JPH06259750A - 磁気記録媒体 - Google Patents
磁気記録媒体Info
- Publication number
- JPH06259750A JPH06259750A JP4397793A JP4397793A JPH06259750A JP H06259750 A JPH06259750 A JP H06259750A JP 4397793 A JP4397793 A JP 4397793A JP 4397793 A JP4397793 A JP 4397793A JP H06259750 A JPH06259750 A JP H06259750A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- back layer
- sulfobetaine
- magnetic
- recording medium
- urethane resin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Paints Or Removers (AREA)
- Magnetic Record Carriers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】磁気記録媒体のバック層に要求される耐磨耗性
の向上、保存安定性の向上 【構成】支持体に対し互いに反対面に磁性層及びバック
層を有する磁気記録媒体において、該バック層が水酸基
価5〜100( KOHmg /g ) のスルホベタイン含有ウレ
タン樹脂、充填剤、イソシアネート化合物を含む塗料に
よより形成されたことを特徴とする磁気記録媒体。 【効果】 本発明は塗膜の架橋性を向上させる事によ
り、バック層の耐磨耗性を向上させ、磁性層とバック層
の粘着防止し、ひいては磁気記録媒体に要求される耐久
性、保存安定性を向上せしめるものである。
の向上、保存安定性の向上 【構成】支持体に対し互いに反対面に磁性層及びバック
層を有する磁気記録媒体において、該バック層が水酸基
価5〜100( KOHmg /g ) のスルホベタイン含有ウレ
タン樹脂、充填剤、イソシアネート化合物を含む塗料に
よより形成されたことを特徴とする磁気記録媒体。 【効果】 本発明は塗膜の架橋性を向上させる事によ
り、バック層の耐磨耗性を向上させ、磁性層とバック層
の粘着防止し、ひいては磁気記録媒体に要求される耐久
性、保存安定性を向上せしめるものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気記録媒体に関し、
走行耐久性、表面平滑性に優れ、保存時に磁性面との粘
着性のないバック層に関する。
走行耐久性、表面平滑性に優れ、保存時に磁性面との粘
着性のないバック層に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に高級ビデオテープ、デジタルオー
ディオテープ、コンピュータ用テープ等の磁気記録媒体
には、支持体に対し磁性層と反対面にバック層が施され
ている。このバック層は、走行安定性を付与するととも
に、静電気防止効果、テープ終端検出のための光遮蔽効
果が要求されている。このため一般にはバック層にカー
ボンブラックを分散し、導電性、遮光性を付与すること
が行われている。
ディオテープ、コンピュータ用テープ等の磁気記録媒体
には、支持体に対し磁性層と反対面にバック層が施され
ている。このバック層は、走行安定性を付与するととも
に、静電気防止効果、テープ終端検出のための光遮蔽効
果が要求されている。このため一般にはバック層にカー
ボンブラックを分散し、導電性、遮光性を付与すること
が行われている。
【0003】近年、記録密度の増加に伴い磁性層の平滑
化、薄膜化が進みバック層の平滑性、耐磨耗性、導電
性、遮光性、機械強度等の諸特性に対する要求が厳しく
なってきている。例えば、バック層の平滑性が十分でな
いと、磁性層にバック層の凸凹が転写しドロップアウ
ト、SN比の低下の問題がおこる。バック層においてこ
れら十分な平滑性、導電性、遮光性を得るには比較的粒
子径の小さなカーボンブラックを高濃度に高分散する必
要があるが、粒子径が小さなカーボンブラックは一般に
比表面積、吸油量が大きく難分散性である。そこで水酸
基、カルボキシル基、スルホン酸基、スルホベタイン等
