JPH062536Y2 - 農業用トンネルハウスの支柱 - Google Patents
農業用トンネルハウスの支柱Info
- Publication number
- JPH062536Y2 JPH062536Y2 JP1988115313U JP11531388U JPH062536Y2 JP H062536 Y2 JPH062536 Y2 JP H062536Y2 JP 1988115313 U JP1988115313 U JP 1988115313U JP 11531388 U JP11531388 U JP 11531388U JP H062536 Y2 JPH062536 Y2 JP H062536Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pillar
- split bamboo
- polyethylene resin
- film
- tunnel house
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Protection Of Plants (AREA)
- Chemical And Physical Treatments For Wood And The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、野菜等の栽培に当たり、田畑の畦上に設置
される農業用トンネルハウスにおける支柱の改良に関す
る。
される農業用トンネルハウスにおける支柱の改良に関す
る。
近年、野菜等の生産は、露地物からハウス栽培へと移行
し、ハウス栽培においても従来の本格的な温室の利用が
後退して、所謂トンネルハウスが広く利用されるように
なった。
し、ハウス栽培においても従来の本格的な温室の利用が
後退して、所謂トンネルハウスが広く利用されるように
なった。
一般に上記トンネルハウスは、第3図に見られるように
畦(イ)上に弓状に撓曲した支柱(ロ)を一定間隔で多数架設
した上、該支柱上に透明の塩化ビニルフィルム(ハ)を張
設するものである。
畦(イ)上に弓状に撓曲した支柱(ロ)を一定間隔で多数架設
した上、該支柱上に透明の塩化ビニルフィルム(ハ)を張
設するものである。
而して従来、上記支柱としては天然の割竹が広く用いら
れていたが、割竹は耐候性、耐薬品性に乏しく、虫害を
受ける恐れが多い他、これを撓曲した場合に、その表面
に生じるささくれ等によって張設されるフィルムが損傷
乃至は破断することから、近年、天然の割竹の全面を塩
化ビニル樹脂(以下単に「塩ビ」と略称する)で被覆し
た支柱が散見されるようになった。
れていたが、割竹は耐候性、耐薬品性に乏しく、虫害を
受ける恐れが多い他、これを撓曲した場合に、その表面
に生じるささくれ等によって張設されるフィルムが損傷
乃至は破断することから、近年、天然の割竹の全面を塩
化ビニル樹脂(以下単に「塩ビ」と略称する)で被覆し
た支柱が散見されるようになった。
しかしながら上記従来の被覆支柱は、これを被って同じ
塩ビフィルムを張設した場合、上記支柱とフィルムとの
接触面において、双方の塩ビに含有されている可塑剤が
互いに移行することから支柱にフィルムが貼付くことが
多かった。
塩ビフィルムを張設した場合、上記支柱とフィルムとの
接触面において、双方の塩ビに含有されている可塑剤が
互いに移行することから支柱にフィルムが貼付くことが
多かった。
一方トンネルハウスでは、作物に肥料や農薬を補給する
場合等に、その都度、上記フィルムを支柱上から取り除
く必要があるが、上述したようにフィルムが支柱に貼付
いている状態では、そのフィルムを剥がすのに多大の手
間を要する上、屡々破れて再度の使用が不可能となるこ
とから、経済的にも極めて効率の悪いものとなってい
た。
場合等に、その都度、上記フィルムを支柱上から取り除
く必要があるが、上述したようにフィルムが支柱に貼付
いている状態では、そのフィルムを剥がすのに多大の手
間を要する上、屡々破れて再度の使用が不可能となるこ
とから、経済的にも極めて効率の悪いものとなってい
た。
本考案は、上記課題を解決するためトンネルハウスにお
ける支柱の表面に塩ビフィルムが貼付かず、しかも内部
の割竹に腐敗や虫害などが発生し難い支柱を提供するこ
とを目的としたものである。
ける支柱の表面に塩ビフィルムが貼付かず、しかも内部
の割竹に腐敗や虫害などが発生し難い支柱を提供するこ
とを目的としたものである。
上記の目的を達成するため本考案は、乾燥して含水率を
10%前後に調整した一定長の割竹の両端面を含む表裏
