JPH0625277A - 新規テストステロン−5α−レダクターゼ阻害物質SNA−4606産生菌、新規テストステロン−5α−レダクターゼ阻害物質SNA−4606及びその製造法 - Google Patents
新規テストステロン−5α−レダクターゼ阻害物質SNA−4606産生菌、新規テストステロン−5α−レダクターゼ阻害物質SNA−4606及びその製造法Info
- Publication number
- JPH0625277A JPH0625277A JP4203172A JP20317292A JPH0625277A JP H0625277 A JPH0625277 A JP H0625277A JP 4203172 A JP4203172 A JP 4203172A JP 20317292 A JP20317292 A JP 20317292A JP H0625277 A JPH0625277 A JP H0625277A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sna
- testosterone
- reductase
- reductase inhibitor
- inhibiting substance
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P20/00—Technologies relating to chemical industry
- Y02P20/50—Improvements relating to the production of bulk chemicals
- Y02P20/52—Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts
Landscapes
- Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
- Micro-Organisms Or Cultivation Processes Thereof (AREA)
- Saccharide Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 北海道当別の土壌から単離されたストレプト
ミセス属に属し、テストステロン−5α−レダクターゼ
阻害物質SNA−4606を産生する放線菌SNA−4
604産生菌。この菌を培養し、培養菌体からテストス
テロン−5α−レダクターゼ阻害物質SNA−4606
を採取する方法。次の構造式で示されるSNA−460
6。 【化1】 【効果】 テストステロン−5α−レダクターゼ阻害活
性を有し、脱毛症、前立腺肥大症等男性ホルモンが関与
する疾患の予防あるいは治療に有用である。
ミセス属に属し、テストステロン−5α−レダクターゼ
阻害物質SNA−4606を産生する放線菌SNA−4
604産生菌。この菌を培養し、培養菌体からテストス
テロン−5α−レダクターゼ阻害物質SNA−4606
を採取する方法。次の構造式で示されるSNA−460
6。 【化1】 【効果】 テストステロン−5α−レダクターゼ阻害活
性を有し、脱毛症、前立腺肥大症等男性ホルモンが関与
する疾患の予防あるいは治療に有用である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、新規テストステロン−
5α−レダクターゼ阻害物質SNA−4606産生菌、
新規テストステロン−5α−レダクターゼ阻害物質SN
A−4606及びその製造方法に関する。本発明に係る
物質は、脱毛症や前立腺肥大症等、男性ホルモンが関与
する疾患の予防剤ならびに治療剤として有用である。
5α−レダクターゼ阻害物質SNA−4606産生菌、
新規テストステロン−5α−レダクターゼ阻害物質SN
A−4606及びその製造方法に関する。本発明に係る
物質は、脱毛症や前立腺肥大症等、男性ホルモンが関与
する疾患の予防剤ならびに治療剤として有用である。
【0002】
【従来の技術】アンドロゲンとして知られているステロ
イドホルモン、すなわち5α−ジヒドロテストステロン
(以下、5α−DHTと略称する)は、テストステロン
からテストステロン−5α−レダクターゼによって生体
内で合成される。この5α−DHTは、主に男性の生殖
器である前立腺で合成され、男性における雄性機能発現
に関わっている。しかし、本来の雄性機能発現以外に男
性型脱毛症、皮膚分泌機能亢進ならびに前立腺肥大症等
の発症原因と考えられている。このような事実から、こ
れら疾患の治療には、5α−DHT合成酵素であるテス
トステロン−5α−レダクターゼの活性を阻害する作
用、あるいは、5α−DHTがアンドロゲン受容体に結
合することを阻害する作用を有するオキセンドリン、酢
酸クロルマジノン、カプロン酸ゲストリノン等の抗アン
ドロゲン剤が用いられている。しかしながら、市販の抗
アンドロゲン剤は、いずれもステロイドホルモン誘導体
であり、長期間投与された場合、ホルモン作用を示すこ
とが知られている。したがって、安全性の観点からは、
ステロイド骨格を有する化合物以外の抗アンドロゲン剤
の開発が強く要望されている。
イドホルモン、すなわち5α−ジヒドロテストステロン
(以下、5α−DHTと略称する)は、テストステロン
からテストステロン−5α−レダクターゼによって生体
内で合成される。この5α−DHTは、主に男性の生殖
器である前立腺で合成され、男性における雄性機能発現
