JPH06251965A - 内燃機関用点火コイル - Google Patents

内燃機関用点火コイル

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Publication number
JPH06251965A
JPH06251965A JP5035402A JP3540293A JPH06251965A JP H06251965 A JPH06251965 A JP H06251965A JP 5035402 A JP5035402 A JP 5035402A JP 3540293 A JP3540293 A JP 3540293A JP H06251965 A JPH06251965 A JP H06251965A
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JP
Japan
Prior art keywords
coil
primary
spool
primary spool
magnetic path
Prior art date
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Pending
Application number
JP5035402A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuya Miwa
哲也 三輪
Yasuo Tsuzuki
康雄 都筑
Masahiro Inagaki
正博 稲垣
Masayasu Adachi
安達  雅泰
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by NipponDenso Co Ltd filed Critical NipponDenso Co Ltd
Priority to JP5035402A priority Critical patent/JPH06251965A/ja
Publication of JPH06251965A publication Critical patent/JPH06251965A/ja
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  • Ignition Installations For Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 1次スプール1とコイルケース3とのシール
の信頼性を高め、注型材6の注入時の樹脂漏れと、高圧
金具10aからの電圧のリークとを防ぎ、この端部から
生じるクラックを最小限度に抑えること。 【構成】 コイルケース3と1次スプール1を組付けた
のちに、磁気コア4、5を組付けることにより、コイル
ケース3の底部に設けた外方突出部3dが磁気回路の径
方向磁路部4b、5bに当接して1次スプール1とコイ
ルケース3との嵌合が外れないように軸方向の動きを規
制する。また、高圧タワー外側樹脂部10bと高圧タワ
ー内側樹脂部10cとの間には、高圧金具10aの外部
との接続端部より外側まで隙間が設けられており、この
隙間には、注型材6が流し込まれている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、内燃機関用点火コイル
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、実公昭57−30828号公報に
示されているような点火コイルを製造する場合には、1
次スプールと1次コイルと2次スプールと2次コイルと
からなるコイル組付体を製作したのちに、このコイル組
付体をコイルケース内に挿入し、1次スプールの一端を
コイルケース底部に設けられている貫通孔に嵌合させ
る。次にコイルケース内に熱硬化性樹脂を注型してこの
樹脂を硬化させ、鉄心貫通孔に鉄心を挿入してこの鉄心
を接着剤により固定するという方法をとっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、先に述
べた内燃機関用点火コイルには、その製造工程におい
て、1次スプールの内側の鉄心貫通孔内に樹脂が侵入す
ると、後の工程でこの鉄心貫通孔内の樹脂を除去しない
と鉄心を挿入することができなくなる。また、1次スプ
ールの端部の突出部とコイルケースの貫通孔との嵌合を
隙間なく行わせ、鉄心貫通孔内への樹脂の侵入を防止す
る方法では、1次スプールとコイルケースの寸法精度を