の極性基を含有した樹脂を使用し分散性を改善すること
が行われている。しかしこれら 極性基を導入した樹脂
は、イソシアネート化合物との硬化反応が十分でなく、
耐磨耗性の低下、保存時における磁性面との粘着等の問
題がある。特に高品位ビデオテープにおいては温度、湿
度において厳しい環境での耐久性、保存安定性が望まれ
ているが、上記極性基を含有する樹脂においてはこれら
の特性が十分でなかった。
化、薄膜化が進みバック層の平滑性、耐磨耗性、導電
性、遮光性、機械強度等の諸特性に対する要求が厳しく
なってきている。例えば、バック層の平滑性が十分でな
いと、磁性層にバック層の凸凹が転写しドロップアウ
ト、SN比の低下の問題がおこる。バック層においてこ
れら十分な平滑性、導電性、遮光性を得るには比較的粒
子径の小さなカーボンブラックを高濃度に高分散する必
要があるが、粒子径が小さなカーボンブラックは一般に
比表面積、吸油量が大きく難分散性である。そこで水酸
基、カルボキシル基、スルホン酸基、スルホベタイン等
の極性基を含有した樹脂を使用し分散性を改善すること
が行われている。しかしこれら 極性基を導入した樹脂
は、イソシアネート化合物との硬化反応が十分でなく、
耐磨耗性の低下、保存時における磁性面との粘着等の問
題がある。特に高品位ビデオテープにおいては温度、湿
度において厳しい環境での耐久性、保存安定性が望まれ
ているが、上記極性基を含有する樹脂においてはこれら
の特性が十分でなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】これらの問題を解決す
るため、磁気記録媒体のバック層に要求される耐磨耗性
の向上、保存安定性の向上を目的に鋭意検討を行った結
果、以下の磁気記録媒体を発明するに到った。
るため、磁気記録媒体のバック層に要求される耐磨耗性
の向上、保存安定性の向上を目的に鋭意検討を行った結
果、以下の磁気記録媒体を発明するに到った。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、支持体に対し
互いに反対面に磁性層及びバック層を有する磁気記録媒
体において、該バック層が水酸基価5〜100( KOHmg
/g ) のスルホベタイン含有ウレタン樹脂、充填剤、イ
ソシアネート化合物を含む塗料により形成される事によ
り塗膜の架橋密度を向上させ、上記問題点を解決できる
事を見出したものである。
互いに反対面に磁性層及びバック層を有する磁気記録媒
体において、該バック層が水酸基価5〜100( KOHmg
/g ) のスルホベタイン含有ウレタン樹脂、充填剤、イ
ソシアネート化合物を含む塗料により形成される事によ
り塗膜の架橋密度を向上させ、上記問題点を解決できる
事を見出したものである。
【0006】本発明に係わるスルホベタイン含有ウレタ
ン樹脂としては、スルホベタインを含有しないポリヒド
ロキシ化合物の一部をスルホベタインを含有するポリヒ
ドロキシ化合に置き換えたものとイソシアネート化合物
とを溶剤中あるいは無溶剤中で反応させる事により得ら
れる。スルホベタインを含有するポリヒドロキシ化合物
としては、水酸基を2個以上有する第3級アミンと、例
えば1、3−プロパンサルトン、シクロプロパンサルト
ンなどのサルトンとの反応生成物がある。また上記反応
生成物とスロホベタインを有しないグリコール成分及び
カルボン酸成分から通常のエステル化反応により得られ
るポリエステルポリオールであってもよい。またスルホ
ベタインを含有しないポリヒドロキシ化合物としてはポ
リエステルジオール、ポリエーテルジオール、ポリカー
ボネートジオール等の長鎖ジオールまたはエチレングリ
コール、ジエチレングリコール、プロピレングリコー
ル、1、4−ブタンジオール、1、3−ブタンジオール
等の短鎖ジオールがある。
ン樹脂としては、スルホベタインを含有しないポリヒド
ロキシ化合物の一部をスルホベタインを含有するポリヒ
ドロキシ化合に置き換えたものとイソシアネート化合物
とを溶剤中あるいは無溶剤中で反応させる事により得ら
れる。スルホベタインを含有するポリヒドロキシ化合物
としては、水酸基を2個以上有する第3級アミンと、例
えば1、3−プロパンサルトン、シクロプロパンサルト
ンなどのサルトンとの反応生成物がある。また上記反応
生成物とスロホベタインを有しないグリコール成分及び
カルボン酸成分から通常のエステル化反応により得られ