に関わっている。しかし、本来の雄性機能発現以外に男
性型脱毛症、皮膚分泌機能亢進ならびに前立腺肥大症等
の発症原因と考えられている。このような事実から、こ
れら疾患の治療には、5α−DHT合成酵素であるテス
トステロン−5α−レダクターゼの活性を阻害する作
用、あるいは、5α−DHTがアンドロゲン受容体に結
合することを阻害する作用を有するオキセンドリン、酢
酸クロルマジノン、カプロン酸ゲストリノン等の抗アン
ドロゲン剤が用いられている。しかしながら、市販の抗
アンドロゲン剤は、いずれもステロイドホルモン誘導体
であり、長期間投与された場合、ホルモン作用を示すこ
とが知られている。したがって、安全性の観点からは、
ステロイド骨格を有する化合物以外の抗アンドロゲン剤
の開発が強く要望されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明者等は、ステロ
イド骨格を有する化合物以外の抗アンドロゲン作用、す
なわちテストステロン−5α−レダクターゼ阻害活性を
有する物質を微生物の代謝産物に求め、種々検討を重ね
たところ、ストレプトミセス属(Streptomyc
es sp.)に属する菌株が優れたテストステロン−
5α−レダクターゼ阻害活性を有する新規化合物を産生
することを見出し、本発明を成すに至った。したがっ
て、本発明は新規テストステロン−5α−レダクターゼ
阻害物質の産生菌を提供することを課題とする。また、
本発明は新規テストステロン−5α−レダクターゼ阻害
物質を提供することを課題とする。さらにまた、本発明
は新規テストステロン−5α−レダクターゼ阻害物質の
製造法を提供することを課題とする。
イド骨格を有する化合物以外の抗アンドロゲン作用、す
なわちテストステロン−5α−レダクターゼ阻害活性を
有する物質を微生物の代謝産物に求め、種々検討を重ね
たところ、ストレプトミセス属(Streptomyc
es sp.)に属する菌株が優れたテストステロン−
5α−レダクターゼ阻害活性を有する新規化合物を産生
することを見出し、本発明を成すに至った。したがっ
て、本発明は新規テストステロン−5α−レダクターゼ
阻害物質の産生菌を提供することを課題とする。また、
本発明は新規テストステロン−5α−レダクターゼ阻害
物質を提供することを課題とする。さらにまた、本発明
は新規テストステロン−5α−レダクターゼ阻害物質の
製造法を提供することを課題とする。
【0004】
【発明を解決するための手段】本発明の新規テストステ
ロン−5α−レダクターゼ阻害物質SNA−4606を
生産する菌株SNA−4606は、北海道当別の土壌か
ら分離された菌である。この菌株SNA−4606は、
前記北海道当別の土壌を抗生物質含有培地に入れ、出現
する放線菌コロニーから採取される。この菌株SNA−
4606は、下記のような菌学的性質を有する。
ロン−5α−レダクターゼ阻害物質SNA−4606を
生産する菌株SNA−4606は、北海道当別の土壌か
ら分離された菌である。この菌株SNA−4606は、
前記北海道当別の土壌を抗生物質含有培地に入れ、出現
する放線菌コロニーから採取される。この菌株SNA−
4606は、下記のような菌学的性質を有する。
【0005】1)形態上の性質 走査型電子顕微鏡による観察では、基生菌糸が分断した
り、胞子を形成することはなく、気菌糸上に分節胞子の
長い連鎖が形成されており、その形態は螺旋状である。
胞子は非運動性であり、胞子表面は平滑である。
り、胞子を形成することはなく、気菌糸上に分節胞子の
長い連鎖が形成されており、その形態は螺旋状である。
胞子は非運動性であり、胞子表面は平滑である。
【0006】2)各種培地上の生育状態 シュクロース硝酸塩、グルコース・アスパラギン、グリ
セリン・アスパラギン(ISP培地 No.5)、スタ
ーチ(ISP培地 No.4)、チロシン(ISP培地
No.7)、栄養、イースト・麦芽(ISP培地 N
o.2)、オートミール(ISP培地 No.3)及び
ペプトン・イースト・鉄(ISP培地No.6)の9種
の寒天培地を用いて、27℃、14日間培養したとこ
ろ、表1に示すように、いずれの培地においても、よく
伸長し、分岐する基生菌糸と気菌糸を形成し、良好な生
育を示したが、グルコース・アスパラギン寒天培地、ス
ターチ寒天培地、イースト・麦芽寒天培地及びペプトン
・イースト・鉄寒天培地で特に良好な生育を示した。基
生菌糸は淡黄色の色調を呈し、灰褐色から濃紺の色調を
呈する気菌糸を着生する。可溶性色素及びメラニン色素
は生産しない。
セリン・アスパラギン(ISP培地 No.5)、スタ
ーチ(ISP培地 No.4)、チロシン(ISP培地
No.7)、栄養、イースト・麦芽(ISP培地 N
o.2)、オートミール(ISP培地 No.3)及び
ペプトン・イースト・鉄(ISP培地No.6)の9種
の寒天培地を用いて、27℃、14日間培養したとこ
ろ、表1に示すように、いずれの培地においても、よく
伸長し、分岐する基生菌糸と気菌糸を形成し、良好な生
育を示したが、グルコース・アスパラギン寒天培地、ス
ターチ寒天培地、イースト・麦芽寒天培地及びペプトン
・イースト・鉄寒天培地で特に良好な生育を示した。基
生菌糸は淡黄色の色調を呈し、灰褐色から濃紺の色調を
呈する気菌糸を着生する。可溶性色素及びメラニン色素
は生産しない。
【0007】
