JPH06254882A - ポリオレフィン系樹脂のプレス成形方法 - Google Patents
ポリオレフィン系樹脂のプレス成形方法Info
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- JPH06254882A JPH06254882A JP4945593A JP4945593A JPH06254882A JP H06254882 A JPH06254882 A JP H06254882A JP 4945593 A JP4945593 A JP 4945593A JP 4945593 A JP4945593 A JP 4945593A JP H06254882 A JPH06254882 A JP H06254882A
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Abstract
いポリオレフィン系樹脂のプレス成形方法を提供する。 【構成】 水酸基、アミノ基、カルボン酸基、無水カル
ボン酸基、エポキシ基より選ばれた官能基の少なくとも
1種以上が結合した官能化ポリオレフィン系樹脂5〜1
00重量%を含むポリオレフィン系樹脂をプレス成形す
るにあたり、(1)溶融状態にあるポリオレフィン系樹
脂を、射出成形機を用いてプレス金型間に供給し、
(2)次いで、該プレス金型の少なくとも一方を移動さ
せ、プレス成形することを特徴とするポリオレフィン系
樹脂のプレス成形方法。 【効果】 トリクロロエタン洗浄、プライマー処理等の
塗装前処理を施さなくとも、塗装密着性に優れるポリオ
レフィン系樹脂成形品をハイサイクルで成形できる。
Description
歪の少ないポリオレフィン系樹脂成形品を得るプレス成
形方法に関する。更に詳しくは、トリクロロエタン処
理、及びプライマー処理を行なう事なく優れた塗装密着
性を示し、ソリ、歪の少ない成形品をハイサイクルで成
形できるポリオレフィン系樹脂の成形方法に関し、自動
車外装部品、家電部品、及びその他のあらゆる塗装部品
の成形に有効に用いることができる。
溶剤性、耐薬品性に優れることに加え、軽量でかつ安価
であり、汎用樹脂として広範に使用されている。また、
剛性、耐衝撃性に代表される機械特性が不十分である欠
点についても特開平4−153243号等に記載のフィ
ラー・エラストマー強化、あるいは特開平4−9335
3号等に記載のポリマーアロイ化等によりエンジニアリ
ングプラスチックのレベルまで改善する技術が開示さ
れ、より広範な用途への適用が期待される。
性な官能基を有していない為、塗装性に代表される外観
装飾性が極めて悪く、塗装が必要な成形品においては、
一般にトリクロロエタン等のハロゲン化炭化水素による
脱脂洗浄に加えて、塩素化ポリオレフィンを含むプライ
マー等による表面処理を行わなければ充分な塗装密着強
度を得ることができない。
マー処理は、工程の増加、処理コストの増加等の問題と
して取上げられていたが、近年ではさらにハロゲン化炭
化水素による環境問題も加わり、将来的にはこれらの工
程を省略する事が望ましい状況にある。ポリオレフィン
系樹脂の塗装性を向上させる方法としては、塗装性を改
善したポリオレフィン系樹脂組成物、ポリオレフィンの
塗装性を改善する前処理方法、ポリオレフィンへの密着
性が良好な塗料等が多数開示されているが、いずれも充
分な効果が発現していないか、あるいはポリオレフィン
系樹脂の優れた特性を失うものであり充分とはいえな
い。
292号に記載の水酸基を持つ反応性化合物をグラフト
したポリプロピレン系重合体組成物は、優れた塗装密着
性を示す場合もあるが、成形方法によっては最表面の官
能基が少なくなり塗装性が低下する場合が多く、また、
特開平4−261450号に記載の特定のエラストマー
を混合したポリプロピレン樹脂組性物は、プライマー処
理なしに充分な塗装性を得ることができず、また、特開
平4−227957号に記載のポリプロピレンとポリア
