s) 実施例3 2−(5−トリチルアミノ−1,2,4−チアジアゾール−
3−イル)−(Z)−2−フルオロメトキシイミノ酢酸ク
ロライド塩酸塩 五塩化リン395mgをジクロロメタン2.9mに溶解し,−
5℃に冷却した。この溶液に実施例2の化合物627mgを
加え,同温度にて2時間30分攪拌した。反応液を,n−
ヘキサン9.4mとn−オクタン9.4mの混液中に加え
た。生じた結晶を取し,n−オクタンで洗浄して目的
物325mgを得た。
融点:139〜140℃(分解) Massスペクトル(m/e):M+……480(35Cl),482(37 3Cl) 赤外線吸収スペクトル(cm-1,ヌジョール): 1795,1780,1740,1630 NMRスペクトル(δ,DMSO-d6): 5.79(2H,d,J=54Hz),7.31(15H,s),10.09(1H,s) 実施例4 2−(5−アミノ−1,2,4−チアジアゾール−3−イ
ル)−(Z)−2−フルオロメトキシイミノ酢酸エチルエ
ステル 実施例1の化合物2.00gをトリフルオロ酢酸中,室温に
て30分間攪拌した。溶媒を留去し,残渣をシリカゲルカ
ラムクロマトグラフィーにて精製して目的物405mgを得
た。
融点:172〜173℃ 赤外線吸収スペクトル(cm-1,ヌジョール): 1730,1615 NMRスペクトル(δ,DMSO-d6): 1.28(3H,t,J=7.0Hz), 4.34(2H,q,J=7.0Hz), 5.83(2H,d,J=54.5Hz),8.27(2H,brs) 実施例5 2−(5−アミノ−1,2,4−チアジアゾール−3−イ
ル)−(Z)−2−フルオロメトキシイミノ酢酸 実施例4の化合物200mgをエタノール6mと水2m
の混液に懸濁し,1N水酸化ナトリウム水溶液1.75m
を加えて,60℃にて1時間攪拌した。反応液よりエタノ
ールを留去し,1N塩酸にて溶液をpH2に調整した。こ
れをダイヤイオンSP207(商標,三菱化成工業株式会社
製非イオン性吸着樹脂)にて精製して目的物30mgを得
た。
赤外線吸収スペクトル(cm-1,ヌジョール): 1720,1620 NMRスペクトル(δ,DMSO-d6): 5.76(2H,d,J=55,8Hz),8.12(2H,brs) 実験例1(原料化合物の合成) 2−ジアノ−2−フルオロメトキシイミノアセトアミド 2−シアノ−2−ヒドロキシイミノアセトアミド22.6g
をジメチルスルホキシド100mに溶解し,室温攪拌
下,炭酸カリウム55.2gを加え,さらに20分間攪拌し
た。ついでフルオロブロモメタン27gのジメチルホルム
アミド20m溶液を加え,室温下で20時間攪拌後,放冷
した。反応液を氷水1中に加え,酢酸エチル150m
で2回抽出した。有機層を飽和食塩水で2回洗浄し、無
水硫酸マグネシウムを加えて乾燥した後,溶媒を留去し
た。残渣をエチルエーテルで洗浄し,乾燥して目的物1
4.4gを得た。
融点:124〜125℃ 赤外線吸収スペクトル(cm-1,ヌジョール): 3410,3290,3150,1690,1590 NMRスペクトル(δ,DMSO-d6): 5.94(2H,d,J=54.0Hz),7.85〜9.40(2H,br) 実験例2(原料化合物の合成) 2−フルオロメトキシイミノプロパンジニトリル 実験例1の化合物14.0g,アセトニトリル15m,塩化
ナトリウム15g,塩化ホスホリル14mの混合物を還流
下で2時間反応させ,さらに塩化ホスホリル5mを加
えて2時間反応させた。反応液を冷却後、氷水200m
中に加え,室温で1時間攪拌した。メチレンクロライド
50mで2回抽出した。抽出液を5%重炭酸ナトリウム
水溶液ついで飽和食塩水で洗浄し,無水硫酸マグネシウ
ムを加えて乾燥後,溶媒を留去した。油状の生成物を減
圧蒸留し,無色油状の目的物9.1gを得た。
沸点:69〜70℃/25mmHg NMRスペクトル(δ,CDCl3): 5.85(2H,d,J=52.0Hz) 実験例3(原料化合物の合成) 2−シアノ−2−フルオロメトキシイミノアセトアミジ