【表1】 各培地における生育状態の観察 ──────────────────────────────────── 培 地 3日 7日 14日 ──────────────────────────────────── シュクロース硝酸塩 +/− + + グリセリン・アスパラギン +/− + + スターチ +/− + ++ チロシン +/− + + 栄養 +/− + + イースト・麦芽 +/− + ++ オートミール +/− + + ペプトン・イースト・鉄 +/− + ++ ──────────────────────────────────── −;生育せず、+/−;+又は−の判定が困難、+;生
育を認める、++;良好な生育
育を認める、++;良好な生育
【0008】3)生理的性質 a)生育温度;イースト・麦芽寒天培地において、17
−37℃で生育し、42℃では生育できず、最適温度は
32℃前後であった。 b)ゼラチンの液化;陰性 c)澱粉の分解;陽性 d)脱脂乳のペプトン化;陽性 e)メラニン様色素の生成;陰性
−37℃で生育し、42℃では生育できず、最適温度は
32℃前後であった。 b)ゼラチンの液化;陰性 c)澱粉の分解;陽性 d)脱脂乳のペプトン化;陽性 e)メラニン様色素の生成;陰性
【0009】4)炭素源の同化性 プレドハム・ゴットリーブ寒天培地にD−グルコース、
D−キシロース、L−アラビノース、L−ラムノース、
D−フラクトース、シュクロース、イノシトール、ラフ
ィノース及びD−マンニトールの9種を各々1%添加し
て観察した。その結果を表2に示す。
D−キシロース、L−アラビノース、L−ラムノース、
D−フラクトース、シュクロース、イノシトール、ラフ
ィノース及びD−マンニトールの9種を各々1%添加し
て観察した。その結果を表2に示す。
【0010】
【表2】 各炭素源における同化性 ───────────────────────── 炭素源 ───────────────────────── D−グルコース 同化する D−キシロース 同化する L−アラビノース 同化する L−ラムノース 同化する D−フラクトース 同化する シュクロース 同化する イノシトール 同化する ラフィノース 同化する D−マンニトール 同化する ─────────────────────────
【0011】5)細胞壁組成 長谷川らの方法〔ジャーナル・ジェネラル・アプライド
・ミクロバイオロジー、29、319(1983)〕に
より、菌体中の2,6−ジアミノピメリン酸を分析した
結果、LL型であり、細胞壁タイプI型であった。
・ミクロバイオロジー、29、319(1983)〕に
より、菌体中の2,6−ジアミノピメリン酸を分析した
結果、LL型であり、細胞壁タイプI型であった。
【0012】以上の分析結果から、SNA−4606株
はストレプトミセス属に類するものと考えられ、ストレ
プトミセス sp.SNA−4606と命名した。本発
明者らは、上述した性質を有するSNA−4606株を
他の公知の株と区別するため、工業技術院微生物工業技
術研究所に受託番号微工研菌寄第12912号(FER
M P−12912)として寄託した。
はストレプトミセス属に類するものと考えられ、ストレ
プトミセス sp.SNA−4606と命名した。本発
明者らは、上述した性質を有するSNA−4606株を
他の公知の株と区別するため、工業技術院微生物工業技
術研究所に受託番号微工研菌寄第12912号(FER
M P−12912)として寄託した。
【0013】一般的に放線菌は、その性質が変異し易
く、自然変異することもあるし、また紫外線照射、コバ
ルト60照射、化学変異誘導剤等の人工的な変異処理で
容易に変異させることもできる。本発明においても、S
NA−4606株が変異した株であってもSNA−46
06物質の生産能を有する菌株であれば全て利用するこ
とが可能である。本発明では、これらの菌株をもテスト
ステロン−5α−レダクターゼ阻害物質SNA−460
6産生菌のなかに包含する。
く、自然変異することもあるし、また紫外線照射、コバ
ルト60照射、化学変異誘導剤等の人工的な変異処理で
容易に変異させることもできる。本発明においても、S
NA−4606株が変異した株であってもSNA−46
06物質の生産能を有する菌株であれば全て利用するこ
とが可能である。本発明では、これらの菌株をもテスト
ステロン−5α−レダクターゼ阻害物質SNA−460
6産生菌のなかに包含する。
【0014】本発明のSNA−4606株は次の方法で
土壌から分離採取した。北海道当別の土壌1gを9ml
の滅菌蒸留水に懸濁したのち、本土壌懸濁液を105 〜
109 倍に希釈した。これら希釈液は、グルコース0.
5%、塩化ナトリウム0.05%、燐酸一水素カリウム
0.05%、硫酸マグネシウム・7水和物0.05%、
酵母エキス0.05%、L−アスパラギン0.05%、
スターチ0.5%、硫酸第一鉄・7水和物0.001
%、寒天1.5%の栄養寒天培地に抗生物質ナイスタチ
ン5ppm、シクロヘキサミド5ppm、ノボビオシン
0.3ppm、リファンピシン0.5ppmの濃度にな
るように調製した抗生物質含有培地9mlに1ml添加
し混合後、寒天平板とし32℃で7日間培養した。寒天
平板上に出現した放線菌コロニーを白金耳によりかきと
り、上記の組成の寒天斜面培地に接種し14日間、27
℃で培養した。本スラントを種菌とした。
土壌から分離採取した。北海道当別の土壌1gを9ml
の滅菌蒸留水に懸濁したのち、本土壌懸濁液を105 〜
109 倍に希釈した。これら希釈液は、グルコース0.