ミドと改質剤からなる熱可塑性樹脂組成物は、塗装性の
向上を図れるものの比重が高くなり、ポリオレフィンの
特性である低比重が活かされず、いずれも充分ではな
い。 (2)塗装性を改善する前処理方法として、クロム酸処
理、サンドブラスト処理、火炎処理、コロナ放電処理、
プラズマ処理等が挙げられるが、充分な塗装性が得られ
ないばかりでなく、処理工程の増加によって繁雑となり
好ましくない。同様に、特開平4−266935号に記
載の成形品表面のポリヒドロキシエチルアクリレート処
理も処理工程が繁雑となり好ましくない。 (3)ポリオレフィンへの密着性が良好な塗料として、
特開平4−132783号等に記載の塩素化ポリオレフ
ィンを含む塗料が挙げられるが、これらは塗膜自体の耐
候性が悪くなり好ましくない。
出願人は既に特願平4−308592号に記載の官能化
ポリオレフィンを含んだポリオレフィン用い、かつ射出
成形するにあたり予め金型表面を高周波により加熱する
方法を提示した。しかし、上記の方法では塗装性の向上
を図れるものの、大型の成形品を成形する場合におい
て、成形品全体の表面改質効果を均一にする高周波加熱
機の配置が難しく、また5〜10秒の高周波加熱時間に
よりハイサイクルの限界があり充分ではない。
似の発明としては、特公平2−58089号、特開平4
−138233号等に記載の成形方法が挙げられるが、
これらの発明は官能化ポリオレフィンを用いた効果を示
しておらず、本発明の目的である塗装性の改良が図れな
い。
リオレフィンの優れた特性を失わずに、充分な塗装密着
性を得る方法としては、現行のトリクロロエタン洗浄と
プライマー処理を用いる方法が最適であるが、工程増の
問題、環境問題等を考え合わせると該トリクロロエタン
洗浄、プライマー処理は適当ではない。
に、充分な塗装密着性を持ち、かつソリ、歪の少ない成
形品をハイサイクルで生産できるプレス成形方法を提供
することにある。
酸基、アミノ基、カルボン酸基、無水カルボン酸基、エ
ポキシ基より選ばれた官能基の少なくとも1種以上が結
合した官能化ポリオレフィン系樹脂5〜100重量%を
含むポリオレフィン系樹脂をプレス成形するにあたり、
(1)溶融状態にあるポリオレフィン系樹脂を、射出成
形機を用いてプレス金型間に供給し、(2)次いで、該
プレス金型の少なくとも一方を移動させ、プレス成形す
ることを特徴とするポリオレフィン系樹脂のプレス成形
方法である。
えば、(1)高圧法エチレン単独重合体、高圧法エチレ
ン−αオレフィンランダム共重合体等であり、23℃に
おける密度が0.88〜0.94g/cm3 、190℃
における2.16kg荷重のメルトインデックスが0.
1〜100dg/分である低密度ポリエチレン、(2)
低圧法エチレン単独重合体、低圧法エチレン−αオレフ
ィンランダム共重合体等であり、23℃における密度が
0.94〜0.98g/cm3 、190℃における2.
16kg荷重のメルトインデックスが0.01〜100
dg/分である高密度ポリエチレン、(3)低圧法エチ
レン−αオレフィンランダム共重合体であり、23℃に
おける密度が0.88〜0.94g/cm3 、190℃
における2.16kg荷重のメルトインデックスが0.
1〜100dg/分である直鎖状低密度ポリエチレン、
(4)プロピレン単独重合体、プロピレン−エチレンラ
ンダム共重合体、プロピレン−エチレンブロック共重合
体等であり、23℃における密度が0.88〜0.93
g/cm3 、230℃におけるメルトフローレートが
0.1〜100dg/分のポリプロピレン、及び(5)
ポリブテンが挙げられる。
ポリブテン等のポリオレフィンは、結晶性であれば問題
なく使用することができ、また、その結晶化度が20%
以上であるポリオレフィンが好ましい。これらのポリエ
チレン、ポリプロピレン、ポリブテン等のポリオレフィ
ンは、単独でも、あるいは混合物を用いても良い。この
うち、チーグラナッタ型、あるいはメタロセン型等に代