ン 28%アンモニア水50m,塩化アンモニウム8g,エタ
ノール50mの混液を−5℃に冷却し,攪拌下,実験例
2の化合物9.1gを加え,さらに同温度で3時間攪拌し
た。反応液に水100mを加え,メチレンクロライド50
mで3回抽出した。抽出後に無水硫酸マグネシウムを
加えて乾燥後,溶媒を留去した。残渣をエチルエーテル
で洗浄,乾燥して目的物3.4gを得た。
なお生成物の一部をエタノールに溶解し,氷酢酸を攪拌
下に滴下した。生じた沈澱を取し,エタノールで洗浄
した後,乾燥して表題化合物の酢酸塩を得た。以下の物
性値は酢酸塩の値である。
融点:125〜127℃ 赤外線吸収スペクトル(cm-1,ヌジョール): 3200,1670,1570 NMRスペクトル(δ,DMSO-d6): 1.90(3H,s),5.95(2H,d,J=54.0Hz), 7.40(3H,br) 実施例6 2−(5−アミノ−1,2,4−チアジアゾール−3−イ
ル)−(E)−2−フルオロメトキシイミノアセトニトリ
ル 実験例3の化合物3.0gをメタノール50mに溶解し,氷
冷下,トリエチルアミン4.2gを加えた。溶液を−5℃に
冷却後,臭素3.5gを滴下した。続いて,−3℃〜−5℃
でチオシアン酸カリウム2.1gのメタノール溶液を滴下
し,同温度で2時間攪拌した。生じた沈澱を取し,水
およびメタノールで洗浄した。これをアセトンから再結
晶して目的物3.4gを得た。
融点:236〜238℃ 赤外線吸収スペクトル(cm-1,ヌジョール): 3450,3250,1610,1520 NMRスペクトル(δ,DMSO-d6): 6.02(2H,d,J=54.0Hz),8.38(2H,br) 実施例7 2−(5−アミノ−1,2,4−チアジアゾール−3−イ
ル)−(Z)−2−フルオロメトキシイミノアセトアミド 水酸化ナトリウム0.23gの18m水溶液に35%過酸化水
素水7.4mを加え,室温攪拌下,実施例6の化合物2.0
gを加え,25℃ないし30℃で8時間攪拌した。析出した
結晶を取し、水およびアセトンで洗浄後,乾燥して目
的物1.3gを得た。
融点:210℃〜211℃ 赤外線吸収スペクトル(cm-1,ヌジョール): 3450,3260,3180,1690,1610 NMRスペクトル(δ,DMSO-d6): 5.73(2H,d,J=55.0Hz),7.69(2H,br), 7.98(1H,br),8.10(1H,br) 実施例8 2−(5−アミノ−1,2,4−チアジアゾール−3−イ
ル)−(Z)−2−フルオロメトキシイミノ酢酸 実施例7の化合物1.1gおよび2N水酸化ナトリウム水溶
液10mの混合物を50℃で5時間攪拌した。反応混合物
を冷却し,濃塩酸でpH1.0に調整後,酢酸エチル20m
で3回抽出した。抽出後に無水硫酸マグネシウムを加え
て乾燥後,溶媒を留去した。残渣をイソプロピルエーテ
ルで洗浄して粗生成物0.8gを得た。これを逆相シリカゲ
ルカラムクロマトグラフィーにて精製して目的物0.4gを
得た。
赤外線吸収スペクトル,NMRスペクトルは実施例5の
それと一致した。
実験例4(原料化合物の製造) N−フルオロメトキシフタルイミド N−ヒドロキシフタルイミド80g,ブロモフルオロメタ
ン63.2gを0℃に冷却した乾燥ジメチルスルホキシド350
mに加えた。炭酸カリウム135gを加え,室温で4時間
攪拌した。ついで窒素ガスを1時間導入した。反応液を
氷冷水800m中に加え,酢酸エチル500mで3回抽出
した。抽出液を飽和食塩水で洗浄後,無水硫酸マグネシ
ウムを加えて乾燥した。溶媒を減圧下に留去し,析出し
た結晶をイソプロピルエーテルおよび石油エーテルで洗
浄して目的物55gを得た。