5%、塩化ナトリウム0.05%、燐酸一水素カリウム
0.05%、硫酸マグネシウム・7水和物0.05%、
酵母エキス0.05%、L−アスパラギン0.05%、
スターチ0.5%、硫酸第一鉄・7水和物0.001
%、寒天1.5%の栄養寒天培地に抗生物質ナイスタチ
ン5ppm、シクロヘキサミド5ppm、ノボビオシン
0.3ppm、リファンピシン0.5ppmの濃度にな
るように調製した抗生物質含有培地9mlに1ml添加
し混合後、寒天平板とし32℃で7日間培養した。寒天
平板上に出現した放線菌コロニーを白金耳によりかきと
り、上記の組成の寒天斜面培地に接種し14日間、27
℃で培養した。本スラントを種菌とした。
【0015】さらに、上述したSNA−4606生産株
を培養し、目的とするSNA−4606物質を得る方法
については、以下に説明する。ストレプトミセス属に属
するSNA−4606物質生産株の培養は、通常の放線
菌の培養方法が採用し得る。栄養培地としては、生育に
必要な炭素源、窒素源、無機物、微量栄養成分を含むも
のであれば、天然培地、合成培地、半合成培地の何れで
も使用可能である。炭素源としては、グルコース、フル
クトース、シュロース、ガラクトース等の糖類や澱粉等
が単独あるいは組み合わせで使用可能である。また、菌
の資化性によっては、炭化水素、アルコール類、クエン
酸等の有機酸類も使用し得る。窒素源としては、塩化ア
ンモニウム、硝酸アンモニウム、硝酸ナトリウム等の無
機化合物、尿素、グルタミン酸ナトリウム等の有機化合
物、あるいは、培養基として一般的に使用される大豆粉
末、乾燥酵母、ペプトン、肉エキス、プロテオース−ペ
プトン、カザミン酸、大豆ペプトン、コーンスティープ
リカー等が単独あるいは組み合わせで用いられる。無機
物としては、炭酸カルシウム、塩化ナトリウム、塩化カ
リウム、リン酸塩、硫酸銅、硫酸マンガン、硫酸亜鉛、
硫酸鉄等が必要に応じて単独あるいは組み合わせで用い
られる。また、必要に応じて、ビオチン、パントテン
酸、ピリドキシン、ナイアシン、イノシン等の栄養成分
を加えることも可能である。さらに、培養時に発生する
泡を消去するためにシリコン油等の消泡剤を添加してお
くこともできる。培養方法は、一般的に行われる培養方
法が採用し得るが、振盪培養、あるいは通気攪拌培養が
最も適している。培養温度は20〜35℃、好ましくは
25〜30℃付近が良好である。SNA−4606物質
は、培養開始から48〜96時間で生産量がピークとな
るため、その時点で培養を止め、目的物質を単離、精製
する。
を培養し、目的とするSNA−4606物質を得る方法
については、以下に説明する。ストレプトミセス属に属
するSNA−4606物質生産株の培養は、通常の放線
菌の培養方法が採用し得る。栄養培地としては、生育に
必要な炭素源、窒素源、無機物、微量栄養成分を含むも
のであれば、天然培地、合成培地、半合成培地の何れで
も使用可能である。炭素源としては、グルコース、フル
クトース、シュロース、ガラクトース等の糖類や澱粉等
が単独あるいは組み合わせで使用可能である。また、菌
の資化性によっては、炭化水素、アルコール類、クエン
酸等の有機酸類も使用し得る。窒素源としては、塩化ア
ンモニウム、硝酸アンモニウム、硝酸ナトリウム等の無
機化合物、尿素、グルタミン酸ナトリウム等の有機化合
物、あるいは、培養基として一般的に使用される大豆粉
末、乾燥酵母、ペプトン、肉エキス、プロテオース−ペ
プトン、カザミン酸、大豆ペプトン、コーンスティープ
リカー等が単独あるいは組み合わせで用いられる。無機
物としては、炭酸カルシウム、塩化ナトリウム、塩化カ
リウム、リン酸塩、硫酸銅、硫酸マンガン、硫酸亜鉛、
硫酸鉄等が必要に応じて単独あるいは組み合わせで用い
られる。また、必要に応じて、ビオチン、パントテン
酸、ピリドキシン、ナイアシン、イノシン等の栄養成分
を加えることも可能である。さらに、培養時に発生する
泡を消去するためにシリコン油等の消泡剤を添加してお
くこともできる。培養方法は、一般的に行われる培養方
法が採用し得るが、振盪培養、あるいは通気攪拌培養が
最も適している。培養温度は20〜35℃、好ましくは
25〜30℃付近が良好である。SNA−4606物質
は、培養開始から48〜96時間で生産量がピークとな
るため、その時点で培養を止め、目的物質を単離、精製
する。
【0016】培養液からSNA−4606物質を回収す
るには、理化学的な性質を考慮して行われる。SNA−
4606物質は培養菌体中に存在するので、培養液を遠
心分離、あるいは濾過して菌体を分離し、その菌体から
溶媒抽出、さらにはイオン交換、吸着、分配、ゲル濾過
等の各種クロマト処理、透析、沈殿、限外濾過等の処理
を単独あるいは組み合わせで行い、回収、精製する。
るには、理化学的な性質を考慮して行われる。SNA−
4606物質は培養菌体中に存在するので、培養液を遠
心分離、あるいは濾過して菌体を分離し、その菌体から
溶媒抽出、さらにはイオン交換、吸着、分配、ゲル濾過
等の各種クロマト処理、透析、沈殿、限外濾過等の処理
を単独あるいは組み合わせで行い、回収、精製する。
【0017】一般的な回収、精製方法として、次の方法
を例示できる。培養終了後、遠心分離または濾過によっ
て菌体と培養液を分離する。菌体からアセトンやメタノ
ール等の適当な溶媒で目的物質を抽出した抽出液を減圧
下で濃縮して溶媒を除去した後、酢酸エチル等の溶媒で
さらに目的物質を抽出する。この抽出液の溶媒を留去
し、残渣をn−ヘキサンまたは石油エーテルで洗浄し、
