JPH06256322A - 抗真菌剤 - Google Patents

抗真菌剤

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JPH06256322A
JPH06256322A JP6336393A JP6336393A JPH06256322A JP H06256322 A JPH06256322 A JP H06256322A JP 6336393 A JP6336393 A JP 6336393A JP 6336393 A JP6336393 A JP 6336393A JP H06256322 A JPH06256322 A JP H06256322A
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JP
Japan
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group
formula
antifungal agent
compound represented
general formula
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Pending
Application number
JP6336393A
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English (en)
Inventor
Hiroyoshi Kodama
浩宜 児玉
Yoshimi Niwano
吉巳 庭野
Masanori Yoshida
正徳 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nihon Nohyaku Co Ltd
Original Assignee
Nihon Nohyaku Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 新規な抗真菌剤を提供する。 【構成】 一般式(I); (式中、R1 及びR2 は同一または異なって水素原子、
ハロゲン原子またはトリハロアルキル基を示し、R3
低級アルキル基;フェニル基;ハロゲン原子、低級アル
キル基、低級アルコキシ基から選ばれる1〜3個の基で
置換されたフェニル基を示す。但し、R1 ,R2 が同時
に水素原子の場合を除く。)で表されるトリアゾール化
合物を有効成分とする抗真菌剤。 【効果】 本発明のトリアゾール化合物は、人間や動物
の真菌感染を治療するのに有用な抗真菌剤である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は一般式(I); (式中、R1 及びR2 は同一または異なって水素原子、
ハロゲン原子またはトリハロアルキル基を示し、R3
低級アルキル基;フェニル基;ハロゲン原子、低級アル
キル基、低級アルコキシ基から選ばれる1〜3個の基で
置換されたフェニル基を示す。但し、R1 ,R2 が同時
に水素原子の場合を除く。)で表されるトリアゾール化
合物又は該化合物の薬学的に受容される塩を有効成分と
する抗真菌剤に関する。
【0002】
【従来の技術】本発明化合物が農業用殺菌活性を有する
ことは、特開平1−275566号公報に記載されてい
るが、医療用の抗真菌活性を有することは記載されてい
ない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明者らは、一般式
(I)で表される化合物が低用量で抗真菌作用を示すこ
とを見出して本発明を完成させるに到った。
【0004】前記一般式(I)で表される置換基の定義
において、ハロゲン原子としては、フッ素原子、臭素原
子、塩素原子等が、トリハロアルキル基としては、トリ
フルオロメチル基、トリクロロメチル基等が、低級アル
キル基としては、メチル基、エチル基、イソプロピル
基、n−プロピル基、低級アルコキシ基としては、メト
キシ基、エトキシ基、n−プロポキシ基、イソプロポキ
シ基、n−ブトキシ基、イソブトキシ基、s−ブトキシ
基等が挙げられる。
【0005】一般式(I)で表される化合物は、一般に
炭素−炭素二重結合においてE配置を有するラセミ体の
形で得られる。このラセミ体は公知の方法、例えば光学
活性分割カラム等で各エナンチオマーに分離できる。従
って、本発明の一般式(I)で表される化合物は、これ
らエナンチオマーの分離されたものおよびこれらの混合
物を包含するものである。
【0006】本発明の一般式(I)で表される化合物は
そのままで、あるいはその酸付加塩の形状で抗真菌剤と
して使用することができ、用いられる酸としては、塩