表される、ポリマーに立体規則性を与える触媒系を用い
て製造された、プロピレン単独重合体、プロピレン−エ
チレンランダム共重合体、プロピレン−エチレンブロッ
ク共重合体等のポリプロピレン、及びこれらのポリプロ
ピレンの混合物がさらに好ましい。 官能化ポリオレフィン系樹脂 本発明に用いられる官能化ポリオレフィン系樹脂は、例
えば下記に示す樹脂より選択することができるが、下記
に示す樹脂以外でもポリオレフィン系の分子構造と、請
求項1に記載の水酸基、アミノ基、カルボン酸基、無水
カルボン酸基、エポキシ基の少なくとも1種の官能基が
同一分子鎖内に存在する構造の樹脂ならば好適に使用す
ることができる。 (1)グラフト変性ポリオレフィン 前記のポリオレフィン系樹脂、分子量が500〜2万の
ポリオレフィン系樹脂低分子量体、エチレン−プロピレ
ンゴム、エチレン−ブテンゴム、エチレン−プロピレン
−ジエンゴム、ブタジエンゴム、スチレン−ブタジエン
ゴム、水添スチレン−ブタジエンゴム、スチレン−イソ
プレンゴム、水添スチレン−イソプレンゴム等のオレフ
ィン系エラストマーのいずれか、あるいはその混合物と
するベース樹脂に対し、(A)マレイン酸、イタコン
酸、メタクリル酸、アクリル酸等の不飽和カルボン酸
類、無水マレイン酸、無水イタコン酸等の不飽和カルボ
ン酸無水物類、(B)メタクリル酸2−ヒドロキシエチ
ル、アクリル酸2−ヒドロキシエチル、メタクリル酸2
−ヒドロキシプロピル、アクリル酸2−ヒドロキシプロ
ピル、メタクリル酸3−ヒドロキシプロピル、アクリル
酸3−ヒドロキシプロピル、メタクリル酸グリセリン、
メタクリル酸ペンタエルスリトール、メタクリル酸ポリ
エチレングリコール、メタクリル酸ポリプロピレングリ
コール等の末端に水酸基を有する不飽和カルボン酸エス
テル類、(C)メタクリル酸グリシジル、アクリル酸グ
リシジル等の末端にエポキシ基を有する不飽和カルボン
酸エステル類、あるいは(D)アリルアルコール等の不
飽和アルコール類等の官能基を含有する反応性モノマー
を、有機過酸化物、あるいは電子線等により発生させた
ラジカルを用いてグラフト反応を行なわせることにより
得られるグラフト変性ポリオレフィン、及び(E)これ
らのグラフト変性ポリオレフィンの官能化末端をジアミ
ン、ジオール、アミノアルコール等の同一分子内に2以
上の官能基を持つ化合物を用いて官能基の再変性を行っ
た再変性ポリオレフィンが好適に使用できる。
び再変性ポリオレフィンに結合した反応性モノマーの量
は、0.01〜10重量%が好ましく、0.05〜5重
量%が特に好ましい。0.01重量%以下であると塗装
密着性が低下し、10重量%以上となるとポリオレフィ
ン本来の特徴である機械特性、耐候性等が低下する。 (2)エチレン系多元共重合体 高圧法により製造された、エチレンモノマーとエチレン
性二重結合を持つ反応性モノマーのランダム共重合体で
あり、エチレン性二重結合を持つ反応性モノマーとして
は、アクリル酸、メタクリル酸、アクリル酸アルキルエ
ステル、メタクリル酸アルキルエステル、アクリル酸グ
リシジル、メタクリル酸グリシジル、マレイン酸、無水
マレイン酸、アクリル酸ヒドロキシアルキル、メタクリ
ル酸ヒドロキシアルキル、酢酸ビニル、及びこれらの混
合物であり、例えば、エチレン−アクリル酸アルキル−
無水マレイン酸共重合体等が挙げられる。
要に応じてαオレフィンが含まれていても良く、また、
エチレン−酢酸ビニル共重合体等についてはケン化して
使用しても良い。これらのエチレン系多元共重合体の分
子内に含まれるエチレン性二重結合を持つ反応性モノマ
ー単位の樹脂全体に占める重量割合は、0.01〜40
重量%が好ましく、0.05〜20重量%が特に好まし
い。0.01重量%以下であると塗装密着性が低下し、
40重量%以上となるとポリオレフィン本来の特徴であ
る機械特性、耐候性等が低下する。
変性ポリオレフィン、エチレン系多元共重合体は、単独