シリカゲルカラムクロマトグラフィーを行う。次いでク
ロロホルム・メタノール混液で溶出し、SNA−460
6画分を回収する。そして、この画分を逆相高速液体ク
ロマトグラフ処理に付して目的とするSNA−4606
物質を精製する。
を例示できる。培養終了後、遠心分離または濾過によっ
て菌体と培養液を分離する。菌体からアセトンやメタノ
ール等の適当な溶媒で目的物質を抽出した抽出液を減圧
下で濃縮して溶媒を除去した後、酢酸エチル等の溶媒で
さらに目的物質を抽出する。この抽出液の溶媒を留去
し、残渣をn−ヘキサンまたは石油エーテルで洗浄し、
シリカゲルカラムクロマトグラフィーを行う。次いでク
ロロホルム・メタノール混液で溶出し、SNA−460
6画分を回収する。そして、この画分を逆相高速液体ク
ロマトグラフ処理に付して目的とするSNA−4606
物質を精製する。
【0018】このようにして得られたSNA−4606
物質は、下記の理化学的性質を有する。 理化学的性質 1)分子式 C52H84O18 2)分子量 996 3)融点 171〜172℃ 4)旋光度 −44.8°(C=0.5、メタノール中) 5)FABマススペクトル 1019(M+Na) 6)紫外吸収スペクトル 253nm(logE=4.49、メタノール中) 7)赤外吸収スペクトル 図1のとおり 8) 1H−NMRスペクトル 図2のとおり 9)13C−NMRスペクトル(25NHz)ppm、内
部標準TMS(重水素化クロロホルム・重水素化メタノ
ール) 7.0、9.2、13.7、15.4、16.8、1
9.5、33.1、36.8、38.6、41.8、4
3.0、44.0、66.3、67.0、70.3、7
1.2、71.5、77.9、93.8、100.1、
121.7、132.2、146.0、170.3 10)構造式
物質は、下記の理化学的性質を有する。 理化学的性質 1)分子式 C52H84O18 2)分子量 996 3)融点 171〜172℃ 4)旋光度 −44.8°(C=0.5、メタノール中) 5)FABマススペクトル 1019(M+Na) 6)紫外吸収スペクトル 253nm(logE=4.49、メタノール中) 7)赤外吸収スペクトル 図1のとおり 8) 1H−NMRスペクトル 図2のとおり 9)13C−NMRスペクトル(25NHz)ppm、内
部標準TMS(重水素化クロロホルム・重水素化メタノ
ール) 7.0、9.2、13.7、15.4、16.8、1
9.5、33.1、36.8、38.6、41.8、4
3.0、44.0、66.3、67.0、70.3、7
1.2、71.5、77.9、93.8、100.1、
121.7、132.2、146.0、170.3 10)構造式
【化3】
【0019】本発明の化合物の平面構造は、化3に示し
た通りである。本発明の化合物には、多数の不斉炭素が
存在し種々の立体配置を持つことが考えられる。また、
相対配置については環状ラクトンの二重結合が、トラン
スまたはシス配置、側鎖のメチルも同様にそれぞれトラ
ンス及びシスがある。水酸基も同様である。構造上2種
のピラン環もその置換基の配置により種々の構造があ
る。誘導体は、水酸基のメチル化体並びにピラン環のア
セチル化体がある。これらの化合物がテストステロン−
5α−レダクターゼ阻害活性を有する限り、本発明のテ
ストステロン−5α−レダクターゼ阻害物質SNA−4
606のなかに包含される。
た通りである。本発明の化合物には、多数の不斉炭素が
存在し種々の立体配置を持つことが考えられる。また、
相対配置については環状ラクトンの二重結合が、トラン
スまたはシス配置、側鎖のメチルも同様にそれぞれトラ
ンス及びシスがある。水酸基も同様である。構造上2種
のピラン環もその置換基の配置により種々の構造があ
る。誘導体は、水酸基のメチル化体並びにピラン環のア
セチル化体がある。これらの化合物がテストステロン−
5α−レダクターゼ阻害活性を有する限り、本発明のテ
ストステロン−5α−レダクターゼ阻害物質SNA−4
606のなかに包含される。
【0020】本発明のテストステロン−5α−レダクタ
ーゼ阻害物質SNA−4606のテストステロン−5α
−レダクターゼ阻害活性については、T.リアングらの
方法〔エンドクリノロジー(Endocrinolog
y)、117、571(1985)〕に従い、次のよう
にして測定した。8週齢SDラット雄の前立腺を採取し
た後、20mMリン酸緩衝液中、4℃でグラス−グラス
ホモジナイザーによって前立腺組織を粉砕した。そし
て、この溶液を遠心分離(10,000×g、20分
間)処理して沈殿物を分離した。この沈殿物にテストス
テロン−5α−レダクターゼ活性が認められた。さら
に、遠心分離処理を2回繰り返し行い、余分な組織を除
去した後、ジチオスレイトール1mMを含む20mMリ
ン酸緩衝液中に蛋白質量として10mg含有するよう沈
殿物を懸濁して酵素液とした。
ーゼ阻害物質SNA−4606のテストステロン−5α
−レダクターゼ阻害活性については、T.リアングらの
方法〔エンドクリノロジー(Endocrinolog
y)、117、571(1985)〕に従い、次のよう
にして測定した。8週齢SDラット雄の前立腺を採取し
た後、20mMリン酸緩衝液中、4℃でグラス−グラス
ホモジナイザーによって前立腺組織を粉砕した。そし
て、この溶液を遠心分離(10,000×g、20分
間)処理して沈殿物を分離した。この沈殿物にテストス
テロン−5α−レダクターゼ活性が認められた。さら
に、遠心分離処理を2回繰り返し行い、余分な組織を除