酸、硫酸、硝酸等の無機酸、シュウ酸、メタンスルホン
酸等の有機酸が挙げられる。
【0007】一般式(I)で表される化合物は、例えば
下記に示す方法により合成することができる。 (式中、R1 ,R2 及びR3 は前記に同じ)即ち、一般
式(I)で表される化合物は、一般式(II)で表される
化合物と式(III)で表される1,2,4−トリアゾール
を塩基の存在下に不活性溶媒中で反応させて得ることが
できる。
【0008】本反応を行うに当たっての反応試剤のモル
比は、等モル反応であるので等モル使用すればよいが、
どちらか一方を過剰に用いてもよい。本反応で使用でき
る有機溶媒としては、本反応の進行を阻害しないもので
あればよく、例えばメタノール、エタノール、アセトニ
トリル、ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシ
ド、テトラヒドロフラン、水及びこれらから選択される
溶媒を組み合せた混合溶媒を用いることができる。
【0009】使用できる塩基としては、水酸化ナトリウ
ム、水素化ナトリウム、炭酸カルシウム、ナトリウムメ
トキサイド、ナトリウムエトキサイド、カリウム tert-
ブトキサイド、テトラブチルアンモニウムフルオリド等
をあげることができ、これらは固体のまま使用すること
もまた溶媒に溶解させて使用することもできる。反応温
度は−20℃乃至溶媒の沸点域から適宜選択すればよい。
反応時間は、反応温度、反応スケールによって変動する
が 0.5乃至48時間の範囲から適宜選択すればよい。
【0010】反応終了後、目的物は通常の方法で精製さ
れるが、エナンチオマーは、例えば光学異性分離用カラ
ムなどの通常の方法によって分離される。一般式(II)
で表される化合物はJ. Am. Chem. Soc.84,867(1962), P
esticideScience 31,457(1991)に記載の方法によって合
成することができる。
【0011】 (式中、R1 ,R2 ,R3 は前記に同じ、Xはハロゲン
原子を示し、YはMgBr,Liを示す。)
【0012】又、一般式(I)で表される化合物はPest
icide Science Vol.31,457(1991)に記載の方法に従って
合成することができる。
【0013】 (式中、R1 ,R2 ,R3 は前記に同じ、ZはLi,M
gBrを示す。)
【0014】次に、一般式(I)で表される化合物の代
表例を表1に示すが、本発明はこれらのみに限定される
ものではない。
【0015】
【0016】
【合成例】次に、本発明化合物の合成例を示す。 合成例1 2−(2,4−ジフルオロフェニル)−2−〔1−メチ
ル−2(4−フルオロフェニル)−エテニル〕−1−ト
リアゾリル−2−エタノール(化合物番号6)の合成 1)2,4−ジフルオロプロピオフェノン4gとp−フ
ルオロベンズアルデヒド4.5gをメタノール40mlに溶解
し、室温で水酸化ナトリウム 0.2gを加えて、室温で一
晩攪拌した。メタノールを減圧下に留去し、残渣を水中
に注ぎ込み、酢酸エチルで抽出した。有機層を水洗し、
無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、減圧下で溶媒を留
去した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー
(酢酸エチル:n−ヘキサン=1:5)にて精製し2−
(2,4−ジフルオロフェニル)−2−〔1−メチル−
2(4−フルオロフェニル)−エテニル〕−ケトン 2.6
gを得た。
【0017】2)トリメチルスルホニウムヨード13.8g
をN,N−ジメチルホルムアミド30mlに溶解し、15℃迄
冷却した。次いで15℃以下でt−ブトキシカリウム 3.8
gを加えた。その後、同温度で1時間攪拌し、2−
(2,4−ジフルオロフェニル)−2−〔1−メチル−
2(4−フルオロフェニル)−エテニル〕−ケトン 2.2
gのジメチルスルホキシド10ml溶液を15℃以下で滴下
し、室温で一晩攪拌した。反応液を氷水中に注ぎ込み、
酢酸エチルで抽出し、有機層を水洗し、無水硫酸マグネ
シウムで乾燥した後、溶媒を減圧下で留去し、2−
(2,4−ジフルオロフェニル)−2−〔1−メチル−
2(4−フルオロフェニル)−エテニル〕−オキシラン
2.0gを得た。
【0018】3)2−(2,4−ジフルオロフェニル)
−2−〔1−メチル−2(4−フルオロフェニル)−エ
テニル〕−オキシラン 1.4g、トリアゾール 1.8g及び
t−ブトキシカリウム 1.5gをN,N−ジメチルホルム
アミド40ml中に溶解し 100℃で4時間攪拌した。その後