融点:126〜127℃ Massスペクトル(m/e):M+……195 赤外線吸収スペクトル(cm-1,ヌジョール): 1785,1730,1700,1600 NMRスペクトル(δ,CDCl3): 5.64(2H,d,J=54.0Hz),7.60〜7.95(4H,m) 実験例5(原料化合物の製造) フルオロメトキシアミンおよびその塩酸塩 H2NOCH2F(・HCl) a)フルオロメトキシアミン エタノール180m,水5.2mの混液に実験例4の化合
物20g,ヒドラジン−水和物5.39gを加え,1時間還流し
た。反応液を冷却し,析出物を去した。液を蒸留し
て,目的物をエタノール溶液として得た(目的物とエタ
ノールは一緒に蒸留された)。このもののNMRを次に
示す(エタノールのピークは除いた)。
NMR(δ,CDCl3): 5.29(2H,d,J=56.6Hz),5.85〜6.20(2H,brs) b)フルオロメトキシアミン塩酸塩 上記a)で得られたフルオロメトキシアミンのエタノー
ル溶液に1モル塩酸エタノール溶液200mを加え,減
圧下エタノールを留去した。残渣にエタノール,エチル
エーテルを加えて結晶化し,取,乾燥して目的物5g
を得た。
融点:152〜154℃ Massスペクトル(m/e):M+……101(35Cl), 103(37Cl) NMRスペクトル(δ,DMSO-d6): 5.73(2H,d,J=54Hz),10.80〜11.25(3H,brs) 実施例9 2−(5−アミノ−1,2,4−チアジアゾール−3−イ
ル)−(Z)−2−フルオロメトキシイミノ酢酸 フルオロメトキシアミン0.58gのエタノール25m溶
液,水0.45mに2−(5−アミノ−1,2,4−チアジア
ゾール−3−イル)−2−オキソ酢酸1gを加え,10%
水酸化ナトリウム水溶液でpHを4〜5に調整した後,室
温下,一夜攪拌した。溶媒を減圧留去し,残渣に水20m
,食塩10gを加え,濃塩酸で溶液のpHを1に調整し
た。これを酢酸エチル30mで4回抽出し,抽出液を飽
和食塩水で洗浄後,無水硫酸マグネシウムを加えて乾燥
した。溶媒を留去し,残渣をアセトン−イソプロピルエ
ーテル(1:3)より結晶化して,目的物0.38gを得
た。
赤外線吸収スペクトル,NMRスペクトルは実施例5のそ
れと一致した。
実施例10 2−(5−トリチルアミノ−1,2,4−チアジアゾール−
3−イル)−(Z)−2−フルオロメトキシイミノ酢酸 フルオロメトキシアミン0.58gのエタノール25m溶
液,水0.45mに2−(5−トリチルアミノ−1,2,4−
チアジアゾール−3−イル)−2−オキソ酢酸1gを加
え,10%水酸化ナトリウム水溶液でpHを4〜5に調整
後,室温下,一夜攪拌した。溶媒を減圧留去し,残渣に
水20m,食塩10gを加え,濃塩酸で溶液のpHを1に調
整した。これを酢酸エチル30mで4回抽出し,抽出液
を飽和食塩水で洗浄後,無水硫酸マグネシウムを加えて
乾燥した。溶媒を留去し,残渣をアセトン−イソプロピ
ルエーテル(1:10)より結晶化して目的物0.55gを得
た。
赤外線吸収スペクトル,NMRスペクトルは実施例2のそ
れと一致した。
実施例11 2−(5−アミノ−1,2,4−チアジアゾール−3−イ
ル)−(Z)−2−フルオロメトキシイミノ酢酸 トリフルオロ酢酸100mに2−(5−トリチルアミノ
−1,2,4−チアジアゾール−3−イル)−(Z)−2−フル
オロメトキシイミノ酢酸13gを加え,室温下で24時間攪
拌した。トリフルオロ酢酸を減圧留去し,残渣に水100
mを加え,不溶物を去した。液より溶媒を減圧留
去し,残渣をアセトン−イソプロピルエーテル(1:
3)より結晶化,目的物2.18gを白色結晶として得た。
赤外線吸収スペクトル,NMRスペクトルは実施例5のそ
れと一致した。
実験例6(原料化合物の製造) 2−(N−クロロ)アミジノ−2−フルオロメトキシイ
ミノアセトニトリル 2−アミジノ−2−フルオロメトキシイミノアセトニト
リル酢酸塩2.04gをメタノール30mに溶解し,氷冷し
た。5%次亜塩素酸ナトリウム水溶液60m,エチルエ