よほど高くしておかないと、突出部と孔との嵌合部から
の樹脂の漏れを防ぐことができなかった。そこで、本発
明は、磁気コアを組付けることにより確実にシールする
ことができる内燃機関用点火コイルを提供することを目
的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで本発明は、一端が
開口しており、他端の底部には貫通孔を有する樹脂製の
コイルケースと、一端外周が前記貫通孔に嵌合されて、
前記コイルケースの内部に収納されている中空の1次ス
プールと、この1次スプールの外周に巻装した1次コイ
ルと、この1次コイルの外周に巻装した2次コイルと、
前記コイルケース内に、注入硬化され、前記1次スプー
ルと、前記1次コイルと、前記2次コイルとを固定する
注型材と、前記1次スプールの中空部内を貫通する中心
磁路部とこの中心磁路部両端より径方向に延びる複数の
径方向磁路部とこの複数の径方向磁路部を前記コイルケ
ースの外周側にて連絡する外周磁路部とを複数の磁気コ
アにより形成し、前記1次コイルで発生した磁束が通過
する閉磁路を構成する磁気回路とを備え、前記コイルケ
ースの底部に、この底部と隣接する前記径方向磁路部と
の隙間の長さに対応して軸方向外側に突出する軸方向底
部外方突出部を有することを特徴とする内燃機関用点火
コイルを提供する。
【0005】
【作用】コイルケースと1次スプールを組付けたのち
に、磁気コアを組付けることにより、コイルケースの底
部に設けた軸方向底部外方突出部が磁気回路の径方向磁
路部に当接して1次スプールとコイルケースとの嵌合が
外れないように軸方向の動きを規制する。
【0006】
【実施例】はじめに、本実施例に用いる内燃機関用点火
コイルの構成を図1〜図6に従って説明する。
【0007】樹脂製の1次スプール1は、図4、図5に
示すように、角が丸められている中空の四角柱の1次ス
プール本体1aと、1次スプール本体1aの両端部より
やや内側に設けられている外周方向に突出する第1、第
2の鍔1b、1cとから構成されている。この第1の鍔
1bには外端部に向かって軸方向に全周にわたって突出
した嵌合突起1dが設けられている。第2の鍔1cの外
周対向部には、図2に示すように、1次スプール1と樹
脂製の2次スプール2とを嵌合するときの位置を決める
第1、第2の位置決め部1e、1iが径方向外側に向か
って突出して設けられている。
【0008】また、この第1の位置決め部1eは1次ス
プール本体1aの端部まで肉盛りされゲート用肉盛り部
1fを形成している。第2の位置決め部1i側には第2
の鍔1cから軸方向外側に向けてT字型の突出部1gが
設けられているとともに、この面の第2の鍔1cから1
次スプール本体1aの先端までの間には径方向内側に嵌
合用溝1hが掘られている。
【0009】樹脂製のコイルケース3は片方が開口して
おり、もう片方の底部側には1次スプール1の一端外周
が嵌合され貫通孔3aが設けられている。図3に示すよ
うに、コイルケース3内底部における貫通孔3aの回り
に沿って軸方向内側に突出する第1の内方突出部3bが
形成され、さらに、1次スプール1の第1の鍔1bに設
けられている嵌合突起1dを第1の内方突出部3bとで
挟むようにコイルケース3から軸方向内側に突出する第
2の内方突出部3cが形成されている。また、コイルケ
ース3外底部における貫通孔3aの周りには貫通孔3a
に沿って軸方向外側に突出する外方突出部3dが形成さ
れている。
【0010】そして、1次スプール1の第1の鍔1bか
ら外端部までの長さは、コイルケース3の外方突出部3
dと第1の内方突出部とを合わせた長さとほぼ同じにし
てある。
【0011】さらに、コイルケース3の貫通孔3aに
は、図3に示すように、その貫通孔3aの内周を一周す
るように径方向内側に突出する径方向突出部3eが形成
されている。この径方向突出部3eの内径は、コイルケ
ース3の貫通孔3aに嵌合する部分の1次スプール1の
外径より若干短くなるように設定されている。つまり、
1次スプール1の一端外周がコイルケース3の貫通孔3
aに嵌合されるとこの径方向突出部3eが潰されて、コ
イルケース3と1次スプール1との嵌合部がシールされ
るような構造になっている。これにより、1次スプール
1とコイルケース3の貫通孔3aとの嵌合が軸方向に対
して多少のずれが生じても、径方向のシールの信頼性が
損なわれることがない。
【0012】第1の磁気コア4の形状は1次スプール1
の中空部内の中心部から軸方向ケース嵌合側に延びる中
心磁路部4aとこの中心磁路部4aのケース嵌合側端部