るポリエステルポリオールであってもよい。またスルホ
ベタインを含有しないポリヒドロキシ化合物としてはポ
リエステルジオール、ポリエーテルジオール、ポリカー
ボネートジオール等の長鎖ジオールまたはエチレングリ
コール、ジエチレングリコール、プロピレングリコー
ル、1、4−ブタンジオール、1、3−ブタンジオール
等の短鎖ジオールがある。
【0007】本発明のスルホベタイン含有ウレタン樹脂
の水酸基価は、5〜100(KOHmg/g) であり、好ましく
は5〜40(KOHmg/g) である。水酸基価が5(KOHmg/g)
より小さいとポリイソシアネートとの硬化時に十分な架
橋密度が得られず耐磨耗性が劣り、保存時に磁性面との
粘着を起こしや すい。また、水酸基価が100(KOHmg
/g) 以上になると架橋密度が上がりすぎるため、ウレタ
ン樹脂のもつ柔軟性が失われ脆くなりやはり耐磨耗性の
劣化を引き起こす。上記スルホベタイ含有ウレタン樹脂
の水酸基価は、ポリヒドリキシ化合物中の水酸基数とイ
ソシアネート化合物中のイソシアネート基数の配合比を
変えることにより調整できる。
の水酸基価は、5〜100(KOHmg/g) であり、好ましく
は5〜40(KOHmg/g) である。水酸基価が5(KOHmg/g)
より小さいとポリイソシアネートとの硬化時に十分な架
橋密度が得られず耐磨耗性が劣り、保存時に磁性面との
粘着を起こしや すい。また、水酸基価が100(KOHmg
/g) 以上になると架橋密度が上がりすぎるため、ウレタ
ン樹脂のもつ柔軟性が失われ脆くなりやはり耐磨耗性の
劣化を引き起こす。上記スルホベタイ含有ウレタン樹脂
の水酸基価は、ポリヒドリキシ化合物中の水酸基数とイ
ソシアネート化合物中のイソシアネート基数の配合比を
変えることにより調整できる。
【0008】本発明に係わるスルホベタイン含有ウレタ
ン樹脂のスルホベタイン含有量は約0.01〜0.5m
mol/gが分散性の点より好ましく、また分子量は、
重量平均分子量で10000〜100000が好まし
い。本発明に係わるポリイソシアネートは、イソシアネ
ート基が2個以上の低分子量ポリイソシアネートが挙げ
られ、例えばトリレンジイソシアネート、ジフェニルメ
タンジイソシアネート、キシリレンジイソシアネート、
イソホロンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシ
アネートなどの有機ジイソシアネート及びそれらの重合
体、上記有機ジイソシアネートとアルコールとのアダク
トタイプ等を挙げる事ができる。
ン樹脂のスルホベタイン含有量は約0.01〜0.5m
mol/gが分散性の点より好ましく、また分子量は、
重量平均分子量で10000〜100000が好まし
い。本発明に係わるポリイソシアネートは、イソシアネ
ート基が2個以上の低分子量ポリイソシアネートが挙げ
られ、例えばトリレンジイソシアネート、ジフェニルメ
タンジイソシアネート、キシリレンジイソシアネート、
イソホロンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシ
アネートなどの有機ジイソシアネート及びそれらの重合
体、上記有機ジイソシアネートとアルコールとのアダク
トタイプ等を挙げる事ができる。
【0009】また本発明に係わるスルホベタイン含有ウ
レタン樹脂単独で結合剤として使用することもできる
が、他の結合剤樹脂、例えば、ウレタン樹脂、硝化綿、
塩化ビニル樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、エ
ポキシ樹脂、アクリル樹脂、ポリエステル樹脂、ポリウ
レア樹脂、ポリマミド樹脂等と併用してもよく、スルホ
ベタイン含有ウレタン樹脂と上記他の結合剤との配合比
率としては、 10/90〜100/0が好ましい。
レタン樹脂単独で結合剤として使用することもできる
が、他の結合剤樹脂、例えば、ウレタン樹脂、硝化綿、
塩化ビニル樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、エ
ポキシ樹脂、アクリル樹脂、ポリエステル樹脂、ポリウ
レア樹脂、ポリマミド樹脂等と併用してもよく、スルホ
ベタイン含有ウレタン樹脂と上記他の結合剤との配合比
率としては、 10/90〜100/0が好ましい。
【0010】本発明に用いられる充填剤としては、カー
ボンブラック、炭酸カルシウム、硫酸バリウム、α−酸