去した後、ジチオスレイトール1mMを含む20mMリ
ン酸緩衝液中に蛋白質量として10mg含有するよう沈
殿物を懸濁して酵素液とした。
【0021】テストステロン−5α−レダクターゼ阻害
活性は、本酵素液に基質である14C−テストステロン1
μM、SNA−4606物質10〜100μM及びNA
DPH50μMを入れた試験管中で、37℃、60分間
反応させて生成した14C−5α−DHTをシリカゲル薄
層クロマトグラフィーで分離した後、シンチレーション
カウンターによって放射活性を測定し、SNA−460
6物質を添加しない場合の放射活性を100%として阻
害率を算出した。SNA−4606物質のテストステロ
ン−5α−レダクターゼに対する阻害活性IC50は、
6.6μMと極めて強い阻害活性を示したことから、こ
のSNA−4606物質は、男性ホルモン亢進によって
引き起こされる前立腺肥大症や皮膚機能亢進等の疾患の
予防または治療に有効であることが判明した。
活性は、本酵素液に基質である14C−テストステロン1
μM、SNA−4606物質10〜100μM及びNA
DPH50μMを入れた試験管中で、37℃、60分間
反応させて生成した14C−5α−DHTをシリカゲル薄
層クロマトグラフィーで分離した後、シンチレーション
カウンターによって放射活性を測定し、SNA−460
6物質を添加しない場合の放射活性を100%として阻
害率を算出した。SNA−4606物質のテストステロ
ン−5α−レダクターゼに対する阻害活性IC50は、
6.6μMと極めて強い阻害活性を示したことから、こ
のSNA−4606物質は、男性ホルモン亢進によって
引き起こされる前立腺肥大症や皮膚機能亢進等の疾患の
予防または治療に有効であることが判明した。
【0022】次に本発明を実施例を挙げて具体的に説明
する。
する。
【実施例】グルコース 2%、可溶性澱粉 1%、肉エ
キス 0.1%、乾燥酵母 0.4%、塩化ナトリウム
0.2%、リン酸二水素カリウム 0.005%、寒
天1.5%を含む滅菌寒天斜面培地に、ストレプトミセ
ス sp.SNA−4606株(微工研菌寄第1291
2号)を接種し、27℃、14日間培養して種培養スラ
ントとした。次に、栄養培地(グルコース 2%、可溶
性澱粉 1%、肉エキス 0.1%、大豆粉末 2.5
%、乾燥酵母 0.4%、塩化ナトリウム 0.2%、
リン酸二水素カリウム 0.005%及び水100m
l)を入れた500ml容三角フラスコを滅菌した後、
種培養スラントから1〜2白金耳を取って培養基に接種
し、27℃、200rpmの条件で5日間、震盪培養を
行い、ジャーファーメンター培養に用いる種培養液とし
た。
キス 0.1%、乾燥酵母 0.4%、塩化ナトリウム
0.2%、リン酸二水素カリウム 0.005%、寒
天1.5%を含む滅菌寒天斜面培地に、ストレプトミセ
ス sp.SNA−4606株(微工研菌寄第1291
2号)を接種し、27℃、14日間培養して種培養スラ
ントとした。次に、栄養培地(グルコース 2%、可溶
性澱粉 1%、肉エキス 0.1%、大豆粉末 2.5
%、乾燥酵母 0.4%、塩化ナトリウム 0.2%、
リン酸二水素カリウム 0.005%及び水100m
l)を入れた500ml容三角フラスコを滅菌した後、
種培養スラントから1〜2白金耳を取って培養基に接種
し、27℃、200rpmの条件で5日間、震盪培養を
行い、ジャーファーメンター培養に用いる種培養液とし
た。
【0023】このようにして培養した種培養液200m
lを30l容量ジャーファーメンターに接種した。すな
わち、30l容量ジャーファーメンターに栄養培地(グ
ルコース 2%、可溶性澱粉 1%、肉エキス 0.1
%、大豆粉末 2.5%、乾燥酵母 0.4%、塩化ナ
トリウム 0.2%、リン酸二水素カリウム 0.00
5%及び水18l)を入れて滅菌した後、種培養液20
0mlを接種し、27℃、3日間、300rpm、1v
vmで培養した。培養後、培養液を遠心分離(10,0
00×g)処理によって菌体成分と培養上清に分けた。
この際、菌体は湿重量で1.38kg、培養上清は14
lそれぞれ得られた。
lを30l容量ジャーファーメンターに接種した。すな
わち、30l容量ジャーファーメンターに栄養培地(グ
ルコース 2%、可溶性澱粉 1%、肉エキス 0.1
%、大豆粉末 2.5%、乾燥酵母 0.4%、塩化ナ
トリウム 0.2%、リン酸二水素カリウム 0.00
5%及び水18l)を入れて滅菌した後、種培養液20
0mlを接種し、27℃、3日間、300rpm、1v
vmで培養した。培養後、培養液を遠心分離(10,0
00×g)処理によって菌体成分と培養上清に分けた。
この際、菌体は湿重量で1.38kg、培養上清は14
lそれぞれ得られた。
【0024】このようにして得られた菌体をアセトン8
lに浸漬した後、濾過して菌体を分離し、テストステロ
ン−5α−レダクターゼ阻害活性を有する画分を抽出し
た。そして、このアセトン抽出液を減圧下、40℃で2
lになるまで濃縮した。次にこの濃縮液を酢酸エチル2
lで2回振盪し、酢酸エチル溶液を集め、無水硫酸ナト
リウム400gで脱水した後、濾過して硫酸ナトリウム
を除去し、減圧下、40℃で濃縮、乾固して、テストス
テロン−5α−レダクターゼ阻害活性を有する粗活性画
分2.7gを得た。
lに浸漬した後、濾過して菌体を分離し、テストステロ
ン−5α−レダクターゼ阻害活性を有する画分を抽出し
た。そして、このアセトン抽出液を減圧下、40℃で2
lになるまで濃縮した。次にこの濃縮液を酢酸エチル2