あるいは2種以上の混合物として用いることができる。官能化ポリオレフィン系樹脂を含むポリオレフィン系樹
脂 本発明に用いられる官能化ポリオレフィン系樹脂を含む
ポリオレフィン系樹脂中の官能化ポリオレフィン系樹脂
の比率は、5〜100重量%が好ましく、10〜100
重量%が特に好ましい。5重量%以下であると塗装密着
性が不足する。
ン系樹脂を含むポリオレフィン系樹脂には、エチレン−
プロピレンゴム、プロピレン−エチレンゴム、エチレン
−ブテンゴム、エチレン−プロピレン−ジエンゴム、エ
チレン−プロピレン−ブテンゴム、ブラジエンゴム等の
ポリオレフィン系ゴム、スチレン−ブタジエンゴム、水
添スチレン−ブタジエンゴム、スチレン−イソプレンゴ
ム、水添スチレン−イソプレンゴム等のスチレン−オレ
フィン系ゴム、タルク、炭酸カルシウム、ガラスファイ
バー、チタン酸カリ、マグネシウムオキシサルフェート
等の無機フィラー、ポリエステル、ポリアミド等の有機
フィラー、フェノール系酸化防止剤、リン系酸化防止
剤、イオウ系酸化防止剤、ヒンダードアミン系耐候剤、
難燃剤、滑剤、着色剤等の添加剤等を、単独でも、ある
いは任意の組合せから選択したものが混合されていても
問題なく使用することができる。プレス成形方法 請求項1に記載の官能化ポリオレフィン系樹脂を含むポ
リオレフィン系樹脂を、樹脂の融点以上に加熱したプレ
ス金型間で加圧溶融し、次いで20〜30℃で加圧冷却
する通常のプレス成形方法を用いて成形した場合には、
塗装性の向上を図れるものの成形サイクルが長く実用的
ではない。
目標厚み以上に開いたプレス金型間に、射出成形機を用
いて、少なくともキャビティ量と同量の樹脂を供給し、
その樹脂の供給開始時から終了時までの任意の時間にお
いてプレス金型の一方、あるいは両方を接近させるよう
に移動させ、樹脂の固化が終了するまでに目的厚みに合
わせる方法である。プレス金型の型開き方向に特に制限
はないが、上下方向が好ましい。
み(t2)の比率は、t1/t2>1.1以上が好ましく、t1
/t2>1.3以上が特に好ましい。t1/t2が1.1以下
であると、成形品の表面にスキン層と呼ばれる結晶性の
異なる層が発生する為、最表面における官能基の存在を
阻害し、塗装性の改良が図れない。金型の材質として
は、一般に用いられている(A)炭素鋼、ステンレス鋼
等の鋼、(B)ベリリウム−銅、ZAS、アルミニウム
等の合金、及び(C)鉄等の金属を用いることができ
る。
ッケルメッキ等のメッキ処理、(B)ジルコニア、アル
ミナ、窒化珪素、炭化珪素、窒化チタン等によるセラミ
ックコーティング、(C)ポリイミド等の耐熱性樹脂に
よる厚み10〜1000μmの熱不良導体コーティン
グ、及び(D)シボ加工等の表面凸凹処理等を任意に選
択して使用できる。但し、熱不良導体としてテフロンを
用いた場合には特異的に、成形体表面にテフロンの微粉
が付着し、塗装性を阻害する場合が多く、好ましくな
い。
融した樹脂中にガス状物質を注入して射出成形を行う方
法である一般にガスアシスト法と呼ばれる方法を併用し
ても良い。金型間に射出される樹脂の温度は170〜3
00℃が好ましい。170℃以下では射出成形機のトル
クが増大し成形困難となると共に塗装性の改良効果も低
下し、また300℃以上では樹脂の分解が発生して好ま
しくない。
50〜100℃が特に好ましい。40℃以下では成形品
表面に小ジワが発生し、120℃以上では成形サイクル
が長くなり好ましくない。塗料、及び塗装方法 本発明で用いられる塗料は、一般的に用いられる塗料な
らば特に限定はなく、アルキド系塗料、アミノアルキド
系塗料、エポキシ系塗料、ポリウレタン系塗料、熱硬化
性アクリル系塗料等を用いる事ができる。
エタン等のハロゲン化炭化水素による脱脂洗浄、塩素化
ポリオレフィン等のプライマーによる表面処理、あるい
は界面活性剤を含んだ高圧水による表面洗浄等を行なっ
ても特に問題はなく、良好な塗装密着性を示す。成形品