化鉄、酸化チタン、アルミナ、ジルコニア、炭化ケイ
素、酸化ケイ素、酸化クロム、炭酸マグネシウム、シリ
カ等、一般にバック層に使用される充填剤が挙げられる
が、導電性、遮光性の点からカーボンブラックが好まし
い。またこれら充填剤の平均粒子径は特に制限はない
が、表面平滑性の点から10〜40μmが好ましい。ま
た平均一次粒子径10〜40μmの充填剤に平均一次粒
子径40〜500μmの充填剤を混合させる事により、
表面粗度の調整を行い走行性、耐久性を向上させる事も
できる。
ボンブラック、炭酸カルシウム、硫酸バリウム、α−酸
化鉄、酸化チタン、アルミナ、ジルコニア、炭化ケイ
素、酸化ケイ素、酸化クロム、炭酸マグネシウム、シリ
カ等、一般にバック層に使用される充填剤が挙げられる
が、導電性、遮光性の点からカーボンブラックが好まし
い。またこれら充填剤の平均粒子径は特に制限はない
が、表面平滑性の点から10〜40μmが好ましい。ま
た平均一次粒子径10〜40μmの充填剤に平均一次粒
子径40〜500μmの充填剤を混合させる事により、
表面粗度の調整を行い走行性、耐久性を向上させる事も
できる。
【0011】本発明に係わるスルホベタイン含有ウレタ
ン樹脂による充填剤の分散方法としては、充填剤とスル
ホベタイン含有ウレタン樹脂を単に混合し、ロールミ
ル、サンドミル、ボールミル、アトライター、ニーダー
等各種分散機で分散してもよいが、この時に硝化綿、塩
化ビニル樹脂等他の樹脂または、従来公知の分散剤を添
加してもよい。
ン樹脂による充填剤の分散方法としては、充填剤とスル
ホベタイン含有ウレタン樹脂を単に混合し、ロールミ
ル、サンドミル、ボールミル、アトライター、ニーダー
等各種分散機で分散してもよいが、この時に硝化綿、塩
化ビニル樹脂等他の樹脂または、従来公知の分散剤を添
加してもよい。
【0012】本発明に係わるスルホベタイン含有ウレタ
ン樹脂の充填剤に対する配合比は、充填剤100重量部
に対し5〜150重量部が好ましい。また本発明に係わ
るバック層にステアリン酸、パルミチン酸、オレイン酸
等の脂肪酸、脂肪酸の金属塩、脂肪酸エステル、シリコ
ン系潤滑剤、フルオロカーボン等の潤滑剤を添加する事
によりバック層の走行安定性、走行耐久性を一層高める
ことができる。
ン樹脂の充填剤に対する配合比は、充填剤100重量部
に対し5〜150重量部が好ましい。また本発明に係わ
るバック層にステアリン酸、パルミチン酸、オレイン酸
等の脂肪酸、脂肪酸の金属塩、脂肪酸エステル、シリコ
ン系潤滑剤、フルオロカーボン等の潤滑剤を添加する事
によりバック層の走行安定性、走行耐久性を一層高める
ことができる。
【0013】
【実施例】本発明を実施例に基づいて説明する。例中、
「部」「%」は、それぞれ「重量部」「重量%」であ
る。 実施例1 コバルト含有γ−Fe2 O3 100部 塩化ビニル樹脂(MR−110,日本ゼオン(株)) 10部 ウレタン樹脂(ニッポラン2301,日本ポリウレタン(株)) 10部 アルミナ 5部 トルエン 120部 メチルエチルケトン 120部 シクロヘキサノン 60部 上記組成物をサンドミルで分散した磁性塗料にイソシア
ネート化合物(コロネートL,日本ポリウレタン
(株))を3部、ミリスチン酸1部、n−ブチルステア
レート1部を加え、10μm厚のポリエチレンテレフタ
レート支持体上に塗布、配向、乾燥後、カレンダー処理
による鏡面加工を行い3μm厚の磁性塗膜を作成した。
「部」「%」は、それぞれ「重量部」「重量%」であ
る。 実施例1 コバルト含有γ−Fe2 O3 100部 塩化ビニル樹脂(MR−110,日本ゼオン(株)) 10部 ウレタン樹脂(ニッポラン2301,日本ポリウレタン(株)) 10部 アルミナ 5部 トルエン 120部 メチルエチルケトン 120部 シクロヘキサノン 60部 上記組成物をサンドミルで分散した磁性塗料にイソシア
ネート化合物(コロネートL,日本ポリウレタン
(株))を3部、ミリスチン酸1部、n−ブチルステア
レート1部を加え、10μm厚のポリエチレンテレフタ
レート支持体上に塗布、配向、乾燥後、カレンダー処理
による鏡面加工を行い3μm厚の磁性塗膜を作成した。
【0014】次に下記バックコート組成物をサンドミル
を用いて分散し、さらにコロネートLを20部加えて得
られたカーボンブラック分散体を磁性層と反対面に塗
布、乾燥して0.7μm厚のバック層を形成した後、6