面全面をポリエチレン系樹脂で被覆すると共に、その表
面を含む両側面または/および底面を暗色としたもので
ある。
10%前後に調整した一定長の割竹の両端面を含む表裏
面全面をポリエチレン系樹脂で被覆すると共に、その表
面を含む両側面または/および底面を暗色としたもので
ある。
本考案の各支柱は、その上面に塩ビフィルムを張設した
場合、支柱表面のポリエチレン系樹脂と上記塩ビフィル
ムとの間で可塑剤の移行が生じず、そのため支柱表面に
フィルムが貼付くことがないという格別の作用を有す
る。
場合、支柱表面のポリエチレン系樹脂と上記塩ビフィル
ムとの間で可塑剤の移行が生じず、そのため支柱表面に
フィルムが貼付くことがないという格別の作用を有す
る。
また、10%前後という適度の含水率に調整された割竹
の全面をポリエチレン系樹脂で被覆したため、支柱を曲
げる際に割竹表面に発生するささくれが防止されて充分
な撓曲性が得られる一方、不使用時には上記ポリエチレ
ン系樹脂の弾性によって支柱全体が直状に復する。
の全面をポリエチレン系樹脂で被覆したため、支柱を曲
げる際に割竹表面に発生するささくれが防止されて充分
な撓曲性が得られる一方、不使用時には上記ポリエチレ
ン系樹脂の弾性によって支柱全体が直状に復する。
更に、支柱内部の割竹は当初の10%前後の乾燥状態が
維持されて、腐敗が発生し難い上、暗色の樹脂被覆が日
照等に対する耐候性を高め、その劣化を予防するという
作用を奏する。
維持されて、腐敗が発生し難い上、暗色の樹脂被覆が日
照等に対する耐候性を高め、その劣化を予防するという
作用を奏する。
以下、本考案の構成を図面に示す実施例に従って更に具
体的に述べると、1は幅20mm、厚さ5mm、長さ2.5
mに成形された割竹であって、予め含水率を10%前後
に調整したものである。又2は上記割竹の両端面を含む
表裏面全面を0.5mmの厚さで被覆する黒色のポリエチ
レン樹脂、3は必要に応じて上記被覆樹脂2の上面(表
面)側に条設された例えば黄色などの明色調の模様線を
示す。
体的に述べると、1は幅20mm、厚さ5mm、長さ2.5
mに成形された割竹であって、予め含水率を10%前後
に調整したものである。又2は上記割竹の両端面を含む
表裏面全面を0.5mmの厚さで被覆する黒色のポリエチ
レン樹脂、3は必要に応じて上記被覆樹脂2の上面(表
面)側に条設された例えば黄色などの明色調の模様線を
示す。
而して、上記実施例に見られる本案支柱の被覆手段は任
意であるが、その表面に細い模様線を設ける場合では、
例えば二連式の押出成型機(特開昭55−150327
号公報など参照)における一方のスクリューシリンダー
に上記割竹被覆用の黒色のポリエチレン樹脂2を、また
他方のスクリューシリンダーに模様線3を形成する明色
のポリエチレン樹脂をそれぞれ充填して、両樹脂を同時
に加熱押出するようにすれば、表面に上記模様線3を備
えた目的の支柱が極めて能率的に量産可能である。
意であるが、その表面に細い模様線を設ける場合では、
例えば二連式の押出成型機(特開昭55−150327
号公報など参照)における一方のスクリューシリンダー
に上記割竹被覆用の黒色のポリエチレン樹脂2を、また
他方のスクリューシリンダーに模様線3を形成する明色
のポリエチレン樹脂をそれぞれ充填して、両樹脂を同時
に加熱押出するようにすれば、表面に上記模様線3を備
えた目的の支柱が極めて能率的に量産可能である。
尚、上記割竹1とポリエチレン樹脂2との結合性を高め
る目的で割竹1の表面に予め適宜な接着剤を塗布するこ
とも自由である。
る目的で割竹1の表面に予め適宜な接着剤を塗布するこ
とも自由である。
上記被覆樹脂2は黒色の他、濃紺などの暗色調としても
同等の耐候性が得られ、又上記模様線3は特に必須の構
成要件ではないが、これを付することにより、該支柱の
撓曲方向、即ち支柱の表裏の判断が容易となる。
同等の耐候性が得られ、又上記模様線3は特に必須の構
成要件ではないが、これを付することにより、該支柱の
撓曲方向、即ち支柱の表裏の判断が容易となる。
この他、本考案の支柱は上例のものに限らず、例えば支
柱の表面(上面)側を銀色とするか、または模様線3を
銀色などの反射色調とし、残る部分を黒色等の暗色調と
しても良く、この場合の表面反射光が害虫忌避に効果を
齎らすのである。
柱の表面(上面)側を銀色とするか、または模様線3を
銀色などの反射色調とし、残る部分を黒色等の暗色調と
しても良く、この場合の表面反射光が害虫忌避に効果を
齎らすのである。
本考案の支柱は、割竹の全表面をポリエチレン系樹脂で