から径方向外側に延びる径方向磁路部4bとこの径方向
磁路部4bの径方向外側端部から軸方向にコイルケース
の開口部近くまで延びる外周磁路部4cとからなり、J
の字状をしている。この外周磁路部4cには嵌合用凸部
4dが設けられている。
【0013】また、第2の磁気コア5の形状は、1次ス
プール1の中空部内の中心部から軸方向ケース開口側に
延びる中心磁路部5aとこの中心磁路部5aケース開口
側端部から径方向外側に延びる径方向磁路部5bとこの
径方向磁路部5bの径方向外側端部から軸方向ケース嵌
合側に少しだけ延びる外周磁路部5cとからなり、L字
状をしている。この外周磁路部5cには嵌合用凹部5d
が設けられている。この第1、第2の磁気コア4、5を
それぞれの外周磁路部に設けられている嵌合用凸部4
d、凹部5dとで嵌合することによりロの字状の磁気回
路を形成し、各中心磁路部4a、5aの対向面にはギャ
ップ13が形成されている。
【0014】また、この磁気回路のギャップ13を含む
中心磁路部4a、5aの長さは、コイルケース3の外方
突出部3dの先端から1次スプール1のケース開口側の
先端までの長さから0.2mmほど長いものとする。こ
の余裕を持たしているのは、1次スプール1とコイルケ
ース3との組付けが、軸方向に対してやや傾いたときで
も第1、第2の磁気コア4、5の嵌合用凸部4d、凹部
5dでの嵌合が隙間なく行えるようにするためである。
【0015】2次スプール2は1次スプール1が内部を
貫通できるような1次スプール貫通孔を有し、その外周
部には径方向外周に延びている複数の鍔2aが間隔をあ
けて軸方向に並んでいる。2次スプール2の両端部には
1次、2次コイル9、11の端部を電気的に接続する第
1、第2のコイル接続金具2b、2fを固定する第1、
第2の金具固定部2c、2gが形成されている。また、
2次スプール2の一端には1次スプール1の第1、第2
の位置決め部1e、1iが嵌合する第1、第2の1次ス
プール嵌合用窪み2d、2eが貫通孔周りにある。各鍔
2aに仕切られた2次スプール2の外周状には、2次コ
イル11が分割して巻かれている。
【0016】以上のような構成をした1次スプール1に
コネクタ8を嵌合し、1次コイル9を巻装する。また、
この1次スプール1を2次コイルが巻装されている2次
スプール2に第1、第2の位置決め部1e、1iを合わ
せて嵌合してコイル本体とする。さらに、1次スプール
1の一端をコイルケース3の貫通孔3aに嵌合させなが
ら、1次スプール1の嵌合突起1dをコイルケース3の
第1、第2の内方突出部3b、3cの間に嵌合すること
により、コイル本体をコイルケース3内に組み合わせ
る。
【0017】その後、第1、第2の磁気コア4、5の中
心磁路部4a、4bを1次スプール1の中空部に挿入し
て、組付けそれぞれの外周磁路部4c、5cにある嵌合
用凸部4d、凹部5dを圧入,嵌合する。このとき、第
1の磁気コア4と第2の磁気コア5とは、1次スプール
1の中空部内のギャップ13側の合わせ部を接着剤で接
着することにより固定されている。この第1、第2の磁
気コアの組付けにより、コイルケース3の外方突出部3
dと1次スプール1の他端とが第1、第2の磁気コア
4、5の一対の径方向磁路部4b、5bに当接、または
小さい隙間を介して対向することによって、1次スプー
ル1の第1の鍔1bに設けられている嵌合突起1dとコ
イルケース3に設けられている第1、第2の2つの内方
突出部3b、3cとの嵌合の軸方向の動きが規制され
る。
【0018】これにより、コイルケース3の第1、第2
の内方突出部3b、3cと1次スプール1の嵌合突起1
dとの間でシールすることができ、コイルケース3内に
注型材6を注入するときに樹脂漏れをおこさないように
することができる。また、これと先に述べた径方向突出
部3eによるシールとを組み合わせて2重のシール構造
をとることにより、確実に樹脂漏れを防ぐことができ
る。
【0019】さらに、第1、第2の磁気コア4、5の嵌
合位置を、図1に示したように、第1の磁気コア4の外
周磁路部4cの軸方向の寸法をL1 、第2の磁気コア5
の外周磁路部5cの軸方向の寸法をL2 としたとき、L
1 ≫L2 となるように設定する。そうすると、形状と重
さが変わることにより、第1の磁気コア4の共振周波数
は磁気コア5の共振周波数より低くなる。よって、第
1、第2の磁気コア4、5の共振周波数を変えることが
できるので共振現象が発生せず、これによる磁気音の拡
大を防ぐことができる。ゆえに、磁気音減少のために、
第1、第2の磁気コア4、5の嵌合部を溶接する必要も