ーテル30mの混液中に3N−塩酸24mを加え,エチ
ルエーテル層を分取して次亜塩素酸のエチルエーテル溶
液30mを得た。
この次亜塩素酸のエチルエーテル溶液30mを上記の溶
液中に攪拌下に滴下した。5分後,溶媒を減圧留去し,
残渣に飽和炭酸水素ナトリウム水溶液30mを加えた
後,酢酸エチル30mで3回抽出した。抽出液を飽和食
塩水で洗浄し,無水硫酸マグネシウムを加えて乾燥し
た。溶媒を減圧留去し,結晶を得た。これを石油エーテ
ルとイソプロピルエーテルで洗い目的物1.72gを得た。
融点:97〜98℃ Massスペクトル(m/e):M+……178(35Cl), 180(37Cl) 赤外線吸収スペクトル(cm-1,ヌジョール): 3470,3330,1630,1570 NMRスペクトル(δ,DMSO-d6): 5.97(2H,d,J=54Hz),7.69(2H,brs) 実験例7(原料化合物の製造) 2−(N−クロロ)アミジノ−2−フルオロメトキシイ
ミノ酢酸 85%過酸化ナトリウム1.1gを水20mに溶解し,氷冷
した。これに実験例6の化合物1gを加え3時間攪拌
後,室温下で24時間攪拌した。反応液を氷冷し,食塩10
gを加え,6N−塩酸でpH1に調整した後,酢酸エチル
20mで4回抽出した。
抽出液に無水硫酸マグネシウムを加えて乾燥した。溶媒
を減圧留去し,残渣(オイル)にイソプロピルエーテ
ル,石油エーテルを加えて固化し,目的物350mgを得
た。
融点:112〜114℃(分解) 赤外線吸収スペクトル(cm-1,ヌジョール): 3300,3150,2650,1720,1590 NMRスペクトル(δ,DMSO-d6): 5.79(2H,d,J=54Hz) 実施例12 2−(5−アミノ−1,2,4−チアジアゾール−3−
イル)−(Z)−2−フルオロメトキシイミノ酢酸 チオシアン酸カリウム50mg,トリエチルアミン127mg,
メタノール3mの混液を−10℃に冷却し,実験例7の
化合物99mgを加えて同温度で1時間,ついで室温で20時
間攪拌した。溶媒を減圧留去し,残渣に飽和食塩水5m
を加え,1N−塩酸でpH1に調整した後,酢酸エチル
10mで4回抽出した。抽出液に無水硫酸マグネシウム
を加えて乾燥後,溶媒を減圧留去した。残渣に2−ブタ
ノン,イソプロピルエーテルを加えて固化し,目的物56
mgを得た。
赤外線吸収スペクトル,NMRスペクトルは実施例5のそ
れと一致した。
実施例13 2−(5−アミノ−1,2,4−チアジアゾール−3−
イル)−(Z)−2−フルオロメトキシイミノ酢酸クロラ
イド塩酸塩 五塩化リン500mgを乾燥塩化メチレン5mに溶解し,
−10℃に冷却した後,2−(5−アミノ−1,2,4−
チアジアゾール−3−イル)−(Z)−2−フルオロメト
キシイミノ酢酸325mgを加え,同温にて30分間攪拌し
た。反応液にイソプロピルエーテル20mを加え,生じ
た沈澱を取して目的物130mgを得た。
Massスペクトル(m/e):M+……238(35Cl), 240(37Cl) 赤外線吸収スペクトル(cm-1,ヌジョール): 1780,1625 NMRスペクトル(δ,DMSO-d6): 5.85(2H,d,J=55Hz) 実験例8(本発明化合物を用いたセフェム中間体の合
成) p−メトキシベンジル 7β−〔2−(5−トリチルア
ミノ−1,2,4−チアジアゾール−3−イル)−(Z)
−2−フルオロメトキシイミノアセトアミド〕−3−
〔(Z)−3−クロロ−1−プロペン−1−イル〕−3−
セフェム−4−カルボキシレート ジメチルホルムアミド348μおよびテトラヒドロフラ
ン4.1mを−10℃に冷却し,オキシ塩化リン418μを
加え,氷冷下,90分間攪拌した。この溶液に,実施例2
の化合物1.73gのテトラヒドロフラン5.5m溶液を−1
0℃に冷却して加え,氷冷下,90分間攪拌した。反応液
を−20℃に冷却し,これにp−メトキシベンジル 7β