被覆したものであるから、通常の塩ビフィルムを張設し
た場合でも、従来の塩ビ被覆の支柱に見られた可塑剤の
移行がなく、その結果、支柱表面に塩ビフィルムが貼付
くことがないので、肥料や農薬を施す場合など、塩ビフ
ィルムを一時的に取除く際の作業能率を大幅に向上させ
ることができる。
被覆したものであるから、通常の塩ビフィルムを張設し
た場合でも、従来の塩ビ被覆の支柱に見られた可塑剤の
移行がなく、その結果、支柱表面に塩ビフィルムが貼付
くことがないので、肥料や農薬を施す場合など、塩ビフ
ィルムを一時的に取除く際の作業能率を大幅に向上させ
ることができる。
また本考案の支柱は、含水率が10%前後と低い割竹を
被覆するため、支柱内部の乾燥状態が維持され、腐敗の
発生が起こり難く、且つ支柱の地色が暗色であることか
ら、被覆樹脂の劣化を防止することができると共に、上
記害虫の忌避効果は支柱の表面側を銀色などの反射乃至
は乱反射色とすることにより、有効に発揮されるもので
ある。
被覆するため、支柱内部の乾燥状態が維持され、腐敗の
発生が起こり難く、且つ支柱の地色が暗色であることか
ら、被覆樹脂の劣化を防止することができると共に、上
記害虫の忌避効果は支柱の表面側を銀色などの反射乃至
は乱反射色とすることにより、有効に発揮されるもので
ある。
この他、本考案の支柱は上述の通り、内部の割竹の全表
面がポリエチレン系樹脂で被覆されているため、撓曲時
のささくれの表出が防止されると同時に、必要とされる
撓曲性並びに復元性が得られ、特に不使用時における支
柱の保管や運搬に利便であるなど、種々の優れた実用的
利点を有するものである。
面がポリエチレン系樹脂で被覆されているため、撓曲時
のささくれの表出が防止されると同時に、必要とされる
撓曲性並びに復元性が得られ、特に不使用時における支
柱の保管や運搬に利便であるなど、種々の優れた実用的
利点を有するものである。
第1図は本考案の支柱の平面図、第2図はその縦断面
図、また第3図はトンネルハウスの一部を切欠して示す
正面図である。 尚、図中1…割竹、2…ポリエチレン樹脂。
図、また第3図はトンネルハウスの一部を切欠して示す
正面図である。 尚、図中1…割竹、2…ポリエチレン樹脂。
Claims (1)
- 【請求項1】一定長を有し、含水率を10%前後に調整
した割竹1の両端面を含む表裏面全面をポリエチレン系
樹脂2で被覆すると共に、少なくとも表面を含むその両
側面を暗色としたことを特徴とする農業用トンネルハウ
スの支柱。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988115313U JPH062536Y2 (ja) | 1988-08-31 | 1988-08-31 | 農業用トンネルハウスの支柱 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988115313U JPH062536Y2 (ja) | 1988-08-31 | 1988-08-31 | 農業用トンネルハウスの支柱 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0236953U JPH0236953U (ja) | 1990-03-12 |
| JPH062536Y2 true JPH062536Y2 (ja) | 1994-01-26 |
Family
ID=31356861
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1988115313U Expired - Lifetime JPH062536Y2 (ja) | 1988-08-31 | 1988-08-31 | 農業用トンネルハウスの支柱 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH062536Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS56150360U (ja) * | 1980-04-09 | 1981-11-11 |
-
1988
- 1988-08-31 JP JP1988115313U patent/JPH062536Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0236953U (ja) | 1990-03-12 |
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