なく、その取り付け時に、接触面との間にゴムを介して
マウントする必要もなくなり、簡単な嵌合のみで組付け
をすることができる。
【0020】また、前記1次スプール1の第1の位置決
め部1eを軸方向外方に向けて肉盛りして、ホットラン
ナー成型をするためにゲート用肉盛り部1fを製品端面
に形成した。これは、そのランナー7の形状がランナー
7内にヒーターを配置するため、図4に示すような先端
がすり鉢状の形をしており、例えば、従来の第1の位置
決め部1eに、1次スプール1を形成する材料を注入す
るためのゲート7aを持ってこようとすると、このすり
鉢部分が1次スプール1の端部に当たるために、材料を
注入するゲート7aを第1の位置決め部1eに設置する
ことができなかったためである。ここで、ホットランナ
ー成型とはヒーター付きのランナー7を用いて成型樹脂
を流し込むことで、コールドランナー成型時では残って
しまうランナー7の型をなくすことができ、さらに、1
次スプール1の成型後にランナー7の型を切り離す工程
を減らすことができる。 樹脂製のコネクタ8には、図
5に示したように、1次スプール1に設けられているT
字型の突出部1gに対応するT字型の凹部8aが設けら
れており嵌合している。さらに、この嵌合部の底面の1
次スプール本体1aと接触する面には、1次スプール1
に設けられている嵌合用溝1hに嵌まるような嵌合用突
出部8bが設けられている。この嵌合部を設けることに
より、1次スプール1に組付けられてからコイルケース
3内に注型材6を注入し、これが固まるまでに、どの方
向から力が加わっても1次スプール1とコネクタ8との
嵌合が緩まないようにすることができる。
【0021】この嵌合部を設けることにより、コネクタ
8および1次スプール1を成型する型の型割りを増やす
必要もなく、型構造が複雑になるということもない。さ
らに、コネクタ8の外部端子を接続する入力端子接続部
8cはケース開口側に向かって開口しており、その内部
にはL字型の金具8dが2つ横に並んで配置されてい
る。そして、そのL字型の金具8dの一端はコネクタ8
より径方向外側に向かって延びており、それぞれ1次コ
イル9の端部に電気的に接続されている。また、もう一
端はコネクタ8の中をケース開口側に向かって延びてお
り、図示せぬ外部端子に電気的に接続される。
【0022】高圧タワー10は、コイルケース3の底部
側にこのコイルケース3を形成する樹脂材で一体に形成
されている。そして、この高圧タワー10内には2次コ
イル11からの高電圧が供給されている高圧金具10a
が配置されている。
【0023】また、この高圧タワー10はコイルケース
3底部から外側に突出成型されていて、先端に開口部を
有する中空の高圧タワー外側樹脂部10bと、この高圧
タワー外側樹脂部10bの開口部側から内側に向かって
この高圧タワー外側樹脂部10bとの間に隙間を介して
延び、高圧金具10aの外部との接続側端部の外周部を
薄く覆っている高圧タワー内側樹脂部10cとを有して
いる。そして、高圧タワー外側樹脂部10bと高圧タワ
ー内側樹脂部10cとの間の隙間は高圧金具10aの外
部との接続側端部を越えるところまで延びていて、この
隙間内全体に注型材6が注入されている。
【0024】高圧タワー10の外部端子との接続部は、
図6に示したように、高圧タワー10の外周で、高圧コ
ード12と高圧タワー10との接続部を覆っているラバ
ーキャップ12aによりシールするようにしてある。
【0025】また、図6の代わりに、、図7に示したよ
うな、高圧タワー10の内周で高圧コード12と高圧タ
ワー10との接続部を覆っているラバー12bによりシ
ールし、この接続が容易に外れないようにホルダー12
cでこの接続部を固定するようにしたものでもよい。ま
た、高圧タワー10はコイルケース3と別体でもよい。
【0026】なお、高圧コード12の他端は、図示しな
いディストリビュータを介して各気筒の点火プラグに接
続される。また、ディストリビュータのないものでは、
図示しない点火プラグに直接接続される。
【0027】また、その他の実施例として、第1、第2
の磁気コア4、5の1次スプール内周開口部内での先端
磁極面での付け合わせ部分に永久磁石を挿入した点火コ
イルに本発明を用いてもよい。さらに、磁気コアの形状
はE字状のものを2つ組み合わせた日の字状のものでも
よい。他にもコイルケース3に設けられている径方向突
出部3eは必ずしもコイルケース3に設ける必要がな
く、1次スプール1にコイルケース3の貫通孔3aとの
接触部の全周に、径方向内側に向かって径方向突出部を
設けてもよい。