−アミノ−3−〔(Z)−3−クロロ−1−プロペン−1
−イル〕−3−セフェム−4−カルボキシレート塩酸塩
1.78g,N−(トリメチルシリル)アセトアミド2.95g,
酢酸エチル18mおよびテトラヒドロフラン5.5mの
混液を加え,−10℃にて1時間攪拌した。反応液に酢酸
エチル100mを加え,水,飽和炭酸水素ナトリウム水
溶液,飽和食塩水で順次洗浄した後,無水硫酸マグネシ
ウムを加えて乾燥した。溶媒を留去し,残渣をシリカゲ
ルカラムクロマトグラフィーで精製して,目的物2.65g
を得た。
赤外線吸収スペクトル(cm-1,ヌジョール): 1765,1725,1680,1610 NMRスペクトル(δ,DMSO-d6): 3.45(1H,d,J=18Hz),3.63(1H,d,J=18Hz), 3.75(3H,s),3.95(1H,dd,J=8Hz,12Hz), 4.12(1H,dd,J=8Hz,12Hz), 5.07(1H,d,J=12Hz),5.14(1H,d,J=12Hz), 5.24(1H,d,J=5Hz),5.70(1H,m), 5.78(2H,d,J=55Hz),5.85(1H,m), 6.26(1H,d,J=12Hz),6.92(2H,d,J=9Hz), 7.25〜7.4(17H,m),9.74(1H,d,J=8Hz), 10.08(1H,s) 実験例9(本発明化合物を用いたセフェム中間体の合
成) p−メトキシベンジル 7β−〔2−(5−トリチルア
ミノ−1,2,4−チアジアゾール−3−イル)−(Z)
−2−フルオロメトキシイミノアセトアミド〕−3−
〔(Z)−3−クロロ−1−プロペン−1−イル〕−3−
セフェム−4−カルボキシレート 酢酸エチル37m,テトラヒドロフラン5mおよびジ
クロロメタン15.7mの混液にN−(トリメチルシリ
ル)アセトアミド8.17g,p−メトキシベンジル 7β
−アミノ−3−〔(Z)−3−クロロ−1−プロペン−1
−イル〕−3−セフェム−4−カルボキシレート塩酸塩
3.33gを加え,溶解した。溶液を−20℃に冷却後,実施
例3の化合物3.80gを加え,10℃にて1時間攪拌した。
反応液に酢酸エチル500mを加えた後,水,飽和炭酸
水素ナトリウム水溶液,1N塩酸,飽和食塩水で順次洗
浄後,無水硫酸マグネシウムを加えて乾燥した。溶媒を
留去し,残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに
て精製,目的物4.33gを得た。
赤外線吸収スペクトル,NMRスペクトルは実験例8の
それと一致した。
実験例10(セフェム中間体の合成) p−メトキシベンジル 7β−〔2−(5−トリチルア
ミノ−1,2,4−チアジアゾール−3−イル)−(Z)
−2−フルオロメトキシイミノアセトアミド〕−3−
〔(E)−3−ヨード−1−プロペン−1−イル〕−3−
セフェム−4−カルボキシレート 実験例8の化合物10.11gをアセトン212mに溶解し,
氷冷下,ヨウ化ナトリウム9.03gを加えて15分間,つい
で室温下で90分間攪拌した。溶媒を留去し,残渣を酢酸
エチル500mで抽出した。抽出液を飽和チオ硫酸ナト
リウム水溶液および飽和食塩水で洗浄し,無水硫酸マグ
ネシウムを加えて乾燥した。これを減圧濃縮し,n−ヘ
キサンを加えた。生じた沈澱を取し,目的物10.92g
を得た。
赤外線吸収スペクトル(cm-1,ヌジョール): 1770,1715,1685,1610 NMRスペクトル(δ,CDCl3): 3.51(1H,d,J=18Hz),3.60(1H,d,J=18Hz), 3.81(3H,s),3.98(2H,d,J=8Hz), 5.04(1H,d,J=5Hz),5.19(1H,d,J=12Hz), 5.24(1H,d,J=12Hz),5.82(2H,d,J=55Hz), 5.90(1H,m),6.14(1H,dt,J=8Hz,16Hz), 6.77(1H,d,J=9Hz),6.90(2H,d,J=9Hz), 7.00(1H,d,J=16Hz),7.2〜7.4(17H,m), 7.80(1H,s) 実験例11(セフェム化合物の合成) 7β−〔2−(5−アミノ−1,2,4−チアジアゾー