室温まで冷却し、反応液を氷水中に注ぎ込み、酢酸エチ
ルで抽出し、有機層を水洗し、無水硫酸マグネシウムで
乾燥した後、溶媒を減圧下で留去し、残渣をシリカゲル
カラムクロマトグラフィー(酢酸エチル)で精製し2−
(2,4−ジフルオロフェニル)−2−〔1−メチル−
2(4−フルオロフェニル)−エテニル〕−1−トリア
ゾリル−2−エタノール 0.5gを得た。
【0019】実施例2 2−(2,4−ジフルオロフェニル)−2−〔1−メチ
ル−2−プロペニル−1−トリアゾリル−2−エタノー
ル(化合物番号10)の合成 1)2,4−ジフルオロプロピオフェノンのシリルエノ
ールエーテル4gとアセトアルデヒドジエチルアセター
ル2.15gを乾燥ジクロロメタン60mlに溶解した。ドライ
アイス−アセトンバス冷却下にトリメチルシリルトリフ
ルオロメタントリフレート 1.0mlを滴下し6時間攪拌し
た。反応後、水60mlを加え、 温度を室温まで昇温し、 水
層をジクロロメタンで抽出した。合わせた有機層を水洗
し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、減圧下で溶媒
を留去した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィ
ー(酢酸エチル:n−ヘキサン=1:4)にて精製し3
−エトキシ−2−ブチル−(2,4−ジフルオロフェニ
ル)ケトン 3.2gを得た。
【0020】2)3−エトキシ−2−ブチル−(2,4
−ジフルオロフェニル)ケトン 3.2gとp−トルエンス
ルホン酸 0.5gを乾燥ベンゼン80mlに溶解し、モレキュ
ラーシーブス5Algを加え4時間還流した。室温まで
冷却後、不溶物を濾過した。濾液を水洗し無水硫酸マグ
ネシウムで乾燥した後、減圧下で溶媒を留去した。残渣
をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル:
n−ヘキサン=1:5)にて精製し2−2−ブテニル−
(2,4−ジフルオロフェニル)ケトン 1.1gを得た。
【0021】3)トリメチルスルホニウムヨード 6.9g
をジメチルスルホキシド30mlに溶解し、15℃迄冷却し
た。次いで15℃以下でt−ブトキシカリウム 3.8gを加
えた。その後、同温度で1時間攪拌し、2−2−ブテニ
ル−(2,4−ジフルオロフェニル)ケトン 1.1gのジ
メチルスルホキシド10ml溶液を15℃以下で滴下し、室温
で一晩攪拌した。反応液を氷水中に注ぎ込み、酢酸エチ
ルで抽出し、有機層を水洗し、無水硫酸マグネシウムで
乾燥した後、溶媒を減圧下で留去し、2−2−ブテニル
−(2,4−ジフルオロフェニル)−(1−メチル−2
−プロペニル)−オキシラン 1.0gを得た。
【0022】4)2−2−ブテニル−(2,4−ジフル
オロフェニル)−(1−メチル−2−プロペニル)−オ
キシラン 1.6g、トリアゾール 1.8gおよびt−ブトキ
シカリウム 1.5gをN,N−ジメチルホルムアミド40ml
中に溶解し 100℃で4時間攪拌した。その後室温まで冷
却し、反応液を氷水中に注ぎ込み、酢酸エチルで抽出
し、有機層を水洗し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した
後、溶媒を減圧下で留去し、残渣をシリカゲルカラムク
ロマトグラフィー(酢酸エチル)で精製し2−(2,4
−ジフルオロフェニル)−2−〔1−メチル−2−プロ
ペニル)−1−トリアゾリル−2−エタノール 0.5gを
得た。
【0023】本発明化合物は、人間や動物の真菌感染を
治療するのに有用な抗真菌剤である。たとえば、これら
は白癬菌属(Trichophyton)、カンジダ属(Candida) 、ア
スペルギルス属(Aspergillus) 等によってひきおこされ
る局所性真菌感染、粘膜感染、全身性真菌感染の治療に
用いることができる。本発明化合物は、単独で、もしく
は医薬上許容される不活性な担体または希釈剤からなる
組成物を経口もしくは非経口投与に適した投与剤型、例
えば液剤、錠剤、座剤、乳化剤、軟膏、クリーム、ロー
ション、パップ剤等に調整して使用される。
【0024】投与量は症状、年齢、体重、投与形態等に
よって異なるが、全身的治療の場合には、通常成人1日
当たり体重1kg当たり0.05〜 100mg、好ましくは 0.5〜
50mgを1回または数回に分けて投与することができる。
局所的治療における有効成分の濃度は 0.001%〜5%、
好ましくは 0.1〜2%が最適である。
【0025】次に処方例を示すが、本発明はこれらのみ
に限定されるものではない。尚、部は重量部を表す。 処方例1 本発明化合物 0.01部 を 0.5%カルボキシメチルセルロース 99.9部 に懸濁させて懸濁液とした。