【0028】
【発明の効果】以上の構成をとることにより、本発明に
よれば、1次スプールとコイルケースを嵌合したのち
に、磁気コアを組付けることにより、コイルケースの貫
通孔に軸方向外側に向かって設けられている外方突出部
と1次スプール他端部とが複数の磁気コアの径方向磁路
部によって抑えられるので、1次スプールとコイルケー
スとの嵌合部の軸方向の動きが制限される。これによ
り、注型材がコイルケース内に注入されて固まるまで
に、嵌合部が傾くことや抜けることを防ぐことができる
ので、コイルケースと1次スプールとの間のシールを確
実に行うことができる。また、磁気コアと2次コイルと
の間の距離を外方突出部の長さだけ長くできるので、2
次コイルの高圧部から磁気コアに電圧がリークすること
を防ぐこともできる。
【0029】さらに、1次スプールとコイルケースとを
嵌合するときに、この嵌合が傾いても、1次スプールか
コイルケースか少なくともどちらかに、その嵌合部の径
方向に設けられた径方向突出部の潰れる位置がかわるだ
けで、シールを確実に行うことができる。これにより、
先に述べたシールとこのシールとを組み合わせることに
より、2重のシール構造をとることができ、エポキシ樹
脂を主成分とする注型材を流し込むときの樹脂漏れを防
ぐことができる。
【0030】また、高圧タワー成形樹脂部とコイルケー
ス成形樹脂部との間に注型材を、高圧金具の外部接続側
端部より外側まで流し込み、固めることにより、高圧金
具から高圧タワー成形樹脂部に沿った外部までの沿面距
離を長くすることができる。これにより、冷熱歪みによ
り注型材が高圧タワー成形樹脂部から剥離しても、この
剥離表面を伝って、高圧金具の高電圧が、外部にリーク
することを防ぐことができる。さらに、高圧金具の角部
から高圧タワー成形樹脂に発生したクラックもコイルケ
ースとのあいだに充填した注型材によりその進展を止め
ることができる。
【0031】また、2次スプールとの嵌合位置決め部を
肉盛りしてゲート用肉盛り部とすることにより、製品端
面にゲート用肉盛り部を設定でき、ホットランナー成型
することができるようになった。これにより、成型後の
ランナーの型が残らず、余分な材料を使わなくてもよく
なり、製品に残っているランナーの型を切り取る工程も
減らすことができる。
【0032】さらに、磁気コア同士の外周磁路部の嵌合
位置を片側に大きくずらすことにより、共振による磁気
音を防ぐことができる。これにより、磁気コア同士を溶
接したり、点火コイルを取り付けるときに、その取り付
け面との間にゴムを介したりする必要がなくなる。これ
により、大幅なコストダウンを図ることができる。
【0033】その他にも、1次スプールとコネクタとを
嵌合するときに接触する面に径方向に嵌合部を設けるこ
とにより、1次スプールにコネクタが嵌合されてから、
軸方向に何らかの力が加わっても抜けることを防止する
ことができる。これにより、注型材が固まるまでの行程
にその嵌合が緩むということを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を内燃機関用点火コイルに用いたときの
側面断面図である。
【図2】本発明を内燃機関用点火コイルに用いたときの
1次スプールと2次スプールとの嵌合を示した正面図で
ある。
【図3】本発明を内燃機関用点火コイルに用いたときの
コイルケースの貫通孔近辺の断面拡大図である。
【図4】1次スプールの側面図である。
【図5】(a)、(b)は本発明を内燃機関用点火コイ
ルに用いたときの1次スプールとコネクタとの嵌合を示
した斜視図である。
【図6】本発明を内燃機関用点火コイルに用いたときの
外部でシールする高圧タワーと外部端子との接続を示し
た断面図である。
【図7】本発明を内燃機関用点火コイルに用いたときの
内部でシールする高圧タワーと外部端子との接続を示し
た断面図である。
【符号の説明】
1 1次スプール 1e 第1の位置決め部 1f ゲート用肉盛り部 1h 嵌合用溝 1i 第2の位置決め部 2 2次スプール 3 コイルケース 3a 貫通孔 3d 外方突出部 3e 径方向突出部 4 第1の磁気コア 4a 中心磁路部 4b 径方向磁路部 4c 外周磁路部 5 第2の磁気コア 5a 中心磁路部 5b 径方向磁路部 5c 外周磁路部 6 注型材 8 コネクタ 8b 嵌合用突出部 8d L字型の金具 9 1次コイル 10 高圧タワー 10a 高圧金具 10b 高圧タワー外側樹脂部 10c 高圧タワー内側樹脂部 11 2次コイル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 安達 雅泰 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 日本電 装株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端が開口しており、他端の底部には貫