に対する塗料の塗付方法については、一般的に用いられ
ている塗装方法ならば特に制限はなく、ハケによる塗装
方法、あるいはスプレーガンによる塗装方法等を用いる
ことができる。成形品最表面における元素濃度比 塗装密着性に関与する水酸基、アミノ基、カルボン酸
基、無水カルボン酸基、エポキシ基等の官能基が最表面
に存在しない場合は、官能化ポリオレフィン系樹脂を含
むポリオレフィン系樹脂の成形品でも良好な塗装密着性
を示さない。
最表面の特定の元素濃度の比率により評価する事がで
き、成形品最表面の酸素濃度(CO )、炭素濃度
(CC )、及び窒素濃度(CN )に対し、(CO +
CN )/CC が、0.005〜0.300であり、さら
に好ましくは0.010〜0.200であり、特に好ま
しくは0.015〜0.150である。
良好な塗装密着性が得られず、また上限より大きい場合
は、塗装膜と強固に密着している最表層部分が塗装膜と
共に成形品から剥離する、いわゆる表層剥離が発生した
り、ポリオレフィン系樹脂の特徴である耐候性が低下し
て好ましくない。
するが、これは例示であり、本発明が以下の実施例によ
って限定されるものではない。実施例、比較例に使用し
た材料、及び評価方法は下記に示す通りである。 (材料A)プロピレン−エチレンブロック共重合体 MFIが、4.0g/10分(230℃:2.16kg
f)、エチレン含有量が、7.0%のものを用いた。 (材料B1)変性ポリプロピレン1 パウダー状のプロピレン単独重合体(MFI:0.5g
/10分)を100重量部と、2,5−ジメチル−2,
5−ジ(t−ブチルパーオキシ)ヘキサンを0.24重
量部と、グリセリンモノメタクリレートを1.5重量部
と、熱安定剤であるテトラキス[メチレン−3(3’,
5’−ジ−t−ブチル−4’−ヒドロキシ)フェニルプ
ロピオネート]メタン(MARK−AO60:旭電化
製)を0.1重量部の混合物をヘンシェルミキサーで5
分間混合し、真空ベント付の同方向回転二軸押出機(P
CM45:池貝鉄工製)において反応押出を行ない材料
B1を得た。
(230℃:2.16kgf)であり、IRスペクトル
におけるカルボニル吸収ピークより求めたグリセリンモ
ノメタクリレート変性率は、0.42重量%であった。 (材料B2)変性ポリプロピレン2 パウダー状のプロピレン単独重合体(MFI:0.5g
/10分)を100重量部と、2,5−ジメチル−2,
5−ジ(t−ブチルパーオキシ)ヘキサンを0.24重
量部と、グリシジルメタクリレートを1.5重量部と、
熱安定剤であるテトラキス[メチレン−3(3’,5’
−ジ−t−ブチル−4’−ヒドロキシ)フェニルプロピ
オネート]メタン(MARK−AO60:旭電化製)を
0.1重量部の混合物をヘンシェルミキサーで5分間混
合し、真空ベント付の同方向回転二軸押出機(PCM4
5:池貝鉄工製)において反応押出を行ない材料B2を
得た。
(230℃:2.16kgf)であり、IRスペクトル
におけるカルボニル吸収ピークより求めたグリシジルメ
タクリレート変性率は、0.45重量%であった。 (材料B3)変性ポリプロピレン3 パウダー状のプロピレン単独重合体(密度:0.90g
/cm3 、MFI:0.5g/10分)を100重量部
と、2,5−ジメチル−2,5−ジ(t−ブチルパーオ
キシ)ヘキサンを0.20重量部と、無水マレイン酸を
1.5重量部と、熱安定剤であるテトラキス[メチレン
−3(3’,5’−ジ−t−ブチル−4’−ヒドロキ
シ)フェニルプロピオネート]メタン(MARK−AO
60:旭電化製)を0.1重量部の混合物をヘンシェル
ミキサーで5分間混合し、真空ベント付の同方向回転二
軸押出機(PCM45:池貝鉄工製)において反応押出
を行ない、無水マレイン酸グラフト率が0.82重量%
の変性ポリプロピレンを得た。
レン100重量部とヘキサメチレンジアミン3重量部を
混合し、上記の同方向回転二軸押出機により混練を行い
材料B3を得た。尚、材料B3の230℃における2.