【0026】処方例2 本発明化合物 1部 ポリエチレングリコール400 99部 を混合溶解して塗布用液剤とした。 処方例3 本発明化合物 2部 ポリエチレングリコール400 49部 ポリエチレングリコール4000 49部 を加温下混合溶解した後、冷却して軟膏とした。
【0027】処方例4 本発明化合物 3部 1,2−プロパンジオール 5部 グリセロールステアレート 5部 鯨ロウ 5部 イソプロピルミリステート 10部 ポリソルベート 4部 の混合物を加温し、冷却し、次いで攪拌しながら水68部
を加えクリームとした。
【0028】処方例5 本発明化合物 0.1部 ステアリルアルコール 5.0部 セタノール 5.0部 中鎖脂肪酸トリグリセリド 10.0部 ミリスチン酸イソプロピル 5.0部 ポリソルベート60 4.0部 モノステアリン酸ソルビタン 1.0部 パラオキシ安息香酸メチル 0.14部 パラオキシ安息香酸プロピル 0.06部 ジブチルヒドロキシトルエン 0.02部 精製水 残部 を常法に従って調整しクリームとした。
【0029】
【試験例】
試験例1 Sabouraudp's glucose broth 9.8ml にCandida albica
ns IFO 1270 (1.0K×107 cells/ml) 0.1mlを加え、試
験化合物10μg/mlおよび 0.1μg/mlを加えた時のそ
れぞれの発育阻害率を測定した。結果を表2に示す。
【0030】
【表2】 表2 ──────────────────────────── 化合物番号 発育阻害率(%) 10μg/ml 0.1μg/ml ──────────────────────────── 1 67 54 2 74 52 3 80 63 4 81 61 5 88 67 6 77 65 7 77 59 8 77 74 9 69 59 10 72 63 ──────────────────────────── 対照薬剤A 76 62 ──────────────────────────── 対照薬剤A:シス−1−アセチル−4−〔4−〔〔2−
(2,4−ジクロロフェニル)−2−(イミダゾール−
1−イルメチル)−1,3−ジオキソラン−4−イル〕
メトキシ〕フェニル〕ピペラジン(一般名:ケトコナゾ
ール)
【0031】試験例2 6週齢の雄ddY 系マウスを対照群は1群10匹、薬剤投
与群は1群5匹として供試した。カンジダGE培地(日
水製薬(株)製)で37℃で24時間前培養した。C. albic
ans IFO 1270( 2.5×107 cells/)4ml/mgの割合で接
種し、試験化合物を10mg/kgの容量で1日1回3日間連
日経口投与した。生存数の調査は菌接種日より10日目に
行った。結果を表3に示した。
【0032】
【表3】 表3 ───────────────────── 化合物番号 生存率(%) ───────────────────── 1 40 2 0 3 80 4 100 5 100 6 100 7 60 8 60 9 20 10 60 ───────────────────── 対照薬剤A 20 ─────────────────────
【0033】
【発明の効果】本発明のトリアゾール誘導体は、人間や
動物の真菌感染を治療するのに有用な抗真菌剤である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C07D 249:00 7167−4C 317:00) 9165−4C

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一般式(I); (式中、R1 及びR2 は同一または異なって水素原子、
    ハロゲン原子またはトリハロアルキル基を示し、R3
    低級アルキル基;フェニル基;ハロゲン原子、低級アル
    キル基、低級アルコキシ基から選ばれる1〜3個の基で
    置換されたフェニル基を示す。但し、R1 ,R2 が同時
    に水素原子の場合を除く。)で表されるトリアゾール化
    合物を有効成分とする抗真菌剤。
JP6336393A 1993-02-28 1993-02-28 抗真菌剤 Pending JPH06256322A (ja)

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JP6336393A JPH06256322A (ja) 1993-02-28 1993-02-28 抗真菌剤

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