0℃20時間硬化し、1/2インチ幅に裁断し磁気テー
プを作成した。 カーボンブラック (平均一次粒子径 17mμ) 100部 スルホベタイン含有ウレタン樹脂A 50部 (水酸基価 34mgKOH/g) (スホベタイン含有量 0.10mmol/g) (分子量Mw=15000,Tg=45℃ ) 塩化ビニル樹脂(MR−110,日本ゼオン(株)) 50部 トルエン 200部 メチルエチルケトン 200部 シクロヘキサノン 100部 実施例2 実施例1のバックコート組成物において、スルホベタイ
ン含有ウレタン樹脂Aを水酸基価10mgKOH/g、
分子量50000、スルホベタイン含有量0.1mmol/
gのスルホベタイン含有ウレタン樹脂Bに変更した以外
は実施例1と同様にして磁気テープを作成した。
を用いて分散し、さらにコロネートLを20部加えて得
られたカーボンブラック分散体を磁性層と反対面に塗
布、乾燥して0.7μm厚のバック層を形成した後、6
0℃20時間硬化し、1/2インチ幅に裁断し磁気テー
プを作成した。 カーボンブラック (平均一次粒子径 17mμ) 100部 スルホベタイン含有ウレタン樹脂A 50部 (水酸基価 34mgKOH/g) (スホベタイン含有量 0.10mmol/g) (分子量Mw=15000,Tg=45℃ ) 塩化ビニル樹脂(MR−110,日本ゼオン(株)) 50部 トルエン 200部 メチルエチルケトン 200部 シクロヘキサノン 100部 実施例2 実施例1のバックコート組成物において、スルホベタイ
ン含有ウレタン樹脂Aを水酸基価10mgKOH/g、
分子量50000、スルホベタイン含有量0.1mmol/
gのスルホベタイン含有ウレタン樹脂Bに変更した以外
は実施例1と同様にして磁気テープを作成した。
【0015】実施例3 実施例1のバックコート組成物において、スルホベタイ
ン含有ウレタン樹脂Aを水酸基価 95mgKOH/
g、分子量15000、スルホベタイン含有量0.1mm
ol/gのスルホベタイン含有ウレタン樹脂Cに変更した
以外は実施例1と同様にして磁気テープを作成した。
ン含有ウレタン樹脂Aを水酸基価 95mgKOH/
g、分子量15000、スルホベタイン含有量0.1mm
ol/gのスルホベタイン含有ウレタン樹脂Cに変更した
以外は実施例1と同様にして磁気テープを作成した。
【0016】実施例4 実施例1のバックコート組成物において、カーボンブラ
ックの使用量を100重量部から50部に変更し、また
新たに酸化チタンを50重量部加えた以外は実施例1と
同様にして磁気テープを作成した。 比較例1 実施例1のバックコート組成物においてスルホベタイン
含有ウレタン樹脂Aを水酸基価3mgKOH/g、分子
量50000、スルホベタイン含有量0.1mmol/gの
スルホベタイン含有ウレタン樹脂Dに変更した以外は実
施例1と同様にして磁気テープを作成した。
ックの使用量を100重量部から50部に変更し、また
新たに酸化チタンを50重量部加えた以外は実施例1と
同様にして磁気テープを作成した。 比較例1 実施例1のバックコート組成物においてスルホベタイン
含有ウレタン樹脂Aを水酸基価3mgKOH/g、分子
量50000、スルホベタイン含有量0.1mmol/gの
スルホベタイン含有ウレタン樹脂Dに変更した以外は実
施例1と同様にして磁気テープを作成した。
【0017】比較例2 実施例1のバックコート組成物において、スルホベタイ
ン含有ウレタン樹脂Aを水酸基価120mgKOH/
g、分子量15000、スルホベタイン含有量0.1mm
ol/gのスルホベタイン含有ウレタン樹脂Cに変更した
以外は実施例1と同様にして磁気テープを作成した。
ン含有ウレタン樹脂Aを水酸基価120mgKOH/
g、分子量15000、スルホベタイン含有量0.1mm
ol/gのスルホベタイン含有ウレタン樹脂Cに変更した
以外は実施例1と同様にして磁気テープを作成した。
【0018】比較例3 実施例3のバックコート組成物においてスルホベタイン
含有ウレタン樹脂Aを水酸基価3mgKOH/g、分子
量50000、スルホベタイン含有量0.1mmol/gの
スルホベタイン含有ウレタン樹脂Dに変更した以外は実
施例1と同様にして磁気テープを作成した。
含有ウレタン樹脂Aを水酸基価3mgKOH/g、分子
量50000、スルホベタイン含有量0.1mmol/gの
スルホベタイン含有ウレタン樹脂Dに変更した以外は実