16kg荷重のメルトフローレートは70dg/分であ
った。 (材料C)エチレン−プロピレンゴム MFIが、3.0dg/分(230℃:2.16kg
f)、プロピレン含有量が、30重量%のものを用い
た。 (材料D)タルク 平均粒径が、1.7μmのものを用いた。 (評価方法A)塗装密着性 得られた平板を成形後2日間放置し、スプレーガンによ
りウレタン系塗料(レタンPG60/プラスチック用硬
化剤使用:関西ペイント製)を約20μmの厚さで塗布
し、更に1週間放置後、JIS−K5400に準じ成形
品の中央附近の塗膜上にカッターナイフを用いて1mm
間隔の碁盤目を100個入れ、セロファンテープにより
碁盤目剥離テストを行なった後に残存する碁盤目の数を
示した。 (評価方法B)成形品最表面の特定元素の濃度比 下記の手法を用いて、官能基に由来する元素の最表面に
おける存在状態を定量化した。
の大きさに切出し、マグネシウム線源を用いたESCA
(ESCALAB200X:VG社製)により定量を行
なった。元素濃度比は(CO +CN )/CC で示し、束
縛エネルギーが532eVに現れる酸素1Sピークの積分
値を酸素の相対感度の2.85で補正した数値(CO)
と、束縛エネルギーが399eVに現れる窒素1Sピーク
の積分値を窒素の相対感度(1.77)で補正した数値
の(CN )合計を、束縛エネルギーが284eVに現れ
る炭素1Sピークの積分値を炭素の相対感度の1.00で
補正した数値(CC )で割ることにより算出した。
の配合で混合したものを、同方向回転二軸押出機(PC
M45:池貝鉄工製)を用いてペレタイズした。次い
で、射出成形機を用いて、金型間を4mm(t1)に設定
した上下開きプレス金型(上部凸、下部凹)の下部金型
側部より樹脂を注入し、射出終了と同時に上部金型を下
方向へ移動させ、金型間を2mm(t2)まで圧縮し、1
0cm×10cm×2mmの平板を得た。尚、射出成形
機の樹脂温度は230℃であり、プレス金型の温度、プ
レス圧力は各々50℃、30トンであり、成形サイクル
は35秒であった。
CN )/CC は0.014、塗装密着性評価は100で
あり、碁盤目の剥離は見られなかった。
同様とした。このようにして得られた成形品の(CO +
CN )/CC は0、塗装密着性評価は0であり、碁盤目
は全て剥離した。
を2mmの一定とし、通常の射出成形と同じとした以外
は実施例1と同様とした。その成形サイクルは35秒で
あり、得られた成形品の(CO +CN )/CC は0.0
02、塗装密着性評価は0であり、碁盤目は全て剥離し
た。
と同じ方法で成形を行なった。このようにして得られた
成形品の(CO +CN )/CC は0.021、塗装密着
性評価は100であり、碁盤目の剥離は見られなかっ
た。
を2mmの一定とし、通常の射出成形と同じとした以外
は実施例2と同様とした。このようにして得られた成形
品の(CO +CN )/CC は0.002、塗装密着性評
価は0であり、碁盤目は全て剥離した。
の配合とした以外は実施例1と同じ方法で成形を行なっ
た。このようにして得られた成形品の(CO +CN )/
CCは0.013、塗装密着性評価は100であり、碁
盤目の剥離は見られなかった。
を2mmの一定とし、通常の射出成形と同じとした以外
は実施例3と同様とした。このようにして得られた成形
品の(CO +CN )/CC は0.002、塗装密着性評
価は0であり、碁盤目は全て剥離した。
の配合とし、t1を3mmとした以外は実施例1と同じ方
法で成形を行なった。このようにして得られた成形品の
(C O +CN )/CC は0.022、塗装密着性は10
0であり、碁盤目の剥離は見られなかった。
0、20重量部の配合とし、t1を3mmとした以外は実
施例1と同様とした。このようにして得られた成形品の
(CO+CN )/CC は0.013、塗装密着性評価は
100であり、碁盤目の剥離は見られなかった。
0、30、20、10重量部の配合とし、t1を3mmと
した以外は実施例1と同様とした。このようにして得ら
れた成形品の(CO +CN )/CC は0.010、塗装
密着性評価は100であり、碁盤目の剥離は見られなか
った。
脂を含んだポリオレフィン系樹脂を特定のプレス成形方
法を用いて成形することによって、塗装性に優れ、ソ
リ、歪が小さい製品を射出成形と同じサイクルで成形で
きる。
Claims (1)
- 【請求項1】 水酸基、アミノ基、カルボン酸基、無水
カルボン酸基、エポキシ基より選ばれた官能基の少なく
とも1種以上が結合した官能化ポリオレフィン系樹脂5
〜100重量%を含むポリオレフィン系樹脂をプレス成
形するにあたり、(1)溶融状態にあるポリオレフィン
系樹脂を、射出成形機を用いてプレス金型間に供給し、
(2)次いで、該プレス金型の少なくとも一方を移動さ
せ、プレス成形することを特徴とするポリオレフィン系
樹脂のプレス成形方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4945593A JP3375365B2 (ja) | 1993-03-10 | 1993-03-10 | ポリオレフィン系樹脂のプレス成形方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4945593A JP3375365B2 (ja) | 1993-03-10 | 1993-03-10 | ポリオレフィン系樹脂のプレス成形方法 |
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