    通孔を有する樹脂製のコイルケースと、 一端外周が前記貫通孔に嵌合されて、前記コイルケース
    の内部に収納されている中空の1次スプールと、 この1次スプールの外周に巻装した1次コイルと、 この1次コイルの外周に巻装した2次コイルと、 前記コイルケース内に、注入硬化され、前記1次スプー
    ルと、前記1次コイルと、前記2次コイルとを固定する
    注型材と、 前記1次スプールの中空部内を貫通する中心磁路部とこ
    の中心磁路部両端より径方向に延びる複数の径方向磁路
    部とこの複数の径方向磁路部を前記コイルケースの外周
    側にて連絡する外周磁路部とを複数の磁気コアにより形
    成し、前記1次コイルで発生した磁束が通過する閉磁路
    を構成する磁気回路とを備え、 前記コイルケースの底部に、この底部と隣接する前記径
    方向磁路部との隙間の長さに対応して軸方向外側に突出
    する軸方向底部外方突出部を有することを特徴とする内
    燃機関用点火コイル。
  2. 【請求項2】 前記コイルケースの貫通孔内周部と、こ
    の貫通孔内周部に嵌合する部分の前記1次スプール外周
    との少なくとも一方に、前記貫通孔を一周する径方向突
    出部を有することを特徴とする請求項1記載の内燃機関
    用点火コイル。
  3. 【請求項3】 前記2次コイルで発生した電圧を出力す
    る高圧タワーと、 この高圧タワー内に配置され、前記2次コイルからの高
    電圧が供給される高圧端子とを備え、 前記高圧タワーは、前記コイルケースから外側に突出成
    型され、先端に開口部を有する中空の高圧タワー外側樹
    脂部と、この高圧タワー外側樹脂部の開口部側から内側
    に向かってこの高圧タワー外側樹脂部との間に隙間を介
    して延び、少なくとも前記高圧端子の外部との接続側端
    部の外周部を薄く覆う高圧タワー内側樹脂部とを有し、
    前記高圧タワー外側樹脂部と前記高圧タワー内側樹脂部
    との前記隙間には、注型材が前記高圧端子の外部との接
    続側端部を越えるところまで充填されていることを特徴
    とする請求項1または請求項2記載の内燃機関用点火コ
    イル。
  4. 【請求項4】 前記1次スプールの外周に前記2次コイ
    ルを巻装する2次スプールが嵌合され、かつ、前記1次
    スプールと前記2次スプールとを嵌合する時にその位置
    を決める嵌合用位置決め部を備え、 前記位置決め部は、前記1次スプールを樹脂成型すると
    きに前記1次スプール成型樹脂を流し込むゲート用肉盛
    り部としたことを特徴とする請求項1から請求項3のい
    ずれか一つに記載の内燃機関用点火コイル。
  5. 【請求項5】 前記磁気回路を前記中心磁路部と前記外
    周磁路部とで分割した一対の磁気コアからなる閉磁路と
    し、前記一対の磁気コアの前記外周磁路部での分割位置
    を片側にずれた位置にしたことを特徴とする請求項1か
    ら請求項4のいずれか一つに記載の内燃機関用点火装
    置。
  6. 【請求項6】 前記1次コイルに電気的に接続されてい
    る端子金具を有するコネクタを備え、 前記コネクタは前記1次スプールの端部に嵌合されてお
    り、前記1次スプールと前記コネクタとの嵌合部にはど
    ちらか一方に凹部が、他方にこの凹部が係合する凸部
    が、それぞれ設けられていることを特徴とする請求項1
    から請求項5のいずれか一つに記載の内燃機関用点火コ
    イル。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008187025A (ja) * 2007-01-30 2008-08-14 Diamond Electric Mfg Co Ltd 内燃機関用点火コイル
JP2009094387A (ja) * 2007-10-11 2009-04-30 Mitsubishi Electric Corp 内燃機関用点火コイル装置

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