施例1と同様にして磁気テープを作成した。
【0019】以上の実施例1〜4及び比較例1〜3で作
成した磁気テープのバック層の中心線平均粗さRa、6
0°鏡面反射率、バック層の耐磨耗性、磁性面との粘着
性、耐溶剤性を確認した。表面粗さRaは触針式表面粗
さ測定機によりJIS-B-0601-1982 に基づきカットオフ値
0.08で測定した。バック層の耐磨耗性はテープ走行
試験機において200パス後の傷つき程度を確認した。
また磁性面との粘着性は磁性面とバック面を張り合わせ
リールに巻いた後、80℃、90%の条件下で6時間保
存、その後真空乾燥機で1時間乾燥したテープの磁性面
とバック面を剥離するときの剥離強度をテンションゲー
ジを用いて測定した。以上の結果を表1に示した。
成した磁気テープのバック層の中心線平均粗さRa、6
0°鏡面反射率、バック層の耐磨耗性、磁性面との粘着
性、耐溶剤性を確認した。表面粗さRaは触針式表面粗
さ測定機によりJIS-B-0601-1982 に基づきカットオフ値
0.08で測定した。バック層の耐磨耗性はテープ走行
試験機において200パス後の傷つき程度を確認した。
また磁性面との粘着性は磁性面とバック面を張り合わせ
リールに巻いた後、80℃、90%の条件下で6時間保
存、その後真空乾燥機で1時間乾燥したテープの磁性面
とバック面を剥離するときの剥離強度をテンションゲー
ジを用いて測定した。以上の結果を表1に示した。
【0020】表1より、水酸基価が高いスルホベタイン
含有ウレタン樹脂を使用する事により塗膜の耐磨耗性、
磁性面との粘着性が改良されている事が判る。またこれ
らの塗膜は高い耐溶剤性を示しており塗膜の架橋が進ん
でいる事を示している。
含有ウレタン樹脂を使用する事により塗膜の耐磨耗性、
磁性面との粘着性が改良されている事が判る。またこれ
らの塗膜は高い耐溶剤性を示しており塗膜の架橋が進ん
でいる事を示している。
【0021】
【表1】
【0022】
【発明の効果】本発明は塗膜の架橋性を向上させる事に
より、バック層の耐磨耗性を向上させ、磁性層とバック
層の粘着防止し、ひいては磁気記録媒体に要求される耐
久性、保存安定性を向上せしめるものである。
より、バック層の耐磨耗性を向上させ、磁性層とバック
層の粘着防止し、ひいては磁気記録媒体に要求される耐
久性、保存安定性を向上せしめるものである。
【手続補正書】
【提出日】平成5年3月17日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】本発明に用いられる充填剤としては、カー
ボンブラック、炭酸カルシウム、硫酸バリウム、α−酸
化鉄、酸化チタン、アルミナ、ジルコニア、炭化ケイ
素、酸化ケイ素、酸化クロム、炭酸マグネシウム、シリ
カ等、一般にバック層に使用される充填剤が挙げられる
が、導電性、遮光性の点からカーボンブラックが好まし
い。またこれら充填剤の平均粒子径は特に制限はない
が、表面平滑性の点から10〜40mμが好ましい。ま
た平均一次粒子径10〜40mμの充填剤に平均一次粒
子径40〜500mμの充填剤を混合させる事により、
表面粗度の調整を行い走行性、耐久性を向上させる事も
できる。
ボンブラック、炭酸カルシウム、硫酸バリウム、α−酸
化鉄、酸化チタン、アルミナ、ジルコニア、炭化ケイ
素、酸化ケイ素、酸化クロム、炭酸マグネシウム、シリ
カ等、一般にバック層に使用される充填剤が挙げられる
が、導電性、遮光性の点からカーボンブラックが好まし
い。またこれら充填剤の平均粒子径は特に制限はない
が、表面平滑性の点から10〜40mμが好ましい。ま
た平均一次粒子径10〜40mμの充填剤に平均一次粒
子径40〜500mμの充填剤を混合させる事により、
表面粗度の調整を行い走行性、耐久性を向上させる事も
できる。
Claims (1)
- 【請求項1】 支持体に対し互いに反対面に磁性層及び
バック層を有する磁気記録媒体において、該バック層が
水酸基価5〜100( KOHmg /g ) のスルホベタイン含
有ウレタン樹脂、充填剤、イソシアネート化合物を含む
塗料によより形成されたことを特徴とする磁気記録媒