lで2回振盪し、酢酸エチル溶液を集め、無水硫酸ナト
リウム400gで脱水した後、濾過して硫酸ナトリウム
を除去し、減圧下、40℃で濃縮、乾固して、テストス
テロン−5α−レダクターゼ阻害活性を有する粗活性画
分2.7gを得た。
【0025】この粗活性画分をシリカゲルカラムクロマ
トグラフィーによって分画した。すなわち、粗活性画分
をクロロホルム10mlに溶解し、シリカゲル(メルク
社製)300gを充填したガラス製カラム3×50cm
の上部に付した後、クロロホルム:メタノール=98:
2、96:4、94:6、92:8の溶媒各2lずつを
流した。分画は250mlずつ行い、分画画分7〜15
を集めて減圧下、40℃で濃縮、乾固し、濃縮物1.2
3gを得た。
トグラフィーによって分画した。すなわち、粗活性画分
をクロロホルム10mlに溶解し、シリカゲル(メルク
社製)300gを充填したガラス製カラム3×50cm
の上部に付した後、クロロホルム:メタノール=98:
2、96:4、94:6、92:8の溶媒各2lずつを
流した。分画は250mlずつ行い、分画画分7〜15
を集めて減圧下、40℃で濃縮、乾固し、濃縮物1.2
3gを得た。
【0026】このようにして得られた濃縮物を10mg
当たり10mlのメタノールに溶解し、分取用の逆相高
速液体クロマトグラフィー(カラム:資生堂カプセルパ
ックC18、30×250mm)によって、溶媒がメタノ
ール:水=80:20、流量27ml、注入量0.8m
l、検出252nmの条件で分取した。本発明のSNA
−4606物質は9分で溶出されるので、その画分を集
め、減圧下、40℃で濃縮、乾固し、濃縮物71mgを
得た。さらに、上記の濃縮物を50℃の酢酸エチル2m
lに溶解し、室温に18時間放置した後、グラスフィル
ターを用いて生成した結晶を分取した。次いで、この結
晶を減圧下で乾燥し、結晶60mgを得た。この物質の
理化学的性質を測定したところ、前記SNA−4606
物質であることが確認された。
当たり10mlのメタノールに溶解し、分取用の逆相高
速液体クロマトグラフィー(カラム:資生堂カプセルパ
ックC18、30×250mm)によって、溶媒がメタノ
ール:水=80:20、流量27ml、注入量0.8m
l、検出252nmの条件で分取した。本発明のSNA
−4606物質は9分で溶出されるので、その画分を集
め、減圧下、40℃で濃縮、乾固し、濃縮物71mgを
得た。さらに、上記の濃縮物を50℃の酢酸エチル2m
lに溶解し、室温に18時間放置した後、グラスフィル
ターを用いて生成した結晶を分取した。次いで、この結
晶を減圧下で乾燥し、結晶60mgを得た。この物質の
理化学的性質を測定したところ、前記SNA−4606
物質であることが確認された。
【0027】
【発明の効果】本発明の実施により、新規なSNA−4
606物質を得ることができた。本物質は、強いテスト
ステロン−5α−レダクターゼ阻害活性を有するので、
男性ホルモン亢進によって引き起こされる前立腺肥大症
や皮膚機能亢進等の疾患の予防または治療等の医薬品用
途として有用である。
606物質を得ることができた。本物質は、強いテスト
ステロン−5α−レダクターゼ阻害活性を有するので、
男性ホルモン亢進によって引き起こされる前立腺肥大症
や皮膚機能亢進等の疾患の予防または治療等の医薬品用
途として有用である。
【図1】SNA−4606物質の赤外吸収スペクトルを
示す。
示す。
【図2】SNA−4606物質の 1H−NMRスペクト
ルを示す。
ルを示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C12R 1:465)
Claims (5)
- 【請求項1】 ストレプトミセス属(Streptom
yces sp.)に属し、下記構造式を有する新規テ
ストステロン−5α−レダクターゼ阻害物質SNA−4
606産生菌。 【化1】 - 【請求項2】 ストレプトミセス属(Streptom
yces sp.)に属する菌が、ストレプトミセス
sp.SNA−4606(微工研菌寄第12912号)
である請求項1記載の産生菌。 - 【請求項3】 下記構造式で示される新規テストステロ
ン−5α−レダクターゼ阻害物質SNA−4606。 【化2】 - 【請求項4】 ストレプトミセス属に属する新規テスト
ステロン−5α−レダクターゼ阻害物質SNA−460
6生産菌を培養し、その菌体から新規テストステロン−
5α−レダクターゼ阻害物質SNA−4606を採取す
ることを特徴とする新規テストステロン−5α−レダク
ターゼ阻害物質SNA−4606の製造方法。 - 【請求項5】 SNA−4606生産菌が、ストレプト
ミセス sp.SNA−4606(微工研菌寄第129
12号)である請求項4記載の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4203172A JPH0625277A (ja) | 1992-07-08 | 1992-07-08 | 新規テストステロン−5α−レダクターゼ阻害物質SNA−4606産生菌、新規テストステロン−5α−レダクターゼ阻害物質SNA−4606及びその製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4203172A JPH0625277A (ja) | 1992-07-08 | 1992-07-08 | 新規テストステロン−5α−レダクターゼ阻害物質SNA−4606産生菌、新規テストステロン−5α−レダクターゼ阻害物質SNA−4606及びその製造法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0625277A true JPH0625277A (ja) | 1994-02-01 |