ル−3−イル)−(Z)−2−フルオロメトキシイミノア
セトアミド〕−3−〔(E)−3−(カルバモイルメチル
ジメチルアンモニオ)−1−プロペン−1−イル〕−3
−セフェム−4−カルボキシレート 実験例10の化合物500mgをメタノール3mとジメチル
ホルムアミド1mの混液に溶解し,氷冷下,N,N−
ジメチルグリシンアミド71.3mgを加え、室温にて一夜攪
拌した。この反応液を,酢酸エチル50mとエチルエー
テル50mの混液中に加え、生じた沈澱を取,乾燥し
て黄色粉末382mgを得た。
この化合物をトリフルオロ酢酸2.7mとアニソール2.3
mの混液中に加え,氷冷下,2時間攪拌した。反応液
をエチルエーテル25mとイソプロピルエーテル25m
の混液中に加え,生じた沈澱を取してエチルエーテル
で洗浄した。この沈澱を水4.5mに懸濁し酢酸ナトリ
ウムで液をpH5.5〜6.5に調整し,不溶物を去した。
液を逆相シリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製
し,目的物94mgを得た。
赤外線吸収スペクトル(cm-1,ヌジョール): 1760,1670,1590 NMRスペクトル(δ,DMSO-d6): 3.14(3H,s),3.15(3H,s), 3.47(1H,d,J=17Hz),3.65(1H,d,J=17Hz), 4.02(2H,s),4.16(2H,d,J=8Hz), 5.06(1H,d,J=5Hz), 5.65(1H,dd,J=5Hz,8Hz),5.70(1H,m), 5.80(2H,d,J=55Hz),7.16(1H,d,J=15H
z), 7.64(1H,s),8.19(1H,s),8.22(2H,s), 9.70(1H,d,J=8Hz) 抗菌力MIC(μg/m) スタフィロコッカス・アウレウス 0.2 209−P エシェリヒア・コリ ≦0.025 NIHJ クレブシェラ・ニューモニアエ ≦0.025 EK-6 セラチア・マルセッセンス 0.1 ES-75 モルガネラ・モルガニ ≦0.025 EP-14 ショードモナス・エルギノーザ 0.4 EP-01
フロントページの続き (72)発明者 杉山 功 茨城県つくば市東新井29―4 (72)発明者 町田 善正 茨城県つくば市下広岡500―81 (72)発明者 紀藤 恭輔 茨城県つくば市東光台1―10―8 (72)発明者 勝 鎌政 茨城県つくば市小白硲672―165 (72)発明者 山内 博 茨城県つくば市下広岡500―105 審査官 松浦 新司 (56)参考文献 特開 昭57−158769(JP,A) 特開 昭61−165391(JP,A) 特開 昭61−243090(JP,A) 特開 昭58−126877(JP,A) 特開 昭62−205066(JP,A)

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一般式: 〔式中,R1はカルボキシル基,ハロゲノカルボニル
    基,カルバモイル基またはシアノ基を示す〕で表わされ
    るチアジアゾール誘導体,そのアミノ基およびまたはカ
    ルボキシル基が保護基で保護された化合物,またはこれ
    らの塩。
  2. 【請求項2】R1がカルボキシル基である特許請求の範
    囲第1項記載の化合物。
  3. 【請求項3】R1がハロゲノカルボニル基である特許請
    求の範囲第1項記載の化合物。
  4. 【請求項4】R1がカルバモイル基である特許請求の範
    囲第1項記載の化合物。
  5. 【請求項5】R1がシアノ基である特許請求の範囲第1
    項記載の化合物。
  6. 【請求項6】式: で表わされそのアミノ基が保護基で保護された化合物,