体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4397793A JPH06259750A (ja) | 1993-03-04 | 1993-03-04 | 磁気記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4397793A JPH06259750A (ja) | 1993-03-04 | 1993-03-04 | 磁気記録媒体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06259750A true JPH06259750A (ja) | 1994-09-16 |
Family
ID=12678782
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4397793A Pending JPH06259750A (ja) | 1993-03-04 | 1993-03-04 | 磁気記録媒体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06259750A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2019172854A (ja) * | 2018-03-29 | 2019-10-10 | 東洋インキScホールディングス株式会社 | コーティング用組成物および塗膜 |
-
1993
- 1993-03-04 JP JP4397793A patent/JPH06259750A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2019172854A (ja) * | 2018-03-29 | 2019-10-10 | 東洋インキScホールディングス株式会社 | コーティング用組成物および塗膜 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPS6363972B2 (ja) | ||
| JPS6013324A (ja) | 磁気記録媒体 | |
| US6545119B2 (en) | Magnetic recording media and thermoplastic polyurethane resins therefor | |
| JPH0121525B2 (ja) | ||
| JPH06259750A (ja) | 磁気記録媒体 | |
| US6042938A (en) | Magnetic recording medium | |
| US5130202A (en) | Magnetic recording medium containing an isocyanate-free branched thermoplastic polyurethane binder resin with urea groups at the chain ends | |
| JPH0262894B2 (ja) | ||
| US5637405A (en) | Magnetic recording medium having a backcoat layer containing carbon black, an organic colorant residue and a silicone compound | |
| JPH059847B2 (ja) | ||
| JP2520350B2 (ja) | 磁気記録媒体 | |
| JPH0576689B2 (ja) | ||
| US4895764A (en) | Magnetic recording media | |
| JP2609465B2 (ja) | 磁気記録媒体 | |
| JPH07287835A (ja) | 磁気記録媒体 | |
| JPS61269224A (ja) | 磁気記録媒体 | |
| JPS61110335A (ja) | 磁気記録媒体 | |
| JPS623421A (ja) | 磁気記録媒体 | |
| JPH08102038A (ja) | 磁気記録媒体 | |
| JPH0619823B2 (ja) | 磁気記録媒体 | |
| JPS60136915A (ja) | 磁気記録媒体 | |
| JPS61107534A (ja) | 磁気記録媒体 | |
| JPH0817035A (ja) | 磁気記録媒体 | |
| JPS618723A (ja) | 塗布型磁気記録媒体 | |
| JPS60229232A (ja) | 磁気記録媒体 |