Family
ID=16469654
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4203172A Pending JPH0625277A (ja) | 1992-07-08 | 1992-07-08 | 新規テストステロン−5α−レダクターゼ阻害物質SNA−4606産生菌、新規テストステロン−5α−レダクターゼ阻害物質SNA−4606及びその製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0625277A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6645611B2 (en) | 2001-02-09 | 2003-11-11 | 3M Innovative Properties Company | Dispensable oil absorbing skin wipes |
| US7157093B1 (en) | 1997-12-05 | 2007-01-02 | 3M Innovative Properties Company | Oil cleaning sheets for makeup |
| CN102344468A (zh) * | 2011-07-13 | 2012-02-08 | 马丁 | 一类新型的akt/pkb激酶激动剂的获得及其用途 |
-
1992
- 1992-07-08 JP JP4203172A patent/JPH0625277A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7157093B1 (en) | 1997-12-05 | 2007-01-02 | 3M Innovative Properties Company | Oil cleaning sheets for makeup |
| US6645611B2 (en) | 2001-02-09 | 2003-11-11 | 3M Innovative Properties Company | Dispensable oil absorbing skin wipes |
| CN102344468A (zh) * | 2011-07-13 | 2012-02-08 | 马丁 | 一类新型的akt/pkb激酶激动剂的获得及其用途 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH0285296A (ja) | Fr901228物質およびその製造法 | |
| JPH0216756B2 (ja) | ||
| EP1296989B1 (en) | Polycyclic xanthones as antibiotics | |
| JPH0625277A (ja) | 新規テストステロン−5α−レダクターゼ阻害物質SNA−4606産生菌、新規テストステロン−5α−レダクターゼ阻害物質SNA−4606及びその製造法 | |
| JPH10130269A (ja) | カルボリン誘導体 | |
| JP4380913B2 (ja) | 新規ft−0554物質及びその製造法 | |
| JPH03157372A (ja) | Yl―01869p物質及びその製造法 | |
| US4725621A (en) | CL-1957E antibiotic compound and its production | |
| JPH0120153B2 (ja) | ||
| JP3327982B2 (ja) | 新規な抗生物質mi481−42f4−a関連物質 | |
| JPS6253518B2 (ja) | ||
| JPH08198888A (ja) | ジヒドロフェナジン誘導体 | |
| JP2795489B2 (ja) | 新規物質dc115a化合物 | |
| JP3386842B2 (ja) | Mj202−72f3物質の新規エステル | |
| JPS62186787A (ja) | 新規な微生物 | |
| JP2002284799A (ja) | 新規生理活性物質mk600−a、b、cおよびdとその製造方法 | |
| JP2576883B2 (ja) | S−632−b▲下1▼およびs−632−b▲下2▼物質 | |
| JPH10251289A (ja) | 新規抗生物質ノスラマイシンとその製造方法 | |
| JPH11193280A (ja) | 新規抗生物質デカトロマイシンaおよびbとその製造法 | |
| JPH05331181A (ja) | ファルネシルトランスフェラーゼ阻害物質oh−4652物質およびその製造法 | |
| WO2002026744A1 (en) | Mpc1001 derivatives | |
| JPS62174040A (ja) | 3”−ヒドロキシ−ml−236b誘導体およびその製造法 | |
| JPH06316595A (ja) | 環状ペプチド化合物 | |
| JP2001055386A (ja) | 抗生物質ツベラクトマイシンb、dおよびeとその製造法 | |
| JPH08208644A (ja) | 新規抗生物質クレミマイシンとその製造法及び用途 |