    さらにそのカルボキシル基が保護基で保護された化合
    物,またはそれらの塩にハロゲノフルオロメタンを反応
    させた後,必要により保護基を脱離することを特徴とす
    る式: で表わされるチアジアゾール誘導体,そのアミノ基およ
    びまたはカルボキシル基が保護基で保護された化合物,
    またはそれらの塩の製造方法。
  7. 【請求項7】式: で表わされる化合物,そのアミノ基が保護基で保護され
    た化合物,またはそれらの塩を塩基の存在下で加水分解
    した後、必要により保護基を脱離することを特徴とする
    式: で表わされるチアジアゾール誘導体,そのアミノ基およ
    びまたはカルボキシル基が保護基で保護された化合物,
    またはそれらの塩の製造方法。
  8. 【請求項8】式: で表わされる化合物,そのアミノ基およびまたはカルボ
    キシル基が保護基で保護された化合物,またはそれらの
    塩にフルオロメトキシアミンまたはその塩を反応させた
    後,必要により保護基を脱離することを特徴とする式: で表わされるチアジアゾール誘導体,そのアミノ基およ
    びまたはカルボキシル基が保護基で保護された化合物,
    またはそれらの塩の製造方法。
  9. 【請求項9】一般式: 〔式中,Xはハロゲン原子を示す〕で表わされる化合
    物,そのカルボキシル基が保護基で保護された化合物,
    またはそれらの塩にチオシアン酸アルカリ金属塩を反応
    させた後,必要により保護基を脱離することを特徴とす
    る式: で表わされるチアジアゾール誘導体,そのカルボキシル
    基が保護基で保護された化合物,またはそれらの塩の製
    造方法。
JP62309546A 1986-12-10 1987-12-09 チアジアゾール誘導体 Expired - Fee Related JPH0625187B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62309546A JPH0625187B2 (ja) 1986-12-10 1987-12-09 チアジアゾール誘導体

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29257486 1986-12-10
JP61-292574 1986-12-10
JP62309546A JPH0625187B2 (ja) 1986-12-10 1987-12-09 チアジアゾール誘導体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63264470A JPS63264470A (ja) 1988-11-01
JPH0625187B2 true JPH0625187B2 (ja) 1994-04-06

Family

ID=26559046

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62309546A Expired - Fee Related JPH0625187B2 (ja) 1986-12-10 1987-12-09 チアジアゾール誘導体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0625187B2 (ja)

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2094794B (en) * 1981-03-06 1985-02-20 Fujisawa Pharmaceutical Co Processes for preparing 2-substituted hydroxyimino-2-(5-amino-1,2,4-thiadiazol-3-yl)acetic acid or its salt and intermediates thereof
JPS58126877A (ja) * 1982-01-05 1983-07-28 Fujisawa Pharmaceut Co Ltd 酢酸誘導体
GB8427807D0 (en) * 1984-11-02 1984-12-12 Glaxo Group Ltd Cephalosporin antibotics
GB8509087D0 (en) * 1985-04-09 1985-05-15 Fujisawa Pharmaceutical Co Cephem compounds
JPH0696562B2 (ja) * 1986-03-04 1994-11-30 武田薬品工業株式会社 アミノチアジアゾ−ル酢酸誘導体の製造法

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63264470A (ja) 1988-11-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4298529A (en) Alkoxyimino dioxy butyric acid derivatives
US5128465A (en) Process for the preparation of cephem derivatives and intermediates therefor
JP3713282B2 (ja) 3−(2−置換−ビニル)−セファロスポリンのz異性体の選択的製造方法
JP3143829B2 (ja) 7−アシル−3−置換カルバモイルオキシセフェム化合物及びその製法
EP0095778B1 (en) 2-oxo-1-azetidinesulfonic acid derivatives, process for production thereof, and use thereof
JP3121903B2 (ja) デアセチルセファロスポラン酸のカルバモイル化方法
EP0760820A1 (en) Cephalosporin compounds and processes for the preparation thereof
JP2859630B2 (ja) チアジアゾリル酢酸誘導体の製造方法およびその中間体
JPH0699449B2 (ja) セフェム誘導体の合成中間体
KR870000528B1 (ko) 3-아지도 세팔로스포린의 제조방법
US4659812A (en) Cephalosporin intermediates
JPS63264470A (ja) チアジアゾール誘導体
KR810000635B1 (ko) 세팔로스포린 화합물의 제조법
JP2904810B2 (ja) 7―チアゾリルアセトアミド―3―プロペニルセフェム誘導体
JP2605096B2 (ja) セフェム誘導体
KR100249627B1 (ko) 세펨 유도체의 신규한 제조방법
JPH053465B2 (ja)
KR100213443B1 (ko) 세펨 유도체의 새로운 제조방법
JP3041309B2 (ja) 3―置換ビニルセファロスポリン誘導体
KR810000636B1 (ko) 세팔로스포린 화합물의 제조법
KR800000412B1 (ko) 세팔로스포린 에스텔의 제조방법
KR100243540B1 (ko) 티아졸릴아세트산의 활성 트리아진 유도체 및 그의 제조방법
EP0638574A1 (en) Oxime derivatives of cephalosporanic structure and compounds for their preparation
JPH0742292B2 (ja) セフアロスポリン誘導体
JPS6126549B2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees